JP2005242629A - 非接触情報記憶媒体および調理機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】食材容器の外表面に無線ICタグを添付する前記従来の構成では、食材容器から食材を出してしまうと、無線ICタグに記憶させてある情報が使えないという課題を有していた。
【解決手段】非接触情報記憶媒体30は、調理食材40に生産地で混入され、容器41に入れて、電子レンジ42の庫内に入れてある。電子レンジ42は、調理食材40に混入された非接触情報記憶媒体30から、RFリーダーライタ46がこの調理食材の調理方法、すなわち、マイクロ波の強度、照射時間、センサ検知温度、調理時間等を読み出して、マイクロコンピュータ44が調理を開始し、所定の時間が経過したら調理を完了する。
【選択図】図2
【解決手段】非接触情報記憶媒体30は、調理食材40に生産地で混入され、容器41に入れて、電子レンジ42の庫内に入れてある。電子レンジ42は、調理食材40に混入された非接触情報記憶媒体30から、RFリーダーライタ46がこの調理食材の調理方法、すなわち、マイクロ波の強度、照射時間、センサ検知温度、調理時間等を読み出して、マイクロコンピュータ44が調理を開始し、所定の時間が経過したら調理を完了する。
【選択図】図2
Description
本発明は、非接触情報媒体から記憶情報を読み出し、当該情報により最適な制御、調理を行うことを可能とする調理機器に関するものである。
従来、この種の家電機器は、例えば電子レンジの場合、操作するための操作キーが操作パネルに表示されており、ユーザは所望の操作キーをタッチすることによって機器の制御を行うことができる。また、調理メニューの選択は操作パネルのメニューキーの選択によるのが一般的である。この場合、設計段階あるいは工場出荷時にあらかじめ電子レンジの制御装置内のマイコンやメモリにメニュー毎のシーケンスあるいはプログラムやデータなどを保存させておくことになる。つまり、調理食材に最適な調理方法を選択しているわけではなく、そのキーに製造業者が特定し、プログラムした機能・動作を実行させていた。
また、近年の情報機器の発達に伴い、多様な利用が可能な半導体の情報記憶媒体及びアクセス装置を使用して、容器に封入された食材の調理情報を記憶している情報記憶媒体を容器に添付し、電磁調理装置が電波を用いてこの情報記憶媒体にアクセスし、前記調理情報を読み出し調理する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図10(a)は特許文献1に記載された食材容器を、図10(b)は携帯型リーダーライタを示すものである。図10(a)に示すように、調理方法を記録した無線ICタグ672が外表面に添付され、内部に食材を入れた食材容器671と、電磁調理装置(図示されず)とから構成され、電磁調理装置は、無線ICタグ672から調理方法を読み出し、この調理方法に基づいて、食材を調理する。無線ICタグ672には、食材を識別する「メーカー」「品名」と「製造番号」及び「製造日」「工場名」等を記憶している。電磁調理装置は、例えば、電子レンジであり、図10(b)の携帯型リーダーライタ20と同様の構成を内蔵している。また、様々な食材について、食材の品番と、当該食材に応じた調理方法との組、すなわち、読み出した品番に対応する照射時間を記憶している。そして、読み出した照射時間中、電磁波を食材容器に対して照射することで調理を行う。
特開2001−291079号公報
特開2001−307055号公報
しかしながら、食材容器の外表面に無線ICタグを添付する前記従来の構成では、食材容器から食材を出してしまうと、食材には無線ICタグが添付されていないので、無線ICタグに記憶させてある情報が使えないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、包装を破いて小分けにした後でも、他の調理物と混入した状態でも、記憶させた調理情報が使える非接触情報記憶媒体と、この調理情報に基づいて、調理プログラム、あるいは、データを選択することが可能な調理機器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の調理機器は、光を含む電磁波を用いて非接触に読み取りあるいは読み書き可能な、食材に混入した非接触情報記憶媒体と、前記非接触情報記憶媒体にアクセスし前記食材の情報を読み出す送受信手段と、食材に応じた調理プログラムを記憶する手段と、前記非接触情報記憶媒体に記憶された食材の情報に基づいて調理プログラムを選択する手段と、選択された調理プログラムに基づいて調理を行う調理手段とを備え、前記非接触情報記憶媒体は食せる素材のみで構成したものである。
これによって、包装を破いて食材を小分けにした後でも、他の調理物と混入した状態でも、記憶させた調理情報を読み出すことが可能となる。
