JPH1165390A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JPH1165390A
JPH1165390A JP23781597A JP23781597A JPH1165390A JP H1165390 A JPH1165390 A JP H1165390A JP 23781597 A JP23781597 A JP 23781597A JP 23781597 A JP23781597 A JP 23781597A JP H1165390 A JPH1165390 A JP H1165390A
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cleaning
toner
cleaning blade
blade
image forming
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JP23781597A
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Naoshi Hayakawa
直志 早川
Takaaki Yanagisawa
孝昭 柳沢
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収タンクの突揺動とブレードの突揺動が同
時に駆動されることによって生じるトナー落ちの防止を
図った画像形成装置のクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 クリーニングブレード8と、クリーニン
グケース12底部のトナー排出部材13に連結する廃ト
ナーボトルの急激な揺動を引き起こすタイミングが重畳
すると、それに伴う振動が共振してクリーニング装置7
の入口シール37と感光体1の間に隙間が生じ、クリー
ニングケース12内からトナーが漏れ落ちるので、クリ
ーニングブレード8と廃トナーボトルの急速移動のタイ
ミングをずらす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファックス等の電子写真方式を用いた画像形成装置
のクリーニング装置に関し、特にクリーニング装置の入
口シールからのトナー飛散防止について改良したものに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特開平
6−149139号に開示の技術は、クリーニングブレ
ードのエッジ部に紙粉やトナーが堆積するのを防止し
て、画像の品質が低下することのない画像形成装置のク
リーニング装置を提供するものであるが、この装置で
は、段付カムと圧縮バネでクリーニングブレードを像坦
持体に当接させながら像坦持体の軸方向に急激に揺動さ
せ、クリーニングブレードに一定周期の衝撃を繰り返し
加えて、ブレードエッジからのトナー、紙粉等の異物の
剥離除去性を高めている。
【0003】この装置のような構成を採用すると、クリ
ーニングブレードの揺動による急激な移動(ある位置か
ら他の位置へは比較的低速で徐々に移動するのに対し、
他の位置からある位置へは大きな速度で急激に移動する
ことをいう。以下では突揺動という。)の衝撃で、像担
持体から剥離したトナーがクリーニング装置のハウジン
グ外へ漏れることを防止する入口シールの先端に振動が
伝わる。クリーニングブレードの揺動のみの振動では入
口シールと像担持体に隙間は生じないが、これに剥離さ
せたトナーの回収容器である回収タンクにおいて回収タ
ンクの奥方向へ回収したトナーを急激に移動させるため
の突揺動が重畳すると、これら揺動に伴う振動が共振
し、入口シールと像担持体に隙間を生じさせ、クリーニ
ング装置のハウジング内からトナーが漏れ落ち、入口シ
ールの下側を通過する画像形成中の転写紙の上に落下
し、画像汚れを生じさせてしまうことがある。また転写
紙が入口シール下側を通過していない場合でも、転写紙
搬送装置の搬送面上に落下したトナーが積もり、次に搬
送されてくる転写紙の裏面を汚してしまうことがある。
また入口シールの材料として一般に用いられるポリウレ
タンゴムは高温で伸びやすく、像担持体への圧接力が落
ちやすいので、発熱量が著しい高速コピー機や、高温地
域での使用では、クリーニングブレードや廃トナーボト
ルの単独の突揺動でも隙間が生じる可能性が無いとはい
えず、この場合も上述のような画像欠陥等が生じる恐れ
がある。
【0004】そこで本発明は、回収タンクの突揺動とブ
レードの突揺動が同時に駆動されることによって生じる
トナー落ちの防止を図った画像形成装置のクリーニング
装置を提供することを目的とする。また本発明は、入口
