JPH1158653A - 表面保護フィルム - Google Patents

表面保護フィルム

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JPH1158653A
JPH1158653A JP24190097A JP24190097A JPH1158653A JP H1158653 A JPH1158653 A JP H1158653A JP 24190097 A JP24190097 A JP 24190097A JP 24190097 A JP24190097 A JP 24190097A JP H1158653 A JPH1158653 A JP H1158653A
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JP
Japan
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film
resin film
thermoplastic polyester
polyester resin
heat bonding
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Application number
JP24190097A
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English (en)
Inventor
Takeshi Akita
剛 穐田
Katsuhiko Sumida
克彦 隅田
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】アクリル樹脂フィルム(A)と、少なくと
も一方の面に熱接着層を有する融点が220℃以上の熱
可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)とが、熱可塑性
ポリエステル樹脂フィルム(B)の熱接着層を介して積
層されてなることを特徴とする表面保護フィルム。 【効果】 本発明の表面保護フィルムは、熱可塑性ポリ
エステルフィルムの特性とアクリルフィルムの利点を兼
備して、接着性、耐溶剤性、耐薬品性、印刷性・エンボ
ス加工性等の意匠性、耐擦傷性、経済性に優れており、
かつ非塩素系であって環境保全性にも優れている。ま
た、硬化型クリアーコート層を設けることにより、さら
に耐汚染性にも優れ、表面保護材、特に建材・家具類に
利用される表面化粧シート材として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材・家具類に利
用される化粧シート用フィルム材料に関し、詳しくは熱
可塑性ポリエステルフィルムとアクリルフィルムを主材
とする表面保護フィルムの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建材、特に天井材、壁紙など
の内装材、家具、特に流し、調理台、食器棚、テーブ
ル、システムキッチン扉などの厨房用家具、本棚、キャ
ビネット部材などの事務用家具等の表面化粧シート材と
して、塩化ビニル(PVC)シートあるいはPVCシー
ト表面にコーティング層を設けたり、フィルムをラミネ
ートしたものが使用されてきた。しかしながら、このP
VCシートは、意匠性、コストパフォーマンスに優れて
いるが、耐溶剤性、耐薬品性、耐汚染性等の性能が不十
分であるばかりでなく、近年の地球環境保全の社会的要
請からこの含塩素成分樹脂の使用が避けられる傾向があ
る。
【0003】そのため、非塩素系であって、耐溶剤性、
耐薬品性、印刷適性に優れ、経済的な二軸延伸ポリエチ
レンテレフタレート(以下PETと略すこともある)フ
ィルムの使用が検討されてきた。しかしながらこのPE
Tフィルムは接着性が不十分であり、フィルムを何枚か
積層して化粧シートとして仕上げるときに、オフライン
で一旦接着剤を施した後に、ドライラミネートなどの方
法でラミネートしなければならないなどといった多くの
問題点があった。
【0004】また、PVC代替材料として、非塩素系で
あって耐溶剤性、耐薬品性、耐汚染性に優れ、経済的な
オレフィン系の材料も検討されてきたが、PETフィル
ムと同様にラミネート加工的性に問題があるばかりでな
