JPH1166082A - 名刺情報検索装置 - Google Patents
名刺情報検索装置Info
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- JPH1166082A JPH1166082A JP9219498A JP21949897A JPH1166082A JP H1166082 A JPH1166082 A JP H1166082A JP 9219498 A JP9219498 A JP 9219498A JP 21949897 A JP21949897 A JP 21949897A JP H1166082 A JPH1166082 A JP H1166082A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パーソナルコンピュータを用いて名刺情報を
管理する装置はあるが、個人単位での管理であり、名刺
の更新情報または誰が誰から名刺をもらったかという人
脈情報などを複数の経路から得ることはできない。 【解決手段】 複数のユーザが情報を共有できる名刺情
報のデータベースを設け、いずれかのユーザから入力さ
れた名刺の更新情報は全てのユーザ間で共有される。ま
た、誰が誰から名刺をもらったかという情報を併せて登
録することにより、人脈情報を得ることができる。
管理する装置はあるが、個人単位での管理であり、名刺
の更新情報または誰が誰から名刺をもらったかという人
脈情報などを複数の経路から得ることはできない。 【解決手段】 複数のユーザが情報を共有できる名刺情
報のデータベースを設け、いずれかのユーザから入力さ
れた名刺の更新情報は全てのユーザ間で共有される。ま
た、誰が誰から名刺をもらったかという情報を併せて登
録することにより、人脈情報を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本の商習慣とし
て広く行われている名刺交換を登録し検索する情報検索
装置に関する。本発明は複数のユーザが閲覧可能な情報
提供サービスに利用する。特に、名刺情報の管理技術に
関する。本発明は、データ・ベースを利用した検索技術
の応用であって、名刺情報の自動的な更新と、名刺を渡
した人と渡された名刺を登録した人との人脈をリンク情
報として利用することができる名刺情報検索装置に関す
る。
て広く行われている名刺交換を登録し検索する情報検索
装置に関する。本発明は複数のユーザが閲覧可能な情報
提供サービスに利用する。特に、名刺情報の管理技術に
関する。本発明は、データ・ベースを利用した検索技術
の応用であって、名刺情報の自動的な更新と、名刺を渡
した人と渡された名刺を登録した人との人脈をリンク情
報として利用することができる名刺情報検索装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビジネスあるいはその他の会
合で、渡された名刺情報を整理するコンピュータ装置が
知られている。この装置は、名刺読み取り機としてのイ
メージスキャナおよびパーソナルコンピュータにより実
現される。
合で、渡された名刺情報を整理するコンピュータ装置が
知られている。この装置は、名刺読み取り機としてのイ
メージスキャナおよびパーソナルコンピュータにより実
現される。
【0003】すなわち、パーソナルコンピュータにイメ
ージ・スキャナを接続し、そのイメージ・スキャナに手
操作により一枚ずつ投入された名刺を読取り、文字読取
手段により文字情報に変換する装置である。この装置に
取り込まれた情報は、五十音順、時系列順、職種別、会
社別など、任意の形態にファイルすることができる。ま
た、そのファイルの内容を表示させたり、あるいはプリ
ントアウトさせることができる。さらに、名刺から得ら
れた情報と併わせて、その人の誕生日、趣味、性格な
ど、ユーザが任意の付帯情報を付加して整理することも
できる。
ージ・スキャナを接続し、そのイメージ・スキャナに手
操作により一枚ずつ投入された名刺を読取り、文字読取
手段により文字情報に変換する装置である。この装置に
取り込まれた情報は、五十音順、時系列順、職種別、会
社別など、任意の形態にファイルすることができる。ま
た、そのファイルの内容を表示させたり、あるいはプリ
ントアウトさせることができる。さらに、名刺から得ら
れた情報と併わせて、その人の誕生日、趣味、性格な
ど、ユーザが任意の付帯情報を付加して整理することも
できる。
【0004】ユーザは、このファイルを電話帳、住所録
などとして利用したり、バースディカードを送付する際
の誕生日の確認などに利用することができる。
などとして利用したり、バースディカードを送付する際
の誕生日の確認などに利用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の装置
は、原則として個人単位での利用に限られており、多数
のユーザ相互間での情報の共有については考慮されてい
ない。このために、さまざまな問題が生じる。例えば、
自分が管理している顧客の名刺の記載内容に変更が生じ
た場合には、次回、自分が新たな名刺をその顧客から貰
うか、あるいは通知を受けるまで、変更が生じたことを
知ることができない。
は、原則として個人単位での利用に限られており、多数
のユーザ相互間での情報の共有については考慮されてい
ない。このために、さまざまな問題が生じる。例えば、
自分が管理している顧客の名刺の記載内容に変更が生じ
た場合には、次回、自分が新たな名刺をその顧客から貰
うか、あるいは通知を受けるまで、変更が生じたことを
知ることができない。
【0006】すなわち、会社の部署単位で従来装置を用
いて名刺を管理している場合に、他の部署において自分
