JPH1161910A - 2ハンドル式混合水栓装置 - Google Patents

2ハンドル式混合水栓装置

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JPH1161910A
JPH1161910A JP24179597A JP24179597A JPH1161910A JP H1161910 A JPH1161910 A JP H1161910A JP 24179597 A JP24179597 A JP 24179597A JP 24179597 A JP24179597 A JP 24179597A JP H1161910 A JPH1161910 A JP H1161910A
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JP
Japan
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water
handle
hot
valve portion
spindle
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JP24179597A
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English (en)
Inventor
Takuji Koyanagi
卓治 小柳
Motohiko Hattori
元彦 服部
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水側ハンドルと湯側ハンドルの間隔を広く取り
得て、ハンドル操作性,清掃性ともに良好で、尚且つコ
ストが安価な2ハンドル式混合水栓装置を提供する。 【解決手段】水栓本体16に備えた水側弁部と湯側弁部
の各スピンドル28に対して、水栓取付面の上側に横設
された操作面上に且つ上下方向の回転軸心回りに回転可
能に突出状に設けた水側ハンドル48及び湯側ハンドル
50のそれぞれを連結した形態の2ハンドル式混合水栓
装置において、水側ハンドル48及び湯側ハンドル50
を、対応する水側弁部のスピンドル28及び湯側弁部の
スピンドル28に対して水平方向に偏位した異軸位置に
配置した上、操作力伝達機構52,54を介して互いに
作動的に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は2ハンドル式の混
合水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
シングルレバーの回動操作により湯水の混合量調節、つ
まり吐水温度の調節と吐水の水量調節とを行う形式のシ
ングルレバー式の混合水栓装置が広く用いられている。
【0003】一方で2ハンドル式の混合水栓装置、即ち
水側ハンドルと湯側ハンドルの2つのハンドルを有し、
それらハンドルの回転操作により、水と湯の混合量の調
節及び吐水量調節を行う形式の混合水栓装置もまた、吐
水の水量を多く確保できるなどの利点を有していること
から根強いニーズがある。
【0004】この2ハンドル式混合水栓装置には壁付形
態のもの、カウンター等の取付面に水栓本体を埋込式に
設けた埋込形態のもの等各種形態のものが知られてい
る。
【0005】図6は壁付式の2ハンドル式混合水栓装置
の例を示している。同図において、200,202はそ
れぞれクランク脚を成す給水管,給湯管で、それぞれ一
端部が壁に埋込配管された元管に接続されている。
【0006】204は金属製の水栓本体で、この水栓本
体204に対し給水管200,給湯管202の他端部が
それぞれ接続されている。水栓本体204からは吐水管
206が延び出しており、その先端の吐水口208から
混合水を吐水するようになっている。
【0007】水栓本体204は壁面と平行方向に長手状
をなしており、その上面の左右両端部に、水側ハンドル
210と湯側ハンドル212とが上下方向の回転軸心回
りに回転可能に取り付けられている。ここで水側ハンド
ル210及び湯側ハンドル212は、それぞれの回転操
作によって水の混合量と湯の混合量とを調節する。
【0008】図7は水栓本体204内の弁部及び周辺部
の構造を示したもので、図中214,216はそれぞれ
水側弁部の主要素をなすコマと称する弁体及び弁座であ
る。
【0009】上記給水管200からの水は開口217を
通じて水栓本体204内部に流入し、更に弁体214が
