JPH1164410A - デカップリング容量測定機能付きプログラム電源装置 - Google Patents

デカップリング容量測定機能付きプログラム電源装置

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JPH1164410A
JPH1164410A JP9244566A JP24456697A JPH1164410A JP H1164410 A JPH1164410 A JP H1164410A JP 9244566 A JP9244566 A JP 9244566A JP 24456697 A JP24456697 A JP 24456697A JP H1164410 A JPH1164410 A JP H1164410A
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voltage
constant current
power supply
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JP9244566A
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Mutsuo Takeyama
睦生 嶽山
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デカップリングコンデンサの容量値と接続の
確認を容易に短時間で行い得るデカップリング容量測定
機能付きプログラム電源装置を提供すること。 【解決手段】 デカップリングコンデンサ9Aの容量値
測定時に接続回路10Cをオンにして、メインアンプ3
の入力端からフォースライン出力端6Aをバイパスし、
演算増幅器2Aの出力とメインアンプ3との間に定電流
回路13A・13Bにより互いに逆方向にダイオード1
4A〜14Dからなるダイオードブリッジを介してフォ
ースラインに定電流を流して、フォースラインをチャー
ジしてメインアンプ3の入力端の電圧を設定電圧になる
まで上昇または下降させる。メインアンプ3の入力端の
電圧が設定電圧になるまでの間、電圧サンプリング回路
15によりサンプリングして、時間を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デカップリング
容量測定機能付きプログラム電源装置に関するものであ
り、具体的にはIC測定装置などで使用され、負荷に対
する電圧を設定して、被試験試料(以下、DUTとい
う。)に電圧を供給する際に、フォースラインに付加さ
れているデカップリングコンデンサの容量値が短時間で
容易に確認できるデカップリング容量測定機能付きプロ
グラム電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のICテスタにおけるプログ
ラム電源装置の構成を示すブロック図である。図3で、
1点鎖線で包囲されている部分がプログラム電源回路A
であり、その出力がフォースライン・ケ−ブル7を介し
て、DUT11に接続されている。プログラム電源回路
Aにおいて、D/A変換器1はDUT11に供給するプ
ログラムされたディジタル設定電圧値をアナログ値に変
換するもので、D/A変換器1の出力端は演算増幅器2
Aの正入力端(+入力端)に接続されている。
【0003】演算増幅器2Aの出力端は演算増幅器2A
の負入力端(−入力端)に接続され、出力端に現れた信
号を負入力端にフィードバックするようになっており、
この演算増幅器2Aはボルテージフォロワを構成してい
る。演算増幅器2Aの出力端はメインアンプ3の入力端
に接続されており、メインアンプ3の出力端はバッファ
4と電流測定回路5とを介してプログラム電源回路Aの
フォースライン出力点6Aに接続され、フォ−スライン
出力点6Aから、フォ−スライン・ケ−ブル7を介し、
DUT11に電源が供給されるようになっている。
【0004】また、DUT11からセンスライン・ケ−
ブル8を介し、プログラム電源回路Aのセンスライン出
力点6Bへ接続され、ここから演算増幅器2Bの正入力
端へ接続されている。演算増幅器2Bの出力端は、演算
増幅器2Bの負入力端に接続され、演算増幅器2Bの出
力を負入力端にフィードバックされるようになってお
り、ボルテージフォロワを構成している。さらに、演算
増幅器2Bの出力は、メインアンプ3にフィ−ドバック
されている。
【0005】一方、フォ−スライン・ケ−ブル7からD
UT11へ至る経路の途中には、リレ−またはスイッチ
などの接続回路10Aを介し、コンデンサ9Aが接続さ
れ、コンデンサ9Aの他方は接地されている。この経路
上にある接続回路およびコンデンサの対は、1つまたは
それ以上(接続回路10B、コンデンサ9B)存在す
