JPH1159429A - 昇降荷受け部を有する台車 - Google Patents

昇降荷受け部を有する台車

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JPH1159429A
JPH1159429A JP23011797A JP23011797A JPH1159429A JP H1159429 A JPH1159429 A JP H1159429A JP 23011797 A JP23011797 A JP 23011797A JP 23011797 A JP23011797 A JP 23011797A JP H1159429 A JPH1159429 A JP H1159429A
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Takeshi Fujiki
武史 藤木
Toshihiro Hayakawa
稔洋 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を降ろしたときに、荷受け部の上昇を穏
やかに行える昇降荷受け部を有する台車を提供する。 【解決手段】 荷受け部50上へ物品1を載置したと
き、荷重が前後に分散して端部材30,31側に伝わ
り、上昇付勢手段71に抗して荷受け部50を下降させ
る。荷重を前後に分散することで物品1の最大荷重を大
きくでき、前後長さを十分に長くしても撓むようなこと
なく支持できる。最上段の物品1を降ろすと、その分、
荷重が減少し、それに応じて上昇付勢手段71により荷
受け部50を上昇させて、最上段の物品1を一定または
ほぼ一定に維持できる。上昇の際に、摺接部の弾性部材
64による摩擦抵抗によってブレーキ作用が生じ、荷受
け部50を緩やかな速度で上昇できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば折り畳み
机などの各種物品を常に一定の高さに保持し、楽な姿勢
で積み卸し作業を行えるようにした昇降荷受け部を有す
る台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の台車としては、たとえば
特開平6−32234号公報に見られる昇降荷受け部を
有する台車が提供されている。この台車は、複数の車輪
を有するベース台の前後方向の両端部にそれぞれ支柱部
材が立設され、これら支柱部材間に、両支柱部材側のガ
イド溝にガイドローラが案内されることにより昇降自在
な荷受け部が設けられるとともに、対応する支柱部材と
荷受け部との間の少なくとも一方に、荷受け部を上昇付
勢する上動付与装置が設けられている。
【0003】このような従来構成によると、荷受け部上
へ物品が載置されたとき、その荷重は前後に分散されて
支柱部材側に伝わり、上動付与装置の上昇付勢力に抗し
て荷受け部が下降される。台車を介して物品を所定の場
所に運んだのち、たとえば物品を1つづつ取り出しなが
ら加工したり、他の物品に組み付けたりする際に、物品
による荷重が漸次減少されると、それに応じて上動付与
装置の上昇付勢力で荷受け部が漸次上昇される。これに
より物品の上面(物品取り出し作用面)は一定またはほ
ぼ一定に維持される。そして荷受け部上の物品が空にな
ることにより、この荷受け部は上限にまで上昇される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、荷受け部の昇降は、ガイド溝にガイドロ
ーラが案内される形式によって荷重の増減に的確に追従
するが、たとえば大きな物品を取り扱うときには、この
物品を降ろしたときに、大きな荷重減となって荷受け部
が急激に大きなストロークで上昇され、その後にバウン
ド状態になって、残っている物品に悪影響を及ぼした
り、騒音を発生したりすることになる。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、物品を降ろしたときに、荷受け部の上昇を穏やかに
行える昇降荷受け部を有する台車を提供することを目的
としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の昇降荷受け部を
有する台車は、複数の車輪を有するベース台には、その
前後方向の両端部にそれぞれ端部材が立設され、これら
