JPH1166687A - 磁気ヘッド装置、ディスクドライブ装置およびジンバル - Google Patents

磁気ヘッド装置、ディスクドライブ装置およびジンバル

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Publication number
JPH1166687A
JPH1166687A JP22182097A JP22182097A JPH1166687A JP H1166687 A JPH1166687 A JP H1166687A JP 22182097 A JP22182097 A JP 22182097A JP 22182097 A JP22182097 A JP 22182097A JP H1166687 A JPH1166687 A JP H1166687A
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JP
Japan
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head
gimbal
disk
supported
magnetic head
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Withdrawn
Application number
JP22182097A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Ito
伊藤  渉
Tatsuhiko Shigemoto
竜彦 繁本
Yutaka Hayata
裕 早田
Masayoshi Fujita
正儀 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH1166687A publication Critical patent/JPH1166687A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号記録面に対するヘッド部の追随性を向上
させるジンバルを提供することを目的とする。 【解決手段】 ジンバル31に、支持アームに対して固
定される枠体である環状枠部32と、この環状枠部32
に一端がねじれ方向に自由度をもって支持部33aが片
持ち支持され、且つ一方の面が上記ヘッド部の取り付け
面とされ、他方の面が一点支持される可動支持部である
ヘッド取付部33とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体の信号記録面に対するデータの記録および再生を行う
磁気ヘッド装置およびディスクドライブ装置、並びに磁
気ヘッド装置やディスクドライブ装置において磁気ヘッ
ド部をディスク状記録媒体の信号記録面に追随させるジ
ンバルに関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク等のディスク状記録
媒体の信号記録面に対するデータの記録または再生を行
うディスクドライブ装置は、パーソナルコンピュータを
始めとしてオフィスコンピュータやワードプロセッサー
等に広く用いられ、その普及は目覚ましい。
【0003】従来ディスクドライブ装置は、磁気ヘッド
装置によってフロッピーディスクのに対するデータの記
録または再生を行っている。図21には、磁気ヘッド装
置201における一方の支持アームの構成を示してい
る。図21に示すように、磁気ヘッド装置201は、ヘ
ッド部204と、ヘッド部204が載置されるジンバル
203と、ジンバル203が載置を支える構成物、いわ
ゆるヘッドアームやキャリッジ等の支持アーム202を
有して構成されている。
【0004】ディスクドライブ装置は、上記磁気ヘッド
装置201の有するヘッド部204によって、装着され
たフロッピーディスクの信号記録面に対するデータの記
録または再生を行っている。
【0005】上記ジンバル203は、ヘッド部を揺動さ
せることでによって、フロッピーディスクの信号記録面
に追随させることを可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジンバル2
03は、上述したように、ヘッド部204がフロッピー
ディスクの信号記録面に追随させるようにある程度の自
由度を有するように構成されている。
【0007】よって、ジンバル203によって、ヘッド
部204の自由度を増やすことは、信号記録面への追随
性を向上させることにつながる。
【0008】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、信号記録面に対するヘッド部の追随
性を向上させるジンバルを有する磁気ヘッド装置および
ディスクドライブ装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、上述の実情に鑑みてなさ
れたものであり、信号記録面に対するヘッド部の追随性
を向上させるジンバルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気ヘッド
装置は、上述の課題を解決するために、支持アームに対
して固定される枠体と、この枠体に一端がねじれ方向に
自由度をもって片持ち支持され、且つ一方の面がヘッド
部の取り付け面とされ、他方の面が一点支持される可動
支持部とを有するジンバルとを備える。
