JPH1162166A - ラス張り構造体及び壁出隅部の施工方法 - Google Patents

ラス張り構造体及び壁出隅部の施工方法

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JPH1162166A
JPH1162166A JP22913797A JP22913797A JPH1162166A JP H1162166 A JPH1162166 A JP H1162166A JP 22913797 A JP22913797 A JP 22913797A JP 22913797 A JP22913797 A JP 22913797A JP H1162166 A JPH1162166 A JP H1162166A
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JP
Japan
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foamed resin
lath
resin plate
corner
lathed
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JP22913797A
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English (en)
Inventor
Nozomi Haraguchi
望 原口
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造物を施工する際の工期の短縮化や品質の
安定化を図ることができるラス張り構造体及び壁出隅部
の施工方法を提供する。 【解決手段】 発泡樹脂板2と、該発泡樹脂板2の一面
2aに熱溶着されたラス網3とを備え、前記発泡樹脂板
2の他面2bに、横断面がV字状で且つ深さが前記発泡
樹脂板2の厚さの50乃至100%である溝4を形成し
たラス張り構造体5を、前記溝4においてこの溝4が内
側となるように折曲して前記ラス網3に出隅部6を形成
した後、この折曲したラス張り構造体5を、前記出隅部
6が構造物Aの壁出隅部1に位置するように取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば建物のゲ
ート、門柱、塀、カーポート等の構造物の壁出隅部に使
用されるラス張り構造体及び壁出隅部の施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図12に示すように、例えば側壁21、
門袖22、屋根23、門扉24等を備えた建物のゲート
A等の構造物は、鉄筋コンクリート造のものが多い。
【0003】このようなゲートA等を施工するには、根
切り、配筋、型枠建込み、コンクリート打設、乾燥、型
枠取外し・乾燥等の工程を経て、図13に示すように、
まず鉄筋コンクリート造のゲート体B等が一体的に施工
される。その後、このゲート体B等へのタイル25等の
貼付け、乾燥、門扉24等の取付け等を行えば、ゲート
A等の構造物が完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構造物においては、前記鉄筋コンクリート
造のゲート体B等の施工に手間や時間がかかるために工
期が長いと共に、品質も不安定であるという問題点があ
る。
【0005】この発明は、以上のような問題点に鑑みて
なされたものであり、構造物を施工する際の工期の短縮
化や品質の安定化を図ることができるラス張り構造体及
び壁出隅部の施工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のラス張り構造体の手段とするところは、
発泡樹脂板と、該発泡樹脂板の一面に熱溶着されたラス
網とを備えたラス張り構造体において、前記発泡樹脂板
の他面に、横断面がV字状で且つ深さが前記発泡樹脂板
の厚さの50乃至100%である溝を形成したことにあ
る。
【0007】請求項2の手段とするところは、前記溝が
複数個形成されていることにある。
【0008】請求項3の手段とするところは、前記発泡
樹脂板の他面に突出部を設けたことにある。
【0009】請求項4の手段とするところは、前記ラス
網が発泡樹脂板の一面に部分的に熱溶着されていること
にある。