シールの変形等でクリーニングブレードや廃トナーボト
ルの単独の突揺動で隙間が生じた場合にも画像欠陥等の
発生を防げる画像形成装置のクリーニング装置を提供す
ることをも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
クリーニング装置のうち請求項1に係るものは、上記目
的を達成するために、転写後の像担持体上の残留トナー
を除去、回収するクリーニング手段をハウジング内に備
える画像形成装置のクリーニング装置であって、上記像
担持体上に付着している状態では上記残留トナーを上記
ハウジング内へ通過させ、上記クリーニング手段により
上記像担持体から剥離したトナーが上記ハウジング外へ
漏れることを防止する入口シールを備え、かつ上記クリ
ーニング手段が、クリーニングブレードと、上記像担持
体進行方向と直交する方向である上記クリーニングブレ
ードの長手方向に該クリーニングブレードを急激に移動
させる第1の揺動機構を有し、さらに、剥離させたトナ
ーの回収容器と、該回収容器奥方向へ回収したトナーを
急激に移動させる第2の揺動機構を備え、上記第1及び
第2揺動機構の揺動周期を一致させないようにしてなる
ことを特徴とする。
【0006】同請求項2に係るものは、上記第1及び第
2揺動機構の揺動を、上記入口シールの下面に転写紙が
ないときだけ行わせる制御手段を有することを特徴とす
る。
【0007】同請求項3に係るものは、上記入口シール
の下面に配した転写紙搬送装置の搬送面をクリーニング
する手段を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置
のクリーニング装置の第1の実施形態を示す部分断面概
略図、図2は、図1に示したクリーニング装置の一部を
拡大して示す断面図、図3は図2の矢印A方向から見た
概念的な正面図である。これらの図において、像担持体
であるドラム状の感光体1を図示せぬ駆動装置によって
図1中の時計方向(矢印B方向)に回転駆動し、除電ラ
ンプ2によってその表面を除電して初期化し、次いで帯
電ローラ3によって感光体1の表面を所定の極性に一様
に帯電し、さらにその帯電面に露光部35において図示
せぬ像露光装置から像光を照射して所望の静電潜像を形
成する。この静電潜像を現像装置4によってトナー像と
して可視像化し、このトナー像を転写ローラ5によって
転写紙6の表面に転写する。次いで、トナー像を転写し
た転写紙6を感光体1から分離し、搬送ベルト36によ
って図示せぬ定着装置へと搬送し、そこで転写紙6上の
トナー像を熱と圧力の作用で転写紙6上に定着する。ト
ナー像を転写紙6に転写した後の感光体1の表面には、
転写残トナーが付着しており、これをクリーニング装置
7によって除去し、感光体1の表面を清掃する。以降上
述した画像形成動作を繰り返す。
【0009】クリーニング装置7は、例えばゴムや軟質
合成樹脂等の弾性体からなるクリーニングブレード8を
有し、このクリーニングブレード8は、感光体1の表面
の移動方向(即ち感光体1の回転方向:図中の矢印B方
向)に対してほぼ直交する向き、換言すれば感光体1の
軸線方向に長く延び、かつその幅方向の先端エッジ部9
が、感光体1の表面に圧接し、感光体1の表面に付着す
る転写残トナーを掻き取り得るようになっている。
【0010】またクリーニング装置7は、クリーニング
ブレード8を保持するブレードホルダ10、その支持部
材11等をクリーニングケース12内に有し、クリーニ
ングケース12の底部には、感光体1と平行に延びるス
クリューやコイル等からなるトナー排出部材13が設け
てある。このため、クリーニングブレード8によって感
光体1の表面から掻き取られた転写残トナーは、クリー
ニングケース12の底部に落下し、トナー排出部材13
の回転に伴ってクリーニングケース12外に排出され、
図示せぬ廃トナーボトルに収容される。
【0011】クリーニングケース12は、クリーニング
ブレード8よりも剛性の大きい材料、例えば金属や硬質
合成樹脂製で、感光体1側に開口18を形成した箱状の
ものである。開口18の下部には、感光体1上に付着し
た状態の転写残トナーは通過させるが、クリーニングブ
レード8で掻き落としたトナーがクリーニングケース1
2の外へ漏れ、搬送ベルト36上あるいは搬送ベルト3
6で搬送中の転写紙6上に落下する(図1中に矢印Xで
入口シール37からトナー落ちが発生する範囲を示
す。)ことを防止するための入口シール37が、感光体
1に圧接配置してある。また開口18を通して、クリー
ニングブレード8と後述する第1及び第2のシール部材
27、27aが感光体1の表面に圧接している。図3に
は、クリーニングケース12の奥側の側壁19と前側の
側壁19aとを示すが、これら側壁19、19aとクリ