【0011】また、本発明に係るディスクドライブ装置
は、上述の課題を解決するために、支持アームに対して
固定される枠体と、この枠体に一端がねじれ方向に自由
度をもって片持ち支持され、且つ一方の面がヘッド部の
取り付け面とされ、他方の面が一点支持される可動支持
部とを有するジンバルとを備える。
【0012】そして、本発明に係るジンバルは、上述の
課題を解決するために、支持アームに対して固定される
枠体と、この枠体に一端がねじれ方向に自由度をもって
片持ち支持され、且つ一方の面が上記ヘッド部の取り付
け面とされ、他方の面が一点支持される可動支持部とを
備える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。この実施の形態は、ディスク
状記録媒体とされるフロッピーディスクの信号記録面に
対するデータの記録または再生を行う磁気ヘッド装置で
ある。
【0014】磁気ヘッド装置は、一対の支持アームの先
端にそれぞれヘッド部を対向させるように取り付けられ
ており、このヘッド部によってディスクを挟み込むよう
にして、信号記録面に対するデータの記録または再生を
行う。
【0015】上記磁気ヘッド装置は、ジンバルによっ
て、信号記録面に対するデータの記録または再生を行う
ヘッド部を揺動させることでフロッピーディスクの信号
記録面に追随させている。
【0016】図1には、上記ジンバル31の構成を示し
ている。ジンバル31は、断面薄板状に形成されてお
り、例えば、ステンレス材を用いて成形されている、こ
のジンバル31は、支持アームに対して固定される枠体
である環状枠部32と、この環状枠部32に一端がねじ
れ方向に自由度をもって支持部33aが片持ち支持さ
れ、且つ一方の面が上記ヘッド部の取り付け面とされ、
他方の面が一点支持される可動支持部であるヘッド取付
部33とを備える。
【0017】このように構成されたジンバル31は、ヘ
ッド取付部33が略長方形状に形成された舌片の片持ち
構造とされた、いわゆるベロ形状とされている。具体的
には、舌片とされるヘッド取付部33の長手方向の端面
が上記環状枠部32の内周に支持されている。
【0018】図2乃至図5には、支持アーム7上におけ
るスペーサ部材51、ジンバル35およびヘッド部1と
の構成を示している。なお、ジンバル35は、後述する
ように、環状枠部22に固定されているヘッド取付部3
3の支持部33が当該ヘッド取付部33の幅より小とさ
れて形成されている。
【0019】以下、磁気ヘッド装置を構成する各部につ
いて説明する。
【0020】上記ヘッド部1は、図6乃至図10に示す
ように、ディスクの記録面と接触した状態で、且つ第1
の記録密度でデータを記録または再生するための第1の
ヘッドチップ2と、ディスクの記録面から浮上した状態
で、且つ上記第1の信号密度より高い第2の記録密度で
データを記録または再生するための第2のヘッドチップ
3とから構成される。具体的には、ヘッドチップ2,3
は、セラミックを用いて形成されたスライダ6に取り付
けられている。これにより、ヘッド部1は、ディスクの
回転方向に延長されて、互いに平行に、ディスク側に突
出された第1および第2のレール6a,6bが設けらて
いるスライダ6と、第1のレール6aの略中央位置に設
けられ、ディスクの記録面と接触した状態で、且つ第1
の記録密度でデータを記録または再生するための第1の
ヘッドチップ2と、第2のレール6bの上記回転方向に
対して後側の位置に設けられ、ディスクの記録面から浮
上した状態で、且つ上記第1の信号密度より高い第2の
記録密度でデータを記録または再生するための第2のヘ
ッドチップ3とから構成される。
【0021】そして、支持アーム7からヘッド部1の面
までは、支持アーム7がフロッピーディスクを収納して
いるカートリッジに非接触とされている状態で、ヘッド
部1が上記ディスクの信号記録面に対する情報信号の記
録または再生を行うのに必要な寸法に決定されている。
【0022】上記ヘッドチップ2は、従来の標準記録密
度(下位モード)用のヘッドチップであり、ヘッドチッ
プ3は、高密度記録(上位モード)用のヘッドチップで
あって、共にスライダ6に取り付けられている。
【0023】スライダ6は、上記ジンバル35の略中央
に位置して配設されており、その裏面には、後述するよ
うにジンバル35に設けられた開口部を介してコア部8
が取り付けられている。
【0024】上記スライダ6は、2本のレール6aおよ
び6bを互いが平行して、ディスクの回転方向Rを基準
として、フロント側およびリア側が規定されて形成され
ている。
【0025】スライダ6には、図8に示すように、レー
ル6a,6bのフロント側にフロントテーパ6cが形成
され、また、レール6a,6bのリア側にリアテーパ6
dが形成されている。例えば、フロントテーパ6cは、
対向されるディスクの信号記録面となす角度が0.5゜
となるように、また、リアテーパ6dは、ディスクの信
号記録面となす角度が10゜となるように形成されてい
る。
【0026】そして、スライダ6において、レール6a
には、標準密度記録(下位モード)用のヘッドチップ2
が組み込まれ、レール6bには、高密度記録(上位モー
ド)用のヘッドチップ3が組み込まれる。
【0027】レール6aに設けているヘッドチップ2
は、その中央部に記録再生ヘッドのギャップ11および
消去ヘッドのギャップ12を形成している。記録再生ヘ
ッドのギャップ11および消去ヘッドのギャップ12
