JPH1165816A - 案内データ出力装置及び記憶媒体 - Google Patents

案内データ出力装置及び記憶媒体

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JPH1165816A
JPH1165816A JP9221578A JP22157897A JPH1165816A JP H1165816 A JPH1165816 A JP H1165816A JP 9221578 A JP9221578 A JP 9221578A JP 22157897 A JP22157897 A JP 22157897A JP H1165816 A JPH1165816 A JP H1165816A
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data
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audio
voice
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JP9221578A
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English (en)
Inventor
Mari Kono
真理 河野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、利用者の操作パターン等に応じて
音声ガイダンスを出力するとともに、その音声ガイダン
スに合わせて操作ガイダンスを表示する操作ガイダンス
機能と、その音声ガイダンスの内容と操作ガイダンスの
内容に基づいて操作マニュアルを作成して印刷するマニ
ュアル印刷機能とを実現して、利用者にとって理解が容
易な操作ガイダンス機能を提供することである。 【解決手段】 CPU2は、あるアプリケーションプロ
グラムが起動されると、操作ガイダンス機能に係る処理
として音声画像出力処理を実行し、RAM4内の音声メ
モリ4aから音声データを読み込み、その音声データに
設定された画像出力ポインタの前までの音声データを音
声出力装置5により出力させるとともに、その画像出力
ポインタに設定された画像出力No.に対応する画像デ
ータをRAM4内の画像メモリ4bから読み込んで操作
ガイダンスを表示装置6に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システム
において処理内容に応じた操作内容を案内する案内デー
タ出力装置及びその処理プログラムを格納する記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパーソナルコンピュータや業務用
処理システム等のコンピュータシステム上で動作する各
種アプリケーションプログラムでは、そのデータ処理に
係る操作内容をオペレータに指示するため、仕様書や操
作マニュアルのような文書により提供されるもの、ま
た、操作時に操作方法を指示するガイダンスを画面上に
表示する操作ガイダンス表示機能、あるいは音声により
操作方法を指示する音声ガイダンス機能等を備えてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンピュータシステムで上で動作する各種ア
プリケーションプログラムに備えられた文書による操作
マニュアル、操作ガイダンス表示機能、音声ガイダンス
機能にあっては、以下に述べるような問題があった。
【0004】すなわち、文書による操作マニュアルの場
合は、そのアプリケーションにおける処理手順に重点を
おいて説明されているため、細かな操作の理解が困難で
ある。また、個々の説明に重点をおいてリファレンスマ
ニュアルの場合は、使い方により操作方法が複数ある場
合に全ての操作方法の説明が記述されているため、利用
者がどの操作方法をとるべきを理解することが困難であ
る。さらに、文書による操作マニュアルでは、利用者が
知りたい説明がどこに書いてあるかを探すのに手間がか
かるという問題もある。
【0005】また、操作ガイダンス表示機能による操作
説明の場合は、処理中の画面上に表示できる操作ガイダ
ンスには制限があり、その操作説明の内容が不足がちに
なるという問題があった。さらに、音声ガイダンス機能
による操作説明の場合は、その音声ガイダンスを聞き逃
してしまったり、聞き取ることが困難であるといった状
況が発生し易く、操作を理解することが困難である。
【0006】本発明の課題は、利用者の操作パターン等
に応じて音声ガイダンスを出力するとともに、その音声
ガイダンスに合わせて操作ガイダンスを表示する操作ガ
イダンス機能と、その音声ガイダンスの内容と操作ガイ
ダンスの内容に基づいて操作マニュアルを作成して印刷
するマニュアル印刷機能とを実現して、利用者にとって
理解が容易な操作ガイダンス機能を提供することであ
る。
【0007】
【課題解決するための手段】請求項1記載の発明は、各
種処理内容に応じて案内出力を行う案内データ出力装置
であって、前記案内と対応する複数の音声出力データを
記憶する音声データ記憶手段と、前記複数の音声出力デ
ータと対応付けて複数の表示出力データを記憶する表示
データ記憶手段と、前記処理内容に応じた案内出力を行
う際に、前記音声データ記憶手段に記憶された音声出力
データによる音声出力と、その音声出力データに対応付
けられて前記表示データ記憶手段に記憶された表示出力
データの表示出力と、によって案内を行う出力制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明の案内データ出力
装置によれば、各種処理内容に応じて案内出力を行う案
内データ出力装置であって、前記案内と対応する複数の
音声出力データを音声データ記憶手段に記憶し、前記複
数の音声出力データと対応付けて複数の表示出力データ
を表示データ記憶手段に記憶し、出力制御手段により、
前記処理内容に応じた案内出力を行う際に、前記音声デ
ータ記憶手段に記憶された音声出力データによる音声出
力と、その音声出力データに対応付けられて前記表示デ
ータ記憶手段に記憶された表示出力データの表示出力
と、によって案内を行う。
【0009】したがって、情報処理システムにおいてア
プリケーションプログラム等を操作する際に、その処理
内容に応じた音声ガイダンスと、その音声ガイダンスに
対応した操作ガイダンスを表示することができ、理解が
容易な操作ガイダンスを行うことができる。
【0010】この場合、請求項2に記載する発明のよう
に、請求項1記載の案内データ出力装置において、前記
音声データ記憶手段は、前記音声出力データ内の所定位
置に挿入識別データを記憶し、前記出力制御手段は、前
記音声出力データによる音声出力を行う際に、その音声
出力データ内に挿入された挿入識別データに基づいて前
記表示データ記憶手段に記憶された表示出力データの表
示出力を行うことによって前記案内を行うことが有効で
ある。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、前記音
