JPH1162165A - ラス張り構造体及び構造物の曲面施工方法 - Google Patents

ラス張り構造体及び構造物の曲面施工方法

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JPH1162165A
JPH1162165A JP22913697A JP22913697A JPH1162165A JP H1162165 A JPH1162165 A JP H1162165A JP 22913697 A JP22913697 A JP 22913697A JP 22913697 A JP22913697 A JP 22913697A JP H1162165 A JPH1162165 A JP H1162165A
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JP
Japan
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resin plate
foamed resin
lath
curved
bent
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JP22913697A
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Nozomi Haraguchi
望 原口
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストダウンを図ることができるラス張り構
造体及び構造物の曲面施工方法を提供する。 【解決手段】 可撓性を有する発泡樹脂板1と、該発泡
樹脂板1の一面1aに熱溶着されたラス網2とを備えた
ラス張り構造体3の前記発泡樹脂板1の他面1bを、構
造物Aの曲面下地Bに、その曲面形状に適合するように
屈曲させた状態で取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば建物、階
段の手摺、遊歩道、スロープ、建物のカーポート、ゲー
ト、門柱、門袖、塀等の構造物の曲面に使用されるラス
張り構造体及び構造物の曲面施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のラス張り構造体として
は、例えば、特開平7−300961号公報に開示され
ているように、発泡樹脂板の一面にラス網を熱溶着する
と共に、前記発泡樹脂板の他面に複数のV字形の溝を設
けたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のラス張り構造体においては、前記V字形の
溝の底部への応力集中により屈曲し易くなっているもの
の、この溝を複数個形成しなければならないため、製造
コストが高いという問題点がある。
【0004】また、そのため、このラス張り構造体を用
いて建物の曲面壁等の構造物の曲面を施工する際のコス
トダウンも図りにくいという問題点がある。
【0005】この発明は、以上のような問題点に鑑みて
なされたものであり、コストダウンを図ることができる
ラス張り構造体及び構造物の曲面施工方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のラス張り構造体の手段とするところは、
発泡樹脂板と、該発泡樹脂板の一面に熱溶着されたラス
網とを備えたラス張り構造体において、前記発泡樹脂板
が可撓性を有することにある。
【0007】請求項2の手段とするところは、前記発泡
樹脂板の他面に、横断面がV字状で且つ深さが前記発泡
樹脂板の厚さの50乃至100%である溝を形成したこ
とにある。
【0008】請求項3の手段とするところは、前記ラス
網が発泡樹脂板の一面に部分的に熱溶着されていること
にある。
【0009】請求項4の手段とするところは、前記発泡
樹脂板の一面に複数の凹部を設けたことにある。
【0010】また、請求項5の構造物の曲面施工方法の
手段とするところは、可撓性を有する発泡樹脂板と、該
発泡樹脂板の一面に熱溶着されたラス網とを備えたラス
張り構造体の前記発泡樹脂板の他面を、構造物の曲面下
地に、その曲面形状に適合するように屈曲させた状態で
取付けることにある。
