JPH1159196A

JPH1159196A - 自動車カバー

Info

Publication number: JPH1159196A
Application number: JP9260781A
Authority: JP
Inventors: Mitsuaki Isoda; 光朗磯田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-08-20
Filing date: 1997-08-20
Publication date: 1999-03-02

Abstract

(57)【要約】【課題】カバー装着及び取外し作業中にカバーが
ずれ落ちるのを防止し、また簡便に装着・収納出来る自
動車カバーを提供する。【解決手段】カバー本体（２）にループ（３）を設
け、ループ（３）の中を通るガイド紐（１）を設け、ガ
イド紐（１）の後端をハンドル（５ａ）を介して自動車
のトランクに固定し、ガイド紐（１）の前端に止め具
（７）に取付けるフック（６）を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、自動車カバーを
簡便に装着し、また収納出来る自動車カバーに関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来より自動車カバー装着法としては、
カバー収納袋の一部またはカバーの一部をトランクに固
定し、カバーを収納袋より取出し、自動車の屋根に載せ
ながら自動車前方に引き、カバーを自動車に覆い装着し
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の自
動車カバーにあっては、次のような欠点があった。イ．従来のカバーでは、装着作業中にカバーが自動車か
らずれ落ちたりして、装着作業が面倒であった。ロ．風のある時に装着する場合、カバーが飛ばされ、装
着作業が困難であった。ハ．車高の大きい自動車にカバーを装着する場合、自動
車の屋根に手が届かず、そのため作業中にカバーが自動
車からずれ落ち、カバー装着が困難であった。本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
あり、特にカバー装着及び取外し作業中にずれ落ちるの
を防止し、作業を容易にする自動車カバーを提供するこ
とにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】カバー本体（２、１２）
にループ（３、１３）を設ける。ガイド紐（１）を設
け、ループ（３、１３）の中を通し、ガイド紐（１）の
後端を収納袋（５）を介してトランク（８ｂ）に固定す
る。ガイド紐（１）の前端にフック（６）を設け、自動
車前端部にフック（６）を取付けるための止め具（７）
を設ける。本発明は、以上の構成よりなる自動車カバー
である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図１は本発明の自動車カバーの一実施例を示す概
略斜視図、図２は図１のカバー装着作業の一部を後方か
ら示した概略斜視図、図３は図１のカバー装着作業の一
部を前方から示した概略斜視図、図４は図３のＡ−Ａ線
に沿うカバー装着状態での概略断面図、図５は本発明の
他の実施例を示す概略斜視図である。

【０００６】図１に示す本発明にかかる自動車カバー
は、棉や化繊のカバー本体（２）にループ（３）を設け
る。ガイド紐（１）を設け、ループ（３）の中を通し、
ガイド紐（１）の端部を収納袋（５）の内部に取付け
る。ガイド紐（１）の前端部に長さ調節出来るバックル
（６ａ）とフック（６）とを設け、自動車前端部にフッ
ク（６）を引っ掛ける為の止め具（７）を設ける。ガイ
ド紐（１）とループ（３）はカバー本体（２）の外側に
設けた形態であってもよい。

【０００７】収納袋（５）にはハンドル（５ａ）が付い
ており、自動車のトランクでハンドル（５ａ）をはさん
で収納袋（５）を自動車後部に固定出来る。収納袋
（５）には開閉用のファスナー（５ｂ）があり、固定紐
（４）の一端は収納袋（５）の内部に取付き、他端はカ
バー本体（２）に固定されているので、カバー本体
（２）は固定紐（４）とハンドル（５ａ）を介して自動
車後部に固定される。バスやトラックにおいても、後部
扉で収納袋（５）のハンドル（５ａ）を固定出来る。