開弁した状態において混合部218へと流入し、そこで
湯側弁部から流入した湯と水とが混合される。
【0010】220は弁体214を開閉駆動するための
スピンドルであって、軸心が上下方向に配向されてお
り、雄ねじ部222において水栓本体204の雌ねじ部
224に螺合されている。
【0011】スピンドル220は、回転操作に基づくね
じ送りによって図中上下方向に進退し、そして下向きに
押込操作されたときに弁体214を便座216に押し付
けて水側弁部を遮断する。また一方、上向きにねじ送り
されたとき弁体214を水圧の作用で便座216から離
間させ、開口216から流れ込んだ水を混合部218へ
と流入させる。
【0012】スピンドル220の上端部には、相対的に
大径の頭部が設けられていて、その頭部が水側ハンドル
210の凹陥部内に嵌め込まれている。頭部の外周面及
び凹陥部の内周面にはそれぞれセレーション部226,
228が形成されており、それらが周方向に一体回転状
態に係合されている。即ちスピンドル220及びこれと
同軸位置に配置された水側ハンドル210が一体回転状
態に互いに連結されている。尚、湯側弁部についても基
本的に同様の構造である。
【0013】ところでこの2ハンドル式混合水栓装置に
あっては、図6(A)に示しているように水側ハンドル
210及び湯側ハンドル212間の間隔を広く取ると必
然的に金属製の水栓本体204が大型のものとなり、コ
ストの高いものとなってしまう。
【0014】一方、(B)に示しているようにハンドル
210と212との間の寸法を狭くすると水栓本体20
4が小さくてすみ、その分コストが安価となる利点があ
るが、ハンドル210,212間の間隔が狭いためにハ
ンドルの操作性が損なわれ、ハンドル操作がし辛くなる
といった問題の外に、水栓本体204,ハンドル21
0,212等を清掃する際の清掃性が悪くなるといった
問題が生ずる。
【0015】特に、ハンドルの操作性を良くしようとし
て図8に示すようなレバー230,232を有するハン
ドル234,236等を用いたとき、隣接するハンドル
間で干渉を起してしまい、実際上このようなレバー付き
のハンドル234,236等を2ハンドル式混合水栓装
置のハンドルとして用い得なくなる。
【0016】図9は埋込式の2ハンドル式混合水栓装置
の例を示したもので、図示のようにカウンター等取付面
238の下側内部に水栓本体240が埋込状に設けられ
ていて、左右方向(長手方向)両端部に給水管242と
給湯管244とが接続されている。そしてそれら給水管
242,給湯管244の接続部において水栓本体240
に水側弁部と湯側弁部とがそれぞれ設けられている。
【0017】水側弁部及び湯側弁部の構造は上記壁付式
のものと基本的に同様であって、上下方向に配向された
スピンドル220がねじ送りによって上下に進退するこ
とで、弁体214が閉弁或いは開弁するようになってい
る。
【0018】またそれらスピンドル220に対して、取
付面238から上向きに突出する状態でスピンドル22
0と同軸位置に設けられた水側ハンドル210,212
が、それらスピンドル220に対してセレーション部2
26,228において一体回転状態に直接連結されてい
る。
【0019】以上の埋込式の2ハンドル式混合水栓装置
においても、上記図6〜図7に示す壁付きの2ハンドル
式混合水栓装置と同様の問題点を内包しており、特にこ
の埋込式の水栓装置の場合、水側ハンドル210と湯側
ハンドル212との間に吐水管206が起立状態に設け
られていることから、ハンドルの操作性及び清掃性が更
に悪いといった問題がある。
【0020】図10は水栓本体245が洗面器やカウン
ター等の取付面238上に露出する状態で取り付けられ
る2ハンドル式混合水栓装置の例を示したもので、水側
弁部,湯側弁部及びスピンドルとハンドルとの連結構造
等その他の点については基本的に上記例示したものと同
様の構造である。この形態の2ハンドル式混合水栓装置
もまた、上記と同様の問題点を内包している。
【0021】一方2ハンドル式混合水栓装置として、図
11に示すような形態のものも知られている。この例の
水栓装置は、水側ハンドル210及び湯側ハンドル21
2を、水平方向に対して僅かに斜め上向きに傾斜させた
上、それぞれを互いに逆向き方向に取り付けている。
尚、248は水栓本体、250は吐水管である。
【0022】この水栓装置の場合、洗面器やカウンター
等の取付基体に対して水栓取付穴を1つ設けておくだけ