【0011】請求項6の手段とするところは、前記発泡
樹脂板の他面と構造物の曲面下地の少なくとも一方に凹
凸を設けたことにある。
【0012】請求項7の手段とするところは、可撓性を
有する発泡樹脂板と、該発泡樹脂板の一面に熱溶着され
たラス網とを備えたラス張り構造体を、構造物の所定箇
所に、所定の曲面形状に屈曲させた状態で取付けること
にある。
【0013】請求項8の手段とするところは、前記発泡
樹脂板の他面に横断面がV字状で且つ深さが前記発泡樹
脂板の厚さの50乃至100%である溝をあらかじめ形
成しておき、該溝においてこの溝が内側となるように折
曲して前記ラス網に出隅部を形成した後、この出隅部が
構造物の壁出隅部に位置するように取付けることにあ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。なお、下記の第1実施形態ではラ
ス張り構造体をカーポートの曲面天井に取付ける場合、
第2実施形態ではラス張り構造体を建物の門袖の支柱に
取付ける場合についてそれぞれ説明する。
【0015】図1乃至図3に示すように、第1実施形態
に係る構造物の曲面施工方法は、可撓性を有する発泡樹
脂板1と、該発泡樹脂板1の一面1aに熱溶着されたラ
ス網2とを備えたラス張り構造体3の前記発泡樹脂板1
の他面1bを、例えばカーポート(構造物)Aの曲面天
井(曲面下地)Bに、その曲面b形状に適合するように
屈曲させた状態で取付けるものである。
【0016】即ち、図2に示すように、まず、ラス張り
構造体3を必要に応じて前記曲面天井Bの曲面b形状に
適合するように屈曲させる。
【0017】前記ラス張り構造体3は、図1に示すよう
に、発泡樹脂板1と、該発泡樹脂板1の一面1aに熱溶
着されたラス網2とを備えたものであって、前記発泡樹
脂板1が可撓性を有しているために所定の曲面形状に屈
曲自在となっている。
【0018】なお、ここで言うところの曲面とは、平面
でない面をいい、この実施形態のような凹状の曲面bの
他、例えば凸状や波状等の種々の2次元又は3次元曲面
が含まれる。
【0019】前記発泡樹脂板1は、溝等を設けなくても
それ自体が可撓性を有する合成樹脂の発泡体から所定の
大きさに形成されている。この発泡樹脂板1は、例えば
発泡ポリオレフィン等の軟らかい発泡体から構成するの
が望ましく、この場合には、可撓性を有する範囲でその
厚さを比較的厚くすることもできるという利点がある。
なお、例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン、発
泡ポリ塩化ビニル等の比較的硬い発泡体から構成するこ
ともできるが、この場合には、可撓性を有するようにそ
の厚さを大きさに対して十分薄く形成しておくのが望ま
しい。
【0020】前記ラス網2としては、この実施形態のよ
うな平ラスの他、例えばこぶラス、波形ラス、リブラス
等のメタルラスや、あるいはワイヤラス等の種々のもの
を使用することができる。このラス網2は、前記発泡樹
脂板1の一面1aに熱溶着されているので、上記のよう
にラス張り構造体3を屈曲させる際には、発泡樹脂板1
と共に屈曲される。
【0021】次に、図3に示すように、屈曲させたラス
張り構造体3の前記発泡樹脂板1の他面1bを、前記曲
面天井Bに接着剤やビス等で固定すれば、取付け作業が
完了する。なお、このラス張り構造体3を接着剤により
取付ける場合、前記発泡樹脂板1の他面1bと曲面天井
Bの少なくとも一方に図示しない所定粗さの凹凸を設け
ておけば、接着強度を向上できるという利点がある。
【0022】ここで、屈曲により塑性変形すると共に、
その形状を保持できるラス網2を使用する場合には、屈
曲後に形状が元に戻らないので、その後の取付け作業を
行い易いという利点がある。一方、屈曲の際に弾性限界
を超えない範囲で弾性変形するラス網2を使用する場合
には、図4に示すように、例えば前記曲面天井Bの所定
箇所に間隔を開けて少なくとも2つの係止具4を固定し
ておけば、これら係止具4の間にラス張り構造体3をそ
の弾力性を利用して嵌着できるという利点がある。
【0023】その後、前記ラス網2にモルタル等の塗布
やタイル等の化粧材の貼付け等によって表面仕上げを行
えば、当該カーポートAの曲面天井Bの施工が完了す
る。
【0024】このように、前記ラス張り構造体3は屈曲
