JPH1167025A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents

パッファ形ガス遮断器

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JPH1167025A
JPH1167025A JP23105097A JP23105097A JPH1167025A JP H1167025 A JPH1167025 A JP H1167025A JP 23105097 A JP23105097 A JP 23105097A JP 23105097 A JP23105097 A JP 23105097A JP H1167025 A JPH1167025 A JP H1167025A
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arc
piston
fixed
operating rod
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JP23105097A
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English (en)
Inventor
Takeshi Shinkai
健 新海
Hitoshi Mizoguchi
均 溝口
Tadashi Mori
正 森
Katsumi Suzuki
克巳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開極動作の後半の高い圧力上昇によって生ず
る反力を低減し、小さい駆動エネルギーで長い時間安定
した高い遮断性能を得る。 【解決手段】 消弧性ガスが封入された容器内に対向配
置された固定接触子部10および可動接触子部20を有し、
固定接触子部10は固定アーク接触子1を有し、可動接触
子部20はその一部に排気孔3bを有する中空の操作ロッド
3と、この操作ロッド3の周囲に配置されてその前端部
で操作ロッド3に取り付けられる可動シリンダー4と、
可動シリンダー4の前方に取り付けられる中空の可動ア
ーク接触子5と、それを包囲する絶縁性のノズル7及び
可動シリンダー4内に挿入されるピストンを有し、開極
動作時には可動シリンダ4ーとピストンとの相対移動に
より消弧性ガスを圧縮して、ノズル内に高圧のガス流を
発生させ、可動アーク接触子5と固定アーク接触子1間
に発生するアークに吹き付けて消弧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電系統や配電系
統を保護するために線路の地絡故障や線間短絡故障など
による電流を遮断するガス遮断器に係わり、特に、開極
時の機械的圧縮とアークの熱エネルギーによる昇圧作用
とを併用して可動シリンダー内の圧力を上昇させ、接触
子間に発生するアークにガスを吹き付けて電流を遮断す
るように構成されたパッファ形ガス遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】現在72kV以上の高電圧送電系統の保
護用遮断器として、構造が単純で信頼性が高く、かつ優
れた遮断性能を有するパッファ形ガス遮断器が広く使用
されている。このパッファ形ガス遮断器では、可動接触
子と直結した可動シリンダーによってSF6 ガスなどの
消弧性ガスを圧縮して、高圧のガス流を形成しているた
め、そのしゃ断性能は可動シリンダーの圧力上昇によっ
て大きな影響を受けることになる。
【0003】ところで、従来のパッファ形ガス遮断器に
おいては、小さい可動シリンダーと小さい駆動エネルギ
ーから高い圧力上昇を得る方法が種々試みられている。
図11はその一つである従来のガス遮断器の一例であ
り、開極動作途中の状態を示すものである。
【0004】図11において、図示していない消弧性の
ガスが封入された容器内に図示するように固定接触子部
10と可動接触子部20が対向配置されている。なお、
以下簡略化の観点から可動接触子部20の位置関係につ
いて、固定接触子部10側の方向を前方、その反対側を
後方と定義して説明する。
【0005】まず、固定接触子部10は、固定アーク接
触子1とその周囲に配置された固定通電接触子2から構
成されている。一方、可動接触子部20は前端部にフラ
ンジ部3aを有する中空の操作ロッド3とこの操作ロッ
ド3の周囲に配置されてフランジ部3aに連結された可
動シリンダー4、フランジ部3aの前方に連結された中
空かつ指状の可動アーク接触子5とその周囲に配置され
た可動通電接触子6、可動アーク接触子5を包囲する絶
縁性のノズル7、可動シリンダー4内に挿入された固定
ピストン8から構成されている。
【0006】以上の可動接触子部20のうち、操作ロッ
ド3は、図示していない駆動装置によって、その軸方向
に往復動するように構成されており、その後部に中空部
