JPH1160011A - シート積載装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート積載装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH1160011A
JPH1160011A JP9228152A JP22815297A JPH1160011A JP H1160011 A JPH1160011 A JP H1160011A JP 9228152 A JP9228152 A JP 9228152A JP 22815297 A JP22815297 A JP 22815297A JP H1160011 A JPH1160011 A JP H1160011A
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unit
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image forming
forming apparatus
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JP9228152A
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English (en)
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Yasuyoshi Hayakawa
保芳 早川
Tomoyuki Araki
荒木  友行
Tsuyoshi Waratani
強 藁谷
Teruo Komatsu
照夫 小松
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタの排紙部から、プリンタの外を通っ
てプリンタの下部に積置した排紙装置に用紙を搬送する
縦搬送部を有する排紙装置において、縦搬送部の故障防
止及び設置性アップ。 【解決手段】 縦搬送部700を揺動可能として、ジ
ャム処理時に、不用意に両面ユニット500を引き抜い
ても、縦搬送部が邪魔をしないようにする。 縦搬送部700とプリンタ本体の間のすき間を縦搬送
部から形成した外装面791でカバーすることにより、
プリンタ後端から突き出したカセット401をカバーす
るとともに、排紙装置にプリンタを設置しやすいガイド
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート積載装置及
び画像形成装置、詳細には、例えば、レーザービームプ
リンタ等の画像形成装置に装着され、印字済みの用紙を
排出積載する用紙排出積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等に装着する排出装置
は、プリンタ本体の排出口側の側面に装着されて印字済
みの用紙を排出積載するタイプのものがよく知られてい
る。しかしながら、このタイプの排出積載装置は、プリ
ント用紙をページ順に排出積載するために、スイッチバ
ック機構を持つため、設置面積が大きくなったり、スイ
ッチバックのために用紙間隔をあけなければならず、プ
リントのスループットが落ちてしまうという欠点があっ
た。
【0003】また、この対応策としてプリンタの上面側
に用紙を搬送して積載することで、反転機構を無くす方
式のものもあるが、このタイプの排出積載装置で多くの
用紙を積載するためには、それを支えるプリンタ本体の
強度をアップしなければならず、プリンタ本体のコスト
アップになる等の欠点があった。
【0004】これらの欠点を解消するための排出積載装
置として、プリンタ本体の下に排出積載部を配置し、プ
リンタ本体の排紙路中にプリンタ本体の下に積置した排
紙装置へと分岐させる分岐手段であるフラッパを設け、
前記分岐手段であるフラッパから排紙装置へと、下に回
り込ませる搬送部をプリンタ本体の外側に設け、前記搬
送部に前記プリンタ本体に設けたフラッパをアクチュエ
ートするアクチュエータを設けることで前記問題を解決
したいわゆる下置きタイプの排出積載装置が考えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常両面プリントのた
めの用紙搬送方向を反転し、その後プリンタ本体に用紙
を再び搬入するいわゆる反転搬送部をもった両面搬送部
を有しているのが近年多く見られるようになってきた。
【0006】この両面搬送部では、前述のように用紙の
搬送タイミングを計算して方向を切り替えて、別の搬送
路に導くなどの複雑な操作をしているため、一旦用紙が
この部分でジャムした場合は、そのジャム処理の作業が
大変になる。したがってジャム処理時には、前記反転搬
