JP5574554B2 - グローバルディレクトリサービスのためのシステム及び方法 - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は、ネットワーク加入者間での連絡先情報の提供に関する。特に、本発明は、排他的にではないが、電子名刺オブジェクト(electronic business card object)を使用するグローバルディレクトリサービス(global directory service)のためのシステム及び方法に関する。
背景技術の説明
電子名刺の使用は、最初、1995年にバーシットコンソーシアム(Versit Consortium)によって提案され、その後、インターネットメールコンソーシアム(IMC:Internet Mail Consortium)によって取り上げられた。それ以来、IMCは、vCard又はhCardなど、電子名刺のための多くの規格を開発しており、その最新のものは、オープン規格のvCard v3.0である。vCard v3.0は、2つのインターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)文書のもとで、すなわち、リクエストフォーコメント(RFC)2425(ディレクトリ情報のためのMIMEコンテンツタイプ)とRFC 2426(MIMEディレクトリプロファイル)のもとで定義されている。規格で定義されているように、vCardとhCardはともに、メタデータ、セマンティック情報、グラフィックス、及び画像を含むことができ、オーディオクリップ又はビデオクリップさえも含むことができる。したがって、規格で定義されているように、vCardとhCardはともに、単なる受動的な情報要素である。
vCardの使用の一例が、「Method for Management of vCards」と題する、欧州特許出願公開第1589730号において説明されている。欧州特許出願公開第1589730号は、モバイル端末上でvCardを作成し、モバイル端末と他のデバイスの間でvCardを交換するための方法に関する。欧州特許出願公開第1589730号の方法のもとでは、vCardは、MIMEタイプのvCardデータをJPEGヘッダに挿入することによって、JPEGファイル内に画像データとして保存される。
「Electronic Business Cards」と題する、Beaton他に付与された米国特許第6442263号は、通信デバイスに電子名刺を提供するための方法について説明している。Beatonの方法のもとでは、名刺は、CLID情報を使用して作成され、電話網のユーザ間で転送され、自動的に発呼を行うために使用される。
vCardプラットフォームを利用する別のシステムが、Feldhahnに付与された米国特許第7246099号において開示されている。Feldhahnは、個人が、別の個人の連絡先ソフトウェア内で、その受け手の個人に個人的に通知すること、又は更新された連絡先情報をその個人に手動で再送することを必要とせずに、現在の連絡先情報を保守することを可能にする。個人についての静的な連絡先情報は、中央サーバ上に保存され、グローバルに一意的なIDを割り当てられる。静的な連絡先情報は、作成者のグローバルに一意的なIDを含む動的リンクを含み、動的リンクは、更新された連絡先情報を取り出すために、連絡先情報の受け手によって利用することができる。
Desaiに付与された米国特許第5493015号は、名刺上のコンピュータ可読記憶媒体上にコンピュータ可読データを保存した名刺から名刺データを読み取り、保存するためのコンパクトでポータブルなシステムを提供する、電子名刺システムについて説明している。電子名刺システムは、コンピュータ制御システムに結合されたリーダを利用する。電子名刺システムは、電子名刺システムによって受け入れられた名刺データに対する編成機能及び操作機能も提供する。
vCard又はhCardなどの電子名刺は、多くのアプリケーションにおいて利用することができるが、電子名刺の機能は、今のところ、いくぶん制限されている。そのような名刺の機能を拡張して、そのような名刺が、関数、スクリプト、及びアクション可能要素を含むようにすることは明らかに有利である。本発明は、既存の電子名刺規格及び実施のそのような制限に対処しようとしている。
(発明の開示)
したがって、本発明の一態様では、複数のネットワーク加入者間で連絡先情報を転送する方法が提供され、前記方法は、
加入者端末において、連絡先情報を編集して、1つ又は複数のテキストフィールドを有する電子名刺内に収めるステップと、
電子名刺をディレクトリに登録するステップであって、
電子名刺のテキストフィールドを電子名刺オブジェクト内に含まれる1つ又は複数のオブジェクト属性にマッピングすることによって、電子名刺を電子名刺オブジェクト内にカプセル化するサブステップと、
電子名刺オブジェクトをディレクトリに送信するサブステップと、
電子名刺オブジェクトをデータベース内に保存するサブステップと
をさらに含むステップと、
ディレクトリにおいて、加入者から1組の検索パラメータを受信するステップと、
検索パラメータとマッチする電子名刺オブジェクトを探してデータベースを検索するステップと、
加入者に電子名刺オブジェクトのリストを提供するステップと、
ディレクトリにおいて、電子名刺オブジェクトの提供されたリストに属する電子名刺オブジェクトを求める要求を加入者から受信するステップと、
要求された電子名刺オブジェクトを加入者に転送するステップと
を含む。
適切には、電子名刺オブジェクトのクラスは、各々が、属性及びメソッドを含む。メソッドは、属性を操作する関数又はルーチンであり、属性を利用し、又はいくつかの他の関数を実行する。電子名刺オブジェクトは、1つ又は複数のアクション可能要素も含むことができる。これらの要素は、ネイティブデバイスアプリケーションを起動する、アプリケーション若しくはサービスを起動する、及び/又はウェブベース若しくはwapベースのインタフェースを開始する、スクリプトを含むことができる。電子名刺オブジェクトは、メタデータ、セマンティック情報、グラフィックス、画像を含むことができ、オーディオクリップ又はビデオクリップさえも含むことができる。
本発明の一実施形態では、電子名刺オブジェクトは、複数の電子名刺オブジェクトに対するポインタ及びマスクとすることができ、その結果、複数の電子名刺オブジェクトに対するポインタとして機能する電子名刺オブジェクトに対する任意のユーザアクションは、事実上、そのような複数の電子名刺オブジェクトのうちの各電子名刺オブジェクトに対して個々に行われるアクションと同じである。
好ましくは、ネットワークは、モバイル通信ネットワーク、又はIPネットワークなどである。
登録するステップは、1組の加入者認証情報(subscriber credential)を確認するサブステップをさらに含むことができる。加入者認証情報は、受動的認証情報若しくは能動的認証情報、又は両方の組み合わせとすることができる。受動的認証情報は、要求を行う当事者のモバイルフォン番号、及び/又は前記当事者が積極的に知らなくても若しくは参加しなくても、前記当事者から獲得し、SIM認証を介して認証することができる、任意のそのような情報を含むことができるが、それらに限定されない。能動的認証情報は、PIN、パスワード、及び/又は当事者が明示的に提供しなければならない任意のそのような情報を含むが、それらに限定すべきではない。
適切には、検索パラメータは、1組のキーワードとすることができる。そのような例では、受信するステップは、前記キーワードを使用した適切なデータベースクエリを開始する前に、受信したキーワードを解析するサブステップを含むことができる。
電子名刺オブジェクトのリストを提供するステップは、既存のビジネスルールに従って、クエリの結果をソート及び/又はフィルタリングするサブステップを含むことができる。そのようなルールは、オブジェクトの検証されたステータスに与えられる相対的な重み、オブジェクトの属性としての確認されたリレーションシップ、キーワードマッチ精度のレベル、情報の最新性、あるとすれば、ブール演算、及び他の考慮事項を含むことができるが、それらに限定されない。