とガス封入雰囲気空間を連通する複数の排気孔3bを有
している。また、可動アーク接触子5とノズル7との間
には、可動シリンダー4内部の圧縮空間S1で圧縮され
たガスを高圧のガス流として固定アーク接触子1側に導
くためのガス流路が形成されている。
【0007】更に固定ピストン8は、ロッド挿通穴を有
する円板状に形成されており、そのロッド挿通穴の周面
を操作ロッド3の外周面が摺動すると共に、その外周面
を可動シリンダー4が摺動するように構成されている。
この場合、固定ピストン8は、その後方に一体的に設け
られて軸方向に伸びる中空のピストン支持部8aを有
し、このピストン支持部8aによって図示していない支
持絶縁部材を介して図示していない容器内に固定され
る。
【0008】そして、このように固定された固定ピスト
ン8に対し、操作ロッド3と可動シリンダー4が一体的
に移動することにより、可動シリンダー4と固定ピスト
ン8が相対移動し、それによって可動シリンダー4の内
部に形成される空間S1が圧縮されるようになってい
る。
【0009】なお、ピストン支持部8aの後部には、そ
の中空部とガス封入雰囲気中を連通する複数個の排気孔
8bが設けられている。次にこのような構成のガス遮断
器における開極動作を説明する。
【0010】まず、開極動作途中の初期状態において
は、図11に示すように矢印Dの方向に操作ロッド3が
移動しており、この操作ロッド3を含む可動部、すなわ
ち、操作ロッド3とこれに連結された可動シリンダー
4、可動アーク接触子5、可動通電接触子6およびノズ
ル7が、矢印Dの方向に一体的に移動している。
【0011】図11はこのような開極動作によって固定
アーク接触子1と可動アーク接触子5が開離した直後の
状態を示しており、両アーク接触子1,5間にはアーク
11が発生している。
【0012】ここで、図11は電流値の大きい瞬時を示
しており、アークの体積は大きくなっている。このよう
な状態において、アーク11によって加熱された周囲の
ガスは、大別して3方向の高温ガス流12a,12b,
12cとなる。ここで、ガス流12aは、固定アーク接
触子1に沿ってノズル7の外部に流出するガス流であ
る。そして、ガス流12bは可動アーク接触子5の中空
部から操作ロッド3の中空部内に流入し、排気孔3bを
介してガス封入雰囲気空間に排出されるガス流である。
また、ガス流12cは可動アーク接触子5とノズル7間
のガス流路から可動シリンダー内に流入するガス流であ
る。
【0013】従って、可動シリンダー4内の空間S1の
圧力は可動シリンダー4とピストン8の相対移動による
機械的な圧縮作用に加えて、この高温ガス流12cによ
って伝達されるアークの熱エネルギーによっても昇圧さ
れることになる。
【0014】このような開極動作の初期状態から開極が
進むと、可動シリンダー4内の空間S1の圧力は遮断性
能を得る十分な値まで高められる。このように空間S1
が十分な圧力に昇圧された状態で、ノズル7のスロート
部が十分に開口すると、可動アーク接触子5とノズル7
のガス流路から固定アーク接触子1に向かって流れる高
圧のガス流が発生する。すなわち、前述したガス流12
cと逆向きのガス流が発生する。その一方で、可動アー
ク接触子5の中空部では開極動作の初期から前述したよ
うなガス流12bが発生しているため、アーク11はこ
のような2方向のガス流によって強力に冷却され、電流
遮断が達成される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパッファ形のガス遮断器においては、開極動
作の後半に可動シリンダー4内の圧力上昇が過大になる
と、その反力のため開極速度が急激に減じられ、圧力が
低下して遮断性能が低下してしまう可能性がある。この
点について、図12を参照して具体的に説明する。
【0016】図12は遮断電流と開極トラベルおよび可
動シリンダー内の圧力上昇の時間的な関係を表す。図1
2の実線Xに示すように、遮断電流のアーク時間が長い
場合には開極終了位置に達する前に圧力上昇の反力によ
って開極動作が停止に至り、さらには逆行することもあ
る。
【0017】このように開極動作が停止し、さらには逆
行した場合にもガスは流出しているため、可動シリンダ
ー内の圧力は低下する。そして、このような可動シリン
ダー内の圧力低下によって駆動力が反力より大きくなれ
ば、可動部に開極方向の加速度が加わるが、そのような
加速度が加わっても動作方向を直ちに逆転することは困
難である。
【0018】一方、このようにガスを流出した時点で、
可動シリンダー内の容積は小さくなっているため、圧縮
作用が無い状態ではその圧力は急速に低下する。その結
果、図12に示すように長いアーク時間での電流零点の
圧力が低下してガス吹き付けが弱くなり、遮断性能が低
下して必要な遮断アーク時間幅が得られない場合があ
る。