声データ記憶手段は、前記音声出力データ内の所定位置
に挿入識別データを記憶し、前記出力制御手段は、前記
音声出力データによる音声出力を行う際に、その音声出
力データ内に挿入された挿入識別データに基づいて前記
表示データ記憶手段に記憶された表示出力データの表示
出力を行うことによって前記案内を行う。
【0012】また、請求項3に記載する発明のように、
請求項1記載の案内データ出力装置において、前記表示
データ記憶手段に記憶される表示出力データは画像デー
タであることにより、処理内容に応じた操作ガイダンス
内容を理解が容易なイメージとして表示することができ
る。
【0013】したがって、音声ガイダンスの出力タイミ
ングに対応して操作ガイダンスを挿入表示することが可
能となる。
【0014】また、請求項4に記載する発明のように、
請求項1記載の案内データ出力装置において、前記出力
制御手段により音声出力される前記音声出力データと、
その音声出力データに対応付けられて前記表示データ記
憶手段に記憶された前記表示出力データと、を印刷する
印刷手段を更に備えることが有効である。
【0015】この請求項4記載の発明の案内データ出力
装置によれば、前記出力制御手段により音声出力される
前記音声出力データと、その音声出力データに対応付け
られて前記表示データ記憶手段に記憶された前記表示出
力データと、を印刷する印刷手段を更に備える。
【0016】したがって、処理内容に応じた音声ガイダ
ンス内容と操作ガイダンス表示内容とを操作マニュアル
として印刷出力することが可能となる。
【0017】また、請求項5に記載する発明のように、
請求項1あるいは4記載の案内データ出力装置におい
て、前記音声データ記憶手段は、前記音声出力データに
案内の内容を識別する内容識別データを対応付けて記憶
し、前記出力制御手段は、任意に指定される処理内容に
応じて前記内容識別データに基づいて対応する音声出力
データを音声出力することが有効である。
【0018】この請求項5記載の発明の案内データ出力
装置によれば、前記音声データ記憶手段は、前記音声出
力データに案内の内容を識別する内容識別データを対応
付けて記憶し、前記出力制御手段は、任意に指定される
処理内容に応じて前記内容識別データに基づいて対応す
る音声出力データを音声出力する。
【0019】したがって、操作者の処理パターンや処理
内容に対する習熟度等に応じた音声ガイダンスと操作ガ
イダンス表示を行うことができるとともに、操作者に応
じたガイダンス内容を操作マニュアルとして印刷出力す
ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0021】(第1の実施の形態)図1〜図8は、本発
明の案内データ出力装置及び記憶媒体を適用した第1の
実施の形態のコンピュータシステムを示す図である。
【0022】まず、構成を説明する。
【0023】図1は、本第1の実施の形態におけるコン
ピュータシステム1の要部構成を示すブロック図であ
る。この図1において、コンピュータシステム1は、C
PU2、入力装置3、RAM4、音声出力装置5、表示
装置6、印刷装置7、記憶装置8、及び記憶媒体9によ
り構成されており、記憶媒体9を除く各部はバス10に
接続されている。
【0024】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶媒体9内に格納されているシステムプログラム
及び当該システムに対応する各種アプリケーションプロ
グラムの中から指定されたアプリケーションプログラム
をRAM4内のワークメモリ4d(図2参照)に展開
し、入力装置3から入力される各種指示あるいはデータ
をRAM4内のワークメモリ4dに一時的に格納し、こ
の入力指示及び入力データに応じて記憶媒体9内に格納
されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を
実行し、その処理結果をRAM4内のワークメモリ4d
に格納するとともに、表示装置6に表示する。そして、
ワークメモリ4dに格納した処理結果を入力装置3から
入力指示される記憶装置8内の保存先に保存する。
【0025】また、CPU2は、あるアプリケーション
プログラムが起動されると、操作ガイダンス機能に係る
処理として後述する音声画像出力処理を実行し、RAM
4内の音声メモリ4aから音声データを読み込み、その
音声データに設定された画像出力ポインタの前までの音
声データを音声出力装置5により出力させるとともに、
その画像出力ポインタに設定された画像出力No.に対
応する画像データをRAM4内の画像メモリ4bから読
み込んで操作ガイダンスを表示装置6に表示する。
【0026】さらに、CPU2は、操作ガイダンス機能
に係る処理として後述する操作ガイダンス印刷処理を実
行し、上記音声メモリ4aから音声データを読み込んで
RAM4内の印刷バッファ4cの音声部分に格納し、そ
の音声データにおいて画像出力ポインタに設定された画
像出力No.に対応する画像データをRAM4内の画像
メモリ4bから読み込んで印刷バッファ4cの画像部分
に格納し、その印刷バッファ4cに格納した音声データ
と画像データとに基づいて操作ガイダンスマニュアルを
作成して、その操作ガイダンスマニュアルを印刷装置7
により印刷させる。
【0027】入力装置3は、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備え、押下されたキーの押下信
号をCPU2に出力する。
【0028】RAM(Random Access Memory)4は、C
PU2により実行される上記画像音声出力処理に際し
て、読み出される音声データを格納する音声メモリ4a
と、読み出される画像データを格納する画像メモリ4b
と、CPU2により実行される上記操作ガイダンス印刷
処理に際して、読み出される音声データと画像データを
一時的に格納する印刷バッファ4cと、CPU2が上記
各種アプリケーションプログラムを実行する際に各種デ
ータを展開するとともに、上記画像音声出力処理、及び
上記操作ガイダンス印刷処理を実行する際に音声データ
と画素鵜データを展開するワークメモリ4dと、を図2
に示すように形成する。
【0029】音声出力装置5は、上記CPU2により実
行される音声画像出力処理に際してRAM4内の音声メ
モリ4aから読み出される音声データを音声信号に変換
して、内蔵するスピーカー(図示せず)から再生する音
声再生機能を有する。
【0030】表示装置6は、CRT(Cathode Ray Tub
e)等により構成され、CPU2から入力される表示デ
ータとして上記操作ガイダンス等を表示する。印刷装置
7は、CPU2から入力される印字データとして上記操
作ガイダンスマニュアル等を所定の記録紙に印字して出
力する。
【0031】記憶装置8は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体9を有しており、この記憶媒
体9は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体9は記憶装置8に固定