自在となっているが、発泡樹脂板1に溝等を設けなくて
もよいので、簡単に製造できるという利点がある。その
ため、前記カーポートAの曲面天井B等の構造物の曲面
を施工する際のコストダウンを図ることができるという
利点がある。
【0025】以上、この実施形態においては、前記ラス
張り構造体3を取付ける構造物がカーポートAである場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他に例えば、建物、階段の手摺、遊歩道、建物のゲ
ート、門柱、門袖、塀や、あるいは図5に示すような階
段状等のスロープC等の各種の構造物が挙げられる。ま
た、曲面下地も、この実施形態のような曲面天井Bの
他、例えば曲面壁、曲面床、曲面基礎、前記階段の曲面
手摺壁、前記スロープC等の曲面路D等の種々の曲面下
地が挙げられる。更に、この曲面下地は、その用途や部
位等に応じて適宜の構成に施工しておけばよい。
【0026】また、この実施形態では、前記ラス張り構
造体3を屈曲させてから取付けているが、これに限定さ
れるものではなく、前記ラス網2を例えば下方等の外側
に向けた状態で、平板状のラス張り構造体3を前記曲面
天井B等の曲面下地の所定位置に当接させてから、その
所定部位を押し付ける等して屈曲させてもよい。
【0027】加えて、前記ラス網2が発泡樹脂板1の一
面1aに、例えば点状又は線状等の部分的に熱溶着され
る場合には、熱溶着の際に小型の熱プレート等を使用で
きるので、熱溶着設備の小型化や簡素化を図ることがで
きるという利点がある。
【0028】また、前記発泡樹脂板1の一面1aにあら
かじめ複数の図示しない凹部を設けておいた場合には、
構造物の曲面下地に取付けられたラス張り構造体3の表
面仕上げ等を行う際に、モルタル等がラス網2の背後に
回り込むので、モルタル等のラス網2への接着力がより
向上するという利点がある。
【0029】図6及び図7に示すように、第2実施形態
に係る構造物の曲面施工方法は、上記第1実施形態のラ
ス張り構造体3の前記発泡樹脂板1の他面1bに、横断
面がV字状の溝5をあらかじめ形成しておき、このラス
張り構造体13を、建物の門袖(構造物)Eの支柱6の
隅角部7に、例えば凸状の曲面形状に屈曲させた状態で
取付ける際に、前記溝5においてこの溝5が内側となる
ように折曲して前記ラス網2に出隅部8を形成した後、
この出隅部8が門袖Eの壁出隅部9に位置するように取
付けるものである。
【0030】即ち、図7に示すように、まず、例えば2
つの支柱6を、図示しない基礎コンクリートのアンカー
ボルト等に所定間隔を開けて相対向して固定しておく。
【0031】前記ラス張り構造体13は、図6に示すよ
うに、可撓性を有する発泡樹脂板1と、該発泡樹脂板1
の一面1aに熱溶着されたラス網2とを備えたものであ
る。
【0032】前記発泡樹脂板1の他面1bの両端1c,
1d近傍には、横断面がV字状で且つ深さが前記発泡樹
脂板1の厚さと同じ溝5が例えば1つずつ形成されてい
る。そのため、当該ラス張り構造体13は、所定の曲面
形状に屈曲自在であると共に、前記溝5において折曲自
在となっており、図7のように、この溝5が内側となる
ように折曲して前記ラス網2に例えば2つの出隅部8を
形成できるようになっている。
【0033】前記門袖Eの施工に際しては、上記のよう
に構成されるラス張り構造体13を例えば2つ用意して
おき、前記溝5においてこの溝5が内側となるようにそ
れぞれ折曲すると共に、必要に応じて中央部分を凸状に
屈曲させておく。この場合、前記溝5の所定箇所にはあ
らかじめ接着剤を塗布等しておいて、折曲により接合す
るのが望ましい。
【0034】そして、これら2つの折曲及び屈曲させた
ラス張り構造体13を、前記2つの支柱6の外側の隅角
部7に、両側方から挟むようにしてそれぞれ接着剤等で
取付ければ、この門袖Eにおける壁出隅部9の施工は完
了する。
【0035】なお、前記ラス網2は、メッシュのどの方
向に沿うように折曲されてもよい。また、前記壁出隅部
9としては、この実施形態のように垂直方向に延びる場
合だけでなく、水平方向等に延びる場合も含まれる。
【0036】その後、第1実施形態と同様、前記ラス網
2にモルタル等の塗布やタイル等の化粧材の貼付け等に
よって表面仕上げを行えば、当該門袖Eが完成する。
