JPH1163534A - 床暖房パネル - Google Patents

床暖房パネル

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Publication number
JPH1163534A
JPH1163534A JP22868797A JP22868797A JPH1163534A JP H1163534 A JPH1163534 A JP H1163534A JP 22868797 A JP22868797 A JP 22868797A JP 22868797 A JP22868797 A JP 22868797A JP H1163534 A JPH1163534 A JP H1163534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
connector
substrate
opening
impregnated
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22868797A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaji
良明 鍜治
Kazunari Naito
和成 内藤
Hiroshi Imanishi
洋 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH1163534A publication Critical patent/JPH1163534A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクター収納用凹所を閉塞する蓋板の接着
が強固にできて、蓋板が剥離しないように取付ける。 【解決手段】 樹脂を含浸した繊維板よりなる基板1に
コードヒータ2を配線する配線用凹所3と、コードヒー
タ2と接続するためのコネクターを収納するためのコネ
クター収納用凹所5を形成する。基板1の上面部に表面
板6を積層すると共に表面板6に形成した開口部7にコ
ネクター収納用凹所5及び基板1のコネクター収納用凹
所5に隣接する部位を対向させる。開口部7に対向する
基板1のコネクター収納用凹所5に隣接する部位に孔8
をあける。開口部7を遮蔽する蓋板9を接着剤により基
板1のコネクター収納用凹所5に隣接する部位に接着す
ると共に該接着剤の一部を上記孔8及び孔8の周囲に含
浸させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電熱による暖房を
行う床暖房パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電熱による暖房を行う床暖房パ
ネルの基板は合板により構成してあったが、これだと、
コストがアップするとともに断熱性が劣るという問題が
あった。そこで、本発明に至る過程で、低コストで且つ
断熱性の優れたものとして樹脂を含浸したロックウール
ボードのような繊維板を用いることを考えたが、コネク
ター収納用凹所を塞ぐための蓋板を支持する部分におい
ては、繊維板よりなる基板への蓋板の支持部分の面積が
狭く、繊維板の引っ張り強度が合板に比べて劣っている
ので、蓋板の接着不良による剥離などが起こるという問
題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、基板として樹
脂を含浸した繊維板を用いてもコネクター収納用凹所を
閉塞する蓋板の接着が強固にできて、蓋板が剥離しない
床暖房パネルを提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の床暖房パネルは、樹脂を含浸した繊維板より
なる基板1にコードヒータ2を配線する配線用凹所3
と、該配線用凹所3と連通し且つコードヒータ2と接続
するためのコネクター4を収納するためのコネクター収
納用凹所5を形成し、基板1の上面部に表面板6を積層
すると共に表面板6に形成した開口部7にコネクター収
納用凹所5及び基板1のコネクター収納用凹所5に隣接
する部位を対向させ、該開口部7に対向する基板1のコ
ネクター収納用凹所5に隣接する部位に孔8をあけて、
開口部7を遮蔽する蓋板9を接着剤10により基板1の
コネクター収納用凹所5に隣接する部位に接着すると共
に該接着剤10の一部を上記孔8及び孔8の周囲に含浸
させて成ることを特徴とするものである。このような構
成とすることで、開口部7を遮蔽する蓋板9を接着剤1
0により基板1のコネクター収納用凹所5に隣接する部
位に接着することで、接着剤10が孔8及び孔8の周囲
に含浸して該繊維板よりなる基板1の引っ張り強度を向
上させ、これにより蓋板9が繊維板よりなる基板1から
剥離しにくくなるものである。
【0005】そして、基板1を構成する樹脂を含浸した
繊維板が樹脂含浸ロックウールボードであることが好ま
しく、樹脂含浸ロックウールボードとすることで、防火
性に優れ、しかも、安価となる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を以下添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。床暖房パネルAの基板1は樹
脂含浸ロックウールボードのような樹脂を含浸した繊維
板により構成してあり、この基板1は裏面にガラスクロ
ス等の裏面材15が接着されており、また、基板1の外
周部は合板から成る枠体11で囲まれており、床暖房パ
ネルAの補強がなされている。
【0007】基板1の表面部側には上方に開口する配線
用凹所3と、該配線用凹所3と連通するコネクター4を
収納するための上方に開口するコネクター収納用凹所5
が形成してある。コネクター収納用凹所5は更に枠体1
1に設けた側部開口12に連通して枠体11の外側方に
開口している。配線用凹所3にはコードヒータ2が配設
してある。また、必要に応じて配線用凹所3に連通して
過昇温防止装置収納凹所13を形成して過昇温防止装置
14を配設してもよい。上記のように配線用凹所3にコ
ードヒータ2を配設し、必要に応じてコードヒータ2に
過昇温防止装置14を設け、過昇温防止装置収納凹所1
3に過昇温防止装置14を配設した状態で、基板1の表
面側に金属箔16を介して表面板6を積層して固着して
ある。ここで、金属箔16はコネクター収納用凹所5及
びこの周囲は覆わないようなサイズとなっている。表面
板6は一部が切欠してあって開口部7となっており、こ
の開口部7はコネクター収納用凹所5と、基板1のコネ
クター収納用凹所5に隣接する部位1aと、枠体11の
コネクター収納用凹所5に隣接する部位に対向している
ものである。
【0008】上記基板1のコネクター収納用凹所5に隣
接する部位1aには図2に示すように、1乃至複数の貫
通又は未貫通の孔8が形成してある。この孔8は直径2
〜5mm程度とする。コネクター収納用凹所5にはコネ
クタ4が配置され、該コネクター4に前述の配線用凹所
3に収納したコードヒータ2が接続してある。
【0009】表面板6の開口部7は蓋板9で閉塞される
が、この蓋板9で開口部7を閉塞する前に、枠体11に
設けた側部開口12から電源線、送り配線等の電線19
を挿入して開口部7において露出している上記コネクタ
4に接続して、床暖房パネルA間の結線やコントローラ
との結線等を行うものである。そして、上記開口部7を
利用した結線をした後、開口部7を蓋板9で閉塞するの