的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであ
り、この記憶媒体9には上記システムプログラム及び当
該システムに対応する各種アプリケーションプログラ
ム、音声画像出力処理プログラム、操作ガイダンス印刷
処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデ
ータ等を記憶する。
【0032】また、この記憶媒体9に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置を設け、この記憶媒体9に記憶されてい
るプログラム、データを通信回線を介して使用する構成
にしてもよい。
【0033】次に、本第1の実施の形態の動作を説明す
る。
【0034】コンピュータシステム1では、オペレータ
による入力装置3からの入力操作により所定のアプリケ
ーションプログラムの起動が指示されると、CPU2
は、その指定されたアプリケーションプログラムを記憶
媒体9から読み出してRAM4内のワークメモリ4dに
展開して起動処理を実行するとともに、当該アプリケー
ションプログラムの操作ガイダンス機能に係る処理とし
て上記音声画像出力処理を開始する。
【0035】このCPU2により実行される音声画像出
力処理について図3に示すフローチャートに基づいて説
明する。なお、この図3に示す音声画像出力処理では、
伝票処理に係る操作ガイダンス処理を実行する場合につ
いて説明する。
【0036】この場合、何らかの操作によって伝票処理
の起動がかけられ、図3に示す処理が開始される。
【0037】図3において、CPU2は、まず、RAM
4内の音声メモリ4aに格納された音声データを読み込
んでワークメモリ4dに展開する(ステップS1)。こ
の時、音声メモリ4aから読み込まれる音声データの内
容を図4に示す。図4において音声データは、処理内容
「処理選択」と「得意先の選択」別に音声出力内容が格
納されている。その処理内容のうち「処理選択」と対応
して音声出力内容には「処理を選択してください。@1
売上伝票の入力を行う時は1を 返品伝票の入力を行
う時は2を 押してください。 また、伝票の訂正、取
消、複写を行う時には、@2機能キーを押してくださ
い。」として格納されている。
【0038】この音声出力内容中の所定位置に設定され
た「@1,@2」は、画像出力ポインタを示しており、
この各画像出力ポインタは、その設定位置直前までの音
声データを再生出力した後に表示する画像メモリ4bに
格納された操作ガイダンス表示用画像データとの対応関
係を示すものである。
【0039】したがって、処理内容として「処理選択」
が指定された場合は、音声メモリ4aから「処理選択」
に対応する「音声出力内容」が読み込まれてワークメモ
リ4dに展開される。
【0040】次いで、そのワークメモリ4dに展開した
「音声出力内容」のうち、その「音声出力内容」に設定
された画像出力ポインタ「@1」の直前までの音声テー
タ「処理を選択してください。」を音声出力装置5に転
送して再生させて、図6に示すように音声出力させて
(ステップS2)、画像出力ポインタの有無を判別する
(ステップS3)。図4に示した「音声出力内容」には
画像出力ポインタ「@1」が設定されているため、この
画像出力ポインタ「@1」をキーとして画像メモリ4b
に格納された画像データを読み込んでワークメモリ4d
に展開する(ステップS4)。
【0041】この時、画像メモリ4bから読み込まれる
画像データの内容を図5に示す。図5において画像デー
タは、「画像出力ポインタ:@1,@2,@3」と対応
付けて「画像出力内容」として上記音声データの出力タ
イミングに対応して表示すべき操作ガイダンス表示用画
像データが格納されている。
【0042】そして、この画像メモリ4bから読み込ん
でワークメモリ4dに展開した画像出力ポインタ「@
1」の操作ガイダンス表示用画像データを、図6に示
すように表示装置6に表示して(ステップS5)、上記
ステップS2の処理で再生出力した音声データ以降の音
声データがワークメモリ4dに展開されているか否かを
判別する(ステップS6)。すなわち、画像出力ポイン
タ「@1」以降にも「音声出力内容」が展開されている
ため、ステップS2の処理に戻って、次の画像出力ポイ
ンタ「@2」の直前までの音声データ「売上伝票の入力
を行う時は1を返品伝票の入力を行う時は2を 押して
ください。 また、伝票の訂正、取消、複写を行う時に
は、」を音声出力装置5に転送して再生させて、図6
に示すように音声出力させて、再度、画像出力ポインタ
の有無を判別する(ステップS3)。
【0043】「音声出力内容」には画像出力ポインタ
「@2」が設定されているため、この画像出力ポインタ
「@2」をキーとして画像メモリ4bに格納された画像
データを読み込んでワークメモリ4dに展開し(ステッ
プS4)、図6に示すように「機能」キーを表示装置
6に表示する(ステップS5)。次いで、再度、ステッ
プS2の処理で再生出力した音声データ以降の音声デー
タがワークメモリ4dに展開されているか否かを判別す
る(ステップS6)。すなわち、画像出力ポインタ「@
2」以降にも「音声出力内容」が展開されているため、
ステップS2の処理に戻って、画像出力ポインタ「@
2」以降の音声データ「機能キーを押してください。」
を音声出力装置5に転送して再生させて、図6に示す
ように音声出力させて、再度、画像出力ポインタの有無
を判別する(ステップS3)。
【0044】「音声出力内容」には画像出力ポインタ
「@2」の次の画像出力ポインタが設定されていないた
め、ステップS6に移行して再度、ステップS2の処理
で再生出力した音声データ以降の音声データがワークメ
モリ4dに展開されているか否かを判別する(ステップ
S6)。音声データ「機能キーを押してください。」以
降には音声データが展開されていないため、本音声画像
出力処理を終了する。
【0045】以上のように、画像音声出力処理を実行す
ることにより、「処理選択」に係る操作ガイダンスが音
声ガイダンスとともに、その音声ガイダンスの再生タイ
ミングに合わせて対応する操作イメージが表示されて、
操作内容が案内されるようになる。
【0046】なお、上記画像音声出力処理では、「処理
選択」に係る音声ガイダンスと操作ガイダンス表示の場
合を説明したが、図4の音声メモリ4aに格納された
「得意先の選択」に係る音声データに基づいて、その音
声データが再生出力されるとともに、画像メモリ4bに
格納された画像データが表示されることにより、その
「得意先の選択」に係る操作ガイダンスも同様に音声ガ
イダンスと操作ガイダンス表示により適宜案内される。
【0047】次に、CPU2により実行される操作ガイ
ダンス印刷処理について図7に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0048】入力装置3における指示操作により操作ガ
イダンス印刷処理が指定されると、図7において、ま
ず、CPU2は、図4に示した音声メモリ4aから「処
理選択」の「音声出力内容」を読み込んでワークメモリ
4dに展開し(ステップS11)、その画像出力ポイン
