JPH1165355A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH1165355A
JPH1165355A JP23537397A JP23537397A JPH1165355A JP H1165355 A JPH1165355 A JP H1165355A JP 23537397 A JP23537397 A JP 23537397A JP 23537397 A JP23537397 A JP 23537397A JP H1165355 A JPH1165355 A JP H1165355A
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JP
Japan
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fixing
fixing roll
detecting device
roll
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JP23537397A
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Hiroo Ogiwara
洋生 荻原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータの駆動の有無にかかわらずヒータの異
常昇温を回避し、定着部の破損や劣化等を防止すること
ができる定着装置を提供する。 【解決手段】 定着ロールカバー7の裏面の導電体8を
コートした突起部7aと、同様な導電体8をコートした
温度検出装置3とをギャップGをもって配設する。定着
ロールカバー7側に電圧を印可し、温度検出装置3側
は、抵抗器を接続してGNDに接地する。温度検出装置
3が定着ロール1に接しているときは、出力側の電位は
0Vとなり、温度検出装置3が定着ロール1から離れて
突起部7aに接触すると、出力側の電位は抵抗器の抵抗
に応じた電位を示す。この2つの電位差によって、定着
ロール1からの温度検出装置3の浮きを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着装置、より詳
細には、電子写真を用いて得られた画像を定着するため
の定着装置における過熱防止のための構造に関し、ファ
クシミリ装置,複写装置,プリンタ装置等に応用可能な
定着装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,FAX,プリンタ等の電子写真
装置において、金属のロール(以下、定着ロールとい
う)とハロゲンランプを用いた定着装置が良く用いられ
ている。この定着装置の温度制御法として、例えば、次
のようなものがある。 (1)温度検出素子であるサーミスタを板バネ等で定着
ロールに押し当てて定着ロールの表面温度を検出し温度
制御を行う。 (2)特開平3−50584号公報:ヒータの温度を監
視してその情報を受信し、異常情報を検出した時にヒー
タロールの加熱を停止することにより、異常温度昇温に
よるローラの破損、用紙の破損などを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヒータの暴走(過熱)
を抑止することは、出火,けが等の防止につながるた
め、安全対策上重要である。しかし、上記(1)のもの
は、ジャム等により定着ロールに巻き付いた記録紙を取
り除く際やその他何らかの要因によりサーミスタ及び板
バネ等に余計な負荷がかかって定着ロールの表面からサ
ーミスタが浮いた場合、そのままの状態でヒータの昇温
を開始すると、サーミスタが定着ロールに正常に当接し
ている場合の検出温度より、定着ロール表面温度を低い
温度で検出してしまうため、異常昇温を起こし定着部の
破損を引き起こす可能性がある。また、破損を起こさな
い程度であっても、規格値の定着ロール制御温度より高
い温度で長期間使用すると、使用部材の劣化により定着
装置の寿命の低下につながる。
【0004】また、上記(2)のものは、ヒータに通電
を行わない限り異常を検知できないので、異常を検知す
る前に装置の破損の引き起こす可能性がある。
【0005】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、ヒータの駆動の有無にかかわらずヒータ
の異常昇温を回避し、定着部の破損や劣化等を防止する
ことができる定着装置を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、定着
ロールに接触して該定着ロールの温度を検出する温度検
出装置を有する定着装置において、前記温度検出装置に
設けられた第1の導電部と、該第1の導電部と所定のギ
ャップをもって前記温度検出装置の近傍に配設された第
2の導電部と、前記第1あるいは第2の導電部に電圧を
印加する電圧印加手段とを有し、前記温度検出装置が前
記定着ロールから離れた時、前記第1の導電部と前記第
2の導電部とが通電するようにしたことを特徴とし、ヒ
ータの駆動の有無にかかわらずヒータの異常昇温を回避
し、定着部の破損や劣化等を防止するようにしたもので
ある。
【0007】請求項2の発明は、定着ロールに接触して