【0010】請求項5の手段とするところは、前記発泡
樹脂板の一面に複数の凹部を設けたことにある。
【0011】また、請求項6の壁出隅部の施工方法の手
段とするところは、発泡樹脂板と、該発泡樹脂板の一面
に熱溶着されたラス網とを備え、前記発泡樹脂板の他面
に、横断面がV字状で且つ深さが前記発泡樹脂板の厚さ
の50乃至100%である溝を形成したラス張り構造体
を、前記溝においてこの溝が内側となるように折曲して
前記ラス網に出隅部を形成した後、この折曲したラス張
り構造体を、前記出隅部が構造物の壁出隅部に位置する
ように取付けることにある。
【0012】請求項7の手段とするところは、前記折曲
したラス張り構造体を、構造物の所定位置に固定した支
柱の隅角部に取付けることにある。
【0013】請求項8の手段とするところは、前記折曲
したラス張り構造体を支柱の隅角部にあらかじめ取付け
ておき、この支柱を構造物の所定位置に固定することに
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。なお、この実施形態においては、
構造物が図12に示す既述の建物のゲートAであって、
その側壁21に使用される下地パネルをラス張り構造体
と支柱とであらかじめ製造しておく場合について説明す
る。
【0015】図1乃至図5に示すように、この実施形態
に係る壁出隅部1の施工方法は、発泡樹脂板2と、該発
泡樹脂板2の一面2aに熱溶着されたラス網3とを備
え、前記発泡樹脂板2の他面2bに横断面がV字状の溝
4を形成したラス張り構造体5を、前記溝4においてこ
の溝4が内側となるように折曲して前記ラス網3に出隅
部6を形成した後、この折曲したラス張り構造体5を支
柱7の隅角部8にあらかじめ取付けて例えば下地パネル
9を製造しておき、この下地パネル9の支柱7を、前記
出隅部6がゲートAの壁出隅部1に位置するように固定
するものである。
【0016】即ち、図3及び図4に示すように、まず、
ラス張り構造体5と支柱7とを例えば2つずつ用い、前
記ゲートAの側壁21(図12参照)のいわゆる下地構
造材として使用される下地パネル9をあらかじめ製造し
ておく。
【0017】前記ラス張り構造体5は、図1及び図2に
示すように、発泡樹脂板2と、該発泡樹脂板2の一面2
aに例えばその一部が埋まるように熱溶着されたラス網
3とを備えたものである。
【0018】前記発泡樹脂板2は、例えば、ポリプロピ
レン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリスチレ
ン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂の発泡
体から所定の大きさに形成されている。
【0019】前記ラス網3としては、この実施形態のよ
うな平ラスの他、例えばこぶラス、波形ラス、リブラス
等のメタルラスや、あるいはワイヤラス等の種々のもの
を使用することができる。
【0020】前記発泡樹脂板2の他面2bの両端2c,
2d近傍には、横断面がV字状で且つ深さDが前記発泡
樹脂板2の厚さTと同じ溝4が例えば1つずつ形成され
ている。そのため、当該ラス張り構造体5は、前記溝4
において折曲自在となっており、図3に示すように、こ
の溝4が内側となるように折曲して前記ラス網3に例え
ば2つの出隅部6を形成できるようになっている。な
お、この実施形態においては、図2及び図3のように、
前記溝4の底部4aを略直角に形成することによって、
ラス張り構造体5を略直角に折曲できるようにしている
が、前記出隅部6は略直角でなくてもよく、また折曲し
た際に前記溝4の斜面4b同士が当接していなくてもよ
い。
【0021】更に、前記発泡樹脂板2の他面2bの中央
部分には、例えば横断面が凸状の突出部10が設けられ
ている。即ち、この突出部10を設けた部分は他の部分
より厚くなっているので、よりたわみにくいという利点
がある。また、下地パネル9の支柱7等の形状に合わせ
て、他のラス張り構造体5等と貼合わせることができる
という利点がある。
【0022】前記下地パネル9の製造に際しては、上記
のように構成されるラス張り構造体5を例えば2つ用意
しておき、図3に示すように、前記溝4においてこの溝
4が内側となるようにそれぞれ折曲しておく。ここで、
この実施形態のように、前記溝4の斜面4b同士が当接
されるように折曲する場合には、少なくとも一方の斜面