【0019】このような長いアーク時間での圧力低下を
防止する手段の一つは、駆動エネルギーと可動部の質量
を大きくすることである。そうすると可動部の慣性力が
大きくなって図12に点線X′で示すように、開極動作
が停止することがなくなり、圧力上昇についても点線で
示すように電流零点での値は十分に高く維持され、十分
に長い遮断アーク時間幅が得られる。
【0020】しかし、このようにすると大きな駆動装置
が必要となり、また可動部の部品の強度も大きくするこ
とが必要となり、遮断器全体寸法が大きくなる。遮断器
の大型化は製造と運用の両方のコストを上昇させてしま
うため、好ましくない。
【0021】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は開極動作の後半
の高い圧力上昇による反力を低減することにより、小さ
い駆動エネルギーで安定した高い遮断性能を得ることが
可能な優れたパッファ形ガス遮断器を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために,シリンダー内部に固定と浮動の
2種類のピストンを設け、シリンダー内部の空間を開極
動作の初期には両方のピストンによって圧縮し、開極動
作の途中からは固定ピストンのみによってガスを圧縮す
るように構成することにより、開極動作後半のガス圧縮
断面積を縮小して可動部の受ける反力を低減し、駆動エ
ネルギーの低減を可能にするものである。
【0023】請求項1に対応する発明は、消弧性ガスが
封入された容器内に、固定接触子部およびこの固定接触
子部に対して軸方向に移動可能に対向配置された可動接
触子部を有し、前記固定接触子部は固定アーク接触子を
備え、前記可動接触子部は一部に排気孔を有し且つ前方
部にフランジを有する中空の操作ロッドと、この操作ロ
ッドの周囲に配置され、且つその前方端部が前記操作ロ
ッドに取付けられた可動シリンダーと、この可動シリン
ダを同心円状に包囲するように設けられ、且つその内周
部に円周状に配置される集電コレクタを介して前記可動
シリンダーの外周部と摺動接触可能な集電シリンダー
と、前記可動シリンダーの前方端部に取付けられた中空
の可動アーク接触子と、この可動アーク接触子を包囲す
るように前記可動シリンダーに取付けられた絶縁性のノ
ズルと、前記可動シリンダー内に中空のピストン支持部
に支持させると共に、前記操作ロッドがその内周部を摺
動するように配置された固定ピストンと、前記集電シリ
ンダー内に配置されその後方に軸方向に伸びる筒状部及
び前記ピストン支持部の外径部を摺動すると共に、前記
固定ピストンによって前進位置が規制される浮動ピスト
ンとを備え、開極動作の初期には前記操作ロッド内の中
空部を前記操作ロッドの排気孔を通じて前記可動シリン
ダー内に連通し、開極動作の後期には前記操作ロッドの
排気孔を前記ピストンの後方に開口させて、前記操作ロ
ッドの中空部をガス封入雰囲気中に連通するように構成
し、前記可動シリンダーと前記固定ピストン及び浮動ピ
ストンとの相対移動により消弧性ガスを圧縮して前記ノ
ズル内に高圧のガス流を発生させ、このガス流を前記可
動アーク接触子と前記固定アーク接触子間に発生するア
ークに吹き付けて電流を遮断するようにしたものであ
る。
【0024】以上のような構成を有する請求項1に対応
する発明のガス遮断器によれば、次のような作用効果が
得られる。すなわち、開極動作の初期には浮動ピストン
が位置規制によって所定の前進位置に停止するため、操
作ロッドと可動シリンダーを含む可動部の動作に伴う可
動シリンダーとピストンとの相対運動により、可動シリ
ンダー内部の空間は、固定ピストンと浮動ピストンの両
方によって圧縮される。この場合、固定ピストンは可動
シリンダー内部におけるその前方に形成される第1の空
間を間接的に圧縮し、浮動ピストンはその前方に形成さ
れる第2の空間を圧縮することで、この第2の空間から
第1の空間にガスを送り込むように作用する。
【0025】このような開極動作の途中において、浮動
ピストンは第2の空間内のガスを全て放出し、可動シリ
ンダーの端部に係合する。この後、浮動ピストンは可動
シリンダーの端部に押圧され、固定ピストンのピストン
支持部上を摺動するため、可動シリンダー内部の第1の
空間は、固定ピストンのみによって圧縮されることにな
る。
【0026】従って、開極動作後半の圧縮面積を開極動
作初期に比べて浮動ピストンの圧縮断面積の分だけ縮小
することができる。その結果、このような圧縮断面積の
縮小分だけ可動部の受ける反力を低減することができ、
駆動エネルギーを低減することが可能となる。
【0027】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明において、開極終了位置において、前記操作
ロッドの前方に設けられるフランジ部の後方端面と前記
ピストンの前方端面との距離が、機械的必要長さより十