の部署と共通する顧客から新たな名刺を貰う機会があっ
ても、その情報は自分の部署には伝達されず、自分の部
署の名刺情報は古いままになってしまう。
いて名刺を管理している場合に、他の部署において自分
の部署と共通する顧客から新たな名刺を貰う機会があっ
ても、その情報は自分の部署には伝達されず、自分の部
署の名刺情報は古いままになってしまう。
【0007】あるいは、他の部署と自分の部署とで同一
の顧客から新たな名刺をそれぞれもらった場合には、同
じ会社内でありながら、個々の部署単位で入力を行い管
理することが必要になる。
の顧客から新たな名刺をそれぞれもらった場合には、同
じ会社内でありながら、個々の部署単位で入力を行い管
理することが必要になる。
【0008】また、顧客が自分の部署以外のどの部署に
名刺を渡しているのかという情報を得ることができれ
ば、その顧客がどのような人脈を持っているかを知るこ
とができるにもかかわらず、そのような情報を得ること
はできない。
名刺を渡しているのかという情報を得ることができれ
ば、その顧客がどのような人脈を持っているかを知るこ
とができるにもかかわらず、そのような情報を得ること
はできない。
【0009】上の例では、「会社」とその中の「部署」
として説明したが、さらに領域を拡大し、「業界」とそ
の中の「企業」としても同様な事情が発生し、同様な問
題が起きる。
として説明したが、さらに領域を拡大し、「業界」とそ
の中の「企業」としても同様な事情が発生し、同様な問
題が起きる。
【0010】したがって、複数のユーザが一つの名刺情
報を共有し、新たな情報が追加されたり、古い情報が更
新された場合には、各ユーザの手をいちいち煩わせるこ
となく情報が追加または更新されるデータベースの実現
が望まれている。これは名刺情報は、一種の公開情報で
あるとともに、個人情報であるというその情報の性格の
特殊性によるものである。
報を共有し、新たな情報が追加されたり、古い情報が更
新された場合には、各ユーザの手をいちいち煩わせるこ
となく情報が追加または更新されるデータベースの実現
が望まれている。これは名刺情報は、一種の公開情報で
あるとともに、個人情報であるというその情報の性格の
特殊性によるものである。
【0011】さらに、ある1枚の名刺がその名刺に記名
された本人から別の人に渡されたとすると、その渡した
人と渡された人との間には、人的な関係があることを意
味する。つまり、名刺を渡すことにより知り合いになっ
たことを意味する。そして、その人的な関係は、データ
ベースを共有する他の人からも利用することができる関
係であるかも知れない。例えば、AさんがBさんに名刺
を渡したことがデータベースに登録されているとする
と、Aさんからかつて名刺をもらったことがあるCさん
が、たまたまBさんに何らかの頼みごとをしたい事情が
発生したとする。そうすると、Cさんがデータベースを
検索することによりAさんとBさんとが知り合いである
ことが分かると、Aさんに頼んでBさんを紹介してもら
うことができることになる。従来のデータベースではこ
のような利用ができるようにはなっていない。
された本人から別の人に渡されたとすると、その渡した
人と渡された人との間には、人的な関係があることを意
味する。つまり、名刺を渡すことにより知り合いになっ
たことを意味する。そして、その人的な関係は、データ
ベースを共有する他の人からも利用することができる関
係であるかも知れない。例えば、AさんがBさんに名刺
を渡したことがデータベースに登録されているとする
と、Aさんからかつて名刺をもらったことがあるCさん
が、たまたまBさんに何らかの頼みごとをしたい事情が
発生したとする。そうすると、Cさんがデータベースを
検索することによりAさんとBさんとが知り合いである
ことが分かると、Aさんに頼んでBさんを紹介してもら
うことができることになる。従来のデータベースではこ
のような利用ができるようにはなっていない。
【0012】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、名刺情報という情報の特殊性に配慮した情報
検索装置を提供することを目的とする。本発明は、情報
を共有する複数のユーザのそれぞれの手を煩わせること
なく名刺管理情報が追加または更新される名刺情報検索
装置を提供することを目的とする。本発明は、名刺交換
に伴う人脈情報を収集することができる名刺情報検索装
置を提供することを目的とする。
であって、名刺情報という情報の特殊性に配慮した情報
検索装置を提供することを目的とする。本発明は、情報
を共有する複数のユーザのそれぞれの手を煩わせること
なく名刺管理情報が追加または更新される名刺情報検索
装置を提供することを目的とする。本発明は、名刺交換
に伴う人脈情報を収集することができる名刺情報検索装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は名刺情報検索装
置であって、名刺に記載された名義人およびその情報が
登録されたデータベースと、このデータベースへのアク
セス手段と、このアクセス手段から登録人がもらった知
人の名刺を登録する手段と、このアクセス手段から入力
される検索操作にしたがって登録された情報を検索する
手段とを備えた装置である。本発明の特徴とするところ
の第一は、前記データベースは複数の登録人により共有
され、他の登録人が登録した情報を検索し閲覧すること
が可能に設定されたところにある。
置であって、名刺に記載された名義人およびその情報が
登録されたデータベースと、このデータベースへのアク
セス手段と、このアクセス手段から登録人がもらった知
人の名刺を登録する手段と、このアクセス手段から入力
される検索操作にしたがって登録された情報を検索する
