JPH1163730A - 凝縮器 - Google Patents

凝縮器

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JPH1163730A
JPH1163730A JP22383697A JP22383697A JPH1163730A JP H1163730 A JPH1163730 A JP H1163730A JP 22383697 A JP22383697 A JP 22383697A JP 22383697 A JP22383697 A JP 22383697A JP H1163730 A JPH1163730 A JP H1163730A
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JP
Japan
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water
tank
condenser
pump
cooling
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JP22383697A
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Mitsuyoshi Nakamura
光良 中村
Minoru Okajima
稔 岡島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/041Details of condensers of evaporative condensers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発潜熱式の凝縮器において、タンク内の水
の温度が上昇するのを防止して、凝縮器の冷却効率を高
く維持する。 【解決手段】 製氷機15の圧縮機から送られてくる冷
媒をコンデンサパイプ1に通し、その該表面を、ノズル
7,7から噴霧する水の蒸発潜熱により冷却する。その
ような凝縮器のタンク8内に攪拌機12を設けて水を攪
拌すると共に、タンク冷却ファン13によりタンク8の
水を冷却し、温度上昇を防止する。また、製氷機15の
停止中は、排水弁11を開けてポンプ5内の水を排出さ
せ、ポンプ5の内部が錆びるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製氷機等の冷却ユ
ニットにおいて、圧縮機で圧縮された冷媒を冷却して液
化させた後、蒸発器に与える凝縮器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、凝縮器の冷却方式として、水で
冷却する水冷式,クーリングタワーを利用した水冷式,
空冷式(例えば、特開平9-33148号公報(F25C 1/00)),
空冷と水冷を組み合わせた空水冷式(例えば、特開平7-
91756号公報(F25 B6/04))等がある。それらには、それ
ぞれ一長一短がある。すなわち、水冷式は、冷却効率は
高いが消費水量が大きくなる。また、クーリングタワー
を利用した水冷式は、冷却効率は高く、消費水量も少な
くなるが、設備が大がかりになる。そしてまた、空冷式
は、冷却水は不要になるが、水冷式と比べて冷却効率が
落ちる。さらに、空水冷式は、冷却効率,消費水量共中
位程度であるが、ユニット空間が大きくなり大きな設置
スペースを必要とする。
【0003】そこで、コンデンサパイプの外表面に水を
噴霧しながら送風し、水の蒸発潜熱を利用して冷却を行
う蒸発潜熱式の凝縮器が開発された。
【0004】図4は、従来の蒸発潜熱式の凝縮器を示す
図である。図4において、1はコンデンサパイプ、2は
フィン、3は水滴を補集するためのエリミネータ、4は
送風機、5はポンプ、6は送水パイプ、7はノズル、8
はタンク、9はタンク給水弁、10はフロートである。
【0005】多数回折り返されたコンデンサパイプ1の
間にフィン2を設け、そのコンデンサパイプ1の中に
は、圧縮機(図示せず)から送られてきた冷媒を流す。
また、それらのコンデンサパイプ1,フィン2には、タ
ンク8からポンプ5,送水パイプ6を通って送られる水
がノズル7,7から噴霧される。それと同時に、送風機
4によりコンデンサパイプ1,フィン2の間に空気が送
られる。その結果、コンデンサパイプ1の中を流れる冷
媒は、水の蒸発潜熱、および送風機4で送られる空気に
より冷却されるので、水冷式の凝縮器と同程度の冷却効
率が得られる上、消費水量は、水を循環させて用いるの
で少なくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の凝縮器では、ノズル7,7から噴霧された水の
内、蒸発せずにタンク8に落下した水は、コンデンサパ
イプ1,フィン2の間を通ってくる間に温度が上昇す
る。その結果、タンク8内の水温が上昇し、ノズル7か
ら噴霧される水の温度が上昇してしまい、凝縮器の冷却
効率を低下させてしまうという問題点があった。
【0007】本発明は、そのような問題点を解決し、タ
ンク8内の水の温度が上昇するのを防止して、凝縮器の
