JPH1165076A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

Info

Publication number
JPH1165076A
JPH1165076A JP22540397A JP22540397A JPH1165076A JP H1165076 A JPH1165076 A JP H1165076A JP 22540397 A JP22540397 A JP 22540397A JP 22540397 A JP22540397 A JP 22540397A JP H1165076 A JPH1165076 A JP H1165076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
post
exposure
frame
photosensitive material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22540397A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanenobu Ochiai
兼宣 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP22540397A priority Critical patent/JPH1165076A/ja
Publication of JPH1165076A publication Critical patent/JPH1165076A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の設置面積を大きくすることなく、しか
も、安価なコストで乾燥装置、集積装置、及び分配装置
など各装置(後工程ユニット)を退避させることができ
る感光材料処理装置を得る。 【解決手段】 本プリンタプロセッサ10では、乾燥ユ
ニット80が車輪122及びレール120を介して現像
ユニット72上に載置されており、メンテナンス等で現
像ユニット72の上側を開放する際には乾燥ユニット8
0を露光ユニット12側へ押圧すれば乾燥ユニット80
及びソータ92がレール120に沿って露光ユニット1
2側へ移動し、乾燥ユニット80が露光ユニット12上
に載置され露光ユニット12に支持される。この状態で
は、露光ユニット12及び現像ユニット72の設置範囲
から嵌挿ユニット80がはみ出る量が小さく、嵌挿ユニ
ット80が移動することを考慮して装置の設置スペース
を広くとる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネガフィルムの画
像を感光材料へ露光して現像処理するプリンタプロセッ
サ等の感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現像処理後の感光材料を乾燥する乾燥装
置や、乾燥後の感光材料を集積する集積装置、或いは、
乾燥後の感光材料を分配する分配装置(ソータ)などを
備える感光材料処理装置では、感光材料処理装置の設置
面積を小さくするために、乾燥装置、集積装置、及び分
配装置などの各装置を感光材料を現像処理する現像ユニ
ット上に搭載している。
【0003】ところで、このような構造を採用した場合
には、現像ユニットの上面を開けてメンテナンス等を行
う際には、乾燥装置、集積装置、及び分配装置などの各
装置を現像ユニット上から退避させて現像ユニット上を
開放させなければならない。
【0004】そこで、従来では、乾燥装置、集積装置、
及び分配装置などの各装置を現像ユニットを介して現像
ユニットに隣接して設けられた露光ユニットの反対側へ
スライド移動させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像ユ
ニットを介して露光ユニットとは反対側へ各装置をスラ
イド移動させると、各装置が現像ユニットの真上から側
方に突出するため、感光材料処理装置を設置する際に乾
燥装置、集積装置、及び分配装置などの各装置をスライ
ド移動させるためのスペースを予め確保しておかなけれ
ばならず、上述した設置面積を小さくするという目的を
充分に果たすことができない。
【0006】また、乾燥装置、集積装置、及び分配装置
などの各装置をスライド移動させるためには現像ユニッ
トの側方で各装置を確実に支持するための高強度の支持
手段が必要であり、コスト高となってしまう。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、装置の設
置面積を大きくすることなく、しかも、安価なコストで
乾燥装置、集積装置、及び分配装置など各装置(後工程
ユニット)を退避させることができる感光材料処理装置
を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の感光材料
処理装置は、感光材料へ画像光を露光する露光手段が収
容された露光ユニットと、前記露光ユニットに隣接して
設けられ前記露光ユニットにて露光された感光材料を現
像処理する処理槽が収容された現像ユニットと、前記露
光ユニット及び現像ユニットの何れか一方のユニット上
に載置され、前記現像ユニットにて現像処理された感光
材料の後処理を行うと共に、前記一方のユニット上から
他方のユニット上へ向けて移動可能で且つ移動後には前
記他方のユニット上に載置されて支持される後工程ユニ
ットと、前記後工程ユニットが前記一方のユニットから
他方のユニットへ向けて移動する際に前記後工程ユニッ
トを案内する案内手段と、を備えている。
【0009】上記構成の感光材料処理装置によれば、露