方法は、加入者又は権限を与えられた何らかの関係者が、電子名刺オブジェクトの属性のいずれかを更新又は削除することを可能にするステップをさらに含むことができる。適切には、電子名刺オブジェクトの属性を更新するステップは、ウェブ若しくはwapインタフェース、ローカルアプリケーション、又は電子メール、SMS、MMS、フラッシュメッセージ、若しくはIP技術を使用するメニューシステムを含むが、それらに限定されない、複数のユーザインタフェースを介して実行することができる。
方法は、同期又はダウンロードを求める要求を加入者から受信するステップも含むことができる。適切には、同期を取るステップは、同期を取る又はダウンロードするように要求された電子名刺オブジェクト(複数可)の存在を検証するサブステップと、同期を取る又はダウンロードするように要求された電子名刺オブジェクト(複数可)のプライバシ又はアクセスレベル設定を検証するサブステップと、電子名刺オブジェクト(複数可)のプライバシ又はアクセスレベル設定が、同期又はダウンロードの前に承諾を必要とする場合、同期を取るように又はダウンロードするように要求された電子名刺オブジェクト(複数可)のオーナに、要求の許可又は不許可を尋ねるアクション可能通知を送信するサブステップと、同期若しくはダウンロード要求を許可する場合、又はそのようなオブジェクト(複数可)のプライバシ若しくはアクセスレベル設定が、同期若しくはダウンロードの前に承諾を必要としない場合、同期を取るように又はダウンロードするように要求された電子名刺オブジェクト(複数可)の同期アップデート又はコピーを、要求を行った加入者に送信するサブステップと、要求を行った当事者に適切な通知を送信するサブステップとをさらに含む。
方法は、電子名刺オブジェクトの内容を検証及び認証するステップも含むことができる。検証及び認証するステップは、電子名刺オブジェクト内のデータの検証又は認証が成功したときに、検証するように要求されたオブジェクトを認可済(certified)としてタグ付けするサブステップと、関連する1つ又は複数の当事者に適切な通知を送信するサブステップとを含むことができる。代替として、検証及び認証するステップは、事前定義されたビジネスルールに従って、既存のポストペイド(post−paid)加入者データベース、オブジェクトに関連付けられた検証されたリレーションシップ、及びプロファイル情報などを使用する、又はこれらのいずれか若しくはすべての組み合わせを使用する、信頼水準スコアリング(confidence level scoring)によって、電子名刺オブジェクト検証を自動的に実行するサブサブステップと、その後、事前定義された閾値以上の信頼水準をもたらすオブジェクトを検証済としてタグ付けするサブステップとを含むことができる。
本発明のさらなる一態様では、ネットワーク加入者間での連絡先情報の転送を円滑化するためのシステムが提供され、前記システムは、
ネットワークに結合された少なくとも1つのサーバと、
サーバに結合された少なくとも1つのデータベースと、
ネットワークに結合された複数の加入者端末であって、各加入者の端末は、加入者に関連付けられた連絡先情報を、前記加入者による要求に応答して、サーバに送信するように構成され、要求は、加入者の端末に、連絡先情報を編集して、1つ又は複数のテキストフィールドを有する電子名刺内に収めること、電子名刺の1つ又は複数のテキストフィールドを、電子名刺オブジェクトの1つ又は複数の属性にマッピングすること、及びデータベース内に保存するために、電子名刺オブジェクトをサーバに送信することを行わせる、複数の加入者端末と
を含む。
好ましくは、ネットワークは、モバイル通信ネットワーク、又はIPネットワークなどである。
加入者は、データベース内に保存された複数の電子名刺オブジェクトを検索すること、及び/又はブラウズすることができ、検索/ブラウズは、ウェブ若しくはwapインタフェース、ローカルアプリケーション、又は電子メール、SMS、MMS、フラッシュメッセージ、若しくはIP技術を使用するメニューシステムを含むが、それらに限定されない、複数のユーザインタフェースを介して実行することができる。
システムは、加入者又は権限を与えられた何らかの関係者が、電子名刺オブジェクトの属性のいずれかを更新又は削除することを可能にすることができる。適切には、電子名刺オブジェクトの属性を更新するステップは、ウェブ若しくはwapインタフェース、ローカルアプリケーション、又は電子メール、SMS、MMS、フラッシュメッセージ、若しくはIP技術を使用するメニューシステムを含むが、それらに限定されない、複数のユーザインタフェースを介して実行することができる。
データベース内に保存される電子名刺オブジェクトは、認可済エントリであるとしてタグ付けすることができる。認可済の電子名刺オブジェクトは、名刺オブジェクト内の情報が、そのような名刺オブジェクトが関連するとされる人物又は主体の情報を含むことについて、サーバが最低レベルの確実性を提供する電子名刺オブジェクトである。電子名刺の認可は、検証プロセスからもたらされる信頼水準に基づいており、検証プロセスは、何らかのビジネスルールに従った、認証情報の物理的な存在及び提示の要求、既存のポストペイド加入者データベースの使用、オブジェクトに関連付けられた検証されたリレーションシップの使用、又はこれらのいずれか若しくはすべての組み合わせを含むことができるが、それらに限定されない。検証された電子名刺オブジェクトに与えられる信頼水準に加えて、クエリが複数の正確なマッチ及び/又は類似するマッチを有する場合、検索結果の相対的な重みを増加させるために、検証されたステータスが同様に使用される。
適切には、システムは、複数のネットワークにまたがる分散システムとして実施することができる。そのような例では、グローバルディレクトリは、複数のネットワーク内の各ネットワークに結合された複数のコンピューティングプラットフォームを含むことができ、各コンピューティングプラットフォームは、グローバルディレクトリサービスをホスト、管理、及び保守するように構成される。
本発明をより容易に理解し、実用に供することができるように、ここからは本発明の好ましい実施形態を示した添付の図面を参照する。
本発明の一実施形態による、ネットワーク加入者間での連絡先情報の転送を円滑化するためのシステムを示す概略図である。 本発明の一実施形態による、電子名刺オブジェクトを更新するプロセスを示す図である。 本発明の一実施形態による、検索手順を示す概略図である。 本発明の一実施形態による、電子名刺オブジェクトの取り出しを示す概略図である。 本発明の一実施形態による、電子名刺オブジェクトを検証及び認証するプロセスを示す概略図である。 本発明の一実施形態による、モバイルデバイス上のローカルな電子名刺オブジェクトを取り出された名刺詳細と同期させるプロセスを示す概略図である。 本発明の一実施形態による、EBCオブジェクトの1つの可能なアーキテクチャの概念図である。 図7AのEBCオブジェクトアーキテクチャから生成される1つの可能なメニュー構造を示す概略図である。 本発明の一実施形態による、EBCオブジェクトの1つの可能なアーキテクチャの概念図である。 図7CのEBCオブジェクトアーキテクチャから生成される1つの可能なメニュー構造を示す概略図である。 本発明の一実施形態による、特定のコンテキストを割り当てられたEBCオブジェクトの1つの可能なアーキテクチャの概念図である。 本発明の一実施形態による、特定のコンテキストを割り当てられたEBCオブジェクトの1つの可能なアーキテクチャの概念図である。 本発明の一実施形態による、特定のコンテキストを割り当てられたEBCオブジェクトの1つの可能なアーキテクチャの概念図である。 本発明の一実施形態において利用されるサービス発見プロセスを表すフロー図である。 本発明の一実施形態による、特定のコンテキストを割り当てられたEBCオブジェクトの1つの可能なアーキテクチャの概念図である。 本発明の一態様による、サードパーティクライアントデバイスから見た場合の、特定のコンテキストを割り当てられたEBCオブジェクトのアーキテクチャの概念図である。 本発明の一実施形態による、マスキング機能を表す図である。 本発明のさらなる一実施形態による、マスキング機能の実施を表すフロー図である。
発明の実施形態の説明
