JPH1162203A - 床暖房装置及びその施工方法 - Google Patents

床暖房装置及びその施工方法

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JPH1162203A
JPH1162203A JP21885297A JP21885297A JPH1162203A JP H1162203 A JPH1162203 A JP H1162203A JP 21885297 A JP21885297 A JP 21885297A JP 21885297 A JP21885297 A JP 21885297A JP H1162203 A JPH1162203 A JP H1162203A
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Michiharu Kamikawa
道治 上川
Katsuhiko Kuroyama
勝彦 黒山
Tomoyasu Hirano
友康 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床暖房下地材に対する仕上げ床材の取り付
け、取り替えを容易にする。仕上げ床材の取付け位置に
自由度を持たせて簡単に且つ短時間で施工できる。仕上
げ床材の目隙き、突き上げ、歪みなどの発生を確実に防
止する。 【解決手段】 断熱材1の表面に発熱体2と均熱シート
3とを順次積層して床暖房下地材4が構成され、この床
暖房下地材4の表面に仕上げ床材5が積層された床暖房
装置Aである。床暖房下地材4の均熱シート3の表面
に、仕上げ床材5の裏面と対面する領域の略全面に亘っ
て下側の面係合部材6を取着すると共に、仕上げ床材5
の裏面の周辺領域に該下側の面係合部材6に係合する上
側の面係合部材7を取着し、上下の面係合部材6,7を
互いに係合させることにより、床暖房下地材4の表面に
仕上げ床材5が固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床暖房装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、新築時に施工される床暖房装
置として、例えば図11に示すように、根太50間にグ
ラスウール等の断熱材51を設け、根太50の上に12
mm厚程度の合板を捨て貼り床52として取付け、その
後、発熱体を内蔵した床暖房パネル53を木ねじ、接着
剤等で捨て貼り床52に固定し、さらに壁56側の段差
は床暖房パネル53と同じ厚さの段差調整板54を取付
けて、床全体を面一にした後に、木質の耐熱フローリン
グ材55をゴム系或いはエポキシ系の接着剤で全面直貼
りを行っていた。なお、壁際の伸縮は、後で幅木57を
取付けて吸収するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の床暖
房装置にあっては、新築時に取付け施工されるものであ
り、後付けで壁から壁まで床全面を床暖房にフローリン
グ仕上げするのは、大掛りなリフォーム工事が必要とな
り敬遠されていた。しかも、従来の床暖房は、フローリ
ング材55に床暖房時の熱膨張や、吸湿乾燥による伸縮
による目隙きや突き上げが発生しないように、フローリ
ング材55を接着剤で全面直貼りをするのが普通であ
り、このような作業は相当な熟練を要するものであり、
且つ相当な施工時間を必要とするので、コスト高となっ
ていた。さらに、全面直貼りの場合には、仮りに接着剤
のバラツキ等によって接着力がアンバランスになってい
ると、フローリング材55の伸縮の影響が接着力の弱い
部分に集中する傾向があり、そのために従来では目隙
き、突き上げ、歪みなどの発生を完全に防止することが
できなくなり、そのうえ部分的にフローリング材55に
傷が付いた場合や、発熱体の故障などの場合には、床全
面を張り替えるという大掛りな工事が必要であった。
【0004】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、床暖房下地材への仕上げ床材の取り付け、取り替
えが容易となり、しかも仕上げ床材の取付け位置に自由