該定着ロールの温度を検出する温度検出装置を有する定
着装置において、前記温度検出装置に配設された電気回
路が有する接点と、該接点の一方に設けられて前記定着
ロールに接するように配設された接着ロール接触部とを
有し、該定着ロール接触部が前記定着ロールから離れた
時、前記接点が解放されて前記電気回路の通電が解除さ
れるようにしたことを特徴とし、簡単な構造により、ヒ
ータの駆動の有無にかかわらずヒータの異常昇温を回避
し、定着部の破損や劣化等を防止するようにしたもので
ある。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記定着ロール接触部の定着ロールとの接触面を、
該定着ロールの離型層と同じ材質でコーティングしたこ
とを特徴とし、定着動作中の定着ロールの回転による接
触部と定着ロールとの摩擦によって起こる定着ロール表
面の離型層の劣化を低減するようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1あるいは2の
発明において、前記通電あるいは前記通電解除した後、
あらかじめ定めた時間の経過後に前記温度検出装置が前
記定着ロールから離れたと判断するようにしたことを特
徴とし、誤動作を防止するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される定着
装置の一例を説明するための要部構成図で、図1(B)
は図1(A)の1B−1B矢視図で、図中、1は定着ロ
ール、2は加圧ロール、3は温度検出装置、4はハロゲ
ンランプ、5は軸受けである。以下の実施の形態で述べ
る構成および動作に共通な仕様について、図1を参照し
て説明する。
【0011】図1は、定着部の構成を示したもので、定
着ロール1は加熱可能な手段を内蔵しており、図1に示
した例は、内側にハロゲンランプ4を有している。定着
ロール1は、主としてアルミ,鉄,SUS等の金属材か
らなり、加圧ローラ2表面にはシリコンゴム等の被膜が
なされている。定着ローラ1の表面には、テトラフロル
エチレンまたはトリフロルエチレン等のフッ化炭化水素
系の有機物を主成分とするトナー離型層が形成されてい
る。
【0012】定着ローラ1は20φ×0.7t×270
Lであり、加圧ローラ2は10φの芯がねに6tのシリ
コンゴム(JISA硬度16)が被膜されたものであ
る。加圧は両端部でなされており、ハロゲンランプ4は
定格700Wのものを使用している。また、定着ローラ
1の一部には定着ローラ温度検出素子としてのサーミス
タが取り付けられている。また、その他の例として、ガ
ラス,セラミック,金属等を材質としたロールの表面,
裏面に導電性の層を形成した定着ロールを用いた定着装
置でもよい。
【0013】図2は、本発明による定着装置の一実施例
を説明するための要部構成図で、図2(B)は図2
(A)の2B部の拡大図で、7は定着ロールカバー、7
aは突起部、8は導電体、Gはギャップで、その他、図
1に示した例と同じ作用をする部分には、図1に示した
例と同じ符号が付してある。
【0014】図3は、図2に示した実施例の電気回路を
説明するための回路図で、Rは抵抗器で、その他、図1
あるいは図2に示した例と同じ作用をする部分には、図
1あるいは図2に示した例と同じ符号が付してある。
【0015】請求項1の発明は、図2に示したように、
定着ロールカバー7の裏面に突起部7aを設け、その表
面に導電体8(導電性の金属等)を張り付けまたは蒸着
などでコートし、温度検出装置3の上部も同様に導電体
8(導電性の金属等)を張り付けまたはコートし、定着
ロールカバー7の突起部7aと温度検出装置3の上部と
の隙間として、記録紙の搬送による定着ロール1の変動
で誤動作をしないように装置の構成等を考慮(したがっ
て、ある普遍的な一定の値が存在するのではなく、定着
装置によって各々実験等によってギャップGの最適値を
決定する)したギャップGを設けたもので、図3に示し
たように、定着ロールカバー7側に5Vの電圧を印可
し、温度検出装置3側は、抵抗器Rを接続してGNDに
接地しておくと、温度検出装置3が定着ロール1に接し
ているときは、出力側の電位は0Vとなり、温度検出装
置3が定着ロール1から離れて定着ロールカバー7の突
起部7aに接触すると、出力側の電位は抵抗器Rの抵抗
に応じた電位を示すので、この2つの電位差によって、
定着ロール1からの温度検出装置3の浮きを判断するよ
うにしたものである。
【0016】この場合、温度検出装置3側から5Vの電
圧を印可し、定着ロールカバー7側をGNDに接地して
もかまわない。また、回路に取り付ける抵抗器Rの抵抗
値は、出力を検出する装置の精度によって決定され、例
えば、ロジック回路で検出する場合は、出力側の電位差
が2.5V以上になる抵抗値を設定する。A/Dコンバ
ータ等で検出する場合は、A/Dコンバータの分解能に
も依るが、少ない電位差で変化が把握できるので、大き
い抵抗値の抵抗器を設定することができ、回路上に流れ
る電流量を少なく抑えることができる。
【0017】図4は、本発明による定着装置の他の実施
例を説明するための要部構成図で、図4(B)は図4
(A)の4B−4B矢視図で、図中、6は板バネスイッ
チ、6aは板バネ、6bは接点で、その他、図1乃至図