は、いわゆるトンネル・イレーズ・ヘッドをなすように
構成されている。また、レール6bであって、そのリア
位置に設けているヘッドチップ3は、線記録密度を高く
することができる構造、例えばMIG(Metal In Gap)
ヘッドの構造とされる。ここで、上位モードは、下位モ
ードと比してトラック密度が低いので、ヘッドチップ3
のトラック幅が下位モード用のヘッドチップ2のそれよ
り小さく形成している。
【0028】なお、下位モードは、ディスクを標準速度
で回転させて信号記録面に対するデータの記録または再
生を行うモードである。例えば、下位モードでのディス
クの回転数は、300rpmとされている。この下位モ
ードでは、ヘッドチップ2の表面とディスクとが接触し
て、信号記録面に対するデータを記録または再生する。
【0029】一方、上位モードは、上記下位モードより
大きな速度によってディスクを回転させて、信号記録面
に対するデータの記録または再生を行うモードである。
例えば、上位モードでのディスクの回転数は、3600
rmpとされる。この上位モードにおいては、ディスク
の高速回転によって、スライダ6と当該ディスクの信号
記録面との間に空気流による空気層、いわゆるエアーフ
ィルムが発生し、スライダ6ひいてはヘッドチップ3が
信号記録面に対して浮上された状態となる。これによっ
て、上位モードでは、ヘッドチップ3を信号記録面に非
接触状態でデータの記録または再生がなされることにな
る。
【0030】なお、2本のレール6a,6bを設けるこ
とによって、スライダ6は、トラック方向と直行する方
向で、安定してディスク面と平行となる姿勢をとること
ができる。
【0031】例えば上位モードでは、上述したように、
スライダ6が浮上している状態で、データの記録または
再生をしており、その際のディスク面とヘッドチップ3
のギャップとの間隔(浮上量)が所定のものとなるよう
になされる。例えば、浮上量は、50nmとされてい
る。
【0032】上記浮上量は、ディスクの相対的周速度を
一定とすると、レール6a,6bの幅等によって規定さ
れる。例えば、レール6a,6bの寸法は、幅が0.3
mm、長さが3mm、スライダ1からの突出量が0.1
mmとされる。なお、図示しないものの、レール6a,
6bの略中央位置に、ディスク回転方向との垂直方向に
延びる凹部を設けることで、上記浮上量を所定の値に安
定に制御することができる。
【0033】このよう構成されるヘッドチップ2,3
は、コアからの電圧によって、信号記録面に対するデー
タの記録が可能とされる。ヘッドチップ2のコアは、ジ
ンバル35の裏面に配設されるコア部8によって形成さ
れている。また、ヘッドチップ3用のコアは、ジンバル
35の表面上に配設されるものであって、スライダ6外
側面の凹形状に形成された収納部6eにコア13として
収納されている。
【0034】コア部8は、ジンバル35の裏面側に配設
されており、ヘッドチップ2用のコアを構成している。
このコア部8は、図6乃至図10に示すように、コイル
14,14が巻装されている第1のボビン部15および
第2のボビン部16と、各ボビン15,16に挿入され
るコアを構成する脚部17b,17c,17e,17f
を有するコア形成部材17とから構成される。
【0035】上記第1のボビン部15および第2のボビ
ン部16は、全体として略L字形状に形成されている。
そして、ボビン部15,16は、その一辺部分がコイル
14の巻装面15a,16aとなされ、この巻装面15
a,16aに形成された挿通孔15b,16bにコアが
挿通される。ボビン15,16においては、巻装面15
a,16aに巻装されたコイル14に電流が供給される
ことで、磁界が発生する。
【0036】上記コア形成部材17は、略コ字状に形成
された基体17aと、基体17a主面の角部に立設され
た棒状の脚部17b,17cと、脚部17b,17cの
間に立設された脚部17d,17eと、基体17aのそ
れぞれの端部に立設された脚部17f,17gとから構
成されている。
【0037】上記脚部17b,17c、および脚部17
d,17eは、磁性体を用いて形成されている。この脚
部17b,17c,17d,17eは、後述するよう
に、ヘッドチップ2のコアの構成部をなす。
【0038】脚部17b,17cには、ボビン15,1
6に形成されたボビン部15a,16bの挿通孔15
b,16bが挿通される。そして、脚部17b,17c
の端面は、スライダ6の裏面に臨むヘッドチップ2に接
触される。また、脚部17d,17eも同様に、ヘッド
チップ2に接触される。
【0039】このように、脚部17b,17c,17
d,17eがヘッドチップ2に接触されることで、スラ
イダ6の表面に臨んでヘッドチップ2に形成されている
記録再生ヘッドのギャップ11および消去ヘッドのギャ
ップ12を含む磁路が形成される。
【0040】具体的には、脚部17bと、脚部17d
と、基体17aにおける脚部17bおよび脚部17dの
間の部分17hと、記録再生ヘッドのギャップ11と
で、ボビン部15に巻装されるコイル14によって発生
する磁束の磁路が形成される。また、脚部17cと、脚
部17eと、基体17aにおける脚部17cおよび脚部
17eの間の部分17iと、消去ヘッドのギャップ12
とで、ボビン部16に巻装されるコイル14によって発
生する磁路が形成される。
【0041】上記脚部17f,17gは、スライダ6の
支持部とされ、例えば、基体17aに脚部17b,17