4bにあらかじめ接着剤を塗布等しておいて接合するの
が望ましい。
【0023】そして、これら2つの折曲したラス張り構
造体5を、所定間隔を開けて相対向した例えば2つの支
柱7の外側の隅角部8に、両側方から挟むようにしてそ
れぞれ接着剤等で取付ければよい。この場合、図4に示
すように、前記支柱7の長さをラス張り構造体5の高さ
より少し大きく形成しておくと共に、支柱7の下端部7
aが露出するようにラス張り構造体5を取付けて、その
後の固定作業等を容易に行えるようにしておいてもよ
い。なお、この下地パネル9の構成、即ち、前記ラス張
り構造体5や支柱7の数や配置等は、この実施形態に限
定されるものではなく、必要に応じて適宜変更可能であ
る。
【0024】また、図4のように、前記ラス網3はこの
実施形態ではLW方向(メッシュの長目方向)に沿うよ
うに折曲されるが、これに限定されるものではなく、例
えばSW方向(メッシュの短目方向)や、これらLW方
向とSW方向の間の方向に沿うように折曲されるように
しておいてもよい。
【0025】次に、図5に示すように、この下地パネル
9の支柱7を、前記出隅部6がゲートAの壁出隅部1に
位置するようにして例えば図示しない基礎コンクリート
のアンカーボルト等に固定すれば、この下地パネル9に
おける壁出隅部1の施工は完了する。
【0026】なお、図12に示すゲートAの門袖22や
屋根23に使用する下地パネル9も上記と同様にしてあ
らかじめ製造しておき、これらの下地パネル9を所定位
置にそれぞれ固定すれば、ゲートAにおける他の壁出隅
部1も施工することができる。即ち、前記壁出隅部1と
しては、垂直方向に延びる場合だけでなく、水平方向等
に延びる場合も含まれる。
【0027】その後、これら下地パネル9にタイル25
等を貼付けて門扉24を取付ける等すれば、ゲートAが
完成する。
【0028】このように、前記折曲したラス張り構造体
5を、前記出隅部6がゲートA等の構造物の壁出隅部1
に位置するように取付けるので、複数のラス張り構造体
5の使用及び組合わせによって複数の壁出隅部1を形成
すれば、これらラス張り構造体5等により所定の構造物
を鉄筋コンクリート造でなくても施工することができ
る。そのため、構造物の施工に手間がかからず、工期の
短縮化や品質の安定化を図ることができるという利点が
ある。
【0029】また、前記下地パネル9を製造することな
く、前記折曲したラス張り構造体5を、構造物の所定位
置に固定した支柱7の隅角部8等に取付けることもでき
るが、この実施形態のように、前記折曲したラス張り構
造体5を固定前の支柱7の隅角部8にあらかじめ取付け
ておき、この支柱7を構造物の所定位置に固定するよう
にすれば、前記下地パネル9等を工場生産等によってプ
レハブ化することもできるので、建築現場等での工数を
減らして工期をより短縮できるという利点がある。な
お、前記支柱7は構造物の例えば前記基礎コンクリート
のアンカーボルト等に強固に固定されるので、前記折曲
したラス張り構造体5を取付ける時点が支柱7の固定前
と固定後のいずれの場合でも、その取付けをより強固に
できるという利点がある。
【0030】更に、前記溝4を複数個形成しておけば、
折曲により前記ラス網3に複数の出隅部6を形成できる
ので、このラス張り構造体5によって複数の壁出隅部1
を施工できるという利点がある。また、複数の溝4を必
要に応じてそれぞれ所定の方向に形成すると共に、ラス
張り構造体5を例えば箱体を展開したような平面視形状
に形成しておけば、1つのラス張り構造体5から例えば
6面体等の多面体の下地構造材に組立てることもできる
という利点がある。この場合には、前記下地構造材を構
造物の所定箇所に固定すればよい。
【0031】なお、前記溝4は、図6に示すように、前
記ラス網3を発泡樹脂板2の一面2aに熱溶着した後で
形成してもよいし、あるいは熱溶着中又は熱溶着前に形
成してもよい。また、図7に示すように、2つの発泡樹
脂板2の端部にあらかじめ斜面4bをそれぞれ形成して
おき、これら2つの発泡樹脂板2を突き合わせるように
ラス網3を熱溶着することによって前記溝4を形成して
もよい。
【0032】更に、この溝4の深さDとしては、特に限
定されるものではなく、前記発泡樹脂板2の厚さTの5
0〜100%の範囲内であればよい。図8に示すよう
に、前記溝4を発泡樹脂板2の厚さTより浅く形成した
