JPH1163719A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH1163719A
JPH1163719A JP9229702A JP22970297A JPH1163719A JP H1163719 A JPH1163719 A JP H1163719A JP 9229702 A JP9229702 A JP 9229702A JP 22970297 A JP22970297 A JP 22970297A JP H1163719 A JPH1163719 A JP H1163719A
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JP
Japan
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refrigerant
heat
core
heat exchanger
adsorption
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JP9229702A
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Shin Honda
伸 本田
Katsuya Ishii
勝也 石井
Keiichiro Tomoari
慶一郎 伴在
Seiji Inoue
誠司 井上
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の消費動力を低減可能な冷凍装置を提
案する。 【解決手段】 圧縮機71を備える蒸気圧縮式冷凍サイ
クルBと、第1、第2吸着コア1、2、および、第1、
第2蒸発凝縮器3、4を有する吸着式冷凍サイクルA1
とを組み合わせている。一方の吸着コア2の熱交換器2
1において、圧縮機71にて圧縮された第1冷媒を凝縮
させ、他方の吸着コア1の熱交換器11において、キャ
ピラリチューブ73にて減圧された第1冷媒を蒸発させ
ている。これにより、一方の吸着コア2が加熱されて2
冷媒を脱着し、他方の吸着コア1が冷却されて第2冷媒
を吸着するので、一方の蒸発凝縮器4にて第2冷媒が凝
縮し、他方の蒸発凝縮器3にて第2冷媒が蒸発する。そ
して、第2冷媒の凝縮潜熱により室内暖房を行なった
り、第2冷媒の蒸発潜熱により室内冷房を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】蒸気圧縮式冷凍サイクルと熱
駆動式冷凍サイクルとを組み合わせた冷凍装置に関する
ものであり、特に、電気自動車(EV)やハイブリッド
車(HV)に搭載される車両用空調装置に用いて好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍装置は、図9に示すように、
エンジンやモータにて駆動される圧縮機71により冷媒
を圧縮するいわゆる蒸気圧縮式冷凍サイクルBを備えて
いる。この冷凍装置は、圧縮機71にて圧縮された高
温、高圧(約60℃、約1.7MPa)のガス冷媒を凝
縮器710にて凝縮し、この凝縮した冷媒を減圧手段
(例えばキャピラリチューブ)73にて減圧膨張して低
温、低圧(約5℃、約0.35MPa)とし、この低
温、低圧の冷媒を蒸発器711において蒸発させた後、
再び圧縮機71に吸入させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、省エ
ネルギの観点から、圧縮機71の消費動力を低減するこ
とが必要とされている。本発明は上記点に鑑みてなされ
たもので、圧縮機の消費動力を低減可能な冷凍装置を提
案することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、蒸気圧縮
式冷凍サイクル(B)と熱駆動式冷凍サイクル(A1、
A2、A3)とを組み合わせることにより、上記目的を
達成することを見出した。すなわち、請求項1ないし6
に記載の発明では、圧縮機(71)で圧縮した第1冷媒
を、第1凝縮器(11、21)、(201a)、(20
1b)にて凝縮し、減圧手段(73)にて減圧膨張させ
た後、第1蒸発器(21、11)、(101a)、(7
4)にて蒸発させる蒸気圧縮式冷凍サイクル(B)と、
第1冷媒が凝縮するときの凝縮潜熱および第1冷媒が蒸
発するときの蒸発潜熱を熱源とするとともに、第2冷媒
を凝縮する第2凝縮器(4、3)、(4a)、(4
b)、および、第2冷媒を蒸発させる第2蒸発器(3、
4)、(3a)、(3b)を備える熱駆動式冷凍サイク
ル(A1、A2、A3)とを具備し、第2冷媒が凝縮す
るときの凝縮潜熱または第2冷媒が蒸発するときの蒸発
潜熱を熱源として、被空調部の加熱または冷却を行なう
ことを特徴としている。
【0005】このように、蒸気圧縮式冷凍サイクルと熱
駆動式冷凍サイクルとを組み合わせた冷凍装置によれ
ば、蒸気圧縮式冷凍サイクルのみを備える従来の冷凍装
置に比べて、圧縮機が行なう仕事(つまり、圧縮機の消
費動力)を低減できる。また、熱駆動式冷凍サイクル
は、第1冷媒が凝縮するときの凝縮潜熱、および、第1
冷媒が蒸発するときの蒸発潜熱を熱源としており、エン
ジンの廃熱を必要としない。よって、電気自動車のよう
なエンジンの廃熱が得られない場所や、ハイブリッド車
のようなエンジンの廃熱が常に良好に得られない場所等
に、本発明を用いて好適である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1の実施形態)本実施形態の空調装置は、電気自動
車(EV)に搭載されて電気自動車の室内(被空調部)
を空調するものであり、図1に示すように、吸着式冷凍
サイクル(熱駆動式冷凍サイクル)A1と蒸気圧縮式冷
凍サイクルBとを組み合わせてなる。
【0007】吸着式冷凍サイクルA1は、第1、第2吸
着コア1、2、および、第1、第2蒸発凝縮器(第2蒸
発器、第2凝縮器)3、4を備えている。第1、第2吸
着コア1、2は、第1、第2吸着コア室10、20の内
部に熱交換器(第1蒸発器、第1凝縮器)11、21を
