JPH1162433A - シャッターの下縁構造 - Google Patents
シャッターの下縁構造Info
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- JPH1162433A JPH1162433A JP24046897A JP24046897A JPH1162433A JP H1162433 A JPH1162433 A JP H1162433A JP 24046897 A JP24046897 A JP 24046897A JP 24046897 A JP24046897 A JP 24046897A JP H1162433 A JPH1162433 A JP H1162433A
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- Japan
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- piece
- seat plate
- shutter
- strip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャッターを閉める際に発生する騒音を軽減
又は防止し、かつ、台風や大雨の際に、シャッター内に
雨水や砂塵等が侵入することを防止できるシャッターの
下縁構造の提供にある。 【解決手段】 スラットＡの下方に座板１を有し、か
つ、スラットＡが巻上げ・巻下げされる鋼鉄製シャッタ
ーＳに於て、補強帯板部４と、クッション部５と、弾性
マグネット帯片６と、を順次積層して形成した磁性帯状
下縁片３を、座板１の下縁２に、弾性マグネット帯片６
にて吸着したものである。
又は防止し、かつ、台風や大雨の際に、シャッター内に
雨水や砂塵等が侵入することを防止できるシャッターの
下縁構造の提供にある。 【解決手段】 スラットＡの下方に座板１を有し、か
つ、スラットＡが巻上げ・巻下げされる鋼鉄製シャッタ
ーＳに於て、補強帯板部４と、クッション部５と、弾性
マグネット帯片６と、を順次積層して形成した磁性帯状
下縁片３を、座板１の下縁２に、弾性マグネット帯片６
にて吸着したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッターの下縁
構造に関する。
構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スラットの下方に座板を有するシ
ャッターは、座板の下縁を地面に当接させて、閉状態と
するものである。このシャッターは、台風や大雨の際に
は、図10に示すように、座板の外縁部上に複数個の砂袋
ｂ…を載置することにより、座板と地面との隙間から、
雨水や砂塵等がシャッターａ内へ侵入することを防止し
ていた。
ャッターは、座板の下縁を地面に当接させて、閉状態と
するものである。このシャッターは、台風や大雨の際に
は、図10に示すように、座板の外縁部上に複数個の砂袋
ｂ…を載置することにより、座板と地面との隙間から、
雨水や砂塵等がシャッターａ内へ侵入することを防止し
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大雨の
中、高重量の砂袋ｂ…を座板の外縁部上に載置すること
は、非常に大変な作業であった。また、砂袋ｂ…間の隙
間から、雨水等がシャッターａ内に侵入する虞れがあっ
た。一方、通常、シャッターａを閉める際、座板が地面
に当接する瞬間に大きな騒音が発生して、非常に耳障り
であった。
中、高重量の砂袋ｂ…を座板の外縁部上に載置すること
は、非常に大変な作業であった。また、砂袋ｂ…間の隙
間から、雨水等がシャッターａ内に侵入する虞れがあっ
た。一方、通常、シャッターａを閉める際、座板が地面
に当接する瞬間に大きな騒音が発生して、非常に耳障り
であった。
【０００４】そこで、本発明は従来のこのような問題点
を解決して、シャッターを閉める際に発生する騒音を軽
減又は防止し、かつ、台風や大雨の際に、シャッター内
に雨水や砂塵等が侵入することを防止できるシャッター