c,17d,17eが形成されたことに対するバランサ
ーとしての役目をなす。なお、この脚部17f,17g
は、非磁性体を用いて形成されている。
【0042】このように構成されているコア部8によっ
て、上記第1のボビン部15のコイル14に電流が供給
されると、記録再生ヘッドのギャップ11に磁界が形成
され、第2のボビン部16のコイル14に電流が供給さ
れると、消去ヘッドのギャップ12に磁界が形成され
る。
【0043】上述のようにコア部8において、基体17
a上に立設された脚部17b,17c,17d,17
e,17f,17gは、ジンバル35に形成される開口
部を介して、スライダ6に取り付けられている。
【0044】ジンバル35は、図11に示すように、薄
板状に形成されており、例えば、ステンレス材を用いて
成形されている、このジンバル35は、支持アームに対
して固定される枠体である環状枠部32と、この環状枠
部32に一端がねじれ方向に自由度をもって片持ち支持
され、且つ一方の面が上記ヘッド部の取り付け面とさ
れ、他方の面が一点支持される可動支持部であるヘッド
取付部33とを備える。
【0045】上記環状枠部32は、スペーサ部材5に対
する取り付け部とされる。そして、環状枠部32は、そ
の内周がヘッド取付部33に取り付けられるスライダ6
の外周形状より大となるように形成されている。
【0046】ヘッド取付部33は、断面薄板状に形成さ
れて、自由端側にヘッド部1が取り付けられる。ヘッド
取付部33は、例えば、ディスク回転方向に延びるよう
に環状枠部32の内周に一端部33aが支持され、他端
が自由端とされている。
【0047】また、ヘッド取付部33の幅は、載置され
ているスライダ6の幅より小とされている。具体的に、
幅は、ジンバル35の裏面に載置されているコア部8の
脚部17b,17c,17d,17e,17f,17g
がそれぞれスライダ6に適宜当接されるような形状とな
るように決定されている。これにより、環状枠部32と
支持部33によって構成される略コ字状に形成されてい
る開口部34には、コア部8の脚部17b,17c,1
7d,17e,17f,17gが挿通され、コア部8の
脚部17b,17c,17d,17e,17f,17g
は、この開口部34を介して、ヘッド取付部33上に載
置されたスライダ6の裏面に取り付けられる。このよう
に形成されたヘッド取付部33は、裏面がスペーサ部材
51のピボット52によって一点支持される。
【0048】図18には、従来タイプとするジンバル4
の形状を示している。ジンバル4は、開口部21a,2
1bが設けられて、ヘッドチップ2,3からなるヘッド
部1が取り付けらるヘッド取付部21と、ヘッド取付部
21の外周に、ディスク回転方向にのびる一対の内側の
タイバー22,22を介して、ヘッド取付部21を囲む
ように設けられた内側の環状枠部23と、当該内側の環
状枠部23の外周に位置して、上記ディスク回転方法と
の直交方向にのびる一対の外側のタイバー24,24を
介して、上記内側の環状枠部23を囲むように設けられ
た外側の環状枠部25とを備えている。
【0049】上記ヘッド取付部21は図6に示すスライ
ダ6の大きさに見合う矩形の環状枠型に形成されてい
て、取り付けられるスライダ6を支持するようになって
いる。このヘッド取付部21は、後述するように、その
裏面であって、スライダ6の略中央とされる位置を上述
したピボット等によって一点支持される。なお、ヘッド
取付部21には、長軸方向に平行に形成された略矩形状
の開口部21a,21bが設けられている。
【0050】このように、ジンバル4は、内側に設けた
タイバー22,22によって、ヘッド取付部21を2点
で支持して、さらに、外側に設けたタイバー24,24
によって、環状枠部23を2点で支持している。
【0051】上記内側のタイバー22,22は、上記ヘ
ッド取付部21の外周面から、ヘッド取付部21に取り
付けられたヘッド部1による記録方向、すなわちディス
クの回転方向と平行方向に伸びて、その先端で内側の環
状枠部23を内側から支持している。
【0052】上記内側の環状枠部23は、ヘッド取付部
21と同様の矩形状に形成されている。また、上記外側
のタイバー24,24は、上記内側の環状枠部23の外
周面から、ディスク回転方向に対して垂直方向に伸び
て、その先端で外側の環状枠部25を内側から支持して
いる。
【0053】このようにジンバル4を構成することで、
ヘッド取付部21に載置されるヘッド部1を揺動させて
動きに自由度を与え、フロッピーディスクの信号記録面
に対するヘッドチップ部1の追随させている。
【0054】本発明の実施の形態とされる図1に示すジ
ンバル31、図11に示すジンバル35は、環状枠部3
2に一端がねじれ方向に自由度をもって支持された舌片
板状に形成されたヘッド取付部33とすることで、上述
のジンバル4よりもヘッド部1の自由度が増し、特にね
じれ方向への自由度が増し、ディスクの信号記録面に対
する追随性が向上している。
【0055】また、図11に示すジンバル35は、ヘッ
ド支持部33の支持部の幅を小さくし、くびれ部33b
とすることで、例えば当該図11に示すように両側面に
切り欠きを形成したくびれ部33bとすることで、ヘッ
ド部1の自由度を増加させ、ディスクの信号記録面に対
する追随性を向上させることができる。
【0056】また、図13に示すジンバル35は、上記
図12に示すジンバル31のヘッド取付部33の支持端