3に示した例と同じ作用をする部分には図1乃至図3に
示した例と同じ符号が付してある。
【0018】請求項2の発明は、図4に示したように、
温度検出装置3内に導電体の金属等で構成された板バネ
スイッチ6を設け、温度検出装置3の後方に設けた図示
しない板バネ等により、温度検出装置3を定着ロール1
に押し当て、これにより、接点6bを接触させて板バネ
スイッチ6をONして5Vの電圧を掛けることにより通
電を行い、温度検出装置3が定着ロール1から1〜2m
m程度離れることによって接点6bの接触が解除され、
同時に通電がキャンセルされるので、この出力側の電位
の変化量により、温度検出装置3と定着ロール1との接
触状態を監視するようにしたものである。
【0019】この場合、接点6bの開閉は、板バネ6a
の強さと接点6bの幅で特定され、実際の使用では、温
度検出装置3が定着ロール1から1〜2mm程度離れた
段階で接点6bが離れるように設定し、板バネ6aの強
さと接点6bの幅で温度検出装置3の定着ロール1から
の浮きを検知する感度を調節する。また、回路に取り付
ける抵抗器Rの抵抗値は、出力を検出する装置の精度に
よって決定され、例えば、ロジック回路で検出する場合
は、出力側の電位差が2.5V以上になる抵抗値を設定
する。A/Dコンバータ等で検出する場合は、A/Dコ
ンバータの分解能にも依るが、少ない電位差で変化が把
握できるので、大きい抵抗値の抵抗器を設定することが
でき、回路上に流れる電流量を少なく抑えることができ
る。
【0020】請求項1の発明は、前述のように、温度検
出装置3と定着ロールカバー7の接触によって定着ロー
ル1からの温度検出装置(サーミスタ)3の浮きを判断
するので、温度検出装置3と定着ロールカバー7とのギ
ャップを精度良く調節するために、製造工程においての
作業負荷が増大してしまう可能性があるが、請求項2の
発明によれば、温度検出装置3内のみでサーミスタの浮
きを検出することができるので、製造工程内での装置取
り付け作業において、ギャップ調節等の複雑な作業の低
減を図ることができる。
【0021】図5は、本発明による定着装置の他の実施
例を説明するための要部構成図で、図中、9は導電体コ
ート層で、その他、図1乃至図4に示した例と同じ作用
をする部分には、図1乃至図4に示した例と同じ符号が
付してある。
【0022】請求項3の発明は、図5に示したように、
温度検出装置3内の浮き検知用の板バネスイッチ6の定
着ロール1との接触面に、定着ロール1表面と同等の材
質により、数十〜百μmmの厚さで導電体コート層9を
コーティングしたもので、例えば、テトラフロルエチレ
ンまたはトリフロエチレン等のフッ化炭化水素系の有機
物を主成分とする導電体コート層9を蒸着や接着等の手
段により形成したものである。
【0023】請求項2の発明は、前述のように、温度検
出装置3のサーミスタ浮き検知用スイッチの導電性の金
属の板バネ6aと定着ロール1表面とは、定着動作中、
常に、接触して摩擦し合っているため、定着ロール1へ
のトナー等の付着を防止するための定着ロール1表面の
離型層の劣化が板バネ6aの接触部分で促進されるおそ
れがあるが、請求項3の発明によれば、サーミスタ浮き
検出用スイッチの導電性板バネ6aの定着ロール接触面
を、定着ロール1表面の離型層と同じ材質でコーティン
グすることにより、定着動作中の定着ロール1の回転に
よる接触部と定着ロール1との摩擦によって起こる定着
ロール1表面の離型層の劣化を低減することができる。
【0024】図6は、本発明による定着装置の他の実施
例を説明するためのフローチャートである。請求項4の
発明は、図6に示したように、まず、電気回路の電位差
の変化を監視し、電位差の変化が検知されたら(S
1)、ウェイト時間をセットしてタイマをスタートさせ
(S2)、ウェイト時間経過(S3)後、電気回路の電
位差に変化がなければ(S4,S5)、温度検出装置が
定着ロール表面から浮いたと判断し(S6)、ウェイト
時間中(S3)に再び電位差に変化があった場合(S
4)、温度検出装置が定着ロール表面から浮いたと判断
せず、電位差の監視(S1)に戻るようにしたものであ
る。
【0025】電位差変化後の温度検出装置の定着ロール
からの浮きを確定するタイマのウェイト時間に関して
は、温度検出装置が定着ロールからかなり浮いて、さら
に、ヒータが加熱を行って定着装置全体が破損する前に
検知する必要があるので、各々の定着装置のヒータの定
格や定着ロールとヒータとの構成等により、前記ウェイ
ト時間の設定が異なり、上記実施例で用いたヒータの定
格,構成の場合、ウェイト時間はおよそ10秒程度(定
着設定温度が180℃から280℃を越える時間)であ
る。
【0026】請求項1あるいは2の発明は、前述のよう
に、通電または通電の解除によって直ちにサーミスタの
浮きと判断してしまうので、紙粉やトナー等で形成され
たゴミ等が、偶然、定着ロール1と温度検出装置3の間
に挟まって一瞬だけ温度検出装置3が定着ロール1から
離れ、その後、定着ロール1の駆動等によってゴミが定
着ロール1と温度検出装置3の間から移動した場合で
も、定着ロール1の浮きとして定着動作を停止してしま
う可能性があるが、請求項4の発明によれば、定着動作
中に定着ロール1と温度検出装置3との間を小さなゴミ
等が通過しても、サーミスタの恒常的な浮きと判断して