く、比較的軟質な素材であるため、表面に傷がつきやす
い(耐擦傷性が劣る)ため、意匠性加工のための印刷や
表面加工のためのコーティングに適さない等の欠点があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、熱可
塑性ポリエステルフィルムの特性とアクリルフィルムの
利点を兼備する新規構成になる化粧シ−ト用フィルムを
提示することである。本発明者らは、鋭意研究を重ねた
結果、アクリルフィルムを基材に、表面硬度の大きい熱
可塑性ポリエステルフィルムを表面材に用い、これらを
熱接着層により加熱ラミネ−トすることにより、意匠
性、耐溶剤性、耐汚染性、二次加工性、経済性に優れた
非塩素系の化粧シ−ト用複合フィルムを開発するに至っ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はアク
リル樹脂フィルム(A)と、少なくとも一方の面に熱接
着層を有する融点が220℃以上の熱可塑性ポリエステ
ル樹脂フィルム(B)とが、フィルム(B)の熱接着層
を介して積層されてなることを特徴とする表面保護フィ
ルムを提供するものである。なお、本発明の表面保護フ
ィルム、該フィルムを構成する各種フィルムもしくは層
の厚みは、特に限定されるものではなく、慣用されてい
る用語の範囲において、「フィルム」を「シ−ト」に代
替しても、本発明の効果は同様であるから、本発明明細
書中の「フィルム」なる用語はすべて「シ−ト」も包括
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に使用するアクリル樹脂フ
ィルム(A)を構成するアクリル樹脂は特に限定され
ず、使用目的に合わせて、その構成成分および形成方法
を適宜選択すれば良いが、好ましくはメタクリル酸メチ
ルを中心とする硬質アクリル成分とアクリルエラストマ
−成分を共重合および/またはブレンドさせて得られる
樹脂であるのが良い。
【0008】上記硬質アクリル成分とアクリルエラスト
マー成分の比率は、アクリル樹脂フィルム(A)の使用
目的に合わせて適宜選択すれば良い。しかし、一般にポ
リメチルメタクリレート(PMMA)等の硬質アクリル
成分のみでは、非常に硬い樹脂であるためにフィルム状
にすると脆すぎて使用できない可能性があり、また、ア
クリルエラストマー成分のみからなる樹脂のフィルムは
柔らかすぎるために印刷・フィルム加工に問題がある。
【0009】上記硬質アクリル成分としては、好ましく
はメタクリル酸メチルが良いが、これのみに限定される
ものではなく、従来公知のものを使用できる。上記アク
リルエラストマー成分としては、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチル、2−エチル−ヘキシルアクリレ−ト等
の従来公知のアクリル酸エステル成分を使用することが
できる。上述のようなアクリル樹脂フィルム(A)とし
て、一般に市販されているアクリル樹脂あるいはアクリ
ル樹脂フィルム{商品名:アクリプレン(三菱レイヨン
(株)製)、商品名:サンデュレン(鐘淵化学(株)
製)等}を用いることができる。
【0010】本発明で用いるアクリル樹脂フィルム
(A)は着色材・隠蔽材を用いた着色隠蔽フィルムであ
ってもよい。着色隠蔽フィルムとする場合は、全光線透
過率(JIS K 7105に準拠して測定)が20%
以下であるのが良い。全光線透過率が20%を超えると
意匠性が付与しにくくなる。着色材・隠蔽材は、目的に
応じ通常公知のものを使用でき、アクリル樹脂フィルム
(A)の成形時に混合・分散するなどして添加すれば良
い。
【0011】本発明に用いる熱可塑性ポリエステル樹脂
フィルム(B)の熱接着層を除く主材樹脂としては、融
点が220℃以上のポリアルキレンテレフタレート樹
脂、ポリアルキレンナフタレ−ト樹脂が挙げられる。こ
れら熱可塑性ポリエステル樹脂の代表的なものとして
は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチ
レンテレフタレート(以下PBTと略すこともある)、
ポリ1, 4−シクロヘキシルジメチレンテレフタレー
ト(PCT)、ポリエチレン−2, 6−ナフタレ−ト
(PEN)、ポリブチレン−2, 6−ナフタレート