光ユニットにて露光され現像ユニットにて現像処理され
た感光材料の後工程、例えば、現像処理後の感光材料を
乾燥、乾燥後の感光材料の集積や分配等を行う後工程ユ
ニットが、露光ユニット及び現像ユニットの何れか一方
のユニットに載置されている。ここで、後工程ユニット
が載置された前記一方のユニットのメンテナンス等でこ
の一方のユニットの上側を開放する場合には、後工程ユ
ニットが載置された一方のユニットに隣接する他方のユ
ニットへ向けて後工程ユニットを移動させて、それまで
後工程ユニットが載置されていた一方のユニットの上方
から後工程ユニットを退避させる。これにより、それま
で後工程ユニットが載置されていた一方のユニットの上
側が開放される。
【0010】ここで、後工程ユニットが他方のユニット
側へ移動する際には、案内手段が他方のユニットの方向
へ後工程ユニットを案内する。これにより、この他方の
ユニットの方向以外の方向への後工程ユニットの移動が
制限される。このため、後工程ユニットを移動させる際
に、露光ユニット及び現像ユニットの上から後工程ユニ
ットが脱落することはなく、移動時に特別な注意を必要
としない。
【0011】また、移動した後には、後工程ユニットが
他方のユニットに載置されて支持される。このため、後
工程ユニットを退避状態で支持するための特別な支持部
材等を設ける必要がない。
【0012】さらに、退避状態の後工程ユニットは他方
のユニット上に位置しているため、露光ユニット及び現
像ユニットの設置範囲(すなわち、後工程ユニットが退
避移動する前の感光材料処理装置の設置範囲)から退避
状態の後工程ユニットが大きくはみ出ることもない。
【0013】なお、ここでいう案内手段は、後工程ユニ
ットに直接或いは間接的に接触して他方のユニットへの
方向とは異なる方向への後工程ユニットの移動を制限す
る構成であればよい。したがって、案内手段の一例とし
ては、例えば、露光ユニット及び現像ユニットの少なく
とも何れか一方に設けられて後工程ユニットの側壁へ当
接するガイドレール、又は、露光ユニット及び現像ユニ
ットの少なくとも何れか一方のユニット或いは後工程ユ
ニットの何れかに設けられたレールや溝と、前記何れか
一方のユニット及び後工程ユニットのうちレールや溝が
設けられなかった側のユニットに設けられレールや溝に
係合してレールや溝に沿って転動するコロや車輪等の転
動体、さらには、露光ユニット及び現像ユニットを跨ぐ
ように設けられた棒状の軸部材と、後工程ユニットに設
けられ軸部材が貫通し、軸部材に沿って移動可能なリニ
ア軸受け等が挙げられる。
【0014】請求項2記載の感光材料処理装置は、請求
項1記載の感光材料処理装置において、前記露光ユニッ
ト及び現像ユニットは、各々の上面が略面一とされたこ
とを特徴としている。
【0015】上記構成の感光材料処理装置では、露光ユ
ニットの上面と現像ユニットの上面とが略面一とされて
いる(すなわち、露光ユニットと現像ユニットとの間に
段差が全く或いは殆どない)ため、後工程装置が移動す
る際に移動先の他方のユニットが、後工程ユニットの移
動の妨げになることはなく、後工程ユニットが円滑に移
動できる。
【0016】請求項3記載の感光材料処理装置は、感光
材料へ画像光を露光する露光手段が収容された露光ユニ
ットと、前記露光ユニットに隣接して設けられ前記露光
ユニットにて露光された感光材料を現像処理する処理槽
が収容された現像ユニットと、前記露光ユニット及び現
像ユニットの何れか一方のユニット上に載置され、前記
現像ユニットにて現像処理された感光材料の後工程を行
うと共に、前記一方のユニット上から他方のユニット上
へ向けて移動可能で且つ移動後には前記他方のユニット
上に載置されて支持される後工程ユニットと、前記露光
ユニットと現像のユニットの双方のユニット及び後工程
ユニットの何れか一方に設けられ、前記後工程ユニット
の移動により前記露光ユニットと現像のユニットの双方
のユニット及び後工程ユニットの何れか他方との摩擦で
転動すると共に当該他方に対して相対的に移動する転動
体と、を備えている。
【0017】上記構成の感光材料処理装置によれば、露
光ユニットにて露光され現像ユニットにて現像処理され
た感光材料の後工程、例えば、現像処理後の感光材料を
乾燥、乾燥後の感光材料の集積や分配等を行う後工程ユ
ニットが、露光ユニット及び現像ユニットの何れか一方
のユニットに載置されている。ここで、後工程ユニット
が載置された前記一方のユニットのメンテナンス等でこ
の一方のユニットの上側を開放する場合には、後工程ユ
ニットが載置された一方のユニットに隣接する他方のユ
ニットへ向けて後工程ユニットを移動させて、それまで
後工程ユニットが載置されていた一方のユニットの上方
から後工程ユニットを退避させる。これにより、それま
で後工程ユニットが載置されていた一方のユニットの上
側が開放される。
【0018】ここで、後工程ユニットが移動する際に
は、露光ユニットと現像のユニットの双方のユニット或
いは後工程ユニットの何れか一方に設けられた転動体が
何れか他方との摩擦によって転動する。したがって、露
光ユニットや現像ユニット上で後工程ユニットを単に滑
走させる場合に比べると、小さな力で後工程ユニットが
移動する。このため、容易に後工程ユニットを移動させ
ることができる。
【0019】また、移動した後には、後工程ユニットが
転動体を介して移動先の他方のユニットに載置されて支
持される。このため、後工程ユニットを退避状態で支持
するための特別な支持部材等を設ける必要がない。
【0020】さらに、退避状態の後工程ユニットは移動
先の他方のユニット上に位置しているため、露光ユニッ