で水栓装置の取付けが可能であり、取付施工性が良好で
ある反面、ハンドル210,212が斜めに傾いた状態
で且つ互いに逆向きに設けられていることから操作がし
辛いといった問題があった。
【0023】通常、陶器製の洗面器等に混合水栓装置を
取り付けるための水栓取付穴を形成する際、洗面器を製
造した後において後加工で水栓取付穴を形成するため、
穴加工のために大変な手間を要する。
【0024】従って水栓取付けのために複数個の穴加工
を行う必要のある図9,図10に示す水栓装置の場合、
穴加工のための加工費自体が高くなるのに加えて、それ
ぞれの取付穴における各部材の位置合せや締結作業のた
めにも多くの手間を要するといった問題がある。
【0025】ここにおいて単一の穴加工のみで水栓装置
の取付けができる図11に示す形態の2ハンドル式混合
水栓装置の場合、穴加工,水栓取付性の点で優れている
ものの、取付後におけるハンドルの操作性の点で難点が
あるのである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1の混合水栓装置は、水栓本体に備えた水側弁部と湯
側弁部の各弁体を開閉駆動する、軸心が上下向きに配向
された縦向きのスピンドルに対して、水栓取付面の上側
に横設された操作面上に且つ上下方向の回転軸心回りに
回転可能に突出状に設けた水側ハンドル及び湯側ハンド
ルのそれぞれを連結し、それら水側ハンドル及び湯側ハ
ンドルの回転操作に基づいて水側弁部,湯側弁部の開度
を調節し、混合部で湯水混合する形態の2ハンドル式混
合水栓装置において、前記水側ハンドル及び湯側ハンド
ルを、対応する前記水側弁部のスピンドル及び湯側弁部
のスピンドルに対して水平方向に偏位した異軸位置に配
置した上、操作力伝達機構を介して互いに作動的に連結
したことを特徴とする。
【0027】請求項2の混合水栓装置は、請求項1にお
いて、前記水栓本体の上側にハンドル変換ユニットを、
前記水側弁部及び湯側弁部の各スピンドルの上端部が該
ハンドル変換ユニットのケーシング内部に突入する状態
に脱着可能に取り付け、それら各スピンドル上端部を、
該ケーシング内部に収容した操作力伝達機構を介して、
該ケーシング上面に上向き突出状に配した前記水側ハン
ドル及び湯側ハンドルのそれぞれに作動的に連結したこ
とを特徴とする。
【0028】請求項3の混合水栓装置は、請求項1,2
の何れかにおいて、前記水側ハンドル及び湯側ハンドル
の何れをも吐水管に対して水平方向の一方の側に偏って
配置した上、それら水側ハンドル及び湯側ハンドルのそ
れぞれと、前記水側弁部のスピンドル及び湯側弁部のス
ピンドルとをそれぞれ操作力伝達機構を介して互いに作
動的に連結したことを特徴とする。
【0029】請求項4の混合水栓装置は、取付面上に位
置する水栓本体に備えた水側弁部と湯側弁部の各弁体を
開閉駆動する、スピンドルに対して、上下方向の且つ互
いに平行な回転軸心回りに該水栓本体に回転可能に突出
状に設けた水側ハンドル及び湯側ハンドルのそれぞれを
連結し、それら水側ハンドル及び湯側ハンドルの回転操
作に基づいて水側弁部,湯側弁部の開度を調節し、混合
部で湯水混合する形態の2ハンドル式混合水栓装置にお
いて、前記水側弁部及び湯側弁部を、前記水側ハンドル
及び湯側ハンドルを結ぶ方向の中心部に配置してそれら
水側弁部及び湯側弁部における各スピンドルを該水側ハ
ンドル及び湯側ハンドルのそれぞれに対して水平方向に
偏位した異軸位置に位置させ、且つ該水側ハンドル及び
湯側ハンドルのそれぞれと該水側弁部のスピンドル及び
湯側弁部の各スピンドルとを操作力伝達機構を介して互
いに作動的に連結したことを特徴とする。
【0030】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の2ハン
ドル式混合水栓装置は、水側ハンドル及び湯側ハンドル
を、対応する水側弁部のスピンドル及び湯側弁部のスピ
ンドルに対して水平方向に偏位した異軸位置に配置した
上、操作力伝達機構を介して互いに作動的に連結したも
ので、この混合水栓装置の場合、従来の2ハンドル式混
合水栓装置における水側弁部及び湯側弁部の各スピンド
ルをそのままの状態として、対応する水側ハンドル及び
湯側ハンドルの位置を自由に設定することが可能であ
る。即ち、従来の2ハンドル式混合水栓装置の構造を特
に改変することなく、ハンドル位置のみを自由に設定す
ることが可能となる。