図1を参照すると、出願人がグローバルディレクトリと呼ぶ、複数のネットワーク加入者間での連絡先情報の転送を円滑化するためのシステム100が示されている。示されるように、グローバルディレクトリは、少なくとも1つのサーバ101を含み、少なくとも1つのサーバ101は、1つ又は複数の登録された当事者についての連絡先情報104を含む、データベース102に結合される。示されるように、サーバは、ホストネットワーク102に結合され、ホストネットワーク102は、連絡先情報のグローバルディレクトリへの登録及びグローバルディレクトリからの取り出しを含む多くのサービスを、複数の加入者103、103、...、103に提供する。各加入者103、103、...、103は、自分の連絡先情報を入力するために、グローバルディレクトリにアクセスすることができる。ひとたび登録されると、特定の加入者の連絡先詳細は、グローバルディレクトリサービスへの問い合わせを介して、他の任意の加入者103、103、...、103によって取り出すことができる。様々な登録手順及び検索手順などが、以下でより詳細に説明される。
上記のグローバルディレクトリシステムは、単一のホストネットワークに結合されたサーバに関して説明されたが、グローバルディレクトリが、複数のネットワークにまたがる分散システムとしても実施できることは、当業者であれば理解されよう。そのような例では、グローバルディレクトリは、複数のネットワーク内の各ネットワークに結合された複数のコンピューティングプラットフォームを含むことができ、各コンピューティングプラットフォームは、グローバルディレクトリサービスをホスト、管理、及び保守するように構成される。
図2は、本発明の一実施形態による、加入者がグローバルディレクトリ内に含まれる自分の連絡先詳細を追加又は修正することを可能にする登録手順200を示している。自分の詳細をグローバルディレクトリに登録するため、加入者は、電子名刺(EBC)の形式を取る自分の連絡先詳細を、グローバルディレクトリサービスに送信するように求められる(ステップ201)。送信に先立って、EBCは、これ以降EBCオブジェクトと呼ばれるオブジェクトとしてカプセル化される(ステップ202)。その場合、登録のためにグローバルディレクトリサービスに転送されるのは(ステップ203)、EBCオブジェクトである。電子名刺の電子名刺オブジェクトへのカプセル化は、基本的に、単なるテキスト情報であるvCardの様々なフィールドを、EBCオブジェクトの関連属性内のテキスト情報属性にマッピングすることである。この点で、マッピングは、vCard情報とEBCオブジェクト属性の間の1対1対応を、又は場合によっては、ビジネスルール定義を介して定義される対応を利用する。
EBCオブジェクトを受信すると(ステップ204)、グローバルディレクトリサービスは、データベース内にEBCオブジェクトが保存されているかどうかをチェックすることに着手する(ステップ205)。EBCオブジェクトのレコードが、グローバルディレクトリ上に見つかった場合、グローバルディレクトリサービスは、加入者の認証情報を検証することに着手する(ステップ206)。認証情報は、要求を行う当事者のモバイルフォン番号、SIM識別情報、若しくはIMEI、及び/又は前記当事者が積極的に知らなくても若しくは参加しなくても前記当事者から獲得できる任意のそのような情報、PIN、パスワード、及び/又は当事者が明示的に提供しなければならない任意のそのような情報のうちの1つ又は複数を含むことができる。認証情報が十分である場合、グローバルディレクトリのデータベース内のユーザのそれまでのエントリが、EBCオブジェクト内に含まれるデータを用いて更新される(ステップ207)。成功した更新についての通知が、ユーザに送信される(ステップ208)。
データベース内にEBCオブジェクトのレコードが存在しない(すなわち、新しい加入者が登録を要求している)場合、グローバルディレクトリサービスは、ユーザの認証情報を獲得する(ステップ209)。グローバルディレクトリサービスが関連する認証情報を抽出した後、グローバルディレクトリは、データベース内にEBCオブジェクトを保存する。EBCオブジェクトがグローバルディレクトリ内に保存された後、グローバルディレクトリサービスは、加入者に通知を送信することに着手する(ステップ208)。そのような新しいエントリは、デフォルトでは未確認又は未検証としてタグ付けされる。
図3は、本発明の一実施形態による、加入者がグローバルディレクトリ内に含まれる情報を検索することを可能にするためのプロセス300を示している。示されるように、検索プロセスは、加入者が1組の検索パラメータを、例えば、1組のキーワードを入力することによって開始される(ステップ301)。その後、検索パラメータは、グローバルディレクトリに転送される(ステップ302)。検索パラメータを受信すると、グローバルディレクトリサービスは、データベースに問い合わせることに着手し(ステップ303)、検索パラメータにマッチする属性を含むEBCオブジェクトが存在するかどうかを尋ねる(ステップ304)。
検索パラメータにマッチするEBCオブジェクトがデータベース内に存在する場合、その後、ディレクトリサービスは、プライバシパラメータに従って、これらのマッチしたEBCオブジェクトのリストがソートされるように編集する(ステップ305)。その後、ソートされたリストは、加入者に転送され(ステップ306)、加入者の端末上に表示される(ステップ308)。ステップ304に基づいて、データベースへの問い合わせ303から、マッチする結果が得られない場合、グローバルディレクトリは、結果が見つからなかったことを知らせる通知を加入者に送信することに着手する(ステップ307)。その後、空白の結果が、加入者の端末に表示される(ステップ308)。
ステップ306に基づいて、結果のソートされたリストを受信すると、その後、加入者は、プライバシパラメータに従って、所望の電子名刺オブジェクトをグローバルディレクトリから取り出すことができる(ステップ308)。
システムによってサポートできるプライバシパラメータは、ある人のEBCオブジェクトに属するどの情報までをパブリックに利用可能にするかの範囲を定義する特定のプライバシ設定を提供する。情報の利用可能性の異なるレベルを設定し、異なるグループに限定することができ、各グループは、EBCオブジェクトオーナとの確立されたリレーションシップ、リレーションシップの程度、共通プロファイル要素、及びグループをグループと呼ぶ際の基礎として使用できるそのような他の適切な区別(複数可)によって定義される。したがって、加入者に転送されるEBCオブジェクトは、適用されるプライバシコントロールの異なるレベルに応じて、加入者毎に様々とすることができ、例えば、加入者は、信頼できるEBCオブジェクトオーナのグループに属することができ、したがって、そのような加入者に転送されるEBCオブジェクトは、別のグループに属する別の加入者には利用可能ではないことがある情報属性及びメソッドを含む。
情報テクノロジの現在のトレンドを考えると、1人の人が、異なる電話番号、異なる電子メールアドレス、又は類似の情報を有することがある。情報のこの複数性は、特定のユーザのプライバシ設定又はプリファレンスを与えた場合に、異なるEBCオブジェクト構成の基礎を形成することができるが、そのような情報はすべて、1人の人に関連する。そのような例では、GDは、与えられたEBCオブジェクトオーナに内部的な顧客参照番号(CRN:Customer Reference Number)を割り当てることができる。その後、CRNは、加入者の特定のEBCオブジェクトを関連情報にオンザフライで関連付けるために利用される。したがって、ある人の電話番号は、同じEBCオブジェクトを要求した2人の加入者の観点から見て異なることがあるが、どちらの番号も、電話呼を同じ人に接続する。
上で説明したCRNは、EBCオブジェクトオーナを一意的に識別するので、システムは、同様に、ファン番号(fun number)の使用を可能にする。ファン番号は、EBCオブジェクトオーナとEBCオブジェクトを要求する加入者の両方に関連付けられた番号である。ファン番号は、オンザフライで生成されるが、EBCオブジェクトオーナによって別途無効化されない限り、EBCオブジェクトオーナと要求を行う加入者の間の一意的な通信識別子(電話番号、電子メールアドレス、及びURLなど)として有効である。異なるファン番号が、要求を行う各加入者に関連付けられるが、この複数のファン番号は、単一のEBCオブジェクトオーナに関連付けられる。ファン番号は、エンドツーエンドの関連付けを利用し、したがって、ファン番号は、EBCオブジェクトオーナのCRNと要求を行う加入者のCRNの両方に関連付けられる。これは、2人の当事者の双方向通信を可能にする。このファン番号システムは、ビルトイン認証機構を利用するので、加入者のために生成されたファン番号を、ファン番号に関連付けられたEBCオーナ又は加入者に第三者が接続するために使用することは可能ではない。すなわち、その人のためにファン番号が生成された人だけが、ファン番号を使用して、ファン番号が関連付けられた相手方の人に接続することができる。