度を持たせることができ、簡単に且つ短時間で施工でき
ると共に、仕上げ床材の目隙き、突き上げ、歪みなどの
発生を完全に防止できるようにした床暖房装置を提供す
ることを課題とし、また、専門的な技術を必要とせず、
素人でも床工事が可能な床暖房装置の施工方法を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、断熱材1の表面に発熱体2と均熱シート
3とを順次積層して床暖房下地材4が構成され、この床
暖房下地材4の表面に仕上げ床材5が積層された床暖房
装置において、床暖房下地材4の均熱シート3の表面
に、仕上げ床材5の裏面と対面する領域の略全面に亘っ
て下側の面係合部材6を取着すると共に、仕上げ床材5
の裏面の周辺領域に該下側の面係合部材6に係合する上
側の面係合部材7を取着し、上下の面係合部材6,7を
互いに係合させることにより、床暖房下地材4の表面に
仕上げ床材5が固定されて成ることを特徴としており、
このように構成することで、床暖房下地材4への仕上げ
床材5の取り付け、取り替えが容易となり、施工を簡単
に且つ短時間で行うことができる。また、下側の面係合
部材6は床暖房下地材4の表面略全体に取着されている
ので、仕上げ床材5を床暖房下地材4のどの位置にも自
由に取付けることができ、仕上げ床材5の取付け位置に
自由度を持たせることができ、一方、上側の面係合部材
7は仕上げ床材5の裏面の周辺領域に取着されているの
で、下側の面係合部材6との係合力に偏りが発生するこ
とがなくなり、仕上げ床材5の目隙き、突き上げ、歪み
などの発生をより完全に防止できると同時に、仕上げ床
材5を剥がし易くすることができ、リフォーム工事も簡
単に行うことができる。
【0006】ここで、上記床暖房下地材4に、その表面
と略平行な方向に面状補強部材8を配設するのが好まし
く、この場合、床暖房下地材4の表面側を面状補強部材
8で補強することができ、床暖房下地材4の下面側がフ
ェルトのような断熱材1であっても、仕上げ床材5の水
平方向の動きを止めることができ、歩行時などに仕上げ
床材5が横方向に動く恐れをなくすことができる。
【0007】上記仕上げ床材5を平面視で四角形状と
し、仕上げ床材5の裏面に仕上げ床材5の一辺に沿って
複数の凹溝9を互いに平行に形成するのが好ましく、こ
の場合、凹溝9によって仕上げ床材5の伸縮の吸収を確
実に行えるようになる。上記床暖房下地材4に取着され
る下側の面係合部材6をループ状に形成し、仕上げ床材
5に取着される上側の面係合部材7をフック状に形成す
るのが好ましく、この場合、軟らかいループ状の面係合
部材6を床暖房下地材4の表面に大きな面積で取付ける
ことによって、施工時に床暖房下地材4上を歩くときの
歩行感がよくなる。
【0008】また本発明は、断熱材1の表面に発熱体2
と均熱シート3とを順次積層して床暖房下地材4を構成
し、この床暖房下地材4の表面に仕上げ床材5を積層す
るようにした床暖房装置の施工方法において、床暖房下
地材4の均熱シート3の表面に、仕上げ床材5の裏面と
対面する領域の略全面に亘って下側の面係合部材6を取
着すると共に、仕上げ床材5の裏面の周辺領域に該下側
の面係合部材6に係合する上側の面係合部材7を取着
し、上下の面係合部材6,7間に施工シート10を介在
させた状態で仕上げ床材5上に仕上げ床材5を載置して
仕上げ床材5を位置調整した後に、施工シート10を抜
き取って上下の面係合部材6,7を互いに係合させるこ
とにより、床暖房下地材4の表面に仕上げ床材5を固定
するようにしたことを特徴としている。従って、面係合
部材6,7を係合させる前に施工シート10を床暖房下
地材4と仕上げ床材5との間に挟むことにより、仕上げ
床材5を施工シート10上を滑らせながら位置調整して
接合精度を高めることができるので、専門的な技術を必
要とせず、素人でも床工事が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。本実施形態の床暖房装置Aは、図2に示すよ
うに、フェルト等の断熱材1の表面に、電熱ヒータ線か
らなる発熱体2と、均熱シート3と、多数のループ状の