収容してなり、第1、第2蒸発凝縮器3、4は、第1、
第2蒸発凝縮器室30、40の内部に、熱交換器31、
41を収容してなる。
【0008】第1、第2吸着コア室10、20と第1、
第2蒸発凝縮器室30、40は、第1、第2連通部51
0、520にて気密に連通されている。第1、第2吸着
コア室10、20と、第1、第2蒸発凝縮器室30、4
0と、第1、第2連通部510、520とにより、第
1、第2真空断熱容器51、52を構成している。これ
ら真空断熱容器51、52の内部にはそれぞれ、所定量
の第2冷媒が封入されている。図1中記号Lは液体状の
第2冷媒を示す。
【0009】上記各熱交換器11、21、31、41
は、周知の熱交換器形状をなしており、一対のタンク1
1a、21a、31a、41aと、これらタンク11
a、21a、31a、41aの間に並列的に積層配置さ
れるチューブ11b、21b、31b、41b、伝熱フ
ィン11c、21c、31c、41cとを備えている。
第1、第2吸着コア1、2の熱交換器11、21におい
て、タンク11a、21a、チューブ11b、21b、
および、伝熱フィン11c、21cの間に形成される間
隙に、多数の吸着剤Sが充填保持されている。吸着剤S
は、冷却されることにより冷媒を吸着するとともに、加
熱されることにより吸着していた冷媒を脱着するもので
あり、本実施形態では、シリカゲルを用いている。
【0010】第1蒸発凝縮器3の熱交換器31(または
第1蒸発凝縮器4の熱交換器41)と、室外熱交換器6
1との間に熱交換媒体を循環させるために、媒体回路C
1が構成されている。熱交換媒体としては、水にエチレ
ングリコールを混入した不凍液を使用している。また、
第1蒸発凝縮器3の熱交換器31(または第1蒸発凝縮
器4の熱交換器41)と、室内熱交換器62との間に熱
交換媒体を循環させるために、媒体回路C2が構成され
ている。室外熱交換器61には、送風ファン61aにて
室外空気(外気)が送風されるようになっており、室内
熱交換器62は、送風ファン62aにて室内空気(内
気)が送風されるようになっている。
【0011】これら媒体回路C1、C2には、熱交換媒
体の流れを媒体回路C1または媒体回路C2に切り替え
る四方切替弁V1、V2が設けられている。媒体回路C
1、C2には、図1中矢印方向に熱交換媒体を圧送する
電動ポンプP1、P2が設けられている。吸着式冷凍サ
イクルA1は、第1吸着コア1にて第2冷媒を吸着する
吸着行程を行い(第1蒸発凝縮器3にて第2冷媒を蒸発
させる蒸発行程を行い)、かつ、第2吸着コア2にて第
2冷媒を脱着させる脱着行程を行う(第2蒸発凝縮器4
にて第2冷媒を凝縮させる凝縮行程を行う)第1行程
と、第1吸着コア1にて第2冷媒を脱着させる脱着行程
を行い(第1蒸発凝縮器3にて第2冷媒を凝縮させる凝
縮行程を行い)、かつ、第2吸着コア2にて第2冷媒を
吸着する吸着行程を行う(第2蒸発凝縮器4にて第2冷
媒を蒸発させる蒸発行程を行う)第2行程とを、所定時
間(例えば60秒)毎に交互に行なうものである。これ
により、室内冷房または室内暖房を連続的に行なってい
る。
【0012】次に、蒸気圧縮式冷凍サイクルBについて
詳しく説明する。この蒸気圧縮式冷凍サイクルBは、上
記した圧縮機71を備えており、この圧縮機71の吐出
側には、四方切替弁V3の第1ポートaが連通させてあ
り、四方切替弁V3のうち第1ポートaと連通可能な第
2、第3ポートb、cには、第1、第2吸着コア1、2
の熱交換器11、21の一方のタンク11a、21aが
連通させてある。
【0013】第2、第3ポートb、cと連通可能な第4
ポートdには、アキュムレータ72を介して、圧縮機7
1の吸入側が連通させてある。アキュムレータ72は、
第1冷媒を気液分離するとともに、ガス状の第1冷媒を
導出するものである。第1吸着コア1の熱交換器11の
他方のタンク11aと、第2吸着コア2の熱交換器21
の他方のタンク21aとが、キャピラリチューブ(減圧
手段)73を介して連通させてある。
【0014】本実施形態の空調装置は電気制御装置Eを
備えており、電気制御装置Eには、室内冷房を指示する
冷房スイッチS1、および、室内暖房を指示する暖房ス
イッチS2からの信号が入力される。この電気制御装置
Eは、上記各スイッチS1、S2からの入力信号に基づ
いて、圧縮機71、四方切替弁V1、V2、V3、電動
ポンプP1、P2、および、送風ファン61a、62a
を通電制御する。
【0015】そして、本実施形態の空調装置により室内
冷房を行なうときは、圧縮機71、電動ポンプP1、P
2、および、送風ファン61a、62aを作動させると
ともに、吸着式冷凍サイクルA1にて上記第1行程を行
なわせるために、四方切替弁V1、V2、V3を図1中
実線位置とする。これにより、圧縮機71から吐出され
た高温、高圧のガス状の第1冷媒が、第2吸着コア2の
熱交換器21において凝縮し、この凝縮された液状の第
1冷媒が、キャピラリチューブ73にて減圧膨張された
後、第1吸着コア1の熱交換器11において蒸発する。
この蒸発したガス状の第1冷媒は、アキュムレータ72
にて気液分離された後、圧縮機71へ再び吸入される。
【0016】このとき、第2吸着コア2では、第1冷媒
の凝縮潜熱により吸着剤Sが加熱されて吸着剤Sから第
2冷媒が脱着される。これにより、第2蒸発凝縮器4に
おいて第2冷媒が凝縮するので、この第2蒸発凝縮器4
の熱交換器41を流れる熱交換媒体が第2冷媒の凝縮潜
熱により加熱される。この加熱された熱交換媒体は、媒
体回路C1を経て室外熱交換媒体61に循環されるの
で、熱交換媒体は外気へ放熱する。
【0017】また、第1吸着コア1では、第1冷媒の蒸
発潜熱により吸着剤Sが冷却されて吸着剤Sに第2冷媒
が吸着される。これにより、第1蒸発凝縮器3が低圧と
なり、第1蒸発凝縮器3において第2冷媒が蒸発するの
で、この第1蒸発凝縮器3の熱交換器31を流れる熱交
換媒体が第2冷媒の蒸発潜熱により冷却される。この冷
却された熱交換媒体は、媒体回路C2を経て室内熱交換
器62に循環されるので、熱交換媒体は内気へ放冷す