(PBN)等が挙げられる。
【0012】上記熱可塑性ポリエステル樹脂はホモポリ
マーに限らず、ポリエステルの構成成分であるジカルボ
ン酸および/または、ジオールの一部を他のジカルボン
酸および/または他のジオールと置換えてもよい。ポリ
アルキレンテレフタレートやポリアルキレンナフタレー
トは、芳香族ジカルボン酸成分(テレフタル酸またはナ
フタレンジカルボン酸)とアルキレングリコール成分
(エチレングリコール、1,4−ブタンジオール等)と
で構成されているが、それぞれ下記の成分と置換可能で
ある。
【0013】上記テレフタル酸又はナフタレンジカルボ
ン酸成分の一部と置換可能な成分としては、ジカルボン
酸またはその酸無水物(例えば、マレイン酸、無水マレ
イン酸、コハク酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン酸などの脂肪
族ジカルボン酸;1,4−シクロヘキサンジカルボン酸
などの脂環族ジカルボン酸;フタル酸、無水フタル酸、
イソフタル酸、ジフェニル−4, 4’−ジカルボン
酸、 3−スルホイソフタル酸などの芳香族ジカルボン
酸など)が例示される。なお、ポリアルキレンテレフタ
レート(PETやPBT)において、テレフタル酸の一
部はナフタレン−2, 6−ジカルボン酸などで置換さ
れていてもよく、ポリアルキレンナフタレートにおい
て、ナフタレンジカルボン酸の一部はテレフタル酸で置
換されていてもよい。これらのジカルボン酸またはその
酸無水物は少なくとも1種以上混合して使用できる。
【0014】上記アルキレングリコール成分(エチレン
グリコール、1, 4−ブタンジオールなど)の一部と
置換可能なジオールとしては、例えば、エチレングリコ
ール、1, 4−ブタンジオール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、1, 4−ブタンジオール、1, 3−ブタンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1, 5−ペンタジオ
ール、1, 6−ヘキサンジオール、ポリテトラメチレ
ングリコールなどの脂肪族ジオール、1, 4−シクロ
ヘキサンジオール、1, 4−シクロヘキサンジメタノ
ール、2, 2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシ
ル)プロパンなどや、水素化ビスフェノールAと、アル
キレンオキサイド(エチレンオキサイドやプロピレンオ
キサイドなど)との付加物などの脂環族ジオール;レゾ
ルシノール、2, 2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、ビスフェノールAと、アルキレンオキサ
イド(エチレンオキサイドやプロピレンオキサイドな
ど)との付加物(例えば、2, 2′−ビス(4−ヒド
ロキシエトキシフェニル)プロパン、2, 2 ′−ビ
ス(4−ヒドロキシジエトキシフェニル)プロパン、
2, 2′−ビス(4−ヒドロキシポリエトキシフェニ
ル)プロパン、2, 2’−ビス(4−ヒドロキシプロ
ポキシフェニル)プロパン、2, 2’−ビス(4−ヒ
ドロキシジプロポキシフェニル)プロパン、2, 2′
−ビス(4−ヒドロキシポリプロボキシフェニル)プロ
パンなど)の芳香族ジオールが例示される。これらのジ
オールは少なくとも一種以上混合して使用できる。
【0015】また、テレフタル酸やナフタレンジカルボ
ン酸成分およびアルキレングリコール成分の一部は、ヒ
ドロキシカルボン酸で置換してもよい。ヒドロキシカル
ボン酸としては、例えば、グリコール酸、オキシプロピ
オン酸などの脂肪族ヒドロキシカルボン酸;ヒドロキシ
安息香酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸などが例示
され、1種以上混合して使用できる。
【0016】上記の熱可塑性ポリエスエステル樹脂の分
子量は、例えば、重量平均分子量約5,000〜1,0
00,000、好ましくは、10,000〜500,0
00程度であり、15,000〜100,000程度で
ある場合が多い。熱可塑性ポリエステル樹脂の固有粘度
は、25±1℃で溶媒o−クロロフェノールを用いたと
き、少なくとも約0.5dl/g以上、好ましくは0.