手段とを備えた装置である。本発明の特徴とするところ
の第一は、前記データベースは複数の登録人により共有
され、他の登録人が登録した情報を検索し閲覧すること
が可能に設定されたところにある。
【0014】ここでアクセス手段とは、検索端末からそ
の要求にしたがってそのデータベースを有するサーバへ
の通信接続を行い、その検索端末からそのデータベース
に記録された情報を検索し読出すことができるように設
定するための手段、および特定の条件を設けてそのデー
タベースへの新たな書込を行うことができるための手段
を総称する。さらに詳しくは、データベースがインター
ネットの一部であるネットワークの中に設置されたとき
には、そのネットワークの加入者端末およびそのネット
ワークに接続することができる他のネットワークの加入
者端末と、その加入者端末からそのデータ・ベースを有
するサーバへの接続通信手段と、その加入者端末が検
索、読出、書込、その他を行うためのハードウェアおよ
びソフトウェアからなる装置一切を含む。また、データ
ベースがインターネットその他のネットワークから独立
したネットワークに設置されたものであるときには、ア
クセス手段とは、端末からその独立したネットワークを
有するサーバに接続するためのハードウェアおよびソフ
トウェアからなるシステム、およびその端末がそのデー
タベースに対して、検索、読出、書込、その他を行うた
めのハードウェアおよびソフトウェアからなる装置の一
切を含む。
の要求にしたがってそのデータベースを有するサーバへ
の通信接続を行い、その検索端末からそのデータベース
に記録された情報を検索し読出すことができるように設
定するための手段、および特定の条件を設けてそのデー
タベースへの新たな書込を行うことができるための手段
を総称する。さらに詳しくは、データベースがインター
ネットの一部であるネットワークの中に設置されたとき
には、そのネットワークの加入者端末およびそのネット
ワークに接続することができる他のネットワークの加入
者端末と、その加入者端末からそのデータ・ベースを有
するサーバへの接続通信手段と、その加入者端末が検
索、読出、書込、その他を行うためのハードウェアおよ
びソフトウェアからなる装置一切を含む。また、データ
ベースがインターネットその他のネットワークから独立
したネットワークに設置されたものであるときには、ア
クセス手段とは、端末からその独立したネットワークを
有するサーバに接続するためのハードウェアおよびソフ
トウェアからなるシステム、およびその端末がそのデー
タベースに対して、検索、読出、書込、その他を行うた
めのハードウェアおよびソフトウェアからなる装置の一
切を含む。
【0015】このように、複数の経路からの名刺情報が
一箇所に集中し管理されることにより、名刺情報が個人
の領域に閉じていたときには実現不可能なさまざまなサ
ービスを実現することができる。
一箇所に集中し管理されることにより、名刺情報が個人
の領域に閉じていたときには実現不可能なさまざまなサ
ービスを実現することができる。
【0016】本発明の第二の特徴は、すでに登録のある
名義人について新たな登録が行われるとその名義人につ
いてその新たな登録に係る情報を前記データベース全体
にわたり自動的に更新もしくは追記する手段を備えるこ
とにある。すなわち、人事異動、昇格、転勤などにより
名刺の記載内容は変更される。明らかに同一人物の名刺
が過去に登録された記載内容と異なっている場合には、
これを新しい情報として登録内容を更新もしくは追記す
ることによって、最新の情報によりデータベースを維持
することができる。
名義人について新たな登録が行われるとその名義人につ
いてその新たな登録に係る情報を前記データベース全体
にわたり自動的に更新もしくは追記する手段を備えるこ
とにある。すなわち、人事異動、昇格、転勤などにより
名刺の記載内容は変更される。明らかに同一人物の名刺
が過去に登録された記載内容と異なっている場合には、
これを新しい情報として登録内容を更新もしくは追記す
ることによって、最新の情報によりデータベースを維持
することができる。
【0017】特に、ユーザの数が多くなると、本発明の
情報検索装置を用いた場合には、そのユーザのいずれか
が新しい名刺を入手することにより、全てのユーザが新
しい情報を共有することができるから、より便利に利用
することができることになる。
情報検索装置を用いた場合には、そのユーザのいずれか
が新しい名刺を入手することにより、全てのユーザが新
しい情報を共有することができるから、より便利に利用
することができることになる。
【0018】名義人について名刺に記載されていない付
帯情報を併記する手段を備えた構成とすることもでき
る。すなわち、その名刺の発行者の誕生日、趣味、性格
などの付帯情報をデータベースに登録することができ
る。
帯情報を併記する手段を備えた構成とすることもでき
る。すなわち、その名刺の発行者の誕生日、趣味、性格
などの付帯情報をデータベースに登録することができ
る。
【0019】登録人は自らが登録した情報の一部を他の
登録人が閲覧できないように秘匿することが可能に設定
されるようにすることができる。特に、プライベートな
内容が含まれる前記付帯情報については秘匿することが
できることが必要である。本発明の名刺情報検索装置
は、公開されることをはじめから意識して設定するもの
であるから、個人が公開したくない他人からもらった名
刺はもとより登録する必要がない。つまり公開したくな
い個人的な人脈については、本発明の装置に登録するこ
とはない。したがって、本発明の装置に登録された情報
は、登録した本人が公開することを認識しているもので
あり、これを公開情報として利用することに何らの問題
もない。しかし多くの人にとって、公開したくない情報