る。この結果、内気が冷却され、室内冷房が行なわれ
る。このときの第1冷媒の温度、および、熱交換媒体の
温度の一例を、図1に示しておく。
【0018】そして、上記第1行程が上記所定時間行な
われた後、吸着式冷凍サイクルA1にて第2行程を行な
わせるために、四方切替弁V1、V2、V3を図1中点
線位置に切り替える。これにより、第1吸着コア1の熱
交換器11において第1冷媒が凝縮し、第2吸着コア2
の熱交換器21において第1冷媒が蒸発するので、第1
吸着コア1において吸着剤Sが第2冷媒を脱着し、第2
吸着コア2において吸着剤Sが第2冷媒を吸着する。
【0019】これにより、第1蒸発凝縮器3において第
2冷媒が凝縮するので、この第1蒸発凝縮器3の熱交換
器31を流れる熱交換媒体が第2冷媒の凝縮潜熱により
加熱される。この加熱された熱交換媒体は、媒体回路C
1を経て室外熱交換媒体61に循環されるので、熱交換
媒体は外気へ放熱する。また、第2蒸発凝縮器4におい
て第2冷媒が蒸発するので、この第2蒸発凝縮器4の熱
交換器41を流れる熱交換媒体が第2冷媒の蒸発潜熱に
より冷却される。この冷却された熱交換媒体は、媒体回
路C2を経て室内熱交換器62に循環されるので、熱交
換媒体は内気へ放冷する。この結果、内気が冷却され、
室内冷房が行なわれる。
【0020】そして、上記第2行程が上記所定時間行な
われた後、再び吸着式冷凍サイクルA1にて上記第1行
程を行なわせる。このようにして、室内冷房が連続的に
行なわれる。一方、本実施形態の空調装置により室内暖
房を行なうときは、圧縮機71、電動ポンプP1、P
2、および、送風ファン61a、62aを作動させると
ともに、吸着式冷凍サイクルA1にて上記第1行程を行
なわせるために、四方切替弁V1及びV2を図1中実線
位置とするとともに、四方切替弁V3を図1中点線位置
とする。この結果、第1蒸発凝縮器3の熱交換器31を
流れる(第2冷媒の凝縮潜熱にて加熱された)熱交換媒
体が、媒体回路C2を経て室内熱交換器62に循環され
るので、熱交換媒体は内気へ放熱する。この結果、内気
が加熱され、室内暖房が行なわれる。また、第2蒸発凝
縮器4の熱交換器41を流れる(第2冷媒の蒸発潜熱に
て冷却された)熱交換媒体が、媒体回路C1を経て室外
熱交換器61に循環されるので、熱交換媒体は外気へ放
冷する。
【0021】そして、上記第1行程が上記所定時間行な
われた後、吸着式冷凍サイクルA1にて第2行程を行な
わせるために、四方切替弁V1、V2を図1中点線位
置、四方切替弁V3を図1中実線位置に切り替える。こ
れにより、第1蒸発凝縮器3の熱交換器31を流れる
(第2冷媒の蒸発潜熱にて冷却された)熱交換媒体が、
媒体回路C1を経て室外熱交換器61に循環されるの
で、熱交換媒体は外気へ放冷する。また、第2蒸発凝縮
器4の熱交換器41を流れる(第2冷媒の凝縮潜熱にて
加熱された)熱交換媒体が、媒体回路C2を経て室内熱
交換器62に循環されるので、熱交換媒体は内気へ放熱
する。この結果、内気が加熱され、室内暖房が行なわれ
る。
【0022】そして、上記第2行程が上記所定時間行な
われた後、吸着式冷凍サイクルA1再び上記第1行程を
行なわせる。このようにして、室内暖房が連続的に行な
われる。次に、本実施形態の奏する効果を説明する。ま
ず、蒸気圧縮式冷凍サイクルBと吸着式冷凍サイクルA
1とを組み合わせた冷凍装置であるので、従来の冷凍装
置に比べて、圧縮機71が行なう仕事(つまり、圧縮機
71の消費動力)を低減できる。
【0023】また、吸着式冷凍サイクルA1は、第1冷
媒が凝縮するときの凝縮潜熱、および、第1冷媒が蒸発
するときの蒸発潜熱を熱源としており、エンジンの廃熱
を必要としないので、電気自動車のようなエンジンの廃
熱が得られない場所に適用可能である。具体的には、図
2に示すように、圧縮機71の吐出側の第1冷媒は、温
度が約60℃、圧力が約1.7MPaであり、従来と同
じであるが、圧縮機71の吸入側の第1冷媒は、温度が
20℃、圧力が約0.6MPaであり、従来よりも高
温、高圧であるため、圧縮機71の消費動力を低減でき
る。なお、図9に示す従来技術において圧縮機71の消
費動力は、圧縮比で約5に相当するものであるが、本実
施形態における圧縮機71の消費動力は、圧縮比で約3
に相当するものであり、従来よりも大幅に圧縮機71の
消費動力を低減できる。
【0024】(第2の実施形態)本実施形態の空調装置
は、図3に示すように、蒸気圧縮式冷凍サイクルBと、
吸収式冷凍サイクル(熱駆動式冷凍サイクル)A2とを
組み合わせてなる。吸収式冷凍サイクルA2は、吸収液
(例えば臭化リチウム)Mに第2冷媒(例えば水)を吸
収する吸収コア1aと、吸収液Mから第2冷媒を放出さ
せる再生コア2aと、第2冷媒を蒸発させる蒸発器(第
2蒸発器)3aと、第2冷媒を凝縮させる凝縮器(第2
凝縮器)4aとを備えている。
【0025】吸収コア1aは、吸収コア室10aの内部
に、熱交換器(第1蒸発器)101aおよび吸収液Mを
収容してなり、再生コア2aは、再生コア室20aの内
部に、熱交換器(第1凝縮器)201aおよび吸収液M
を収容してなる。上記各熱交換器101a、201a、
蒸発器3a、および、凝縮器4aは、周知の熱交換器形
状をなしている。
【0026】吸収コア室10aと再生コア室20aとの
間には、吸収コア室10aから再生コア室20aにかけ
て吸収液を流す吸収液回路C3と、再生コア室20aか
ら吸収コア室10aにかけて吸収液を流す吸収液回路C
4とが設けられている。吸収液回路C3には、図3中矢
印方向に吸収液を圧送する電動ポンプP3が設けられて
いる。この電動ポンプP3は上記した電気制御装置Eに
て通電制御される。吸収液回路C3を流れる吸収液と、
吸収液回路C4を流れる吸収液は、熱交換器81におい
て熱交換するようになっている。吸収液回路C4には減
圧手段82が設けられている。
【0027】再生コア室20aと凝縮器4aとの間に
は、再生コア室20aから凝縮器4aにかけて第2冷媒
を流す冷媒回路C5が設けられている。凝縮器4aと蒸