75〜2.5dl/g程度である。熱可塑性ポリエステ
ル樹脂フィルム(B)用のポリエステル樹脂は単独で
も、2種以上をブレンドして使用してもよい。
【0017】熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)
として用いるポリエステル樹脂フィルムは、未延伸ポリ
エステルフィルム、延伸ポリエステルフィルムのいずれ
でもよいが、機械的特性などに優れる延伸ポリエステル
フィルム(例えば、二軸延伸されたポリエチレンテレフ
タレートフィルムまたはポリエチレンナフタレートフィ
ルムなど)が好適である。 なお、耐熱性、機械的特性
に優れるポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリブ
チレンナフタレートフィルムを用いる場合は、必ずしも
延伸する必要はない。
【0018】また、これらのポリエステル樹脂フィルム
を積層して熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)用
として使用することもできる。積層する場合、各ポリエ
ステル樹脂フィルムの構成成分は同一であっても異なっ
ていてもよい。積層形成方法は、押出しラミネート方
法、ドライラミネート方法、共押出し溶融、押出し法等
が用いられる。熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム
(B)用ポリエステルフィルムの厚さは2〜200μm
であるのが好ましく、さらに好ましくは5〜150μm
である。
【0019】本発明に用いる熱可塑性ポリエステル樹脂
フィルム(B)の熱接着層を形成する主材材料として
は、本発明の作用を阻害せず、熱可塑性ポリエステル樹
脂フィルム(B)を構成する熱可塑性ポリエステル樹脂
の融点未満の温度で熱接着が可能な材料であれば特に限
定されないが、好ましくは融点150〜215℃の範囲
であるポリブチレンテレフタレート系ポリエステル(P
BT)樹脂が良い。このようなPBT樹脂としては、融
点225℃のPBTホモポリマーの構成成分であるテレ
フタル酸と1,4−ブタンジオールの一部を融点が15
0〜215℃になる範囲で他成分に置き換えたPBT系
共重合樹脂が挙げられる。
【0020】テレフタル酸成分の一部と置換可能な成分
としては、ジカルボン酸またはその酸無水物であり例え
ば、マレイン酸、無水マレイン酸、コハク酸、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカン酸等の脂肪族ジカルボン酸;1,4−シク
ロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸;フタ
ル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,
6−ジカルボン酸、ジフェニル−4,4’−ジカルボン
酸、 3−スルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸
等が例示される。 これらのジカルボン酸又はその酸無
水物は少なくとも一種以上混合して使用できる。
【0021】他方、1,4−ブタンジオール成分の一部
と置換可能なグリコールとしては、例えば、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ポリメチレングリコール等の脂肪族ジオール;
1,4−シクロヘキシルグリオール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシシ
クロヘキシル)プロパン等や、水蒸化ビスフェノールA
と、エチレンオキサイドやプロピレンオキサオイド等の
アルキレンオキサイドとの付加物等の脂環族ジオール;
レゾルシノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、ビスフェノールAと、エチレンオキサイ
ドやプロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイドと
の付加物、例えば、2,2’−ビス(4−ヒドロキシエ
トキシフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−ヒド
ロキシジエトキシフェニル)プロパン、2,2’−ビス
(4−ヒドロキシポリエトキシフェニル)プロパン、
2,2’−ビス(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)
プロパン、2,2’−ビス(4−ヒドロキシジプロポキ
シフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−ヒドロキ