ト及び現像ユニットの設置範囲(すなわち、後工程ユニ
ットが退避移動する前の感光材料処理装置の設置範囲)
から退避状態の後工程ユニットが大きくはみ出ることも
ない。
【0021】なお、ここでいう転動体とは、露光及び現
像ユニット或いは後工程ユニットの何れか他方に直接或
いは間接的に接触して、後工程ユニットが移動する際の
他方との摩擦によって転動する構成であればよく、この
一例としては、例えば、コロや車輪、或いはボール等が
挙げられる。
【0022】請求項4記載の感光材料処理装置は、請求
項3記載の感光材料処理装置において、前記後工程ユニ
ットに前記転動体を設けると共に、前記露光ユニット及
び現像ユニットの各上面の高低差を前記転動体の回転半
径以下としたことを特徴としている。
【0023】上記構成の感光材料処理装置では、露光ユ
ニット及び現像ユニットの各上面の高低差が後工程ユニ
ットに設けられた転動体の回転半径以下とされているた
め、低位置側から高位置側へ後工程ユニットが移動する
際に高位置側の上面へ転動体が容易に乗り上げることが
できる。したがって、低位置側から高位置側へ後工程ユ
ニットが移動する際にも後工程ユニットを円滑に移動で
きる。
【0024】請求項5記載の感光材料処理装置は、請求
項1乃至請求項4の何れかに記載の感光材料処理装置に
おいて、移動後の前記後工程ユニットを保持して前記後
工程ユニットの戻り移動を制限するロック手段を備える
ことを特徴としている。
【0025】上記構成の感光材料処理装置では、後工程
ユニットがそれまで載置されていた一方のユニット上か
ら他方のユニット上へ移動すると、ロック手段によって
後工程ユニットが移動先のユニット(すなわち、他方の
ユニット)上で保持され、元のユニット(すなわち、一
方のユニット)への戻り移動が制限される。したがっ
て、例えば、現像ユニットの上面を開口して現像ユニッ
トのメンテナンスを行っている際に不意に後工程ユニッ
トが露光ユニット上から現像ユニット側へ戻ってくるこ
とはない。
【0026】なお、ここでいうロック手段は、後工程ユ
ニットの他方のユニット上での移動を制限できる構成で
あればよい。したがって、この一例としては、例えば、
後工程ユニット及び他方のユニットの何れか一方に設け
られた孔と、何れか他方に設けられこの孔に係合可能な
フック、または、他方のユニット上に設けられ後工程ユ
ニットが他方のユニット上に位置した場合に後工程ユニ
ットの転動体が入り込む凹部などをいう。
【0027】
【発明の実施の形態】
(露光ユニット12の構成)図1には本発明の一実施の
形態に係る感光材料処理装置としてのプリンタプロセッ
サ10の内部構造の概略が示されている。また、図2に
はプリンタプロセッサ10の斜視図が示されている。
【0028】図1及び図2に示されるように、プリンタ
プロセッサ10は露光ユニット12を備えている。露光
ユニット12は矩形箱状のフレーム13を備えており、
図1に示されるように、このフレーム13の内部には外
部から抜き出し、装填可能なペーパマガジン14が収容
されている。このペーパマガジン14にはドラム17が
配置されており、長尺の印画紙Pがこのドラム17にロ
ール状に巻き取られた状態でペーパマガジン14内に収
容されている。また、ペーパマガジン14の内部には駆
動ローラ16が設けられている。この駆動ローラ16は
露光ユニット12内の図示しないモータの駆動力を受け
て回転する。また、駆動ローラ16に対向した位置に
は、印画紙Pを介して一対のニップローラ18が配置さ
れている。このため、駆動ローラ16がこれらニップロ
ーラ18との間で印画紙Pを挟持した状態で回転して印
画紙Pをペーパマガジン14から送り出す。
【0029】また、ニップローラ18の側方には、上下
一対の刃から成るカッタ22が設けられている。このカ
ッタ22は、図示しないモータの駆動力によって上下の
刃が互いに接離する方向へ移動してペーパマガジン14
から出てきた印画紙Pを切断できるようになっている。
【0030】このカッタ22を介してニップローラ18
の反対側、すなわち、印画紙Pの搬送方向下流側には、
上面が水平方向(図1の左右方向)に沿うように形成さ
れた支持台46が設けられている。また、この支持台4
6とカッタ22との間には、巻掛ローラ52が水平方向
(図1上、軸方向が紙面に対して直交する方向)に配置
されて、無端ベルト44が巻き掛けられている。さら
に、この巻掛ローラ52の上側には、巻掛ローラ52と
の間で無端ベルト44を挟持するニップローラ54が配
置されている。
【0031】この支持台46に対して印画紙Pの搬送方
向下流側には、案内ローラ56が設けられており、巻掛
ローラ52と共に無端ベルト44が巻き掛けられてい
る。さらに、案内ローラ56の側方には下面が巻掛ロー
ラ52上面とほぼ同一の高さとされた押さえローラ58
が設けられており、押さえローラ58が無端ベルト44
の外周を押圧している。これにより、図1に示されるよ
うに、この部分の無端ベルト44をS字状としている。
さらに、無端ベルト44は、案内ローラ56の下側でテ
ンションローラ62へ巻き掛けられて、逆三角形の移動
軌跡が形成されている。そして、案内ローラ56は、図
示しないモータの駆動力によって駆動回転され、無端ベ
ルト44を図1上、時計回転方向に回転させる。
【0032】また、無端ベルト44にはその全域に亘っ
て多数の小孔(図示省略)が形成されており、この無端
ベルト44の一部が載置される支持台46の上面には、
無端ベルト44の小孔に対応して多数の孔部(図示省
略)が形成されている。さらに、この支持台46の内部
は空洞状に形成されており、無端ベルト44の幅方向両
端に対応して形成された連通ダクト66が支持台46に