発器3aとの間には、凝縮器4aから蒸発器3aにかけ
て第2冷媒を流す冷媒回路C6が設けられている。蒸発
器3aと吸収コア室10aとの間には、蒸発器3aから
吸収コア室10aにかけて第2冷媒を流す冷媒回路C7
が設けられている。冷媒回路C6を流れる第2冷媒と、
冷媒回路C7を流れる第2冷媒は、熱交換器83におい
て熱交換するようになっている。冷媒回路C6には減圧
手段84が設けられている。
【0028】また、蒸発器3aおよび凝縮器4aは、空
調ダクト85、86の内部に収容されている。空調ダク
ト85、86は、一端に、室外に通じる外気吸込口85
a、86aと、室内に通じる内気吸込口85b、86b
とを備え、他端に、室外に通じる外気吹出口85c、8
6cと、室内に通じる内気吹出口85d、86dとを備
えている。
【0029】空調ダクト85、86の一端には、外気吸
込口85a、86a、および、内気吸込口85b、86
bを開閉する開閉ドア85e、86eが設けられてお
り、他端には、外気吹出口85c、86c、および、内
気吹出口85d、86dを開閉する開閉ドア85f、8
6fが設けられている。空調ダクト85、86には、一
端から他端にかけて空気流を発生する送風ファン85
g、86gが設けられている。
【0030】上記各開閉ドア85e、86e、85f、
86f、および、送風ファン85g、86gは、上記し
た空調制御装置Eにより通電制御される。上記各吸込口
85a、86a、85b、86bと、上記各吹出口85
c、86c、85d、86dと、上記各開閉ドア85
e、86e、85f、86fとにより、空調ダクト8
5、86に内気または外気を切替導入する内外気切替手
段を構成している。
【0031】蒸気圧縮式冷凍サイクルBのうち、圧縮機
71の吐出側(減圧手段73の入口側)には、再生器2
aの熱交換器201aが設けられており、蒸気圧縮式冷
凍サイクルBのうち、圧縮機71の吸入側には、アキュ
ムレータ73を介して、吸収コア1aの熱交換器101
aが設けられている。そして、本実施形態の空調装置に
より室内冷房を行なうときは、圧縮機71、電動ポンプ
P3、および、送風ファン85g、86gを作動させる
とともに、空調ダクト85に内気を導入し、空調ダクト
86に外気を導入する。これにより、圧縮機71から吐
出された高温、高圧のガス状の第1冷媒が、再生コア2
aの熱交換器201aにおいて凝縮し、この凝縮された
液状の第1冷媒が、減圧手段73にて減圧膨張された
後、吸収コア1aの熱交換器101aにおいて蒸発す
る。この蒸発したガス状の第1冷媒は、アキュムレータ
72にて気液分離された後、圧縮機71へ再び吸入され
る。
【0032】このとき、再生コア2aでは、第1冷媒の
凝縮潜熱により吸収液Mが加熱されて吸収液Mから第2
冷媒が放出される。この放出された第2冷媒は、冷媒回
路C5を経て凝縮器4aに送られ、この凝縮器4aにお
いて凝縮する。この凝縮器4aには外気が送風されるの
で、第2冷媒の凝縮潜熱が外気へ放熱される。凝縮器4
aにて凝縮された第2冷媒は、冷媒回路C6を経て、途
中減圧手段84にて減圧された後、蒸発器3aに送ら
れ、この蒸発器3aにおいて蒸発する。この蒸発器3a
には内気が送風されるので、第2冷媒の蒸発潜熱を内気
から吸熱して内気が冷却され、室内冷房が行なわれる。
【0033】蒸発器3aにて蒸発した第2冷媒は、冷媒
回路C7を経て吸収コア1aに送られる。この吸収コア
1aでは、第1冷媒の蒸発潜熱により吸収液Mが冷却さ
れて吸収液Mに第2冷媒が吸収される。この吸収コア1
aにおいて第2冷媒を吸収した吸収液は、吸収液回路C
3を経て再生コア2aに送られる。再生コア2aにおい
て第2冷媒が放出された吸収液は、吸収液回路C4を経
て、途中減圧手段82にて減圧膨張された後、吸収コア
1aに送られる。
【0034】一方、本実施形態の空調装置により室内暖
房を行なうときは、圧縮機71、電動ポンプP3、およ
び、送風ファン85g、86gを作動させるとともに、
空調ダクト85に外気を導入し、空調ダクト86に内気
を導入する。これにより、凝縮器4aにおいて第2冷媒
の凝縮潜熱が内気に放熱されるので、内気が加熱されて
室内暖房が行なわれる。
【0035】そして、本実施形態は、蒸気圧縮式冷凍サ
イクルBと吸収式冷凍サイクルA2とを組み合わせた冷
凍装置であるので、従来の冷凍装置に比べて、圧縮機7
1が行なう仕事(つまり、圧縮機71の消費動力)を低
減できる。また、吸収式冷凍サイクルA2は、第1冷媒
が凝縮するときの凝縮潜熱、および、第1冷媒が蒸発す
るときの蒸発潜熱を熱源としており、エンジンの廃熱を
必要としないので、電気自動車のようなエンジンの廃熱
が得られない場所に適用可能である。
【0036】(第3の実施形態)本実施形態の空調装置
は、図4に示すように、蒸気圧縮式冷凍サイクルBと、
蒸気噴射式冷凍サイクル(熱駆動式冷凍サイクル)A3
とを組み合わせてなる。蒸気噴射式冷凍サイクルA3
は、発生器2bと、蒸発器(第2蒸発器)3bと、凝縮
器(第2凝縮器)4bと、エジェクタ1bとを備えてい
る。発生器2bは、発生器室20bの内部に、熱交換器
(第1凝縮器)201bおよび第2冷媒(例えば水)を
収容してなり、第2冷媒を蒸発させるものである。蒸発
器3bは、蒸発器室30bの内部に、熱交換器301b
および第2冷媒を収容してなる。凝縮器4bは、凝縮器
室40bの内部に熱交換器401bおよび第2冷媒を収
容してなる。図1中記号Lは液体状の第2冷媒を示す。
エジェクタ1bは、エジェクタ室103bと、発生器2
bからの第2冷媒をエジェクタ室103bに噴射するノ
ズル部100bと、蒸発器3bからの第2冷媒をエジェ
クタ室103bに吸引する吸引部101bと、エジェク
タ室103bの第2冷媒を流出させる出口部102bと
を備えている。
【0037】発生器室20bとエジェクタ1bのノズル
部100bとの間には、第2冷媒を流す冷媒回路C8が
設けられ、エジェクタ1bの吸引部101bと蒸発器室
30bとの間には、第2冷媒を流す冷媒回路C9が設け
られ、エジェクタ1bの出口部102bと凝縮器室40