送部を着脱できるようにして装置から外して作業がしや
すくするなどの工夫が凝らされている。
【0007】しかしながら、前述のように排紙装置に導
くための搬送路をプリンタ本体の外に設けると、その搬
送部が邪魔になる恐れがある。
【0008】また、前記搬送部を設置する場所は、プリ
ンタ本体の排紙部の約下におかれているが、通常この部
分には、プリンタ本体の給紙部に設けられた給紙カセッ
トの後端部がくる。
【0009】プリンタに使用される用紙サイズは、さま
ざまであり、長尺な用紙も使用可能なように用紙カセッ
トは、プリンタ本体からその後端部が飛び出しているこ
とが多い。
【0010】排紙装置のための搬送部は、この飛び出し
た用紙カセットの後端からさらに外側に設けられること
になる。
【0011】このような構成であると、デザインが複雑
になる。設置時、直感的に設置位置がわからない等の恐
れがある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、排紙装置を本
体の下方に配置し、所定の画像形成プロセスにより画像
形成されたシートを排紙装置にに導く縦搬送経路を装置
の外部にたてて設けた画像形成装置において、前記縦搬
送路を揺動可能に構成したことを特徴とする。
【0013】又、前記縦搬送路の外装カバーを本体の外
装面に合わせて本体の給紙カセットの後端部をカバーす
るように構成したことを特徴とする。
【0014】(作用)上記構成によれば、本体の排紙部
でのジャム処理時に、縦搬送部が邪魔にならない。ま
た、ユーザーが排紙部に設けられた両面部を無造作に抜
いたり、縦搬送部に外力を加えても破損することがなく
なる。また、縦搬送部の外装カバー部を、本体の外装部
に合わせ、用紙カセットの後端部をカバーして構成した
ことにより、外観がきれいになるとともに、ユーザーが
装置を設置する際に直感的に設置位置がわかるようにな
った。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0016】〈第1の実施の形態〉図1は本発明の実施
例1に係わる排紙積載装置を装着したプリンタの全体構
成を示す。
【0017】本実施例は、レーザービームプリンタに代
表されるプリンタ装置に装着される排紙装置に適用した
ものであり、100はプリンタ装置本体であり、単独に
コンピュータに接続されたり、LAN等のネットワーク
に接続されて、送られた情報により、所定の画像形成プ
ロセスにより画像を用紙に印刷し、排出する装置であ
る。130は排紙トレイの一部であり、両面ユニットを
装着しないとき、外部トレイと併せて排出トレイを形成
する。
【0018】200は、第1の給紙装置であり、複数枚
の用紙Pを収納し、フロントから着脱可能な用紙カセッ
ト201と、用紙カセットに収納された用紙Pを所定の
給紙信号により一枚ずつ分離してプリンタ本体100に
搬送する分離給紙部202からなっている。また、この
給紙装置200は、積層して使用できるように下層に位
置する給紙装置300,400からの用紙Pを搬送する
ための用紙ガイド部203を持っている。
【0019】300は、第2の給紙装置であり、給紙装
置200と同じく、用紙Pを収納する用紙カセット20
1と、分離給紙部302、下層からの用紙Pを搬送する
用紙ガイド部303からなっている。
【0020】400も、やはり給紙装置であり、給紙装
置200,300と同様な構成になっている、給紙装置
400の用紙カセット401は、給紙カセット201よ
り用紙Pの収納量が多く収納できるよう構成されてい
る。カセット401は長尺な用紙を用いることができる
ように長さが長いため、プリンター本体100よりも後
端が突出している。
【0021】これら給紙装置は、いずれも同一形状の位
置決めピンと嵌合穴からなっており、積層することによ
り、電気的な結合も装置上下に設けられたコネクタによ
り、自動的にプリンタ装置や上下段の給紙カセットと結
合され、プリンタ100は、その結合状態を知ることが
できるようになっている。
【0022】したがって、ユーザーは、仕様環境に適合
した給紙カセットの段数や、容量を多くのバリエーショ
ンの中から選択することが可能となっている。
【0023】500は、両面ユニットであり、プリンタ
装置100に形成されたガイド形状に沿って図中、左方
向からプリンタ装置100に装着されるように構成され
ている。
【0024】プリンタ装置100と、両面ユニット50
0も、双方に設けられたコネクタK1 によって電気的に
接続され、プリンタ装置100から、両面ユニット50
0への給電および、通信が可能となるとともに、プリン
タ側で接続状態が確認できるようになっている。
【0025】排紙装置600は、プリンタから排出され
用紙を、縦搬送部700、および、延長ガイド部800
