JPH1163298A - 取水管の構築方法 - Google Patents

取水管の構築方法

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JPH1163298A JP9218492A JP21849297A JPH1163298A JP H1163298 A JPH1163298 A JP H1163298A JP 9218492 A JP9218492 A JP 9218492A JP 21849297 A JP21849297 A JP 21849297A JP H1163298 A JPH1163298 A JP H1163298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直上部を専有することなく取水管を構築する
こと。 【解決手段】 構築方法では、発進立坑10を構築し、
発進立坑10の壁を破断して、シールド掘進機を海岸側
に向けて発進させシールドトンネル12の構築が行われ
る。トンネル12は、構築後に取水管となるものであっ
て、シールド掘進機の掘進に伴って、その後部側に順次
セグメント14を環状に組立てることで構築される。セ
グメント14は、RCセグメント18と、ダクタイルセ
グメント20との2種類が用いられている。セグメント
20には、蓋体で閉塞された取水孔が設けられている。
トンネル12の構築が終了すると、ドトンネル20内に
圧気を導入し、作業員がシールドトンネル12内に入っ
て、ダクタイルセグメント20の蓋体を撤去する。蓋体
が撤去されると、トンネル12内に海水が一気に流入し
ないように、圧気圧を徐々に下げながら、トンネル12
内に取水孔20cを介して、海水を取込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、取水管の構築方
法に関し、特に、海水淡水化プラントなどの海水処理施
設に海水を導入するために使用される取水管の構築方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】降雨の少ない島や砂漠地域などにおいて
は、飲料水を確保するために海岸の近傍に海水淡水化プ
ラントが建設されている。また、海水は、例えば、塩の
製造プラントの処理原水となっており、この種の海水処
理施設では、海水を淡水化させる装置などに海水を導入
する必要がある。
【0003】そこで、このような海水処理施設に置いて
は、従来、図7に示すような取水構造により海水を取り
入れていた。
【0004】図7に示した取水構造では、海岸の近傍に
貯水槽1を設けるとともに、海底面下に集水部2を設置
し、貯水槽1と集水部2との間を導水管3で接続してお
り、貯水槽1に取り入れた海水をポンプ4により汲み上
げて各種の設備に供給する。
【0005】集水部2には、導水管3の両側方に突出す
る多数の取水管4が設けられている。各取水管4には、
多数の貫通孔が穿設され、その外周に合成樹脂ネットや
不織布などを巻き付けて、土砂の侵入を防止する構造に
なっている。
【0006】このような取水構造において、導水管3
は、通常、開削工法ないしは沈埋工法により埋設されて
いた。
【0007】しかしながら、このような従来の導水管3
の埋設方法には、以下に説明する技術的な課題があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、導水管3を
開削工法や沈埋工法で埋設する際には、導水管3の埋設
位置の直上部周辺を埋設作業のために専有することに起
因する施工上の制約が多くなる。
【0009】例えば、海洋上での開削工法による施工で
は、海水を締め切っての施工となり、漁業権保証が必要
になるとともに、海上交通の妨げにもなる。
【0010】また、海底を掘削するため、施工時に海洋
汚染が発生する惧れがある。
【0011】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、工
事中直上部周辺の専有することなく構築することができ
る取水管の構築方法を提供することにある。
【0012】また、別の目的として、施工時に周辺環境
に悪影響を及ぼすことがない取水管の構築方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、海水淡水化プラントなどの海水処理施設
に海水を導入する取水管の構築方法において、海岸の近
傍に構築後に貯水槽となる発進立坑を構築し、この発進