端部材間に、両端部材側の摺接案内により昇降自在な荷
受け部が設けられるとともに、摺接部には弾性部材が介
在され、対応する端部材と荷受け部との間の少なくとも
一方に、荷受け部を上昇させる上昇付勢手段が設けられ
ていることを特徴としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、荷受
け部上へ物品を載置させたとき、その荷重は前後に分散
されて端部材側に伝わり、上昇付勢手段に抗して荷受け
部を下降し得る。このように荷重を前後に分散し得るこ
とで物品の最大荷重を大きくし得、さらに荷受け部は両
持ち状であることから、その前後長さを十分に長くして
も撓むようなことなく支持し得る。
【0008】そして最上段の物品を降ろすと、その分、
荷重が減少することになり、それに応じて上昇付勢手段
により荷受け部を上昇させることになって、物品群の上
面、すなわち最上段の物品を一定またはほぼ一定に維持
し得る。このような上昇の際に、摺接部の弾性部材によ
る摩擦抵抗によってブレーキ作用が生じ、以て荷受け部
を緩やかな速度で上昇し得る。
【0009】また本発明の請求項2記載の昇降荷受け部
を有する台車は、上記した請求項1記載の構成におい
て、ベース台の少なくとも一側部に凹所が形成されてい
ることを特徴としたものである。
【0010】したがって請求項2の発明によると、側方
から、荷受け部上へ物品を載置させたり降ろしたりする
作業は、凹所に足を位置させるなどして行える。そして
本発明の請求項3記載の昇降荷受け部を有する台車は、
上記した請求項2記載の構成において、両端部材の左右
方向の端部には、側部材が回動自在に設けられ、これら
側部材の前後長さは凹所に影響を与えない長さであり、
そして前後方向に沿った回動位置と、内側への回動位置
とが、ベース台側に係脱自在な位置決め手段により位置
決めされることを特徴としたものである。
【0011】したがって請求項3の発明によると、側部
材の目的とする回動を行ったのち、その位置決め手段を
ベース台側に係合させることで、その回動位置を維持し
得る。これにより、荷受け部上の物品は、その前後を端
部材によりガードし得、そして両側を側部材群によって
幅決めし得る。
【0012】さらに本発明の請求項4記載の昇降荷受け
部を有する台車は、上記した請求項1〜3のいずれかに
記載の構成において、ベース台に対して両端部材が着脱
自在であり、これら端部材に対して荷受け部が着脱自在
であることを特徴としたものである。
【0013】したがって請求項4の発明によると、製作
現場から使用現場へ運搬する際に、ベース台と端部材と
荷受け部とに分解することで、積み重ねるなど、コンパ
クトにまとめ運搬し得る。また、使用現場での使用後に
おいて、同様に分解することで、コンパクトにまとめて
保管し得る。
【0014】しかも本発明の請求項5記載の昇降荷受け
部を有する台車は、上記した請求項1〜4のいずれかに
記載の構成において、両端部材の上部間に、前後方向材
が着脱自在に設けられていることを特徴としたものであ
る。
【0015】したがって請求項5の発明によると、前後
方向材を端部材の上部間に配設した際に、端部材を互い
に寄せつける力が作用して弾性部材を圧接し得る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
折り畳み机の運搬に採用した状態として図に基づいて説
明する。
【0017】図1〜図4、図7、図8において、10は
ベース台で、その長さ方向を左右方向とされた前後一対
の端部フレーム11と、これら端部フレーム11の左右
方向における両端寄りの中間部間を溶接などで連結しか
つその長さ方向を前後方向とされた左右一対の側部フレ
ーム12と、これら側部フレーム12の前後方向におけ
る中間部間を溶接などで連結しかつその長さ方向を左右
方向とされた一本(または複数本)の中間部フレーム1
3などにより枠状に形成される。
【0018】ここで端部フレーム11はC形レール状で
あり、その開放部を下向きとして配設され、そして左右
方向の所定の二個所で内部には、補強プレート14が配
設されて溶接などで連結されている。この補強プレート
14の下面側で前後の二個所にはナット15が溶接など
で固定され、これらナット15のねじ孔に対向されて、
補強プレート14から端部フレーム11に亘ってボルト