分に大きく、前記フランジ部の後方端面と前記ピストン
の前方端面との間に小容量の残留空間が構成されるよう
にするものである。
【0028】上記のような構成を有する請求項2に対応
する発明のガス遮断器によれば、請求項1に対応する発
明の作用効果に加えて、さらに次のような作用効果が得
られる。すなわち、空間は圧縮容積と圧縮を伴わない残
留容積からなるが、残留容積が大きいため、圧縮動作に
伴う過度の圧力上昇が緩和される。
【0029】従って、可動部の受ける反力は確実に低減
され、駆動エネルギーの低減が可能となる。また、圧力
上昇が緩やかになることから、圧縮ガスの吹き付け時間
も長時間に渡り、比較的小電流の遮断に対しては遮断可
能な時間幅が長くなる。
【0030】請求項3に対応する発明は、請求項1に対
応する発明において、前記固定ピストンの前方端面にシ
リンダー容積の一部となる凹部を有するものである。上
記のような構成を有する請求項3に対応する発明のガス
遮断器によれば、残留容積を固定ピストンの凹部によっ
て確保することから、請求項2に対応する発明と同様に
圧縮ガスの吹き付け時間を長くすることができる。同時
に可動シリンダーの前長を長くすることなく、残留容積
を確保することが可能なため、支持部に与える曲げモー
メントが大きくならず可動部は安定に支持される。
【0031】請求項4に対応する発明は、請求項1に対
応する発明において、前記操作ロッドの排気孔を開極動
作の初期から前記固定ピストンの後方に設け、前記操作
ロッドの中空部を開極の初期より、ガス封入雰囲気中に
連通するように構成するものである。
【0032】上記のような構成を有する請求項4に対応
する発明のガス遮断器によれば、固定、可動のアーク接
触子が開離してアークが発生した直後から、アークから
の高温ガスは前記アーク接触子の中空部と前記操作ロッ
ド中空部を経てガス雰囲気中に排出される。
【0033】従って、熱エネルギーによる圧力効果が小
さく、圧縮空間の圧力上昇は前記請求項1乃至3に対応
する発明より低くなる。しかしながら、開極動作の途中
からガス圧縮断面積を縮小して反力を低減する作用効果
については前記請求項1乃至3に対応する発明と同様に
得られる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下本発明によるパッファ形ガス
遮断器の実施の形態を図面を参照して説明する。図1乃
至図5は、本発明によるガス遮断器の第1の実施の形態
の構成を示すものであり、図1は開極状態を示す断面
図、図2は閉極状態を示す断面図、図3は開極動作の初
期状態を示す断面図、図4は開極動作の後期の状態を示
す断面図である。
【0035】図1乃至図4に示すように、消弧性のガス
が封入された図示していない容器内には、固定接触子部
10と可動接触子部20か対向配置されている。そのう
ち、固定接触子部10は、固定アーク接触子1とその周
囲に配置された固定通電接触子2から構成されている。
【0036】一方、可動接触子部20は前端部にフラン
ジ部3aを有する中空の操作ロッド3と、この操作ロッ
ド3の周囲に配置されてフランジ部3aの前方に連結さ
れた可動シリンダ4、操作ロッド3のフランジ部3a前
方に連結された中空かつ指状の可動アーク接触子5とそ
の周囲に配置された可動通電接触子6、可動アーク接触
子5を包囲する絶縁性のノズル7、可動シリンダー4の
外側に配置されピストン支持部22のフランジ部22b
に固定される集電シリンダー25および集電シリンダー
25内に配置されたピストン部から構成されている。
【0037】この場合、可動シリンダー4と集電シリン
ダー25はこれらの隙間に挿入された集電コンタクト2
6を介して摺動接触している。また、可動接触子部20
においては、ピストン部が固定ピストン21、中空のピ
ストン支持部22、浮動ピストン23及びバネ24から
構成されている。
【0038】すなわち、集電シリンダー25の内部にお
ける操作ロッド3の周囲の空間には、円形平板状の固定
ピストン21が配置され、この固定ピストン21はその
後方の中空で軸後方に伸びるピストン支持部22によっ
て固定されている。
【0039】このように固定ピストン21とピストン支
持部22が別部材として設けられているのは、ピストン
支持部22の外径部に浮動ピストン23を摺動可能に装
着し、且つ固定ピストン21の外周部によって浮動ピス
トン23の内周部を係止するためである。
【0040】ここで、固定ピストン21の内径は操作ロ
ッド3の外径drとほぼ等しく設定され、またピストン
支持部22の外径は固定ピストン21の外径よりも小さ
くなっている。
【0041】そして、ピストン支持部22の外側には浮
動ピストン23が配置されている。ここで、浮動ピスト
ン23の内径はピストン支持部22の外径とほぼ等しく
し、浮動ピストン23の外径は可動シリンダー4の内径
とほぼ等しくしてある。