立坑から海岸側に向けて取水管用のシールドトンネルを
構築し、前記シールドトンネルの構築後に、前記シール
ドトンネルのセグメントに設けられた海水取入れ用の取
水孔を外部と連通させるようにした。このように構成さ
れた取水管の構築方法によれば、取水管となるシールド
トンネルは、発進立坑から直上部を専有することなく構
築することができる。前記シールドトンネルは、前記発
進立坑から海岸側に向けて形成した後に、海底面下でU
ターンさせて、前記発進立坑に戻るように形成すること
もできる。この構成によれば、シールドトンネルを形成
するシールド掘進機の回収、再利用が可能になる。前記
取水孔は、前記セグメントに予め形成されていて、前記
シールドトンネルの構築中蓋体により閉止されており、
当該シールドトンネルの構築後に、前記蓋体を撤去する
ことにより、海水取入れ機能を持たせることができる。
この構成によれば、シールドトンネルを支障なく円滑に
形成することができる。前記蓋体の撤去は、前記シール
ドトンネル内に圧気を導入して、海水の浸入を防止しな
がら行うことができる。また、前記蓋体の撤去は、前記
シールドトンネル内に海水ないしは水を導入して行うこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図4は、本発明にかかる取水管の構築方法の一実施例
を示している。
【0015】同図に示した構築方法では、まず、図1に
示すように、海水淡水化プラントなどの海水処理施設
(図示省略)が建造される海岸の近傍に発進立坑10
が、地中に構築される。
【0016】この発進立坑10は、公知の各種土留め壁
工法やケーソン工法などにより、下端が閉止された状態
で所定深度まで構築されるものであって、構築後には、
取入れた海水の貯水槽として機能する。
【0017】発進立坑10の構築が完了すると、その底
部に図示省略のシールド掘進機が設置され、発進立坑1
0の壁を破断して、シールド掘進機を海岸側に向けて発
進させ、図1に点線で示したようなシールドトンネル1
2の構築が行われる。
【0018】シールドトンネル12は、構築後に取水管
となるものであって、通常のシールドトンネルの構築と
同様に、シールド掘進機の掘進に伴って、その後部側に
順次セグメントを円筒状に組立てることで構築される。
【0019】本実施例のシールドトンネル12は、発進
立坑10から海岸側に向かって直線状に延設され、その
先端は、所定深さの海底面の下まで到達し、且つ、海底
面下に位置している。
【0020】なお、このシールドトンネル12は、発進
立坑10から海岸側に向けて単数設けることだけでな
く、例えば、発進立坑10から海岸側に向かって放射状
に複数設けてもよい。
【0021】このようなシールドトンネル12の構築が
終了すると、シールド掘進機は、その位置で埋め殺しと
し、シールドトンネル12の先端部には、隔壁16が設
置される。
【0022】また、本実施例のシールドトンネル12の
セグメントは、図2に示すように、鉄筋コンクリートタ
イプのRCセグメント18と、鋳鉄タイプのダクタイル
セグメント20との2種類が用いられている。
【0023】RCセグメント18は、シールドトンネル
12の発進立坑10側と先端側とに使用され、これらの
RCセグメント18に挟まれた部分がダクタイルセグメ
ント20となっている。
【0024】RCセグメント18は、通常のシールド工
法で使用されているものであり、所定長さの筒状体を周
方向に沿って複数に分割したものを、周および長さ方向
に隣接する部分同士を相互にボルト結合させることで円
筒状に組立てられ、組立てられたセグメント18の内周
側に二次覆工コンクリート層を形成した後に、さらに、
その内周側に、防食のための、例えば、エポキシ樹脂ラ
イニング層を形成する。
【0025】本発明のシールドトンネル12に用いられ
るダクタイルセグメント20の一例を図5に示してい
る。同図に示したダクタイルセグメント20は、RCセ
グメント18と同様に、所定長さの筒状体を周方向に沿
って複数に分割したものであって、周および長さ方向に
隣接する部分を相互にボルト結合させることで環状に組
立てられる。
【0026】ダクタイルセグメント20は、セグメント
本体20aと、ポーラスコンクリート部20bと、取水
孔20cと、蓋体20dとを備えている。セグメント本
体20aは、鋳鉄板ないしは鋼板から構成され、長手方
向の両端に一対の連結用フランジ200aが設けられ、
フランジ200a間の外周面には、内方に向けて陥没し