の下縁構造を提供することを目的とする。
を解決して、シャッターを閉める際に発生する騒音を軽
減又は防止し、かつ、台風や大雨の際に、シャッター内
に雨水や砂塵等が侵入することを防止できるシャッター
の下縁構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、スラットの下方に座板を有し、かつ、該
スラットが巻上げ・巻下げされる鋼鉄製シャッターに於
て、補強帯板部と、クッション部と、弾性マグネット帯
片と、を順次積層して形成した磁性帯状下縁片を、上記
座板の下縁に、上記弾性マグネット帯片にて吸着したも
のである。
成するために、スラットの下方に座板を有し、かつ、該
スラットが巻上げ・巻下げされる鋼鉄製シャッターに於
て、補強帯板部と、クッション部と、弾性マグネット帯
片と、を順次積層して形成した磁性帯状下縁片を、上記
座板の下縁に、上記弾性マグネット帯片にて吸着したも
のである。
【０００６】また、スラットの下方に座板を有し、か
つ、該スラットが巻上げ・巻下げされるシャッターに於
て、補強帯板部と、クッション部と、粘着剤層と、を順
次積層して形成した貼性帯状下縁片を、上記座板の下縁
に、上記粘着剤層にて貼着したものである。
つ、該スラットが巻上げ・巻下げされるシャッターに於
て、補強帯板部と、クッション部と、粘着剤層と、を順
次積層して形成した貼性帯状下縁片を、上記座板の下縁
に、上記粘着剤層にて貼着したものである。
【０００７】また、補強帯板部を外方に延伸すると共
に、該延伸片の表て面の外縁端部に弾性マグネット帯片
を付設し、かつ、上記延伸片にて座板の外縁部を巻込ん
で包囲すると共に、該延伸片を上記弾性マグネット帯片
にて上記外縁部に吸着するように構成したものである。
に、該延伸片の表て面の外縁端部に弾性マグネット帯片
を付設し、かつ、上記延伸片にて座板の外縁部を巻込ん
で包囲すると共に、該延伸片を上記弾性マグネット帯片
にて上記外縁部に吸着するように構成したものである。
【０００８】また、補強帯板部を後方に延伸すると共
に、該延伸片の表て面の外縁端部に粘着剤層を付設し、
かつ、上記延伸片にて座板の外縁部を巻込んで包囲する
と共に、該延伸片を上記粘着剤層にて上記外縁部に貼着
するように構成したものである。
に、該延伸片の表て面の外縁端部に粘着剤層を付設し、
かつ、上記延伸片にて座板の外縁部を巻込んで包囲する
と共に、該延伸片を上記粘着剤層にて上記外縁部に貼着
するように構成したものである。
【０００９】また、磁性帯状下縁片の幅寸法を、座板の
幅寸法よりも、僅かに長く設定して、上記下縁片を、上
記座板の両側方から僅かに突出させると共に、該突出片
が、ガイドレール内に収納されるように構成するのがよ
い。
幅寸法よりも、僅かに長く設定して、上記下縁片を、上
記座板の両側方から僅かに突出させると共に、該突出片
が、ガイドレール内に収納されるように構成するのがよ
い。
【００１０】また、貼性帯状下縁片の幅寸法を、座板の
幅寸法よりも、僅かに長く設定して、上記下縁片を、上
記座板の両側方から僅かに突出させると共に、該突出片
が、ガイドレール内に収納されるように構成するのがよ
い。
幅寸法よりも、僅かに長く設定して、上記下縁片を、上
記座板の両側方から僅かに突出させると共に、該突出片
が、ガイドレール内に収納されるように構成するのがよ
い。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下の実施の形態を示す図面に基
づいて、本発明を詳説する。
づいて、本発明を詳説する。
【００１２】図１は、本発明に係るシャッターの下縁構
造の実施の一形態を示す。この下縁構造とは、スラット
Ａの下方に座板１を有し、かつ、このスラットＡが巻上
げ・巻下げされる鋼鉄製シャッターＳに於て、この座板
１の下縁２に、磁性帯状下縁片３が付設されたものであ
る。なお、スラットＡとは、シャッターＳを構成する多
数枚の帯板材を言う。
造の実施の一形態を示す。この下縁構造とは、スラット
Ａの下方に座板１を有し、かつ、このスラットＡが巻上
げ・巻下げされる鋼鉄製シャッターＳに於て、この座板