【0042】この場合、この浮動ピストン23はピスト
ン支持部22のフランジ部22bとの間に設置されるバ
ネによって前方に付勢されると共に、固定ピストン21
の外径側の突起部によって前進位置が規制されるように
なっている。
【0043】さらに、図1に示す開極状態において、操
作ロッド3のフランジ部3aと浮動ピストン23とは予
め設定された距離L1Cを保持しており、操作ロッド3の
フランジ部3aと固定ピストンL2Cを保持している。な
お、開極トラベル長としてLtrが設定されている。
【0044】一方、操作ロッド3は、図示していない駆
動装置によって、その軸方向に往復運動するように構成
されているが、その排気孔3bは図11の従来例よりも
前方に設けられている。すなわち、図1に示す閉極状態
において、可動アーク接触子5の中空部及び操作ロッド
3の中空部を可動シリンダー4内の第1の空間S1及び
第2の空間S2と連通するようになっている。また、図
4に示す開極動作の後期においては、可動アーク接触子
5の中空部及び操作ロッド3の中空部をピストン支持部
22の中空部と排気口22aを介して連通するようにな
っている。
【0045】次に上記のように構成された第1の実施の
形態のガス遮断器の作用について図1乃至図4を用いて
説明する。まず、図1に示す閉極状態において、電流は
固定接触子部10の固定通電接触子2から可動通電接触
子部20の可動通電接触子6に流れ、更に集電コンタク
ト26を介して集電シリンダー25に流れている。この
ような閉極状態で、図2に示すように図示していない駆
動装置からの駆動力が矢印Dの方向に働き、操作ロッド
3が矢印方向に移動すると、操作ロッド3を含む可動
部、すなわち、操作ロッド3とそれに連結された可動シ
リンダー4、可動アーク接触子5、可動通電接触子6お
よびノズル7が矢印Dの方向に一体的に移動する。この
ような移動により、最初に固定通電接触子1と可動通電
接触子6が開離し、遅れて固定アーク接触子2と可動ア
ーク接触子5が開離する。
【0046】その結果、図2に示すように固定アーク接
触子1と可動アーク接触子5の間にアーク11が発生す
る。この場合、第1の圧縮空間S1および第2の圧縮空
間S2のガスは、固定ピストン21と浮動ピストン23
の両方により、集電シリンダー25の内径dc1と操作ロ
ッド3の外径dr との差による断面積、すなわちπ(d
c12 −dr 2 )/4の断面積で圧縮され、両圧縮空間の
容積は、断面積×移動距離だけ減少する。
【0047】そして、このような開極動作の移動距離
が、閉極状態における可動シリンダー4の小内径部4a
と浮動ピストン23との距離L1cに達すると、図2に示
すように、操作ロッド3のフランジ部3aが浮動ピスト
ン23に係合する。この距離L1cは開極トラベル長Ltr
の50%より短く設定されている。その後、開極動作が
進行し、可動部が更に矢印Dの方向に移動すると、図3
に示すように、浮動ピストン23は操作ロッド3のフラ
ンジ部3aに押圧され、バネ24を圧縮しながら可動シ
リンダー4と一体的に移動する。従って、図3に示すよ
うに、固定ピストン21の実質的な圧縮面の外径(=ピ
ストン支持部22の外径)をdp とした場合に、図2の
状態以降における可動シリンダー4内の圧縮断面積は、
π(dp 2−dr 2 )/4となり、開極動作初期の圧縮
断面積より縮小される。
【0048】ところで、このように圧縮断面積を確実に
縮小するためには、操作ロッド3のフランジ3aと浮動
ピストン23との間の密着性が不可欠である。開極速度
が大きいと、浮動ピストン23は衝撃ではじかれ、長時
間、操作ロッド3のフランジ部3aとの間に間隔ができ
てしまう。
【0049】本実施の形態では、開極速度がまだ大きく
ない開極動作の初期に両部材が係合するように設定され
ているので、衝撃力が少なく、両部材は係合後極めて短
い時間で密着し、一体的に後方に移動する。
【0050】一方、図2の状態から図3の状態に達する
時点で、電流値が大きい場合にはアーク11が大きく広
がり、このアーク11によって加熱されたガスは大別し
て、3方向の高温のガス流12a,12b,12cとな
る。
【0051】従って、可動シリンダー4内部の空間S1
の圧力は固定ピストン21及び浮動ピストン23による
機械的圧縮に加えて、このようなガス流12b,12c
によって伝達されるアークの熱エネルギーによっても十
分に昇圧されることになる。そのため、図3の状態の付
近では、可動シリンダー4内の圧力上昇値は極めて高く
なる。
【0052】その後、さらに開極が進み、図4に示すよ
うにノズル7のスロート部が十分に開口すると、可動ア
ーク接触子5とノズル7との間のガス流路から固定アー
ク接触子1と可動アーク接触子5との間のアーク11に
向かって流れる高圧のガス流13が発生する。
【0053】この高圧のガス流13は固定アーク接触子