孔16が形成されている。なお側部フレーム12や中間
部フレーム13は四角パイプ状(または四角ロッド状)
である。
【0019】各端部フレーム11における両端の内面か
ら隣接した側部フレーム12における両端の外面に亘っ
て、四角状の板部材17が当てがわれ、かつ溶接などに
より一体化されている。これら板部材17には、回動軸
心(詳細は後述する。)Aを中心とした円弧上に位置さ
れる係止孔18が、所定角度おきの三箇所(複数箇所)
に形成されている。そして、前後の板部材17間でかつ
側部フレーム12の外側方に、それぞれ(少なくとも一
側部)に凹所19が形成される。以上の11〜19など
からなるベース台10は、あらかじめ一体化されてい
る。
【0020】一方の端部フレーム11における両端の下
面側には、それぞれ着脱自在な固定ブラケット20を介
して車輪21が取り付けられ、また他方の端部フレーム
11における両端の下面側には、それぞれ着脱自在な旋
回ブラケット22を介して車輪(キャスタ車輪)23が
取り付けられている。
【0021】前記ベース台10の前後方向の両端部に
は、それぞれ端部材30,31が着脱自在に立設され
る。ここで端部材30,31は、一部の付加構造を除い
て、前後方向において対称に配置した同一状のパネル形
状であり、以下において同一符号を付して同時に説明す
る。
【0022】すなわち、端部材30,31の下位材32
はL字状のレール材からなり、その一辺が水平状でかつ
他辺が外側での上方への垂直状として、左右方向に配設
されている。外殻材33はパイプ材を門形に曲げること
により成形され、その両縦部の下端が下位材32の一辺
に溶接などで連結されている。左右方向の中間二個所
(複数箇所)に設けられるガイド材34はU字状のレー
ル材からなり、外殻材33の天横部と下位材32との間
に、その開放部を内向きとして縦方向に配設されて溶接
などで連結されている。上下二箇所(一箇所または複数
箇所)に設けられる横材35はプレート状であり、外殻
材33の両縦部と両ガイド材34との外面間に配設され
て溶接などで連結されている。
【0023】左右二箇所(一箇所または複数箇所)に設
けられる下位連結用材36はU字状のレール材からな
り、ガイド材34の連結位置の近くにおいて下位材32
側に配設されて溶接などで連結されている。その際に下
位連結用材36はそのフランジ部が下位とされ、そして
フランジ部と前記下位材32とに、前記端部フレーム1
1側のボルト孔16に合致自在なボルト孔37が形成さ
れている。
【0024】図1〜図4、図5、図11において、中央
の一箇所に設けられる上位連結用材38はプレート状で
あり、両ガイド材34の相対向面間と天横部の下面とに
亘って配設されて溶接などで連結されている。そして上
位連結用材38の左右方向の二個所には、前後方向のボ
ルト孔39が形成され、このボルト孔39にねじ孔が対
向されて、上位連結用材38にはナット40が溶接など
で固定されている。なお、下位材32の左右両端で外面
側には、緩衝用のコーナ部材41が設けられている。以
上の32〜41などにより、あらかじめ一体化されてい
る端部材30,31の一例が構成される。
【0025】そして他方の端部材31側(キャスタ車輪
側)には押し引き用のハンドル42が設けられる。すな
わち、ハンドル42はパイプ材を幅広のU字形に曲げる
ことにより成形され、その両縦部が外殻材33の両縦部
の中間に溶接などで連結されている。
【0026】上述したように、あらかじめ一体化されて
いる端部材30,31は、前記ベース台10の両端部に
着脱自在に立設される。すなわち図1〜図4、図7、図
8において、端部材30,31は、そのボルト孔37を
端部フレーム11側のボルト孔16に合致させたのち、
これらボルト孔37,16間に亘って上方からボルト4
3を通してナット15に螺合させることで、前記ベース
台10の両端部に着脱自在に立設し得る。
【0027】図1〜図6、図9、図10に示すように、
前記端部材30,31間には、これら端部材30,31
側の摺接案内により昇降自在な荷受け部50が着脱自在
に設けられる。そして摺接部には弾性部材が介在され、
さらに対応する端部材30,31と荷受け部50との間
の少なくとも一方に、荷受け部50を上昇させる上昇付
勢手段が設けられる。
【0028】すなわち、前記荷受け部50は、その長さ
