JPH1163578A - 冷熱・温熱蓄熱装置 - Google Patents

冷熱・温熱蓄熱装置

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JPH1163578A
JPH1163578A JP9232800A JP23280097A JPH1163578A JP H1163578 A JPH1163578 A JP H1163578A JP 9232800 A JP9232800 A JP 9232800A JP 23280097 A JP23280097 A JP 23280097A JP H1163578 A JPH1163578 A JP H1163578A
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JP
Japan
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cold
heat
capsule
storage tank
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JP9232800A
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English (en)
Inventor
Osamu Morikawa
治 森川
Kiyohiko Kitagawa
希代彦 北川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄熱槽の容量を小さくして冷熱または暖熱の蓄
熱能力を高めた冷熱・温熱蓄熱装置を提供する。 【解決手段】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、蓄熱
槽10に収容する低融点カプセル20および高融点カプ
セル21と、上記蓄熱槽10に設けた冷熱・温熱蓄熱併
用系8と、冷熱・温熱蓄熱供給併用系9とを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間余剰電力を利
用して冷熱または温熱を蓄熱させておき、昼間、ビル空
調や地域熱供給部に冷熱または温熱を供給する冷熱・温
熱蓄熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業および民間部門では、電気エ
ネルギの消費が増加の一途を辿っており、ひところの最
大電力消費が夏季の昼間に集中していたのに対し、最近
では冬季の昼間でも最大電力消費が集中し、夏季、冬季
を問わず年間の電力消費が昼間だけ増加する傾向にあ
る。冷房および暖房の普及にあると考えられる。
【0003】このように、電力消費が昼夜間で格差が出
ると、電力設備の稼動率が悪くなるので、最近では、夜
間の余剰電力を利用して製氷し、昼間、解氷して冷水を
取り出し冷房に供給する氷蓄熱装置や夜間に温水を生成
し、昼間、その温水を暖房に供給する温水装置が普及し
つつある。昼間の冷暖房ピーク負荷に対し、電力消費を
低減させる一方、夜間のオフピーク時、余剰電力を活用
し、電力の安定供給や冷暖房の経済的運用など供給者側
と需要者側との双方の利益のバランスを図ったものであ
る。
【0004】このように、供給者側と需要者側との双方
の利益のバランスを図った冷熱・温熱蓄熱装置には、例
えば図7に示すものがある。
【0005】この冷熱・温熱蓄熱装置は、冷凍機1、蓄
熱槽2、伝熱管3、温熱器4、空調機5を備え、冷熱蓄
熱運転時、夜間の余剰電力を利用し、冷凍機1を駆動
し、冷凍機1から生成された0℃以下の冷媒をポンプ6
を介して伝熱管3に供給し、ここで水の熱を奪って製氷
を生成している。また、昼間時、冷熱・温熱蓄熱装置
は、循環水ポンプ7を駆動し、蓄熱槽2からの冷水を空
調機5に供給して冷房負荷として利用し、暖められた冷
水を蓄熱槽2に貫流させ、伝熱管3に付着した氷を解か
し、その冷水を再び空調機5に供給している。
【0006】他方、温熱蓄熱運転時、冷熱・温熱蓄熱装
置は、夜間の余剰電力を利用し、循環水ポンプ7を駆動
し、蓄熱槽2からの水を温熱器4に供給し、ここで例え
ばヒータ等の加熱源で加熱させ、その加熱温水を蓄熱槽
2に還流させて蓄熱している。昼間、蓄熱槽2に蓄熱さ
れた温水を暖房に利用する場合、温熱器4はその加熱源
の負荷を停止させ、代って空調機5が運転を行ってい
る。
【0007】このように、従来の冷熱・温熱蓄熱装置
は、夜間、余剰電力を巧みに利用して冷水または温水を
蓄熱槽2に蓄熱させておき、昼間、冷房用または暖房用
の熱源として活用し、電力の昼夜における消費の平準化