また、本発明の調理機器は、有線方式或いは無線方式により情報端末と通信する通信手段とを備え、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は調理情報に加え、その最適な調理方法を掲載したインターネット上のサイトのアドレスを記憶させることにより、その情報を用いて前記情報端末を経由して情報提供装置(インターネットの所定のサイト)に自動的にアクセスするものである。
これによって、食材に混入された非接触情報記憶媒体を調理機器が識別し、当該食材に応じた調理レシピをインターネットより自動的にダウンロードすることが可能となる。
本発明の調理機器は、非接触情報媒体から読み出した、例えば、各家庭の実際のお米の保管状態や、食材の調理情報といった詳細な情報に基づいて、常に食材に最適な調理方法で自動調理を行うことができる調理機器を提供することができる。
第1の発明は、情報を記憶するメモリと、電源回路と、変復調回路を含む送受信回路と、クロックを含むロジック回路を内蔵しているICチップと、アンテナコイルとを樹脂製の封止材料で封止し、前記送受信回路の復調回路は、受信した電磁波を検波し基底帯域信号及びデータを復元し、前記電源回路は前記アンテナコイルが受信した電磁波から電磁誘導によってその動作電力を得る構成とし、前記送受信回路の変調回路は、データを送信するために搬送波を送信データに応じて変調させてアンテナコイルに出力し電磁波を送信する非接触情報記憶媒体であって、前記非接触情報記憶媒体は食用を可能とするべく、前記アンテナコイルは、フィルム上に形成し前記ICチップと一体化するとともに、前記電源回路内の蓄電用コンデンサも前記ICチップ上にシリコンと金を用いて形成し、かつ、前記フィルムと、前記封止樹脂はトウモロコシあるいは米粉を材料として用いた非接触情報記憶媒体とすることで、食品などに添付した際に、使用者がその食品を食したときに非接触記憶媒体を取り除くことを忘れ取り除くことなく調理を行い、食品に添付した非接触記憶媒体を誤って食したとしても安全である非接触記憶媒体を提供することを可能とするものである。また、食したとしても安全であるため、ときには食品に埋め込むことも可能で、流通過程や調理過程において非接触記憶媒体が取り除かれることなく、たとえば、包装を破いて食材を切り分けた後でも、他の調理物と混入した状態でも、調理器は、この記憶させた調理情報を読み出すことが可能となり、常に食材に最適な調理方法で自動調理を可能にすることができる。
第2の発明は前記非接触情報記憶媒体を複数個、調理食材の表面の複数カ所に印刷して形成したことにより、包装を破いて食材を切り分けた後でも、他の調理物と混入した状態でも、記憶させた調理情報を読み出すことが可能となり、常に食材に最適な調理方法で自動調理を行うことができる。
第3の発明は前記非接触情報記憶媒体を複数個、調理食材の複数カ所に埋め込んだことにより、包装を破いて食材を切り分けた後でも、他の調理物と混入した状態でも、記憶させた調理情報を読み出すことが可能となり、常に食材に最適な調理方法で自動調理を行うことができる。
第4の発明は請求項1〜3のいずれか1項に記載した非接触情報記憶媒体にアクセスし前記記憶媒体の情報を読み出す送受信手段と、食材に応じた調理プログラムを記憶する記憶手段と、前記非接触情報記憶媒体に記憶された食材の情報に基づいて前記記憶手段に記憶した調理プログラムを選択し、選択された調理プログラムに基づいて調理の動作を制御する調理制御手段とを備えた調理機器とすることにより、記憶させた調理情報を読み出すことで食材個々の性質を非接触記憶媒体より読み出し、食材個々の性質に最適な調理方法で自動調理を行うことができる。
第5の発明は前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は米の銘柄、生産地、生産者、生育状況、販売者、最適な炊飯シーケンスとすることにより、その情報を用いて最適な炊飯シーケンスで炊飯を行うことが可能となる。
第6の発明は保管庫に前記非接触情報記憶媒体に追記するRFリーダーライタを備え、保管庫での保管状況として温度、湿度等の経過情報を追記させることにより、その情報を用いて常に最適な調理方法で自動調理を行うことが可能となる。
第7の発明は精米器に前記非接触情報記憶媒体に追記するRFリーダーライタを備え、精米器での精米度合いを追記させることにより、その情報を用いて最適な炊飯シーケンスで炊飯を行うことが可能となる。
第8の発明は洗米機に前記非接触情報記憶媒体に追記するRFリーダーライタを備え、洗米機での洗米度合いを追記させことにより、その情報を用いて最適な炊飯シーケンスで炊飯を行うことが可能となる。