にくびれ部33bを設けている。例えば、くびれ部33
bは、ヘッド取付部33の支持端の両側を略円状の切り
欠きすることで形成されている。
【0057】なお、上記環状枠部32を、内枠部と外枠
部とで、二重構造をして、内枠部の一辺が外枠部に支持
されるように構成し、ヘッド取付部を上記内枠部の上記
外枠部に対して固定された一辺に対向する辺の内周に片
持ち支持するように構成することもできる。具体的に
は、図12に示すように、ジンバル36を構成する。ジ
ンバル36は、ジンバル31の環状枠部32に、ヘッド
取付部33に平行するようスリット32a、32bと、
ヘッド取付部33の支持端側にスリット32cとが形成
されて、スリット32a,32b,32cとが一体とな
るように形成する。この場合、スリット32a,32
b,32cの外周部における環状枠部32がスペーサ部
材5の取り付け部とされる。
【0058】このように構成されたジンバル36は、さ
らに、ヘッド部1の自由度を増加させ、ディスクの信号
記録面に対する追随性を向上させることができる。
【0059】例えば、厚さ0.03mmのジンバルに載
置されたヘッド部1にモーメント(1mN mm)を加
えた場合、従来タイプとされる図18に示すジンバル4
では、ヘッド高さは、約2×10-3mmとなり、いわゆ
るヘッド取付部が片持ち構造とされた図1に示すジンバ
ル31及び図12に示すジンバル36では、ヘッド高さ
は、約1.3×10-3mmとなる。この結果からも明ら
かなように、片持ち機構とされた舌片からなる本発明の
実施の形態とされるジンバルの方が変位が大きく、バネ
定数が小さくなっている。
【0060】上述のように構成されたジンバル35は、
図2乃至図5に示すように、表面にヘッドチップ2,3
を有するヘッド部1を配設している。そして、ジンバル
は、その裏面に配設されるスペーサ部材51に取り付け
られている。
【0061】上記スペーサ部材51は、ピボット52を
含めて板材によって一体に成形されている。例えば、ス
ペーサ部材51は、板金を用いて成形されている。スペ
ーサ部材51には、支持アーム取付部51aと、ジンバ
ル35が取り付けられるジンバル取付面51cとが設け
られており、支持アーム取付部51aとジンバル取付部
51cとが壁部51bによって一体とされて形成されて
いる。
【0062】上記ジンバル取付面51cには、一体に形
成されたピボット52の両側に位置して開口部51d,
51dが設けられている。この開口部51d,51d
は、ジンバル取付面51cに取り付けられたジンバル3
5上のスライダ6に、コア形成部材8の脚部17b,1
7c,17d,17e,17f,17gを挿通するため
に設けている。
【0063】なお、壁部51bの支持アーム7からの高
さは、支持アーム7がフロッピーディスクを収納するカ
ートリッジに非接触とされている状態で、ヘッド部1が
フロッピーディスクの信号記録面に対してデータを記録
または再生することができる最小限度の高さとなるよう
に決定されている。
【0064】よって、支持アームにおける構成は、ヘッ
ドチップ2,3が取り付けられているヘッド部1と、対
向配置されるディスクの信号記録面に追随させるように
ヘッド部1を支持するジンバル35と、ジンバル35が
載置され、ピボット52によって載置されているジンバ
ル35のヘッド取付部33を一点支持するスペーサ部材
51とからなる。
【0065】なお、板材によってスペーサ部材51を成
形されているために、重量が軽くなり、これにより、支
持アーム7の先端部重量を軽くすることができる。
【0066】以上のように構成されたヘッド取付部が片
持ち構造とされたジンバルは、ヘッド部1のねじれ方向
の動きの自由度を増加させることができ、これによりヘ
ッド部1のディスクの信号記録面に対する追随性を向上
させることができる。
【0067】なお、スペーサ部材は、他の形状とするこ
ともできる。図13乃至図16には、モールド成形によ
ってスペーサ部材5を形成することもできる。
【0068】上記スペーサ部材5は、両側面が開口部4
3,44を設けてなる略方形枠状に形成された周囲壁4
1と、周囲壁41から一体となって形成され、ピボット
5aが形成されているピボット載置部42とから構成さ
れる。
【0069】上記ピボット載置部42は、載置部41b
側の周囲壁41内側面から開口部44の略中心に伸びて
形成されて、かつ開口部43に向かって立ち上がって形
成されている。そして、ピボット載置部42の立ち上が
った端面に一体とされてピボット5aが形成されてい
る。
【0070】上記ピボット5aは、端面が略球状に突出
して形成されており、当該球状に形成された面が開口部
43の略中央に位置するようにピボット載置部42上に
設けられている。
【0071】なお、スペーサ部材5は、周囲壁41の内
側にコア部8を配置することができように形成されてい
る。すなわち、スペーサ部材5の内側の形状は、ピボッ
ト載置部42が形成されることで、略コ字状とされてお
り、これにより、コア部8の周囲を囲う形状とされてい
る。
【0072】なお、スペーサ部材5の周囲壁41内に
は、磁気シールド45がインサートされて形成されてい
る。磁気シールド45を設けることで、ヘッドチップ
2,3に対する外部からの電気的なノイズを遮断するこ
とができる。
【0073】このように構成されたスペーサ部材4に
は、図17に示すように、ヘッド取付部にヘッド部1が
取り付けられたジンバル35が載置される。