を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近のように、民生部
門等の冷暖房の普及率が益々高まってくる今日、従来の
冷熱蓄熱装置では、既に冷房能力的に、または暖房能力
的に限界に達しつつある。冷房運転または暖房運転を行
う場合、従来の蓄熱槽2ではその容量を大きくしなけれ
ばならないが、その容量を大きくすると設置場所の確保
が難しくなる。また、冷房運転の場合、蓄熱槽2は、冷
凍機1の冷凍能力を大きくするために、伝熱管3で生成
された氷の容積が大きくなり、このため解氷して冷水に
するまで長時間を要し、迅速な冷房運転を行うことがで
きなくなる。また、伝熱管3に付着した氷の解氷に長時
間を要すると、運転効率が悪くなり無駄な電力を消費す
る等種々の不具合・不都合がある。
【0009】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、蓄熱槽の容量を従来よりも小さくする一
方、冷房能力および暖房能力をより一層増加させて冷暖
房の大幅な需要増加に充分に対処できるように図った冷
熱・温熱蓄熱装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る冷熱・温熱
蓄熱装置は、上記目的を達成するために、請求項1に記
載したように、蓄熱槽に収容され、低融点物質を封入し
た低融点カプセルと、高融点物質を封入した高融点カプ
セルと、上記蓄熱槽に設けられ、上記低融点カプセルお
よび上記高融点カプセルに冷熱・温熱を蓄熱させる冷熱
・温熱蓄熱併用系と、上記低融点カプセルおよび上記高
融点カプセルに蓄熱させた冷熱・温熱を空調機に供給す
る冷熱・温熱蓄熱供給併用系とを備えたものである。
【0011】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項2に記載したように、冷
熱・温熱蓄熱併用系は、バイパス路を境に冷熱蓄熱生成
系と温熱蓄熱生成系とに区分けしたものである。
【0012】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項3に記載したように、蓄
熱槽に収容された低融点カプセルおよび高融点カプセル
のうち、低融点カプセルは、上記蓄熱槽の底部側に集約
配置させるとともに、高融点カプセルは、上記蓄熱槽の
頭部側に集約配置させたものである。
【0013】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項4に記載したように、冷
熱・温熱蓄熱供給併用系は、三方弁を介して冷戻供給系
と暖戻供給系とに区分けしたものである。
【0014】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項5に記載したように、蓄
熱槽は、低融点カプセルおよび高融点カプセルを集約区
分けする透口板を備えたものである。
【0015】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項6に記載したように、冷
熱・温熱蓄熱併用系は、蓄熱槽の頭部側に分配管を備え
る一方、冷熱・温熱蓄熱供給併用系は、蓄熱槽の頭部側
および底部側に分配管を備えたものである。
【0016】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項7に記載したように、蓄
熱槽は、頭部側および底部側に多孔板で画成したヘッダ
を備えたものである。
【0017】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項8に記載したように、低
融点物質を封入した低融点カプセルを収容する冷熱用蓄
熱槽と、高融点物質を封入した高融点カプセルを収容す
る温熱用蓄熱槽と、上記冷熱用蓄熱槽に三方弁を介して
閉ループに形成する冷熱蓄熱生成系および冷熱蓄熱供給
系と、上記温熱用蓄熱槽に三方弁を介して閉ループに形
成する温熱蓄熱生成系および温熱蓄熱供給系とを備えた
ものである。
【0018】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項9に記載したように、冷
熱蓄熱生成系は冷凍機を備えたものである。
【0019】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項10に記載したように、
冷熱蓄熱供給系は、空調機を備えたものである。
【0020】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項11に記載したように、