【0031】従って本装置によれば水栓本体を小型,コ
ンパクトに維持したままで、一対のハンドル間の間隔を
十分に広く取ることができ、操作性を良好なものとなす
ことができる。また併せて清掃性を良くすることができ
る。更に水栓本体を小型,コンパクト化できるために、
水栓装置に要するコストを低減することができる。
【0032】更にこの請求項1の混合水栓装置の場合、
水側ハンドル及び湯側ハンドルの何れもが上下方向の回
転軸心回りに回転可能とされているため、図6,図7,
図9,図10に示す従来の2ハンドル式混合水栓装置と
全く同様にしてハンドル操作を行うことができる特長を
有する。
【0033】請求項2の混合水栓装置は、水栓本体の上
側にハンドル変換ユニットを脱着可能に取り付け、その
ハンドル変換ユニットのケーシング内部に突入させた水
側弁部及び湯側弁部の各スピンドルの上端部と、ケーシ
ングの上面且つ各スピンドルに対して異軸位置に配した
水側ハンドル及び湯側ハンドルとを、ケーシング内部に
収容した操作力伝達機構を介して互いに作動的に連結し
たもので、この混合水栓装置においても、従来の2ハン
ドル式混合水栓装置における水側弁部及び湯側弁部の各
スピンドルをそのままにして、対応する水側ハンドル及
び湯側ハンドルの位置を自由に設定することができる。
【0034】加えて本装置の場合、ハンドル変換ユニッ
トを水栓本体の上側に取り付けるだけで極めて簡単にハ
ンドル位置を変更することができるとともに、ハンドル
変換ユニットの取外しによって清掃が更に容易となる利
点が得られる。
【0035】請求項3の混合水栓装置は、水側ハンドル
及び湯側ハンドルの何れをも、対応する水側弁部及び湯
側弁部のスピンドルに対して、それぞれ異軸位置に且つ
吐水管に対して一方の側に偏って配置し、そして各対応
するハンドルとスピンドルとを、操作力伝達機構を介し
て作動的に連結したもので、この装置においても水側ハ
ンドル及び湯側ハンドルの位置を自由に設定することが
でき、それらハンドル間の間隔を十分に広く取ることが
できる。
【0036】従ってこの水栓装置においてもハンドル操
作の際に良好な操作性を確保することができるととも
に、水栓装置の清掃性も良好となすことができる。
【0037】しかもこの水栓装置においては、給水管,
給湯管及び水側弁部,湯側弁部が吐水管を間にしてその
両側に位置している場合においても、水側ハンドル,湯
側ハンドルを吐水管に対して一方の側に偏って配置で
き、一対のハンドル間に吐水管が位置することによって
ハンドル操作の際に吐水管が障害となり、操作性がその
分損なわれたり或いは清掃性が損なわれるといった問題
を生じない利点がある。
【0038】次に請求項4の装置は、水側弁部及び湯側
弁部を一対のハンドル間の中心部に配置する一方、対応
する水側ハンドル及び湯側ハンドルをそれら弁部のスピ
ンドルと異軸位置に位置させ、それらを操作力伝達機構
を介して互いに連結したものである。
【0039】この水栓装置の場合、水側弁部及び湯側弁
部が水栓本体の中心部に位置していることから、図11
に示す従来の2ハンドル式混合水栓装置と同様に、給水
管,給湯管と水栓本体との接続を洗面器,カウンター等
の取付基体に形成した単一の水栓取付穴において行うこ
とが可能であり、従ってこの水栓装置にあっては、それ
ら洗面器,カウンター等取付基体に対して単一の水栓取
付穴を形成するだけで水栓装置の取付施工を行うことが
でき、取付施工性を良好なものとすることができる。
【0040】しかもこの請求項4の水栓装置の場合、水
側ハンドル,湯側ハンドルが何れも上下方向の互いに平
行な軸心回りに回転操作できるようにされているから、
図11に示す水栓装置と異なってハンドル操作の操作性
も良好である。
【0041】またそれら水側ハンドル及び湯側ハンドル
と対応する各弁部のスピンドルとは、それぞれ操作力伝
達機構を介して連結されているため、水側ハンドル,湯
側ハンドルのハンドル位置を自由に設定することがで
き、それらハンドルの間隔を十分な間隔で確保すること
ができる。
【0042】従ってこの請求項4の水栓装置にあって
は、ハンドル操作の際にハンドルを掴んだ手が他方のハ
ンドルに当たってしまうといった不都合を改善すること
ができ、また良好な清掃性を確保することができる。
【0043】また上記請求項1〜4の装置何れも共通し
て、ハンドル間の間隔を十分に確保することができるこ
とから、図8に示すようなレバー付きのハンドルを用い
た場合にもそれらが干渉してしまうといった問題を解決