経由してフェースダウンで所定のジョブ毎に用紙を束ね
て、1ヶ所または、複数ヶ所ステイプルして排出積載し
たり、単純にフェースダウンで排出積載する排紙装置で
ある。排出装置600とプリンタ装置100はケーブル
コネクターK2 で電気的に接続されている。
【0026】ここで、用紙pの搬送経路に沿って本発明
による排紙装置600について詳しく説明する。
【0027】所定のプリント信号により、所望の給紙カ
セットから選択的に給紙された用紙Pは、プリンタ装置
100の中で、画像形成部101で画像形成プロセスに
より画像を印字面を上にして転写され、その後、定着手
段120により転写された画像は、用紙Pに定着され
る。
【0028】画像を定着された用紙は、所定の信号によ
りFDフラッパ121によって、本体の上部に用意され
たFD排紙部125か、両面ユニット500に選択的に
分岐搬送される。
【0029】両面ユニット500に分岐搬送された用紙
Pは、両面搬送センサーレバー501をアクチュエート
する。
【0030】搬送された用紙が、両面プリントの指示で
ある場合は、この搬送された用紙Pによりアクチュエー
トされた両面搬送センサー501は、下流の両面搬送ロ
ーラ502を所定のタイミングで駆動し、フラッパ50
5の切換により用紙を反転搬送路503に導く(図
2)。次に、用紙Pの後端が両面搬送センサー501を
抜けたのを検知後、所定のタイミングで両面搬送ローラ
502を逆転駆動する。これにより用紙Pは、両面搬入
路504に搬送され、再給送ローラ501によりプリン
タ装置100に再び、搬送されて両面印字するようにな
っている。
【0031】次に、搬送された用紙Pが、排紙装置に向
かう場合の各部の動きを説明する。
【0032】両面ユニット500に搬入された用紙Pが
両面搬送センサ501をアクチュエートすると、所定の
タイミングで下流の搬送ローラ502を駆動するととも
に、排紙装置600に信号を出し、図4に記載した排紙
装置600内に設けられたフラッパソレノイド610の
ソレノイドのプランジャー611を引き、プランジャ6
11に回動自在に取り付けられたレバー612を回動中
心613を回転中心に下方に引き込む。
【0033】このレバー612は、回転軸613に支持
されているので、この回転軸613を回転中心に回動
し、リンクレバー711側の支持側を上方に回動させ、
リンクレバー711、811を押し上げ、両面ユニット
に設けられたフラッパ505を回動させて(図5)、搬
送路を排紙装置側に設け、用紙Pを排紙装置に搬入する
ように構成されている(図3)。
【0034】縦搬送部700は図1に示すように、プリ
ンタ本体100から突き出たカセット401を逃げた位
置に立てられているので、プリンタ本体100の外装面
からは少し離れた位置にある。
【0035】このようにして、延長ガイド800のガイ
ド部820を通過し、縦搬送部700に搬送され用紙
は、縦搬送ローラ701、および、縦搬送ローラ701
に回動自在に付勢された搬送コロ702により排紙装置
に設けられた整合排出ローラ601、および、整合排出
ローラ601に回転自在に付勢された整合排出コロ60
2によって用紙整合部へと排出される。
【0036】この時、プリンタで印字面を上にして印字
された用紙は、本体の下に回り込み排紙されるので印字
面は下を向いたいわゆるフェースダウンで排紙される。
【0037】また、この整合排出ローラ601のニップ
の上流には、整合排出センサー603が設けられてお
り、用紙が搬入されるタイミングや、用紙後端が抜ける
タイミングを検知している。
【0038】この整合排出センサー603は、用紙の搬
入タイミングを検知し、所定時間後、後述する横レジ整
合板622を動作させたり、用紙のジャムを検知してい
る。
【0039】整合排出ローラ601によって搬送された
用紙Pは、上ガイド621と整合テーブル620によっ
て案内され、縦整合ベルト631により用紙先端が、シ
ャッタ632に設けられた先端ストッパ部633に突き
当たるように引き込まれる。
【0040】634は、整合テーブル620に用紙があ
るかないかを検知するためのセンサーである。
【0041】縦整合ベルト631は、用紙先端がストッ
パ633に突き当たった後も用紙を引き込む方向に回転
し続けているが、搬送力は弱く設定されているので、用
紙を坐屈させたり、シャッター633を押し開けたりす
ることはない。
【0042】用紙Pの後端が整合排出ローラ601を抜
け、先端が、シャッタ633に突き当たるタイミングを
見計らって、ステッピングモータである横レジ整合モー
タ623は横レジ整合板622を駆動し、搬入された用
紙Pの横方向の整合をおこなう。
【0043】この横レジ整合は、用紙搬入位置から所定
量待避した位置に待避している横レジ整合板622を、