る。
【0006】次に動作について述べる。DUT11へ供
給しようとするプログラムされた設定電圧値に相当する
ディジタル電圧値をD/A変換器1に入力すると、その
ディジタル電圧値はこのD/A変換器1でアナログ電圧
値に変換され、演算増幅器2Aを介してアナログ電圧値
がメインアンプ3に入力される。メインアンプ3によっ
て、DUT11へ与える電圧値まで増幅され、さらにバ
ッファ4により電流増幅され、フォ−スライン・ケ−ブ
ル7を通ってDUT11へ電源が供給される。
【0007】また、DUT11の電源供給点の電圧は、
センスライン・ケ−ブル8を通って演算増幅器2Bへハ
イインピ−ダンスでフィ−ドバックされ、さらにボルテ
−ジフォロワを構成する演算増幅器2Bにより、DUT
11の電圧がメインアンプ3へフィ−ドバックされる。
【0008】このようにして、DUT11の電源供給点
の電圧は、ボルテ−ジフォロワによりセンスされ、メイ
ンアンプ3へフィ−ドバックされ、フォ−スライン・ケ
ーブル7に流れる電流によらず、DUT11には正しい
設定電圧が与えられる。また、バッファ4の出力からフ
ォ−スラインの出力点6Aの間には、電流測定回路5が
介在しており、このフォ−スラインに流れる電流、つま
りDUT11に流れる電源電流を測定する機能がついて
いる。
【0009】一般的に、このプログラム電源回路のフォ
−スライン上には、DUT11の近くにデカップリング
・コンデンサ9Aを対GND(グランド)に付加する。
これは、DUT11を高速で動作させて試験する場合、
DUT11の電源電流変動にプログラム電源回路Aが応
答できないため、デカップリング・コンデンサ9Aによ
り過渡電流を補い、設定電圧に対して変動してしまうの
を抑えるためである。デカップリング・コンデンサ9A
の容量値は、DUT11の動作速度が速くなるほど、変
動を抑えるために大きくする必要がある。
【0010】しかし、この容量値を大きくするほど、電
流測定回路5の応答が遅くなり、電源電流測定の時間が
遅くなる。したがって、高速試験および、電源電流測定
などの低速試験によって、この容量値の異なるデカップ
リングコンデンサ9A・9Bをそれぞれ接続回路10A
・10Bで切り替え、試験を行う場合がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のプログラム電源
装置では、フォ−スライン・ケーブル7に付加されてい
るデカップリングコンデンサ9A・9Bが、期待してい
る容量値のものが接続されているかどうかを確認するた
めには、実装されている部品そのものを確認するか、出
力波形を観測するなどの応答特性の解析を行って確認す
るしかなく、多大な時間がかかっていた。この発明は、
短時間で容易にデカップリングコンデンサの接続と容量
値を確認するデカップリング容量測定機能付きプログラ
ム電源装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のデカップリング容量測定機能付きプログ
ラム電源装置は、プログラムされた設定電圧をアナログ
値に変換するD/A変換器1と、D/A変換器1の出力
を入力し、D/A変換器1の出力を設定電圧まで増幅す
るメインアンプ3へ伝達する演算増幅器2Aと、フォ−
スラインに流れる電流を測定する電流測定回路5と、D
UT11からのセンスラインを介してメインアンプ3へ
フィ−ドバックする演算増幅器2Bと、電流測定回路5
の出力側のフォ−スラインからDUT11までの間に接
続されたフォ−スライン・ケ−ブル7の出口からDUT
11までの経路途中と接地間に直列接続した少なくとも
1組の接続回路10とデカップリングコンデンサ9A
と、DUT11から演算増幅器2Bの入力側のセンスラ
イン間に接続されたセンスライン・ケ−ブル8と、演算
増幅器2Aとメインアンプ3との間に設けられ、定電流
が電流測定回路5の出力側のフォ−スラインの容量をチ
ャ−ジし、設定値までフォ−ス電圧を上昇させる過渡応
答を実現するダイオ−ド14A〜14Dによるダイオ−
ドブリッジと、前記ダイオ−ドブリッジを介し、接地点
まで正方向に正電源12Aにより定電流を流す定電流回
路13Aと、前記接地点から前記ダイオ−ドブリッジを
介し、負電源12Bにより負方向に定電流を流す定電流
回路13Bと、メインアンプ3の入力端の電圧を逐次サ
ンプリングし、初期値から設定電圧値に至るまでの時間
を測定する電圧サンプリング回路15と、容量測定時
に、メインアンプ3の入力端からフォ−スライン出力点
6A間をバイパスするための接続回路10Cとを備え
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この発明のデカップリング
容量測定機能付きプログラム電源装置の実施の形態につ