することができる。換言すれば、これら請求項1〜4の
水栓装置においては、そのようなレバー付きのハンドル
を支障なく用いることができる。
【0044】尚、上記操作力伝達機構としてはギヤの噛
合いを用いたもの、ベルトによる操作力伝達を用いたも
のその他各種の機構を採用することが可能である。
【0045】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は壁付きの2ハンドル式
混合水栓装置で、12,14はそれぞれ壁への取付用ク
ランク脚を兼ねた給水管,給湯管で、各下端部が壁に埋
込配管された元管にそれぞれ接続されている。
【0046】16は金属製の水栓本体で、この水栓本体
16に対し上記給水管12,給湯管14の上端部がそれ
ぞれ接続されている。この水栓本体16からは吐水管1
8が延び出しており、その先端の吐水口20から吐水す
るようになっている。
【0047】水栓本体16は、その内部が混合室21
(図3参照)と水流入室及び湯流入室とに仕切られてお
り、その仕切部に水側弁部と湯側弁部とが設けられてい
る。
【0048】図3はその水側弁部及び周辺部の構造を示
している。同図において22,24はそれぞれ水側弁部
における主要素をなす弁体及び弁座であり、給水管12
を通じて送られてきた水は開口26から水流入室へと流
入した後、弁体22の開弁により混合室21へと流入す
る。そしてこの混合室21において、水側弁部を経て流
入した水と湯側弁部を経て流入した湯とが混合され、そ
の混合水が吐水管18を経て吐水口20から吐水され
る。
【0049】28は弁体22を駆動するスピンドルであ
って、中心部の嵌合孔30内に弁体22の軸32を嵌入
させた状態で、下端面を弁体22の上面に当接させてい
る。
【0050】このスピンドル28は雄ねじ部34を有し
ており、その雄ねじ部34が、水栓本体16側の雌ねじ
部36に螺合されている。そしてそれら雄ねじ部34と
雌ねじ部36とのねじ送り作用で、スピンドル28が上
下方向に進退されるようになっている。
【0051】そしてこのスピンドル28が下向きに移動
することで、弁体22が一定の力で弁座24に押し付け
られ、水側弁部が遮断される。またスピンドル28の上
向きの移動によって弁体22が開かれ、水流入室から混
合室21へと水が流入する。尚、スピンドル28はその
軸心が垂直向きとされている。
【0052】スピンドル28は、その上端部が水栓本体
16を貫通して上向きに突き出しており、その突き出し
た上部に大径の頭部37が形成されている。そしてその
頭部37の外周面に沿ってセレーション部38が形成さ
れている。尚、40はキャップナットであり、42はパ
ッキンである。
【0053】図1,図2,図3において、44はハンド
ル変換ユニットであって、水栓本体16の上面に載置状
態に且つ脱着可能に取り付けられている。ハンドル変換
ユニット44は、扁平な箱体状をなすケーシング46を
有しており、その内部に上記スピンドル28の上端部が
突入している。ケーシング46の上面の左右端部(長手
方向端部)には、断面円形の水側ハンドル48及び湯側
ハンドル50がそれぞれ垂直な軸心回りに回転可能に取
り付けられている。
【0054】ここで水側ハンドル48及び湯側ハンドル
50は、それぞれ水側弁部及び湯側弁部の各スピンドル
28に対して水平方向且つ互いに逆方向に偏位した異軸
位置に配置されている。つまり図1において、スピンド
ル28間の間隔dに対してハンドル48,50間の間隔
Dが大きくされている。
【0055】そしてこれら水側ハンドル48及び湯側ハ
ンドル50のそれぞれが、ケーシング46の内部におい
て操作力伝達機構を介して水側弁部及び湯側弁部のそれ
ぞれのスピンドル28に対して作動的に連結されてい
る。
【0056】具体的には、ケーシング46内部に下向き
に延び出したハンドル軸51が、そのハンドル軸51に
固設された駆動ギヤ52及びケーシング46内部に配設
された中間ギヤ54を介してスピンドル28の上端部の
セレーション部38に噛み合わされ、ハンドル48,5
0の回転操作力が水側弁部及び湯側弁部のそれぞれのス
ピンドル28に伝達されて、各スピンドル28が回転操
作されるようになっている。尚、中間ギヤ54はケーシ
ング46により回転可能に支持された軸56の軸心回り
に回転可能とされている。
【0057】ここで湯側弁部の構造及び湯側弁部のスピ
ンドルと湯側ハンドル50との連結構造については図示