方向を前後方向とされた左右一対の側枠51と、これら
側枠51の前後方向における両端部間を溶接などで連結
しかつその長さ方向を左右方向とされた前後一対の端枠
52と、前記側枠51の前後方向における中間部間を溶
接などで連結しかつその長さ方向を左右方向とされた二
本(一本または複数本)の中間枠53などにより枠状部
が形成され、そして枠状部上に荷受け板54が載置され
て固定される。
【0029】前記側枠51や中間枠53は四角パイプか
らなる。また端枠52はL形レール状であり、その水平
状の辺における左右方向の二箇所にはボルト孔55が形
成されている。そして水平状の辺の上面側には、ボルト
孔55にねじ孔が対向されたナット56が配設され、溶
接などで固定されている。以上の51〜56などによ
り、あらかじめ一体化されている長方形テーブル状の荷
受け部50の一例が構成される。
【0030】前記端部材30,31にそれぞれ対応し
て、左右のガイド材34間には昇降自在なキャレッジ6
0が設けられる。すなわち、前記ガイド材34に前方か
ら嵌合自在な縦材61が設けられ、これら縦材61はU
字状の短尺レール材からなり、ガイド材34と同じ向き
として、このガイド材34内に嵌合される。
【0031】そして縦材61の外側に位置されるウエブ
部の下部には、相対向側への突出部分61aが一体に形
成され、これら左右の突出部分61a間に、横材62が
配設されて溶接などで連結されている。この横材62は
L字状のレール材からなり、その水平状の辺における左
右方向の二箇所には、前記荷受け部50のボルト孔55
に合致自在なボルト孔63が形成されている。
【0032】前記縦材61におけるガイド材34側に向
いた面には、このガイド材34の最奥面により形成され
る摺接案内面34aに圧接自在なフェルト(弾性部材の
一例)64が設けられる。このフェルト64は上下の二
箇所に配設され、たとえば接着剤により縦材61に固定
される。そして縦材61の上部には、ばね係止板65が
溶接などで連結されている。
【0033】したがって荷受け部50は、そのボルト孔
55をキャレッジ60のボルト孔63に合致させたの
ち、これらボルト孔63,55間に亘って下方からボル
ト67を通してナット56に螺合させることで、端部材
30,31側に対して着脱自在に配設し得る。
【0034】前記ガイド材34の上端には、たとえばボ
ルト・ナットなどからなる係止具70が設けられ、これ
ら係止具70と前記ばね係止板65との間に、圧縮ばね
(上昇付勢手段の一例)71が設けられ、この圧縮ばね
71はガイド材34内に縦方向で配設されている。
【0035】そして、その上端が連結具72によりガイ
ド材34の上端に連結された外側カバー体73が、ガイ
ド材34の開放部を閉塞するように、すなわち圧縮ばね
71の前方に位置するように配設され、その際にカバー
体73の長さは、上昇限の荷受け部50が接触しないよ
うに設定されている。また外側カバー体73の内側には
内側カバー体74が配設され、この内側カバー体74
は、縦材61に固定されて一体的に昇降自在に構成され
ている。
【0036】図1〜図4、図7、図12に示すように、
各端部材30,31の左右方向の端部には、それぞれ
(合計4個)側部材75が回動自在に設けられる。ここ
で側部材75は、前後方向や左右方向において対称に配
置した同一状のパネル形状であり、以下において同一符
号を付して同時に説明する。
【0037】すなわち、側部材75の下位材76はL字
状のレール材からなり、その一辺が水平状でかつ他辺が
外側で上方への垂直状として、横方向に配設されてい
る。外殻材77はパイプ材を門形に曲げることにより成
形され、その両縦部の下端が下位材76の一辺に溶接な
どで連結されている。上下二箇所(一箇所または複数箇
所)に設けられる横材78はプレート状であり、外殻材
77の両縦部間に配設されて溶接などで連結されてい
る。
【0038】側部材75の外殻材77における片側の縦
部と、端部材30,31の外殻材33における縦部と
が、回動連結具79を介して着脱可能に連結されてい
る。ここで回動連結具79は、端部材30,31の外殻
材33における縦部の軸心を中心に側部材75を回動可
能として連結するように構成され、以てこの中心が前記
回動軸心Aとなる。その際に側部材75の前後長さは、
前記凹所19に影響を与えない長さ、すなわち、どの回