温熱蓄熱生成系は、排熱回収熱交換器を備えたものであ
る。
【0021】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項12に記載したように、
温熱蓄熱供給系は熱交換器を備えたものである。
【0022】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項13に記載したように、
低融点物質を封入した低融点カプセルを収容する冷熱用
蓄熱槽と、高融点物質を封入した高融点カプセルを収容
する温熱用蓄熱槽と、上記冷熱用蓄熱槽に設けた冷熱蓄
熱生成系と、上記温熱用蓄熱槽に設けた温熱蓄熱生成系
と、上記冷熱用蓄熱槽からの冷熱媒体と上記温熱用蓄熱
槽からの温熱媒体とを合流させて熱交換器に供給する合
流系と、この合流系に設けられ、合流媒体の温度を制御
する制御系とを備えたものである。
【0023】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、上記
目的を達成するために、請求項14に記載したように、
制御系は、合流系で検出した温度信号に基づいて冷熱用
蓄熱槽に設けた調整弁および温熱用蓄熱槽に設けた調整
弁に弁開度信号を与える弁開度演算部を備えたものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る冷熱・温熱蓄
熱装置の実施の形態を添付図および図中に付した符号を
引用して説明する。
【0025】図1は、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
の第1実施形態を示す概略系統図である。
【0026】本実施形態に係る冷熱・温熱蓄熱装置は、
冷熱・温熱蓄熱併用系8と冷熱・温熱蓄熱供給併用系9
とに区分けするとともに、冷熱・温熱蓄熱併用系8と温
熱蓄熱供給併用系9との間に冷・温熱蓄熱併用の蓄熱槽
10を備えた構成になっている。また、冷熱・温熱蓄熱
装置は、冷熱・温熱蓄熱併用系8のバイパス路11、三
方弁15a,15bを境に一方を冷熱蓄熱生成系12に
し、他方を温熱蓄熱生成系13とに区分けした構成にな
っている。
【0027】冷熱・温熱蓄熱併用系8のうち、冷熱蓄熱
生成系12は、冷凍機14に、三方弁15a,15b、
循環ポンプ16を備え、蓄熱槽10に閉ループで形成し
ており、また温熱蓄熱生成系13は冷熱蓄熱生成系12
を延長させて排熱回収熱交換器17を備え、蓄熱槽10
に閉ループで形成している。
【0028】また、冷熱・温熱蓄熱供給併用系9は、空
調機18、循環ポンプ19を備え、蓄熱槽10に閉ルー
プで形成している。
【0029】一方、蓄熱槽10には、低融点物質を封入
させた低融点カプセル20と高融点物質を封入させた高
融点カプセル21とが混在して収容されている。
【0030】このような構成を備えた本発明に係る冷熱
・温熱蓄熱装置において、冷熱蓄熱運転時、冷熱蓄熱生
成系12は、冷凍機14、循環ポンプ16を駆動させ、
蓄熱槽10のブラインBLを冷凍機14を介して循環さ
せて低温にし、低融点カプセル20および高融点カプセ
ル21内の物質を凝固して固体にし、各物質に冷熱を蓄
熱させる。各物質に冷熱を蓄熱させた蓄熱槽10は、冷
熱蓄熱供給運転時、循環ポンプ19を駆動させ、低温の
ブラインBLを空調機18に供給し、空調機18の循環
水CWを冷却して冷戻運転を行わせる一方、循環水CW
の熱を吸収したブラインBLを蓄熱槽10に回収させ、
その熱を低融点カプセル20および高融点カプセル21
の各物質の蓄熱とで熱授受を行わせ、その際、各物質の
相変化に伴う潜熱で再びブラインBLを低温にして空調
機18に供給する。
【0031】一方、温熱蓄熱生成系13は、温熱蓄熱運
転時、循環ポンプ16を駆動させ、蓄熱槽のブラインB
Lを三方弁15bを介して排熱回収熱交換器17に供給
し、加熱媒体HFの熱を吸収して高温にし、その高温の
ブラインBLを三方弁15aを介して蓄熱槽10に回収
させ、低融点カプセル20および高融点カプセル21の
各物質を融解して液体にし、各物質に温熱を蓄熱させ
る。各物質に温熱を蓄熱させた蓄熱槽10は、温熱蓄熱
供給運転時、循環ポンプ19を駆動させ、高温のフライ
ンBLを空調機18に供給し、空調機18の循環水CW
を加熱して暖房運転を行わせる一方、循環水CWで冷さ
れたブラインBLを蓄熱槽10に回収させ、その熱を低
融点カプセル20および高融点カプセル21の各物質の
蓄熱とで熱授受を行わせ、その際、各物質の相変化に伴
う潜熱で再びフラインBLを高温にして空調機18に供
給する。