いて図面に基づき説明する。図1はこの発明の第1の実
施の形態の構成を示すブロック図である。図1で、構成
の説明に際して、図3と同一部分には同一符号を付して
重複説明を避け、図3とは異なる部分の構成を重点的に
述べる。図1を図3と比較しても明らかなように、図1
では図3のプログラム電源回路Aにおいて、符号10C
〜15で示す部分が新たに追加されたものである。
【0014】すなわち、プログラム電源回路Aにおい
て、演算増幅器2Aの出力端はダイオードブリッジにお
けるダイオード14Aと14Cとの接続点に接続されて
いる。ダイオードブリッジは、ダイオード14Aと14
Cとを順方向に接続した直列回路と、ダイオード14B
と14Dとを順方向に接続した直列回路とを並列に接続
してダイオード14Aと14Bのアノード同士を接続す
るとともに、ダイオード14Cと14Dのカソード同士
を接続して構成されており、ダイード14Aと14Bの
両アノードは定電流回路13Aを介して正電源12Aに
接続されている。また、ダイオード14Cと14Dの両
カソードは定電流回路13Bを介して負電源12Bに接
続されており、さらにダイオード14Bのカソードとダ
イオード14Dのアノードとの接続点は演算増幅器2A
の負入力端に接続されている。
【0015】正電源12Aと定電流回路13Aはダイオ
ードブリッジを介してフォースラインに定電流を流すた
めの電源であり、負電源12Bと定電流回路13Bとに
よって接地点から負電源12Bの方向にダイオードブリ
ッジを介してフォースラインに定電流を流すようにして
いる。ダイオード14Bのカソードとダイオード14D
のアノードとの接続点はメインアンプ3の入力端に接続
されている。
【0016】メインアンプ3の入力端には、接続回路1
0Cの一端と電圧サンプリング回路15の入力端が接続
されている。この接続回路10Cの他方はフォ−スライ
ン出力点6Aに接続されている。接続回路10Cはメイ
ンアンプ3の入力端からバッファ4と電流測定回路5を
経由してフォ−スライン出力点6Aに至るまでの経路を
バイパスさせるための回路である。その他の構成は図3
と同様である。
【0017】次に、第1の実施の形態の動作について図
1を参照して説明する。図1で、DUT11へ供給しよ
うとするプログラムされた設定電圧値に相当するディジ
タル電圧値をD/A変換器1に入力させると、このD/
A変換器1によりアナログ電圧値に変換される。このア
ナログ電圧値は演算増幅器2Aで増幅され、ダイオード
ブリッジのダイオード14Aと14Cとの接続点に出力
する。このダイオードブリッジの部分において、正電源
12Aによって、定電流回路13Aと接地間に正方向の
電位差を発生させ、定電流回路13Aによって、接地方
向にダイオ−ド14A〜14Dによるダイオ−ドブリッ
ジを介し、フォ−スラインに定電流を流す。
【0018】同様に負の電圧源12Bによって、定電流
回路13Bと接地間に負方向の電位差を発生させ、定電
流回路13Bによって、接地点から負電源12Bへの方
向に、ダイオ−ドブリッジを介し、フォ−スラインに定
電流を流す。ダイオ−ド14A・14Bは、メインアン
プ3の入力端で、定電流回路13Aによる定電流がフォ
−スラインおよびセンス・ラインの容量をチャ−ジし、
やがてD/A変換器1による設定電圧値に達する過渡応
答を実現するためのスイッチの役割をしている。すなわ
ち、D/A変換器1に設定電圧が印加されると、演算増
幅器2Aの出力電圧が上昇するため、ダイオ−ド14A
は逆バイアスとなりオフする。
【0019】このため、定電流回路13Aによる定電流
はダイオ−ド14Bを介して、フォ−スラインの容量を
チャ−ジしていく。
【0020】このチャ−ジによりメインアンプ3の入力
端の電圧が上昇していき、やがて設定電圧に達したとき
にダイオ−ド14Aがオンし、バランスされる。ダイオ
−ド14C・14Dは設定電圧が負にされたときに同様
の役割をする。すなわち、ダイオ−ド14Cがオフして
いる間、ダイオ−ド14Dを介してフォ−スラインの容
量から定電流回路13Bに向かって定電流を流し、やが
て設定電圧に達したときにダイオ−ド14Cがオンし、
バランスされる。
【0021】メインアンプ3入力点の電圧が、容量のチ
ャ−ジにより上昇または下降し、設定電圧に達するまで
の間、電圧サンプリング回路15は、電圧のサンプリン
グを行い、設定電圧に達するまでの時間を測定する。こ
の時間と、定電流の値と、設定電圧値との関係から、プ
ログラム電源回路Aの出力の容量を算出する。また、接
続回路10Cは、プログラム電源回路AがDUT11に
設定電圧を与える通常動作のときはオフしており、プロ
グラム電源回路Aの出力の容量を測定する場合にオン
し、メインアンプ3、バッファ4、電流検出回路5をバ