搬送された用紙Pの所定用紙幅より若干狭い位置まで押
し込むように横レジモータ623で、制御されている。
用紙幅よりも狭い位置まで横レジ整合板が押し込めれた
とき、用紙がたわみ、その反力が横レジ整合板の用紙押
圧部に加わる。
【0044】この横レジ整合板には、横レジモータ62
3に設けられた駆動用のピニオンギヤと噛み合い、駆動
力を受けるラックギヤ622aと、用紙を押圧する整合
板との間で用紙幅方向に遊びの間隙が設けられており、
用紙の反力を吸収するためバネ部材で常に用紙の幅を狭
める位置にこの遊びの間隙の中で付勢されている。この
遊びの間隙は、横レジ整合板が、用紙幅より狭く押し込
む量より大きくとられているので、用紙の反力が所定以
上になると、横レジ整合板622の用紙整合部は、前記
用紙の反力に負けて、前記遊びの間隙の範囲内で用紙の
幅でとどまる。
【0045】このようにして、整合され、所定枚数整合
部に整合された用紙束は、ステイプルユニット670に
よりステイプルする工程にはいる。
【0046】ここで、ステイプル個所が、1ヶ所の場合
と複数個所ステイプルする場合には、ステイプル部の動
きが異なるので、それぞれの場合について説明する。
【0047】図7(a)に示すように、ステイプルユニ
ット670は、印字面を下に積載された用紙に対して搬
送方向の右上の位置に固定されていて、その位置で、用
紙束のコーナーを綴じることができるようになってい
る。
【0048】そのため、整合された用紙束のコーナー1
ヶ所をステイプルする場合には、まず、横レジ整合板を
前記の用紙幅より狭く押し込んで基準板624に押し付
けている整合位置(a)から用紙幅位置(実線位置)ま
で少し戻し、この位置で横レジモータ623を砺磁した
まま保持する。その後、ステイプルユニット670を駆
動してステイプル動作に入り、用紙を綴じる。
【0049】ステイプル670によって綴じられた用紙
束は、まず、横レジ整合板が開放位置(b)に移動し、
横方向の規制を開放、束搬送ローラ640が所定の回動
アームによって用紙束を搬送できるように下降して、用
紙整合テーブル620側に設けられたローラ641と用
紙束をニップする。その後、シャッタ632が開放さ
れ、束搬送ローラ640に回転方向の駆動がかかりスタ
ック部650に排出積載される。この時、通常は、図示
しない昇降機構によって待避している排紙ローラ645
も下降してきて用紙束を搬送、排出する。ちなみに、こ
の排紙ローラは、待避位置にいる場合でも駆動は解除さ
れていないので常時回転している。
【0050】整合した用紙束に2ヶ所以上ステイプルす
る場合は、図7(b)でもわかるように、用紙束のコー
ナーではなく、用紙長さの中心から所定位置離れた個所
にステイプルするため、前記1ヶ所のステイプルとは、
ステイプルする位置が異なる。
【0051】したがって、制御方法もコーナー1ヶ所の
時と複数箇所ステイプルする場合では異なる。
【0052】複数個所ステイプルステイプルする場合
は、シャッタを開放してステイプルヶ所まで用紙束を搬
送してステイプルするような構成になっている。
【0053】まず、横レジ整合板を用紙幅に対して押し
込んだ位置から用紙幅位置まで戻し、次に、束搬送ロー
ラ640を下降させ用紙束を挟んで対向する束搬送バッ
クアップローラ641とではさみこむ、次にシャッター
632を開放した後、束搬送ローラおよび束搬送バック
アップローラ641を駆動して所定位置まで用紙束を搬
送する。
【0054】その後、搬送ローラ640を停止したまま
用紙束に圧をかけて保持した状態でステイプル処理す
る。
【0055】第2の位置以後ステイプルするのは、ステ
イプル後束搬送ローラを所定位置まで搬送後、同様に束
搬送ローラをニップしたまま停止し、ステイプルする動
作を繰り返す。
【0056】ステイプル処理が完了した後は、横レジ整
合板を用紙幅位置から広げ、束搬送ローラ640、およ
び束搬送バックアップローラ641を駆動するととも
に、待避位置にいる排紙ローラ645を搬送可能位置に
回動させて、搬送束を搬送してスタック部650に排出
積載する。
【0057】図8は、以上のステイプル動作をフローチ
ャートで示したものである。
【0058】646は、排紙センサーフラグであり、排
紙部のジャムを検知する。
【0059】660は、満載検知フラグであり、排出積
載した用紙が所定の積載高さに達したのを検知し、それ
以上積載して、装置が故障したり、積載紙にダメージを
与えないようにしている。
【0060】680はカバーで、下方の支軸680aを
中心として開放できる。
【0061】ここで、本発明に関する縦搬送部700、
延長ガイド800について、更に詳しく説明する。
【0062】図1は、プリンタ本体の構成が、250枚
積載給紙カセットが2段と、500枚積載給紙カセット