第9の発明は光を含む電磁波を用いて非接触に読み取りあるいは読み書き可能な、食材に混入された非接触情報記憶媒体と、前記非接触情報記憶媒体にアクセスし前記食材の情報を読み出す送受信手段と、食材に応じた調理プログラムを記憶する手段と、前記非接触情報記憶媒体に記憶された食材の情報に基づいて調理プログラムを選択する手段と、選択された調理プログラムに基づいて調理を行う調理手段と、有線方式或いは無線方式により情報端末と通信する通信手段とを備え、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は品番、品名もしくは銘柄、生産地、生産者、生育状況、販売者に加え、その最適な調理方法を掲載したインターネット上のサイトのアドレスとし、その情報を用いて前記情報端末を経由して情報提供装置と該当する最適な調理方法を取得することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における非接触情報記憶媒体の構成を示すブロック図(a)及び要部(A−A’)断面図(b)、図2は、調理機器(電子レンジ)のブロック図、図3は非接触情報記憶媒体のメモリ内容の構成を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における非接触情報記憶媒体の構成を示すブロック図(a)及び要部(A−A’)断面図(b)、図2は、調理機器(電子レンジ)のブロック図、図3は非接触情報記憶媒体のメモリ内容の構成を示す図である。
図1において、非接触情報記憶媒体30は、メモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36とを樹脂製の封止材料37で封止している。送受信回路33の復調回路は、例えば、受信した915MHzや、2.45GHzの電磁波を検波し、基底帯域信号及びデータを復元する。また、バッテリーは内蔵しておらず、電源回路32はアンテナコイル36が受信した電磁波から電磁誘導によってその動作電力を得る。他方、送受信回路33の変調回路は、データを送信するために搬送波を送信データに応じて変調させてアンテナコイル36に出力し、電磁波を送信する。変調方式は、例えば、キャリア(搬送)周波数の振幅を変えるASK、位相を変えるPSKなどを使用することができる。変・復調回路はロジック回路34によって制御されて、クロックに同期して動作する。メモリ31はデータを保存するROM、RAM、EEPROM及び/又はFRAM等から構成される。非接触情報記憶媒体30の構成要素や動作は当業界で周知であるためより詳しい説明は省略する。また、本実施の形態における非接触情報媒体30が一般的な非接触情報媒体と異なる点は、アンテナコイル36をフィルム38上に形成し、ICチップ35と一体化するとともに、電源回路32内の蓄電用コンデンサもICチップ35上にシリコンと金を用いて形成している。すなわち、全てシリコンと金(配線材)、樹脂で構成されている。さらに、フィルム38と、封止樹脂37はトウモロコシや、米粉から作られるものを、超音波圧着でシールしている。すなわち、自然界のもので作られ、サイズもごま粒以下(2mm角以下)なので、食しても問題が生じないものである。
図2において、非接触情報記憶媒体30は、調理食材40に生産地で混入され、容器41に入れて、電子レンジ42の庫内に入れてある。電子レンジ42はレンジ本来の機能であるマイクロ波加熱を行う加熱手段43と、調理制御手段であるマイクロコンピュータ44と、操作表示部45と、RFリーダーライタ46を有している。マイクロコンピュータ44には食材に応じた調理プログラムを記憶する手段として半導体メモリ、もしくはSDカード等の記憶手段47を備えている。非接触情報記憶媒体30に調理食材の調理方法に関する情報が、記憶手段47には、各食材の材料、分量、調理手順、すなわち、レシピが記憶されている。
以上のように構成された電子レンジについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が操作表示手段45上のスイッチを押し、電子レンジ42をオート調理モードで動作させると、調理食材40に混入された非接触情報記憶媒体30から、RFリーダーライタ46がこの調理食材の調理方法、すなわち、マイクロ波の強度、照射時間、センサ検知温度、調理時間等を読み出して、マイクロコンピュータ44が調理を開始し、所定の時間が経過したら調理を完了する。
以上のように、本実施の形態においては、非接触情報記憶媒体30から、この調理食材の調理方法を読み出して調理を行うことにより、マイクロ波の照射時間や、温度センサの検知温度、タイマ時間等をマニュアルで設定することなく、自動的に調理を完了することができる。調理物に混入してあるため、包装を破いて小分けにした後でも、非接触情報記憶媒体30の情報が使える。
また、本実施の形態では非接触情報記憶媒体30は同じ種類のものが複数個存在するが、通常は一番電波が強いか、あるいは一番近い一つか二つのものが読み出される。ここで、調理食材40及び混入された非接触情報記憶媒体30が複数の種類であった場合でも、それぞれの非接触情報記憶媒体30には、調理方法の送信をリクエストされてから、固有の遅延時間をおいてからデータを送信するように設計されているので、庫内に非接触情報記憶媒体30が複数種類存在する場合で、同時に同じコマンド(送信のリクエスト)を受け取り、一斉に個々のID及びデータをRFリーダーライタ46に送り返すことはないために、個別の非接触情報記憶媒体30を識別することが可能となる。従って、電子レンジ42の記憶手段47にあらかじめ記憶させているレシピに従って、食材の識別、分量の推測を行ったのち、最適な調理シーケンス・検知温度、マイクロ波の照射時間等で調理を行うことができる。