シポリプロポキシフェニル)プロパン等の芳香族ジオー
ルが例示される。 これらの二価のアルコールは少なく
とも一種以上混合して使用できる。 ジオール成分とし
ては上記のものが使用できるが、1,4−ブタンジオー
ルを用いた方が成膜時の結晶化、耐熱性保持の観点から
好ましい。 ジオール成分中の比率(mol)は、1,
4−ブタンジオール/他成分=80/20〜100/0
%、好ましくは、1,4−ブタンジオール/他成分=1
00/0%にして、ジカルボン酸側で融点調整する方が
好ましい物性の樹脂が得られる。
【0022】PBT系共重合樹脂に、共重合される他成
分の数と量は、特に制約はなく、融点が150〜215
℃の範囲内に入るようにすれば良い。 融点が215℃
を超えると熱接着適性、エンボス加工性が悪くなり、融
点が150℃未満であると、PBT系共重合樹脂の結晶
化度、結晶化速度、耐熱性、機械特性が低下するため
に、エンボス加工性が低下し、フィルムがブロッキング
を起すという問題点を発生する。
【0023】熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)
の熱接着層を形成するPBT樹脂の分子量は従来公知の
範囲のものを使用することができる。 例えば樹脂の重
量平均分子量は、通常、約5,000〜1,000,0
00、好ましくは10,000〜500,000程度で
ある。固有粘度は、温度25±1℃で溶媒にクロロフェ
ノールを用いたとき、少なくとも約0.5dl/g以
上、好ましくは0.75〜2.5dl/g程度である。
【0024】熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)
の熱接着層を形成するポリブチレンテレフタレート系ポ
リエステル樹脂には、耐水性や耐薬品性等の耐久性向上
を目的として、その物性を阻害しない範囲、即ちポリブ
チレンテレフタレート系ポリエステル樹脂に対し5〜5
0重量%の範囲でポリカーホネート樹脂を配合してもよ
い。 配合量は、 好ましくは10〜40重量%、さら
に好ましくは、15〜30重量%である。 この配合量
が少なすぎると配合効果がほとんどなく、多すぎる場合
には、熱接着性が低下するという問題点がある。
【0025】本発明に用いる熱可塑性ポリエステル樹脂
フィルム(B)は、主材の熱可塑性ポリエステル樹脂フ
ィルム上にPBT樹脂層等の熱接着層を積層して形成さ
れる。その積層成形方法は従来公知の方法、例えば、共
押出し法、押出ラミネート法、ドライラミネート法がな
どを用いることができる。
【0026】特に主材の熱可塑性ポリエステル樹脂がP
ET系樹脂の場合の積層成形法層は、押出しラミネート
法、ドライラミネート法が好ましく用いられる。 また
主材の熱可塑性ポリエステル樹脂がPBT系樹脂の場合
は、無延伸でよいので、Tダイ又はインコレーションの
共押出し溶融、押出法が好ましく使用される。
【0027】前記積層成形されたフィルムは無延伸の状
態で使用しても良いし、必要に応じて、一軸または二
軸、好ましくは二軸延伸してもよい。
【0028】延伸法としては、例えば、ロール延伸、圧
延延伸、ベルト延伸、テンター延伸、チューブ延伸やこ
れらを組み合せた延伸法等の公知の延伸法が適用でき
る。延伸は一軸でも、二軸でも適宜に選ぶことができ、
延伸倍率、延伸温度等も目的に応じても設定できる。
【0029】具体的に説明すれば、上記熱可塑性ポリエ
ステル樹脂フィルム(B)は、主材の熱可塑性ポリエス
テル樹脂がPET系樹脂の場合には、機械的物性に優れ
る二軸延伸されたフィルムが好ましく、PBT系樹脂な
らば、延伸しなくても充分な物性が得られるので、経済
的に考えて無延伸でよい。
【0030】本発明の表面保護フィルムへの表面処理、
添加剤の配合などは目的に応じて行うことができ、特に
制約は受けない。
【0031】次に、アクリル樹脂フィルム(A)[以下
フィルム(A)と略することもある。]と熱可塑性ポリ
エステル樹脂フィルム(B)[以下フィルム(B)と略
することもある。]の積層法について説明する。フィル
ム(A)とフィルム(B)とは、フィルム(B)の熱接
着層を介して従来公知の方法で積層することができる
が、特に、熱接着による積層が好ましい。
【0032】熱接着の方法として、熱プレス板の間には
さんで加熱加圧する方法、熱ロールの間を通す方法など
従来公知の方法を使用することができる。このような装
置の一般的加工温度は220〜230度以下であり、フ
ィルム(B)の主材の耐熱性はこれ以上であって、熱接
着層の融点は220℃未満であることが必要になってく
る。本発明の表面保護フィルムをフィルム(A)とフィ
ルム(B)の熱接着により積層して形成する場合、フィ
ルム(B)の主材の融点未満の温度で熱接着を行うこと
が好ましい。
【0033】このような構成とすることによって、例え