であるが、この場合、図3に示すように、開口部7に露
出する基板1のコネクター収納用凹所5に隣接する部位
1aと、枠体11のコネクター収納用凹所5に隣接する
部位に接着剤10を塗布すると共に接着剤10の一部を
基板1のコネクター収納用凹所5に隣接する部位1aに
形成した孔8に充填して該孔8の周囲部分に接着剤10
を浸透させ、このように接着剤10を塗布した後に開口
部7を閉塞する蓋板9を接着剤10により接着するもの
である。この場合、開口部7に露出する基板1のコネク
ター収納用凹所5に隣接する部位1aや枠体11のコネ
クター収納用凹所5に隣接する部位に更に両面粘着テー
プ17を貼り付け、該両面粘着テープ17により蓋板9
を接着することを併用し、上記接着剤10が未硬化の状
態でも蓋板9が外れないようにしてもよいものである。
【0010】しかして、接着剤10が孔8及び孔8の周
囲に含浸することで繊維板よりなる基板1の引っ張り強
度が向上し、蓋板9は基板1のコネクター収納用凹所5
に隣接する部位1aの表面と接着剤10により接着して
いるだけでなく、図4に示すように、基板1のコネクタ
ー収納用凹所5に隣接する部位1aに形成される基板1
と一体化された接着剤10の柱(つまり孔8に充填され
た接着剤10の柱)部分においても蓋板9が接着一体化
されることになり、蓋体9が繊維板よりなる基板1から
剥離しにくくなるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、樹脂を含浸した繊維板よりなる基板
にコードヒータを配線する配線用凹所と、該配線用凹所
と連通し且つコードヒータと接続するためのコネクター
を収納するためのコネクター収納用凹所を形成し、基板
の上面部に表面板を積層すると共に表面板に形成した開
口部にコネクター収納用凹所及び基板のコネクター収納
用凹所に隣接する部位を対向させ、該開口部に対向する
基板のコネクター収納用凹所に隣接する部位に孔をあけ
て、開口部を遮蔽する蓋板を接着剤により基板のコネク
ター収納用凹所に隣接する部位に接着すると共に該接着
剤の一部を上記孔及び孔の周囲に含浸させてあるので、
床暖房パネルの基板として樹脂を含浸した繊維板を用い
て安価に提供できるようにしたにもかかわらず、接着剤
が孔及び孔の周囲に含浸して繊維板よりなる基板の引っ
張り強度を向上させることができて、蓋板が繊維板より
なる基板から剥離しにくくなるという利点がある。
【0012】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、基板を構成する
樹脂を含浸した繊維板が樹脂含浸ロックウールボードで
あるので、防火性に優れ、しかも、安価となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床暖房パネルの分解斜視図である。
【図2】同上のコネクタに配線する状態を示す説明図で
ある。
【図3】同上の接着剤を塗布した状態を示す説明図であ
る。
【図4】同上の蓋板を接着した部分の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 コードヒータ 3 配線用凹所 4 コネクター 5 コネクター収納用凹所 6 表面板 7 開口部 8 孔 9 蓋板 10 接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂を含浸した繊維板よりなる基板にコ
    ードヒータを配線する配線用凹所と、該配線用凹所と連
    通し且つコードヒータと接続するためのコネクターを収
    納するためのコネクター収納用凹所を形成し、基板の上
    面部に表面板を積層すると共に表面板に形成した開口部
    にコネクター収納用凹所及び基板のコネクター収納用凹
    所に隣接する部位を対向させ、該開口部に対向する基板
    のコネクター収納用凹所に隣接する部位に孔をあけて、
    開口部を遮蔽する蓋板を接着剤により基板のコネクター
    収納用凹所に隣接する部位に接着すると共に該接着剤の
    一部を上記孔及び孔の周囲に含浸させて成ることを特徴
    とする床暖房パネル。
  2. 【請求項2】 基板を構成する樹脂を含浸した繊維板が
    樹脂含浸ロックウールボードであることを特徴とする請
    求項1記載の床暖房パネル。
JP22868797A 1997-08-26 1997-08-26 床暖房パネル Withdrawn JPH1163534A (ja)

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JP22868797A JPH1163534A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 床暖房パネル

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JP22868797A JPH1163534A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 床暖房パネル

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JPH1163534A true JPH1163534A (ja) 1999-03-05

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JP22868797A Withdrawn JPH1163534A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 床暖房パネル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0959306A3 (en) * 1998-05-22 2000-09-27 Multi- Sportswall Limited Heated floor for buildings
KR101876348B1 (ko) * 2017-09-29 2018-07-09 에스로 주식회사 온돌식 난방패널
KR101876347B1 (ko) * 2017-09-29 2018-07-10 에스로 주식회사 난방 시스템
DE102019131877A1 (de) * 2019-11-25 2021-05-27 Ke Kelit Kunststoffwerk Gmbh Verbindungselement mit Positionier-Sicherheitskriterium für eine elektrische Flächenheizung

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DE102019131877B4 (de) 2019-11-25 2023-10-12 Ke Kelit Kunststoffwerk Gmbh Verbindungselement mit Positionier-Sicherheitskriterium, elektrische Flächenheizung Annordnung, Anschlusselement, und Verfahren

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Effective date: 20041102