場合、ラス張り構造体5の折曲は、この溝4の周囲が適
当に押し潰されるようにして行えばよい。
【0033】ここで、図9に示すように、2つの発泡樹
脂板2の端部に斜面4bを形成すると共に、その先端部
をそれぞれ面取りし、これら2つの発泡樹脂板2の間に
所定間隔を開けた状態でラス網3を熱溶着しておけば、
ラス張り構造体5を折曲した際に、前記出隅部6に代え
てラス網3に面取り出隅部11(いわゆるCカット)を
形成することもできる。
【0034】また、前記ラス網3が発泡樹脂板2の一面
2aに、例えば点状又は線状等の部分的に熱溶着される
場合には、図10に示すように、熱溶着の際に小型の熱
プレート12等を使用できるので、熱溶着装置13の小
型化や簡素化を図ることができるという利点がある。
【0035】更に、図11に示すように、前記発泡樹脂
板2の一面2aにあらかじめ複数の凹部14を設けてお
いた場合には、構造物の所定位置に取付けられたラス張
り構造体5の表面仕上げ等を行う際に、モルタル等がラ
ス網3の背後に回り込むので、モルタル等のラス網3へ
の接着力がより向上するという利点がある。なお、前記
凹部14は、例えば、四方に所定間隔を開けて点状に形
成してもよいし、あるいは横方向に所定間隔を開けて線
状に形成する等してもよい。
【0036】以上、この実施形態においては、前記折曲
したラス張り構造体5を取付ける構造物が建物のゲート
Aである場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えば建物の門柱、塀、カーポート等の各
種の構造物の壁出隅部1に取付けることができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1のラス張り構造
体の発明によれば、前記発泡樹脂板の他面に、横断面が
V字状で且つ深さが前記発泡樹脂板の厚さの50乃至1
00%である溝を形成しているので、この溝において折
曲自在であり、この溝が内側となるように折曲して前記
ラス網に出隅部を形成できるという利点がある。そのた
め、このラス張り構造体を使用すれば、構造物の壁出隅
部を施工できるという利点がある。
【0038】請求項2の発明によれば、前記溝が複数個
形成されているので、折曲により前記ラス網に複数の出
隅部を形成することができる。そのため、このラス張り
構造体によって複数の壁出隅部を施工できるという利点
がある。また、複数の溝を必要に応じてそれぞれ所定の
方向に形成すると共に、ラス張り構造体を例えば箱体を
展開したような平面視形状に形成しておけば、1つのラ
ス張り構造体から例えば6面体等の多面体の下地構造材
に組立てることもできるという利点がある。
【0039】請求項3の発明によれば、前記発泡樹脂板
の他面に突出部を設けて他の部分より厚くしているの
で、このラス張り構造体を構造物の壁出隅部に取付けた
後においても、よりたわみにくいという利点がある。ま
た、前記下地パネルの支柱等の形状に合わせて、他のラ
ス張り構造体等と貼合わせることができるという利点が
ある。
【0040】請求項4の発明によれば、前記ラス網が発
泡樹脂板の一面に部分的に熱溶着されているので、これ
らラス網と発泡樹脂板の熱溶着の際に小型の熱プレート
等を使用できるので、熱溶着装置の小型化や簡素化を図
ることができるという利点がある。
【0041】請求項5の発明によれば、前記発泡樹脂板
の一面に複数の凹部を設けているので、構造物の所定位
置に取付けられるラス張り構造体の表面仕上げ等を行う
際に、モルタル等がラス網の背後に回り込み、そのため
このモルタル等のラス網への接着力がより向上するとい
う利点がある。
【0042】また、請求項6の壁出隅部の施工方法の発
明によれば、前記折曲したラス張り構造体を、前記出隅
部がゲート等の構造物の壁出隅部に位置するように取付
けるので、複数のラス張り構造体の使用及び組合わせに
よって複数の壁出隅部を形成すれば、これらラス張り構
造体等により所定の構造物を鉄筋コンクリート造でなく
ても施工することができる。そのため、構造物の施工に
手間がかからず、工期の短縮化や品質の安定化を図るこ
とができるという利点がある。
【0043】請求項7の発明によれば、前記折曲したラ
ス張り構造体を、構造物の例えば基礎コンクリートのア
ンカーボルト等に強固に固定される支柱の隅角部に取付
けるので、他の位置と比較してその取付けをより強固に