動位置においても凹所19内に全くまたは殆ど突出しな
い長さに設定されている。
【0039】側部材75の外殻材77における他側の縦
部の部分には、この側部材75の前後方向に沿った回動
位置と、内側への回動位置とを位置決めさせる位置決め
手段80が設けられ、この位置決め手段80は、ベース
台10側に係脱自在に構成されている。
【0040】すなわち、外殻材77における他側の縦部
の部分には、下位材76や横材78を利用して上下方向
のガイド筒81が溶接などで固定され、そして下位のガ
イド筒81に連通されて、下位材76には貫通孔82が
形成されている。両ガイド筒81や貫通孔82に亘って
上方から挿通される位置決めロッド83が設けられ、こ
の位置決めロッド83の下端は、前記板部材17の係止
孔18に対して上方から係合自在に構成されている。前
記位置決めロッド83の上部は直角状に折り曲げられて
操作部83aに形成され、この操作部83aの少し下部
には、円弧板状のストッパ体84が固定されている。
【0041】前記外殻材77における他側の縦部の中間
部分には係止体85が設けられる。この係止体85はU
字形板材からなり、縦部に対して固定具86を介して固
定されている。その際に係止体85の内側には、位置決
めロッド83の挿通を許す空間87が形成されている。
そして係止体85の円弧部分側には、U字状の切り込み
による係止部88が形成され、この係止部88に対し
て、操作部83aが上方から係合自在に構成されてい
る。
【0042】図1〜図6、図11に示すように、端部材
30,31の上部間に、前後方向材90が着脱自在に設
けられている。この前後方向材90は、パイプなどから
なる前後材91と、この前後材91の両端に固定された
門形状の係止材92からなり、これら係止材92は、端
部材30,31の外殻材33における天横部に対して、
上方から密状に外嵌自在に構成されている。前記係止材
92の、前後材91が固定されない側のウエブ部には、
前記上位連結用材38に形成されたボルト孔39に合致
自在なボルト孔93が、左右方向の二個所に形成されて
いる。以上の91〜93などにより、あらかじめ一体化
されている前後方向材90の一例が構成される。
【0043】したがって前後方向材90は、係止材92
を天横部に対して上方から密状に外嵌させ、そのボルト
孔93を上位連結用材38のボルト孔39に合致させた
のち、これらボルト孔93,39間に亘って外方からボ
ルト94を通してナット40に螺合させることで、端部
材30,31の上部間に対して着脱自在に配設し得る。
【0044】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。製作現場から使用現場へ運搬する際には、
図13に示すように、ベース台10と端部材30,31
と荷受け部50と前後方向材90とに分解することで、
積み重ねるなど、コンパクトにまとめた状態で運搬し得
る。なお、場合によっては、ベース台10に対して車輪
21,23を分解したり、端部材30,31に対してキ
ャリッジ60や側部材75を分解してもよい。また、使
用現場での使用後において、同様に分解することで、コ
ンパクトにまとめた状態で保管し得る。
【0045】使用現場では組み立てを行う。すなわち図
8に示すように、まず端部材30,31を、そのボルト
孔37を端部フレーム11側のボルト孔16に合致させ
たのち、これらボルト孔37,16間に亘って上方から
ボルト43を通してナット15に螺合させることで、ベ
ース台10の両端部に立設させる。
【0046】次いで図10に示すように、荷受け部50
を、そのボルト孔55をキャレッジ60のボルト孔63
に合致させたのち、これらボルト孔63,55間に亘っ
て下方からボルト67を通してナット56に螺合させる
ことで、端部材30,31側に対して配設させる。
【0047】そして図11に示すように、前後方向材9
0を、その係止材92を天横部に対して上方から密状に
外嵌させ、ボルト孔93を上位連結用材38のボルト孔
39に合致させたのち、これらボルト孔93,39間に
亘って外方からボルト94を通してナット40に螺合さ
せることで、端部材30,31の上部間に対して配設さ
せる。この前後方向材90の配設の際に、端部材30,
31を互いに寄せつける力が作用し、これにより図9に