ーニングケース12のケース胴体部12aとは一体に形
成してある。また側壁19、19aは、クリーニングブ
レード8の長手方向各端部にそれぞれ対向して位置す
る。なおこのクリーニングケース12は、図示せぬ画像
形成装置本体に対して不動となるようにセット、支持す
る。
【0012】ブレードホルダ10と支持部材11は、例
えば金属板や硬質合成樹脂等のクリーニングブレード8
よりも高剛性材料からなり、ブレードホルダ10は、ク
リーニングブレード8の幅方向基端側14、即ち先端エ
ッジ部9と反対側の端部を、その全長にわたって固定支
持する。一方、クリーニングブレード8は、その幅方向
基端側14を、図示せぬ両面接着テープや接着剤等によ
ってブレードホルダ10に固着する。さらに支持部材1
1は、ブレードホルダ10に対して平行に延び、ねじ1
7によってブレードホルダ10を着脱可能に固定してい
る。
【0013】図3及び図3の一部を拡大した図4、図5
に示すように、支持部材11の長手方向各端部側に設け
た耳15、15aに、同心状のピン16、16aがそれ
ぞれ一体に突設してある。これらのピン16、16a
は、クリーニングケース12の第1の側壁19と第2の
側壁19aにそれぞれ形成した支持孔に回転自在かつそ
の軸方向に摺動可能に嵌合している。このため、支持部
材11はクリーニングブレード8の長手方向に移動可能
に、クリーニングケース12の第1及び第2の側壁1
9、19aに支持されている。
【0014】また支持部材11には、引張ばね38の一
端が係止してある。この引張ばね38の他端はクリーニ
ングケース12に係止してあり、これによって支持部材
11はピン16、16aのまわりで図2中で反時計方向
に回動するように付勢されている。このため、クリーニ
ングブレード8と第1及び第2のシール部材27、27
aが感光体1の表面に圧接する。なお、図4ではクリー
ニングケース12の図示を省略してある。
【0015】支持部材11の一方の耳15に突設したピ
ン16には、図3及び図4に示すように、ローラ20を
回転自在に支持し、ローラ20がクリーニングケース1
2の外部に位置する円板状のカム21のカム面に当接し
ている。カム21は、クリーニングブレード8に向けて
最大に突出したカム面の最高部22aとクリーニングブ
レード8から最も離れたカム面の最低部22bが大きな
段差をなして連なっている。またカム21の中心は、ク
リーニングケース12の第1の側壁19に固定した軸2
4に軸受23を介して回転自在に支持してある。このカ
ム21と一体形成したギア25は、図示せぬ相手ギアに
噛み合い、このギアを介して図示せぬモータによって回
転駆動され、これによってカム21が軸24のまわりで
回転駆動される。
【0016】一方、図6に示すように支持部材11の他
方の耳15aに突設したピン16aのまわりには、圧縮
コイルスプリング26が装着してあり、圧縮コイルスプ
リング26がクリーニングケース12の第2の側壁19
aと耳15aの間に圧縮状態で介在することにより、支
持部材11をカム21側へ移動付勢し、ローラ20がカ
ム21のカム面に圧接するようにしてある。そしてカム
21が回転駆動されると、一定の周期で支持部材11、
ブレードホルダ10及びクリーニングブレード8が共に
クリーニングブレード8の長手方向、即ち感光体1の軸
方向に突揺動する。
【0017】即ち上述のカム21、ギア25、その相手
ギア、カム21を回転駆動するモータ、及び圧縮コイル
スプリング26が、支持部材11をブレードホルダ10
及びクリーニングブレード8と共にクリーニングブレー
ド8の長手方向に突揺動させる駆動手段を構成する。こ
のため、感光体1の表面の転写残トナーを除去すると
き、クリーニングブレード8をその長手方向に所定のス
トロークで突揺動させ、これによってクリーニングブレ
ード8の先端エッジ部9に付着するトナーを衝撃によっ
て効率よく除去でき、感光体1に対するクリーニング性
を高めることができる。
【0018】クリーニング装置7は、クリーニングブレ
ード8の長手方向各端部と、クリーニングケース12の
第1及び第2の各側壁19、19aとの間にそれぞれ配
置した前述の第1及び第2のシール部材27、27aを
有し、各シール部材27、27aの基端面28、28a
を、その全面にわたって両面接着テープ等で支持部材1
1に固着してある。第1及び第2のシール部材27、2
7aは、圧縮されたときにクリーニングブレード8より
も弾性変形しやすい軟質な弾性体、例えば軟質発泡体に
よって構成する。即ち第1及び第2のシール部材27、
27aを、クリーニングブレード8の長手方向各端部に
それぞれ圧接させ、クリーニングブレード8から受ける