が1段装着された構成に排出装置を装着したもので、延
長ガイド800を装着して本体の高さに縦搬送の長さを
合わせたシステムの図である。
【0063】図9は、プリンタ本体の構成が、250枚
積載給紙カセットが2段装着された構成に排出装置を装
着した構成で、もっとも高さの低いシステムに排紙装置
を装着した場合のシステムの図であり、このときには、
延長ガイド800は装着せず、縦搬送部700のみで縦
搬送を形成している。
【0064】この縦搬送部700は、大きくは縦搬送フ
レーム710と、開閉カバー720からなる。
【0065】開閉カバー720には、縦搬送ローラ70
1に対向する位置に回動自在なコロ702が設けられて
いて、縦搬送フレーム710に対して開閉可能に取り付
けられている。
【0066】縦搬送フレーム710には、本体から駆動
力を受け回転駆動するように回転自在に支持された縦搬
送ローラ701と、用紙の搬入を検知するためのセンサ
ーレバー709とが設けられるとともに、更に両面ユニ
ットの搬送部に軸507により回動自在に設けられて用
紙の搬送径路を切り分けるフラッパ505に設けられた
作動部506をフラッパの自重に抗して押し上げるフラ
ッパレバー711が上下スライド可能に取り付けられて
いる(図7)。
【0067】また、図10においてセンサーレバー70
9は、紙センサーレバーであり、用紙ジャム等を検知す
るためのものである。
【0068】このセンサーレバー709は縦搬送部70
0の搬送フレーム710に回動可能に支持されていて用
紙pが縦搬送部700に搬入されるとセンサーフラグ7
09を重力に抗して矢印Aの方向に回動させる。このセ
ンサーフラグ709の端部には、レバー708が回動自
在に支持されて取り付けられ、上下スライド可能に垂直
に支持されている。このレバー708の下端部は縦搬送
部700から、排紙装置600の穴691を通って、排
紙装置600に設けられたフォトセンサーをアクチュエ
ートできるようになっている。したがって、縦搬送部7
00には、センサー等の配線部材はないような構成にな
っている。
【0069】また、搬送フレーム710には、図11に
示すように、延長ガイド800の装着のための位置決め
穴712、713と、スナップフィットで固定するため
のスナップフィット穴714、715が上面部に設けら
れている。
【0070】一方、延長ガイド800は、筒状に形成し
た用紙搬送ガイド部820と、縦搬送ガイド700に設
けられたフラップレバー711と同様なフラップレバー
811が上下スライド可能に取り付けられている(図
4)。
【0071】また、延長ガイド800の下面に縦搬送ガ
イドの上面にあけられた位置決め穴に嵌合する位置決め
ピン812、813と固定のためのスナップフィット8
14、815が設けられていて、ユーザーが簡単に縦搬
送部700の上に固定できるようになっている。
【0072】ユーザが、プリンタ本体の高さに合わせて
延長ガイド800を装着した場合には、用紙搬送ガイド
のみでなく、プリンタ本体に装着されている両面ユニッ
ト内のフラッパ505をアクチュエートするためのフラ
ップレバー部もフラップレバー811により延長されて
いるので、図4に示すように、排紙装置本体600に設
けられているフラップソレノイド610がアクチュエー
トされた場合、フラップレバー711、フラップレバー
811を介してフラッパ505の作用部506を押し上
げることができ、縦搬送部に搬送路を切り替えることが
できる。
【0073】また、フラッパ505をアクチュエートす
るタイミングや、縦搬送ローラを駆動するタイミング
は、本体の給紙装置の構成をプリンタ側が識別して縦搬
送路の長さに合わせて最適なタイミングに切り替えるよ
うにソフト制御されている。
【0074】排紙装置600と縦搬送部700の結合
は、排紙装置600に用意された結合穴671、672
に縦搬送部700の底面に設けられた、結合用の突起7
71、772が嵌合して結合される。
【0075】この部分の結合もビスなどを使って結合し
たものでなく、図12に示すように結合穴671に設け
られた付勢部675の凹形状部が突起部771に設けた
凸形状の係止部775が当接してなるスナップフィット
でおこなわれているので、ユーザーは簡単に着脱できる
ようになっている。772についても同様である。
【0076】また、この突起部771は軸780を中心
に回動自在に取り付けられ、さらに、ねじりコイルバネ
781がその一端を突起部771に設けられた係止部7
76に、もう一端を縦搬送部700に設けられた係止部
782に所定の回転力で縦搬送部700を図中の矢印B
の方向にかかるように掛けられており、この縦搬送部7
00は、位置決め部783が、排紙部600の外装面に
前記コイルバネ781の付勢力で当接して位置決めされ