タの設定位置に基づいて図8に示すように印刷バッファ
4c内の(音声部分)に格納する(ステップS12)。
すなわち、まず、画像出力ポインタ「@1」の直前まで
の音声データ「処理を入力してください。」までを読み
込んで印刷バッファ4c内の(音声部分)に格納する。
【0049】そして、その格納した「音声出力内容」に
おける画像出力ポインタの有無を判別する(ステップS
13)。「処理選択」の「音声出力内容」には、画像出
力ポインタ「@1,@2」が設定されているため、ま
ず、画像出力ポインタ「@1」をキーとして図5の画像
メモリ4bに格納された「@1」に係る画像データを読
み込んで(ステップS14)、図8に示すように印刷バ
ッファ4c内の(画像部分)に「処理選択」に係る画像
データを格納する(ステップS15)。
【0050】次いで、画像出力ポインタ「@1」以降に
音声データが有るか否かを、ワークメモリ4dに展開し
た「音声出力内容」から判別する(ステップS16)。
画像出力ポインタ「@1」以降に音声データが有るた
め、ステップS12の処理に戻って、画像出力ポインタ
「@1」以降の音声データ「売上伝票の入力を行う時は
1を 返品伝票の入力を行う時は2を 押してくださ
い。 また、伝票の訂正、取消、複写を行う時には、」
を読み込んで、図8に示すように印刷バッファ4c内の
(音声部分)に格納する。
【0051】そして、その格納した「音声出力内容」の
直後には、画像出力ポインタ「@2」が設定されている
ため、その画像出力ポインタ「@2」をキーとして図5
の画像メモリ4bに格納された「@2」に係る画像デー
タを読み込んで(ステップS14)、図8に示すように
印刷バッファ4c内の(画像部分)に「機能」キーに係
る画像データを格納する(ステップS15)。次いで、
画像出力ポインタ「@2」以降に音声データが有るか否
かを、ワークメモリ4dに展開した「音声出力内容」か
ら再度判別し(ステップS16)、画像出力ポインタ
「@1」以降に音声データ「機能キーを押して下さ
い。」が有るため、ステップS12の処理に戻って、画
像出力ポインタ「@2」以降の音声データ「機能キーを
押して下さい。」を読み込んで、図8に示すように印刷
バッファ4c内の(音声部分)に格納する。
【0052】そして、その格納した「音声出力内容」の
直後には、画像出力ポインタが設定されていないため
(ステップS13)、ステップS16に移行して、音声
データの有無を確認する。音声データ「機能キーを押し
て下さい。」以降には音声データが設定されていないた
め、上記印刷バッファ4c内の(音声部分)と(画像部
分)に格納した音声データ、及び画像データに基づいて
操作ガイダンスマニュアルを作成し(ステップS1
7)、その作成した操作ガイダンスマニュアルを印刷装
置7により印刷出力させて、本操作ガイダンス印刷処理
を終了する。
【0053】以上のように、本第1の実施の形態のコン
ピュータシステム1では、アプリケーションを起動する
と、CPU2が操作ガイダンス機能に係る処理として上
記音声画像出力処理を実行して、RAM4内の音声メモ
リ4aから音声データを読み込み、その音声データに設
定された画像出力ポインタの前までの音声データを音声
出力装置5により出力させるとともに、その画像出力ポ
インタに設定された画像出力No.に対応する画像デー
タをRAM4内の画像メモリ4bから読み込んで操作ガ
イダンスを表示装置6に表示することにより、音声によ
る操作ガイダンスを出力中に、その操作内容の理解が困
難な場合に操作ガイダンス表示により補うことができ
る。
【0054】また、その音声データ、及び画像データに
よる操作ガイダンス内容を、オペレータの指示により操
作ガイダンスマニュアルとして印刷可能としたため、音
声ガイダンスで聞き逃してしまった内容を印刷物により
再確認することができるとともに、オペレータの指示に
より必要とする部分のみの操作ガイダンスマニュアルの
作成指示を行うことができる。
【0055】さらに、操作ガイダンスマニュアルとして
作成する際に、音声データの文節毎に設定された画像出
力ポインタと対応付けて適切な操作ガイダンス用画像デ
ータを展開するようにしたため、ビジュアルで見易い操
作マニュアルを提供することができる。
【0056】なお、上記第1の実施の形態では、伝票処
理に係る操作ガイダンス処理を実行する場合について説
明したが、その操作ガイダンスを行う処理対象は伝票処
理に関わらず、当該他の各種処理に対しても、その各種
処理に対応する音声データ、及び表示データをRAM4
内に格納することにより、同様の操作ガイダンス処理が
可能であることは勿論である。
【0057】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態における操作ガイダンス機能に係る音声画像出力処理
では、音声データにより出力される音声ガイダンスの内
容と、表示データにより表示される操作ガイダンスの内
容とが、オペレータの操作パターンによらず操作手順に
応じた一様なものであったが、本第2の実施の形態で
は、オペレータの操作パターンに応じた音声ガイダンス
の内容と操作ガイダンスの内容とを出力可能とする場合
について説明する。
【0058】図9〜図13は、本発明の人事ファイル処
理装置及び記憶媒体を適用した第2の実施の形態のコン
ピュータシステムを示す図であり、そのコンピュータシ
ステム1の構成は、図1に示したコンピュータシステム
1と同一であるため、その図示及び構成説明は省略し、
そのコンピュータシステム1においてCPU2により実
行される音声画像出力処理について説明する。
【0059】本第2の実施の形態のコンピュータシステ
ム1では、オペレータの操作パターンに応じた情報とし
て、図9に示すようにRAM4内に各オペレータの操作
パターンデータを設定したオペレータテーブル4eを格
納している。このオペレータテーブル4eには、操作項
目として「得意先の選択」と「商品の選択」と、その各
操作項目毎にパターンNo.と、をオペレータ毎に設定
するものとする。
【0060】次いで、CPU2により実行される音声画
像出力処理について図10に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0061】コンピュータシステム1では、オペレータ
による入力装置3からの入力操作によりそのオペレータ
を識別する情報(社員番号等)が入力されるとともに、
所定のアプリケーションプログラムの起動が指示される
と、CPU2は、その指定されたアプリケーションプロ
グラムを記憶媒体9から読み出してRAM4内のワーク
メモリ4dに展開して起動処理を実行するとともに、当
該アプリケーションプログラムの操作ガイダンス機能に
係る処理として上記音声画像出力処理を開始する。
【0062】図10において、CPU2は、まず、RA
M4内の音声メモリ4aに格納された音声データを読み
込んでワークメモリ4dに展開し(ステップS21)、
その音声データ内に操作パターンポインタ(操作パター
ンNo.)の設定の有無を判別する(ステップS2
2)。操作パターンポインタが設定されていれば、オペ
レータテーブル4e内に対応する操作パターンNo.