について別に名刺検索装置を持つことは不便であるか
ら、登録した情報の一部を公開しないことに設定できる
ことは便利であり、これによりこの装置を利用する者を
増やすことができる。
登録人が閲覧できないように秘匿することが可能に設定
されるようにすることができる。特に、プライベートな
内容が含まれる前記付帯情報については秘匿することが
できることが必要である。本発明の名刺情報検索装置
は、公開されることをはじめから意識して設定するもの
であるから、個人が公開したくない他人からもらった名
刺はもとより登録する必要がない。つまり公開したくな
い個人的な人脈については、本発明の装置に登録するこ
とはない。したがって、本発明の装置に登録された情報
は、登録した本人が公開することを認識しているもので
あり、これを公開情報として利用することに何らの問題
もない。しかし多くの人にとって、公開したくない情報
について別に名刺検索装置を持つことは不便であるか
ら、登録した情報の一部を公開しないことに設定できる
ことは便利であり、これによりこの装置を利用する者を
増やすことができる。
【0020】前記情報には名刺に記載された名義人とそ
の名刺を受け取り前記データベースに登録した登録人と
の間のリンク情報を含み、このリンク情報を前記名義人
または前記登録人以外の者が前記アクセス手段から追跡
可能に設定された人脈検索手段を備えることが必要であ
る。
の名刺を受け取り前記データベースに登録した登録人と
の間のリンク情報を含み、このリンク情報を前記名義人
または前記登録人以外の者が前記アクセス手段から追跡
可能に設定された人脈検索手段を備えることが必要であ
る。
【0021】これにより、ユーザは、誰が誰に名刺を渡
したか、誰が誰から名刺をもらったかを情報として得る
ことができるようになる。したがって、この情報から人
脈を推測し、ビジネスの参考として情報を活用すること
ができる。そして、このリンク情報は、新たに渡された
名刺を登録人が登録することにより、自動的に登録され
ることが望ましい。
したか、誰が誰から名刺をもらったかを情報として得る
ことができるようになる。したがって、この情報から人
脈を推測し、ビジネスの参考として情報を活用すること
ができる。そして、このリンク情報は、新たに渡された
名刺を登録人が登録することにより、自動的に登録され
ることが望ましい。
【0022】
【0023】
【実施例】本発明実施例の構成について、図1を参照し
て説明する。図1は本発明実施例の全体構成図である。
て説明する。図1は本発明実施例の全体構成図である。
【0024】本発明は名刺情報検索装置であって、名刺
に記載された名義人およびその情報が登録されたデータ
ベース6および16と、このデータベース6および16
へのアクセス手段としてのパーソナルコンピュータ3
と、このパーソナルコンピュータ3から登録人がもらっ
た知人の名刺を登録する手段としての名刺読取り機4
と、このパーソナルコンピュータ3から入力される検索
操作にしたがって登録された情報を検索する手段として
のセンタサーバ1および分散サーバ2とを備えた情報検
索装置である。
に記載された名義人およびその情報が登録されたデータ
ベース6および16と、このデータベース6および16
へのアクセス手段としてのパーソナルコンピュータ3
と、このパーソナルコンピュータ3から登録人がもらっ
た知人の名刺を登録する手段としての名刺読取り機4
と、このパーソナルコンピュータ3から入力される検索
操作にしたがって登録された情報を検索する手段として
のセンタサーバ1および分散サーバ2とを備えた情報検
索装置である。
【0025】データベース6は原本保管庫としての役割
を持ち、データベース16はデータベース6に記録され
た内容のコピーであり、ある単位(例えば会社、地域な
ど)に設置された分散サーバの上に構築される。
を持ち、データベース16はデータベース6に記録され
た内容のコピーであり、ある単位(例えば会社、地域な
ど)に設置された分散サーバの上に構築される。
【0026】ここで、本発明の特徴とするところは、デ
ータベース6および16は複数の登録人(以下、ユーザ
という)により共有され、他のユーザが登録した情報を
検索し閲覧することが可能に設定されたところにある。
ータベース6および16は複数の登録人(以下、ユーザ
という)により共有され、他のユーザが登録した情報を
検索し閲覧することが可能に設定されたところにある。
【0027】センタサーバ1および分散サーバ2は、す
でに登録のある名義人について新たな登録が行われると
その名義人についてその新たな登録に係る情報をデータ
ベース6および16全体にわたり自動的に更新もしくは
追記する。さらに、名義人について名刺に記載されてい
ない付帯情報を併記することができる。
でに登録のある名義人について新たな登録が行われると
その名義人についてその新たな登録に係る情報をデータ
ベース6および16全体にわたり自動的に更新もしくは
追記する。さらに、名義人について名刺に記載されてい
ない付帯情報を併記することができる。
【0028】前記情報には名刺に記載された名義人とそ
の名刺を受け取りデータベース6および16に登録した
ユーザとの間のリンク情報を含み、センタサーバ1およ
び分散サーバ2は、このリンク情報を前記名義人または
前記ユーザ以外の者がパーソナルコンピュータ3から追
跡可能となるように設定されている。
の名刺を受け取りデータベース6および16に登録した
ユーザとの間のリンク情報を含み、センタサーバ1およ
び分散サーバ2は、このリンク情報を前記名義人または
前記ユーザ以外の者がパーソナルコンピュータ3から追
跡可能となるように設定されている。
【0029】このリンク情報が誰が誰に名刺を渡した