反力によって図3に示すように弾性変形により圧縮させ
て取り付ける。また感光体1に対向する部分も図2に示
すように感光体1の表面に圧接させて弾性変形により圧
縮された状態とする。この第1及び第2のシール部材2
7、27aの圧縮によって、クリーニングブレード8の
長手方向各端部の外側からクリーニングブレード8より
も下流側の感光体1の表面への転写残トナーの漏出を防
止している。
【0019】さらにクリーニング装置7は、ピン16の
先端あるいはカム21の最高部22aの位置を検出する
センサ30と例えばマイクロコンピュータ等からなる制
御装置31を備えている。制御装置31は、センサ30
の検出出力によりクリーニングブレード8の突揺動を引
き起こす急速移動のタイミングを検知し、後述するよう
に、廃トナーボトルの突揺動がクリーニングブレード8
の突揺動と不一致になるタイミングで出力する。
【0020】図7は、上述のクリーニング装置7で回収
したトナーを収容する廃トナーボトルの概略的な断面図
である。クリーニング装置7のトナー排出部材13によ
ってクリーニングケース12内からトナーが搬送され
(図中矢印方向)、廃トナーボトル40の入口部41か
らトナーが落とされる。そして制御装置31からの命令
によって電磁クラッチを含むドライバー部43が作動
し、クリーニング装置7が備えるカム21と同様の構成
を有するカム44が駆動され、廃トナーボトル40の突
起部40aとの当接により廃トナーボトル40を徐々に
図中の本体側壁45側へ押し出す。本体側壁45と廃ト
ナーボトル40の間にはスプリング46が設けてあり、
このスプリング46は廃トナーボトル40の移動によっ
て徐々に圧縮される。そして、カム44の最高部と最低
部の間の段差に至ると急速に廃トナーボトル40はスプ
リング46の復元力に押されて本体側壁47側へ急速に
移動する。なお、カム44の最高部、最低部間の段差
が、この段差に至ったときの廃トナーボトル40の突起
部40aと本体側壁47との距離よりも大きい関係にし
ておけば、廃トナーボトル40の突起部40aの根元部
分が本体側壁47に衝突し、突起部40aの先端がカム
44の最低部の表面に衝突してドライバー部43に衝撃
を与えることはない。そして、この衝突時の慣性力で入
口部41の廃トナーが徐々に廃トナーボトル40の奥へ
運ばれ、効率よく充填されていく。
【0021】ところで既述のように、クリーニングブレ
ード8と廃トナーボトルの突揺動を引き起こす急速移動
のタイミングが重畳すると、それに伴う振動が共振して
クリーニング装置7の入口シール37と感光体1の間に
隙間を生じさせ、クリーニングケース12内からトナー
が漏れ落ちるので、クリーニングブレード8と廃トナー
ボトルの急速移動のタイミングをずらす。具体的にはピ
ン16の先端あるいはカム21の最高部22aの位置を
センサ30で検出し、この検出出力に応じて制御装置3
1がクリーニングブレード8の突揺動を引き起こす急速
移動のタイミングを検知し、クリーニングブレード8の
突揺動が廃トナーボトル40の突揺動と不一致になるタ
イミングで駆動信号を出力する。クリーニングブレード
8の突揺動による振動が最も小さくなる時である突揺動
の1/2周期で廃トナーボトル40が突揺動するよう命
令出力するのがより望ましい。
【0022】図8は本発明の以上説明してきた実施形態
における動作の一例のタイミングチャートである。図1
に示す入口シール37からトナー落ちが発生する範囲X
を考慮し、搬送ベルト36により搬送する転写紙6の紙
間をトナー落ち範囲X以上に設定し、トナー落ち範囲X
に転写紙6が存在しないときに上述してきたクリーニン
グブレード8及び廃トナーボトル40の突揺動を行うよ
うにしている。この場合、制御装置31によってクリー
ニングブレード8の突揺動の動作を任意にON/OFF
できるようにすれば、各種の転写紙サイズに対応できる
ようになる。
【0023】図9は、搬送ベルト36の下流側ローラ3
6aに対向させてクリーニング部材36b(ポリウレタ
ンブレードやスポンジ材、毛ブラシ等)を備え、搬送ベ
ルト36の表面を清掃可能とした本発明の第2の実施形
態を示す。図10に示す第3の実施形態のように、転
写、分離、搬送を兼ねた転写ベルト48でもその下流側
ローラ48aに対向させてクリーニング部材48bを備
えるようにすることもできる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置のクリーニ
ング装置は、以上説明してきたように、クリーニングブ
レードの長手方向の急激な揺動と、剥離トナーの回収容
器の奥方向へ回収したトナーを急激に移動させる回収容
器の急激な揺動の揺動周期を一致させないようにしたの
で、それぞれの突揺動の急速移動のタイミングがずれ、