ば当該分野で一般的に行われているエンボス加工時にフ
ィルム(A)とフィルム(B)をエンボス同時にラミネ
−ト加工することもでき、実用上のメリットが大きい。
【0034】本発明において、フィルム(A)とフィル
ム(B)の熱接着層との間の接着強度は、T形剥離強度
(JIS K6854に準拠して測定)が400g/1
5mm幅以上であることが好ましく、さらに好ましくは
800g/15mm幅以上であるのが良く、更に好まし
くは1500g/15mm幅以上であるのが良い。この
特性は上述のフィルム(B)の構成によって実現され
る。
【0035】本発明において、アクリル樹脂フィルム
(A)または/および熱可塑性ポリエステル樹脂フィル
ム(B)の熱接着層との接合面の少なくとも一方の面に
予め印刷を施して、表面保護フィルムに意匠性を付与し
てもよい。
【0036】本発明の表面保護フィルムは、表面の耐汚
染性強化のため、さらに熱可塑性ポリエステル樹脂フィ
ルム(B)の、アクリル樹脂フィルム(A)との接着面
と反対側の面に、硬化型クリアーコート層を積層しても
よい。
【0037】硬化型クリアーコート層を形成する材料と
しては、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリウレタン
系樹脂、ポリシロキサン系樹脂あるいはその変性樹脂を
主材とするコーティング剤を使用することができる。中
でも、加工性・物性において好ましくはオルガノポリシ
ロキサンおよび/またはアクリル変性オルガノポリシロ
キサンを主材とするコーティング剤が良い。
【0038】本発明に使用するオルガノポリシロキサン
系樹脂としては熱硬化可能な次の原料オルガノクロルシ
ランの適宜な配合組み合わせ(a)RSiX3、R2Si
2、(b)RSiX3、R’SiX3、 (式中、R,
R’ , XはそれぞれCH3、C65 、C1を表
す)を共加水分解し、縮重合によって得られる三次元網
状構造を有するオルガノポリシロキサン(シリコーンワ
ニス)、あるいはアクリル変性ポリシロキサンまたはそ
れらの混合物などがあげられる。
【0039】オルガノポリシロキサンとしては、例え
ば、一般式、 Me3SiO(Me2SiO)1(MeHSiO)m[(M
eまたはφ)SiO]nSiMe3、 CH2=CHMe2SiO(Me2SiO)1SiMe2
H=CH2、 CH2=CHMe2SiO(Me2SiO)1(CH2=C
HMeSiO)m[(Meまたはφ)SiO]nSi−M
2CH=CH2、 (MeSiO3/21(φSiO3/21’ (Me2Si
2/2m’ (MeφSiO2/2m’’ (O1/2H)n
、 (Me3SiO1/2l(Me2SiO2/2m(Si
4/4n(O1/2H)n' 、 (式中、MeはCH3、φはC65を表わす)などで示
されるものが使用できる。
【0040】アクリル変性ポリシロキサンとしては、官
能基としてアルキロール基(−ROH)を有する熱硬化
性アクリル樹脂とオルガノシロキサノールまたはオルガ
ノシロキサンとの縮合によって得られるもの、あるいは
熱硬化アクリル樹脂や自然乾燥性アクリル樹脂とオルガ
ノポリシロキサンの混合物などが使用できる。
【0041】本発明で使用する上記オルガノポリシロキ
サン樹脂類は、プラスチックフィルム基材に対して塗布
厚さとして乾燥塗膜厚さで1〜50μm、好ましくは3
〜10μmの範囲で十分な対汚染性能と保護膜効果が発
現される。 塗布方法としては、従来法をそのまま用い
ることができる。 すなわち、ロ−ルコ−タ−、リバ−
スロ−ルコ−タ−、エアナイフコ−タ−、ブレ−ドコ−
タ−、スプレ−などが利用できる。 これらの方法はよ
り塗布された塗膜は、通常190℃、0.5時間で加熱
乾燥され、その後低温で長時間にわたってアニ−リング
(熱処理)して、あと硬化される。
【0042】なお、上記オルガノポリシロキサン樹脂類
は、通常、加熱または光の照射によって硬化するが、必
要に応じ硬化促進剤として亜鉛、鉛、コバルト、錫、鉄
などの脂肪酸塩を添加して硬化を速めることもできる。
【0043】上述のように硬化型クリアーコート層、特
に従来の有機ワニスの1/5〜1/3程度の吸水率及び
パラフィンと同程度の大きい水滴の接触角とを具備し
た、よい揆水性を示すオルガノポリシロキサンおよび/
またはアクリル変性オルガノポリシロキサンで形成され
る層を設けることにより、本発明の表面保護フィルムの
耐汚染性は従来のものに比べ著しく向上する。 これ
は、即ち、硬化型クリアーコート層の表面に鉱酸、塩
基、それらの塩類などが付着したり、あるいは酸化剤
(酸素、オゾン)などの雰囲気で覆われたりしても、化
学的浸食を受けたり、またはクラックなどの劣化を起こ
すことはなく、それら付着などによる汚れは布、ガ−ゼ
などで容易に拭き取って除くことができる。 また、オ