できるという利点がある。
【0044】請求項8の発明によれば、前記折曲したラ
ス張り構造体を支柱の隅角部にあらかじめ取付けてお
き、この支柱を構造物の所定位置に固定するので、上記
請求項7の効果に加え、前記下地パネル等を工場生産等
によってプレハブ化することができる。そのため、建築
現場等での工数を減らして工期をより短縮できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る壁出隅部の施工方法に使用する
ラス張り構造体の断面図。
【図2】図1のラス張り構造体に形成した溝の要部拡大
断面図。
【図3】図1のラス張り構造体を折曲して支柱の隅角部
に取付ける様子を示す断面図。
【図4】下地パネルの斜視図。
【図5】図4の下地パネルをゲートの所定位置に固定し
た状態を示す拡大断面図。
【図6】発泡樹脂板の一面にラス網を熱溶着した状態を
示す拡大断面図。
【図7】2つの発泡樹脂板の端部に斜面をそれぞれ形成
しておき、これら2つの発泡樹脂板を突き合わせるよう
にしてラス網を熱溶着する様子を示す拡大断面図。
【図8】発泡樹脂板の他面に、この発泡樹脂板の厚さよ
り浅い溝を形成した状態を示す拡大断面図。
【図9】2つの発泡樹脂板の端部に斜面を形成すると共
に、その先端部をそれぞれ面取りし、これら2つの発泡
樹脂板の間に所定間隔を開けてラス網を熱溶着した状態
を示す拡大断面図。
【図10】熱溶着装置により発泡樹脂板の一面にラス網
を部分的に熱溶着する様子を示す説明図。
【図11】発泡樹脂板の一面にあらかじめ複数の凹部を
設けた状態を示す断面図。
【図12】建物のゲートの斜視図。
【図13】従来のゲートにおいて施工されるゲート体の
斜視図。
【符号の説明】
A ゲート(構造物) 1 壁出隅部 2 発泡樹脂板 2a 一面 2b 他面 3 ラス網 4 溝 5 ラス張り構造体 6 出隅部 7 支柱 8 隅角部 9 下地パネル 10 突出部 14 凹部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡樹脂板と、該発泡樹脂板の一面に熱
    溶着されたラス網とを備えたラス張り構造体において、 前記発泡樹脂板の他面に、横断面がV字状で且つ深さが
    前記発泡樹脂板の厚さの50乃至100%である溝を形
    成したことを特徴とするラス張り構造体。
  2. 【請求項2】 前記溝が複数個形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のラス張り構造体。
  3. 【請求項3】 前記発泡樹脂板の他面に突出部を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のラス張り構造
    体。
  4. 【請求項4】 前記ラス網が発泡樹脂板の一面に部分的
    に熱溶着されていることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか記載のラス張り構造体。
  5. 【請求項5】 前記発泡樹脂板の一面に複数の凹部を設
    けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の
    ラス張り構造体。
  6. 【請求項6】 発泡樹脂板と、該発泡樹脂板の一面に熱
    溶着されたラス網とを備え、前記発泡樹脂板の他面に、
    横断面がV字状で且つ深さが前記発泡樹脂板の厚さの5
    0乃至100%である溝を形成したラス張り構造体を、 前記溝においてこの溝が内側となるように折曲して前記
    ラス網に出隅部を形成した後、この折曲したラス張り構
    造体を、前記出隅部が構造物の壁出隅部に位置するよう
    に取付けることを特徴とする壁出隅部の施工方法。
  7. 【請求項7】 前記折曲したラス張り構造体を、構造物
    の所定位置に固定した支柱の隅角部に取付けることを特
    徴とする請求項6記載の壁出隅部の施工方法。
  8. 【請求項8】 前記折曲したラス張り構造体を支柱の隅
    角部にあらかじめ取付けておき、この支柱を構造物の所
    定位置に固定することを特徴とする請求項6記載の壁出
    隅部の施工方法。
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