１の下縁２に、磁性帯状下縁片３が付設されたものであ
る。なお、スラットＡとは、シャッターＳを構成する多
数枚の帯板材を言う。
【００１３】そして、磁性帯状下縁片３の奥行寸法は、
座板１の奥行寸法と略同一とされている。また、この磁
性帯状下縁片３は、図２に示すように、補強帯板部４
と、クッション部５と、複数個の弾性マグネット帯片
６，６（図例では２個）と、を順次積層して形成されて
いる。
座板１の奥行寸法と略同一とされている。また、この磁
性帯状下縁片３は、図２に示すように、補強帯板部４
と、クッション部５と、複数個の弾性マグネット帯片
６，６（図例では２個）と、を順次積層して形成されて
いる。
【００１４】具体的に述べると、補強帯板部４には、ゴ
ムや軟質プラスチック等が用いられる。また、クッショ
ン部５には、弾性圧縮自在な発泡樹脂や発泡ゴム等の素
材が用いられる。また、弾性マグネット帯片６は、鉄粉
を練り込んだ弾性変形自在な素材を磁化した細長矩形状
の帯片としたものである。
ムや軟質プラスチック等が用いられる。また、クッショ
ン部５には、弾性圧縮自在な発泡樹脂や発泡ゴム等の素
材が用いられる。また、弾性マグネット帯片６は、鉄粉
を練り込んだ弾性変形自在な素材を磁化した細長矩形状
の帯片としたものである。
【００１５】つまり、磁性帯状下縁片３は、図１に示し
たように、弾性マグネット帯片６，６にて、座板１の下
縁２に吸着されている。なお、この下縁片３の厚さ寸法
Ｔ3は、シャッターＳの現物の状況や使用目的に応じて
設定するのが好ましいが、約15mm〜30mm程度に設定する
のが好ましい。
たように、弾性マグネット帯片６，６にて、座板１の下
縁２に吸着されている。なお、この下縁片３の厚さ寸法
Ｔ3は、シャッターＳの現物の状況や使用目的に応じて
設定するのが好ましいが、約15mm〜30mm程度に設定する
のが好ましい。
【００１６】また、この磁性帯状下縁片３は、弾性マグ
ネット帯片６によって座板に吸着されているので、座板
１に着脱自在であり、使用方法としては、常時、下縁片
３を座板１の下縁２に取付けて使用する方法と、必要時
のみ取付けて使用する方法がある。
ネット帯片６によって座板に吸着されているので、座板
１に着脱自在であり、使用方法としては、常時、下縁片
３を座板１の下縁２に取付けて使用する方法と、必要時
のみ取付けて使用する方法がある。
【００１７】次に、図３は、他の実施の形態を示すもの
であって、基本的には図１と同一の符号は同一の構成と
する。そして、補強帯板部４を外方に延伸して延伸片７
を形成し、この延伸片７の表て面の外縁端部７ａに、弾
性マグネット帯片６を付設する。次に、上述したよう
に、磁性帯状下縁片３を座板１の下縁２に吸着させる。
であって、基本的には図１と同一の符号は同一の構成と
する。そして、補強帯板部４を外方に延伸して延伸片７
を形成し、この延伸片７の表て面の外縁端部７ａに、弾
性マグネット帯片６を付設する。次に、上述したよう
に、磁性帯状下縁片３を座板１の下縁２に吸着させる。
【００１８】そして、この延伸片７を、矢印Ｅ方向に引
張り上げ、続いて、仮想線で示したように、この延伸片
７にて座板１の外縁部１ａを巻込んで包囲した後、この
延伸片７を弾性マグネット帯片６にて、外縁部１ａに吸
着させるものである。つまり、この延伸片７によって、
座板１の外縁部１ａに発生する錆を防止したり、発生し
た錆を外部から見えなくするようにできる。
張り上げ、続いて、仮想線で示したように、この延伸片
７にて座板１の外縁部１ａを巻込んで包囲した後、この
延伸片７を弾性マグネット帯片６にて、外縁部１ａに吸
着させるものである。つまり、この延伸片７によって、
座板１の外縁部１ａに発生する錆を防止したり、発生し
た錆を外部から見えなくするようにできる。
【００１９】次に、図４は、本発明に係るシャッターの
下縁構造の他の実施の形態を示す。この下縁構造とは、
スラットＡの下方に座板１を有し、かつ、このスラット
Ａが巻上げ・巻下げされるシャッターＳに於て、この座
板１の下縁２に、貼性帯状下縁片８が付設されたもので