図4には、本発明の一実施形態による、GDからEBCオブジェクトを取り出すプロセス400の一例が示されている。示されるように、加入者は、図3のステップ308から、EBCオブジェクトのソートされたリストを提示される。その後、加入者は、取り出したい電子名刺オブジェクトのリスト内のエントリを選択する(ステップ401)。その後、選択は、グローバルディレクトリに伝達され、その後、グローバルディレクトリは、EBCオブジェクトに割り当てられたプライバシ設定を調べることに着手する(ステップ402)。この特定のケースでは、EBCオブジェクトは、2つのグループに、すなわち、プライベートリストとパブリックリストに分類される。
ステップ403に基づいて、要求されたEBCオブジェクトがプライベートリストであると判定された場合、その後、ディレクトリサービスは、要求を行った当事者にEBCオブジェクト内に含まれる情報を開示する許可を求めて、アクション可能メッセージの形式を取る要求404を、EBCオブジェクトのオーナに送信する(ステップ405)。その後、要求を受信したオーナは、ディレクトリサービスに応答を返信する(ステップ406)。その後、ディレクトリサービスは、EBCオブジェクトのオーナが、要求された情報を提供する許可を与えたか、それとも要求を拒否したかどうかを判定する(ステップ407)。オーナが、要求されたEBCオブジェクトを提供する許可を拒否した場合、グローバルディレクトリは、要求を行った当事者409に拒否通知を送信することに着手する(ステップ408)。
EBCオブジェクトのオーナが、要求を行った当事者に、要求された情報を提供する許可を与えた場合、ディレクトリサービスは、データベースからEBCオブジェクトを取り出すことに着手する(ステップ410)。要求を行った当事者409にEBCオブジェクトを送信する(ステップ412)のに先立って、ディレクトリサービスは、要求を行った当事者のためのバックアップ連絡先リストの一部として、EBCオブジェクトをタグ付けすることができる(ステップ411)。図4から分かるように、これらのステップは、EBCオブジェクトがパブリックリストであると判定された場合にも辿られる。
図5を参照すると、本発明の一実施形態による、グローバルディレクトリ内に保存された電子名刺オブジェクトの検証及び認証手順500の1つの可能な構成が示されている。示されるように、グローバルディレクトリは、ディレクトリに登録された各加入者に、すなわち、ディレクトリ内に保存されたEBCオブジェクトを有する各加入者に、リマインダ(reminder)を送信するように構成される。リマインダを受信した場合(ステップ501)、加入者は、ステップ502に基づいて、認証及び検証に着手するか、それとも抜け出すかの選択肢を有する。ユーザが検証手順から抜け出した場合、プロセスは終了する。
ユーザが検証プロセスに着手することを選択した場合、加入者は、手動検証か、それとも自動検証かの選択肢を提示される(ステップ503)。加入者が手動検証を選択した場合、ユーザは、認められたグローバルディレクトリワイヤレスデータセンタ504(例えば、モバイル加入者の小売データセンタなど)を物理的に訪れて、適切な文書を提供することを求められる。その後、ワイヤレスデータセンタは、ユーザのための認証要求をグローバルディレクトリに送信することに着手する(ステップ505)。対照的に、自動認証オプションを選択した場合、認証要求が、加入者のモバイルデバイスからグローバルディレクトリに直接的に送信される(ステップ506)。
認証要求を受信すると(ステップ507)、グローバルディレクトリは、送信を行った当事者の認証情報をチェックすることに着手して(ステップ508)、要求がワイヤレスデータセンタを介して送信されたのか、それともユーザが開始したのかを判定する(ステップ509)。要求がワイヤレスデータセンタによって送信された場合、その後、EBCオブジェクトは、認可済であるとしてタグ付けされ(ステップ510)、すなわち、EBC内に含まれるデータは、独立に検証及び認証される。その後、成功した検証及び認証の通知が、加入者に送信される(ステップ513)。
グローバルディレクトリが要求は加入者によって送信されたと判定した場合、グローバルディレクトリは、要求を行った当事者の身元を検証及び認証するために、EBCオブジェクトに関するすべての利用可能なデータをチェックすることに着手する(ステップ511)。データは、EBCオブジェクトと他の認可済EBCオブジェクトの間の確立されたリンク及びリレーションシップ、加入者のインターネットサービスプロバイダ(ISP)若しくはモバイルサービスプロバイダのデータベース又は他のサードパーティのデータベース内に含まれる情報、例えば、ソーシャルネットワーク、公益事業消費者のデータベース内のアカウント情報などを含むことができるが、それらに限定されない。判断ステップ512に基づいて、獲得されたデータが十分である場合、認証要求は承認され、EBCオブジェクトは、認可済であるとしてタグ付けされる(ステップ510)。その後、成功した検証及び認証の通知が、加入者に送信される(ステップ513)。判断ステップ512に基づいて、利用可能なデータが、要求を行った当事者の身元をグローバルディレクトリが検証及び認証できるほどには十分でない場合、その後、失敗通知が、要求を行った当事者に転送される(ステップ513)。
上述の説明から分かるように、検証及び認証プロセスは、EBCオブジェクト内に含まれる情報が、EBCオブジェクト内で識別される特定の人物又は主体に関する正しい情報であることについて、一定のレベルの信頼性を提供するように設計される。グローバルディレクトリは、非認可のEBCオブジェクト内に含まれる情報が正確であることについて、いかなるレベルの確実性も提供できないので、非認可のEBCオブジェクト内に含まれる情報に関して加入者によって取られるいかなる行為も、そのリスクは加入者自身が負うことになる。
図6には、本発明の一態様による、モバイルデバイス上にローカルに保存された電子名刺オブジェクトをグローバルディレクトリ内の対応するエントリと同期させるためのプロセスの一例が示されている。同期プロセスは、加入者が同期要求をグローバルディレクトリに送信する(ステップ601)ことによって開始される。同期要求を受信すると(ステップ602)、グローバルディレクトリは、加入者のモバイルデバイス上に保存されたすべてのEBCオブジェクトを取り出すことに着手する(ステップ603)。
グローバルディレクトリは、モバイルデバイスからEBCオブジェクトのリストを取り出した後、EBCオブジェクトの取り出されたリスト内のエントリを、データベース内に含まれるEBCオブジェクトと比較することを開始する。示されるように、グローバルディレクトリは、EBCオブジェクトの取り出されたリスト内の第1のエントリを、データベース内に保存された各EBCオブジェクトと比較する(ステップ604)。与えられたEBCオブジェクトのレコードがデータベース内に存在しない場合(ステップ605)、EBCオブジェクトは、手動で追加されたエントリであると見なされ、グローバルディレクトリは、そのエントリをスキップする(ステップ607)。その後、グローバルディレクトリは、取り出されたEBCオブジェクトのリスト内にチェックすべきさらなるEBCオブジェクトが存在するかどうかを判定し(ステップ611)、存在する場合、グローバルディレクトリは、取り出されたEBCオブジェクトのリスト内の次のEBCオブジェクトをチェックすることに着手する(ステップ604)。