【0032】このように本実施形態では、蓄熱槽10に
冷熱・温熱蓄熱併用系8と冷熱・温熱蓄熱供給併用系9
とを設けるとともに、低融点カプセル20および高融点
カプセル21を収容し、冷熱蓄熱運転時、冷熱蓄熱生成
系12を駆動して低融点カプセル20および高融点カプ
セル21を収容し、冷熱蓄熱運転時、冷熱蓄熱生成系1
2を駆動して低融点カプセル20および高融点カプセル
21に冷熱を蓄熱させ、冷熱蓄熱供給運転時、低融点カ
プセル20および高融点カプセル21の相変化に伴う潜
熱でブラインBLを低温にして空調機18に供給し、冷
房運転を行う一方、温熱蓄熱運転時、温熱蓄熱生成系1
3を駆動して低融点カプセル20および高融点カプセル
21に温熱を蓄熱させ、温熱蓄熱供給運転時、低融点カ
プセル20および高融点カプセル21の相変化に伴う潜
熱でブラインBLを高温にして空調機18に供給し、暖
房運転を行わせるので、蓄熱相10の容量を小さくする
ことができ、冷・暖房効率を高くして安定運転のできる
冷熱・温熱蓄熱装置を実現することができる。
【0033】図2は、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
の第2実施形態を示す概略系統図である。なお、第1実
施形態の構成部品と同一または対応する部分には同一符
号を付す。
【0034】本実施形態は、冷熱・温熱蓄熱供給併用系
9を冷房供給系22と暖房供給系23とに区分けすると
ともに、蓄熱槽10に収容する低融点カプセル20およ
び高融点カプセル21のうち、低融点カプセル20をそ
の底部側に群として集約配置させ、高融点カプセル21
をその頭部側に群として集約配置されたものである。
【0035】冷房供給系22は、循環ポンプ19、三方
弁24a、空調機18、三方弁24bを備え、冷熱蓄熱
供給運転時、低融点カプセル20に蓄熱された冷熱で低
温にしたブラインBLを循環ポンプ19、三方弁24a
を介して空調機18に供給し、ここで循環水CWを冷却
して冷房運転を行い、循環水CWを冷却してその熱を奪
ったブラインBLを三方弁24bを介して蓄熱槽10の
高融点カプセル21の群側に回収させ、高融点カプセル
21および低融点カプセル20のそれぞれの相変化に伴
う潜熱でブラインBLを再び低温に戻すようになってい
る。
【0036】一方、暖房供給系23は、循環ポンプ2
5、三方弁24b、空調機18、三方弁24aを備え、
温熱蓄熱供給運転時、高融点カプセル21に蓄熱された
温熱で高温にしたブラインBLを循環ポンプ25、三方
弁24bを介して空調機18に供給し、ここで循環粋C
Wを高温にして暖房運転を行わせる一方、循環水CWを
高温にすることにより冷されたブラインBLを三方弁2
4aを介して蓄熱槽10の低融点カプセル20の群側に
回収させ、低融点カプセル20および高融点カプセル2
1のそれぞれの相変化に伴う潜熱でブラインBLを高温
に戻すようになっている。なお、他の構成は第1実施形
態の構成と同一なので、その説明を省略する。
【0037】このように、本実施形態では、蓄熱槽10
に収容する低融点カプセル20および高融点カプセル2
1のうち、低融点カプセル20をその底部側に群として
集約配置し、高融点カプセル21をその頭部側に群とし
て集約配置するとともに、冷熱・温熱蓄熱供給併用系9
を冷房供給系22と暖房供給系23とに区分けし、各カ
プセル20,21の潜熱を効果的に利用したので、蓄熱
槽10容量を小さくすることができ、効率のよい冷・暖
房運転のできる冷熱・温熱蓄熱装置を実現することがで
きる。
【0038】図3は、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
の第3実施形態を示す概略図である。なお、第1実施形
態の構成部品と同一または対応する部分には同一符号を
付す。
【0039】本実施形態は、蓄熱槽10に細かいメッシ
ュの透口板26を設け、低融点カプセル20および高融
点カプセル21を同種の群に区分けし、集約配置させた
ものである。
【0040】このように、蓄熱槽10は、低融点カプセ
ル20および高融点カプセル21を互いに同種の群に区
分けし、低融点カプセル20および高融点カプセル21
の潜熱をまとめて利用するので、冷房・暖房の効率のよ
い運転をすることができる。
【0041】図4は、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
の第4実施形態を示す概略系統図である。なお、第1〜
第3実施形態の構成部品または対応する部分には同一符
号を付す。
【0042】本実施形態は、冷熱・温熱蓄熱併用系8を
区分けした冷熱蓄熱生成系12と温熱蓄熱生成系13と