冷却効率を高く維持することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の凝縮器は、圧縮機から送られてくる
冷媒を通すコンデンサパイプと、該コンデンサパイプ外
表面に対して水を噴出するノズルと、該ノズルから噴出
された水を受けて貯めておくタンクと、該タンク内の水
を前記ノズルに送るポンプと、前記タンク内に送風して
水の冷却を行うタンク冷却ファンとを具えたことを特徴
とする。このようにすると、タンク内の水の温度が上昇
するのを防止することができて、凝縮器の冷却効率を高
く維持することができる。
【0009】また、請求項2記載の凝縮器は、前記タン
ク内の水を攪拌する攪拌機を具えたことを特徴とする。
このようにすると、タンク冷却ファンによるタンク内の
水の冷却効果を向上させることができて、タンク内の水
温の上昇をより確実に防止することができる。
【0010】また、請求項3記載の凝縮器は、外気温に
基づいて前記ノズルからの水の噴出を制御することを特
徴とする。このようにすると、冬季等、外気温が低いと
きには、ノズル7からの噴射を停止させ、送風機による
空気だけで冷却を行うようにすることができ、ポンプの
無駄な電力消費を防止することができる。
【0011】また、請求項4記載の凝縮器は、前記タン
クとポンプとの間に排水弁を設け、冷却停止中は、該排
水弁を開けてポンプ内の水を排出させることを特徴とす
る。このようにすると、冷却停止中には、ポンプ内の水
がなくなって、ポンプのケーシング部分の錆の発生を防
止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を製氷機に用いた場
合の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態を示す図
である。符号1〜10は、図4のものに対応しており、
11は排水弁、12は攪拌機、13はタンク冷却ファ
ン、14は防滴カバー、15は製氷機である。
【0014】製氷機15内の圧縮機から送られてきた冷
媒を、コンデンサパイプ1に通し、冷却して液化させた
後、製氷機15内にある製氷装置に送って製氷を行う。
そして、コンデンサパイプ1,フィン2には、タンク8
からポンプ5,送水パイプ6を通って送られる水がノズ
ル7,7から噴霧される。それと同時に、送風機4によ
りコンデンサパイプ1,フィン2の間に空気が送られ
る。その結果、コンデンサパイプ1の中を流れる冷媒
は、水の蒸発潜熱、および送風機4で送られる空気によ
り冷却される。
【0015】その際、ノズル7,7から噴霧された水の
内、蒸発せずにタンク8に落下した水は、コンデンサパ
イプ1,フィン2の間を通ってくる間に温度が上昇し、
それがタンク8内に溜まって、タンク8内の水温が上昇
する。そこで、タンク8内の水を冷やすため、タンク8
の上側にタンク冷却ファン13を設け、水の表面に風を
送る。一方、タンク8の中に攪拌機12を設け、タンク
8内の水を常に攪拌させて、タンク冷却ファン13によ
る冷却効果が向上するようにしている。また、ノズル7
で噴霧した水がタンク冷却ファン13にかからないよう
にするため、タンク冷却ファン13の上側には、防滴カ
バー14を設けている。
【0016】ところで、製氷機15では、製氷を続けた
結果、その中の貯氷庫に氷が一杯になったら、貯氷庫内
の氷が所定量以下になるまで製氷を停止して待機する。
その際、凝縮器による冷媒の冷却は不要となるので、送
風機4,ポンプ5,攪拌機12,タンク冷却ファン13
は停止される。その時、ポンプ5の内部に水が残ったま
まにしておくと、ポンプ5のケーシング内部に錆が発生
して、ポンプ5の寿命を縮めてしまう。そこで、本発明
では、送水パイプ6のタンク8とポンプ5の間に、排水
弁11を設け、ポンプ5を停止させている間は、排水弁
11を開けて、ポンプ5内に残っている水を排水させる
ようにしている。
【0017】また、ノズル7から噴霧された水滴の一部
が、送風機4の風に乗って外部に放出されると、天井や
壁を濡らして、腐らせるおそれがある。そこで、ノズル
7と送風機4の間には、水滴を補集するためのエリミネ
ータ3を設けている。なお、水滴を外部に放出させない
ようにする手段としては、エリミネータ3の代わりに加
熱ヒータを設け、それによりそこを通る空気に含まれる
水分を加熱蒸気にして外部に排出させるようにしてもよ
い。
【0018】図3は、本発明の凝縮器を用いた製氷機に
おける制御手順を示すフローチャートである。この処理
は、電源の投入と同時にスタートする。
【0019】ステップ1…まず、フロート10の位置に
基づいて、タンク8が満水になっているか否かを判別す
る。
【0020】ステップ2…満水になっていなければ、タ
ンク給水弁9を開けてタンク8内への給水を行う。
【0021】ステップ3…タンク8が満水になったか否
かを判別する。
【0022】ステップ4…満水になったら、タンク給水
弁9を閉じる。
【0023】ステップ5…タンク8が満水になったら、
温度センサ(図示せず)により外気温を測り、ノズル7
からの噴霧が必要であるか否かの基準値以上あるか否か
を判別する。
【0024】ステップ6…外気温が基準値以上であった
ら、送風機4の送風だけでは冷却が不十分になるので、
送風機4,ポンプ5,攪拌機12,タンク冷却ファン1