ステップ604において、加入者のデバイスから取り出されたEBCオブジェクトにマッチするレコードが見つかった場合、その後、グローバルディレクトリは、取り出されたEBC内に含まれるデータを、データベース内に保存されたEBC内に含まれるデータと比較する(ステップ606)。ステップ608に基づいて、各々のEBCオブジェクト内に含まれるデータが同じである場合、加入者のデバイス上のEBC内に含まれる情報は、最新であると見なされ、さらなるアクションは必要とされず、そのエントリはスキップされる(ステップ609)。その後、グローバルディレクトリは、取り出されたEBCオブジェクトのリスト内にチェックすべきさらなるEBCオブジェクトが存在するかどうかを判定し(ステップ611)、存在する場合、グローバルディレクトリは、取り出されたEBCオブジェクトのリスト内の次のEBCオブジェクトをチェックすることに着手する(ステップ604)。
ステップ608において、加入者のデバイスから取り出されたEBCオブジェクト内に含まれるデータが、グローバルディレクトリ内に含まれるEBCオブジェクト内に含まれるデータと一致しない場合、ディレクトリは、加入者のデバイスから取り出されたEBC内のデータを最新ではない、更新を必要とするものと見なす。その後、グローバルディレクトリは、更新されたEBCオブジェクトを含む加入者に対する更新を、加入者のデバイスに送信する(ステップ610)。更新を受信した後(ステップ612)、加入者のデバイス上に保存されたEBCオブジェクト内に含まれるデータは、通知内に含まれるデータを用いて上書きされる。その後、グローバルディレクトリは、取り出されたEBCオブジェクトのリスト内にチェックすべきさらなるEBCオブジェクトが存在するかどうかを判定し(ステップ611)、存在する場合、グローバルディレクトリは、取り出されたEBCオブジェクトのリスト内の次のEBCオブジェクトをチェックすることに着手する(ステップ604)。
上で詳細に説明された同期プロセスは、加入者のデバイスから取り出されたEBCオブジェクトのリスト内にさらなるエントリが残っていなくなるまで、グローバルディレクトリによって取り出されたEBCオブジェクトのリスト内の各エントリについて繰り返される。完全な同期が成功すると、その締めくくりに、システムは、チェックポイントオブジェクトを設定することができ、その結果、以降の同期は、完全なスキャンを実行する代わりに、増分について処理すればよい。
上で簡潔に言及したように、EBCオブジェクトは、多くの属性及びメソッドを含み、図7Aには、EBCオブジェクトの一実施形態の構造の概念図が示されている。この特定の例では、EBCオブジェクトは、2つの属性701、701と、2つのメソッド702、702とを含む。上で言及したように、属性は、情報属性であり、主体の仮想名刺の様々なテキストフィールドと関連付けることができる。他方、メソッドは、EBCオブジェクトに対して行うことができるアクションを定義する。
EBCオブジェクト構造によって提供されるオブジェクト指向パラダイムを利用するため、出願人は、特別なメニューインタフェースを開発した。今のところ、現行のほとんどのメニューシステムは、プロセス指向であり、すなわち、メニューシステムは、特定のタスクを達成するのに必要とされる一連のユーザアクションを反映するように設計される。出願人によって提案されるメニューインタフェースは、特定のオブジェクトに対してユーザが行い得ることに重点を置いた、オブジェクト中心メニューシステムである。
図7Bには、モバイルハンドセットとの関連における、EBCオブジェクト内に保存された情報を解釈するためのメニューシステムの一例が示されている。このケースでは、EBCオブジェクトは、メニューシステムのメニューエンジンによって読み取られ、電話帳エントリ703としてユーザに表示される。EBCオブジェクトを電話帳エントリとして表示するため、メニューエンジンは、EBCオブジェクトの「名前属性」に割り当てられた値を決定する。図7Aの例に示されるように、EBCオブジェクトは、2つの属性701、701を含む。これらの属性のどちらかを、名前属性として割り当てることができる。この例では、第1の属性701が、名前属性であり、主体名に関する関連情報を、例えば、「John Doe」を含む。この例における第2の属性701は、主体の電話番号に関連付けられる。説明を容易にするため、主体の1つ又は複数の連絡先電話番号に関連付けられた属性は、これ以降、電話属性と呼ばれる。
標準的な電話帳エントリ項目と同様に、ユーザは、自由に項目を選択して、サブメニュー704を立ち上げることができる。この例におけるサブメニュー704は、EBCオブジェクトの関連属性に関連付けられた利用可能なメソッドの選択肢をユーザに提示する。この例では、メソッド702及び702には、特定のタスク「電話をかける」及び「送金する」が割り当てられる。この例におけるメソッド702には、「電話をかける」機能が割り当てられ、そのため、このメソッドは、属性701と、すなわち、電話属性と関連付けられる。メニュー表示704上で電話をかけるが選択されると、メソッド702は、電話属性701から関連する連絡先番号を取り出し、関連する当事者に発呼を行う。したがって、発呼を行うために、ユーザ側でのさらなるメニュー対話は必要とされない。同様に、「送金する」選択肢が選択されると、メソッド2 702は、モバイルユーザによって指定された金額を属性701、701の一方で指定された口座に送金することを達成するために、関連するアクションを開始する。
示されるように、サブメニュー704は、デフォルトメニュー項目「詳細を表示する」707も含む。このメニュー項目は、EBCオブジェクトの1つ又は複数の属性内に含まれる、おそらくは電子メールアドレス及び誕生日などの、他の情報属性の値を表示し、編集することを可能にする。
図7A及び図7Bに示される例は、2つの属性及びメソッドを利用するが、EBCオブジェクトが多数の属性及びメソッドを含み得ることは、当業者であれば理解されよう。図7Cには、多数の属性及びメソッドを有するEBCオブジェクトの構造の概念図が示されている。示されるように、属性は、nを上限として、1個〜n個までの範囲とすることができる。同様に、メソッドは、mを上限として、1個〜m個まで存在することができる。
図7Dは、図7Cに示される構造を有するEBCオブジェクトのためにメニューエンジンによって生成されたメニューを示している。上で説明された例と同様に、この例におけるメニューエンジンは、EBCオブジェクトの名前属性内に含まれる値を変換し、情報を電話帳エントリ705の形式でユーザに提示する。エントリ「John Doe」が選択されると、利用可能なメソッド702、702、...、702のリストを含むサブメニュー706が表示される。示されるように、メニュー項目として表示されるメソッドは、画面のサイズに適合し得るメソッドの数から1を引いた数だけに制限される。上述の例では、メニュー項目として5つのメソッドが画面のサイズに適合するが、必須のメニュー項目「詳細を表示する」707にスペースを譲ったために、メソッド1〜4(702、702、702、702)に対応する4つのメニュー項目だけが示される。その後、メニューエンジンは、スクロールを可能にするモバイルデバイス上のキーを、メニュー項目で満たされた次の画面にマッピングする。これは、方向キー、ビルトインジョイスティック、又はそのような目的のために指定された任意のホットキーを使用することとすることができる。したがって、次の画面は、画面全体にメソッド5〜メソッド9を示し、利用可能な最後の画面は、メソッド(m−4)〜メソッドmを表示する。
出願人が提案するメニューシステムのもとでは、EBCオブジェクトには、非可視属性「コンテキスト」も提供することができる。コンテキスト属性は、EBCオブジェクトに関連付けられた1組のデフォルトの属性及びメソッドを定義する。コンテキスト属性の使用の一例が、以下の表1に示されている。この特定のケースでは、3つのコンテキストタイプが提供され、各コンテキストは、1組のデフォルトの属性及びメソッドを有する。
Figure 0005574554
上記の表は、例示的なものにすぎず、各コンテキストの定義を限定するものではないことを当業者であれば理解されよう。同様に、上記の表は、提案されるメニューシステムのもとで定義できるコンテキストの数を限定するものではない。