【0074】上記磁気ヘッド装置は、パーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサー等において、フロッピーデ
ィスク等へのデータの書き込む用として用いられる。そ
して、磁気ヘッド装置は、ディスクドライブ装置内に配
設されている。
【0075】次にディスクドライブ装置について、図1
9及び図20を用いて説明する。ディスクドライブ装置
101において、磁気ヘッド装置112は、下側支持ア
ームとされるヘッドアーム108と、上側支持アームと
されるヘッドキャリッジ111とを有して、ヘッド部1
が対向されるように、ヘッドアーム108およびヘッド
キャリッジ111にそれぞれ取り付けられて構成されて
いる。
【0076】上記磁気ヘッド装置112のヘッドアーム
108の長さ方向をヘッドシーク方向(矢印A−B方
向)に揃えた状態で磁気ヘッド装置112をシャーシ1
13上に所謂縦置きに取り付ける。
【0077】上記シャーシ113に取付けられているヘ
ッドキャリッジ駆動用のモータ114でリードスクリュ
ー115を回転させると、ヘッドキャリッジ110およ
びヘッドアーム108がヘッドシーク方向にスライドす
る。
【0078】また、上記シャーシ113上には、カート
リッジホルダ116が、昇降可能に取付けられていると
共に、該カートリッジホルダ116とシャーシ113の
間にはスライドプレート117がスライド可能に取り付
けられている。
【0079】上記スライドプレート117は、イジェク
トボタン118を押圧すると、図示しないスライドプレ
ート戻しのコイルスプリングのばね力に抗して矢印A方
向にスライドする。
【0080】スライドプレート117が矢印A方向にス
ライドすると、該スライドプレート117の四隅部に設
けられたホルダ昇降操作部121,121,121,1
21の傾斜溝122でカートリッジホルダ116が上昇
される。
【0081】カートリッジホルダ116が上昇すると、
該カートリッジホルダ116に設けられているアーム係
合部123がヘッドアーム108に設けられている被係
合部124に係合して、ヘッドアーム108を板バネ1
09を中心にして上方に回動させ、ヘッドチップをカー
トリッジホルダ116の上方に逃がした状態にする。
【0082】上記状態の下でカートリッジホルダ116
内にディスクカートリッジ125を挿入すると、該ディ
スクカートリッジ125のシャッタ126がカートリッ
ジホルダ116の上面に設けたシャッタ開閉アーム12
7で開けられる。
【0083】上記シャッタ開閉アーム127でシャッタ
126が完全に開けられた状態になり、かつディスクカ
ートリッジ125がカートリッジホルダ116内に完全
に挿入された状態になると、上記ディスクカートリッジ
125でスライドプレートロック部材(図示省略)が押
圧操作され、該ロック部材によるスライドプレート11
7が解除される。
【0084】ロックが解除されるとスライドプレート1
17はスライドプレート戻しコイルスプリングのばね力
で矢印B方向にスライドする。
【0085】スライドプレート117が矢印B方向にス
ライドすると、上記ホルダ昇降操作部12,121,1
21,121の傾斜溝122によってカートリッジホル
ダ116は下降し、該カートリッジホルダ116内のデ
ィスクカートリッジ125のディスク127のハブ12
8をターンテーブル129にチャッキングする。
【0086】上記カートリッジホルダ116の下降と共
に、ヘッドアーム108も下方に向けて回動して上側ヘ
ッド103をディスク127の上面に接触させるのであ
る。
【0087】なお、ディスクドライブ装置101は、タ
ーンテーブル129を回転させるスピンドルモータ13
2や、その他の部品をマウントしたプリント基板が配設
される基台131と、シャーシ113の左右の側方に配
置され、カートリッジホルダ116を昇降可能に支持し
ているサイドパネル133,134と、シャーシ113
の前方に配置されており、カートリッジ挿入口136か
らカートリッジホルダ116内にディスクカートリッジ
125を挿入するようになっているフロンパネル135
と、カートリッジホルダ116の上方を覆うトップカバ
ー(シールド)137によって筐体を構成している。
【0088】また、図20は、ディスクドライブ装置に
おける磁気ヘッド装置を駆動させるための回路構成を示
している。
【0089】ディスクドライブ装置101は、フロッピ
ーディスク(標準密度または高密度)161をモータ1
62によりCAV(角速度一定)方式で回転する。そし
て、磁気ヘッド装置112の有する下位モード用のヘッ
ドチップ2又は上位モード用のヘッドチップ3によって
データの記録または再生を行う。
【0090】上記下位モード用のヘッドチップ2に対し
て、増幅回路171,ディジタル変調/ディジタル復調
回路172,フォーマット化/フォーマット分解回路1
73,バリティ生成/エラー訂正回路174,バッファ
メモリ175およびインターフェース176が接続され
る。同様に、上位モード用のヘッドチップ3に対して、
増幅回路181,ディジタル変調/ディジタル復調回路
182,フォーマット化/フォーマット分解回路18
3,バリティ生成/エラー訂正回路184,バッファメ
モリ185およびインターフェース186が接続され
る。
【0091】また、制御部170は、ディスクドライブ
全体の動作を制御する機能を有している。この制御部1