(「得意先の選択」と「商品の選択」の各パターンN
o.)が設定されていることを確認し(ステップS2
3)、その操作パターンNo.をオペレータテーブル4
eから読み込む(ステップS24)。
【0063】次いで、ステップS25において、その読
み込んだ操作パターンNo.に該当する音声データをR
AM4内の音声メモリ4aから読み込む処理を実行する
が、その操作パターンNo.別に読み込む音声データ処
理の詳細について図11に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0064】図11において、まず、読み込んだ操作パ
ターンNo.に基づいて操作マニュアルのタイプを判別
する(ステップS)。すなわち、本第2の実施の形態
では、オペレータ毎に設定された操作パターン(「得意
先の選択」と「商品の選択」の各パターンNo.)に対
応する操作マニュアルの形式として、「リファレンス」
形式(詳細形式)と「チュートリアル」形式(省略形
式)とに対応する音声データを音声メモリ4a内に格納
している。
【0065】また、同図中に示す音声メモリ4a内に
は、操作項目である「得意先の選択」と「商品の選択」
毎に音声データが格納されており、その各音声データは
[操作パターン1]と[操作パターン2]に分けて設定
されている。
【0066】例えば、図12に示すように、オペレータ
である担当者Aについてオペレータテーブル4eに設定
された操作パターンNo.として、操作項目「得意先の
選択」のパターン「2」、操作項目「商品の選択」のパ
ターン「1」であり、操作マニュアルのタイプをチュー
トリアルであると判別した場合は、音声メモリ4a内に
格納された「得意先の選択」項目部分の音声データのう
ち、操作パターンに依存しない音声データ「得意先を選
択してください。」と、その[操作パターン2(コード
入力)]の音声データのうち「*」で示される項目詳細
説明ポインタの前までのチュートリアル用音声データ
「対象となる得意先のコードを入力して下さい」を、R
AM4内の印刷バッファ4c内の(音声部分)に格納し
て(ステップS)、図10のステップS26の処理に
移行する。
【0067】また、この時、音声メモリ4aに格納され
た音声データ内に画像出力ポインタが設定されている場
合には、その画像出力ポインタの前までの音声データを
印刷バッファ4c内の(音声部分)に格納した後、図1
0のステップS26の処理に移行する。但し、この時、
[操作パターン2(コード入力)]の音声データ中には
画像出力ポインタが設定されていないため、音声データ
は印刷バッファ4c内に格納されない。
【0068】また、ステップSにおいて、操作マニュ
アルのタイプを判別した結果、オペレータである担当者
Aについてオペレータテーブル4eに設定された操作パ
ターンNo.として、操作項目「得意先の選択」のパタ
ーン「2」、操作項目「商品の選択」のパターン「1」
であり、操作マニュアルのタイプをリファレンスである
と判別した場合は、図12中の音声メモリ4a内に格納
された「得意先の選択」項目部分の音声データのうち、
操作パターンに依存しない音声データ「得意先を選択し
て下さい。」と、その[操作パターン2(コード入
力)]の音声データのうち項目詳細説明ポインタ「*」
の前までの音声データ「対象となる得意先のコードを入
力して下さい」と、項目詳細説明ポインタ「*」以降の
リファレンス用音声データ「コードは6桁で入力して下
さい」も含めて印刷バッファ4c内の(音声部分)に格
納して(ステップS)、図10のステップS26の処
理に移行する。
【0069】また、この時、音声メモリ4aに格納され
た音声データ内に画像出力ポインタが設定されている場
合には、その画像出力ポインタの前までの音声データを
印刷バッファ4c内の(音声部分)に格納した後、図1
0のステップS26の処理に移行する。但し、この時、
[操作パターン2(コード入力)]の音声データ中には
画像出力ポインタが設定されていないため、音声データ
は印刷バッファ4c内に格納されない。
【0070】そして、図10のステップS26の処理で
は、ワークメモリ4dに展開した音声データのうち、図
12の「得意先の選択」項目部分の[操作パターン1
(略号一覧)]の音声データ中には画像出力ポインタ
「@3」が設定されているため、この画像出力ポインタ
「@3」の直前までの音声テータ「得意先を選択して下
さい。」を音声出力装置5に転送して再生出力させる。
次いで、「得意先の選択」項目部分の[操作パターン2
(コード入力)]の音声データ中における画像出力ポイ
ンタの有無を判別する(ステップS27)。図12の
「得意先の選択」項目部分の[操作パターン2(コード
入力)]の音声データ中には、画像出力ポインタが設定
されていないため、ステップS30に移行して、上記ス
テップS26の処理で再生出力した音声データ「得意先
を選択して下さい。」以降の音声データがワークメモリ
4dに展開されているか否かを判別する。
【0071】すなわち、図12に示す「得意先の選択」
項目部分の[操作パターン2(コード入力)]には、チ
ュートリアル用の音声データが展開されているため、ス
テップS26の処理に戻って、「得意先を選択して下さ
い。」以降の音声データとして、「商品の選択」項目部
分の[操作パターン1(略号一覧)]の音声データ中に
設定された画像出力ポインタ「@3」の前までのチュー
トリアル用の音声データ「対象となる得意先のコードを
入力して下さい」、及び「商品を選択して下さい。」が
展開されているため、その音声データを音声出力装置5
に転送して再生出力させる。
【0072】次いで、「商品の選択」項目部分の[操作
パターン1(略号一覧)]の音声データ中における画像
出力ポインタの有無を判別する(ステップS27)。図
12に示す「商品の選択」項目部分の[操作パターン1
(略号一覧)]の音声データ中には、画像出力ポインタ
「@3」が設定されているため、この画像出力ポインタ
「@3」をキーとして画像メモリ4bに格納された画像
データを読み込んでワークメモリ4dに展開する(ステ
ップS28)。
【0073】そして、この画像メモリ4bから読み込ん
でワークメモリ4dに展開した画像出力ポインタ「@
3」の「商品の選択」用の操作ガイダンス表示用画像デ
ータを表示装置6に表示して(ステップS29)、上記
ステップS26の処理で再生出力した音声データ以降の
音声データがワークメモリ4dに展開されているか否か
を判別する(ステップS30)。すなわち、図12に示
す「商品の選択」項目部分の[操作パターン1(略号一
覧)]の音声データには、画像出力ポインタ「@3」以
降にもチュートリアル用の音声データが展開されている
ため、ステップS26の処理に戻って、その画像出力ポ
インタ「@3」以降のチュートリアル用の音声データと
して「表示されている略号一覧より対象となる略号を選
択して下さい」を音声出力装置5に転送して再生出力さ
せて、再度、「商品の選択」項目部分の[操作パターン