ある。なお、このシャッターＳは、鋼鉄製だけでなく、
アルミ合金，ステンレス，プラスチック等の素材のもの
をいう。
下縁構造の他の実施の形態を示す。この下縁構造とは、
スラットＡの下方に座板１を有し、かつ、このスラット
Ａが巻上げ・巻下げされるシャッターＳに於て、この座
板１の下縁２に、貼性帯状下縁片８が付設されたもので
ある。なお、このシャッターＳは、鋼鉄製だけでなく、
アルミ合金，ステンレス，プラスチック等の素材のもの
をいう。
【００２０】そして、貼性帯状下縁片８の奥行寸法は、
座板１の奥行寸法と略同一とされている。また、図５に
示すように、この貼性帯状下縁片８は、補強帯板部９
と、クッション部10と、粘着剤層11と、を順次積層して
形成されている。なお、この下縁片８の厚さ寸法Ｔ8
は、約15mm〜30mm程度に設定するのが好ましい。
座板１の奥行寸法と略同一とされている。また、図５に
示すように、この貼性帯状下縁片８は、補強帯板部９
と、クッション部10と、粘着剤層11と、を順次積層して
形成されている。なお、この下縁片８の厚さ寸法Ｔ8
は、約15mm〜30mm程度に設定するのが好ましい。
【００２１】具体的に述べると、補強帯板部９、及び、
クッション部10には、上述した磁性帯状下縁片３の補強
帯板部４及びクッション部５と同様の素材を用い、粘着
剤層11は、硬化性樹脂等であって、鉄やプラスチック等
に貼着可能な粘着剤にて形成されている。なお、この粘
着剤層11は、貼着前には、上面に剥離紙12が付設されて
いる。
クッション部10には、上述した磁性帯状下縁片３の補強
帯板部４及びクッション部５と同様の素材を用い、粘着
剤層11は、硬化性樹脂等であって、鉄やプラスチック等
に貼着可能な粘着剤にて形成されている。なお、この粘
着剤層11は、貼着前には、上面に剥離紙12が付設されて
いる。
【００２２】つまり、貼性帯状下縁片８は、剥離紙12を
取外した後、図４に示したように、粘着剤層11にて、座
板１の下縁２に貼着される。なお、貼性帯状下縁片８
は、常時、座板１の下縁２に取付けられて使用される。
取外した後、図４に示したように、粘着剤層11にて、座
板１の下縁２に貼着される。なお、貼性帯状下縁片８
は、常時、座板１の下縁２に取付けられて使用される。
【００２３】次に、図６は、別の実施の形態を示すもの
であって、基本的には図４と同様の構成であるが、補強
帯板部９を外方に延伸して延伸片13を形成し、この延伸
片13の表て面の外縁端部13ａに、粘着剤層11を付設す
る。なお、（図示省略するが、）この粘着剤層11の上面
には、剥離紙12が付設されている。
であって、基本的には図４と同様の構成であるが、補強
帯板部９を外方に延伸して延伸片13を形成し、この延伸
片13の表て面の外縁端部13ａに、粘着剤層11を付設す
る。なお、（図示省略するが、）この粘着剤層11の上面
には、剥離紙12が付設されている。
【００２４】次に、この剥離紙12を取外した後、図３に
て上述した延伸片７と同様の方法で、延伸片13を粘着剤
層11にて、外縁部１ａに貼着させるものである。つま
り、上述した延伸片７と同様に、この延伸片13によっ
て、座板１の外縁部１ａに発生する錆を防止したり、発
生した錆を外部から見えなくするようにできる。
て上述した延伸片７と同様の方法で、延伸片13を粘着剤
層11にて、外縁部１ａに貼着させるものである。つま
り、上述した延伸片７と同様に、この延伸片13によっ
て、座板１の外縁部１ａに発生する錆を防止したり、発
生した錆を外部から見えなくするようにできる。
【００２５】また、図７に示すように、磁性帯状下縁片
３の幅寸法Ｗ3 を、座板１の幅寸法Ｗ1 よりも、僅かに
長く設定する。そして、この下縁片３を座板１の両側方
から僅かに突出させ、突出片14，14が、ガイドレール
Ｒ，Ｒ内に収納されるように構成してもよい。つまり、
この突出片14の奥行寸法は、ガイドレールＲの溝幅寸法
よりも僅かに小さく設定される。
３の幅寸法Ｗ3 を、座板１の幅寸法Ｗ1 よりも、僅かに
長く設定する。そして、この下縁片３を座板１の両側方
から僅かに突出させ、突出片14，14が、ガイドレール