ルガノポリシロキサン樹脂は、その分子構造中に不飽和
結合がなく、安定な結合によって樹脂が構成されている
ので、上述した耐薬品性に加えて、熱や光に対しても強
い抵抗力を有する結果、屋外に使用する場合の耐候性も
非常に優れていて、長期にわたって耐汚染性を持続する
ことが可能である。
【0044】以下試験例・実施例により本発明をさらに
詳細に説明するが、本発明の技術範囲は、これらに限定
されるものではない。 試験例 (1)試験方法 1)接着性 実施例1〜4、比較例1〜3の表面保護フィルムについ
て、それぞれ幅15mmの試験片を作成し、JIS K
6854に準じて、剥離速度300mm/分でフィルム
(B)の熱接着層とフィルム(A)をT字形に引き剥し
剥離時の荷重(kg)を測定する。
【0045】2)エンボス加工性 実施例1〜4の表面保護フィルムに対しエンボス加工を
施し、その後、上部透明板(180℃)と下部透明板
(60℃)の間に挟み30kgf/cm2の圧力で圧着
して、フィルム(B)の表面を目視で判定基準に基づい
て評価する。判定基準 ○:塩ビ化粧シート並み △:塩ビ化粧シートより少し劣る ×:エンボス模様が薄い
【0046】3)鉛筆硬度 ガラス板上に実施例1〜4の表面保護フィルムを載せ、
そのフィルム(B)側の表面を硬さの異なる鉛筆で擦
り、擦り傷の有無を目視で確認する。
【0047】4)防汚染性 実施例1〜4の表面保護フィルムのフィルム(B)側の
表面に黒色の油性マジックを塗り、その後ウエスで拭き
取り表面を目視で観察して、下記の判定基準に基づいて
評価する。 判定基準 ○:形跡なく拭き取れる。 △:少し跡が残る ×:拭き取れない (2)試験結果 試験例1)〜4)の結果を、表1に示す。
【表1】
【0048】
【実施例】
実施例1 (1)フィルム(B)の製造 主材として厚さ25μmのPET樹脂フィルム(ダイヤ
ホイル(株)製、商品名:T100)と、熱接着層とし
て融点170℃のPBT共重合樹脂にポリカーボネート
(以下PCと略することもある)を重量比で85/15
(PBT/PC)となるよう配合して押出し成形した厚
さ10μmのPBT樹脂フィルム(PBT1樹脂層)と
を、厚さ2μmに塗布したドライラミネート剤(東洋モ
ートン(株)製、商品名:AD503)を介してドライ
ラミネートにより熱圧着し、厚さ37μmのフィルムと
した。 (2)表面保護フィルムの製造 フィルム(A)として厚さ50μmのアクリルフィルム
(三菱レイヨン(株)製、商品名:アクリプレン HB
S006)を用い、フィルム(A)とフィルム(B)と
をフィルム(B)の熱接着層(PBT1樹脂層)を介し
て重ね、油圧プレス機によって温度180℃、時間20
秒、圧力10kg/cm2の接着条件で接着して積層
し、表面保護フィルムを得た。
【0049】実施例2 (1)フィルム(B)の製造 主材として厚さ15μmのPBT樹脂フィルム(ポリプ
ラスチック(株)製、商品名:600FP、以下PBT
2樹脂層とする。)を用い、熱接着層として融点170
℃のPBT共重合樹脂にポリカーボネート(以下PCと
略することもある)を重量比で85/15(PBT/P
C)となるよう配合したPBT(PBT1)樹脂ととも
に共押出機設備 (マルチマニホ−ルドダイ)を用いて
共押出しにより積層し、厚さ10μmの熱接着層(PB
T1樹脂層)を有する厚さ25μmのフィルムとした。 (2)表面保護フィルムの製造 実施例1と同様のフィルム(A)と、フィルム(B)と
をフィルム(B)の熱接着層(PBT1樹脂層)を介し
て重ね、実施例1と同様に積層して表面保護フィルムを
得た。
【0050】実施例3 (2)表面保護フィルムの製造 (1)フィルム(B)の製造 主材として厚さ15μmの易接着PET樹脂フィルム
(東レ(株)製、商品名: P72)を用い、熱接着層
として実施例2と同様のPBT1樹脂層を押出機を用い
て、押出ラミネートし、厚さ10μmの熱接着層(PB
T1樹脂層)を有する厚さ25μmのフィルムとした。 (2)表面保護フィルムの製造 実施例1と同様のフィルム(A)と、フィルム(B)と
を、フィルム(B)の熱接着層(PBT1樹脂層)を介
して、実施例1と同様に積層して表面保護フィルムを得
た。
【0051】実施例4 実施例3の表面保護フィルムの易接着PET面に、さら
に、グラビアコートを用い、防汚染のための硬化型クリ
アコート剤(関西ペイント(株)製、商品名:CGクリ
ア)をドライ厚み2μmとなるよう塗布して乾燥させ、
厚さ27μmの表面保護フィルムを得た。
【0052】比較例1 厚さ25μmのPET樹脂フィルム(ダイヤホイル
(株)製、商品名:T100)をフィルム(B)とした
他は、実施例1と同様に積層し、比較例1とした。
【0053】比較例2 厚さ12μmの易接着PET樹脂フィルム(ダイヤホイ
ル(株)製、商品名:G130E)をフィルム(B)と