bとの間には、冷媒回路C10が設けられている。冷媒
回路C10は、エジェクタ1bの出口部102bから流
出される第2冷媒を加圧しつつ凝縮器室40bに導くも
のであり(加圧手段を構成しており)、出口部102b
から凝縮器室40bに向かうに連れて徐々に大径となる
ように形成されている。
【0038】凝縮器室40bと、蒸発器室30bおよび
発生器室20bとの間には、凝縮器室40bから、蒸発
器室30bおよび発生器室20bにかけて第2冷媒を流
す冷媒回路C11が設けられている。冷媒回路C11に
は、所定量の第2冷媒を蒸発器室30bに戻すためのフ
ロート弁32bが設けられている。冷媒回路C11に
は、図4中矢印方向に第2冷媒を圧送する電動ポンプP
4が設けられている。
【0039】蒸発器3bの熱交換器301bと、空調ダ
クト87の内部に収容される熱交換器870との間に
は、熱交換媒体を循環させる媒体回路C12が設けられ
ている。媒体回路C12には、図4中矢印方向に熱交換
媒体を圧送する電動ポンプP5が設けられている。凝縮
器4bの熱交換器401bと、空調ダクト88の内部に
収容される熱交換器880との間には、熱交換媒体を循
環させる媒体回路C13が設けられている。媒体回路C
13には、図4中矢印方向に熱交換媒体を圧送する電動
ポンプP6が設けられている。
【0040】空調ダクト87、88は、一端に、室外に
通じる外気吸込口87a、88aと、室内に通じる内気
吸込口87b、88bとを備え、他端に、室外に通じる
外気吹出口87c、88cと、室内に通じる内気吹出口
87d、88dとを備えている。空調ダクト87、88
の一端には、外気吸込口87a、88a、および、内気
吸込口87b、88bを開閉する開閉ドア87e、88
eが設けられており、他端には、外気吹出口87c、8
8c、および、内気吹出口87d、88dを開閉する開
閉ドア87f、88fが設けられている。
【0041】空調ダクト87、88には、一端から他端
にかけて空気流を発生する送風ファン87g、88gが
設けられている。上記各電動ポンプP4、P5、P6、
各開閉ドア87e、88e、87f、88f、および、
送風ファン87g、88gは、上記した空調制御装置E
により通電制御される。蒸気圧縮式冷凍サイクルBのう
ち、圧縮機71の吐出側(減圧手段73の入口側)に
は、発生器2bの熱交換器201bが設けられており、
蒸気圧縮式冷凍サイクルBのうち、圧縮機71の吸入側
には、アキュムレータ72を介して、第1冷媒を蒸発さ
せる蒸発器(第1蒸発器)74が設けられている。蒸発
器74は、媒体回路C13の途中に設けた熱交換部89
に収容されており、蒸発器74を流れる第1冷媒と、媒
体回路C13の熱交換部89を流れる熱交換媒体とが熱
交換可能となっている。
【0042】そして、本実施形態の空調装置により室内
冷房を行なうときは、圧縮機71、電動ポンプP4、P
5、P6、および、送風ファン87g、88gを作動さ
せるとともに、空調ダクト87に内気を導入し、空調ダ
クト88に外気を導入する。これにより、圧縮機71か
ら吐出された高温、高圧のガス状の第1冷媒が、発生器
2bの熱交換器201bにおいて凝縮し、この凝縮され
た液状の第1冷媒が、減圧手段73にて減圧膨張された
後、蒸発器74において蒸発する。この蒸発したガス状
の第1冷媒は、アキュムレータ72にて気液分離された
後、圧縮機71へ再び吸入される。
【0043】このとき、発生器2bでは、第1冷媒の凝
縮潜熱により第2冷媒が加熱されてガス状の第2冷媒が
発生し、このガス状の第2冷媒が、冷媒回路C8を経て
エジェクタ1bのノズル部100bからエジェクタ室1
03bに噴出される。このときの噴流によって、蒸発器
室30b内が低圧となるので、蒸発器3bにおいて第2
冷媒が蒸発する。
【0044】この蒸発した第2冷媒は、冷媒回路C9を
経て、エジェクタ1bの吸引部101bからエジェクタ
室103bに吸引される。そして、エジェクタ室103
bに噴出された第2冷媒、および、吸引された第2冷媒
を、出口部102bから流出させ、この流出させた第2
冷媒を、冷媒回路C10を経て凝縮器4bへ流入させ
て、凝縮させる。
【0045】ここで、蒸発器3bにおいて第2冷媒が蒸
発することにより、蒸発器3bを流れる熱交換媒体が冷
却され、この冷却された熱交換媒体が媒体回路C12を
経て熱交換器870に循環される。この熱交換器870
には内気が送風されるので、上記冷却された熱交換媒体
にて内気が冷却され、室内冷房が行なわれる。また、凝
縮器4bにおいて第2冷媒が凝縮することにより、凝縮
器4bを流れる熱交換媒体が加熱され、この加熱された
熱交換媒体が媒体回路C13を経て熱交換器880およ
び熱交換部89に循環される。よって、熱交換媒体の熱
を外気へ放熱できるとともに、蒸気圧縮式冷凍サイクル
Bの蒸発器74を流れる第1冷媒へ放熱できる。
【0046】一方、本実施形態の空調装置により室内暖
房を行なうときは、圧縮機71、電動ポンプP3、およ
び、送風ファン85g、86gを作動させるとともに、
空調ダクト85に外気を導入し、空調ダクト86に内気
を導入する。そして、本実施形態は、蒸気圧縮式冷凍サ
イクルBと蒸気噴射式冷凍サイクルA3とを組み合わせ
た冷凍装置であるので、従来の冷凍装置に比べて、圧縮
機71が行なう仕事(つまり、圧縮機71の消費動力)
を低減できる。
【0047】また、蒸気噴射式冷凍サイクルA3は、第
1冷媒が凝縮するときの凝縮潜熱、および、第1冷媒が
蒸発するときの蒸発潜熱を熱源としており、エンジンの
廃熱を必要としないので、電気自動車のようなエンジン
の廃熱が得られない場所に適用可能である。 (第4の実施形態)本実施形態は上記第1の実施形態を
変形したものであり、図5に示すように、吸着コア1お
よび蒸発凝縮器3を1つのみ備えている。
【0048】蒸気圧縮式冷凍サイクルBのうち、四方切
替弁V3の第2ポートbには、室外熱交換器91または
室内熱交換器92が連通可能に設けてある。なお、四方
切替弁V3の第2ポートbと、室外熱交換器91または
室内熱交換器92との連通状態を、三方切替弁V4、V