Ｒ，Ｒ内に収納されるように構成してもよい。つまり、
この突出片14の奥行寸法は、ガイドレールＲの溝幅寸法
よりも僅かに小さく設定される。
【００２６】この突出片14によって、ガイドレールＲと
シャッターＳとの間の隙間から、雨水や砂塵等が、シャ
ッターＳ内に侵入することを防止できる。なお、この突
出片14の長さ寸法は、３cm〜８cmに設定するのが好まし
い。また、貼性帯状下縁片８の幅寸法Ｗ8 も、上述した
磁性帯状下縁片３と同様に構成して、突出片14，14を設
けても好ましい。
シャッターＳとの間の隙間から、雨水や砂塵等が、シャ
ッターＳ内に侵入することを防止できる。なお、この突
出片14の長さ寸法は、３cm〜８cmに設定するのが好まし
い。また、貼性帯状下縁片８の幅寸法Ｗ8 も、上述した
磁性帯状下縁片３と同様に構成して、突出片14，14を設
けても好ましい。
【００２７】図８は、図２に代わる実施の形態を示した
ものである。即ち、弾性マグネット帯片６を一枚の薄板
状とし、その平面的な形状（寸法）をクッション部５と
略同一としたものである。なお、この弾性マグネット帯
片６の厚さ寸法は、0.6 mm〜1.8mm に設定するのが好ま
しい。即ち、磁性帯状下縁片３の厚さ寸法Ｔ3 を小さく
することにより、不使用時には、座板１（図１参照）か
ら取外して巻状としてコンパクトに収納できる。
ものである。即ち、弾性マグネット帯片６を一枚の薄板
状とし、その平面的な形状（寸法）をクッション部５と
略同一としたものである。なお、この弾性マグネット帯
片６の厚さ寸法は、0.6 mm〜1.8mm に設定するのが好ま
しい。即ち、磁性帯状下縁片３の厚さ寸法Ｔ3 を小さく
することにより、不使用時には、座板１（図１参照）か
ら取外して巻状としてコンパクトに収納できる。
【００２８】また、図９（ａ）は、図３に代わる実施の
形態の要部を示したものである。つまり、図８で示した
磁性帯状下縁片３の補強帯板部４を外方に延伸して延伸
片７を形成し、この延伸片７の表て面の外縁端部７ａに
付設する弾性マグネット帯片６を、薄板状───厚さ寸
法を0.6 mm〜1.8mm とするのが良い───としたもので
ある。
形態の要部を示したものである。つまり、図８で示した
磁性帯状下縁片３の補強帯板部４を外方に延伸して延伸
片７を形成し、この延伸片７の表て面の外縁端部７ａに
付設する弾性マグネット帯片６を、薄板状───厚さ寸
法を0.6 mm〜1.8mm とするのが良い───としたもので
ある。
【００２９】また、図９（ｂ）に示すように、ガイドレ
ールＲ（図７参照）の溝幅寸法よりも奥行寸法を僅かに
小さく設定した突出片14，14を両側方に突出し、この突
出片14，14上にも薄板状の弾性マグネット帯片６を積層
するようにしても好ましい。
ールＲ（図７参照）の溝幅寸法よりも奥行寸法を僅かに
小さく設定した突出片14，14を両側方に突出し、この突
出片14，14上にも薄板状の弾性マグネット帯片６を積層
するようにしても好ましい。
【００３０】
【発明の効果】本発明は、以下に記載するような著大な
効果を奏する。
効果を奏する。
【００３１】（請求項１によれば、）台風や大雨の際
に、座板１と地面との隙間から、雨水，砂ぼこり及び砂
塵等がシャッターＳ内に侵入することを確実に防止でき
る。また、磁性帯状下縁片３は圧縮性を有しているの
で、シャッターＳを閉める際にも邪魔にならず、座板１
の下縁２が地面に当接した際に発生する騒音を軽減又は
防止することができる。
に、座板１と地面との隙間から、雨水，砂ぼこり及び砂
塵等がシャッターＳ内に侵入することを確実に防止でき
る。また、磁性帯状下縁片３は圧縮性を有しているの
で、シャッターＳを閉める際にも邪魔にならず、座板１
の下縁２が地面に当接した際に発生する騒音を軽減又は
防止することができる。
【００３２】さらに、この下縁片３は、柔らかい素材に
て形成されているので、シャッターＳを閉める際に生ず
る下縁２に頭部を打つ事故の護衛の役目をなす。しか
も、この下縁片３には弾性マグネット帯片６を積層して
いるので、座板１の下縁２への取付け・取外しが容易で