か、という情報であり、これは誰が誰を知っているかと
いう情報になる。AさんがBさんに名刺を渡したことが
データベースで分かると、Bさんとは関係なくAさんと
知り合いである別のCさんが、AさんとBさんが知り合
いであることをデータベースで知ることができる。そう
すると、いまCさんが会ったことがないBさんという人
に何かの頼みごとをしたい事情が発生したときに、Aさ
んに頼みBさんを紹介してもらうことができることにな
る。このリンク情報については本願発明によりはじめて
開示されたものであり、ここに本願発明の大きい特徴が
ある。
か、という情報であり、これは誰が誰を知っているかと
いう情報になる。AさんがBさんに名刺を渡したことが
データベースで分かると、Bさんとは関係なくAさんと
知り合いである別のCさんが、AさんとBさんが知り合
いであることをデータベースで知ることができる。そう
すると、いまCさんが会ったことがないBさんという人
に何かの頼みごとをしたい事情が発生したときに、Aさ
んに頼みBさんを紹介してもらうことができることにな
る。このリンク情報については本願発明によりはじめて
開示されたものであり、ここに本願発明の大きい特徴が
ある。
【0030】ユーザは自らが登録した情報は原則として
公開され、どのユーザからも利用することができるよう
に設定されるが、特定の条件を付して特定のユーザだけ
が利用することができて他のユーザが閲覧できないよう
に秘匿することも可能に設定される。この場合には、リ
ンク情報のツリーが、秘匿された情報に当面することに
より途中で途絶えないように、リンク情報のツリーにバ
イパスを設ける、あるいは秘匿された情報に当面したリ
ンク情報のツリーをその前に戻すなどの配慮が必要であ
る。
公開され、どのユーザからも利用することができるよう
に設定されるが、特定の条件を付して特定のユーザだけ
が利用することができて他のユーザが閲覧できないよう
に秘匿することも可能に設定される。この場合には、リ
ンク情報のツリーが、秘匿された情報に当面することに
より途中で途絶えないように、リンク情報のツリーにバ
イパスを設ける、あるいは秘匿された情報に当面したリ
ンク情報のツリーをその前に戻すなどの配慮が必要であ
る。
【0031】新旧の判定方法としては、時系列的に新し
く、すでに登録されている名義人の氏名を含む名刺情報
が到着し、その記載内容に変更がある場合には、これを
新らしい情報として処理する。しかし、希にはユーザが
登録を忘れており、古い名刺情報と新しい名刺情報とが
時系列的に逆転している場合もある。このような逆転を
発見するために、更新後も古い情報を参照用として残し
ておき、これと一致した場合には、時系列的に新しいも
のであっても古い情報として処理することとした。
く、すでに登録されている名義人の氏名を含む名刺情報
が到着し、その記載内容に変更がある場合には、これを
新らしい情報として処理する。しかし、希にはユーザが
登録を忘れており、古い名刺情報と新しい名刺情報とが
時系列的に逆転している場合もある。このような逆転を
発見するために、更新後も古い情報を参照用として残し
ておき、これと一致した場合には、時系列的に新しいも
のであっても古い情報として処理することとした。
【0032】また、一人の名義人が複数の名刺を用いる
場合があり、異なる記載内容であっても一概に新旧を判
定することが適当ではないことがある。このようなとき
には、各名刺を一人の名義人について併記することによ
り対処する。
場合があり、異なる記載内容であっても一概に新旧を判
定することが適当ではないことがある。このようなとき
には、各名刺を一人の名義人について併記することによ
り対処する。
【0033】また、センタサーバ1は、パーソナルコン
ピュータ3から送信され記載内容が同一の名刺情報につ
いてはそのいずれかひとつの名刺情報をその送信元の複
数のユーザ名とともに登録する。
ピュータ3から送信され記載内容が同一の名刺情報につ
いてはそのいずれかひとつの名刺情報をその送信元の複
数のユーザ名とともに登録する。
【0034】本発明実施例について、図2を参照してさ
らに詳細に説明する。図2は本発明実施例の動作を示す
図である。ユーザはパーソナルコンピュータ3に接続さ
れた名刺読取り機4により、名刺を読取らせる(S
1)。ユーザは、名刺読取り機4への名刺の挿入に際し
ては、束ねた名刺の一番上に自分のユーザカードを乗せ
て挿入する。ユーザカードにはユーザのIDがバーコー
ドの形式で印刷されており、表面と裏面とでは、その色
とデザインを大きく変えてある。 挿入する名刺が一週
間以内に受け取ったものであるときには、ユーザカード
は上向きに、それ以外(古い名刺をまとめて挿入する場
合など)のユーザカードは下向きに載せる。これによ
り、センタサーバ1は、個々の名刺と、その登録者であ
るユーザとの関係をリンク情報として得るとともに、随
時送信されてくる名刺の記載内容が新しい情報か古い情
報かを識別することができる。
らに詳細に説明する。図2は本発明実施例の動作を示す
図である。ユーザはパーソナルコンピュータ3に接続さ
れた名刺読取り機4により、名刺を読取らせる(S
1)。ユーザは、名刺読取り機4への名刺の挿入に際し
ては、束ねた名刺の一番上に自分のユーザカードを乗せ
て挿入する。ユーザカードにはユーザのIDがバーコー
ドの形式で印刷されており、表面と裏面とでは、その色
とデザインを大きく変えてある。 挿入する名刺が一週
間以内に受け取ったものであるときには、ユーザカード
は上向きに、それ以外(古い名刺をまとめて挿入する場
合など)のユーザカードは下向きに載せる。これによ
り、センタサーバ1は、個々の名刺と、その登録者であ
るユーザとの関係をリンク情報として得るとともに、随