5にて切替可能としている。また、蒸発凝縮器3の熱交
換器31と、室外熱交換器61または室内熱交換器62
が連通可能に設けてある。なお、蒸発凝縮器3の熱交換
器31と、室外熱交換器61または室内熱交換器62と
の連通状態を、三方三方切替弁V6、V7にて切替可能
としている。1つの電動ポンプP1により、媒体回路C
1、C2に熱交換媒体を循環可能としている。
【0049】そして、本実施形態の空調装置により室内
冷房を行なうときは、圧縮機71、電動ポンプP1、お
よび、送風ファン61a、62aを作動させるととも
に、切替弁V3、V4、V5、V6、V7を図5中実線
位置とする。これにより、圧縮機71から吐出された高
温、高圧のガス状の第1冷媒が、吸着コア1の熱交換器
11において凝縮し、この凝縮された液状の第1冷媒
が、キャピラリチューブ73にて減圧膨張された後、室
内熱交換器92において蒸発する。この蒸発したガス状
の第1冷媒は、アキュムレータ72にて気液分離された
後、圧縮機71へ再び吸入される。
【0050】このとき、吸着コア1では、第1冷媒の凝
縮潜熱により吸着剤Sが加熱されて吸着剤Sから第2冷
媒が脱着される(脱着行程)。これにより、蒸発凝縮器
3において第2冷媒が凝縮するので、熱交換器31を流
れる熱交換媒体が第2冷媒の凝縮潜熱により加熱され
る。この加熱された熱交換媒体は、媒体回路C1を経て
室外熱交換媒体61に循環されるので、外気へ放熱す
る。
【0051】そして、切替弁V3、V4、V5、V6、
V7を図5中実線位置としてから上記所定時間が経過し
た後(上記脱着行程が上記所定時間行なわれた後)、切
替弁V3、V4、V5、V6、V7を図5中点線位置に
切り替える。これにより、室外熱交換器91において第
1冷媒が凝縮し、この凝縮された第1冷媒が、キャピラ
リチューブ73にて減圧膨張された後、吸着コア1の熱
交換器11において蒸発する。
【0052】このとき、吸着コア1では、第1冷媒の蒸
発潜熱により吸着剤Sが冷却されて吸着剤Sに第2冷媒
が吸着される(吸着行程)。これにより、蒸発凝縮器3
において第2冷媒が蒸発するので、熱交換器31を流れ
る熱交換媒体が第2冷媒の蒸発潜熱により冷却される。
この冷却された熱交換媒体を、媒体回路C2を経て室内
熱交換媒体62に循環させることにより、内気を冷却で
きる。
【0053】(第5の実施形態)本実施形態は上記第1
の実施形態を変形したものであり、図6に示すように、
上記第1の実施形態におけるアキュムレータタンク72
およびキャピラリチューブ73に替えて、2つのレシー
バタンク72a、72b、および、2つの膨張弁73
a、73bを採用したものである。
【0054】レシーバタンク72a、72b、および、
膨張弁73a、73bは、第1吸着コア1の熱交換器1
1と、第2吸着コア2の熱交換器21との間の冷媒回路
B0に配されている。この冷媒回路B0には、レシーバ
タンク72aおよび膨張弁73aをバイパスするバイパ
ス回路B1、および、レシーバタンク72bおよび膨張
弁をバイパスするバイパス回路B2が設けられている。
【0055】四方切替弁V3を図6中実線位置としたと
き、第2冷媒は、バイパス回路B2を流れた後、膨張弁
73aおよびレシーバタンク72aを流れる。四方切替
弁V3を図6中点線位置としたとき、第2冷媒は、バイ
パス回路B1を流れた後、膨張弁73bおよびレシーバ
タンク72bを流れる。 (第6の実施形態)本実施形態は上記第1の実施形態を
変形したものであり、図7に示すように、圧縮機71の
吐出側と四方切替弁V3との間に、電動送風ファン75
aにて外気が送風される室外熱交換器75を設けてい
る。そして、冷房時、および、暖房時において常時送風
ファン75aを作動させることにより、室外熱交換器7
5において、第1冷媒の熱を室外へ放熱している。
【0056】ここで、蒸気圧縮式冷凍サイクルBでは、
第1冷媒の凝縮潜熱の方が第1冷媒の蒸発潜熱よりも大
きいが、圧縮機71の吐出側において第1冷媒の熱を室
外へ放熱する分だけ、吸着コア1(または2)にて放熱
される熱が少なくなる。よって、脱着行程において吸着
剤Sを過剰に加熱することを抑制できるので、次の吸着
行程において吸着剤Sを良好に冷却できる。
【0057】(第7の実施形態)本実施形態の空調装置
は、ハイブリッド車(HV)に搭載されてハイブリッド
車の室内(被空調部)を空調するものであり、図8に示
すように、吸着式冷凍サイクルA1と、蒸気圧縮式冷凍
サイクルBとを組み合わせたものである。すなわち、圧
縮機71は、エンジン100の駆動力または図示しない
モータにて駆動されるようになっており、さらに、エン
ジン100のエンジン冷却水を循環させる冷却水回C1
4を備えている。この冷却水回路C14は、エンジン1
00と、電動送風ファン93aにて内気または外気が送
風される室内熱交換器93と、電動送風ファン94aに
て外気が送風されるラジエータ94との間にエンジン冷
却水を循環させるものであり、ラジエータ94をバイパ
スするバイパス回路C15を備えている。冷却水回路C
14とバイパス回路C15との接続部には、周知のサー
モスタット95が設けてある。
【0058】冷却水回路C14には、エンジン11の駆
動力にて駆動される機械ポンプP10が設けられるとと
もに、エンジン冷却水の水温を検出するセンサ78が設
けられている。このセンサ78の検出信号は、上記した
電気制御装置Eに入力され、上記送風ファン93a、9
4aは、上記した電気制御装置Eにて通電制御される。
【0059】圧縮機71の吐出側には、エンジン冷却水
を加熱する冷却水加熱部76が設けられている。この冷
却水加熱部76は、圧縮機71の吐出側に接続される冷
却水加熱器761を密閉容器762の内部に収容してな
り、密閉容器762には、冷却水回路C14を流れるエ
ンジン冷却水が循環されるようになっている。冷却水回
路C14には、熱交換部76をバイパスするバイパス回
路C16が設けられており、このバイパス回路C16に
は電磁弁79が設けられている。この電磁弁79は、上
記した電気制御装置Eにて通電制御される。