面係合部材6を備えた面ファスナー11とが順次積層さ
れて接着された床暖房下地材4と、裏面にフック状の面
係合部材7を備えた面ファスナー12が取着された仕上
げ床材5とで構成されている。尚、発熱体2は電熱ヒー
タ線に限られず、例えば温水チューブを均熱シート3の
下面側に配設するようにしてもよいものである。
【0010】ここで、床暖房下地材4の均熱シート3の
表面に取着される下側の面係合部材6は、仕上げ床材5
の裏面と対面する領域の略全面に亘って配置されてい
る。面係合部材6は多数の軟らかいループ状に形成され
ている。また、床暖房下地材4の表面には、ガラスクロ
ス等のような薄くて強靱な面状補強部材8(シート層)
が積層されている。この面状補強部材8は床暖房下地材
4の表面と略平行な方向(水平方向)にシート状に形成
されており、面状補強部材8の上面から上記各ループ状
の面係合部材6がそれぞれ突出している。面状補強部材
8は、仕上げ床材5の水平方向(図1の左右方向)の動
きを止める働きをする。尚、面状補強部材8は、後述す
るスペーサマット13の表面にも同様に取着されてい
る。図2中の10は施工シートである。この施工シート
10は、上下の面係合部材6,7の係合前に面係合部材
6,7間に介在され、後述の木質フローリング材5aの
位置調整後に抜き取られるものであって、木質フローリ
ング材5aよりも一回り大きいサイズに形成されてお
り、木質フローリング材5aとの接合精度を高める働き
をする。
【0011】一方、仕上げ床材5は、図1に示すよう
に、平面視で長方形状に形成された複数の耐熱性の木質
フローリング材5aから成る。各木質フローリング材5
aの裏面の周辺領域には、図3(c)に示すように、帯
状の面ファスナー12が略ロ字状に取着されている。こ
の面ファスナー12には、フック状の硬い突起から成る
面係合部材7(図2)が多数突設されている。
【0012】また、木質フローリング材5aの裏面には
その一辺に沿って複数の凹溝9が形成されている。図3
(c)に示す実施形態では、凹溝9は木質フローリング
材5aの長辺側の一辺と直交する方向Fに沿って互いに
平行に形成されている。これら凹溝9は木質フローリン
グ材5aの膨張、伸縮、ねじれなどの変形を防止する働
きをする。
【0013】また、各木質フローリング材5aの四辺に
は、凹凸の接合実部16が形成されている。この接合実
部16は、図4に示すように、木質フローリング材5a
の膨張、伸縮に対して遊びを作り、過剰な伸縮を吸収で
きるような形状としてある。つまり、木質フローリング
材5aの接合時に、雌実15の下側凸部15aが雄実1
4の下面14aに当たることによって、遊びdを持った
状態で接合されており、これにより、施工後において過
剰に伸長した場合には、雄実14の下面14aが雌実1
5の下側凸部15aを下方向に押し下げるようにして木
質フローリング材5a同士が接近することで、突き上げ
等が生じないものであり、また、過剰に収縮した場合に
は、雄実14と雌実15との左右の重なりLで縮みを吸
収して、既存の床17が見えるのを防止できるようにな
っている。なお、収縮時に目隙きが目立たないようにす
るために、雄実14の上面14bには木質フローリング
材5aの表面色と同じか類似した色に着色されているの
が望ましい。
【0014】次に、床暖房装置を施工するにあたって
は、先ず、フェルト等の断熱材1上に、電熱ヒータ線、
均熱シート3、ループ状の面係合部材6を順次積層して
接着してシート層状の床暖房下地材4を作製する。その
後、図5に示すように、ロール状に巻いた床暖房下地材
4を既存の床17の上に広げて敷きつめていく。このと
き両面テープ80で床暖房下地材4の下面を既存の床1
7に接着する。また、床暖房下地材4のない床部分に
は、電熱ヒータ線、均熱シートのないスペーサマット1
3を敷設する。このスペーサマット13は床暖房下地材
4と同じ厚みに形成されており、床暖房下地材4のない
部分にスペーサマット13を敷きつめて施工することに
より、壁際までの施工を面一に行うことができるように
なっている。このスペーサマット13の表面には、床暖
房下地材4の表面と同様、全面に亘ってループ状の面係