を省略したが、その構造は図3中左右の向きが逆向きと
なることを除いて基本的に上記と同様である。
【0058】この例において、上記ハンドル変換ユニッ
ト44におけるケーシング46は、これを金属製とする
こともできるが樹脂製とすることも可能である。
【0059】本例の混合水栓装置の場合、従来の2ハン
ドル式混合水栓装置に備えられている水側弁部及び湯側
弁部の各スピンドル28をそのままにして、対応する水
側ハンドル48及び湯側ハンドル50の位置を自由に設
定することができる。
【0060】即ち本装置10によれば、水栓本体16を
小型,コンパクト化しつつ一対のハンドル48,50間
の間隔を十分に広く取ることができ、操作性を良好なも
のとなすことができるとともに、併せて清掃性を良くす
ることができる。また水栓本体16を小型,コンパクト
化できるために水栓装置10に要するコストを安価とな
すことができる。
【0061】更にこの混合水栓装置10の場合、水側ハ
ンドル48及び湯側ハンドル50の何れもが垂直な回転
軸心回りに回転可能とされているため、図6,図9,図
10に示す従来の2ハンドル式混合水栓装置と全く同様
にしてハンドル操作を行うことができる。
【0062】更にこの混合水栓装置10は、水栓本体1
6の上側にハンドル変換ユニット44を脱着可能に取り
付けるだけで、極めて簡単にハンドル位置を変更するこ
とができるとともに、ハンドル変換ユニットの取外しに
よって清掃が更に容易となる利点がある。
【0063】次に図4は、洗面器,カウンタ等の上面に
吐水管18,ハンドル48,50が突き出す状態に設け
られる2ハンドル式水栓装置の例を示したもので、図中
60はこの例の水栓装置58における水栓本体で、取付
面62の下側内部に埋込状態に設けられている。
【0064】水栓本体60は混合部64とその両端位置
の水側弁部66,湯側弁部68を有しており、それら水
側弁部66,湯側弁部68において給水管12及び給湯
管14が接続されている。
【0065】これら水側弁部66,湯側弁部68からは
それぞれスピンドル28の上端部が上向きに突き出して
いる。尚、それらスピンドル28の上端部に大径の頭部
37が形成されており、その外周面に沿ってセレーショ
ン部38が形成されている点は上記実施例と同様であ
る。
【0066】69はハンドル変換ユニットであって、ケ
ーシング71の上面から起立する状態に吐水管18が設
けられている。ここで吐水管18は、給水管12,給湯
管14、従って水側弁部66とそのスピンドル28及び
湯側弁部68とそのスピンドル28の間の位置において
起立している。ケーシング71の上面には水側ハンドル
48と湯側ハンドル50とが垂直な軸心回りに回転可能
に設けられている。
【0067】本例では、水側ハンドル48及び湯側ハン
ドル50の何れもが、対応する水側弁部66及び湯側弁
部68の各スピンドル28に対して、水平方向に偏った
異軸位置に且つ吐水管18に対して図4中右側に偏った
位置に配置されている。
【0068】而してこれら水側ハンドル48及び湯側ハ
ンドル50は、ケーシング71内部において駆動ギア5
2,タイミングベルト70,72を介して、同じくケー
シング71内部に突入した水側弁部66のスピンドル2
8及び湯側弁部68のスピンドル28に、詳しくは上端
のセレーション部38に対してそれぞれ作動的に連結さ
れている。
【0069】本例の水栓装置58においても、ハンドル
操作の際に良好な操作性を確保することができるととも
に、清掃性も良好となすことができる。
【0070】しかもこの水栓装置58においては、給水
管12,給湯管14及び水側弁部,湯側弁部が吐水管1
8の両側に位置しているにも拘らず水側ハンドル48,
湯側ハンドル50を吐水管18に対して水平方向の一方
の側に偏った位置に配置でき、従って一対のハンドル4
8,50間に吐水管18が位置することによって、ハン
ドル操作の際に吐水管が障害となって操作性が損なわれ
たり或いは清掃性が損なわれるといった問題を生じない
利点がある。
【0071】尚、上例のようにハンドル変換ユニット6
9を用いて水栓装置58を構成するのでなく、ケーシン
グ71を水栓本体60に一体的に形成してその内部でハ
ンドル48,50とスピンドル28とを作動的に連結す
るようになすこともできる。
【0072】或いはまた、ケーシング71を水栓本体自
身のケーシングとして構成し、その内部に水側弁部6
6,湯側弁部68,混合部64等を形成した上、各スピ