【0060】圧縮機71の吸入側には、発熱機器Nを冷
却する発熱機器冷却器77が設けられている。発熱機器
冷却器77は、発熱機器Nと接触するように冷媒通路を
構成している。なお、上記発熱機器Nとしては、例えば
HV車両の走行用モータ、その他のモータ類、そのモー
タ回転数制御用インバータの半導体スイッチ素子(パワ
ートランジスタ)、車載バッテリー等である。発熱機器
冷却器77の具体的構成は、発熱機器Nの種類に応じて
種々な形態で設定される。例えば、発熱機器Nがインバ
ータの半導体スイッチ素子である場合は、半導体スイッ
チ素子の放熱フィンと発熱機器冷却器77の冷媒通路と
を接触させる。
【0061】ここで、ハイブリッド車では、車両走行中
であってもエンジン100が停止する場合があり、この
とき、エンジン冷却水の水温が低下してしまう。この結
果、燃費の悪化や、暖房性能の不足(換言すれば、室内
熱交換器93での放熱量不足)をもたらす恐れがある。
これに対して本実施形態では、エンジン冷却水の水温
が、上記第1所定温度(エンジン冷却水をバイパス回路
C15に流すかラジエータ94に流すかを、サーモスタ
ット95にて切り替える温度)よりもさらに低い第2所
定温度(例えば外気温、50℃程度)以下であるとき
は、エンジン冷却水を加熱する必要があるとして、電磁
弁79を閉じてエンジン冷却水を冷却水加熱部76に循
環させる。
【0062】これにより、圧縮機1の吐出側の高温高圧
冷媒によりエンジン冷却水を加熱できるので、上記恐れ
を抑制できる。このとき、高温高圧冷媒の凝縮は冷却水
加熱器761および吸着コア2(または1)の熱交換器
21(または11)にて行なわれる。そして、エンジン
冷却水の水温が上記第2所定温度よりも高いときは、エ
ンジン冷却水を加熱する必要がないとして、電磁弁79
を開くことによりエンジン冷却水をバイパス回路C16
に循環させる。
【0063】本実施形態の空調装置にて室内冷房を行な
うときの作動は、上記第1の実施形態と同一である。ま
た、室内暖房を行なうときの作動は、上記第1の実施形
態とほぼ同一であるが、媒体回路C2に接続される室内
熱交換器62に加えて、冷却水回路C14に接続される
室内熱交換器93にも内気を送風して、これらの室内熱
交換器62、93においても、内気を加熱するようにな
っている。
【0064】また、外気温が著しく低いとき、換言すれ
ば、外気温が所定温度(例えば0℃)より低いとき(例
えば−20℃)に室内暖房を行なう場合は、室内熱交換
器93において内気を加熱するとともに、室内熱交換器
61においては内気の除湿を行なわせる。このときは、
吸着式冷凍サイクルA1を作動させないので、四方切替
弁V1、V2、V3の位置は切り替えない。
【0065】そして、四方切替弁V1を図8中実線位
置、四方切替弁V2を図8中点線位置、四方切替弁V3
を図8中実線位置とするとともに、電動ポンプP1、P
2による媒体循環量を、通常時(外気温が所定温度以
上)における媒体循環量に対して微少とする(例えば1
/10程度とする)。これにより、室外熱交換器62に
て−20℃程度に冷却された熱交換媒体が、室内熱交換
器62にゆっくりと循環され、室内熱交換器62に送風
される内気を除湿できる。なお、電動ポンプP1、P2
による媒体循環量を通常時と同じとして、送風ファン6
1a、62aの送風量を通常時に対して微量としてもよ
い。
【0066】ここで、内気は外気に比べて湿度が高いの
で、従来では、外気温が著しく低いときは内気に外気を
混入させた空気を室内熱交換器93にて加熱して室内へ
送風していたが、外気は内気よりも温度が低いため、暖
房負荷が大きくなる、といった問題があった。これに対
して本実施形態では、室内熱交換器61にて内気を除湿
することにより、窓ガラスの曇りを抑制できるので、外
気を混入させる必要はなく、内気のみを室内熱交換器に
て加熱して送風できる。よって、暖房負荷を低減でき
る。
【0067】なお、蒸気圧縮式冷凍サイクルBにおいて
は、開閉弁79を常時開いて、冷却水加熱部76にて第
1冷媒の凝縮潜熱をエンジン冷却水に放熱するととも
に、第1冷媒の蒸発潜熱を発熱機器Nから吸熱するよう
になっている。また、エンジン11の停止時に室内暖房
を行なう場合は、開閉弁79を常時開いて、冷却水加熱
部76にて第1冷媒の凝縮潜熱をエンジン冷却水に放熱
するとともに、四方切替弁V1を図8中実線位置、四方
切替弁V2を図8中点線位置、四方切替弁V3を図8中
実線位置とする第1モードと、四方切替弁V1を図8中
点線位置、四方切替弁V2を図8中実線位置、四方切替
弁V3を図8中点線位置とする第2モードとを、交互に
切り替えて行なう。なお、送風ファン61a、62aは
停止させておき、室内熱交換器93には内気のみを送風
する。このとき、送風ファン61a、62aが停止して
いるので、室外熱交換器61および室内熱交換器62に
おいては熱交換がほとんど行なわれない。
【0068】上記第1モードでは、第2吸着コア2の吸
着剤Sから第2冷媒が脱着され、第2蒸発凝縮器4にて
第2冷媒が凝縮するので、第2蒸発凝縮器4の熱交換器
41内の熱交換媒体が加熱される。この加熱された熱交
換媒体が、第1蒸発凝縮器3の熱交換器31に循環され
るので、第1蒸発凝縮器3が加熱され、第2冷媒が蒸発
する。これにより、第1吸着コア1の吸着剤Sが第2冷
媒を吸着する。
【0069】このようにして、蒸気圧縮式冷凍サイクル
Bが作動するので、冷却水加熱部76にて常にエンジン
冷却水を良好に加熱でき、室内熱交換器93に送風され
る内気を加熱できる。 (他の実施形態)上記第1の実施形態では、吸着剤Sと
してシリカゲルを用いていたが、他に、ゼオライトや、
活性炭や、活性アルミナ等を用いてもよい。また、第2
冷媒として水を用いていたが、フロンや、二酸化炭素
や、ブタン、プロパン等のアルコール水溶液等を用いて
もよい。
【0070】上記実施形態では、電気自動車やハイブリ
ッド車に用いられる空調装置に本発明を適用していた
が、エンジンを備えていない住宅等に用いられる空調装