装置を停止するような誤動作を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は、定着ロールに接触し
て該定着ロールの温度を検出する温度検出装置を有する
定着装置において、前記温度検出装置に設けられた第1
の導電部と、該第1の導電部と所定のギャップをもって
前記温度検出装置の近傍に配設された第2の導電部と、
前記第1あるいは第2の導電部に電圧を印加する電圧印
加手段とを有し、前記温度検出装置が前記定着ロールか
ら離れた時、前記第1の導電部と前記第2の導電部とが
通電するようにしたので、通電によって定着ロールから
のサーミスタの浮き検知することによって、ヒータの駆
動の有無にかかわらずヒータの異常昇温を回避し、定着
部の破損や劣化等を防止する。
【0028】請求項2の発明は、定着ロールに接触して
該定着ロールの温度を検出する温度検出装置を有する定
着装置において、前記温度検出装置に配設された電気回
路が有する接点と、該接点の一方に設けられて前記定着
ロールに接するように配設された接着ロール接触部とを
有し、該定着ロール接触部が前記定着ロールから離れた
時、前記接点が解放されて前記電気回路の通電が解除さ
れるようにしたので、請求項1の発明の効果に加え、温
度検出装置3内のみでサーミスタの浮きを検出すること
ができることにより、製造工程内での装置取り付け作業
において、ギャップ調節等の複雑な作業の低減を図るこ
とができる。
【0029】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記定着ロール接触部の定着ロールとの接触面を、
該定着ロールの離型層と同じ材質でコーティングしたの
で、定着動作中の定着ロールの回転による接触部と定着
ロールとの摩擦によって起こる定着ロール表面の離型層
の劣化を低減することができる。
【0030】請求項4の発明は、請求項1あるいは2の
発明において、前記通電あるいは前記通電解除した後、
あらかじめ定めた時間の経過後に前記温度検出装置が前
記定着ロールから離れたと判断するようにしたので、定
着動作中に定着ロールと温度検出装置との間を小さなゴ
ミ等が通過しても、サーミスタの恒常的な浮きと判断し
て装置を停止するような誤動作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される定着装置の一例を説明す
るための要部構成図である。
【図2】 本発明による定着装置の一実施例を説明する
ための要部構成図である。
【図3】 図2に示した実施例の電気回路を説明するた
めの回路図である。
【図4】 本発明による定着装置の他の実施例を説明す
るための要部構成図である。
【図5】 本発明による定着装置の他の実施例を説明す
るための要部構成図である。
【図6】 本発明による定着装置の他の実施例を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…定着ロール、2…加圧ロール、3…温度検出装置、
4…ハロゲンランプ、5…軸受け、6…板バネスイッ
チ、6a…板バネ、6b…接点、7…定着ロールカバ
ー、7a…突起部、8…導電体、9…導電体コート層、
G…ギャップ、R…抵抗器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ロールに接触して該定着ロールの温
    度を検出する温度検出装置を有する定着装置において、
    前記温度検出装置に設けられた第1の導電部と、該第1
    の導電部と所定のギャップをもって前記温度検出装置の
    近傍に配設された第2の導電部と、前記第1あるいは第
    2の導電部に電圧を印加する電圧印加手段とを有し、前
    記温度検出装置が前記定着ロールから離れた時、前記第
    1の導電部と前記第2の導電部とが通電するようにした
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 定着ロールに接触して該定着ロールの温
    度を検出する温度検出装置を有する定着装置において、
    前記温度検出装置に配設された電気回路が有する接点
    と、該接点の一方に設けられて前記定着ロールに接する
    ように配設された接着ロール接触部とを有し、該定着ロ
    ール接触部が前記定着ロールから離れた時、前記接点が
    解放されて前記電気回路の通電が解除されるようにした
    ことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の定着装置において、前
    記定着ロール接触部の定着ロールとの接触面を、該定着
    ロールの離型層と同じ材質でコーティングしたことを特
    徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1あるいは2に記載の定着装置に
    おいて、前記通電あるいは前記通電解除した後、あらか
    じめ定めた時間の経過後に前記温度検出装置が前記定着
    ロールから離れたと判断するようにしたことを特徴とす
    る定着装置。
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