ンドル28を水側ハンドル48,湯側ハンドル50に作
動的に連結するようになすこともできる。
【0073】更にはまた、水栓本体60を取付面62上
に上記形態とは別の形態で配置した上、その水栓本体の
上側にハンドル変換ユニット66を取り付けるようにな
すことも可能である。
【0074】図5は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この図において74は水栓本体で、中心部下側の立
上り部76と、その上端部において左右方向に延びる水
平部78とを有しており、その水平部78と洗面器,カ
ウンター等の取付基体82の上面との間に所定の隙間が
形成されている。
【0075】この例において、水栓本体74からは雄ね
じ管80が下向きに延び出しており、この雄ねじ管80
が洗面器,カウンター等取付基体82の水栓取付穴84
を挿通して裏側に突き出し、その裏側において固定ナッ
ト86の締付けにより取付基体82に取り付けられてい
る。
【0076】この雄ねじ管80の内部には、取付基体8
2の下側から給水管12,給湯管14が挿通されてお
り、それらの上端部が水栓本体74に接続されている。
【0077】水栓本体74における水平部78の上面の
左右両端部、つまり吐水管18の両側位置に水側ハンド
ル48と湯側ハンドル50とが垂直な軸心回りに回転可
能に設けられている。
【0078】図5(A)に示しているように、本例では
水栓本体74の中心部において水側弁部66,湯側弁部
68が備えられており、それらのスピンドル28に対し
て、上記水側ハンドル48,湯側ハンドル50が水平方
向且つ互いに左右逆方向に偏位した異軸位置に配置され
ている。
【0079】そしてそれら水側ハンドル48及び湯側ハ
ンドル50のそれぞれが、水栓本体74内部においてタ
イミングベルト90を介して対応するスピンドル28の
それぞれに作動的に連結されている。
【0080】この例の水栓装置75の場合、水側弁部6
6及び湯側弁部68が水栓本体74の中心部に位置して
いることから、図11に示す従来の2ハンドル式混合水
栓装置と同様に給水管12,給湯管14と水栓本体74
との接続を洗面器,カウンター等の取付基体82に形成
した単一の水栓取付穴84において行うことが可能であ
り、従ってこの水栓装置75にあっては、取付基体82
に対して単一の水栓取付穴84を形成するだけで水栓装
置75の取付施工を行うことができ、取付施工性を良好
なものとすることができる。
【0081】しかもこの例の水栓装置75の場合、水側
ハンドル48,湯側ハンドル50が何れも垂直且つ互い
に平行な軸心回りに回転操作できるため、図11に示す
水栓装置と異なってハンドル操作の操作性も良好であ
る。
【0082】またそれら水側ハンドル48及び湯側ハン
ドル50と対応する各弁部のスピンドル28とはそれぞ
れ操作力伝達機構を介して連結されているため、水側ハ
ンドル48,湯側ハンドル50のハンドル位置を自由に
設定することができ、ハンドルの間隔を十分な間隔で確
保することができる。
【0083】また上記実施例の装置の何れも共通してハ
ンドル間の間隔を十分に確保することができることか
ら、図8に示すようなレバー付きのハンドルを用いた場
合にも、それらが干渉してしまうといった問題を回避す
ることができる。
【0084】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である2ハンドル式混合水栓
装置の図である。
【図2】図1の混合水栓装置を、ハンドル変換ユニット
を分離した状態で示す図である。
【図3】同じ混合水栓装置における要部の内部構造を示
す図である。
【図4】本発明の他の実施例の2ハンドル式混合水栓装
置の図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の2ハンドル式混合水
栓装置の図である。
【図6】従来の壁付きの2ハンドル式の混合水栓装置を
示す図である。
【図7】図6の混合水栓装置の要部を切り欠いて示す図
である。
【図8】レバー付きのハンドルの形態例を示す図であ
る。
【図9】従来の埋込型の2ハンドル式混合水栓装置の図
である。
【図10】従来の2ハンドル式混合水栓装置の、図6〜
図9とは別の形態例を示す図である。
【図11】従来の2ハンドル式混合水栓装置の、図6〜
図10とは異なる形態例を示す図である。
【符号の説明】