また、本実施の形態では非接触情報記憶媒体30図3(a)に示すように、食材を識別するシリアルNo.0:「品名」とシリアルNo.1:「品番」と、データとして「生産者」と、「販売者名」、「調理方法」を記憶しており、全ての調理食材に対応することができる。
また、本実施の形態の非接触情報記憶媒体30のアンテナコイル36は、RFリーダーライタ48内の検出コイルANTと非接触に電磁結合されている。アンテナコイル36と検出コイルANTは互いに近接、あるいは、数mの距離を隔てて配置することができる。アンテナコイル36は、検出コイルANTとの配置、実装面積、その他の条件に応じて所定の寸法、形状、自己インダクタンス、相互インダクタンスを有すれば良く、形状は四角形に限定されず、円形、楕円形などとしてもよい。また、電源回路32はアンテナコイル36が受信した電磁波から電磁誘導によってその動作電力を得る構成としたが、バッテリーを実装するセミパッシブ型や、アクティブ型の構成でも良い。
また、本実施の形態では非接触情報記憶媒体30は電子レンジ42が照射するマイクロ波で加熱され、アンテナコイル36及び金配線部材がショートするが、調理情報を既に読み出した後なので、問題は生じない。また、マイクロ波照射中はRFリーダーライタ部の検出アンテナANTを所定のインピーダンスで短絡し、マイクロ波による受電エネルギーの影響を無くすように動作させる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における非接触情報記憶媒体の構成を示す図である。
図4は、本発明の第2の実施の形態における非接触情報記憶媒体の構成を示す図である。
図4において、非接触情報記憶媒体48は、調理食材49の表面複数カ所に、生産地もしくは販売店で印刷して形成してある。非接触情報記憶媒体48は、メモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36と有しており、多重スクリーン印刷により形成される。まず、1回目の印刷により形成されたアンテナコイル36にICチップ35を埋め込み、2回目の印刷で金配線を行い、3回目の印刷でシールする。全てシリコンと金(配線材)、樹脂で形成されており、シール材はトウモロコシや米粉から作られた物を用いている。すなわち、自然界の物で作られ、サイズもごま粒以下(2mm角以下)なので、食しても問題が生じないものである。
以上のように構成された非接触情報記憶媒体48について、以下その動作、作用を説明する。
非接触情報記憶媒体48には、印刷された調理食材49の調理方法に関する情報が生産地もしくは販売店で、RFリーダーライタにより記録されており、調理する者が容器に入れて、調理機器、例えば、電子レンジの庫内に入れる。まず、操作表示手段上のスイッチを押し、電子レンジをオート調理モードで動作させると、調理食材49に印刷された非接触情報記憶媒体48から、電子レンジに備えたRFリーダーライタがこの調理食材49の調理方法、すなわち、マイクロ波の強度、照射時間、センサ検知温度、調理時間等を読み出して、調理を開始し、所定の時間が経過したら調理を完了する。
以上のように、本実施の形態においては、非接触情報記憶媒体48から、この調理食材49の調理方法を読み出して調理を行うことにより、マイクロ波の照射時間や、温度センサの検知温度、タイマ時間等をマニュアルで設定することなく、自動的に調理を完了することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における非接触情報記憶媒体の構成を示す図である。
図5は、本発明の第3の実施の形態における非接触情報記憶媒体の構成を示す図である。
図5において、非接触情報記憶媒体50は、調理食材51の表面複数カ所に、生産地もしくは販売店で埋め込んである。非接触情報記憶媒体50は、メモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36と有しており、アンテナコイル36をフィルム38上に形成し、ICチップ35と一体化するとともに、電源回路32内の蓄電用コンデンサもICチップ35上にシリコンと金を用いて形成している。すなわち、全てシリコンと金(配線材)、樹脂で構成されている。さらに、フィルム38と、封止樹脂37はトウモロコシや、米粉から作られるものを、超音波圧着でシールしている。すなわち、自然界のもので作られ、サイズもごま粒以下(2mm角以下)なので、食しても問題が生じないものとしている。
以上のように構成された非接触情報記憶媒体50について、以下その動作、作用を説明する。