合部材6(図2)を備えた面ファスナーが取着されてい
る。
【0015】その後、床暖房下地材4及びスペーサマッ
ト13の上に、図6に示すように、多数枚の木質フロー
リング材5aを順に敷き詰めていく。このとき、図7
(a)のように1枚の木質フローリング材5aより一回
り大きい薄い施工シート10を床暖房下地材4上に載置
し、裏面に上側の面係合部材7が取着されている木質フ
ローリング材5aを施工シート10上に載置し、図7
(a)の矢印A,Bで示す方向に木質フローリング材5
aを滑らせて、接合実部16による接合が正確に行われ
るように木質フローリング材5aの位置調整を行う。そ
の後、図2、図7の矢印Cで示す方向に施工シート10
を引張って抜き取る。これにより、はじめて上下の面係
合部材6,7が互いに係合でき、床暖房下地材4上に木
質フローリング材5aを簡単に固定することができる。
このような方法で多数の木質フローリング材5aを千鳥
状となるように長さ方向にずらした状態で順に施工して
いく。木質フローリング材5aを千鳥状に配置すること
で、伸縮による微小な寸法変化を各木質フローリング材
5aで均等に吸収して、目隙きや突き上げが目立たない
ようにすることができると共に、伸縮性等の変形を防止
できるようになる。
【0016】上記のように、仕上げ床材5を、従来の接
着剤の全面直貼りではなく、着脱自在な面係合部材6,
7を用いて床暖房下地材4上に固定することによって、
床暖房下地材4に対する仕上げ床材5の取り付け、取り
替えが容易となり、簡単な施工で木質フローリング仕上
げが可能となり、また、施工を短時間で行うことができ
るようになり、従って、新築時に床暖房装置を簡単に施
工できるだけでなく、後付けで壁から壁まで床全面をフ
ローリング仕上げする場合においても簡単に施工でき
る。
【0017】しかも、仕上げ床材5を構成する多数の木
質フローリング材5aを凹凸の接合実部16で接合する
ことによって、木質フローリング材5aの伸縮を凹凸の
接合実部16で分散して吸収できるようになる。つま
り、従来の接着剤による固着方法にあっては、接着のバ
ラツキによって接着力の弱い部分に仕上げ床材の伸縮が
集中したり、或いは床暖房による熱膨張や、吸湿乾燥に
よる仕上げ床材の目隙きや突き上げ現象が発生すること
があったが、本発明では、接着剤なしで木質フローリン
グ材5aを施工できると同時に、図4のように木質フロ
ーリング材5aの伸縮を凹凸の接合実部16で分散して
吸収できるようにしてあるので、木質フローリング材5
aの目隙きや突き上げ現象の発生を確実に防止できるよ
うになる。つまり、接合実部16に目地ボンド等の接着
剤を入れたりしないので、接合実部16は施工後もある
程度の自由度を有することとなり、木質フローリング材
5aの寸法伸縮を各接合実部16で分散吸収できるよう
になる。
【0018】さらに、仕上げ床材5を平面視で四角形状
とし、仕上げ床材5を構成する各木質フローリング材5
aの裏面に木質フローリング材5aの一辺に沿って複数
の凹溝9を互いに平行に形成してあるので、各凹溝9に
よって木質フローリング材5aの伸縮の吸収を確実に行
うことができ、目隙き、突き上げ、ねじれなどの変形防
止を図ることができ、特に木質フローリング材5aが長
方形に形成されている場合には、凹溝9を長辺方向と直
交する方向に凹溝9を形成することによって、伸縮等の
変形防止に一層効果的となる。さらに、図3(d)のよ
うにフック状の面係合部材7を設けた帯状の面ファスナ
ー12を複数の凹溝9の上を横切るように取着してある
ので、面ファスナー12により木質フローリング材5a
の上下の変形を防止できるようになり、フローリングの
取り扱い強度を十分に維持できるようになる。
【0019】また、木質フローリング材5aの施工時に
おいて、ループ状の面係合部材6が床暖房下地材4の表
面略全体に取着されているので、木質フローリング材5
aを床暖房下地材4のどの位置にも自由に取付けること
ができ、木質フローリング材5aの取付け位置に自由度
を持たせることができる。その一方で、フック状の面係
合部材7は木質フローリング材5aの裏面の周辺領域に
取着されているので、上側の面係合部材7がバランス良