1に沿ってノズル7の外部に流出するガス流13aと、
可動アーク接触子5の中空部から操作ロッド3の中空部
内に流入するガス流13bとに分かれ、アーク11を強
力に冷却する。
【0054】このように図4に示す時点では、操作ロッ
ド3の排気孔3cは固定ピストン21の後方に移動して
いるため、ガス流13bは排気孔3aと22aを介して
ガス封入雰囲気空間中に排出される。
【0055】なお、可動部が図4に示す開極トラベル長
Ltrを移動すると開極動作は終了する。そのときの操作
ロッド3のフランジ部3aと固定ピストン21の距離は
L1oである。ここで、L1oは操作ロッド3のフラン
ジ部3aと固定ピストン21が衝突しないための機械的
な余裕を確保する距離として設けられている。
【0056】このように第1の実施の形態においては、
図2に示した位置以後、可動シリンダー4内の圧縮面積
は開極動作初期の値より縮小される。そのため、図2に
示した位置以後の開極動作後半においては、圧力上昇値
を高くしながらしかも可動部の受ける反力を低減するこ
とができる。
【0057】このように開極動作後半の反力を低減でき
るため、駆動エネルギーを低減しても、開極動作後半の
減速度を低減でき,可動部は図4に示すように最終位置
まで無負荷開極に近い速度で動作する。その結果、駆動
エネルギーを低減しても、可動シリンダー4内の圧力上
昇値を長い時間に亘って高く維持することができる。従
って、本実施の形態によれば、小さい駆動エネルギーで
安定した高い遮断性能を得ることができる。
【0058】図5および図6は本発明によるガス遮断器
の第2の実施の形態を示すもので、図5は閉極状態の断
面図、図6は開極終了状態の断面図である。なお、図1
と同一部品には同一符号を付してその説明を省略し、こ
こでは異なる点について述べる。
【0059】この第2の実施の形態においては、開極動
作終了直前に、操作ロッド3の前方に設けられるフラン
ジ部3aの後方端面が開極動作終了状態におけるフラン
ジ部3aの後方端面よりも後方の位置まで、過渡的に移
動することをオーバストロークと定義し、開極動作終了
状態におけるフランジ部3aの後方端面の位置とオーバ
ストローク状態におけるフランジ部3aの後方端面の位
置の差の最大値をオーバーストローク長と定義した場合
に、開極終了状態におけるフランジ部3aの後方端面と
固定ピストン21の前方端面との距離がオーバストロー
ク長より十分に大きく、フランジ部3aの後方端面と固
定ピストン21の前方端面との間に小容量の残留空間が
形成されるように設定したものである。
【0060】即ち、図5及び図6において、開極ストロ
ーク長Ltrを移動して開極終了に至った状態における操
作ロッド3のフランジ部3aと固定ピストン21との距
離L1oをフランジ部3aと固定ピストン21が衝突しな
いために機械的余裕として必要な最低限の距離を超えて
十分大きく設定するようにしたものである。
【0061】従って、第1の空間S1は開極終了状態で
も残留体積として十分なボリュームを有している。この
L1o以外の部分については、前記第1の実施の形態と同
様に構成されている。
【0062】このような構成の第2の実施の形態によれ
ば、第1の実施の形態による作用効果に加えて、さらに
次のような作用効果が得られる。すなわち、圧縮空間S
1は純粋な圧縮容積と圧縮を伴わない残留容積からなる
が、残留容積が大きいため、圧縮動作に伴う過度の圧力
上昇が緩和される。
【0063】従って、可動部の受ける反力は確実に低減
され、駆動エネルギーの低減が可能となる。また、圧力
上昇が緩やかになることから、圧縮ガスの吹き付け時間
も長時間に渡り、比較的小電流の遮断に対しては遮断可
能な時間幅が長くなる。
【0064】図7および図8は本発明によるガス遮断器
の第3の実施の形態を示すもので、図7は閉極状態の断
面図、図8は開極終了状態を示す断面図である。なお、
図1と同一部品には同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる点について述べる。
【0065】第3の実施の形態においては、固定ピスト
ン21の前方端面に、シリンダー容積の一部S1'となる
凹部を設けるようにしたものである。また、開極ストロ
ーク長Ltrを移動して開極終了に至った状態における操
作ロッド3のフランジ部3aと固定ピストン21との距
離L1oをフランジ部3aと固定ピストン21が衝突しな
いために機械的余裕として必要な最低限の距離としてい
る。
【0066】本実施の形態では、L1oは必要最小として
いるが、S1'が圧縮空間S1の一部として存在している
ため、開極終了状態でも残留体積として十分なボリュー
ムを有していることになる。このL1oおよび固定ピスト
ン21以外の部分については前記第1の実施の形態と同
様に構成される。
【0067】このような構成の第3の実施の形態によれ
ば、第1の実施の形態による作用効果に加えて、さらに