非接触情報記憶媒体50には、それが埋め込まれた調理食材51の調理方法に関する情報が生産地もしくは販売店で、RFリーダーライタにより記録されており、調理する者が容器に調理食材51を入れて、調理機器、例えば、電子レンジの庫内に入れる。まず、操作表示手段上のスイッチを押し、電子レンジをオート調理モードで動作させると、調理食材51に埋め込まれた非接触情報記憶媒体50から、電子レンジに備えたRFリーダーライタがこの調理食材51の調理方法、すなわち、マイクロ波の強度、照射時間、センサ検知温度、調理時間等を読み出して、調理を開始し、所定の時間が経過したら調理を完了する。
以上のように、本実施の形態においては、非接触情報記憶媒体50から、この調理食材51の調理方法を読み出して調理を行うことにより、マイクロ波の照射時間や、温度センサの検知温度、タイマ時間等をマニュアルで設定することなく、自動的に調理を完了することができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の第4の実施の形態における炊飯器のブロック図、図7はその動作を示すフローチャートである。
図6は、本発明の第4の実施の形態における炊飯器のブロック図、図7はその動作を示すフローチャートである。
図6において、非接触情報記憶媒体52は、メモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36と有しており、アンテナコイル36をフィルム38上に形成し、ICチップ35と一体化するとともに、電源回路32内の蓄電用コンデンサもICチップ35上にシリコンと金を用いて形成している。すなわち、全てシリコンと金(配線材)、樹脂で構成されている。さらに、フィルム38と、封止樹脂37はトウモロコシや、米粉から作られるものを、超音波圧着でシールしている。すなわち、自然界のもので作られ、サイズもごま粒以下(2mm角以下)なので、食しても問題が生じないものとしている。また、非接触情報記憶媒体52は、生産地もしくは販売店で複数個を米袋内に混入させるとともに、RFリーダーライタで、そのICチップ35内のメモリ31に、その米の生産地、生産者名、生育状況、卸業者名、販売店名と、米の種類(玄米、白米、餅米、ジャポニカ米、インディカ米等)、銘柄(ササニシキ、コシヒカリ、あきたこまちなど)、精米度合い、最適な炊飯シーケンス(予熱(浸水)時間・温度、炊き上げ時間・温度、むらし時間・温度等のデータ)を記録させている。
一方、炊飯器54は、炊飯器本来の機能である保温、予熱(浸水)、洗米、精米などを行う炊飯手段55と、鍋56と、制御手段であるマイクロコンピュータ57と、操作表示部58と、RFリーダーライタ59から構成している。マイクロコンピュータ57には炊飯器54を機能させるために工場出荷時以前にあらかじめ作成したプログラムとデータ(米の種類、銘柄、精米度合い等と、それに適した調理方法との組み合わせ)を格納するメモリ60を備えている。
以上のように構成された炊飯器54と非接触情報記憶媒体52について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が「自動米種判別機能有り」と、「調理コース:白米」を選択し、炊飯キーを操作すると、炊飯器54はRFリーダーライタ59で鍋56内の米53に混入された非接触情報記憶媒体52から米53に関する情報を読み出し(図7、STEP61)、この情報に基づいて炊飯シーケンスを実行する。米種・銘柄データの受信すると米種・銘柄を決定する(STEP62、STEP63)。続いて、浸水時間・温度、炊き上げ時間・温度等を決定し(STEP64〜STEP67)、炊飯(STEP68)を開始する。
以上のように、本実施の形態では、米53に混入された非接触情報記憶媒体52にアクセスすることにより、米53に関する最適な炊飯シーケンスを自動的に選択・決定し、理想的な炊飯曲線に沿った炊飯をおこなうことができる。
また、本実施の形態の米53に混入された非接触情報記憶媒体52に、ライサーなどの保管庫にRFリーダーライタを備え、保管庫での保管状況として温度、湿度等の経過情報を追記させることにより、より炊飯時の米質に合った炊飯シーケンスを選択することができる。
また、本実施の形態の米53に混入された非接触情報記憶媒体52に、RFリーダーライタを備えた精米器で、精米器による精米度合いを追記させることにより、より炊飯時の米質に合った炊飯シーケンスを選択することができる。
また、本実施の形態の米53に混入された非接触情報記憶媒体52に、RFリーダーライタを備えた洗米機で、洗米機による洗米度合いを追記させることにより、より炊飯時の米質に合った炊飯シーケンスを選択することができる。
(実施の形態5)
図8は、本発明の第5の実施の形態における炊飯器のブロック図、図9はその動作を示すフローチャートである。
図8は、本発明の第5の実施の形態における炊飯器のブロック図、図9はその動作を示すフローチャートである。