接続されている。これらの連通ダクト66は、支持台4
6の下側を通過する無端ベルト44の部分を迂回して無
端ベルト44の下方へと至り、吸引ファン68が設けら
れたファンボックス70へと接続されている。
【0033】さらに、図1に示される如く、支持台46
上を移動する無端ベルト44の上部には、イーゼル装置
64が設けられており、縁有画像を印画紙P上に焼付露
光する場合に、このイーゼル装置64内の図示しない可
動片で印画紙Pの周囲を覆うようになっている。
【0034】また、イーゼル装置64の直上には、光を
拡散する拡散ボックス28が配置されており、その左隣
に、それぞれ光路への挿入フィルタ量を変え得るよう移
動可能なC、M、Yの3組のフィルタから構成されるC
Cフィルタ24が配置されている。従って、このCCフ
ィルタ24に隣合って位置する光源26から照射された
光線がCCフィルタ24を通過した後、拡散ボックス2
8により拡散されつつ屈曲されて、直下に送られること
になる。そして、フレーム13の外側から内側へ挿入さ
れたネガキャリア30上のネガフィルムNをこの光線が
透過する。
【0035】さらに、ネガキャリア30の下方にはプリ
ズム36及びズームレンズ38が配置されており、ネガ
フィルムNを透過して露光光線となった光線がプリズム
36を通過した後、さらに拡大倍率を変更可能なズーム
レンズ38を通過してイーゼル装置64の下に位置する
印画紙P上にネガフィルムNの画像を結像させる。
【0036】また、露光ユニット12内には、ネガフィ
ルムNの濃度を測定する濃度測定器40が配置されてい
る。この濃度測定器40は、例えば色フィルタとCCD
等の光センサにより構成されており、プリズム36によ
り水平方向に屈曲された光線がこの濃度測定器40に送
られるようになっている。この濃度測定器40は、図示
しないコントローラに接続されており、濃度測定器40
によって測定されたデータ及び、作業者により入力され
たデータに基づいて、焼付露光時の露光補正値が設定さ
れる。
【0037】さらに、ズームレンズ38とイーゼル装置
64の間の光路には、CCフィルタ24で色と強度が調
光されネガフィルムNを透過した光を、所定時間の間焼
付露光するブラックシャッタ41が設けられている。
【0038】以上のような構造に露光ユニット12がな
っているため、ペーパマガジン14から送り出された印
画紙Pは、カッタ22で所望の長さに切断された後に、
無端ベルト44に乗せられて露光光線の光軸線S上の位
置である画像焼付位置へと搬送される。そして、光源2
6側からの露光光線がプリズム36及びズームレンズ3
8等を介して印画紙Pに到達し、ブラックシャッタ41
が所定時間開くことにより、ネガフィルムNに記録され
た画像が印画紙P上に焼付露光され、この画像が焼き付
けられた部分が画像部分となる。
【0039】この際、支持台46内の空気は、連通ダク
ト66を介して無端ベルト44のループ内から幅方向両
端へ抜け出し、吸引ファン68で吸引されて外部へ吹き
出されるので、支持台46内が負圧となる。この負圧は
支持台46の孔部、無端ベルト44の小孔を介して無端
ベルト44上の印画紙Pへと伝達され、印画紙Pが矢印
Aで示すように、無端ベルト44へ吸引される。このた
め、印画紙Pが単に無端ベルト44に乗せられるだけで
なく、無端ベルト44側に吸引されるので、印画紙P
が、確実に無端ベルト44により搬送されると共に、画
像焼付位置上で水平状態に配置されることになる。
【0040】さらに、画像の焼付露光が終了した印画紙
Pは、案内ローラ56と押さえローラ58との間に挟持
されて、その搬送方向が水平方向から垂直方向へと変更
されて垂直方向に送り出される。この後、印画紙Pの搬
送経路を表す経路Kで示されるように、印画紙Pは、複
数対のローラによって構成される搬送路60を介して現
像ユニット72へ搬送される。
【0041】以上でネガフィルムNの画像1コマ分の焼
付露光処理が終了する。これを繰り返すことにより、焼
付露光処理された印画紙Pが1枚づつ順次現像ユニット
72に搬送される。
【0042】(現像ユニット72の構成)現像ユニット
72は隔壁71を介して露光ユニット12のフレーム1
3に隣接して設けられたフレーム73を備えている。こ
のフレーム73は、上面がフレーム13と略面一とされ
たボックス状とされており、内部には現像槽74、漂白
定着槽76、及び複数の水洗槽からなる水洗部78が収
容されている。
【0043】現像槽74には現像液が溜められており、
焼付露光が終了して搬送路60を介して露光ユニット1
2から送給された印画紙Pをこの現像液に浸すことによ
り印画紙Pの現像処理が行われる。この現像槽74に隣
接配置された漂白定着槽76には漂白定着液が溜められ
ており、現像槽74にて現像処理された印画紙Pを漂白
定着液に浸すことにより印画紙Pの漂白処理及び定着処
理が行われる。さらに、漂白定着槽76を介して現像槽
74とは反対側に漂白定着槽76に隣接配置された水洗
部78の各水洗槽には水洗水が溜められており、漂白定
着槽76にて漂白処理及び定着処理された印画紙Pがこ
れらの水洗槽内で水洗処理される。
【0044】これらの現像槽74、漂白定着槽76、及
び水洗部78の複数の水洗槽には、露光ユニット12か
ら送られてきた印画紙Pを挟持する複数の搬送ローラか
ら成る搬送路79が設けられており、印画紙Pはこの搬
送路79の複数の搬送ローラに挟持された状態で搬送さ
れつつ現像槽74から水洗部78の最後の水洗槽まで順
次浸漬けされ、更に、フレーム73の上壁からフレーム
73の外側へ送り出される。
【0045】また、これらの現像槽74、漂白定着槽7
6、及び水洗部78の複数の水洗槽の下方には複数の補