1(略号一覧)]の音声データ中における画像出力ポイ
ンタの有無を判別する(ステップS27)。
【0074】図12に示す「商品の選択」項目部分の
[操作パターン1(略号一覧)]の音声データ中には、
画像出力ポインタ「@3」以外の画像出力ポインタが設
定されていないため、ステップS30の処理に移行し
て、上記ステップS26の処理で再生出力した音声デー
タ以降の音声データがワークメモリ4dに展開されてい
るか否かを判別する。すなわち、図12の「商品の選
択」項目部分の[操作パターン1(略号一覧)]の音声
データ中には、チュートリアル用の音声データが展開さ
れていないため、今回の音声データの再生出力処理と、
操作ガイダンスの表示処理は終了する。以上の音声デー
タの再生出力内容と操作ガイダンスの表示内容とを印刷
装置7により印刷出力すれば、図12に示すチュートリ
アル形式の操作マニュアルを印刷することができる。
【0075】次いで、ステップS30において、再生対
象の音声データが無いと判別した場合は、オペレータテ
ーブル4eに格納された担当者Aの操作パターンを変更
する指示が入力されたか否かを判別する(ステップS3
1)。すなわち、図12に示すオペレータテーブル4e
に設定された操作パターンNo.として、操作項目「得
意先の選択」のパターン「2」、操作項目「商品の選
択」のパターン「1」について、そのパターンNo.を
変更する指示が入力されると、その変更対象として指示
された操作項目の操作パターンNo.により、オペレー
タテーブル4eに格納された担当者Aの操作パターン内
容を変更して(ステップS32)、本音声画像出力処理
を終了する。
【0076】また、上記ステップS25の処理におい
て、図12のオペレータテーブル4eに示した担当者A
の操作パターン設定を判別した結果、操作マニュアルの
タイプをリファレンスであると判別した場合は、上記ス
テップS26〜ステップS30の処理を繰返し実行し
て、音声データの再生出力内容と操作ガイダンスの表示
内容とを印刷装置7により印刷出力すれば、図12に示
すリファレンス形式の操作マニュアルを印刷することが
できる。
【0077】次に、オペレータテーブル4eに設定され
る担当者の操作パターンとして、図13に示す担当者B
の操作パターンが操作項目「得意先の選択」のパターン
「1」、操作項目「商品の選択」のパターン「2」に設
定された場合の音声画像出力処理について、図10のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0078】図10において、CPU2は、まず、RA
M4内の音声メモリ4aに格納された音声データを読み
込んでワークメモリ4dに展開し(ステップS21)、
その音声データ内に操作パターンポインタ(操作パター
ンNo.)の設定の有無を判別する(ステップS2
2)。操作パターンポインタが設定されていれば、オペ
レータテーブル4e内に対応する操作パターンNo.
(「得意先の選択」と「商品の選択」の各パターンN
o.)が設定されていることを確認し(ステップS2
3)、その操作パターンNo.をオペレータテーブル4
eから読み込む(ステップS24)。
【0079】次いで、ステップS25において、その読
み込んだ操作パターンNo.に該当する音声データをR
AM4内の音声メモリ4aから読み込む処理を実行する
が、その操作パターンNo.別に読み込む音声データ処
理の詳細について図11に示すフローチャートに基づい
て説明する。
【0080】図11において、まず、読み込んだ操作パ
ターンNo.に基づいて操作マニュアルのタイプを判別
する(ステップS)。例えば、図13に示すように、
オペレータである担当者Bについてオペレータテーブル
4eに設定された操作パターンNo.として、操作項目
「得意先の選択」のパターン「1」、操作項目「商品の
選択」のパターン「2」であり、操作マニュアルのタイ
プをチュートリアルであると判別した場合は、音声メモ
リ4a内に格納された「得意先の選択」項目部分の音声
データのうち、操作パターンに依存しない音声データ
「得意先を選択して下さい。」と、その[操作パターン
1(略号一覧)]の音声データのうち「*」で示される
項目詳細説明ポインタの前までのチュートリアル用音声
データ「表示されている略号一覧より対象となる略号を
選択して下さい」を、RAM4内の印刷バッファ4c内
の(音声部分)に格納して(ステップS)、図10の
ステップS26の処理に移行する。
【0081】また、この時、音声メモリ4aに格納され
た音声データ内に画像出力ポインタが設定されている場
合には、その画像出力ポインタの前までの音声データを
印刷バッファ4c内の(音声部分)に格納した後、図1
0のステップS26の処理に移行する。この時、[操作
パターン1(略号一覧)]の音声データ中には画像出力
ポインタとして「@3」が設定されているため、その画
像出力ポインタ「@3」以降の音声データは印刷バッフ
ァ4c内に格納される。
【0082】また、ステップSにおいて、操作マニュ
アルのタイプを判別した結果、オペレータである担当者
Bについてオペレータテーブル4eに設定された操作パ
ターンNo.として、操作項目「得意先の選択」のパタ
ーン「1」、操作項目「商品の選択」のパターン「2」
であり、操作マニュアルのタイプをリファレンスである
と判別した場合は、図13中の音声メモリ4a内に格納
された「得意先の選択」項目部分の音声データのうち、
操作パターンに依存しない音声データ「得意先を選択し
て下さい。」と、その[操作パターン1(略号一覧)]
の音声データのうち項目詳細説明ポインタ「*」の前ま
での音声データ「表示されている略号一覧より対象とな
る略号を選択して下さい」と、項目詳細説明ポインタ
「*」以降のリファレンス用音声データ「コードは6桁
で入力して下さい」も含めて印刷バッファ4c内の(音
声部分)に格納して(ステップS)、図10のステッ
プS26の処理に移行する。
【0083】また、この時、音声メモリ4aに格納され
た音声データ内に画像出力ポインタが設定されている場
合には、その画像出力ポインタの前までの音声データを
印刷バッファ4c内の(音声部分)に格納した後、図1
0のステップS26の処理に移行する。この時、[操作
パターン1(略号一覧)]の音声データ中には画像出力
ポインタとして「@3」が設定されているため、その画
像出力ポインタ「@3」以降の音声データは印刷バッフ
ァ4c内に格納される。
【0084】そして、図10のステップS26の処理で
は、ワークメモリ4dに展開した音声データのうち、図
13の「得意先の選択」項目部分の[操作パターン1
(略号一覧)]の音声データ中には画像出力ポインタ
「@3」が設定されているため、この画像出力ポインタ
「@3」の直前までの音声テータ「得意先を選択して下
さい。」を音声出力装置5に転送して再生出力させる。
次いで、「得意先の選択」項目部分の[操作パターン1
(略号一覧)]の音声データ中における画像出力ポイン
タの有無を判別する(ステップS27)。図13の「得