く配置され、下側の面係合部材6との係合力に偏りが発
生することがなくなり、木質フローリング材5aの目隙
き、突き上げ、歪みなどの発生をより完全に防止できる
と同時に、木質フローリング材5aの中央部分は床暖房
下地材4に固定されていないので、木質フローリング材
5aを剥がし易くすることができる。また釘などを使わ
ないので、床暖房下地材4を傷付けたりする心配もなく
なる。仮りに、床暖房装置が故障したり、仕上げ床材5
に傷付いたりした場合でも、床暖房装置の取り替え、仕
上げ床材5の取り替えを簡単に行うことができ、リフォ
ーム時の作業性を大幅に向上させることができる。さら
に面係合部材6,7を備えた面ファスナー11,12は
再利用が可能であるので、一層の低コスト化を図ること
ができる。
【0020】しかも、床暖房下地材4に取着される下側
の面係合部材6をループ状に形成したから、軟らかいル
ープ状の面係合部材6を床暖房下地材4の表面に大きな
面積で取付けることによって、施工時に床暖房下地材4
上を歩くときの歩行感がよく、しかもループ状の面係合
部材6はフック状の面係合部材7と比較して潰れ難いの
で、安心して作業ができるようになる。しかも、床暖房
下地材4の表面にガラスクロス等の薄くて強靱な面状補
強部材8を設けたから、床暖房下地材4の下面がフェル
トのような弾性材であっても、木質フローリング材5a
の水平方向の動きを止めることができるようになり、そ
のうえ面状補強部材8によって断熱材1の厚みを確保し
て防音性能を高めることができるようになり、断熱材1
をフェルトで形成したこととあいまって、防音効果が高
まり、施工後の床の歩行感を向上させることができる。
【0021】また、木質フローリング材5aの位置調整
時において、薄い施工シート10を床暖房下地材4と木
質フローリング材5aとの間に挟むことにより、木質フ
ローリング材5aを施工シート10上を滑らせながら位
置調整して、接合精度を高めることができるので、専門
的な技術を必要とせず、素人でも床工事が可能となり、
施工時間を短縮化でき、低コスト化を実現できる。さら
に、床暖房下地材4が敷かれない場所に、床暖房下地材
4と同じ厚みのスペーサマット13を敷設することによ
って、壁際までの施工を面一に行うことができ、仕上げ
床材5を壁から壁まで床全体に敷き詰めることができる
ようになり、敷き詰め型の床暖房の施工を簡単に行うこ
とができるものである。また、床暖房下地材4のない部
分にスペーサマット13を敷きつめることで床全面を木
質フローリング材5aで連設することができるようにな
り、この場合、床の強度は床暖房下地材4ではなく、既
存の床17全体で維持されることとなり、従って、床暖
房下地材4は既存の床17に両面テープ80で仮固定す
る程度でよく、既存の床17を傷つけることもなくな
る。またスペーサマット13には、電熱ヒータ線や均熱
シート3が設けられていないので、現場サイズに合わせ
て容易にカットでき、部屋の大きさの制約もなく、仕上
がりも良好なものとなる。
【0022】さらに、床暖房下地材4には均熱シート3
層が形成されているので、万一、水をこぼした場合で
も、既存の床17まで水が達する恐れがなく、防水性を
高めることができる。なお、スペーサマット13に均熱
シート3を入れるようにすれば、床全体の防水性を容易
に高めることができるようになる。また、断熱材1はフ
ェルトで形成されているので、木質フローリング材5a
の伸縮を断熱材1によっても吸収でき、伸縮の吸収を維
持した状態に保つことができるようになる。また、ルー
プ状の面係合部材6を床暖房下地材4の表面に一体に取
付けたことによって、床暖房下地材4を巻いた状態で面
係合部材を梱包することができるという利点もある。
【0023】一方、壁際の始末は、木質フローリング材
5aと既存の壁56側の幅木57と間に5〜10mm程
度の隙間が形成されるように、木質フローリング材5a
等の寸法をカットし、その後、図8(a)又は図8
(b)に示す見切り縁20を取付ける。見切り縁20
は、木質フローリング材5aの上から貼り付けられてい
る。図8(a)は見切り縁20がPVCの押し出し品か
らなり、その端部に伸縮自在な略半円状の膨出部21′