10,58,75 2ハンドル式混合水栓装置 16,60 水栓本体 18 吐水管 22 弁体 24 弁座 28 スピンドル 38 セレーション部 44,69 ハンドル変換ユニット 46 ケーシング 48 水側ハンドル 50 湯側ハンドル 51 ハンドル軸 52 駆動ギヤ 54 中間ギヤ 56 軸 62 取付面 66 水側弁部 68 湯側弁部 70,72,90 タイミングベルト 71 ケーシング 82 取付基体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓本体に備えた水側弁部と湯側弁部の
    各弁体を開閉駆動する、軸心が上下向きに配向された縦
    向きのスピンドルに対して、水栓取付面の上側に横設さ
    れた操作面上に且つ上下方向の回転軸心回りに回転可能
    に突出状に設けた水側ハンドル及び湯側ハンドルのそれ
    ぞれを連結し、それら水側ハンドル及び湯側ハンドルの
    回転操作に基づいて水側弁部,湯側弁部の開度を調節
    し、混合部で湯水混合する形態の2ハンドル式混合水栓
    装置において 前記水側ハンドル及び湯側ハンドルを、対応する前記水
    側弁部のスピンドル及び湯側弁部のスピンドルに対して
    水平方向に偏位した異軸位置に配置した上、操作力伝達
    機構を介して互いに作動的に連結したことを特徴とする
    2ハンドル式混合水栓装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記水栓本体の上側
    にハンドル変換ユニットを、前記水側弁部及び湯側弁部
    の各スピンドルの上端部が該ハンドル変換ユニットのケ
    ーシング内部に突入する状態に脱着可能に取り付け、そ
    れら各スピンドル上端部を、該ケーシング内部に収容し
    た操作力伝達機構を介して、該ケーシング上面に上向き
    突出状に配した前記水側ハンドル及び湯側ハンドルのそ
    れぞれに作動的に連結したことを特徴とする2ハンドル
    式混合水栓装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記水
    側ハンドル及び湯側ハンドルの何れをも吐水管に対して
    水平方向の一方の側に偏って配置した上、それら水側ハ
    ンドル及び湯側ハンドルのそれぞれと、前記水側弁部の
    スピンドル及び湯側弁部のスピンドルとをそれぞれ操作
    力伝達機構を介して互いに作動的に連結したことを特徴
    とする2ハンドル式混合水栓装置。
  4. 【請求項4】 取付面上に位置する水栓本体に備えた水
    側弁部と湯側弁部の各弁体を開閉駆動する、スピンドル
    に対して、上下方向の且つ互いに平行な回転軸心回りに
    該水栓本体に回転可能に突出状に設けた水側ハンドル及
    び湯側ハンドルのそれぞれを連結し、それら水側ハンド
    ル及び湯側ハンドルの回転操作に基づいて水側弁部,湯
    側弁部の開度を調節し、混合部で湯水混合する形態の2
    ハンドル式混合水栓装置において 前記水側弁部及び湯側弁部を、前記水側ハンドル及び湯
    側ハンドルを結ぶ方向の中心部に配置してそれら水側弁
    部及び湯側弁部における各スピンドルを該水側ハンドル
    及び湯側ハンドルのそれぞれに対して水平方向に偏位し
    た異軸位置に位置させ、且つ該水側ハンドル及び湯側ハ
    ンドルのそれぞれと該水側弁部のスピンドル及び湯側弁
    部の各スピンドルとを操作力伝達機構を介して互いに作
    動的に連結したことを特徴とする2ハンドル式混合水栓
    装置。
JP24179597A 1997-08-21 1997-08-21 2ハンドル式混合水栓装置 Pending JPH1161910A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016132971A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社Lixil 水栓装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016132971A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社Lixil 水栓装置

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