イパスし、これらが出力の容量測定に影響しないように
している。
【0022】ここで、この第1の実施の形態におけるデ
カップリングコンデンサ9A・9Bの容量測定時の動作
についてさらに詳細に説明する。プログラム電源回路A
のフォ−スライン・ケ−ブル7からDUT11までの経
路途中には、接続回路10・10Bを介したデカップリ
ングコンデンサ9A・9Bの2種が接続されている。D
UT11のテスト内容によって、違う容量のデカップリ
ングコンデンサを接続するため、コンデンサ9Aと9B
は、それぞれ接続回路10A・10Bにより切り替えら
れる。DUT11のあるテスト結果が期待に反し、その
解析のひとつとして、このデカップリングコンデンサ9
Aと9Bが期待通り接続されているか,否かを調べる場
合、この第1の実施の形態では、次のように行う。
【0023】まず、接続回路10Cをオンにし、メイン
アンプ3入力点からフォ−スライン出力点6Aまでの間
のメインアンプ3、バッファ4、電流検出回路5をバイ
パスし、定電流による容量測定時にこの影響をなくして
いる。ここで、D/A変換器1にプログラムされた設定
電圧値を設定する。この設定電圧はDUT11に与えら
れる電圧値であり、DUT11の許容電圧範囲により、
正・負両方の値が設定できる。
【0024】最初に接続回路10A・10Bがオフして
いるときのプログラム電源回路Aの出力の容量を初期値
として測定する。このとき定電流回路13Aで発生させ
た定電流の値をI、設定電圧値をVとすると、ダイオ−
ド14Aは演算増幅器2Aの出力上昇により逆バイアス
となり、オフしている。このため、定電流Iは、定電流
回路13Aからダイオ−ド14B、接続回路10Cを通
り、フォ−スラインへと流れ、フォ−スライン・ケ−ブ
ル容量、センスライン・ケ−ブル容量をチャ−ジし、や
がてメインアンプ3の入力点は設定電圧値Vに達する。
【0025】この初期値から電圧Vに達するまでの時間
をT0とすると、この点の電圧波形は図2のようにな
る。ここで、このメインアンプ3の入力点に接続されて
いる電圧サンプリング回路15により、この点の電圧を
逐次サンプリングし、初期値から設定値Vに達するまで
の時間T0を測定する。
【0026】ここで、フォ−スライン・ケーブル7、セ
ンスライン・ケーブル8の容量の合計値をC0とする
と、次の(1)式が成り立つ。 C0 = I*T0/V・・・・・・・・・・・・・・・(1) これにより、プログラム電源回路出力の初期容量値が求
まる。
【0027】次に、あるテスト項目において、接続回路
10Aをオンにし、デカップリングコンデンサ9Aを接
続したとき、この接続が期待通り行われているか、部品
の実装ミス、接続回路の誤動作などによる接続の不具合
がないかを確認する。
【0028】D/A変換器1のプログラムされた設定電
圧値および定電流回路13Aの設定値を初期値と同様に
それぞれV、Iとすると、定電流Iはダイオ−ド14
B、接続回路10Cを通り、フォ−スライン・ケーブル
7、センスライン・ケーブル8、およびデカップリング
コンデンサ9Aをチャ−ジし、メインアンプ3の入力端
の電圧は設定電圧値Vに達する。
【0029】この時間をT1とすると、この点の電圧波
形は図2のようになる。ここで同様に電圧サンプリング
回路15により、メインアンプ3の入力端の電圧をサン
プリングし、時間T1を測定する。
【0030】ここで、デカップリングコンデンサ9Aの
容量値をC1とすると、次の(2)式が成り立つ。 (C0+C1) = I*T1/V・・・・・・・・・・(2) ここで、初期値との時間差ΔT、つまり、(T1−T
0)を算出すると、追加容量分C1が求まる。このよう
にして、DUT11のデカップリングコンデンサ9A,
9Bに期待値C1が接続されているかを確認する。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、デカップリングコン
デンサの容量値測定時に、メインアンプの入力端からフ
ォースライン出力点までを接続回路によりバイパスし、
プログラム電源回路における演算増幅器とメインアンプ
との間に正電源から定電流回路とダイオードブリッジを
介してフォースラインを定電流で設定電圧までチャージ
するとともに、フォースラインからダイオードブリッジ
を介して負電源へ定電流を流してフォースラインをチャ
ージし、メインアンプの入力端の電圧を電圧サンプリン
グ回路でサンプリングして初期値から設定電圧になるま
での時間を測定して、定電流のチャージによる出力の立
ち上がり時間を測定するので、短時間で容易にDUTの
デカップリングコンデンサの接続と容量値の確認ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデカップリング容量測定機能付