充タンク112が配置されている。各補充タンク112
にはそれぞれ現像補充液、漂白定着補充液、水洗補充水
及び安定補充液が貯留されている。これらの補充タンク
112は、各々が対応する処理槽(すなわち、現像槽7
4、漂白定着槽76、及び水洗部78の複数の水洗槽)
に図示しないパイプ等によって連結されており、各処理
槽内の処理液(すなわち、現像液、漂白定着液、及び水
洗水)が所定量未満となると、図示しないポンプが作動
して、現像補充液、漂白定着補充液、水洗補充水或いは
安定補充液を送給して補充するようになっている。
【0046】(乾燥ユニット80の構成)また、図1及
び図2に示されるように、現像ユニット72の上方には
後工程ユニットとしての乾燥ユニット80が設けられて
いる。この乾燥ユニット80はフレーム73上に載置さ
れたボックス状のフレーム81を備えており、このフレ
ーム81の内部には、上方へ向けて熱風を吹き出すチャ
ンバ82が収容されている。水洗部78にて水洗処理さ
れた印画紙Pは、チャンバ82の下方を図1の右方から
左方へ搬送された後にチャンバ82の上方を図1の左方
から右方へ向けて搬送され、チャンバ82からの熱風に
晒されて乾燥される。
【0047】乾燥ユニット80に対して印画紙Pの搬送
方向下流側には複数対のローラによって構成される搬送
路84が配設されており、乾燥処理が終了して乾燥ユニ
ット80から排出された印画紙Pは、これら複数対のロ
ーラにそれぞれ挟持されてプリンタプロセッサ10の外
部へ排出される。
【0048】ここで、図2に示されるように、乾燥ユニ
ット80の外側には、プリンタプロセッサ10の正面側
へ向けて漸次下方へ傾斜した傾斜部90が設けられてお
り、更に、この傾斜部90の正面側側方には、ソータ9
2が設けられている。このソータ92は、プリンタプロ
セッサ10の左右方向へ向けて長手方向とされたフレー
ム94を備えている。
【0049】このフレーム94は乾燥ユニット80のフ
レーム81と一体とされ、上方及び左右両側方へ向けて
開口している。また、フレーム94のフレーム81側の
一部には切欠100が形成されている。この切欠100
は傾斜部90に対応して形成されており、乾燥ユニット
80から排出された印画紙Pは、傾斜部90を滑り落
ち、切欠100を通過してソータ92へ送り込まれる。
また、フレーム94の内側にはモータの駆動力によって
回転する駆動ローラと、この駆動ローラの回転力を受け
て従動回転する従動ローラ(何れも図示省略)が設けら
れている。これらの駆動ローラ及び従動ローラには無端
ベルト96が巻きかけられており、駆動ローラが回転す
ると、この無端ベルト96が回転し、更にこの無端ベル
ト96の回転によって従動ローラが間接的に駆動ローラ
の回転力を受けて回転するようになっている。
【0050】さらに、この無端ベルト96の外周部には
所定間隔毎に複数の仕切板98が設けられており、切欠
100を通過した印画紙Pを互いに対向する仕切板98
の間に集積するようになっている。ここで、ソータ92
のモータは、露光ユニット12や現像ユニット72にて
印画紙Pを搬送する搬送路60、79を駆動させるため
のモータと連動しており、例えば、ネガフィルムNの1
本分の印画紙Pが仕切板98の間に集積されると、ソー
タ92のモータが所定角度回転して、次の仕切板98の
間に次のネガフィルムNに対応した印画紙Pが集積でき
るようになっている。
【0051】また、図1乃至図3に示されるように、露
光ユニット12及び現像ユニット72の各フレーム1
3、73上には、案内手段としての互いに平行な一対の
レール120が設けられている。これらのレール120
は、現像ユニット72の露光ユニット12とは反対側の
端部から、露光ユニット12の現像ユニット72とは反
対側の端部にわたって設けられている。
【0052】また、これに対して図1及び図3に示され
るように、乾燥ユニット80のフレーム81の下側に
は、シャフト121を備えた4つのブラケット(図示省
略)がけられており、各ブラケットのシャフト121に
は案内手段又は転動体としての車輪122が回転自在に
軸支されてレール120に係合している。図3に示され
るように、各車輪122はレール120上を転動してレ
ール120に沿って現像ユニット72のフレーム73上
と露光ユニット12のフレーム13上との間を往復移動
できる。したがって、本プリンタプロセッサ10では、
乾燥ユニット80のフレーム81及びこのフレーム81
と一体の傾斜部90、フレーム94が現像ユニット72
のフレーム73上と露光ユニット12のフレーム13上
との間を往復移動できる構成である。
【0053】さらに、図1乃至図3に示されるように、
フレーム73のフレーム13とは反対側の端部で且つレ
ール120の中央には弾性変形可能な樹脂材によって形
成されたロック手段としてのストッパ130が上方へ向
けて突出形成されている。このストッパ130にはフレ
ーム13側へ向けて開口した略半球形状の凹部132が
形成されている。また、フレーム13のフレーム73と
は反対側の端部には、ストッパ130と対向するように
ロック手段としてのストッパ136が上方へ向けて突出
形成されている。このストッパ136にはストッパ13
0の凹部132に対向してフレーム73側へ向けて開口
した略半球形状の凹部138が形成されている。乾燥ユ
ニット80のフレーム81には、ロック手段としての略
球形状の一対の突起142、144が形成されている。
一方の突起142は、フレーム73に形成されたストッ
パ130の凹部132に対応しており、フレーム81が
フレーム73上の所定の位置にあるときには、この突起
142がストッパ130を弾性変形させて凹部132へ