あるため、必要時のみ取付けることが可能であり、至便
である。
て形成されているので、シャッターＳを閉める際に生ず
る下縁２に頭部を打つ事故の護衛の役目をなす。しか
も、この下縁片３には弾性マグネット帯片６を積層して
いるので、座板１の下縁２への取付け・取外しが容易で
あるため、必要時のみ取付けることが可能であり、至便
である。
【００３３】（請求項２によれば、）台風や大雨の際
に、座板１と地面との隙間から、雨水，砂ぼこり及び砂
塵等がシャッターＳ内に侵入することを確実に防止でき
る。また、貼性帯状下縁片８は圧縮性を有しているの
で、シャッターＳを閉める際にも邪魔にならず、座板１
の下縁２が地面に当接した際に発生する騒音を軽減又は
防止することができる。
に、座板１と地面との隙間から、雨水，砂ぼこり及び砂
塵等がシャッターＳ内に侵入することを確実に防止でき
る。また、貼性帯状下縁片８は圧縮性を有しているの
で、シャッターＳを閉める際にも邪魔にならず、座板１
の下縁２が地面に当接した際に発生する騒音を軽減又は
防止することができる。
【００３４】さらに、この下縁片８は、柔らかい素材に
て形成されているので、シャッターＳを閉める際に生ず
る下縁２に頭部を打つ事故の護衛の役目をなす。しか
も、この下縁片８には粘着剤層11を積層しているので、
座板１の下縁２への取付けが容易であり、下縁２に強固
に取付けておくことができる。また、シャッターＳの材
質を限定せず、使用できる。
て形成されているので、シャッターＳを閉める際に生ず
る下縁２に頭部を打つ事故の護衛の役目をなす。しか
も、この下縁片８には粘着剤層11を積層しているので、
座板１の下縁２への取付けが容易であり、下縁２に強固
に取付けておくことができる。また、シャッターＳの材
質を限定せず、使用できる。
【００３５】（請求項３と４によれば、）座板１の外縁
部１ａに発生する錆を防止し、また、発生した場合で
も、その錆を外部から見えなくすることができる。（請
求項５と６によれば、）ガイドレールＲとシャッターＳ
の間の隙間から、雨水，砂ぼこり及び砂塵等がシャッタ
ーＳ内に侵入することを容易に防止できる。
部１ａに発生する錆を防止し、また、発生した場合で
も、その錆を外部から見えなくすることができる。（請
求項５と６によれば、）ガイドレールＲとシャッターＳ
の間の隙間から、雨水，砂ぼこり及び砂塵等がシャッタ
ーＳ内に侵入することを容易に防止できる。
【図１】本発明の実施の一形態を示す断面側面図であ
る。
る。
【図２】要部の断面側面図である。
【図３】他の実施の形態を示す断面側面図である。
【図４】別の実施の形態を示す断面側面図である。
【図５】要部の断面側面図である。
【図６】さらに別の実施の形態を示す断面側面図であ
る。
る。
【図７】寸法関係を説明するための正面図である。
【図８】さらに他の実施の形態を示す要部断面図であ
る。
る。
【図９】別の実施の形態を示す要部断面図と斜視図であ
る。
る。
【図10】従来例を示す正面図である。
１ 座板 １ａ 外縁部 ２ 下縁 ３ 磁性帯状下縁片 ４ 補強帯板部 ５ クッション部 ６ 弾性マグネット帯片 ７ 延伸片 ７ａ 外縁端部 ８ 貼性帯状下縁片 ９ 補強帯板部 10 クッション部 11 粘着剤層 13 延伸片 13ａ 外縁端部 14 突出片 Ａ スラット Ｒ ガイドレール Ｓ シャッター Ｗ1 座板の幅寸法 Ｗ3 磁性帯状下縁片の幅寸法 Ｗ8 貼性帯状下縁片の幅寸法
Claims (6)
- 【請求項１】 スラットＡの下方に座板１を有し、か
つ、該スラットＡが巻上げ・巻下げされる鋼鉄製シャッ
ターＳに於て、補強帯板部４と、クッション部５と、弾
性マグネット帯片６と、を順次積層して形成した磁性帯
状下縁片３を、上記座板１の下縁２に、上記弾性マグネ
ット帯片６にて吸着したことを特徴とするシャッターの
下縁構造。 - 【請求項２】 スラットＡの下方に座板１を有し、か
つ、該スラットＡが巻上げ・巻下げされるシャッターＳ
に於て、補強帯板部９と、クッション部10と、粘着剤層
11と、を順次積層して形成した貼性帯状下縁片８を、上
記座板１の下縁２に、上記粘着剤層11にて貼着したこと