時送信されてくる名刺の記載内容が新しい情報か古い情
報かを識別することができる。
【0035】読取られた名刺情報はパーソナルコンピュ
ータ3を介し、画像情報としてLAN5を介して分散サ
ーバ2に送られ、そこで前処理を行った後にセンタサー
バ1に送られる。
ータ3を介し、画像情報としてLAN5を介して分散サ
ーバ2に送られ、そこで前処理を行った後にセンタサー
バ1に送られる。
【0036】前処理とは、各名刺読取り機4から常時受
取る画像情報をテキストに変換することである(S
2)。さらに、以前に(あるいはほぼ同時に)処理さ
れ、ファイル済みのテキスト情報とマッチングさせるこ
とにより、重複して入力されてきた名刺を切り捨てると
いった処理も行っている。ただし、切り捨てる場合も、
そのリンク情報は活かされる。
取る画像情報をテキストに変換することである(S
2)。さらに、以前に(あるいはほぼ同時に)処理さ
れ、ファイル済みのテキスト情報とマッチングさせるこ
とにより、重複して入力されてきた名刺を切り捨てると
いった処理も行っている。ただし、切り捨てる場合も、
そのリンク情報は活かされる。
【0037】センタサーバ1では、複数の分散サーバ2
より、LAN5経由で送られてきた前処理済みのテキス
トおよびそれに対応するオリジナルの画像情報を、既に
他の会員で入力がなされ、処理済みの情報、あるいは、
新聞社などから得られた最新の人事情報などと何段階に
も分けて照合を繰り返し、自動的に処理することが可能
な限りの範囲で最終的なテキストデータを作成する(S
3)。
より、LAN5経由で送られてきた前処理済みのテキス
トおよびそれに対応するオリジナルの画像情報を、既に
他の会員で入力がなされ、処理済みの情報、あるいは、
新聞社などから得られた最新の人事情報などと何段階に
も分けて照合を繰り返し、自動的に処理することが可能
な限りの範囲で最終的なテキストデータを作成する(S
3)。
【0038】最終的に所定のフォーマットに記入された
テキストデータのうち、その内容が100%確実と判断
されるに足るだけの根拠を持たないものについては、人
手による最終チェックを受ける(S4)。
テキストデータのうち、その内容が100%確実と判断
されるに足るだけの根拠を持たないものについては、人
手による最終チェックを受ける(S4)。
【0039】この人手による最終チェックには「画像情
報との最終マッチング」と「何が最も新しい情報かを判
断する作業」の二つが含まれる。どうしても、必要と判
断された場合は、名刺の本人に直接電話などで確かめる
こともあり得る。
報との最終マッチング」と「何が最も新しい情報かを判
断する作業」の二つが含まれる。どうしても、必要と判
断された場合は、名刺の本人に直接電話などで確かめる
こともあり得る。
【0040】センタサーバ1は、最終的に確認されたテ
キストデータにしたがってデータベース(図中、DBと
記す)6の更新処理を行う(S5)。さらに、センタサ
ーバ1は、データベース6の情報を定期的(例えば、毎
日の深夜)に、分散サーバ2にダウンロードする(S
6、S7)。さらに必要であれば、分散サーバ2からパ
ーソナルコンピュータ3にダウンロードされることもあ
る。分散サーバ2にダウンロードされた情報にしたがっ
て、データベース16は更新処理される(S8)。さら
に、その名刺の名義人に対して変更がなされたことにつ
いての注意喚起も行うことができる(S9)。センタサ
ーバ1におけるデータベース6の書替えは、 1.新たな人物(名刺の名義人)についての入力がなさ
れたとき、 2.各ユーザから新規になされた名刺の入力のうち、既
にファイルされているものと比べて「より新しいもの」
と判定されるものがあったとき、 3.新聞社その他の諸団体から得た人事異動に関する情
報を受け取ってこれがセンタサーバ1にロードされたと
き、 4.何らかの方法により、電子メールアドレスが得られ
たとき、 5.会員から電話、電子メールなどにより新規登録の連
絡、または「ファイルされている情報が既に古くなって
いる」という注意を受けこれが正しい情報であるという
確認がなされたとき、 6.その他、情報内容により変更の必要なとき、 のいずれかの場合に行われる。
キストデータにしたがってデータベース(図中、DBと
記す)6の更新処理を行う(S5)。さらに、センタサ
ーバ1は、データベース6の情報を定期的(例えば、毎
日の深夜)に、分散サーバ2にダウンロードする(S
6、S7)。さらに必要であれば、分散サーバ2からパ
ーソナルコンピュータ3にダウンロードされることもあ
る。分散サーバ2にダウンロードされた情報にしたがっ
て、データベース16は更新処理される(S8)。さら
に、その名刺の名義人に対して変更がなされたことにつ
いての注意喚起も行うことができる(S9)。センタサ
ーバ1におけるデータベース6の書替えは、 1.新たな人物(名刺の名義人)についての入力がなさ
れたとき、 2.各ユーザから新規になされた名刺の入力のうち、既
にファイルされているものと比べて「より新しいもの」
と判定されるものがあったとき、 3.新聞社その他の諸団体から得た人事異動に関する情
報を受け取ってこれがセンタサーバ1にロードされたと
き、 4.何らかの方法により、電子メールアドレスが得られ
たとき、 5.会員から電話、電子メールなどにより新規登録の連
絡、または「ファイルされている情報が既に古くなって
いる」という注意を受けこれが正しい情報であるという
確認がなされたとき、 6.その他、情報内容により変更の必要なとき、 のいずれかの場合に行われる。
【0041】また、本発明で扱う情報は、 1.パブリック情報(プライバシィや企業秘密と関係な
い公開情報) 2.リンク情報(誰が誰から名刺をもらったかという情
報)に分かれる。