示すように、フェルト64をガイド材34の摺接案内面
34aに圧接し得、以て製作誤差などに関係なく、寸法
だしを行える。なお使用時においては、フェルト64と
摺接案内面34aとの間に、適量のグリースが介在され
る。
【0048】このようにして組み立てた台車を使用する
に際して、まず載置させる折り畳み机(物品の一例)1
の幅に応じて側部材75の回動位置が調整される。すな
わち、左右方向における一側方の前後一対の側部材75
は、その操作部83aを介して位置決めロッド83を上
昇させて、図7や図12の仮想線に示すように、操作部
83aを係止体85の上縁に対して上方から係止させた
状態で、図1の仮想線イに示すように、回動軸心Aの回
りに内側へ回動させる。このとき、位置決めロッド83
の下端は板部材17の上方に位置し、下位のガイド筒8
1内に位置しており、したがって回動は円滑に行える。
【0049】そして目的とする回動を行ったのち、その
操作部83aを介して位置決めロッド83を下降させ
て、位置決めロッド83の下端を係止孔18に係止させ
る。このとき、操作部83aが係止部88に対して上方
から係止され、以てそれ以上の下降が阻止されるととも
に、その回動位置が維持される。なお、目的とする回動
位置とは、これら側部材75の外殻材77に対して、折
り畳み机1を当てつけ状(ストッパ状)として、または
近接させて荷受け部50上へ載置させた際に、この荷受
け部50の幅方向中央部分に折り畳み机1が位置される
状態のことである。
【0050】また、左右方向における他側方の前後一対
の側部材75は、その操作部83aを介して位置決めロ
ッド83を上昇させて、係止体85を係止部88に対し
て上方から係止させた状態で、図1の仮想線ロに示すよ
うに、回動軸心Aの回りに外側に回動させる。これによ
り荷受け部50は、他側方において開放される。
【0051】この状態で、他側方から荷受け部50上へ
折り畳み机1を載置させる。その際に載置作業は、ベー
ス台10の側部に形成されている凹所19に足を位置さ
せるなどして、たとえ幅の狭い折り畳み机1であったと
しても、容易に迅速にかつ安定して行える。
【0052】このように荷受け部50上へ折り畳み机1
を載置させることにより、その荷重は前後に分散されて
キャレッジ60に伝わり、各圧縮ばね71の弾性力に抗
して荷受け部50を下降させる。このように荷重を前後
に分散し得ることで、折り畳み机1の最大荷重を大きく
し得、さらに荷受け部50は両持ち状であることから、
その前後長さを十分に長くしても撓むようなことなく支
持し得る。
【0053】そして所定数の折り畳み机1を、荷受け部
50上へ段積み状に載置させたのち、他側方の側部材7
5を、前述した一側方の側部材75と同様に、図1の仮
想線ハに示すように、内側へ回動させ、そして回動位置
が維持される。これにより、荷受け部50上の折り畳み
机1群は、その前後が端部材30,31によりガードさ
れ、そして両側が側部材75群によって幅決めされた状
態になる。したがって、作業者が一方のハンドル42を
介して台車を押し引き走行させて運搬する際に、折り畳
み机1群は荷崩れや脱落を招かない。
【0054】台車を介して折り畳み机1群を所定の場所
に運んだのち、左右における少なくとも一方の側部材7
5を前述した積み付け時と同様に回動させて、荷受け部
50を側方において開放させる。この状態で、最上段の
折り畳み机1を降ろすと、その分、荷重が減少すること
になり、それに応じて圧縮ばね71群の弾性力でキャレ
ッジ60、すなわち、荷受け部50が上昇される。これ
により折り畳み机1群の上面、すなわち最上段の折り畳
み机1は、図3や図4の仮想線に示すように、一定また
はほぼ一定に維持される。
【0055】前述した最上段の折り畳み机1の降ろし作
業は、載置作業と同様に、ベース台10の側部に形成さ
れている凹所19に足を位置させるなどして、たとえ幅
の狭い折り畳み机1であったとしても、容易に迅速にか
つ安定して行える。そして、最上段の折り畳み机1を降
ろして荷重が減少し、それに応じて荷受け部50が上昇
される際に、前述したように、フェルト64をガイド材
34の摺接案内面34aに圧接させていることで、その
摩擦抵抗によるブレーキ作用が生じ、以て荷受け部50
は、急上昇されることなく、緩やかな速度で上昇され
る。
【0056】そして荷受け部50上の折り畳み机1が空