を取付けた場合を示しており、図8(b)は見切り縁2
0に弾性を有するつば部21を一体形成した場合を示し
ている。いずれの場合も、伸縮可能なつば部21,2
1′によって、床暖房による加熱膨張や、湿乾による壁
際での突き上げ現象の発生を防止できるようになり、既
存の壁56、或いは幅木57との取り合いを精度良く加
工する必要がないようにすることができる。また見切り
縁20を壁際に別部品として設けることによって、壁際
の寸法に合わせて仕上げ床材5の寸法を正確にカットす
る必要がなくなる。
【0024】図10は床暖房下地材4の電源供給部25
を示している。この電源供給部25は、本体部30と、
接続部31の間に折り曲げ可能な幅狭部32が設けられ
ており、幅狭部32に連設されている接続部ケース33
を壁際に立てかけて設置することにより、床暖房下地材
4への電源供給部25の外観を幅木のような形状に仕上
げることができるものである。図中の2は発熱体(電熱
ヒータ線)、2aは折り曲げ部である。このように壁際
に設けられる幅木の形状とし、ヒータ線を壁際で立ち上
がるようにすることで、接続部31を本体部30に設け
る必要がなくなり、本体部30を薄くすることが可能と
なる。従って、防音性や断熱性能を維持しながら、所謂
バリアフリー住宅の基準である、床段差15mm以内の
薄さを実現できるようになり、床につまずいたり、ドア
の開閉に支障ができることも少なくなる。また、電源供
給部25を壁際に設けたことによって、木質フローリン
グ材5aを剥がさなくても、床暖房下地材4の電気性能
の点検が可能となる。さらに、図9に示すように、接続
ケース33に隣接して配線ダクト22を設けるようにす
れば、デザイン的にもすっきりさせることができる。図
9中の22は配線ダクト、23は電源コード、24はコ
ントローラーである。
【0025】
【実施例】先ず、ポリエステル繊維よりなる断熱フェル
ト(目付500g/m2 、厚み5mm)の上面に、7.
5mmW/mの発熱能力のヒータ線をピッチ30mm毎
に、アルミシート(厚み30μm)の均熱シートに配線
し、さらに、ピッチ5mm×5mm(目付500g/m
2 )のガラスネットと、ポリエステルをループ状にトリ
コット網みした面ファスナー(目付50g/m2 )とを
順次積層して、各層間にホットメルトフィルムを挟ん
で、ホットプレスにより一体化して、2畳サイズの床暖
房下地材を得る。
【0026】一方、壁際の段差を吸収するためのスペー
サマットは、アルミ箔とヒータ線のない前述の材料(フ
ェルト等)で作製する。木質フローリング材は、厚み9
mm×10cm×90cmを1単位とし、表面には突き
板を貼り、裏面には幅1mm×深さ5mmの凹溝を12
mm毎に形成する。この木質フローリング材の裏面に、
ポリエステルシート(厚み1mm)にフック状の突起を
10mm角で20本設けた幅20mmの帯状の面ファス
ナーを、10cm幅の木質フローリング材の両サイド
に、接着剤で90cmの長さで貼着し、さらにタッカー
で補強する。
【0027】木質フローリング材は、縦横とも接合用の
実加工が施してあるが、伸縮の大きい長手方向の接合部
(短辺)は、特に図4に示すような形状にして、より伸
縮を吸収しやすくする。そして、複数の木質フローリン
グ材を長さ方向に45cmずらして交互に千鳥状にし
て、床暖房下地材上に敷設する。このとき、シリコン含
浸を施した厚み150μmの施工シート(紙)を床暖房
下地材上に敷いて、ループ状の面係合部材が設けられた
面ファスナーを覆い、その上で木質フローリング材を滑
らせて、木質フローリング材の実部を接合調整をしなが
ら位置調整して、施工シートを抜取り、上部から木質フ
ローリング材を加圧して面係合部材を互いに係合させ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、断熱材の表面に発熱体と均熱シート
とを順次積層して床暖房下地材が構成され、この床暖房
下地材の表面に仕上げ床材が積層された床暖房装置にお
いて、床暖房下地材における均熱シートの表面に、仕上
げ床材の裏面と対面する領域の略全面に亘って下側の面
係合部材を取着すると共に、仕上げ床材の裏面の周辺領