い公開情報) 2.リンク情報(誰が誰から名刺をもらったかという情
報)に分かれる。
【0042】パブリック情報とは、通常名刺に記載され
ている情報で氏名、会社(組織)名、所属部署/役職
名、電話番号およびFAX番号である。携帯電話の番号
も名刺に記載されている場合は、このグループに属する
ものとみなされる。電子メールのアドレスは名刺に記載
されていなくても、特別に非公開の意志表示がアクセス
プロバイダに対してなされていない場合は、このグルー
プに属するものとみなされる。会社(組織)名、所属部
署、役職などについては、履歴も保存し、名刺の新旧判
定に使われる。
ている情報で氏名、会社(組織)名、所属部署/役職
名、電話番号およびFAX番号である。携帯電話の番号
も名刺に記載されている場合は、このグループに属する
ものとみなされる。電子メールのアドレスは名刺に記載
されていなくても、特別に非公開の意志表示がアクセス
プロバイダに対してなされていない場合は、このグルー
プに属するものとみなされる。会社(組織)名、所属部
署、役職などについては、履歴も保存し、名刺の新旧判
定に使われる。
【0043】これにより、複数のユーザからの情報を大
規模に集めて情報の共有を図ることで個人ベースよりも
より高い精度で最新状態が保てる。確認修正をセンタ側
で熟練者が、既存情報を上手く利用して実施することに
より効率良く行うことができる。
規模に集めて情報の共有を図ることで個人ベースよりも
より高い精度で最新状態が保てる。確認修正をセンタ側
で熟練者が、既存情報を上手く利用して実施することに
より効率良く行うことができる。
【0044】具体的には、既に述べたように、パブリッ
ク情報とリンク情報が常に最新化され、名刺に関する信
頼性のあるデータベースの基礎ができる。
ク情報とリンク情報が常に最新化され、名刺に関する信
頼性のあるデータベースの基礎ができる。
【0045】ここで、本発明応用例を示す。
【0046】(応用例その1)データベース16に蓄積
されている名刺情報を企業として企業限りで共有すべき
と判断した情報としてのコーポレート情報として活用す
ることができる。
されている名刺情報を企業として企業限りで共有すべき
と判断した情報としてのコーポレート情報として活用す
ることができる。
【0047】コーポレート情報とは、各企業が社員に共
通の情報として開示したいと考えるデータであり、例え
ば、「社内の誰が社外の誰とつながっているかを示す情
報」「取引先との過去の履歴で相手方の個々人に関連す
るもの」「挨拶状、または季節の贈り物などの対象を選
定するに当たっての重要度」などである。
通の情報として開示したいと考えるデータであり、例え
ば、「社内の誰が社外の誰とつながっているかを示す情
報」「取引先との過去の履歴で相手方の個々人に関連す
るもの」「挨拶状、または季節の贈り物などの対象を選
定するに当たっての重要度」などである。
【0048】(応用例その2)データベース16に蓄積
されている名刺情報をパーソナルコンピュータにダウン
ロードして、それを個人限りで使うプライベート情報と
して活用することができる。
されている名刺情報をパーソナルコンピュータにダウン
ロードして、それを個人限りで使うプライベート情報と
して活用することができる。
【0049】プライベート情報とは、ユーザの個人的な
メモであり、相手から教えてもらった自宅の住所や電話
番号、出身学校、家族構成、趣味、本人の外見上の特徴
や性格など、ユーザが自由に書込める。
メモであり、相手から教えてもらった自宅の住所や電話
番号、出身学校、家族構成、趣味、本人の外見上の特徴
や性格など、ユーザが自由に書込める。
【0050】また、常時、アップデートして名刺情報と
連動することにより、新サービスへの展開が可能とな
る。
連動することにより、新サービスへの展開が可能とな
る。
【0051】(応用例その3)データベース16に蓄積
されている名刺情報を電子メールの配信情報として活用
することができる。
されている名刺情報を電子メールの配信情報として活用
することができる。
【0052】すなわち、電子メールは使い勝手が簡単な
上、通信コストも格段に安く、今後、電話やFAXに漸
次代替しつつ、飛躍的に伸びていくものと思われるが、
多人数に同じメッセージを送る場合に、電子メールで送
れる相手が未だ少数であるため、FAXを併用しなけれ
ばならない場合が多い。そうなると発信もファイルも全
て二度手間となる。
上、通信コストも格段に安く、今後、電話やFAXに漸
次代替しつつ、飛躍的に伸びていくものと思われるが、
多人数に同じメッセージを送る場合に、電子メールで送
れる相手が未だ少数であるため、FAXを併用しなけれ
ばならない場合が多い。そうなると発信もファイルも全
て二度手間となる。
【0053】あるいは、現在多くのFAXがパーソナル
コンピュータのFAXモデムを利用して直接発信されて
いるが、発信内容の全てをパーソナルコンピュータの出
口の所で冗長性の高い画像情報の形で送っており、か
つ、同報の場合は何度もダイアルアップするので、通信
料がきわめて高いものについている。
コンピュータのFAXモデムを利用して直接発信されて
いるが、発信内容の全てをパーソナルコンピュータの出
口の所で冗長性の高い画像情報の形で送っており、か
つ、同報の場合は何度もダイアルアップするので、通信
料がきわめて高いものについている。
【0054】図3は応用例その3の全体構成図である。
上記の問題を解決するために、データベース6および1
6に登録された全ての名刺情報には、仮想電子メールア
ドレスを付与する。この仮想電子メールアドレスのドメ
インはその宛先に最も近い位置にあるOCN(Open Comp
uter Network:NTT提供のサービス) ノードに設置された