嵌合するようになっている。
【0054】これに対し他方の突起144は、フレーム
13に形成されたストッパ136の凹部138に対応し
ており、フレーム81がフレーム13上の所定の位置に
あるときには、この突起144がストッパ136を弾性
変形させて凹部138へ嵌合するようになっている。
【0055】(本実施の形態の作用)次に本実施の形態
の作用について説明する。
【0056】本プリンタプロセッサ10では、通常、乾
燥ユニット80のフレーム81が現像ユニット72のフ
レーム73上に載置されており、この状態で、露光ユニ
ット12内で露光された印画紙Pが現像ユニット72内
で現像、漂白定着、及び水洗され、乾燥ユニット80で
乾燥されて排出される。
【0057】ここで、この状態では、乾燥ユニット80
のフレーム81に形成された突起142がストッパ13
0の凹部132へ嵌合しており、突起142を介してフ
レーム81がストッパ130に保持されるため、意識的
に大きな力でフレーム81を図1の左方へ押さない限り
フレーム81が左方へ移動することはなく、現像処理終
了後の印画紙Pの乾燥に支障をきたすことはない。
【0058】次いで、例えば、フレーム73の上壁を開
放して現像ユニット72の内部のメンテナンス等を行う
際には、所定の大きさ以上の力でフレーム81を露光ユ
ニット12側へ押圧し、フレーム81の突起142をス
トッパ130の凹部132から抜け出させてストッパ1
30による保持状態を解除する。さらに、この状態か
ら、フレーム81を露光ユニット12側へ押圧してフレ
ーム81の移動させる。ここで、フレーム81の下側に
は車輪122が設けられており、フレーム81を露光ユ
ニット12側へ押圧すると、露光ユニット12及び現像
ユニット72の各フレーム13、73上に敷かれている
レール120に沿って車輪122が転がる。したがっ
て、フレーム81が露光ユニット12側へ移動する際
に、フレーム81がプリンタプロセッサ10の正面側及
び裏面側へ変位して脱落することはない。しかも、フレ
ーム81が移動する際に生じる摩擦は基本的に車輪12
2とレール120との間の転がり摩擦だけであるため、
例えば、フレーム81がフレーム73上に直接載置して
このフレーム81とフレーム73との間の滑り摩擦に抗
して移動させるのに必要な力のような大きな力を必要と
せず、容易にフレーム81を露光ユニット12側へ移動
させることができる。
【0059】このように、レール120上で車輪122
を転がしながらフレーム81を露光ユニット12側へ移
動させると、突起144が露光ユニット12に形成され
たストッパ136へ接触して弾性変形させ、凹部138
を押し広げながら入り込む。突起144が完全に凹部1
38内へ入り込んで嵌合すると、突起144が凹部13
8に保持される。これにより、フレーム81及びソータ
92のフレーム94が突起144を介してストッパ13
6に保持され、意識的に大きな力でフレーム81を図1
の右方へ押さない限りフレーム81が右方へずれること
はなく、現像ユニット72のメンテナンス作業等に支障
をきたすことがない。
【0060】また、この状態では、フレーム81は車輪
122及びレール120を介して露光ユニット12のフ
レーム13に確実に支持される。ここで、フレーム81
を現像ユニット72を介して露光ユニット12とは反対
側へ移動させて現像ユニット72上からフレーム81を
退避させる従来の構成では、退避状態でフレーム81を
支持するための特別な支持部材が必要であるうえ、フレ
ーム81が退避する分のスペースを現像ユニット72の
側方に予め確保しておかなければならなかったが、本プ
リンタプロセッサ10では、露光ユニット12のフレー
ム13上にフレーム81が退避移動し、この状態では、
車輪122及びレール120を介してフレーム81がフ
レーム13に支持されるため、特別な支持部材が必要な
い。しかも、図2の二点鎖線で示されるように、退避状
態のフレーム81はその大部分がフレーム13上に位置
し、露光ユニット12を介して現像ユニット72の反対
側へはみ出る部分はフレーム81のごく一部であるた
め、フレーム81の退避移動用にプリンタプロセッサ1
0の側方に空けておかなければならないスペースを小さ
くでき、したがって、プリンタプロセッサ10の設置ス
ペースを小さくできる。
【0061】なお、本実施の形態では、転動体に車輪1
22を適用したが、例えば、転動体にコロやボール等を
用いてもよい。
【0062】また、本実施の形態では、案内手段として
レール120と車輪122を用いたが、図5及び図6に
示されるように、レール120に変えて、フレーム7
3、13上(図5及び図6ではフレーム13側だけを図
示している)に図5の左右方向へ向けて長手方向とされ
た溝164を設け、この溝164に車輪122、或いは
コロやボールを案内させる構成としてこれを案内手段と
してもよい。また、フレーム73とフレーム13との間
に棒状の軸部材を掛け渡すと共に、この軸部材に沿って
移動するリニアブッシュをフレーム81に設け、これら
を案内手段としてもよい。さらに、このような案内手段
を設けずに、車輪122やコロ、ボール等の転動体だけ
を設け、フレーム73及びフレーム13上でこのような
転動体が転がってフレーム81が移動するだけの構成と
しても構わない。また、このような転動体をフレーム8
1に設けずに、フレーム73及びフレーム13の上壁に
設け、フレーム81をこの転動体上に載置してフレーム
81が移動する際には転動体がフレーム81の下面との
摩擦で回転する構成としてもよい。
【0063】また、本実施の形態では、ロック手段とし
てストッパ130、136及び突起142、144を用