図8において、非接触情報記憶媒体70は、メモリ31と、電源回路32と、変復調回路を含む送受信回路33、クロックを含むロジック回路34を内蔵しているICチップ35と、アンテナコイル36と有しており、アンテナコイル36をフィルム38上に形成し、ICチップ35と一体化するとともに、電源回路32内の蓄電用コンデンサもICチップ35上にシリコンと金を用いて形成している。すなわち、全てシリコンと金(配線材)、樹脂で構成されている。さらに、フィルム38と、封止樹脂37はトウモロコシや、米粉から作られるものを、超音波圧着でシールしている。すなわち、自然界のもので作られ、サイズもごま粒以下(2mm角以下)なので、食しても問題が生じないものとしている。また、非接触情報記憶媒体70は、生産地もしくは販売店で複数個を米71を収納する袋内に混入させるとともに、RFリーダーライタで、そのICチップ35内のメモリ31に、その米の生産地、生産者名、生育状況、卸業者名、販売店名と、米71の種類(玄米、白米、餅米、ジャポニカ米、インディカ米等)、銘柄(ササニシキ、コシヒカリ、あきたこまちなど)、精米度合い、最適な炊飯シーケンス(予熱(浸水)時間・温度、炊き上げ時間・温度、むらし時間・温度等のデータ)を記録させている。
一方、炊飯器72は、炊飯器本来の機能である保温、予熱(浸水)、洗米、精米などを行う炊飯手段73と、鍋74と、制御手段であるマイクロコンピュータ75と、操作表示部76と、RFリーダーライタ77と、第1の通信手段78aから構成しておいる。マイクロコンピュータ75には炊飯器72を機能させるために工場出荷時以前にあらかじめ作成したプログラムとデータ(米の種類、銘柄、精米度合い等と、それに適した調理方法との組み合わせ)を格納するメモリ79を備えている。また、炊飯器72には、情報端末80と第1の通信手段78aでブルートゥース通信、赤外線通信など各種通信方式により通信を行い、情報端末80を経由して通信網の一例であるインターネット81を介して情報提供装置82とプログラムとデータのダウンロードができる構成となっている。そして、情報端末80は、炊飯器72と通信する第1の通信手段78bと、制御手段であるマイクロコンピュータ83と、第2の通信手段84と、操作手段85と、表示手段86、データ保存手段87、タイマ88とを備えている。
以上のように構成された炊飯器72と非接触情報記憶媒体70について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が「自動米種判別機能有り」と、「調理コース:白米」を選択し、炊飯キーを操作すると、炊飯器72はRFリーダーライタ77で鍋74内の米71に混入された非接触情報記憶媒体70から米71に関する情報を読み出し(図9、STEP90)、この情報に基づいて炊飯シーケンスを実行する。米種・銘柄データの受信すると米種・銘柄を決定する(STEP91、STEP92)。続いて、浸水時間・温度、炊き上げ時間・温度等を決定し(STEP94〜STEP98)、炊飯(STEP99)を開始する。ここで、非接触情報記憶媒体70から読み出した米71に関する情報、特に米種と、銘柄が、炊飯器72にあらかじめ記憶させているプログラム及びデータに合致するものがない場合は(STEP93)、第1の通信手段78aを通じて情報端末80と通信を開始する。情報端末80は待機状態、もしくは操作手段85による操作状態であるが、炊飯器72から通信開始信号(STEP100)を検知すると、応答1を送信し(STEP101)、続いて送られてくる米種・銘柄データの受信(STEP102)を始める。一連のデータの受信が終わると受信データを解析する。解析結果、自分のデータ保存手段87に該当するプログラム・データが有る場合は、データ保存手段87から取り出し、応答情報を構成する。他方、該当するプログラム・データが無い場合は、情報提供装置82、例えば、米の生産者と、販売者名、及び炊飯器の製造者名から該当するホームページのダウンロードページにアクセスし、JAVA(登録商標)言語で書かれたプログラムで、該当の米71に関する情報を検索し、ダウンロードして応答情報を構成する。応答情報は、例えば、ヘッダーを米種・銘柄とし、データを最適な炊飯シーケンス(予熱(浸水)時間・温度、炊き上げ時間・温度、むらし時間・温度等の調理方法とする。応答情報の構成が終わると、炊飯器72へその情報を送信する。このデータの受信が終わる(STEP104)と、炊飯器72はこの一連の自動米種判別処理を完了し、この受信した調理方法に従って、浸水時間・温度、炊き上げ時間・温度等を決定し(STEP95〜STEP98)、炊飯(STEP99)を開始する。
以上のように、本実施の形態では、米71に混入された非接触情報記憶媒体70にアクセスすることにより、米71に関する炊飯シーケンスの情報の有無を判別でき、情報がない場合は、情報端末80と自動的に通信し、情報提供装置82から当該米71に関する炊飯シーケンス及びデータの両方或いは一方を通信にて自動的に更新することができる。つまり、情報を検索する操作、あるいは、URLを入力・確認する操作、及び、情報を入手する操作は不要であり、情報端末80の操作に習熟した使用者でなくとも炊飯器72の炊飯シーケンスを自動的に更新し、常に最適な炊飯を行うことができる。