FAXサーバ7である。
上記の問題を解決するために、データベース6および1
6に登録された全ての名刺情報には、仮想電子メールア
ドレスを付与する。この仮想電子メールアドレスのドメ
インはその宛先に最も近い位置にあるOCN(Open Comp
uter Network:NTT提供のサービス) ノードに設置された
FAXサーバ7である。
【0055】FAXサーバ7には、仮想電子メールアド
レスとFAX番号のリンク情報がセンタサーバ1よりダ
ウンロードされている。ユーザは全ての文書を一律に電
子メールで送ればよい。電子メールでは受信できない相
手に対しては、その内容をパーソナルコンピュータ3が
仮想電子メールアドレス向けに発信する。仮想電子メー
ルアドレスの宛先であるFAXサーバ7は受信内容をF
AX情報に変換し、登録されたFAX番号宛てに送信す
る。また、相手が電子メールアドレスを持っていても、
指定すればFAXを送ることができる。
レスとFAX番号のリンク情報がセンタサーバ1よりダ
ウンロードされている。ユーザは全ての文書を一律に電
子メールで送ればよい。電子メールでは受信できない相
手に対しては、その内容をパーソナルコンピュータ3が
仮想電子メールアドレス向けに発信する。仮想電子メー
ルアドレスの宛先であるFAXサーバ7は受信内容をF
AX情報に変換し、登録されたFAX番号宛てに送信す
る。また、相手が電子メールアドレスを持っていても、
指定すればFAXを送ることができる。
【0056】このように、できるだけ相手に近い所まで
インターネットを使い、相手への最終アクセスのみに公
衆回線を使うことにすれば、大幅な通信料の節減を図る
ことができる。
インターネットを使い、相手への最終アクセスのみに公
衆回線を使うことにすれば、大幅な通信料の節減を図る
ことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザの手を煩わせることなく名刺管理情報が追加また
は更新されるとともに、名刺交換に伴う人脈情報を収集
することができる。
ユーザの手を煩わせることなく名刺管理情報が追加また
は更新されるとともに、名刺交換に伴う人脈情報を収集
することができる。
【図1】本発明実施例の全体構成図。
【図2】本発明実施例の動作を示す図。
【図3】応用例その3の全体構成図。
1 センタサーバ 2 分散サーバ 3 パーソナルコンピュータ 4 名刺読取り機 5 LAN 6、16 データベース 7 FAXサーバ 8 インターネット 9 公衆回線 10 FAX
Claims (6)
- 【請求項1】 名刺に記載された名義人およびその情報
が登録されたデータベースと、このデータベースへのア
クセス手段と、このアクセス手段から登録人がもらった
知人の名刺を登録する手段と、このアクセス手段から入
力される検索操作にしたがって登録された情報を検索す
る手段とを備えた名刺情報検索装置において、 前記データベースは複数の登録人により共有され、他の
登録人が登録した情報を検索し閲覧することが可能に設
定されたことを特徴とする名刺情報検索装置。 - 【請求項2】 すでに登録のある名義人について新たな
登録が行われるとその名義人についてその新たな登録に
係る情報を前記データベース全体にわたり自動的に更新
もしくは追記する手段を備えた請求項1記載の名刺情報
検索装置。 - 【請求項3】 名義人について名刺に記載されていない
付帯情報を併記する手段を備えた請求項1記載の名刺情
報検索装置。 - 【請求項4】 登録人は自らが登録した情報の一部を他
の登録人が閲覧できないように秘匿することが可能に設
定された請求項1または3記載の名刺情報検索装置。 - 【請求項5】 前記情報には名刺に記載された名義人と
その名刺を受け取り前記データベースに登録した登録人
との間のリンク情報を含み、 このリンク情報を前記名義人または前記登録人以外の者
が前記アクセス手段から追跡可能に設定された人脈検索
手段を備えた請求項1または3記載の名刺情報検索装
置。 - 【請求項6】 前記リンク情報を登録人の登録により自
動的に設定する手段を含む請求項5記載の名刺情報検索
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219498A JPH1166082A (ja) | 1997-08-14 | 1997-08-14 | 名刺情報検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9219498A JPH1166082A (ja) | 1997-08-14 | 1997-08-14 | 名刺情報検索装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166082A true JPH1166082A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16736406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9219498A Pending JPH1166082A (ja) | 1997-08-14 | 1997-08-14 | 名刺情報検索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1166082A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1997
- 1997-08-14 JP JP9219498A patent/JPH1166082A/ja active Pending
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