70は、例えば、マイクロコンピュータである。この制
御部170には、外部からモード信号が供給される。モ
ード信号は、上位モードと下位モードの一方を指示する
信号であり、一例として、フロッピーディスクのケース
の所定位置に、穴があるかどうかを検出することにより
生成される。
【0092】フロッピーディスク161が下位モード
(標準密度)の場合では、モード信号が下位モードを指
示するものとされる。制御部170は、このモード信号
に応答して、トラッキングサーボをオフとし、また、イ
ンターフェース176を動作状態、インターフェース1
86を非動作状態とする。この状態で、データを記録す
る時には、外部のコンピュータからの記録データがバッ
ファメモリ175に格納される。バッファメモリ175
からの記録データがバリティ生成/ECC回路174に
供給され、この回路174にてエラー訂正符号化され、
バリティが生成される。
【0093】記録データおよびバリディがフォーマット
化/フォーマット分解回路173に供給され、セクタ構
造を有する所定のフォーマットのデータに変換される。
フォーマット化されたデータがディジタル変調/復調回
路172にてディジタル変調(例えばMFM)される。
ディジタル変調出力が増幅回路171を介してヘッドチ
ップ5に供給される。そして、フロッピーディスク16
1に記録される。
【0094】フロッピーディスク161からヘッドチッ
プ2により再生されたデータは、記録時と逆に、増幅回
路171を介してディスク変調/復調回路172でディ
ジタル復調される。そして、フォーマット化/フォーマ
ット分解回路173によりフォーマット分解され、バリ
ティ生成/ECC回路174によりエラー訂正される。
エラー訂正後のデータがバッファメモリ175に格納さ
れる。そしてインターフェース176を経て外部のコン
ピュータに取り込まれる。
【0095】フロッピーディスク161が大容量(高密
度)の場合でも、上述した下位モードの場合と同様に、
データの記録または再生がなされる。但し、インターフ
ェース26が非動作状態とされ、インターフェース18
6が動作状態とされる。また、トラック密度を高くする
ために、トラッキングサーボがオンとされる。さらに、
ディジタル変調方式も、下位モードと異なるものが採用
される。さらに、線記録密度を高くするために、ビダビ
復号を使用したり、ゾーンCAVを使用する場合もあ
る。
【0096】
【発明の効果】本発明に係る磁気ヘッド装置は、支持ア
ームに対して固定される枠体と、この枠体に一端がねじ
れ方向に自由度をもって片持ち支持され、且つ一方の面
がヘッド部の取り付け面とされ、他方の面が一点支持さ
れる可動支持部とを有するジンバルとを備えることで、
ヘッド部の動き、特にねじれ方向の動きに自由度をもた
せることができ、ディスク状記録媒体の信号記録面に対
する追随性を向上させることができる。
【0097】また、本発明に係るディスクドライブ装置
は、支持アームに対して固定される枠体と、この枠体に
一端がねじれ方向に自由度をもって片持ち支持され、且
つ一方の面がヘッド部の取り付け面とされ、他方の面が
一点支持される可動支持部とを有するジンバルとを備え
ることで、ヘッド部の動き、特にねじれ方向の動きに自
由度をもたせることができ、ディスク状記録媒体の信号
記録面に対する追随性を向上させることができる。
【0098】そして、本発明に係るジンバルは、上述の
課題を解決するために、支持アームに対して固定される
枠体と、この枠体に一端がねじれ方向に自由度をもって
片持ち支持され、且つ一方の面が上記ヘッド部の取り付
け面とされ、他方の面が一点支持される可動支持部とを
備えることで、可動支持部に取り付けられるヘッド部の
動き、特にねじれ方向の動きに自由度をもたせることが
でき、ディスク状記録媒体の信号記録面に対する追随性
を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態とされるジンバルの構成を
示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態とされる磁気ヘッド装置の
一部の構成を示すものであって、ジンバル、板材によっ
て形成されたスペーサ部材および支持アームの構成を示
す斜視図である。
【図3】上記磁気ヘッド装置の一部の構成を示すもので
あって、ジンバル、板材によって形成されたスペーサ部
材および支持アームの構成を示す平面図である。
【図4】上記磁気ヘッド装置の一部の構成を示すもので
あって、ジンバル、板材によって形成されたスペーサ部
材および支持アームの構成を示す正面図である。
【図5】上記磁気ヘッド装置の一部の構成を示すもので
あって、ジンバル、板材によって形成されたスペーサ部
材および支持アームの構成を示す側面図である。
【図6】上記磁気ヘッド装置において、ヘッドチップを
有するヘッド部と、ヘッド部が載置されるコア部の構成
を示す分解斜視図である。
【図7】上記磁気ヘッド装置において、ヘッドチップを
有するヘッド部と、ヘッド部が載置されるコア部の構成
を示す平面図である。
【図8】上記磁気ヘッド装置において、ヘッドチップを
有するヘッド部と、ヘッド部が載置されるコア部の構成
を示す正面図である。
【図9】上記磁気ヘッド装置において、ヘッドチップを
有するヘッド部と、ヘッド部が載置されるコア部の構成
を示す底面図である。
【図10】上記磁気ヘッド装置において、ヘッドチップ