3の全てをオンさせた状態で、製氷機15の製氷を開始
する。
【0025】ステップ7…一方、ステップ5で外気温が
基準値に達していなかったら、ノズル7からの噴霧は不
要で、送風機4による送風だけで十分であるので、送風
機4のみをオンさせ、ポンプ5,攪拌機12,タンク冷
却ファン13はオフさせた状態で、製氷機15の製氷を
開始する。
【0026】ステップ8…1回の製氷が終了したか否か
を判別する。
【0027】ステップ9…製氷が終了したら、送風機
4,ポンプ5,攪拌機12,タンク冷却ファン13をオ
フさせ、製氷装置から氷を離氷させて、貯氷庫に落とす
ための工程を開始する。
【0028】ステップ10…離氷が終了したか否かを判
別する。
【0029】ステップ11…離氷が終了したら、図示し
ない貯氷センサの出力に基づいて、貯氷庫が満氷になっ
たか否かを判別する。
【0030】ステップ12…貯氷庫が満氷になったら、
電磁式の排水弁11を開けて、ポンプ5内の水を排出さ
せる。
【0031】なお、上記実施形態では、送風機4だけの
運転にするか否かを判断するのに、温度センサにより外
気温を直接測ったが、外気温に応じて変化する凝縮温度
に基づいて、送風機4だけの運転にするか否かを決める
ようにしてもよい。
【0032】ところで、上述した実施形態では、凝縮器
と製氷機15が別体になっている場合で説明したが、そ
れらを一体化したものにおいても、本発明を適用するこ
とができる。
【0033】図2は、本発明の第2の実施形態を示す図
である。符号は、図1のものに対応しており、16は水
分不透過シート、17は圧縮機、18は製氷装置、19
は貯氷庫である。
【0034】この実施形態では、水滴を外部に放出させ
ないための手段として、エリミネータや加熱ヒータの代
わりに、水分不透過シート16を用いている。この水分
不透過シート16は、最近、スポーツ衣料等において用
いられるようになっている、空気は通過するが水滴は通
さない性質を有する防水繊維からなる。
【0035】このような水分不透過シート16を用いれ
ば、設置スペースを節約できる上、加熱ヒータを用いる
場合のような、特別な制御は不要となる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載するような効果を奏する。
【0037】請求項1記載の凝縮器は、タンク冷却ファ
ンによりタンク内に送風して水の冷却を行うようにした
ので、タンク内の水温が上昇するのを防止することがで
きて、凝縮器の冷却効率を高く維持することができる。
【0038】また、請求項2記載の凝縮器は、タンク内
の水を攪拌する攪拌機を設けたので、タンク冷却ファン
によるタンク内の水の冷却効果を向上させることができ
て、タンク内の水温の上昇をより確実に防止することが
できる。
【0039】また、請求項3記載の凝縮器は、外気温に
基づいてノズルからの水の噴霧を制御するようにしたの
で、冬季等、外気温が低いときには、ノズルからの噴霧
を停止させ、送風機による空気だけで冷却を行うように
することができ、ポンプの無駄な電力消費を防止するこ
とができる。
【0040】また、請求項4記載の凝縮器は、タンクと
ポンプとの間に排水弁を設け、冷却停止中は、該排水弁
を開けてポンプ内の水を排出させるようにしたので、冷
却停止中には、ポンプ内の水がなくなって、ポンプのケ
ーシング部分の錆の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図3】本発明の凝縮器を用いた製氷機における制御手
順を示すフローチャートである。
【図4】従来の蒸発潜熱式の凝縮器を示す図である。
【符号の説明】
1…コンデンサパイプ 2…フィン 3…エリミネータ 4…送風機 5…ポンプ 6…送水パイプ 7…ノズル 8…タンク 9…給水口 10…フロート 11…排水弁 12…攪拌機 13…タンク冷却ファン 14…防滴カバー 15…製氷機 16…水分不透過シート 17…圧縮機 18…製氷装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機から送られてくる冷媒を通すコン
    デンサパイプと、該コンデンサパイプ外表面に対して水
    を噴出するノズルと、該ノズルから噴出された水を受け
    て貯めておくタンクと、該タンク内の水を前記ノズルに
    送るポンプと、前記タンク内に送風して水の冷却を行う
    タンク冷却ファンとを具えたことを特徴とする凝縮器。
  2. 【請求項2】 前記タンク内の水を攪拌する攪拌機を具
    えたことを特徴とする請求項1記載の凝縮器。
  3. 【請求項3】 外気温に基づいて前記ノズルからの水の
    噴出を制御することを特徴とする請求項1または2記載
    の凝縮器。
  4. 【請求項4】 前記タンクとポンプとの間に排水弁を設
    け、冷却停止中は、該排水弁を開けてポンプ内の水を排
    出させることを特徴とする請求項1,2または3記載の
    凝縮器。
JP22383697A 1997-08-20 1997-08-20 凝縮器 Withdrawn JPH1163730A (ja)

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