した他は、実施例1と同様に積層し、比較例1とした。
【0054】比較例3 PBT樹脂(ポリプラスチック(株)製、商品名: 6
00FP)を用い押出成形により厚さ30μmのフィル
ムを形成しフィルム(B)とした他は、実施例1と同様
に積層し、比較例2とした。
【0055】
【発明の効果】本発明の表面保護フィルムは、上述の構
成であるので、熱可塑性ポリエステルフィルムの特性と
アクリルフィルムの利点を兼備して、接着性、耐溶剤
性、耐薬品性、印刷性・エンボス加工性等の意匠性、耐
擦傷性、経済性に優れており、かつ非塩素系であって環
境保全性にも優れている。また、硬化型クリアーコート
層を設けることにより、さらに耐汚染性にも優れ、表面
保護材、特に建材・家具類に利用される表面化粧シート
材として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 33/12 C08L 33/12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル樹脂フィルム(A)と、少なくと
    も一方の面に熱接着層を有する融点が220℃以上の熱
    可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)とが、熱可塑性
    ポリエステル樹脂フィルム(B)の熱接着層を介して積
    層されてなることを特徴とする表面保護フィルム。
  2. 【請求項2】アクリル樹脂フィルム(A)が、主として
    メタクリル酸メチルとアクリル酸ブチルを共重合させて
    得られるアクリル樹脂フィルムであることを特徴とする
    請求項1記載の表面保護フィルム。
  3. 【請求項3】熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)
    の熱接着層が、融点150〜215℃の範囲であるポリ
    ブチレンテレフタレート系ポリエステル(PBT)樹脂
    からなることを特徴とする請求項1または2記載の表面
    保護フィルム。
  4. 【請求項4】熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)
    の熱接着層を形成するポリブチレンテレフタレート系ポ
    リエステル樹脂がポリカーボネートを5〜50wt%含
    有していることを特徴とする請求項3記載の表面保護フ
    ィルム。
  5. 【請求項5】アクリル樹脂フィルム(A)または/およ
    び熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)の熱接着層
    との接合面の少なくとも一方の面に予め印刷を施してな
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記
    載の表面保護フィルム。
  6. 【請求項6】アクリル樹脂フィルム(A)が着色隠蔽フ
    ィルムであって、全光線透過率(JIS K 7105
    に準拠して測定)が20%以下であることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表面保護フィル
    ム。
  7. 【請求項7】アクリル樹脂フィルム(A)と熱可塑性ポ
    リエステル樹脂フィルム(B)の熱接着層との接着強度
    が400g/15mm幅以上(JIS K6854に準
    拠して測定)であることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれか一項に記載の表面保護フィルム。
  8. 【請求項8】熱可塑性ポリエステル樹脂フィルム(B)
    の、アクリル樹脂フィルム(A)との接着面と反対側の
    面に、硬化型クリアーコート層を積層してなることを特
    徴とする表面の耐汚染性が強化された請求項1乃至7の
    いずれか一項に記載の表面保護フィルム。
  9. 【請求項9】アクリル樹脂フィルム(A)と熱可塑性ポ
    リエステル樹脂フィルム(B)の熱接着層とを220℃
    未満の温度で熱接着することを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれか一項に記載の表面保護フィルムの製造方
    法。
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WO2012018099A1 (ja) * 2010-08-04 2012-02-09 帝人化成株式会社 多層フィルム、加飾成形用フィルムおよび成形体
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