た2つの凹状部201aが形成されている。
【0027】ポーラスコンクリート部20bは、透水性
を備えた多孔質体であって、凹状部201a内に充填固
化されている。取水孔20cは、2つの凹状部201a
の平坦な底面に貫通形成されている。
【0028】蓋体20dは、取水孔20cに着脱可能に
螺着固定されていて、取水孔20cを閉塞しているとと
もに、蓋体20dを撤去すると、ポーラスコンクリート
部20bを介して、取水孔20cを外部と連通させるこ
とができ、海水の取入れが可能になる。
【0029】また、図5に示したダクタイルセグメント
20では、外周の全周面にポーラスコンクリート部20
bが設けられているので、この部分の全体から海水を集
水することができ、集水範囲が拡大され、集水量が非常
に大きくなるとともに、取水孔20c側に向かう流速
が、表面側で小さくなるので、目詰まりが発生し難いと
いう利点もある。
【0030】シールドトンネル12の構築が終了する
と、図3に示すように、シールドトンネル12の坑口側
に隔壁20を設置し、シールドトンネル20内に圧気を
導入し、作業員がシールドトンネル12内に入って、ダ
クタイルセグメント20の蓋体20dを撤去する。
【0031】この場合、シールドトンネル12内に圧気
が導入されているので、蓋体20dを撤去しても、取水
孔20cから海水が流入することが防げるとともに、ト
ンネル12内に導入した圧気が、取水孔20cおよびポ
ーラスコンクリート部20bを通過して漏出すること
で、これらの部分の目詰まりを除去することができる。
【0032】そして、ダクタイルセグメント20の全て
の蓋体20dが撤去されると、シールドトンネル12内
に海水が一気に流入しないように、圧気圧を徐々に下げ
ながら、トンネル12内に取水孔20cを介して、海水
を取込む。
【0033】これと同時に、貯水槽となる発進立坑10
内ににも海水を取込み、発進立坑10内の水位が海面の
水位と平衡になった後に、坑口側の隔壁20を解放する
(図4参照)。
【0034】このような操作が終了すると、シールドト
ンネル12で構成された取水管の構築が完了し、発進立
坑10内に揚水ポンプ24を設置して、海水を処理設備
側に送出すことが可能になる。
【0035】さて、以上のようにして行われる取水管の
構築方法によれば、取水管となるシールドトンネル12
は、発進立坑10から直上部を専有することなく構築す
ることができるので、海上交通の阻害,漁業補償,海洋
汚染といった問題が一切発生しない。
【0036】また、本実施例の場合には、取水孔20c
は、セグメント20に予め形成されていて、シールドト
ンネル12の構築中蓋体20dにより閉止されており、
当該シールドトンネル12の構築後に、蓋体20dを撤
去することにより、外部連通させて、海水取入れ機能を
持たせるので、シールドトンネル12を支障なく円滑に
構築することができる。
【0037】さらに、本実施例の場合には、取水孔20
cの上部側にポーラスコンクリート部20bが設けられ
ているので、このポーラスコンクリート部20bがフィ
ルターとして機能し、砂や異物の侵入も防止することが
できる。
【0038】また、蓋体20dの撤去は、シールドトン
ネル12内に圧気を導入して、海水の浸入を防止しなが
ら行うことができるとともに、導入した圧気の漏出によ
り、取水孔20cおよびポーラスコンクリート部20b
の目詰まりも除去することができる。
【0039】なお、上記実施例で示した蓋体20c撤去
時の圧気の導入は、この方法に限られることはなく、例
えば、海水や水を導入して、発進立坑10内の水位と海
面の水位とを平衡状態に保って潜水作業により撤去して
もよい。
【0040】また、本実施例の場合には、シールドトン
ネル12の全てを上記構成のダクタイルセグメント20
で構成し、必要な個所だけ蓋体20cを撤去して、シー
ルドトンネル12の一部に取水機能を付与することもで
きる。
【0041】図6は、本発明の他の実施例を示していお
り、上記実施例と同一もしくは相当する部分には、同一
符号付してその説明を省略するとともに、以下にその特
徴点についてのみ説明する。
【0042】同図に示した実施例では、取水管となるシ
ールドトンネルは、第1および第2シールドトンネル1
2a,12bとから構成されている。各シールドトンネ
ル12a,12bは、発進立坑10から海岸側に向けて
形成した後に、海底面下でUターンさせて、再び発進立
坑10に戻るように形成されている。