図8A、図8B、及び図8Cには、上で識別された各コンテキストについての各EBCオブジェクト構造の概念図が示されている。図8Aは、コンテキスト分類「人物」についての1つの可能な構造を示している。上記の表1によれば、このコンテキストについてのEBCオブジェクト構造は、(非可視のコンテキスト属性801を含む)6つの属性801と、7つのメソッド802とを含む。このコンテキストのために提供されるデフォルト属性は、上で説明したように、名前属性801と、電話属性801を含む。これらの属性に加えて、EBCオブジェクト構造は、名前属性で識別される人物に関する追加の情報を含む、追加の属性も含む。これらの追加の属性は、例えば、電子メール属性801、ウェブサイト属性801、ブログ属性801を含むことができる。属性801の各々は、メソッド802の1つ又は複数に関連付けることができる。示されるように、「人物」コンテキストのもとで提供される7つのメソッドは、デフォルトの詳細を表示する802の他、メッセージを送る802、電話をかける802、サイトを訪れる802、ブログを読む802、挨拶する(poke)802、送金する802などのアクションを含むことができる。様々なメソッドと様々な属性との関連付けは、以下でより詳細に説明される。
図8Bは、コンテキスト分類「団体」についての1つの可能なEBCオブジェクト構造を示している。示されるように、この特定のコンテキストについてのEBCオブジェクト構造は、4つの属性801と、5つのメソッド802とを含む。この特定のコンテキストのために提供される属性801は、名前801と、電話801と、電子メール801と、非可視のコンテキスト属性801とを含む。この例において属性801に関連付けられるメソッド802は、デフォルトの詳細を表示するメソッド802に加えて、「人物」コンテキストのもとで提供された、メッセージを送る802と、電話をかける802とを含む。これらのメソッドに加えて、「団体」コンテキストは、団体コンテキストに固有の多くのメソッドを含み、この特定の例では、これらのコンテキスト固有のメソッドは、「カタログを見る」802及び「所在地を探す」802メソッドである。名前が示唆するように、「カタログを見る」メソッド802は、関連する名前属性で識別される団体についての関連する製品カタログをユーザが見ることができるように提供され、「所在地を探す」メソッド802は、関連する名前属性で識別される関連する団体の所在地に関する情報を提供する。
図8Cには、コンテキスト「デバイスオーナ」についての1つの可能なEBCオブジェクト構造が示されている。上記の表1で指定されたように、デバイスオーナコンテキストは、6つの属性801と、5つのメソッド802とを含む。したがって、デバイスオーナコンテキストにおいては、重点は、メソッド802よりも、情報属性801の方にある。示されるように、デバイスオーナコンテキストのもとで提供される情報属性801は、人物コンテキストのもとで提供される情報属性と同様である。このケースでは、デバイスオーナコンテキストは、非可視のコンテキスト属性801に加えて、名前801と、電話801と、電子メール801と、ウェブサイト801と、ブログ801の属性を含む。この特定のコンテキストのもとで提供されるメソッド802は、例えば、メモを読む80210、お金を管理する80211、スケジュール帳をチェックする80212、及びブログを書く80213を含むことができる。上で説明したコンテキストの場合と同様に、デバイスオーナコンテキストは、デフォルトの詳細を表示する802メソッドも含む。
上記の例から、各特定のEBCオブジェクトコンテキストは、デフォルトの1組の属性及びメソッドを定義することが分かる。したがって、特定のコンテキストは1組のデフォルトの属性及びメソッドを有するので、各特定のコンテキストについてのEBCオブジェクトのための結果のメニューシステムは同じであると結論することは容易である。しかし、同じコンテキストの必ずしもすべてのEBCオブジェクトが、すべての属性フィールドに完全にデータを入力されるわけではない。
与えられたEBCオブジェクトについて、どのメソッドをユーザに表示すべきかを決定するため、メニューエンジンは、サービス発見プロセスを利用する。基本的に、メニューエンジンは、メソッドと属性の対応付けを比較する。サービス発見プロセスの一例が、図9に示されている。示されるように、メニューエンジンは、メソッドに対応付けられる属性が存在するかどうかを最初に判定する(ステップ901)。属性が存在しない場合、メソッドは、利用不可能であるとしてタグ付けされ(ステップ902)、反対に、属性が存在する場合、メソッドは、利用可能であるとしてタグ付けされる(ステップ903)。その後、メニューエンジンは、特定のEBCオブジェクトについてチェックすべきメソッドがさらに存在するかどうかを判定し(ステップ904)、存在する場合、メニューエンジンは、チェックすべきメソッドがもはや存在しなくなるまで、プロセスステップ901と、(メソッドの利用可能性に応じて)902又は903を繰り返し、存在しなくなった時点で、メニューエンジンは、与えられたEBCオブジェクトについて利用可能であるとしてタグ付けされたメソッドに対応するメニュー項目のみを含むメニューを生成する(ステップ905)。
一例として、コンテキスト「人物」のEBCオブジェクトを考える。このコンテキストのもとでは、EBCオブジェクトは、ブログ属性と対応付けられる「ブログを読む」メソッドを含む。ブログ属性は、その値として、ブログのURL又は空白を有することができる。メニューエンジンが、属性が存在するかどうかを判定するために、ステップ901の最中に読み取るのは、この値である。ブログ属性が空白である場合、「ブログを読む」メソッドは、EBCオブジェクトに関連するメニューシステムの一部にはならない。他方、ブログ属性に対応する値が存在する場合、「ブログを読む」メソッドは、特定のEBCオブジェクトに関連するメニューシステム内のメニュー項目になる。
電話帳内のエントリを手動で作成しているときに、サービス発見の上述のプロセスがオンザフライで実行されている間は、プロセスからもたらされるメニューシステムは、固定的ではない。メニューエンジンは、特定のEBCオブジェクトのためのメニューの外観を変更し得る更新を許すことができる。そのような更新は、以下のイベントのいずれかによってトリガすることができる。
情報オーナからのブロードキャスト
電話帳エントリの共有
(上述された)グローバルディレクトリサービスとの同期
情報オーナからのブロードキャストは、情報オーナが、モバイルネットワークを使用して、特定の情報オーナに関連するEBCオブジェクトの更新されたコピーを送出したときに発生する。情報オーナは、「デバイスオーナ」のコンテキストを有するEBCオブジェクトとして、モバイルデバイス上でローカルに定義されるオーナである。EBCオブジェクトに関連付けられた属性及びメソッドを更新するために、また改変又は変更さえするために、そのような情報オーナには、何らかのツールが提供される。そのようなEBCオブジェクトに関連付けられた属性及びメソッドのデフォルトの1組は、このカスタマイズによってオーバライドされる。図10Aに示される例では、情報オーナ(人物A)が、EBCオブジェクトが新しい属性及びメソッドを含むように、EBCオブジェクトの詳細を編集した。この特定のケースでは、人物Aは、2つの新しい属性「ソーシャルネット」1001と、「チャット」1001とを、デフォルトの属性フィールドである非可視のコンテキスト属性801、名前801、電話801、電子メール801、ウェブサイト801、及びブログ801の属性に追加した。同様に、2つの新しいメソッド(ソーシャルネットを見る1002と、チャットを行う1002)が、デバイスオーナコンテキストのためのデフォルトメソッドのリストに、すなわち、メモを読む80210、お金を管理する80211、スケジュール帳をチェックする80212、及びブログを書く80213に追加された。
人物AのEBCオブジェクトは、ローカルには、「デバイスオーナ」コンテキストに属すると見なされるが、他の人々のデバイスによっては、コンテキスト「人物」に属すると見なされることは、当業者であれば理解されよう。したがって、人物AのEBCオブジェクトは、人物Bのデバイスによって、ローカルには、上述された人物コンテキストのデフォルトの属性及びメソッドを少なくとも有するEBCオブジェクトと見なされる。人物Bに関する限り、人物Aに関連するEBCオブジェクトは、人物AのEBCオブジェクトの更新が発生するまで、すなわち、人物Bのメニューエンジンが、情報オーナからのブロードキャストの受信を介した更新を許すまで、属性「ソーシャルネット」及び「チャット」を有さないままであり、結果として、メソッド「ソーシャルネットを見る」及び「チャットを行う」を有さないままである。人物A又は人物Bとの電話帳エントリの共有は、(上で図6に関連して説明したように)彼等のEBCオブジェクトのリストをグローバルディレクトリサービスと同期させることを必要とする。
