JPH116331A - プラスチック擬木柵およびその組立方法 - Google Patents

プラスチック擬木柵およびその組立方法

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JPH116331A
JPH116331A JP16136797A JP16136797A JPH116331A JP H116331 A JPH116331 A JP H116331A JP 16136797 A JP16136797 A JP 16136797A JP 16136797 A JP16136797 A JP 16136797A JP H116331 A JPH116331 A JP H116331A
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JP
Japan
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horizontal member
post
fitting
crosspiece
fixed
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Application number
JP16136797A
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English (en)
Inventor
Tadashi Matsuki
忠司 松木
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Publication of JPH116331A publication Critical patent/JPH116331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け構造を改良した新規な連結部を有す
るプラスチック擬木柵およびその組立方法を提供する。 【解決手段】 複数の支柱を連結させて組立られるプラ
スチック擬木柵において、一方の横木とは螺着固定さ
せ、他方の横木とは嵌着固定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】プラスチック擬木柵は、公
園、遊園地、遊歩道等に広く使用されている。
【0002】本発明は、新規な連結部を有するプラスチ
ック擬木柵およびその組立方法に関するものであり、そ
の取り付け構造の改良を目的とするものである。
【0003】
【従来の技術】プラスチック擬木柵は、公園の周辺環境
に外観良く適合し、軽量で、防蝕性、耐久性に富み、か
つ、施工性に優れているので、近年広く用いられるよう
になった。
【0004】プラスチック擬木柵は、一般に、円状の支
柱複数本を所定間隔に設立し、その間を図5に示すよう
に、円柱状の横木で以って嵌着固定させた構造のもので
ある。
【0005】詳しくは、支柱11の左右両側に横木嵌着
腔12と連結ボルト挿入孔15を設け、該挿入孔に挿入
した連結ボルト14の左ねじ部を、左の横木嵌着腔に差
し込んだ横木13の内面にインサートされた補強金属管
17に溶接されたリングナット18にねじ込み、締付ナ
ット16で支柱の右横木嵌着腔内で締め付け固定し、次
いで、横木の端部にリングナット18´を溶接した補強
金属管17´をインサートしてある右側の横木13´を
右の横木嵌着腔に差し込み、補強金属管を横木とともに
回転させながらリングナット18´を連結ボルト14の
右ねじ部にねじ込み固定する構造のものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造において
は、横木本体とインサートされた補強金属管との嵌合は
緩やかで、プラスチック製の横木本体は温度変化に対応
して膨張、収縮が可能であり、ひび割れが防止できる反
面、寒冷時には横木の収縮により横木本体と支柱の嵌着
腔との間に間隔を生じ、中心軸のまわりに回転する恐れ
があり、好ましくない。
【0007】回転防止法として、釘打ち法や横木を角柱
とする方法等があるが、加工、組立面で問題があり、ま
た、美観上も好ましくない。
【0008】また、擬木柵の現地組み立て時、長大な横
木を回転して支柱にねじ込み固定する方法は、作業性に
問題がある。
【0009】さらに、横木が一部破損した場合、破損横
木を柵支柱より外し、新しい横木と取り替える必要があ
るが、この補修作業は、上記構造では、場合によって
は、全横木を取り替えなければならず、極めて煩雑な作
業となる恐れがある。
【0010】さらにまた、横木と支柱とのシール性が悪
いので、補強金属管の腐食の心配も残る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、複数の支柱を連結さ
せて組立られるプラスチック擬木柵において、一方の横
木とは螺着固定されており、他方の横木とは嵌着固定さ
れているプラスチック擬木柵、および連結棒の片端小径
部のねじ切り部を横木に埋設されたねじ切り付きキャッ
プに螺着固定し、該連結棒を支柱に穿設した挿入孔に挿
入して、横木を支柱に形成した嵌着腔に嵌着固定した
後、該連結棒の中央大径部の他方端ねじに螺着固定し、
続いて、ねじ無しキャップを有する他方側横木を嵌着固