のそれぞれを、蓄熱槽10に収容した高融点カプセル2
1側の接続部分に複数の分配管27を設けたものであ
る。
【0043】また、本実施形態は、冷熱・温熱蓄熱供給
併用系9を、高融点カプセル21および低融点カプセル
20側のそれぞれの接続部分に複数の分配管28a,2
8bを設けるとともに、蓄熱槽10の高融点カプセル2
1側および低融点カプセル20側のそれぞれに多孔板2
9a,29bで画成したヘッダ30a,30bを備えた
ものである。なお、他の構成は、第1〜第3実施形態と
同一なので、その説明を省略する。
【0044】このような構成を備えた本実施形態に係る
冷熱・温熱蓄熱装置において、冷熱蓄熱運転時、冷熱蓄
熱生成系12は、冷凍機14で低温にしたブラインBL
を、分配管27、ヘッダ29aを介して高融点カプセル
21および低融点カプセル20に均等に供給し、高融点
カプセル21および低融点カプセル20のそれぞれに均
等にブラインBLの冷熱を蓄熱させるようになってい
る。
【0045】また、温熱蓄熱生成系13は、温熱蓄熱運
転時、排熱回収熱交換器17で加熱媒体HFの熱を吸収
した高温のブラインBLを、分配管27、ヘッダ29a
を介して高融点カプセル21および低融点カプセル20
に均等に供給し、高融点カプセル21および低融点カプ
セル20のそれぞれに均等にブラインBLの高熱を蓄熱
させるようになっている。
【0046】一方、冷熱・温熱蓄熱供給併用系9は、冷
熱蓄熱供給運転時、高融点カプセル21および低融点カ
プセル20のそれぞれの蓄熱で低温になったブラインB
Lをヘッダ30b、分配管28b、三方弁31、循環ポ
ンプ19、三方弁24aを介して空調機18に供給し、
空調機18の循環水CWを冷却して冷房運転を行わせる
一方、循環水CWの熱を吸収したブラインBLを三方弁
24b、循環ポンプ25、分配管28a、ヘッダ30a
を介して蓄熱槽10に回収させ、その熱を高融点カプセ
ル21および低融点カプセル20の各物質の蓄熱とで熱
授受を行わせ、その際、各物質の相変化に伴う潜熱で再
びブラインBLを低温にして空調機18に供給する。
【0047】また、冷熱・温熱蓄熱供給併用系9は、温
熱蓄熱供給運転時、高融点カプセル21および低融点カ
プセル20のそれぞれの蓄熱で高温になったブラインB
Lをヘッダ30a、分配管28a、循環ポンプ25、三
方弁24bを介して空調機18に供給し、空調機18の
循環水CWを高温にして暖房運転を行わせる一方、循環
水CWを高温にすることにより冷されたブラインBLを
三方弁24a、循環ポンプ18,三方弁31、分配管2
8b、ヘッダ30bを介して蓄熱槽10に回収させ、そ
の熱を低融点カプセル20および高融点カプセル21の
各物質の蓄熱とで熱授受を行わせ、その際、各物質の相
変化に伴う潜熱で再びブラインBLを高温にして空調機
18に供給する。
【0048】このように、本実施形態では、冷・温熱蓄
熱生成系12,13に複数の分配管27を設けてブライ
ンBLの低・高温の熱を高融点カプセル21および低融
点カプセル20のそれぞれに均質に蓄熱させるととも
に、冷熱・温熱蓄熱供給併用系9に複数の分配管28
a,28bを設けて高融点カプセル21および低融点カ
プセル20の蓄熱から受けたブラインBLの低・高温の
熱を均質にして空調機18に供給するので、熱源の均質
にして効率的な冷・暖房運転を行うことができる。
【0049】図5は、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
の第5実施形態を示す概略系統図である。なお、第1〜
第3実施形態の構成部品または対応する部分には同一符
号を付す。
【0050】本実施形態は、空調機18および熱交換器
32の各分野に冷熱・温熱のそれぞれを個別に供給でき
るように、蓄熱槽10を、冷熱用蓄熱槽33と温熱用蓄
熱槽34とに区分けするとともに、冷熱用蓄熱槽33に
設けた冷熱蓄熱生成系12と冷熱蓄熱供給系35とを閉
ループに形成する一方、温熱用蓄熱槽34に設けた温熱
蓄熱生成系13と温熱蓄熱供給系36とを閉ループに形
成したものである。なお、他の構成は、第1〜第4実施
形態の構成部品と同一なので、その説明を省略する。
【0051】冷熱蓄熱運転時、冷熱蓄熱生成系12は、
循環ポンプ19および冷凍機14を駆動させ、冷熱用蓄
熱槽33のブラインBLを循環ポンプ19、三方弁24
a、冷凍機14に供給し、冷凍機14で低温になったブ
ラインBLを三方弁37を介して冷熱用蓄熱槽33に回
収させ、低融点カプセル20を凝固させ、冷熱を蓄熱さ
せる。
【0052】また、低融点カプセル20に冷熱を蓄熱さ