を有するヘッド部と、ヘッド部が載置されるコア部の構
成を示す側面図である。
【図11】ヘッド取付部が片持ち構造とされたジンバル
であって、ヘッド取付部の環状枠部に支持される部分に
くびれ部を設けた場合のジンバルの構成を示す平面図で
ある。
【図12】ヘッド取付部が片持ち構造とされたジンバル
であって、環状枠部に対して、ヘッド支持部を囲むよう
にスリットを設けた場合のジンバルの構成を示す平面図
である。
【図13】モールド部材によって形成されて、ピボット
が一体に形成された上記スペーサ部材を示す平面図であ
る。
【図14】上記モールド部材によって形成されたスペー
サ部材を示す断面図である。
【図15】上記モールド部材によって形成されたスペー
サ部材を示す底面図である。
【図16】上記モールド部材によって形成されたスペー
サ部材を示す断面図である。
【図17】上記磁気ヘッド装置の有するヘッド部,ジン
バル,上記モールド部材によって形成されたスペーサ部
材の構成を示す断面図である。
【図18】従来のジンバルの構成を示す平面図である。
【図19】本発明の実施の形態であるディスクドライブ
装置の機械的な構成を示す斜視図である。
【図20】上記ディスクドライブ装置の構成を示す回路
図である。
【図21】従来の磁気ヘッド装置を示すものであって、
支持アーム上に対してジンバルが取り付けられて、その
ジンバル上にヘッドチップが取り付けられている状態を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド部、31 ジンバル、32 環状枠部、33
ヘッド取付部、101 ディスクドライブ装置,11
2 磁気ヘッド装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 正儀 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体の信号記録面に対す
    るデータの記録または再生を行うヘッド部と、 支持アームに対して固定される枠体と、この枠体に一端
    がねじれ方向に自由度をもって片持ち支持され、且つ一
    方の面が上記ヘッド部の取り付け面とされ、他方の面が
    一点支持される可動支持部とを有するジンバルとを備え
    ることを特徴とする磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 上記可動支持部は、略長方形状に形成さ
    れた舌片であって、長手方向の一端が上記固定部に支持
    されており、その支持部の幅が上記舌片の幅より小とな
    されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド
    装置。
  3. 【請求項3】 上記枠体は、内枠部と外枠部とで二重構
    造とされ、内枠部の一辺が外枠部に支持されており、 上記可動支持部は、上記内枠部の上記外枠部に対して固
    定された一辺に対向する辺の内周に片持ち支持されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 ディスク状記録媒体の信号記録面に対す
    るデータの記録または再生を行うヘッド部と、支持アー
    ムに対して固定される枠体と、この枠体に一端がねじれ
    方向に自由度をもって片持ち支持され、且つ一方の面が
    上記ヘッド部の取り付け面とされ、他方の面が一点支持
    される可動支持部とを有するジンバルとを備える磁気ヘ
    ッド部と、 上記磁気ヘッド部によってディスク状記録媒体に対して
    記録される記録データ、または上記ディスク状記録媒体
    から再生される再生データに対して信号処理を行う信号
    処理を行う信号処理部とを有して構成されることを特徴
    とするディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 ディスク状記録媒体の信号記録面に対す
    るデータの記録または再生を行うヘッド部が載置され
    て、当該ヘッド部を揺動させることによって上記ディス
    ク状記録媒体の信号記録面に追随させる磁気ヘッド用の
    ジンバルにおいて、 支持アームに対して固定される枠体と、 この枠体に一端がねじれ方向に自由度をもって片持ち支
    持され、且つ一方の面が上記ヘッド部の取り付け面とさ
    れ、他方の面が一点支持される可動支持部とを備えるこ
    とを特徴とするジンバル。
  6. 【請求項6】 上記可動支持部は、略長方形状に形成さ
    れて舌片であって、長手方向の一端が上記固定部に支持
    されており、その支持部の幅が上記舌片の幅より小とな
    されていることを特徴とする請求項5記載のジンバル。
  7. 【請求項7】 上記枠体は、内枠部と外枠部とで二重構
    造とされ、内枠部の一辺が外枠部に支持されており、 上記可動支持部は、上記内枠部の上記外枠部に対して固
    定された一辺に対向する辺の内周に片持ち支持されてい
    ることを特徴とする請求項5記載のジンバル。
JP22182097A 1997-08-18 1997-08-18 磁気ヘッド装置、ディスクドライブ装置およびジンバル Withdrawn JPH1166687A (ja)

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