になることにより、キャレッジ60を介して荷受け部5
0は上限にまで上昇される。なお、図1の仮想線に示す
ように、たとえば幅広い折り畳み机1Aの場合、両端部
材30,31は、仮想線ニに示すように、それに応じて
回動される。
【0057】上記した実施の形態では、弾性部材として
フェルト64を使用したが、これは綿のような弾性を有
する部材やゴム部材など、種々な部材を採用し得る。ま
たキャレッジ60側にフェルト64を設けているが、こ
れは逆に、ガイド材34側にフェルト64を取り付け、
キャレッジ60の縦材61側に摺接案内面が形成された
形式であってもよい。
【0058】上記した実施の形態では、対応する端部材
30,31と荷受け部50との間にそれぞれ圧縮ばね
(上昇付勢手段)71を設けたが、これは、いずれか一
方にのみ設けた構成であってもよい。
【0059】上記した実施の形態では、ベース台10の
両側それぞれに凹所19が形成されているが、これはい
ずれか一方にのみ凹所19が形成された形式であっても
よい。
【0060】上記した実施の形態では、両端部材30,
31の左右方向の端部には、それぞれ側部材75が回動
自在に設けられているが、これは左右方向の片側のみに
設けて他側は固定状の側部材とした形式であってもよ
い。さらには側部材75の全てを省略した形式であって
もよい。
【0061】上記した実施の形態では、ベース台10と
端部材30,31と荷受け部50と前後方向材90とに
分解可能な形式としているが、これらのうち一部があら
かじめ剛体状の形式であってもよく、さらには全てがあ
らかじめ剛体状の形式であってもよい。
【0062】上記した実施の形態では、端部材30,3
1の上部間に前後方向材90が設けられているが、たと
えば台車の前後長さが短い形式など、精度的などに問題
がない場合には、この前後方向材90を省略した形式で
あってもよい。
【0063】上記した実施の形態では、物品として折り
畳み机1が示されているが、これは折り畳み自在なパイ
プ椅子、ダンボール箱梱包物など、種々な物品を運搬し
得るものである。
【0064】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、荷
受け部上へ物品を載置させたとき、荷受け部上に掛かる
荷重を前後に分散することで、物品の最大荷重を大きく
でき、重量物の運搬をも行うことができる。さらに荷受
け部は両持ち状であることから、その前後長さを十分に
長くしても撓むようなことなく支持できる。そして物品
を降ろして荷重が減少したとき、それに応じて上昇付勢
手段により荷受け部を上昇させて、最上段の物品を一定
またはほぼ一定に維持できる。このような上昇の際に、
摺接部の弾性部材による摩擦抵抗によってブレーキ作用
が生じ、以て荷受け部を、バウンドなど生じることなく
緩やかな速度で上昇でき、残っている物品に悪影響を及
ぼすこともなく、かつ騒音を発生することもない。
【0065】また上記した本発明の請求項2によると、
側方から、荷受け部上へ物品を載置させたり降ろしたり
する作業は、凹所に足を位置させるなどして行うことが
できて、たとえ幅の狭い物品であったとしても、この積
み降ろし作業は、容易に迅速にかつ安定して行うことが
できる。
【0066】そして上記した本発明の請求項3による
と、側部材の回動を行ったのち位置決め手段をベース台
側に係合させることで、その回動位置を維持できる。こ
れにより、荷受け部上の物品は、その前後を端部材によ
りガードでき、そして両側を側部材群によって幅決めで
き、以て台車を走行させて運搬する際や走行停止時の衝
撃などで、物品が荷崩れや脱落することを防止でき、常
に安定した走行(運搬)を行うことができる。
【0067】さらに上記した本発明の請求項4による
と、製作現場から使用現場へ運搬する際に、ベース台と
端部材と荷受け部とに分解することで、積み重ねるなど
コンパクトにまとめた状態で効率よく運搬できる。ま
た、使用現場での使用後において、同様に分解すること
で、コンパクトにまとめた状態で効率よく保管できる。
【0068】しかも上記した本発明の請求項5による
と、前後方向材を端部材の上部間に配設した際に、端部
材を互いに寄せつける力が作用して弾性部材を圧接で
き、以て製作誤差などに関係なく、寸法だしを容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、昇降荷受け