また、本実施の形態のマイクロコンピュータ83には情報端末80を機能させるためにあらかじめ作成したプログラムとデータや、外部から伝達されたプログラムとデータ等を格納するデータ保存手段87を備えている。データ保存手段87は情報端末80に固定的に設置された半導体メモリやハードディスクに加え、一部が着脱可能なメモリカードによって構成することもできる。もちろん、データ保存手段87は必要に応じ全部を着脱可能にしたり、全部を固定的に設置することもできる。着脱可能な記憶手段としては、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)やICカード、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)等各種の記憶媒体が考えられる。
また、本実施の形態の情報提供装置82であるインターネット上のサイトの管理者がプログラムをバージョンアップした場合は、非接触情報記憶媒体70のシリアルナンバーもしくはキーナンバーを変更することで、再びインターネットのサイトに接続させて、バージョンアップされた新しいプログラム(調理方法:炊飯シーケンス)を再びダウンロードすることができる。また、サイトでは、新しい炊飯器72の機種を発売するごとにそれに対応した新しいプログラムを作って、サイト上に掲載するとともに、非接触情報記憶媒体70のシリアルナンバーもしくはキーナンバーを更新することができる。すなわち、米71に混入された非接触情報記憶媒体70には、米に関する調理方法以外の情報を付与することもできる。
また、本実施の形態の図8、STEP90(非接触情報記憶媒体70から米71に関する情報を読み出す)において、非接触情報記憶媒体70が検出できない時は、標準の炊飯シーケンスを実行する。使用者が「自動米種判別機能なし」を選択した場合も同様に非接触情報記憶媒体70から米に関する情報読み出すことなく、炊飯器72であらかじめ設定された標準の炊飯シーケンスを実行する。
また、本実施の形態の第1の通信手段78a、78bは、例えば、電力線搬送通信方式、微弱無線通信方式、小電力無線通信方式、ブルートゥース通信方式、各種IrDAを含む赤外線通信方式などで実現可能であるが、ここでは施工も比較的簡単にでき、家一軒をカバーできる通信エリアを持つ経済的でフレキシブルなシステムである省電力のエコーネット準拠「小電力無線」を通信手段としている。
また、本実施の形態の炊飯器72は、炊飯、保温、予熱(浸水)、洗米、精米、等炊飯に係わる機能の全部又は一部を行う家庭用炊飯器や、職業用炊飯機、車載用炊飯器等の各種炊飯装置を含んでおり、動作方式としては電気、ガス等が考えられる。また、情報端末80との組み合わせは家庭用の他、小売店及びオフィス等の業務用大規模システム、ライスロボットでも実施可能である。このような業種では一台の炊飯装置でおこわやおかゆなど多種の調理を行いたいなどの要望が多く、加えて、コンビニエンスストアなどでの弁当の販売の増加など、業務用の炊飯を行う施設が増加し、炊飯回数や炊き上がり時間や料理の種類にあった炊飯を大量に簡単に行いたいとの要望が多い。一方、女性の社会進出や、お年寄り世帯の増加などで必ずしも主婦が家にいて炊飯することが必要ではなくなり、誰にでも操作できることが期待されている。非接触情報記憶媒体51には、ID情報や所定の保管情報の記録その他を格納することもできるため、炊飯装置の複雑な操作をする必要がなく、様々な調理方法に対応させた非接触情報記憶媒体70を混入するだけで、様々な調理シーンに対応させることができる。
以上のように、本発明にかかる調理機器は、非接触情報媒体から読み出した、例えば、各家庭の実際のお米の保管状態や、食材の調理情報といった詳細な情報に基づいて、常に食材に最適な調理方法で自動調理を行うことができる調理機器を提供することができるので、家庭用炊飯器や、職業用炊飯機、車載用炊飯器等の各種炊飯装置を含んでおり、動作方式としては電気、ガス等が考えられる。また、情報端末との組み合わせは家庭用の他、小売店及びオフィス等の業務用大規模システム、ライスロボット等にも適用できる。
30 非接触情報記憶媒体
31 メモリ
32 電源回路
33 送受信回路
34 ロジック回路
35 ICチップ
36 アンテナコイル
37 樹脂
38 フィルム
40 調理食材
44 マイクロコンピュータ
46 RFリーダーライタ
47 記憶手段
53 米
54 炊飯器
56 鍋
80 情報端末
81 インターネット
82 情報提供装置
31 メモリ
32 電源回路
33 送受信回路
34 ロジック回路
35 ICチップ
36 アンテナコイル
37 樹脂
38 フィルム
40 調理食材