【0037】このように、前記折曲及び屈曲したラス張
り構造体13を、前記出隅部8が門袖E等の構造物の壁
出隅部9に位置するように取付けるので、複数のラス張
り構造体13の使用及び組合わせによって複数の壁出隅
部9を形成すれば、これらラス張り構造体13等により
所定の構造物の曲面を鉄筋コンクリート造でなくても施
工することができる。そのため、構造物の曲面の施工に
手間がかからず、工期の短縮化を図ることができるとい
う利点がある。
【0038】なお、前記支柱6を所定位置に固定しない
でこの支柱6の隅角部7にあらかじめ前記ラス張り構造
体13を取付けておき、この支柱6を構造物の所定位置
に固定するようにすれば、所定の曲面形状を有する下地
パネル等を工場生産等によってプレハブ化することもで
きるので、建築現場等での工数を減らして工期をより短
縮できるという利点がある。
【0039】また、前記溝5の深さとしては、特に限定
されるものではなく、前記発泡樹脂板1の厚さの50〜
100%の範囲内であればよい。この溝5を発泡樹脂板
1の厚さより浅く形成した場合、ラス張り構造体13の
折曲は、この溝5の周囲が適当に押し潰されるようにし
て行えばよい。
【0040】以上、この実施形態においては、前記溝5
によって折曲自在としたラス張り構造体13を前記支柱
6等の構造物の所定箇所に取付ける場合について説明し
たが、これに限定されるものではなく、ラス張り構造体
13を隅角部を有する曲面下地に取付けることもでき
る。また、この折曲自在としたラス張り構造体13に代
えて、前記溝5を形成しないで単に所定の曲面形状に屈
曲させただけのラス張り構造体3を、前記門袖Eの支柱
6等の構造物の所定箇所に取付けることによって曲面を
施工することもできる。このように、既述の溝5を形成
する場合も含めて、ラス張り構造体3,13を屈曲させ
た状態で構造物の所定箇所に取付けるようにすれば、前
記曲面下地が施工されていない場合等でも構造物の曲面
を施工できるので、施工の自由度を高めることができる
という利点がある。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1のラス張り構造
体の発明によれば、前記発泡樹脂板が可撓性を有するの
で、所定の曲面形状に屈曲できるという利点がある。ま
た、前記発泡樹脂板に溝等を設けなくてもよいので、簡
単に製造できるという利点がある。
【0042】請求項2の発明によれば、前記発泡樹脂板
の他面に、横断面がV字状で且つ深さが前記発泡樹脂板
の厚さの50乃至100%である溝を形成しているの
で、この溝が内側となるように折曲して前記ラス網に出
隅部を形成できるという利点がある。
【0043】請求項3の発明によれば、前記ラス網が発
泡樹脂板の一面に部分的に熱溶着されているので、熱溶
着の際に小型の熱プレート等を使用でき、そのため熱溶
着設備の小型化や簡素化を図ることができるという利点
がある。
【0044】請求項4の発明によれば、前記発泡樹脂板
の一面に複数の凹部を設けているので、構造物の曲面下
地に取付けられたラス張り構造体の表面仕上げ等を行う
際に、モルタル等がラス網の背後に回り込むので、モル
タル等のラス網への接着力がより向上するという利点が
ある。
【0045】また、請求項5の構造物の曲面施工方法の
発明によれば、簡単に製造できるラス張り構造体の前記
発泡樹脂板の他面を、構造物の曲面下地に、その曲面形
状に適合するように屈曲させた状態で取付けるので、構
造物の曲面を施工する際のコストダウンを図ることがで
きるという利点がある。
【0046】請求項6の発明によれば、前記発泡樹脂板
の他面と構造物の曲面下地の少なくとも一方に凹凸を設
けているので、前記ラス張り構造体を接着剤により取付
ける場合の接着強度を向上できるという利点がある。
【0047】請求項7の発明によれば、ラス張り構造体
を、構造物の所定箇所に、所定の曲面形状に屈曲させた
状態で取付けるので、前記曲面下地が施工されていない
場合等でも構造物の曲面を施工することができ、そのた
め施工の自由度を高めることができるという利点があ
る。
【0048】請求項8の発明によれば、前記発泡樹脂板
の他面に前記溝をあらかじめ形成しておき、該溝におい
てこの溝が内側となるように折曲して前記ラス網に出隅