意先の選択」項目部分の[操作パターン1(略号一
覧)]の音声データ中には、画像出力ポインタ「@3」
が設定されているため、この画像出力ポインタ「@3」
をキーとして画像メモリ4bに格納された画像データを
読み込んでワークメモリ4dに展開する(ステップS2
8)。
【0085】そして、この画像メモリ4bから読み込ん
でワークメモリ4dに展開した画像出力ポインタ「@
3」の「得意先の選択」用の操作ガイダンス表示用画像
データを表示装置6に表示して(ステップS29)、上
記ステップS26の処理で再生出力した音声データ以降
の音声データがワークメモリ4dに展開されているか否
かを判別する(ステップS30)。すなわち、図13に
示す「得意先の選択」項目部分の[操作パターン1(略
号一覧)]の音声データには、画像出力ポインタ「@
3」以降にもチュートリアル用の音声データが展開され
ているため、ステップS26の処理に戻って、その画像
出力ポインタ「@3」以降のチュートリアル用の音声デ
ータとして「表示されている略号一覧より対象となる略
号を選択して下さい」を音声出力装置5に転送して再生
出力させて、再度、「得意先の選択」項目部分の[操作
パターン1(略号一覧)]の音声データ中における画像
出力ポインタの有無を判別する(ステップS27)。
【0086】図13に示す「得意先の選択」項目部分の
[操作パターン1(略号一覧)]の音声データ中には、
画像出力ポインタ「@3」以外の画像出力ポインタが設
定されていないため、ステップS30の処理に移行し
て、上記ステップS26の処理で再生出力した音声デー
タ以降の音声データがワークメモリ4dに展開されてい
るか否かを判別する。すなわち、図13の「得意先の選
択」項目部分の[操作パターン1(略号一覧)]の音声
データ中には、チュートリアル用の音声データが展開さ
れていないが、その下の「商品の選択」項目部分の[操
作パターン2(コード入力)]にはチュートリアル用の
音声データが展開されているため、ステップS26の処
理に戻って、その「商品の選択」項目部分の[操作パタ
ーン2(コード入力)]の音声データにおいて、画像出
力ポインタの前までの音声データを音声出力装置5に転
送して再生出力させる。
【0087】この時、「商品の選択」項目部分の[操作
パターン2(コード入力)]の音声データに中には、画
像出力ポインタが設定されていないため、チュートリア
ル用音声データ「対象となる商品のコードを入力して下
さい」が音声出力装置5に転送されて再生出力される。
【0088】次いで、「商品の選択」項目部分の[操作
パターン2(コード入力)]の音声データ中における画
像出力ポインタの有無を判別する(ステップS27)。
図13に示す「商品の選択」項目部分の[操作パターン
2(コード入力)]の音声データ中には、画像出力ポイ
ンタが設定されていないため、ステップS30の処理に
移行して、上記ステップS26の処理で再生出力した音
声データ以降の音声データがワークメモリ4dに展開さ
れているか否かを判別する。すなわち、図13の「商品
の選択」項目部分の[操作パターン2(コード入力)]
の音声データ中には、音声データ「対象となる商品のコ
ードを入力して下さい」以降にはチュートリアル用の音
声データが展開されていないため、今回の音声データの
再生出力処理と、操作ガイダンスの表示処理は終了す
る。以上の音声データの再生出力内容と操作ガイダンス
の表示内容とを印刷装置7により印刷出力すれば、図1
3に示すチュートリアル形式の操作マニュアルを印刷す
ることができる。
【0089】次いで、ステップS30において、再生対
象の音声データが無いと判別した場合は、オペレータテ
ーブル4eに格納された担当者Bの操作パターンを変更
する指示が入力されたか否かを判別する(ステップS3
1)。すなわち、図13に示すオペレータテーブル4e
に設定された操作パターンNo.として、操作項目「得
意先の選択」のパターン「1」、操作項目「商品の選
択」のパターン「2」について、そのパターンNo.を
変更する指示が入力されると、その変更対象として指示
された操作項目の操作パターンNo.により、オペレー
タテーブル4eに格納された担当者Bの操作パターン内
容を変更して(ステップS32)、本音声画像出力処理
を終了する。
【0090】また、上記ステップS25の処理におい
て、図13のオペレータテーブル4eに示した担当者B
の操作パターン設定を判別した結果、操作マニュアルの
タイプをリファレンスであると判別した場合は、上記ス
テップS26〜ステップS30の処理を繰返し実行し
て、音声データの再生出力内容と操作ガイダンスの表示
内容とを印刷装置7により印刷出力すれば、図13に示
すリファレンス形式の操作マニュアルを印刷することが
できる。
【0091】以上のように、本第2の実施の形態のコン
ピュータシステム1では、RAM4内のオペレータテー
ブル4eに担当者毎の操作パターンを記憶するととも
に、音声メモリ4aにその操作パターン毎の音声ガイダ
ンスデータを記憶し、アプリケーションを起動すると、
CPU2が操作ガイダンス機能に係る処理として上記音
声画像出力処理を実行して、オペレータテーブル4eか
ら担当者の操作パターンデータを読み込むとともに、音
声メモリ4aからその操作パターンに対応する音声デー
タを読み込み、その音声データに設定された画像出力ポ
インタの前までの音声データを音声出力装置5により出
力させるとともに、その画像出力ポインタに設定された
画像出力No.に対応する画像データをRAM4内の画
像メモリ4bから読み込んで操作ガイダンスを表示装置
6に表示することにより、各担当者に合った音声による
操作ガイダンスを出力できるとともに、その操作内容の
理解が困難な場合に操作ガイダンス表示により補うこと
ができる。
【0092】また、その操作ガイダンスマニュアルのタ
イプをチュートリアル形式とリファレンス形式とを選択
可能としたため、詳細な説明が必要な操作項目について
は、リファレンス形式の操作マニュアルを印刷し、全体
の操作手順だけが分かればよい操作項目については、チ
ュートリアル形式の操作マニュアルを印刷すればよい
等、各担当者が自分の習熟度等に応じて各操作項目に適
したマニュアルの作成が可能となる。
【0093】したがって、コンピュータシステムにおい
て、担当者毎にアプリケーションプログラムに対応する
操作マニュアルを容易に作成することができる。
【0094】なお、上記各実施の形態では、操作ガイダ
ンスとして表示される内容として、操作内容を促す文字
を表示していたが、その操作に必要な文字以外の記号等
が含まれていれば、その記号を含む文字を表示するよう
にしてもよい。
【0095】
【発明の効果】請求項1記載の発明の案内データ出力装
置によれば、情報処理システムにおいてアプリケーショ
ンプログラム等を操作する際に、その処理内容に応じた
音声ガイダンスと、その音声ガイダンスに対応した操作
ガイダンスを表示することができ、理解が容易な操作ガ
イダンスを行うことができる。