【0043】このようなシールドトンネル12a,12
bを構築する際には、第1シールドトンネル12aを形
成して、発進立坑10に戻ってきたシールド掘進機を発
進立坑10内で方向転換させて、再発進させて第2シー
ルドトンネル12bを形成し、戻ってきたシールド掘進
機を発進立坑10内から撤去すれば形成される。
【0044】シールドトンネル12a,12bには、そ
れぞれ所定の個所にダクタイルセグメント20を用い、
上記実施例と同様に、トンネル12a,12bの構築後
に蓋体20dを撤去して、取水孔20cを解放して海水
取入れ機能を持たせる。
【0045】なお、図6に示したRCセグメント18
は、立坑10の近傍のみに用い、それ以外の部分をダク
タイルセグメント20で構成することもできる。
【0046】このように構成した取水管の構築方法によ
れば、上記実施例の作用効果に加えて、1台のシールド
掘進機で複数の取水管を構築することができるととも
に、シールドトンネル12a,12bを形成するシール
掘進機の回収,再利用が可能になる。
【0047】また、本発明の構築方法を応用すると、例
えば、淡水化した濃塩含有処理残水や、火力発電に利用
した温暖残水などをシールドトンネルにより海に放流す
ることも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる取水管の構築方法によれば、取水管の直
上部を専有することなく構築することができるので、海
上交通の阻害,漁業補償,海洋汚染といった問題が一切
発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる取水管の構築方法の最初の工程
の説明図である。
【図2】図1の工程に引き続いて行われる工程の説明図
である。
【図3】図2の工程に引き続いて行われる工程の説明図
である。
【図4】図3の工程に引き続いて行われる工程の説明図
である。
【図5】本発明の構築方法で用いるセグメントの一例を
示す組立て状態の斜視図と要部断面図である。
【図6】本発明にかかる構築方法の他の実施例を示す説
明図である。
【図7】従来の取水構造の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 発進立坑 12 シールドトンネル 12a,12b シールドトンネル 14 セグメント 16,22 隔壁 18 RCセグメント 20 ダクタイルセグメント 20a セグメント本体 20b ポーラスコンクリート部 20c 取水孔 20d 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16L 1/12 F16L 1/04 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水淡水化プラントなどの海水処理施設
    に海水を導入する取水管の構築方法において、 海岸の近傍に構築後に貯水槽となる発進立坑を構築し、
    この発進立坑から海岸側に向けて取水管用のシールドト
    ンネルを構築し、前記シールドトンネルの構築後に、前
    記シールドトンネルのセグメントに設けられた海水取入
    れ用の取水孔を外部と連通させることを特徴とする取水
    管の構築方法。
  2. 【請求項2】 前記シールドトンネルは、前記発進立坑
    から海岸側に向けて形成した後に、海底面下でUターン
    させて、前記発進立坑に戻るように形成することを特徴
    とする請求項1記載の取水管の構築方法。
  3. 【請求項3】 前記取水孔は、前記セグメントに予め形
    成されていて、前記シールドトンネルの構築中蓋体によ
    り閉止されており、当該シールドトンネルの構築後に、
    前記蓋体を撤去することにより、海水取入れ機能を持た
    せることを特徴とする請求項1または2記載の取水管の
    構築方法。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の撤去は、前記シールドトンネ
    ル内に圧気を導入して、海水の浸入を防止しながら行う
    ことを特徴とする請求項3記載の取水管の構築方法。
  5. 【請求項5】 前記蓋体の撤去は、前記シールドトンネ
    ル内に海水ないしは水を導入して行うことを特徴とする
    請求項3記載の取水管の構築方法。
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