44 マイクロコンピュータ
46 RFリーダーライタ
47 記憶手段
53 米
54 炊飯器
56 鍋
80 情報端末
81 インターネット
82 情報提供装置
Claims (9)
- 情報を記憶するメモリと、電源回路と、変復調回路を含む送受信回路と、クロックを含むロジック回路を内蔵しているICチップと、アンテナコイルとを樹脂製の封止材料で封止し、前記送受信回路の復調回路は、受信した電磁波を検波し基底帯域信号及びデータを復元し、前記電源回路は前記アンテナコイルが受信した電磁波から電磁誘導によってその動作電力を得る構成とし、前記送受信回路の変調回路は、データを送信するために搬送波を送信データに応じて変調させてアンテナコイルに出力し電磁波を送信する非接触情報記憶媒体であって、前記非接触情報記憶媒体は食用を可能とするべく、前記アンテナコイルは、フィルム上に形成し前記ICチップと一体化するとともに、前記電源回路内の蓄電用コンデンサも前記ICチップ上にシリコンと金を用いて形成し、かつ、前記フィルムと、前記封止樹脂はトウモロコシあるいは米粉を材料として用いた非接触情報記憶媒体。
- 請求項1に記載した非接触情報記憶媒体を食材の表面の複数カ所に印刷して形成した非接触情報記憶媒体。
- 請求項1に記載した非接触情報記憶媒体を食材の複数カ所に埋め込んで形成した非接触情報記憶媒体。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載した非接触情報記憶媒体にアクセスし前記記憶媒体の情報を読み出す送受信手段と、食材に応じた調理プログラムを記憶する記憶手段と、前記非接触情報記憶媒体に記憶された食材の情報に基づいて前記記憶手段に記憶した調理プログラムを選択し、選択された調理プログラムに基づいて調理の動作を制御する調理制御手段とを備えた調理機器。
- 非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は米の銘柄、生産地、生産者、生育状況、販売者、最適な炊飯シーケンスとし、その情報を用いて最適な炊飯シーケンスで炊飯を行う請求項4に記載の調理機器。
- 保管庫に前記非接触情報記憶媒体に追記するRFリーダーライタを備え、保管庫での保管状況として温度、湿度等の経過情報を追記させる請求項4に記載の調理機器。
- 精米器に前記非接触情報記憶媒体に追記するRFリーダーライタを備え、精米器での精米度合いを追記させる請求項4に記載の調理機器。
- 洗米機に前記非接触情報記憶媒体に追記するRFリーダーライタを備え、洗米機での洗米度合いを追記させる請求項4に記載の調理機器。
- 光を含む電磁波を用いて非接触に読み取りあるいは読み書き可能な、食材に混入された非接触情報記憶媒体と、前記非接触情報記憶媒体にアクセスし前記食材の情報を読み出す送受信手段と、食材に応じた調理プログラムを記憶する手段と、前記非接触情報記憶媒体に記憶された食材の情報に基づいて調理プログラムを選択する手段と、選択された調理プログラムに基づいて調理を行う調理手段と、有線方式或いは無線方式により情報端末と通信する通信手段とを備え、前記非接触情報記憶媒体に記憶させる情報は品番、品名もしくは銘柄、生産地、生産者、生育状況、販売者に加え、その最適な調理方法を掲載したインターネット上のサイトのアドレスとし、その情報を用いて前記情報端末を経由して情報提供装置と該当する最適な調理方法を取得する請求4〜8のいずれか1項に記載の調理機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004051078A JP2005242629A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 非接触情報記憶媒体および調理機器 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005242629A true JP2005242629A (ja) | 2005-09-08 |
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ID=35024313
Family Applications (1)
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JP2004051078A Pending JP2005242629A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | 非接触情報記憶媒体および調理機器 |
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- 2004-02-26 JP JP2004051078A patent/JP2005242629A/ja active Pending
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