EBCオブジェクトの共有は、ピアツーピアであるが、ブロードキャストは、相手指定のブロードキャスト又は単純なブロードキャストとすることができる。相手指定のブロードキャストは、受信者のグループへの、一般に人物Aの電話帳から又は受信者の任意の定義されたリストから選択された受信者のグループへの、EBCオブジェクトの同時送信である。他方、単純なブロードキャストは、定義された地理的領域内のすべての可能な受信者にEBCを送出する。どちらのケースでも、効果は同じであり、更新されたEBCオブジェクトの受信者は、更新をセーブするか、それとも更新を拒否するかの選択肢を有する。
受信者が、更新されたEBCを受け入れることを選択した場合、メニューエンジンは、オンザフライで、すなわち、図10Bに示される更新されたEBCオブジェクトが使用されたときに、メニュー更新を開始する。同じ例において、受信者が、更新されたEBCに自分の電話帳を用いてアクセスすると決定した場合、メニューエンジンは、図9に示されたのと同様のサービス発見プロセスを用いて説明されたプロセスとまったく同様の方法で、メニューシステムを更新する。
メニュー更新に加えて、メニューエンジンは、メソッドをメニュー項目として提示する方法を再構成することもできる。EBCオブジェクト毎に、メソッドは、以下の基準に基づいてランク付けされる。
トランザクションの成功
トランザクションの頻度
トランザクションのコスト
他のビジネスルール
上記のものに加えて、上述のサービス発見プロセスに基づいて利用不可能であると識別されたメソッドは、メニューシステムの一部としてもはや示されることはなく、すなわち、利用不可能なサービスを起動するメソッドに対応するメニュー項目は存在しない。
メニュー項目のこの適応的な再構成は、マルチレベルメニューシステムのすべてのレベルで行われる。すなわち、同じコンテキストに属する2つのEBCオブジェクトは、同じように構成されたメニュー項目の組を有さない。各EBCオブジェクトは、デバイスオーナがそのようなオブジェクトとどのように対話を行うかに基づいて、異なる構成のメニュー項目を有する。事前定義された期間にわたってユーザ対話において使用されなかったEBCオブジェクトが、類似のコンテキストカテゴリのEBCオブジェクトの一般的な使用統計に基づいたメニュー項目のデフォルト構成を有するように、さらなる基準が含まれる。
メニューシステムは、ユーザが、各個人を特別に識別する必要なしに、様々な個人と対話できるようにするために、マスキング機能も利用することができる。マスキング機能は、「グループ」コンテキストとして知られるコンテキスト分類を使用する。「グループ」コンテキストは、ローカルクラス又はグローバルクラスにさらに分類される。コンテキスト「ローカルグループ」のEBCオブジェクトは、ユーザのデバイス上にローカルに保存されたEBCオブジェクトのグループに対するエイリアスとして役立つEBCオブジェクトである。エイリアスに対するアクションはいずれも、ローカルグループエイリアスにリンクされたすべてのEBCオブジェクトに対するアクションである。しかし、このアクションは、SMSの送信など、グループ内で行い得るアクションに制限される。
ローカルグループコンテキストのためのマスキング機能の使用の一例が、図11に示されている。示されるように、SMS1101は、ローカルグループエイリアス1102を使用して対処される。マスキング機能は、ローカルグループ内に含まれるEBCオブジェクト1103、1103、1103、1103において識別される各個人にSMSを送信することに着手する。
コンテキスト「グローバルグループ」のEBCオブジェクトも、同様に実施することができる。しかし、「ローカルグループ」と「グローバルグループ」の相違は、「ローカルグループ」は、デバイス上に配置されたEBCオブジェクトをマスクすることによって、デバイス上でデバイスオーナによって生成されるのに対し、「グローバルグループ」は、他のEBCオブジェクトに対するポインタとして役立つグローバルディレクトリサービスに属するEBCオブジェクトであることである。「ローカルグループ」内のマスクされたEBCオブジェクトは、これらのマスクされたオブジェクトのインスタンスはデバイス内に保存されることになっているので、デバイスオーナに知られているが、「グローバルグループ」内のマスクされたEBCオブジェクトは、デバイスオーナに知られていない。「グローバルグループ」内のマスクされたEBCオブジェクトは、ディレクトリサービスデータベース内に保存される。
図12は、ローカル又はグローバルグループコンテキスト内のEBCオブジェクトにメッセージを送信するためのマスキング機能の使用を示している。示されるように、ユーザは、グループコンテキストエイリアスにSMSを送信する(ステップ1201)。その後、マスキング機能は、グループコンテキスト属性がローカルグループであるかどうかをチェックすることに着手する(ステップ1202)。グループがローカルグループであると判定された場合、マスキング機能は、グループ内に含まれるすべてのEBCオブジェクトを識別するマスクポインタ属性を読み取ることに着手する(ステップ1204)。その後、マスキング機能は、EBCオブジェクトのローカルリストからEBCオブジェクトを抽出し(ステップ1205)、抽出されたEBCオブジェクトによって識別される各個人にSMSを送信する(ステップ1206)ことに着手する。
グループがグローバルグループである場合、マスキング機能は、SMSをグローバルディレクトリサービスに転送する(ステップ1203)。その後、グローバルディレクトリサービスは、データベースから関連するEBCオブジェクトを抽出するために(ステップ1205)、マスクポインタを読み取る(ステップ1204)ことに着手する。グローバルディレクトリは、グループ内に含まれるEBCオブジェクトを抽出した後、抽出されたEBCオブジェクトによって識別される各個人にSMSを転送する(ステップ1206)ことに着手する。
上述の実施形態は、もっぱら本発明の例示によって提供されたこと、並びに当業者には明らかなように、それらに施されるさらなる変更及び改良も、本明細書で説明された本発明の広範な範囲及び領域内に包含されると見なされることを理解されたい。

Claims (26)

  1. 複数のネットワーク加入者間で連絡先情報を転送する方法であって、
    加入者端末において、前記連絡先情報を編集して、電子名刺内に収めるステップと、
    前記電子名刺をディレクトリに登録するステップであって、
    前記電子名刺のテキストフィールドを電子名刺オブジェクト内に含まれる1つ又は複数の属性にマッピングすることによって、前記電子名刺を前記電子名刺オブジェクト内にカプセル化するサブステップと、
    前記電子名刺オブジェクトを前記ディレクトリに送信するサブステップと、
    前記電子名刺オブジェクトをデータベース内に保存するサブステップと、
    をさらに含むステップと、
    前記ディレクトリにおいて、加入者から1組の検索パラメータを受信するステップと、
    前記検索パラメータとマッチする電子名刺オブジェクトを探して前記データベースを検索するステップと、
    前記加入者に電子名刺オブジェクトのリストを提供するステップと、
    前記ディレクトリにおいて、電子名刺オブジェクトの前記提供されたリストに属する電子名刺オブジェクトを求める要求を前記加入者から受信するステップと、
    前記要求された電子名刺オブジェクトを前記加入者に転送するステップと、
    を含む方法。