を特徴とするシャッターの下縁構造。 - 【請求項３】 補強帯板部４を外方に延伸すると共に、
該延伸片７の表て面の外縁端部７ａに弾性マグネット帯
片６を付設し、かつ、上記延伸片７にて座板１の外縁部
１ａを巻込んで包囲すると共に、該延伸片７を上記弾性
マグネット帯片６にて上記外縁部１ａに吸着するように
構成した請求項１記載のシャッターの下縁構造。 - 【請求項４】 補強帯板部９を外方に延伸すると共に、
該延伸片13の表て面の外縁端部13ａに粘着剤層11を付設
し、かつ、上記延伸片13にて座板１の外縁部１ａを巻込
んで包囲すると共に、該延伸片13を上記粘着剤層11にて
上記外縁部１ａに貼着するように構成した請求項２記載
のシャッターの下縁構造。 - 【請求項５】 磁性帯状下縁片３の幅寸法Ｗ3 を、座板
１の幅寸法Ｗ1 よりも、僅かに長く設定して、上記下縁
片３を、上記座板１の両側方から僅かに突出させると共
に、該突出片14，14が、ガイドレールＲ，Ｒ内に収納さ
れるように構成した請求項１又は３記載のシャッターの
下縁構造。 - 【請求項６】 貼性帯状下縁片８の幅寸法Ｗ8 を、座板
１の幅寸法Ｗ1 よりも、僅かに長く設定して、上記下縁
片８を、上記座板１の両側方から僅かに突出させると共
に、該突出片14，14が、ガイドレールＲ，Ｒ内に収納さ
れるように構成した請求項２又は４記載のシャッターの
下縁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24046897A JPH1162433A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | シャッターの下縁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24046897A JPH1162433A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | シャッターの下縁構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162433A true JPH1162433A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=17059969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24046897A Pending JPH1162433A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | シャッターの下縁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1162433A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200457114Y1 (ko) | 2009-12-31 | 2011-12-06 | (주)블라인드팩토리 | 스크린 셔터 장치 |
| KR101517874B1 (ko) * | 2014-07-22 | 2015-05-11 | 백원남 | 공기층을 이용하여 단열 성능을 향상시킨 창호용 자연 환기 장치 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP24046897A patent/JPH1162433A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200457114Y1 (ko) | 2009-12-31 | 2011-12-06 | (주)블라인드팩토리 | 스크린 셔터 장치 |
| KR101517874B1 (ko) * | 2014-07-22 | 2015-05-11 | 백원남 | 공기층을 이용하여 단열 성능을 향상시킨 창호용 자연 환기 장치 |
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