域に該下側の面係合部材に係合する上側の面係合部材を
取着し、上下の面係合部材を互いに係合させることによ
り、床暖房下地材の表面に仕上げ床材が固定されて成る
から、従来の接着剤の全面直貼りではなく、着脱自在な
面係合部材を用いることによって、床暖房下地材への仕
上げ床材の取り付け、取り替えが容易となり、簡単に且
つ短時間で施工することができる。従って、新築時に床
暖房装置を簡単に施工できるだけでなく、後付けで壁か
ら壁まで床全面をフローリング仕上げする場合において
も簡単に施工できる。しかも下側の面係合部材は床暖房
下地材の表面略全体に取着されているので、仕上げ床材
を床暖房下地材のどの位置にも自由に取付けることがで
き、仕上げ床材の取付け位置に自由度を持たせることが
できる。一方、上側の面係合部材は仕上げ床材の裏面の
周辺領域に取着されているので、下側の面係合部材との
係合力に偏りが発生することがなくなり、仕上げ床材の
目隙き、突き上げ、歪みなどの発生をより完全に防止で
きると同時に、仕上げ床材の中央部分は床暖房下地材に
固定されていないので、仕上げ床材を剥がし易くするこ
とができる。また釘などを使わないので、床暖房下地材
を傷付けたりする心配もなくなる。また仮りに、床暖房
装置が故障したり、仕上げ床材に傷付いたりした場合で
も、床暖房装置の取り替え、仕上げ床材の取り替えを簡
単に行うことができ、リフォーム時の作業性を大幅に向
上させることができる。さらに面係合部材は再利用がで
きるので、一層の低コスト化を図ることができるもので
ある。
【0029】また請求項2記載の発明は、請求項1にお
いて、床暖房下地材に、その表面と略平行な方向に面状
補強部材を配設したから、請求項1記載の効果に加え
て、床暖房下地材の表面側を面状補強部材で補強するこ
とができ、仮りに床暖房下地材の下面側がフェルトのよ
うな断熱材であっても、仕上げ床材の水平方向の動きを
止めることができ、歩行時などに仕上げ床材が横方向に
動く恐れをなくすことができ、床の歩行感を向上させる
ことができる。
【0030】また請求項3記載の発明は、請求項1にお
いて、仕上げ床材を平面視で四角形状とし、仕上げ床材
の裏面に仕上げ床材の一辺に沿って複数の凹溝を互いに
平行に形成したから、請求項1記載の効果に加えて、凹
溝によって仕上げ床材の伸縮の吸収を確実に行うことが
でき、目隙き、突き上げ、ねじれなどの変形防止を図る
ことができる。
【0031】また請求項4記載の発明は、請求項1にお
いて、床暖房下地材に取着される下側の面係合部材をル
ープ状に形成し、仕上げ床材に取着される上側の面係合
部材をフック状に形成したから、請求項1記載の効果に
加えて、軟らかいループ状の面係合部材を床暖房下地材
の表面に大きな面積で取付けることによって、施工時に
床暖房下地材上を歩くときの歩行感がよく、しかもルー
プ状の面係合部材はフック状の面係合部材と比較して潰
れ難いので、安心して作業ができる。
【0032】さらに、請求項5記載の発明は、断熱材の
表面に発熱体と均熱シートとを順次積層して床暖房下地
材を構成し、この床暖房下地材の表面に仕上げ床材を積
層するようにした床暖房装置の施工方法において、床暖
房下地材の表面に、仕上げ床材の裏面と対面する領域の
略全面に亘って下側の面係合部材を取着すると共に、仕
上げ床材の裏面の周辺領域に該下側の面係合部材に係合
する上側の面係合部材を取着し、上下の面係合部材間に
施工シートを介在させた状態で仕上げ床材上に仕上げ床
材を載置して仕上げ床材を位置調整した後に、施工シー
トを抜き取って上下の面係合部材を互いに係合させるこ
とにより、床暖房下地材の表面に仕上げ床材を固定する
ようにしたから、上下の面係合部材を係合させる前に施
工シートを床暖房下地材と仕上げ床材との間に挟むこと
により、仕上げ床材を施工シート上を滑らせながら位置
調整して接合精度を高めることができるので、専門的な
技術を必要とせず、熟練者でなくても床工事が可能とな
り、施工時間の短縮化及び低コスト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】同上の床暖房装置の分解側面図である。