ている。772についても同様である。
【0077】図12の590は、プリンタ本体100に
装着された両面ユニット500に設けられた突起部であ
り、通常の使用状態では、縦搬送部700とは所定の隙
間を確保している。ジャム処理などで両面ユニットを図
12の左方向に抜くと、突起部590は縦搬送部700
をネジリコイルバネ781の付勢力に抗して回動させる
ようになっている(図13,図14)。
【0078】排紙装置600に設けられた駆動結合用の
ギヤ673が、縦搬送部600の駆動伝達ギヤ710と
回動自在に結合して排紙装置600内に設けられたモー
タの駆動を伝達するようになっている。
【0079】上記構成により、両面ユニット500がジ
ャム処理などで不意に引き抜かれたり、ユーザが装置の
設置などのとき縦搬送部700に外力を加えた場合、図
12に2点鎖線で示すようにネジリコイルばね781の
付勢力に抗して回動するようになっている。
【0080】縦搬送部700の両側面には、図11に示
すように、プリンタ本体100と縦搬送部の間隔をうめ
るように壁791がもうけられている。これにより、図
15に示すように、突出した用紙カセット401を隠す
ことができ、カセットに異物が入ったりしずらく、しか
もシステムの外観面を美しくカバーしている。
【0081】また、このようなカバー面を作ることによ
り、装着した状態では、プリンタ面側をカバーすること
ができるので、図16に示したようにプリンタ側のカバ
ーを省略することができ、図17のようなカバー部材7
95を縦搬送部に設ける必要がなくなる。
【0082】延長ガイド800にも、同様な壁面89
0、891が設けられていて(図11)、延長ガイドを
装着しても同様にプリンタ側をカバーできる。
【0083】〈第2の実施の形態〉図18は、本発明の
第2の実施の形態を示したものである。
【0084】前記第1の実施例では、縦搬送部の回動中
心にネジリコイルバネを設けて一方向に付勢していた
が、図18に示すように縦搬送部700にスナップフィ
ットの爪793を設けて、対向する排紙部600にスナ
ップフィット爪793が入る穴部693を設けることに
より、通常状態では縦搬送部700がロック状態で保持
し、ジャム処理や設置で外力が加わった場合にはスナッ
プフィットのロックが外れ2点鎖線の方向に回動するよ
うにしても同様な効果がえられる。
【0085】さらに、この方法によりネジリコイルバネ
を廃止することができ部品点数を少なくすることができ
るのでコストの削減が可能となる。
【0086】〈第3の実施の形態〉図19は、本発明の
第3の実施例を示したものである。
【0087】前記第1の実施例では、搬送路の高さ調節
のために延長ガイド800を縦搬送路700に装着して
高さを調整可能としたものであるが、本第3の実施例
は、縦搬送部の搬送フレーム700、を装置高さに合わ
せて複数(高さH1 ,H2 )用意したものである。これ
によれば、前記実施例1で示したような延長レバー81
1を設ける必要がなく、部品の積み上げ公差によるばら
つきを押さえることができる。
【0088】また、本発明の実施例では、縦搬送部に搬
送ローラと、搬送コロ、ジャム処理扉、センサーフラグ
等が設けられているが、これらがない搬送部であってよ
いのは言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の特徴によ
れば、縦搬送部を揺動可能に構成したことにより、本体
の排紙部でのジャム処理時に、縦搬送部が邪魔にならな
い。また、例えば、ユーザーが排紙部に設けられた両面
部を無造作に抜いたり、縦搬送部に外力を加えても破損
することがなくなった。
【0090】又、このように構成したことにより、装置
の設置時に本体を誤って縦搬送部に当ててしまったりし
ても縦搬送部が回動して逃げるので装置の設置時のトラ
ブルも低減することができる。
【0091】また、例えば、本体装着された両面ユニッ
トの引き抜きに連動して縦搬送部が回動することにより
さらにジャムの操作性がよくなった。
【0092】一方、縦搬送部の外装カバー部を、本体の
外装部に合わせ、用紙カセットの後端部をカバーして構
成したことにより、外観がきれいになるとともに、ユー
ザーが装置を設置する際に直感的に設置位置がわかるよ
うになったため、設置操作が簡単になった。
【0093】又、上記構成にすることにより、縦搬送部
の外装カバーを簡略化でき、部品点数の削減、組み立て
工数の低減等によって製品のコストを低く抑えることも
できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる排紙装置を装着
したプリンタの断面図。(プリンタの高さが高い場合)
【図2】本発明の実施例1に係わる排紙装置の縦搬送部
の動作説明の断面図。