せた冷熱用蓄熱槽33において、冷熱蓄熱供給運転を行
う場合、冷熱蓄熱供給系35は、循環ポンプ19を駆動
させ、低温になったブラインBLを三方弁24aを介し
て空調機18に供給し、空調機18の循環水CWを冷却
させ、冷房運転を行わせる一方、循環水CWから熱を吸
収したブラインBLを三方弁37を介して冷熱用蓄熱槽
33に回収させ、その熱を低融点カプセル20の物質の
蓄熱とで熱授受を行わせ、その際、その物質の相変化に
伴う潜熱で再びブラインBLを低温にして空調機18に
供給する。
【0053】一方、温熱蓄熱生成系13は、温熱蓄熱運
転時、循環ポンプ25を駆動させ、温熱用蓄熱槽34の
ブラインBLを三方弁24bを介して排熱回収熱交換器
17に供給し、ここで加熱媒体HFの熱を吸収して高温
にし、その高温のブラインBLを三方弁38を介して温
熱用蓄熱槽34に回収させ、高融点カプセル21の物質
を融解して液体にし、温熱を蓄熱させる。
【0054】また、高融点カプセル21に温熱を蓄熱さ
せた温熱用蓄熱槽34において、温熱蓄熱供給運転を行
う場合、温熱蓄熱供給系36は、循環ポンプ25を駆動
させ、高温になったブラインBLを三方弁24bを介し
て熱交換器32に供給し、熱交換器32の媒体Fを加熱
させ、媒体Fから熱を吸収したブラインBLを三方弁3
8を介して温熱蓄熱槽34に回収させ、その熱を高融点
カプセル21の物質の蓄熱とで熱授受を行わせ、その
際、その物質の相変化に伴う潜熱で再びブラインBLを
高温にして熱交換器32に供給する。
【0055】このように、本実施形態では、蓄熱槽10
を、冷熱用蓄熱槽33と温熱用蓄熱槽34とに区分けす
るとともに、冷熱用蓄熱槽33に設けた冷熱蓄熱生成系
12と冷熱蓄熱供給系35とを閉ループに形成する一
方、温熱用蓄熱槽34に設けた温熱蓄熱生成系13と温
熱蓄熱供給系36とを閉ループに形成し、冷・温熱生成
を平行して同時に行わせるようにしたので、空調機18
および熱交換器32のそれぞれの分野に平行して同時に
各熱を供給して迅速にしてタイムリーな運転を行わせる
ことができる。
【0056】また、本実施形態では、蓄熱槽10を、冷
熱用蓄熱槽33と温熱用蓄熱槽34とに区分けしたの
で、低融点カプセル20および高融点カプセル21の有
効利用と相俟ってその容量をより一層小さくすることが
できる。
【0057】図6は、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
の第6実施形態を示す概略系統図である。なお、第1〜
第5実施形態の構成部品または対応する部分には同一符
号を付す。
【0058】本実施形態は、冷熱用蓄熱槽33で低温に
なったブラインBLと温熱用蓄熱槽34で高温になった
ブラインBLとを合流させて熱交換器39に供給する場
合、合流系40に制御系41を設けるとともに、各槽3
3,34からのブラインBLを合流させた、その合流媒
体を適温にコントロールして熱交換器39に供給したも
のである。
【0059】熱交換器39は、駆動機(図示せず)に駆
動媒体DFを供給する場合、その駆動機の生産過程毎に
温度の異なった駆動媒体DFを必要とする場合がある。
【0060】本実施形態は、このような要望に対処した
もので、冷熱用蓄熱槽33および温熱用蓄熱槽34の出
口側のそれぞれに設け調整弁42a,42bを弁開閉制
御させる制御系41を設けたものである。この制御系4
1は、合流系40に設けた温度検出器43と弁開度演算
部44を備えている。なお、他の構成は、第1〜第5実
施形態の構成と同一なので、その説明を省略する。
【0061】冷熱用蓄熱槽33からの低温のブラインB
Lと温熱用蓄熱槽34からの高温のブラインBLを合流
させ、その合流媒体を合流系40、ポンプ45を介して
熱交換器39に供給する場合、熱交換器39を通る駆動
機の駆動媒体DFが高温の合流媒体を求めると、制御系
41は、温度検出器43で検出した温度信号に基づいて
弁開度演算部44に弁開度信号を演算させ、その演算信
号を調整弁42a,42bに与えて調整弁42a,42
bの弁開度を調整させ、また、その駆動媒体DFが比較
的低温の合流媒体を求めると、制御系41は、調整弁4
2a,42bに弁絞り開度を与えて合流媒体を適温にコ
ントロールして熱交換器39に供給するようになってい
る。
【0062】このように、本実施形態では、熱交換器3
9を通る駆動機の駆動媒体DFが求める温度毎に、合流
媒体の温度コントロールを行って熱交換器39に合流媒
体を供給するので、フレキシブルな温度設定および熱供
給に充分に対処することができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明に係る冷熱・