【０００８】自動車前部には既存のナンバープレート固
定用のネジ（７ｂ）の取付部を使い、ナンバープレート
（７ａ）と止め具（７）を共締めする。止め具（７）の
取付部を自動車前部に新規に設けると、自動車前部の美
観を低下させるが、既存の止めネジを使用するので、美
観を損ねることはなく、且つ止め具（７）の取付が容易
である。ガイド紐（１）先端のフック（６）を自動車前
端部に付けた止め具（７）に取付ができる。

【０００９】この自動車カバーを使用するときは、収納
袋（５）に付いたハンドル（５ａ）をトランク（８ｂ）
を閉めてはさみ、トランク（８ｂ）のロック（８ａ）で
ハンドル（５ａ）を固定する（図２）。収納袋（５）の
ファスナー（５ｂ）を開け、フック（６）とガイド紐
（１）を取出す。ガイド紐（１）は、カバー本体（２）
に付けたループ（３）の中を通してある。取出したフッ
ク（６）を自動車前部の止め具（７）に取付け、カバー
本体（２）を収納袋（５）より取出して自動車前方に引
く（図３）。カバー本体（２）はガイド紐（１）で保持
されているので自動車側部でカバー本体（２）を前方に
引いてもずれ落ちない。又カバー本体（２）は後部で固
定紐（４）を介してトランクのロック（８ａ）で固定さ
れているのでカバー本体（２）を前方に引いてもカバー
本体（２）の後部は自動車後部に付いたままである。カ
バー本体（２）の装着完了状態を図３のＡ−Ａ線に沿う
断面で示す（図４）。装着状態のカバー本体（２）を収
納する場合は、カバー本体（２）を自動車後方へ引き、
収納袋（５）へ詰め込む。カバー本体（２）はガイド紐
（１）で保持されているので自動車からずり落ちない。
フック（６）を止め具（７）から外し、ガイド紐（１）
を収納袋（５）へ入れる。ファスナー（５ｂ）を閉め、
トランク（８ｂ）を開け、収納袋（５）を自動車（８）
より外す。

【００１０】図５に示す本発明に係るカバー本体とルー
プの他の実施例を説明する。カバー本体（１２）に切り
込み穴を加え、ループ（１３）を形成する。ループ（１
３）にガイド紐（１）を通し、ガイド紐（１）をカバー
本体（１２）の外側と内側を交互に通す。ループ（１
３）の個数増減は自由に出来る。ループ（１３）を減ら
し、カバー本体（１２）を外側からガイド紐（１）で保
持することも出来る。ガイド紐（１）のフック（６）を
止め具（７）に取付ける。本発明は以上のような構成よ
りなっている。

【００１１】

【発明の効果】本発明を使用することによって、風があ
るときでもカバー装着作業中にカバーが自動車からずれ
落ちるのを防止でき、また自動車の屋根まで手の届かな
い車高の大きい自動車にカバーを装着する作業が容易に
なった。更に、ガイド紐により装着作業中にカバーの裏
表がひっくり返ることによる裏表混乱が無くなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の自動車カバーの一実施例を示す概略斜
視図である。

【図２】図１の自動車カバーにおいて、カバー装着を後
方から示す概略斜視図である。

【図３】図１の自動車カバーにおいて、カバー装着を前
方から示す概略斜視図である。

【図４】図３のＡ−Ａ線に沿うカバー装着状態での概略
縦断面図である。

【図５】本発明のカバー本体とループの他の実施例を示
す概略斜視図である。

【符号の説明】

１ガイド紐２、１２カバー本体３、１３ループ４固定紐５収納袋６フック７止め具８自動車

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】カバー本体（２、１２）と、カバー本
体（２、１２）を保持するガイド紐（１）を設けてなる
自動車カバー。
【請求項２】カバー本体（２、１２）にループ
（３、１３）を設け、ガイド紐（１）にフック（６）を
設けた請求項１の自動車カバー。
【請求項３】収納袋（５）と固定紐（４）を設け、
固定紐（４）の端部をカバー本体（２）と収納袋（５）
に固定した請求項２の自動車カバー。