【図3】本発明の実施例1に係わる排紙装置の縦搬送部
の動作説明の断面図。
【図4】本発明の実施例1に係わる排紙装置のフラッパ
レバー説明図。
【図5】本発明の実施例1に係わる排紙装置のフラッパ
アクチュエート部説明図。
【図6】本発明の実施例1に係わる排紙装置を装着の断
面図。
【図7】本発明の実施例1に係わる排紙装置のステイプ
ル工程の説明図。
【図8】本発明の実施例1に係わる排紙装置のフローチ
ャート。
【図9】本発明の実施例1に係わる排紙装置を装着した
プリンタの断面図。(プリンタの高さが低い場合)
【図10】本発明の実施例1に係わる排紙装置の縦搬送
部のセンサーレバー説明部。
【図11】本発明の実施例1に係わる排紙装置の分解し
た斜視図。
【図12】本発明の実施例1に係わる排紙装置の縦搬送
部の組付の詳細及び動きの説明図。
【図13】本発明の実施例1に係わる排紙装置の動きを
説明するプリンタの断面図。(プリンタの高さが低い場
合)
【図14】本発明の実施例1に係わる排紙装置の動きを
説明するプリンタの断面図。(プリンタの高さが高い場
合)
【図15】本発明の実施例1に係わる排紙装置を備える
プリンタの斜視図。
【図16】本発明の縦搬送部の斜視断面図。
【図17】本発明の外装壁のない場合の斜視断面図。
【図18】本発明の実施例2に係わる排紙装置の縦搬送
部の取付けの詳細及び動きの説明図。
【図19】本発明の実施例3に係わる排紙装置の縦搬送
部の斜視図。
【図20】ブロック図。
【符号の説明】
100 プリンタ本体 500 両面ユニット 600 排紙装置 700 縦搬送部 701 縦搬送ローラ 800 延長ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 照夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段にて画像形成されたシート
    を装置本体の下方のシート積載手段に搬送して積載をす
    る画像形成装置において、 画像形成されたシートをシート積載手段に導く搬送部を
    装置本体の外部に独立してたてて設け、且つ前記独立し
    て設けた搬送部が、装置本体から離接するように揺動可
    能に構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送部の揺動は、ジャム処理時に装
    置本体に装着されているユニットの抜き出し操作に連動
    することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送部は、少なくとも用紙収納カセ
    ットの後端部を覆うカバーを構成していることを特徴と
    する請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 ユニットは両面ユニットで、シートを搬
    送部へ導くか再給送パスへ導くかを切換える分岐手段を
    備える請求項2の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 シート積載手段は画像形成装置本体の底
    部に着脱自在であって、 搬送部はこのシート積載手段に揺動可能に支持されてい
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 搬送部はシート積載手段の孔に嵌合する
    脚を有し、搬送部本体はこの脚に揺動自在に支持されて
    いる請求項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成手段を備える画像形成装置に着
    脱自在であって、 シートを積載するトレイを備えるシート積載部と、 上記画像形成装置から排出されるシートを上記シート積
    載部へ導くように上記シート積載部上にたてて設けられ
    る搬送部と、を有し、 この搬送部は画像形成装置に対して接離可能なように揺
    動可能に支持されているシート積載装置。
  8. 【請求項8】 搬送部はシート積載部の上に揺動可能に
    支持されている請求項7のシート積載装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198893A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Fuji Xerox Co Ltd オプションユニット及びこれを有する画像形成装置
CN111433485A (zh) * 2018-01-19 2020-07-17 惠普发展公司,有限责任合伙企业 具有自由端的可旋转阻尼器

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