ハウジングの入口シールと像担持体との間に揺動に基づ
く振動に起因する隙間の発生がなくなり、クリーニング
装置のハウジング内からトナーが漏れ落ちて入口シール
の下側に位置する転写紙搬送装置の搬送面や搬送中の転
写紙上に落下したりすることがなく、画像汚れや転写紙
の裏面汚れが防げるようになるという効果がある。
【0025】請求項2に係る画像形成装置のクリーニン
グ装置は、以上説明してきたように、クリーニングブレ
ードの揺動と回収容器の揺動を、入口シールの下面に転
写紙がないときだけ行わせるようにしたので、高温等で
入口シールが伸びて像担持体への圧接力が落ちて隙間が
生じやすくなっても、上記請求項1と同様に画像汚れ等
の発生を防止できるという効果がある。
【0026】請求項3に係る画像形成装置のクリーニン
グ装置は、以上説明してきたように、入口シールの下面
に配した転写紙搬送装置の搬送面をクリーニングする手
段を備えるようにしたので、上記共通の効果に加え、か
りにトナーの落下で転写紙搬送路を汚しても、後続の転
写紙と同期するまでに搬送面を清掃でき、転写紙の裏汚
れを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置のクリーニング装置
の第1の実施形態を示す部分断面概略図である。
【図2】図1に示したクリーニング装置の一部を拡大し
て示す断面図である。
【図3】図2の矢印A方向から見た概念的な正面図であ
る。
【図4】図3の右側端部分を拡大した斜視図である。
【図5】図4とほぼ同一部分の正面図である。
【図6】図3の左側端部分を拡大した正面図である。
【図7】回収したトナーを収容する廃トナーボトルの概
略的断面図である。
【図8】第1の実施形態における動作の一例のタイミン
グチャートである。
【図9】本発明に係る画像形成装置のクリーニング装置
の第2の実施形態を示す部分断面概略図である。
【図10】本発明に係る画像形成装置のクリーニング装
置の第3の実施形態を示す部分断面概略図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 除電ランプ 3 帯電ローラ 4 現像装置 5 転写ローラ 6 転写紙 7 クリーニング装置 8 クリーニングブレード 10 ブレードホルダ 11 支持部材 12 クリーニングケース 13 トナー排出部材 16、16a ピン 20 ローラ 21 カム 22a カム面の最高部 22b カム面の最低部 25 ギア 26 圧縮コイルスプリング 27、27a シール部材 30 センサ 31 制御装置 35 露光部 36 搬送ベルト 36a 下流側ローラ 36b クリーニング部材 37 入口シール 38 引張ばね 40 廃トナーボトル 43 ドライバー部 44 カム 45、47 本体側壁 46 スプリング 48 転写ベルト 48a 下流側ローラ 48b クリーニング部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写後の像担持体上の残留トナーを除
    去、回収するクリーニング手段をハウジング内に備える
    画像形成装置のクリーニング装置であって、上記像担持
    体上に付着している状態では上記残留トナーを上記ハウ
    ジング内へ通過させ、上記クリーニング手段により上記
    像担持体から剥離したトナーが上記ハウジング外へ漏れ
    ることを防止する入口シールを備え、かつ上記クリーニ
    ング手段が、クリーニングブレードと、上記像担持体進
    行方向と直交する方向である上記クリーニングブレード
    の長手方向に該クリーニングブレードを急激に移動させ
    る第1の揺動機構を有し、さらに、剥離させたトナーの
    回収容器と、該回収容器奥方向へ回収したトナーを急激
    に移動させる第2の揺動機構を備え、上記第1及び第2
    揺動機構の揺動周期を一致させないようにしてなること
    を特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2揺動機構の揺動を、上
    記入口シールの下面に転写紙がないときだけ行わせる制
    御手段を有することを特徴とする請求項1の画像形成装
    置のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 上記入口シールの下面に配した転写紙搬
    送装置の搬送面をクリーニングする手段を備えることを
    特徴とする請求項1または2の画像形成装置のクリーニ
    ング装置。
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