温熱蓄熱装置は、蓄熱槽に低融点物質を封入した低融点
カプセルと高融点物質を封入した高融点カプセルを収容
し、これら低融点カプセルおよび高融点カプセルに冷熱
または温熱を蓄熱させ、その蓄熱を利用して空調機に冷
熱または温熱媒体を供給するので、蓄熱槽の容量を小さ
くすることができ、効率よい安定した暖房運転をするこ
とができる。
【0064】また、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
は、低融点カプセルと高融点カプセルとを同種の群に集
約させる透口板を設けたので、各カプセルに均質な冷熱
または温熱を蓄熱させることができ、その結果、蓄熱槽
の容量を小さくすることができ、効率のよい冷・暖房運
転をすることができる。
【0065】また、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
は、冷・温熱蓄熱生成系に分配管を設けるとともに、冷
熱・温熱蓄熱供給併用系に分配管を設けたので、低融点
カプセルおよび高融点カプセルに冷熱または温熱を均質
に蓄熱させることができ、空調機に均質な冷熱または温
熱の媒体を供給することができる。
【0066】また、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
は、冷熱用温熱槽と温熱用蓄熱槽とに区分けしたので、
冷熱と温熱とを平行して同時に蓄熱させることができ、
各産業分野に迅速にしてタイムリーに冷熱または温熱を
供給することができる。
【0067】また、本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置
は、冷熱用温熱槽からの冷熱媒体と温熱用蓄熱槽からの
温熱媒体とを合流させて熱交換器に供給するに際し、そ
の合流媒体を適温にコントロールする制御系を設けたの
で、熱交換器の要望温度に対応させてフレキシブルに供
給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置の第1実施形
態を示す概略系統図。
【図2】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置の第2実施形
態を示す概略系統図。
【図3】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置の第3実施形
態を示す概略図。
【図4】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置の第4実施形
態を示す概略系統図。
【図5】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置の第5実施形
態を示す概略系統図。
【図6】本発明に係る冷熱・温熱蓄熱装置の第6実施形
態を示す概略系統図。
【図7】従来の冷熱・温熱蓄熱装置を示す概略系統図。
【符号の説明】
1 冷凍機 2 蓄熱槽 3 伝熱管 4 温熱器 5 空調機 6 ポンプ 7 循環水ポンプ 8 冷熱・温熱蓄熱併用系 9 冷熱・温熱蓄熱供給併用系 10 蓄熱槽 11 バイパス路 12 冷熱蓄熱生成系 13 温熱蓄熱生成系 14 冷凍機 15a,15b 三方弁 16 循環ポンプ 17 排熱回収熱交換器 18 空調機 19 循環ポンプ 20 低融点カプセル 21 高融点カプセル 22 冷房供給系 23 暖房供給系 24a,24b 三方弁 25 循環ポンプ 26 透口板 27,28a,28b 分配管 29 多孔板 30a,30b ヘッダ 31 三方弁 32 熱交換器 33 冷熱用温熱槽 34 温熱用温熱槽 35 冷熱蓄熱供給系 36 温熱蓄熱供給系 37,38 三方弁 39 熱交換器 40 合流系

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄熱槽に収容され、低融点物質を封入し
    た低融点カプセルと、高融点物質を封入した高融点カプ
    セルと、上記蓄熱槽に設けられ、上記低融点カプセルお
    よび上記高融点カプセルに冷熱・温熱を蓄熱させる冷熱
    ・温熱蓄熱併用系と、上記低融点カプセルおよび上記高
    融点カプセルに蓄熱させた冷熱・温熱を空調機に供給す
    る冷熱・温熱蓄熱供給併用系とを備えたことを特徴とす
    る冷熱・温熱蓄熱装置。
  2. 【請求項2】 冷熱・温熱蓄熱併用系は、バイパス路を
    境に冷熱蓄熱生成系と温熱蓄熱生成系とに区分けしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  3. 【請求項3】 蓄熱槽に収容された低融点カプセルおよ