部を有する台車の一部切り欠き平面図である。
【図2】同昇降荷受け部を有する台車の斜視図である。
【図3】同昇降荷受け部を有する台車の縦断背面図であ
る。
【図4】同昇降荷受け部を有する台車の縦断側面図であ
る。
【図5】同昇降荷受け部を有する台車における昇降作動
部分の一部切り欠き背面図である。
【図6】同昇降荷受け部を有する台車における昇降作動
部分の一部切り欠き側面図である。
【図7】同昇降荷受け部を有する台車における下部の一
部切り欠き側面図である。
【図8】同昇降荷受け部を有する台車におけるベース台
と端部材との連結部の縦断正面図である。
【図9】同昇降荷受け部を有する台車における昇降ガイ
ド部の横断平面図である。
【図10】同昇降荷受け部を有する台車における荷受け
部とキャレッジとの連結部の縦断側面図である。
【図11】同昇降荷受け部を有する台車における端部材
と前後方向材との連結部の縦断側面図である。
【図12】同昇降荷受け部を有する台車における位置決
め手段部分の平面図である。
【図13】同昇降荷受け部を有する台車の分解状態での
側面図である。
【符号の説明】
1 折り畳み机(物品) 10 ベース台 19 凹所 21 車輪 23 車輪(キャスタ車輪) 30 端部材 31 端部材 32 下位材 33 外殻材 34 ガイド材 34a 摺接案内面 36 下位連結用材 38 上位連結用材 42 ハンドル 50 荷受け部 54 荷受け板 60 キャレッジ 64 フェルト(弾性部材) 71 圧縮ばね(上昇付勢手段) 75 側部材 79 回動連結具 80 位置決め手段 90 前後方向材 A 回動軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 稔洋 滋賀県蒲生郡日野町中在寺1225 株式会社 ダイフク滋賀事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車輪を有するベース台には、その
    前後方向の両端部にそれぞれ端部材が立設され、これら
    端部材間に、両端部材側の摺接案内により昇降自在な荷
    受け部が設けられるとともに、摺接部には弾性部材が介
    在され、対応する端部材と荷受け部との間の少なくとも
    一方に、荷受け部を上昇させる上昇付勢手段が設けられ
    ていることを特徴とする昇降荷受け部を有する台車。
  2. 【請求項2】 ベース台の少なくとも一側部に凹所が形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の昇降荷受
    け部を有する台車。
  3. 【請求項3】 両端部材の左右方向の端部には、側部材
    が回動自在に設けられ、これら側部材の前後長さは凹所
    に影響を与えない長さであり、そして前後方向に沿った
    回動位置と、内側への回動位置とが、ベース台側に係脱
    自在な位置決め手段により位置決めされることを特徴と
    する請求項2記載の昇降荷受け部を有する台車。
  4. 【請求項4】 ベース台に対して両端部材が着脱自在で
    あり、これら端部材に対して荷受け部が着脱自在である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の昇降
    荷受け部を有する台車。
  5. 【請求項5】 両端部材の上部間に、前後方向材が着脱
    自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の昇降荷受け部を有する台車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109050591A (zh) * 2018-07-03 2018-12-21 柳州欧卡机器人有限公司 一种防止碰撞的机器人生产后用运输装置

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CN109050591A (zh) * 2018-07-03 2018-12-21 柳州欧卡机器人有限公司 一种防止碰撞的机器人生产后用运输装置

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