次のような作用効果が得られる。すなわち、圧縮空間S
1は純粋な圧縮容積と圧縮を伴わない残留容積からなる
が、残留容積が大きいため、圧縮動作に伴う過度の圧力
上昇が緩和される。
【0068】従って、可動部の受ける反力は確実に低減
され、駆動エネルギーの低減が可能となる。また、圧力
上昇が緩やかになることから、圧縮ガスの吹き付け時間
も長時間に渡り、比較的小電流の遮断に対しては遮断可
能な時間幅が長くなる。
【0069】さらに、第2の実施の形態による作用効果
に加えて次のような作用効果が得られる。残留容積を固
定ピストン21の凹部で確保することから、可動シリン
ダー4の全長を長くすることなく、残留容積を大きく取
ることが可能であり、従って支持部に与える曲げモーメ
ントが大きくならず、可動部は安定に支持される。
【0070】図9および図10は本発明によるガス遮断
器の第4の実施の形態を示すもので、図9は閉極状態の
断面図、図10は開極終了状態の断面図である。なお、
図1と同一部品には同一符号を付してその説明を省略
し、ここでは異なる点について述べる。
【0071】この第4の実施の形態においては、操作ロ
ッド3の排気孔3bとガス流閉止部3cが閉極状態のと
き、固定ピストン21の後方の位置に設けている。すな
わち、可動アーク接触子5の中空部および操作ロッド3
の中空部は閉極状態を含む開極動作の初期から、ガス封
入雰囲気中に連通するように構成されている。図9およ
び図10においては、操作ロッド3の周辺以外は第2の
実施の形態の構成と同様であるが、図9および図10の
構成は代表の実施の形態であり、本実施の形態は第1お
よび第3の形態にも適用可能である。
【0072】このような構成の第4の実施の形態によれ
ば、固定アーク接触子1と可動アーク接触子5の開離後
発生するアークから可動アーク接触子5の中空部を経て
操作ロッド3の中空部に流れる高温ガスが、可動シリン
ダー4内の第1の空間S1に流入せず、ただちに操作ロ
ッド3の排気孔3bからピストン支持部22の中空部に
排出され、ピストン支持部22の排気孔22aを介して
ガス封入雰囲気中に排出される。
【0073】従って、熱による圧縮空間の昇圧効果は低
く、第1から第3の実施の形態より圧力上昇は低くな
る。しかしながら、開極動作の途中からガス圧縮断面積
を縮小して反力を低減する作用と効果については、第1
の実施の形態と同様である。
【0074】このように本実施の形態によれば、図11
の従来例に比べて各段に小さい駆動エネルギーで長い時
間安定した高い遮断性能を得ることができる。なお、本
発明は前述した各実施の形態に限定されるものではな
く、他にも多種多用な形態を実施可能である。例えば、
前記各実施の形態の中の複数の形態を適宜組み合わせる
ことも可能である。また、固定ピストンと浮動ピストン
の圧縮断面積の比率を含め、適宜選択可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
リンダー内部に固定と浮動の二種類ののピストンを設
け、シリンダー内部の空間を開極動作初期には両方のピ
ストンによって圧縮し、開極動作の途中からは固定ピス
トンのみによって圧縮する構成とすることにより、開極
動作の後半の高い圧力上昇による反力を従来に比べて低
減することができるため、小さい駆動エネルギーで安定
した高い遮断性能を得ることが可能な優れたパッファ形
ガス遮断器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態のパッファ形ガ
ス遮断器の閉極状態を示す断面図。
【図2】図1のパッファ形ガス遮断器の開極動作の初期
の状態を示す断面図。
【図3】図1のパッファ形ガス遮断器の開極動作の中期
の状態を示す断面図。
【図4】図1のパッファ形ガス遮断器の開極動作の後期
の状態を示す断面図。
【図5】本発明による第2の実施の形態のパッファ形ガ
ス遮断器の閉極状態を示す断面図。
【図6】同実施の形態のパッファ形ガス遮断器の開極終
了状態を示す断面図。
【図7】本発明による第3の実施の形態のパッファ形ガ
ス遮断器の閉極状態を示す断面図。
【図8】同実施の形態のパッファ形ガス遮断器の開極終
了状態を示す断面図。
【図9】本発明による第3の実施の形態のパッファ形ガ
ス遮断器の閉極状態を示す断面図。
【図10】同実施の形態のパッファ形ガス遮断器の開極
終了状態を示す断面図。
【図11】従来のパッファ形ガス遮断器の一例を示す開
極動作途中の状態の断面図。
【図12】従来のパッファ形ガス遮断器の遮断電流と開
極ストロークおよびシリンダー内部の圧力上昇の経時的