いたが、ロック手段はフレーム81がフレーム13上へ
退避した状態でフレーム81を保持できる構成であれば
よい。したがって、例えば、図4に示されるように、係
合孔150が形成された係合環152を突起142、1
44に代えてフレーム81に設け、これに対応して、ス
トッパ130、136に代えてフレーム13、73(図
4ではフレーム13側のみを図示)にシャフト154周
りに回動可能な鉤状のフック158を備えるブラケット
156を設け、フック158が係合孔150へ入り込む
ことにより、係合環152、フック158、及びシャフ
ト154を介してフレーム81がブラケット156に保
持される構成としてもよい。
【0064】また、図5及び図6に示されるように、レ
ール120に代えて一対の溝164に沿って車輪122
が転動する構成とし、これらの溝164の一部に一部に
ロック手段としての凹部162を形成し、車輪122を
凹部162に落ち込ませることにより、フレーム81の
移動を保持する構成としてもよい。
【0065】さらに、本実施の形態では、フレーム13
とフレーム73の上面を略同一平面としてレール120
を設けたが、フレーム13とフレーム73の上面を略同
一平面としなくとも、フレーム13上のレール120と
フレーム73上のレール120の高さが略等しければよ
い。また、仮に、フレーム13上のレール120とフレ
ーム73上のレール120の高さが等しくない場合、或
いは、レール120等やレール120に代わる溝がフレ
ーム13側とフレーム73側とで段差が生じたとして
も、この段差が車輪122等の転動体の回転半径未満で
あれば、転動体は容易にこの段差を乗り越えることがで
き、容易にフレーム81を移動させることができる。
【0066】また、本実施の形態では、ソータ92がプ
リンタプロセッサ10の左右方向に長手方向とされてい
たが、ソータ92はフレーム81と共に一体的に移動す
る構成であればよく、その形態に限定されるものではな
い。例えば、図7及び図8に示されるように、ソータ9
2に代えて上下方向へ向けて長手方向で且つ左右方向へ
傾斜した所謂縦積み式のソータ202を採用したプリン
タプロセッサ200に本発明を適用してもよい。
【0067】さらに、本実施の形態では、プリンタプロ
セッサ10がネガフィルムNの透過光を感光材料へ露光
する構成であったが、このような態様以外、例えば、ブ
ラウン管や液晶板に表示された画像を感光材料へ露光す
る構成の感光材料処理装置やデータ記憶媒体に記憶させ
たデジタル画像データを感光材料へ露光する構成の感光
材料処理装置に本発明を適用してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感光材料
処理装置は、特別な支持部材を用いることなく、安価な
コストで後工程ユニットを退避移動した状態で支持で
き、しかも、装置の設置面積を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の構成の概略を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の変形例を示す正面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の変形例を示す正面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の変形例を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の変形例を示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る感光材料処理装置
の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ(感光材料処理装置) 12 露光ユニット 72 現像ユニット 80 乾燥ユニット(後工程ユニット) 120 レール(案内手段) 122 車輪(転動体、案内手段) 130 ストッパ(ロック手段) 136 ストッパ(ロック手段) 142 突起(ロック手段) 144 突起(ロック手段) 152 係合環(ロック手段) 158 フック(ロック手段) 162 凹部(ロック手段) 164 溝(案内手段) 200 プリンタプロセッサ(感光材料処理装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料へ画像光を露光する露光手段が
    収容された露光ユニットと、 前記露光ユニットに隣接して設けられ前記露光ユニット
    にて露光された感光材料を現像処理する処理槽が収容さ
    れた現像ユニットと、 前記露光ユニット及び現像ユニットの何れか一方のユニ
    ット上に載置され、前記現像ユニットにて現像処理され
    た感光材料の後処理を行うと共に、前記一方のユニット
    上から他方のユニット上へ向けて移動可能で且つ移動後
    には前記他方のユニット上に載置されて支持される後工
    程ユニットと、 前記後工程ユニットが前記一方のユニットから他方のユ
    ニットへ向けて移動する際に前記後工程ユニットを案内
    する案内手段と、 を備える感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記露光ユニット及び現像ユニットは、
    各々の上面が略面一とされたことを特徴とする請求項1
    記載の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 感光材料へ画像光を露光する露光手段が
    収容された露光ユニットと、 前記露光ユニットに隣接して設けられ前記露光ユニット