定するプラスチック擬木柵の組立方法に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の柵支柱と横木との連結
部縦断面である。支柱1は連結棒5の挿入孔4が穿設さ
れ、その左右外壁には横木2を嵌着するための嵌着腔3
が形成されている。嵌着腔3は図のように凹状の切欠部
(ストッパー)6を有していても良く、それにより横木
を支柱に強固に嵌着し、その回り止めの役割を果たさせ
ることができる。
【0013】図2は、横木4の詳細断面図である。横木
本体はプラスチック製の管状物で、その内面に補強のた
めの金属パイプ8をインサートしてある。また、横木両
端にはプラスチック製のキャップ7を図のように埋設す
るが、一端のキャップはねじ切りしてないが、他端はね
じ切りを施してある。
【0014】ここでいうプラスチックとは、熱可塑性や
熱硬化性の樹脂を意味し、例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、AB
S樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などが例示され
るが、これらに限定されるものではない。
【0015】図3は、連結棒5の詳細断面図である。連
結棒5は図のように、両端部が所定長さだけ切削され小
径となり、一端はねじ切りしてないが、他端はねじ切り
を施してある。また、中央大径部の両端はねじ切りを施
してある。連結棒全体の長さは、支柱より横木が脱落す
るのを防ぐため、支柱の径より10〜50mm程度長く
するのが好ましい。
【0016】図4は、プラスチック擬木柵の末端部の詳
細図である。柵の末端は、キャップにて止められてい
る。
【0017】上記のような構造を有するプラスチック擬
木柵の組立方法を次に説明する。
【0018】連結棒5の左端小径部のねじ切り部を左側
横木2に埋設されたねじ切り付きキャップ7に螺着固定
し、該連結棒を支柱1に穿設した挿入孔4に挿入して、
左側横木を支柱に形成した嵌着腔3に嵌着固定する。次
いで、締め付けナット9で該連結棒の中央大径部右端ね
じに螺着固定する。次に、ねじ無しキャップ埋設の右側
横木を支柱右側嵌着腔に嵌着固定する。なお、組み立て
のミスを防ぐため、キャップおよび連結棒に、ねじの有
無を示す識別を施すことが望ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、寒冷時の横木の収縮に
より、横木本体と支柱の嵌着腔との間に間隔を生じ、中
心軸のまわりに回転するという問題が解消される。
【0020】また、擬木柵の現地組み立て時、長大な横
木を回転して支柱にねじ込み固定する方法を用いないの
で、作業性が格段に改善される。
【0021】また、横木が一部破損した場合、破損横木
を柵支柱より外し、新しい横木と取り替える必要がある
が、この補修作業は、従来構造では、場合によっては、
全横木を取り替えなければならず、極めて煩雑な作業と
なる恐れがあったが、本構造では、破損横木のみの取り
替えで済むという利点がある。
【0022】また、横木と支柱とのシール性は、プラス
チック製のキャップ埋設のため、極めて良好で、補強金
属管の腐食の心配も解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柵支柱と横木との連結部縦断面であ
る。
【図2】横木の詳細断面図である。
【図3】連結棒の詳細断面図である。
【図4】プラスチック擬木柵の末端部の詳細図である。
【図5】従来の柵支柱と横木との連結部縦断面である。
【符号の説明】
1 支柱 2 横木 3 嵌着腔 4 挿入孔 5 連結棒 6 切欠部(ストッパー) 7 キャップ 8 補強金属パイプ 9 締付ナット 10 末端キャップ 11 支柱 12 横木嵌着腔 13,13´ 横木 14 連結ボルト 15 挿入孔 16 締付ナット 17,17´ 補強金属管 18,18´ リングナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支柱を連結させて組立られるプラ
    スチック擬木柵において、一方の横木とは螺着固定され
    ており、他方の横木とは嵌着固定されていることを特徴
    とするプラスチック擬木柵。
  2. 【請求項2】 連結棒の片端小径部のねじ切り部を横木
    に埋設されたねじ切り付きキャップに螺着固定し、該連
    結棒を支柱に穿設した挿入孔に挿入して、横木を支柱に
    形成した嵌着腔に嵌着固定した後、該連結棒の中央大径
    部の他方端ねじに螺着固定し、続いて、ねじ無しキャッ
    プを有する他方側横木を嵌着固定することを特徴とする
    請求項1に記載のプラスチック擬木柵の組立方法。
JP16136797A 1997-06-18 1997-06-18 プラスチック擬木柵およびその組立方法 Pending JPH116331A (ja)

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JPH116331A true JPH116331A (ja) 1999-01-12

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