部を形成した後、この出隅部が構造物の壁出隅部に位置
するように取付けるので、これら複数のラス張り構造体
の使用及び組合わせによって複数の壁出隅部を形成すれ
ば、これらラス張り構造体等により所定の構造物の曲面
を鉄筋コンクリート造でなくても施工することができ
る。そのため、構造物の曲面の施工に手間がかからず、
工期の短縮化を図ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る構造物の曲面施工方法に使
用するラス張り構造体の斜視図。
【図2】図1のラス張り構造体を屈曲させた状態でカー
ポートの曲面天井に取付ける様子を示す側断面図。
【図3】図2のラス張り構造体を取付けた後の状態を示
す側断面図。
【図4】図2のラス張り構造体を、曲面天井に固定した
係止具の間に嵌着する様子を示す側断面図。
【図5】ラス張り構造体を階段状のスロープに取付けた
状態を示す側断面図。
【図6】第2実施形態に係る構造物の曲面施工方法に使
用するラス張り構造体の断面図。
【図7】図6のラス張り構造体を折曲及び屈曲させて門
袖の支柱に取付けた状態を示す平面断面図。
【符号の説明】
A カーポート(構造物) B 曲面天井(曲面下地) C スロープ(構造物) D 曲面路(曲面下地) E 門袖(構造物) 1 発泡樹脂板 1a 一面 1b 他面 2 ラス網 3,13 ラス張り構造体 5 溝 8 出隅部 9 壁出隅部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡樹脂板と、該発泡樹脂板の一面に熱
    溶着されたラス網とを備えたラス張り構造体において、 前記発泡樹脂板が可撓性を有することを特徴とするラス
    張り構造体。
  2. 【請求項2】 前記発泡樹脂板の他面に、横断面がV字
    状で且つ深さが前記発泡樹脂板の厚さの50乃至100
    %である溝を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    ラス張り構造体。
  3. 【請求項3】 前記ラス網が発泡樹脂板の一面に部分的
    に熱溶着されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のラス張り構造体。
  4. 【請求項4】 前記発泡樹脂板の一面に複数の凹部を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の
    ラス張り構造体。
  5. 【請求項5】 可撓性を有する発泡樹脂板と、該発泡樹
    脂板の一面に熱溶着されたラス網とを備えたラス張り構
    造体の前記発泡樹脂板の他面を、構造物の曲面下地に、
    その曲面形状に適合するように屈曲させた状態で取付け
    ることを特徴とする構造物の曲面施工方法。
  6. 【請求項6】 前記発泡樹脂板の他面と構造物の曲面下
    地の少なくとも一方に凹凸を設けたことを特徴とする請
    求項5記載の構造物の曲面施工方法。
  7. 【請求項7】 可撓性を有する発泡樹脂板と、該発泡樹
    脂板の一面に熱溶着されたラス網とを備えたラス張り構
    造体を、構造物の所定箇所に、所定の曲面形状に屈曲さ
    せた状態で取付けることを特徴とする構造物の曲面施工
    方法。
  8. 【請求項8】 前記発泡樹脂板の他面に横断面がV字状
    で且つ深さが前記発泡樹脂板の厚さの50乃至100%
    である溝をあらかじめ形成しておき、該溝においてこの
    溝が内側となるように折曲して前記ラス網に出隅部を形
    成した後、この出隅部が構造物の壁出隅部に位置するよ
    うに取付けることを特徴とする請求項5乃至7のいずれ
    か記載の構造物の曲面施工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002473A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Noda Corp 曲面施工構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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