な関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1……固定アーク接触子 2……固定通電接触子 3……操作ロッド 3a……フランジ部 3b……排気孔 3c……ガス流閉止部 4……可動シリンダー 5……可動アーク接触子 6……可動通電接触子 7……ノズル 10……固定接触子部 11……アーク 12a〜12c……ガス流 13,13a,13b,13c……ガス流 20……可動接触子部 21……固定ピストン 22……ピストン支持部 22a……排気孔 22b……フランジ部 23……浮動ピストン 23a……パイプ部 23b……連通孔 24……バネ 25……集電シリンダー 26……集電コンタクト S1……第1の圧縮空間 S2……第2の圧縮空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 克巳 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消弧性ガスが封入された容器内に、固定
    接触子部およびこの固定接触子部に対して軸方向に移動
    可能に対向配置された可動接触子部を有し、 前記固定接触子部は固定アーク接触子を備え、 前記可動接触子部は一部に排気孔を有し且つ前方部にフ
    ランジを有する中空の操作ロッドと、この操作ロッドの
    周囲に配置され、且つその前方端部が前記操作ロッドに
    取付けられた可動シリンダーと、この可動シリンダを同
    心円状に包囲するように設けられ、且つその内周部に円
    周状に配置される集電コレクタを介して前記可動シリン
    ダーの外周部と摺動接触可能な集電シリンダーと、前記
    可動シリンダーの前方端部に取付けられた中空の可動ア
    ーク接触子と、この可動アーク接触子を包囲するように
    前記可動シリンダーに取付けられた絶縁性のノズルと、
    前記可動シリンダー内に中空のピストン支持部に支持さ
    せると共に、前記操作ロッドがその内周部を摺動するよ
    うに配置された固定ピストンと、前記集電シリンダー内
    に配置されその後方に軸方向に伸びる筒状部及び前記ピ
    ストン支持部の外径部を摺動すると共に、前記固定ピス
    トンによって前進位置が規制される浮動ピストンとを備
    え、 開極動作の初期には前記操作ロッド内の中空部を前記操
    作ロッドの排気孔を通じて前記可動シリンダー内に連通
    し、開極動作の後期には前記操作ロッドの排気孔を前記
    ピストンの後方に開口させて、前記操作ロッドの中空部
    をガス封入雰囲気中に連通するように構成し、前記可動
    シリンダーと前記固定ピストン及び浮動ピストンとの相
    対移動により消弧性ガスを圧縮して前記ノズル内に高圧
    のガス流を発生させ、このガス流を前記可動アーク接触
    子と前記固定アーク接触子間に発生するアークに吹き付
    けて電流を遮断することを特徴とするパッファ形ガス遮
    断器。
  2. 【請求項2】 開極終了状態における前記フランジ部の
    後方端面と前記固定ピストンの前方端面との距離がオー
    バストローク長より十分に大きく、前記フランジ部の後
    方端面と前記固定ピストンの前方端面との間に小容量の
    残留空間が形成されるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のパッファ形ガス遮断器。
  3. 【請求項3】 前記固定ピストンの前方端面にシリンダ
    ー容積の一部となる凹部を有することを特徴とする請求
    項1記載のパッファ形ガス遮断器。
  4. 【請求項4】 前記操作ロッドの排気孔を開極動作の初
    期から前記固定ピストンの後方に設け、前記操作ロッド
    の中空部を開極の初期より、ガス封入雰囲気中に連通す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載のパッ
    ファ形ガス遮断器。
JP23105097A 1997-08-27 1997-08-27 パッファ形ガス遮断器 Pending JPH1167025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107452544A (zh) * 2016-05-31 2017-12-08 株式会社日立制作所 气体截断器
CN114420482A (zh) * 2022-01-06 2022-04-29 平高集团有限公司 一种隔离动触头组件及具有隔离断口的高压开关设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107452544A (zh) * 2016-05-31 2017-12-08 株式会社日立制作所 气体截断器
CN114420482A (zh) * 2022-01-06 2022-04-29 平高集团有限公司 一种隔离动触头组件及具有隔离断口的高压开关设备
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