きプログラム電源装置の第1の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の第1の実施の形態におけるデカップリン
グコンデンサの接続を確認するための電圧サンプリング
回路の電圧波形図である。
【図3】従来のプログラム電源装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 D/A変換器 2A・2B 演算増幅器 3 メインアンプ 4 バッファ 5 電流測定回路 6A フォ−スライン出力点 6B センスライン・ケーブル出力点 7 フォ−スライン・ケ−ブル 8 センスライン・ケーブル 9A・9B デカップリングコンデンサ 10A〜10C 接続回路 11 DUT 12A 正電源 12B 負電源 13A・13B 定電流回路 14A〜14D ダイオ−ド 15 電圧サンプリング回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムされた設定電圧をアナログ値
    に変換するD/A変換器(1) と、 前記D/A変換器(1) の出力を入力し、前記D/A変換
    器(1) の出力を前記設定電圧まで増幅するメインアンプ
    (3) へ伝達する演算増幅器(2A)と、 フォ−スラインに流れる電流を測定する電流測定回路
    (5) と、 被測定試料(11)からのセンスラインを介して前記メイン
    アンプ(3) へフィ−ドバックする演算増幅器(2B)と、 前記電流測定回路(5) の出力側のフォ−スラインから前
    記被測定試料(11)までの間に接続されたフォ−スライン
    ・ケ−ブル(7) の出口から前記被測定試料(11)までの経
    路途中と接地間に直列接続した少なくとも1組の接続回
    路(10)とデカップリングコンデンサ(9A)と、 前記被測定試料(11)から前記演算増幅器(2B)の入力側の
    センスライン間に接続されたセンスライン・ケ−ブル
    (8) と、 前記演算増幅器(2A)と前記メインアンプ(3) との間に設
    けられ、定電流が前記電流測定回路(5) の出力側のフォ
    −スラインの容量をチャ−ジし、設定値までフォ−ス電
    圧を上昇させる過渡応答を実現するダイオ−ド(14A) 〜
    (14D) によるダイオ−ドブリッジと、 前記ダイオ−ドブリッジを介し、接地点まで正方向に正
    電源(12A) により定電流を流す定電流回路(13A) と、 前記接地点から前記ダイオ−ドブリッジを介し、負電源
    (12B) により負方向に定電流を流す定電流回路(13B)
    と、 前記メインアンプ(3) の入力端の電圧を逐次サンプリン
    グし、初期値から設定電圧値に至るまでの時間を測定す
    る電圧サンプリング回路(15)と、 容量測定時に、前記メインアンプ(3) の入力端からフォ
    −スライン出力点(6A)間をバイパスするための接続回路
    (10C) とを備えることを特徴とするデカップリング容量
    測定機能付きプログラム電源装置。
  2. 【請求項2】 前記演算増幅器(2A)は、ハイインピーダ
    ンスで前記D/A変換器(1) の出力を入力することを特
    徴とする請求項1記載のデカップリング容量測定機能付
    きプログラム電源装置。
  3. 【請求項3】 前記演算増幅器(2B)は、ハイインピーダ
    ンスで前記被測定試料(11)からのセンスラインを入力す
    ることを特徴とする請求項1記載のデカップリング容量
    測定機能付きプログラム電源装置。
  4. 【請求項4】 前記電流測定回路(5) は、前記メインア
    ンプ(3) の出力をバッフア(4) で増幅した信号を入力し
    て前記フォースラインに流れる電流を測定することを特
    徴とする請求項1記載のデカップリング容量測定機能付
    きプログラム電源装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127568A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Advantest Corp 測定装置及び測定方法
JP2009229327A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Yokogawa Electric Corp 回路素子測定装置
JP2013503346A (ja) * 2009-08-27 2013-01-31 アナログ ディヴァイスィズ インク 電気容量を測定するためのシステム及び方法

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