【0096】請求項2記載の発明の案内データ出力装置
によれば、音声ガイダンスの出力タイミングに対応して
操作ガイダンスを挿入表示することが可能となる。
【0097】請求項3記載の発明の案内データ出力装置
によれば、処理内容に応じた操作ガイダンス内容を理解
が容易なイメージとして表示することができる。
【0098】請求項4記載の発明の案内データ出力装置
によれば、処理内容に応じた音声ガイダンス内容と操作
ガイダンス表示内容とを操作マニュアルとして印刷出力
することが可能となる。
【0099】請求項5記載の発明の案内データ出力装置
によれば、操作者の処理パターンや処理内容に対する習
熟度等に応じた音声ガイダンスと操作ガイダンス表示を
行うことができるとともに、操作者に応じたガイダンス
内容を操作マニュアルとして印刷出力することが可能と
なる。
【0100】請求項6記載の発明の記憶媒体によれば、
情報処理システムにおいてアプリケーションプログラム
等を操作する際に、その処理内容に応じた音声ガイダン
スと、その音声ガイダンスに対応した操作ガイダンスを
表示させるプログラムをコンピュータで実行することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の案内データ出力装置及び記憶媒体を適
用した第1の実施の形態のコンピュータシステム1の要
部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のRAM4内のメモリ構成を示す図であ
る。
【図3】図1のCPU2により実行される音声画像出力
処理を示すフローチャートである。
【図4】図2の音声メモリ4aに格納される音声データ
の内容を示す図である。
【図5】図2の画像メモリ4bに格納される画像データ
の内容を示す図である。
【図6】図5の音声画像出力処理による音声ガイダンス
の出力状態と操作ガイダンスの表示状態とを示す図であ
る。
【図7】図1のCPU2により実行される操作ガイダン
ス印刷処理を示すフローチャートである。
【図8】図7の操作ガイダンス印刷処理による印刷バッ
ファ4cへのデータの格納状態と操作ガイダンスマニュ
アルの作成状態を示す図である。
【図9】本発明の案内データ出力装置及び記憶媒体を適
用した第2の実施の形態のコンピュータシステム1にお
けるRAM4内のメモリ構成を示す図である。
【図10】本第2の実施の形態のコンピュータシステム
1におけるCPU2により実行される音声画像出力処理
を示すフローチャートである。
【図11】図10の音声画像出力処理のステップS25
において実行される操作パターンによるマニュアルタイ
プ出力処理を示すフローチャートである。
【図12】図10の音声画像出力処理において担当者A
に係る操作マニュアルの出力例を示す図である。
【図13】図10の音声画像出力処理において担当者B
に係る操作マニュアルの出力例を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 入力装置 4 RAM 4a 音声メモリ 4b 画像メモリ 4c 印刷バッファ 4d ワークメモリ 5 音声出力装置 6 表示装置 7 印刷装置 8 記憶装置 9 記憶媒体 10 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種処理内容に応じて案内出力を行う案内
    データ出力装置であって、 前記案内と対応する複数の音声出力データを記憶する音
    声データ記憶手段と、 前記複数の音声出力データと対応付けて複数の表示出力
    データを記憶する表示データ記憶手段と、 前記処理内容に応じた案内出力を行う際に、前記音声デ
    ータ記憶手段に記憶された音声出力データによる音声出
    力と、その音声出力データに対応付けられて前記表示デ
    ータ記憶手段に記憶された表示出力データの表示出力
    と、によって案内を行う出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする案内データ出力装置。
  2. 【請求項2】前記音声データ記憶手段は、前記音声出力
    データ内の所定位置に挿入識別データを記憶し、 前記出力制御手段は、前記音声出力データによる音声出
    力を行う際に、その音声出力データ内に挿入された挿入
    識別データに基づいて前記表示データ記憶手段に記憶さ
    れた表示出力データの表示出力を行うことによって前記
    案内を行うことを特徴とする請求項1記載の案内データ
    出力装置。
  3. 【請求項3】前記表示データ記憶手段に記憶される表示
    出力データは画像データであることを特徴とする請求項
    1記載の案内データ出力装置。
  4. 【請求項4】前記出力制御手段により音声出力される前
    記音声出力データと、その音声出力データに対応付けら
    れて前記表示データ記憶手段に記憶された前記表示出力
    データと、を印刷する印刷手段を更に備えたことを特徴
    とする請求項1記載の案内データ出力装置。
  5. 【請求項5】前記音声データ記憶手段は、前記音声出力
    データに案内の内容を識別する内容識別データを対応付
    けて記憶し、 前記出力制御手段は、任意に指定される処理内容に応じ
    て前記内容識別データに基づいて対応する音声出力デー
    タを音声出力するようにしたことを特徴とする請求項1
    あるいは4記載の案内データ出力装置。
  6. 【請求項6】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 処理内容に応じた案内出力を行う際に、案内と対応して
    音声データ記憶手段に記憶された音声出力データによる
    音声を出力させるためのコンピュータが実行可能なプロ
    グラムコードと、 その音声出力データにその音声出力データと対応付けら
    れて表示データ記憶手段に記憶された表示出力データを
    表示出力させるためのコンピュータが実行可能なプログ
    ラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
JP9221578A 1997-08-18 1997-08-18 案内データ出力装置及び記憶媒体 Abandoned JPH1165816A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006075369A1 (ja) * 2005-01-13 2006-07-20 Fujitsu Limited 電子機器および制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006075369A1 (ja) * 2005-01-13 2006-07-20 Fujitsu Limited 電子機器および制御プログラム

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