置に本発明を適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における空調装置の全
体構成図である。
【図2】第1の実施形態における空調装置の冷凍サイク
ルをモリエル線図上に載せた図である。
【図3】第2の実施形態における空調装置の全体構成図
である。
【図4】第3の実施形態における空調装置の全体構成図
である。
【図5】第4の実施形態における空調装置の全体構成図
である。
【図6】第5の実施形態における空調装置の全体構成図
である。
【図7】第6の実施形態における空調装置の全体構成図
である。
【図8】第7の実施形態における空調装置の全体構成図
である。
【図9】従来技術における空調装置の冷凍サイクルをモ
リエル線図上に載せた図である。
【符号の説明】
A1…吸着式冷凍サイクル(熱駆動式冷凍サイクル)、
B…蒸気圧縮式冷凍サイクル、71…圧縮機、73…キ
ャピラリチューブ(減圧手段)、1、2…吸着コア、1
1、12…吸着コアの熱交換器(第1蒸発器、第1凝縮
器)、3、4…蒸発凝縮器(第2蒸発器、第2凝縮
器)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 誠司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(71)で圧縮した第1冷媒を、
    第1凝縮器(11、21)、(201a)、(21b)
    にて凝縮し、減圧手段(73)にて減圧膨張させた後、
    第1蒸発器(21、11)、(101a)、(74)に
    て蒸発させる蒸気圧縮式冷凍サイクル(B)と、 第1冷媒が凝縮するときの凝縮潜熱および第1冷媒が蒸
    発するときの蒸発潜熱を熱源とするとともに、第2冷媒
    を凝縮する第2凝縮器(4、3)、(4a)、(4
    b)、および、第2冷媒を蒸発させる第2蒸発器(3、
    4)、(3a)、(3b)を備える熱駆動式冷凍サイク
    ル(A1、A2、A3)とを具備し、 第2冷媒が凝縮するときの凝縮潜熱または第2冷媒が蒸
    発するときの蒸発潜熱を熱源として、被空調部の加熱ま
    たは冷却を行なうことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記熱駆動式サイクル(A1)は、前記
    第2蒸発器(3、4)にて蒸発させた第2冷媒を吸着す
    るとともに、吸着していた第2冷媒を脱着する吸着コア
    (1、2)を備えており、 前記吸着コア(1、2)が脱着した第2冷媒が、前記第
    2凝縮器(4、3)にて凝縮されるようになっており、 前記第1冷媒が蒸発するときの蒸発潜熱にて冷却された
    冷却媒体により、前記吸着コア(1、2)を冷却して第
    2冷媒を吸着させるとともに、前記第1冷媒が凝縮する
    ときの凝縮潜熱にて加熱された加熱媒体により、前記吸
    着コア(1、2)を加熱して第2冷媒を脱着させること
    を特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 前記熱駆動式サイクル(A1)は、前記
    吸着コア(1、2)を2つ備えており、 一方の吸着コア(1)が第2冷媒を吸着するとともに、
    他方の吸着コア(2)が第2冷媒を脱着する第1行程
    と、一方の吸着コア(1)が第2冷媒を脱着するととも
    に、他方の吸着コア(2)が第2冷媒を吸着する第2行
    程とを、所定時間毎に交互に行なわせていることを特徴
    とする請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記熱駆動式サイクル(A1)は、前記
    吸着コア(1、2)を1つ備えており、 前記吸着コア(1、2)が第2冷媒を吸着するとき、前
    記加熱媒体を室内熱交換器(92)または室外熱交換器
    (91)に循環させており、 前記吸着コア(1、2)が第2冷媒を脱着するとき、前
    記冷却媒体を室内熱交換器(92)または室外熱交換器
    (91)に循環させていることを特徴とする請求項2に
    記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 前記熱駆動式サイクル(A2)は、 前記第2蒸発器(3a)にて蒸発させた第2冷媒を吸収
    する吸収コア(1a)と、 吸収していた第2冷媒を放出する再生コア(2a)とを
    備えており、 前記再生コア(2a)が放出した第2冷媒が、前記第2
    凝縮器(4a)にて凝縮されるようになっており、 前記第1冷媒が蒸発するときの蒸発潜熱にて冷却された
    冷却媒体により、前記吸収コア(1a)を冷却して第2
    冷媒を吸収させるとともに、前記第1冷媒が凝縮すると
    きの凝縮潜熱にて加熱された加熱媒体により、前記再生
    コア(2a)を加熱して第2冷媒を放出させることを特
    徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】 前記熱駆動式サイクル(A3)は、 第2冷媒を蒸発させる補助蒸発器(2b)と、 前記補助蒸発器(2b)にて蒸発させた第2冷媒を噴射
    するノズル部(10b)、および、前記第2蒸発器(3
    b)にて蒸発させた第2冷媒を吸引する吸引部(101
    b)を有するエジェクタ(1b)とを備えており、 前記エジェクタ(1b)を出た第2冷媒が、前記第2凝
    縮器(4b)にて凝縮されるようになっており、 前記第1冷媒が凝縮するときの凝縮潜熱にて加熱された
    加熱媒体により、前記補助蒸発器(2b)を加熱すると
    ともに、前記第1冷媒が蒸発するときの蒸発潜熱にて冷
    却された冷却媒体により、前記第2凝縮器(4b)を冷
    却することを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
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