    にて露光された感光材料を現像処理する処理槽が収容さ
    れた現像ユニットと、 前記露光ユニット及び現像ユニットの何れか一方のユニ
    ット上に載置され、前記現像ユニットにて現像処理され
    た感光材料の後工程を行うと共に、前記一方のユニット
    上から他方のユニット上へ向けて移動可能で且つ移動後
    には前記他方のユニット上に載置されて支持される後工
    程ユニットと、 前記露光ユニットと現像のユニットの双方のユニット及
    び後工程ユニットの何れか一方に設けられ、前記後工程
    ユニットの移動により前記露光ユニットと現像のユニッ
    トの双方のユニット及び後工程ユニットの何れか他方と
    の摩擦で転動すると共に当該他方に対して相対的に移動
    する転動体と、 を備える感光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記後工程ユニットに前記転動体を設け
    ると共に、前記露光ユニット及び現像ユニットの各上面
    の高低差を前記転動体の回転半径以下としたことを特徴
    とする請求項3記載の感光材料処理装置。
  5. 【請求項5】 移動後の前記後工程ユニットを保持して
    前記後工程ユニットの戻り移動を制限するロック手段を
    備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか
    に記載の感光材料処理装置。
JP22540397A 1997-08-21 1997-08-21 感光材料処理装置 Pending JPH1165076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22540397A JPH1165076A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 感光材料処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22540397A JPH1165076A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 感光材料処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1165076A true JPH1165076A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16828826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22540397A Pending JPH1165076A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 感光材料処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1165076A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4745423A (en) Photosensitive material processing apparatus
US5307114A (en) Apparatus for making prints of exposed and developed photographic films
JPH08314022A (ja) 感光材料の露光方法及び感光材料の露光装置
US5678111A (en) Method and apparatus of processing recording media
JPH1165076A (ja) 感光材料処理装置
JP2002072370A (ja) ペーパーマガジン及び写真焼付装置
JPH08314108A (ja) 記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置
JP3452684B2 (ja) 記録媒体の処理方法及び記録媒体の処理装置
US5515138A (en) Method of positioning mask using variable mask mechanism and variable mask mechanism
JP3383431B2 (ja) クロスオーバラックの結露防止構造
JP3364330B2 (ja) 感光材料処理装置のラック構造
JPH1039480A (ja) 補充液補充方法及び感光材料処理装置
JP2000047358A (ja) 感光材料処理装置
JP3321307B2 (ja) 廃剤貯留装置及び廃剤貯留装置の廃剤容量検出方法
US4676618A (en) Device for producing photographic pictures with a plane film platform
JP3355250B2 (ja) プリンタプロセッサ
JP2000347381A (ja) シート状体搬送装置及び写真処理装置
JP3360952B2 (ja) 補充装置及び補充装置の故障検出方法
JP3617683B2 (ja) 記録媒体の処理方法
US5532779A (en) Photographic processor
JP3497266B2 (ja) 写真プリンタの集積装置
JPH0876334A (ja) クロスオーバラックの結露防止構造
JP3321301B2 (ja) 写真処理装置
JPH0867389A (ja) 画像記録材料ガイド機構
JP2000066354A (ja) 感光材料処理装置の処理液補充タンク