【図3】(a)は同上の仕上げ床材の平面図、(b)は
側面図、(c)は下面図、(d)は断面図である。
【図4】同上の仕上げ床材の接合実部の説明図である。
【図5】同上の床暖房下地材の施工時の説明図である。
【図6】同上の仕上げ床材の施工時の説明図である。
【図7】(a)(b)は同上の施工シートを用いた仕上
げ床材の施工時の説明図である。
【図8】(a)(b)は同上の見切り縁の説明図であ
る。
【図9】同上の床暖房装置の一部破断斜視図である。
【図10】(a)(b)は同上の床暖房下地材の接続部
の説明図である。
【図11】従来の床暖房装置の説明図である。
【符号の説明】
1 断熱材 2 発熱体 3 均熱シート 4 床暖房下地材 5 仕上げ床材 6 下側の面係合部材 7 上側の面係合部材 8 面状補強部材 9 凹溝 10 施工シート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱材の表面に発熱体と均熱シートとを
    順次積層して床暖房下地材が構成され、この床暖房下地
    材の表面に仕上げ床材が積層された床暖房装置におい
    て、床暖房下地材の均熱シートの表面に、仕上げ床材の
    裏面と対面する領域の略全面に亘って下側の面係合部材
    を取着すると共に、仕上げ床材の裏面の周辺領域に該下
    側の面係合部材に係合する上側の面係合部材を取着し、
    上下の面係合部材を互いに係合させることにより、床暖
    房下地材の表面に仕上げ床材が固定されて成ることを特
    徴とする床暖房装置。
  2. 【請求項2】 床暖房下地材に、その表面と略平行な方
    向に面状補強部材を配設したことを特徴とする請求項1
    記載の床暖房装置。
  3. 【請求項3】 仕上げ床材を平面視で四角形状とし、仕
    上げ床材の裏面に仕上げ床材の一辺に沿って複数の凹溝
    を互いに平行に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の床暖房装置。
  4. 【請求項4】 床暖房下地材に取着される下側の面係合
    部材をループ状に形成し、仕上げ床材に取着される上側
    の面係合部材をフック状に形成したことを特徴とする請
    求項1記載の床暖房装置。
  5. 【請求項5】 断熱材の表面に発熱体と均熱シートとを
    順次積層して床暖房下地材を構成し、この床暖房下地材
    の表面に仕上げ床材を積層するようにした床暖房装置の
    施工方法において、床暖房下地材の均熱シートの表面
    に、仕上げ床材の裏面と対面する領域の略全面に亘って
    下側の面係合部材を取着すると共に、仕上げ床材の裏面
    の周辺領域に該下側の面係合部材に係合する上側の面係
    合部材を取着し、上下の面係合部材間に施工シートを介
    在させた状態で仕上げ床材上に仕上げ床材を載置して仕
    上げ床材を位置調整した後に、施工シートを抜き取って
    上下の面係合部材を互いに係合させることにより、床暖
    房下地材の表面に仕上げ床材を固定するようにしたこと
    を特徴とする床暖房装置の施工方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314967A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Extile Co Ltd 畳敷床構造
JP2009174809A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 空調システム
JP2009264075A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Osaka Gas Co Ltd 床暖房装置の床構造
JP2013217130A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Panasonic Corp 床構造

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