  2. 登録する前記ステップが、1組の加入者認証情報を確認するサブステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記加入者認証情報が、要求を行う当事者のモバイルフォン番号、及び/又は前記当事者が積極的に知らなくても若しくは参加しなくても前記当事者から獲得できる任意のそのような情報を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記加入者認証情報が、PIN、パスワード、及び/又は当事者が明示的に提供しなければならない任意のそのような情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記検索パラメータが、1組のキーワードである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記検索パラメータを受信する前記ステップが、前記検索を開始する前に、前記受信したキーワードを解析するサブステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 電子名刺オブジェクトのリストを提供する前記ステップが、検索結果をソート及び/又はフィルタリングするサブステップをさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記電子名刺オブジェクトの前記リストのソートが、オブジェクトの検証されたステータスに与えられる重み、オブジェクトの属性としての確認されたリレーションシップ、キーワードマッチ精度のレベル、情報の最新性、又はブール演算のうちの1つに従う、請求項7に記載の方法。
  9. 加入者又は権限を与えられた何れかの関係者が、前記電子名刺オブジェクトの前記属性のいずれかを更新又は削除することを可能にするステップをさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記電子名刺オブジェクトの前記属性及び/又はメソッドを更新する前記ステップが、複数のユーザインタフェースを介して実行される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ユーザインタフェースが、ウェブ若しくはwapインタフェース、ローカルアプリケーション、又は電子メール、SMS、MMS、フラッシュメッセージ、若しくはIP技術を使用するメニューシステムのうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 同期を求める要求を加入者から受信するステップをさらに含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 同期の前記ステップが、
    同期を取るように要求された前記電子名刺オブジェクト(複数可)の存在を検証するサブステップと、
    同期を取るように要求された前記電子名刺オブジェクト(複数可)のプライバシ又はアクセスレベル設定を検証するサブステップと、
    電子名刺オブジェクト(複数可)の前記プライバシ又はアクセスレベル設定に基づいて、同期を取るように要求された前記電子名刺オブジェクト(複数可)のオーナに、前記要求の許可又は不許可を尋ねるアクション可能通知を送信するサブステップと、
    前記同期要求を許可する場合、同期を取るように又はダウンロードするように要求された前記電子名刺オブジェクト(複数可)の同期アップデート又はコピーを、前記要求を行った加入者に送信するサブステップと、
    前記要求を行った当事者に適切な通知を送信するサブステップと、
    を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記電子名刺オブジェクトの内容を検証及び認証するステップをさらに含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 検証及び認証する前記ステップが、
    電子名刺オブジェクト内のデータの検証又は認証が成功したときに、検証するように要求された前記オブジェクトを認可済としてタグ付けするサブステップと、
    関連する1つ又は複数の当事者に適切な通知を送信するサブステップと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 検証及び認証する前記ステップが、
    信頼水準スコアリングによって前記電子名刺オブジェクトを検証するサブステップと、
    その後、事前定義された閾値以上の信頼水準をもたらすオブジェクトを検証済としてタグ付けするサブステップと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記電子名刺オブジェクトが、1つ又は複数のアクション可能要素を含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記1つ又は複数のアクション可能要素が、ネイティブデバイスアプリケーションを起動する、アプリケーション若しくはサービスを起動する、及び/又はウェブベース若しくはwapベースのインタフェースを開始する、スクリプトを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記電子名刺オブジェクトが、複数の電子名刺オブジェクトに対するポインタ及びマスクであり、その結果、複数の電子名刺オブジェクトに対するポインタとして機能する前記電子名刺オブジェクトに対する任意のユーザアクションは、事実上、そのような複数の電子名刺オブジェクトのうちの各電子名刺オブジェクトに対して個々に行われるアクションと同じである、請求項1に記載の方法。
  20. ネットワーク加入者間での連絡先情報の転送を円滑化するためのシステムであって、
    前記ネットワークに結合された少なくとも1つのサーバと、
    前記サーバに結合された少なくとも1つのデータベースと、
    前記ネットワークに結合された複数の加入者端末であって、各加入者の端末が、加入者に関連付けられた連絡先情報を、前記加入者による要求に応答して、前記サーバに送信するように構成され、前記要求が、前記加入者の端末に、前記連絡先情報を編集して、1つ又は複数のテキストフィールドを有する電子名刺オブジェクト内に収めること、前記電子名刺の前記1つ又は複数のテキストフィールドを、電子名刺オブジェクト内に含まれる1つ又は複数のオブジェクト属性にマッピングすること、及び前記データベース内に保存するために、前記電子名刺オブジェクトを前記サーバに送信することを行わせる、複数の加入者端末と、
    を含むシステム。
  21. 各加入者端末が、前記電子名刺オブジェクト内に含まれる各オブジェクト属性を読み取り、前記電子名刺オブジェクトによって表される前記連絡先情報に関して実行され得る1つ又は複数の機能を表すメニュー項目を含む複数のメニューを表示するように構成されたメニューエンジンを含む、請求項20に記載のシステム。
  22. 前記電子名刺オブジェクトには、コンテキストが割り当てられ、前記メニューエンジンが、前記割り当てられたコンテキストのための1組のデフォルトメニュー項目を生成するように構成される、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記メニューエンジンが、電子名刺オブジェクトオーナによる前記電子名刺オブジェクトの1つ又は複数のオブジェクト属性の変更に応答して、前記コンテキストのための前記1組のデフォルトメニュー項目を変更するように構成される、請求項22に記載のシステム。
  24. 前記電子名刺オブジェクトは、1つ又は複数のアクション可能な要素を含む請求項20に記載のシステム。
  25. 前記1つ又は複数のアクション可能要素が、ネイティブデバイスアプリケーションを起動する、アプリケーション若しくはサービスを起動する、及び/又はウェブベース若しくはwapベースのインタフェースを開始する、スクリプトを含む、請求項24に記載のシステム。
  26. 前記電子名刺オブジェクトが、複数の電子名刺オブジェクトに対するポインタ及びマスクであり、その結果、複数の電子名刺オブジェクトに対するポインタとして機能する前記電子名刺オブジェクトに対する任意のユーザアクションは、事実上、そのような複数の電子名刺オブジェクトのうちの各電子名刺オブジェクトに対して個々に行われるアクションと同じである、請求項20に記載のシステム。
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