    び高融点カプセルのうち、低融点カプセルは、上記蓄熱
    槽の底部側に集約配置させるとともに、高融点カプセル
    は、上記蓄熱槽の頭部側に集約配置させたことを特徴と
    する請求項1記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  4. 【請求項4】 冷熱・温熱蓄熱供給併用系は、三方弁を
    介して冷戻供給系と暖戻供給系とに区分けしたことを特
    徴とする請求項1記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  5. 【請求項5】 蓄熱槽は、低融点カプセルおよび高融点
    カプセルを集約区分けする透口板を備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  6. 【請求項6】 冷熱・温熱蓄熱併用系は、蓄熱槽の頭部
    側に分配管を備える一方、冷熱・温熱蓄熱供給併用系
    は、蓄熱槽の頭部側および底部側に分配管を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  7. 【請求項7】 蓄熱槽は、頭部側および底部側に多孔板
    で画成したヘッダを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  8. 【請求項8】 低融点物質を封入した低融点カプセルを
    収容する冷熱用蓄熱槽と、高融点物質を封入した高融点
    カプセルを収容する温熱用蓄熱槽と、上記冷熱用蓄熱槽
    に三方弁を介して閉ループに形成する冷熱蓄熱生成系お
    よび冷熱蓄熱供給系と、上記温熱用蓄熱槽に三方弁を介
    して閉ループに形成する温熱蓄熱生成系および温熱蓄熱
    供給系とを備えたことを特徴とする冷熱・温熱蓄熱装
    置。
  9. 【請求項9】 冷熱蓄熱生成系は冷凍機を備えたことを
    特徴とする請求項8記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  10. 【請求項10】 冷熱蓄熱供給系は、空調機を備えたこ
    とを特徴とする請求項8記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  11. 【請求項11】 温熱蓄熱生成系は、排熱回収熱交換器
    を備えたことを特徴とする請求項8記載の冷熱・温熱蓄
    熱装置。
  12. 【請求項12】 温熱蓄熱供給系は熱交換器を備えたこ
    とを特徴とする請求項8記載の冷熱・温熱蓄熱装置。
  13. 【請求項13】 低融点物質を封入した低融点カプセル
    を収容する冷熱用蓄熱槽と、高融点物質を封入した高融
    点カプセルを収容する温熱用蓄熱槽と、上記冷熱用蓄熱
    槽に設けた冷熱蓄熱生成系と、上記温熱用蓄熱槽に設け
    た温熱蓄熱生成系と、上記冷熱用蓄熱槽からの冷熱媒体
    と上記温熱用蓄熱槽からの温熱媒体とを合流させて熱交
    換器に供給する合流系と、この合流系に設けられ、合流
    媒体の温度を制御する制御系とを備えたことを特徴とす
    る冷熱・温熱蓄熱装置。
  14. 【請求項14】 制御系は、合流系で検出した温度信号
    に基づいて冷熱用蓄熱槽に設けた調整弁および温熱用蓄
    熱槽に設けた調整弁に弁開度信号を与える弁開度演算部
    を備えたことを特徴とする請求項13記載の冷熱・温熱
    蓄熱装置。
JP9232800A 1997-08-28 1997-08-28 冷熱・温熱蓄熱装置 Pending JPH1163578A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139330A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Jfe Engineering Kk 給湯装置
JP2016142514A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 八洋エンジニアリング株式会社 蓄熱装置
JP2017040461A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 Jfeスチール株式会社 蓄熱器及び蓄熱バーナー

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