JPH1158085A - 予備圧縮装置付きペットボトル減容機 - Google Patents

予備圧縮装置付きペットボトル減容機

Info

Publication number
JPH1158085A
JPH1158085A JP9216094A JP21609497A JPH1158085A JP H1158085 A JPH1158085 A JP H1158085A JP 9216094 A JP9216094 A JP 9216094A JP 21609497 A JP21609497 A JP 21609497A JP H1158085 A JPH1158085 A JP H1158085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pet bottle
compression device
pressing roller
receiving hopper
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9216094A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Morita
良一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAMACHIYOU SEIKO KK
KAMACHO SEIKO KK
Original Assignee
KAMACHIYOU SEIKO KK
KAMACHO SEIKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAMACHIYOU SEIKO KK, KAMACHO SEIKO KK filed Critical KAMACHIYOU SEIKO KK
Priority to JP9216094A priority Critical patent/JPH1158085A/ja
Publication of JPH1158085A publication Critical patent/JPH1158085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
    • B30B9/325Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between rotary pressing members, e.g. rollers, discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/08Accessory tools, e.g. knives; Mountings therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B3/00Presses characterised by the use of rotary pressing members, e.g. rollers, rings, discs
    • B30B3/02Presses characterised by the use of rotary pressing members, e.g. rollers, rings, discs co-operating with a fixed member
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のペットボトル減容機では、減容室内に
おいてペットボトルが原形のままで圧縮成形されるの
で、該減容室内に投入されたペットボトルが嵩張り、圧
縮処理効率が低かった(1個のペットボトル塊を圧縮成
形するのに長時間を要していた)。 【解決手段】 ペットボトル塊に圧縮成形するための減
容機本体1の投入室3に、予め予備圧縮装置4で予備圧
縮させた圧縮済ペットボトルBを供給するようにし、減
容機本体1側でのペットボトル塊Dの圧縮成形効率を向
上させるようにし、又、予備圧縮装置4の押圧ローラ4
7を往復駆動装置6で往復動させることにより、受入ホ
ッパー40内の原形ペットボトルAを効率よく圧縮位置
に導入させ得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、多数の空のペッ
トボトルを小さな塊状に圧縮するためのペットボトル減
容機に関し、さらに詳しくはペットボトルを減容機本体
において本圧縮する前に予備圧縮するための予備圧縮装
置を備えた予備圧縮装置付きペットボトル減容機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】空のペットボトルは、再処理工場に搬入
し、原料として再利用されるが、そのままでは、体積が
大きいために取り扱いが面倒で且つ運送コストが高くな
るという問題がある。
【0003】ところで、従来から、ペットボトルを小さ
な塊状に圧縮するためのペットボトル減容機は既に開発
されている。従来のこの種のペットボトル減容機は、図
9に示すように、多数のペットボトルAを投入室103
に供給し、該投入室103内のペットボトル群C′を押
込装置130によって投入口121から減容室102内
に押込み、該減容室102内に収容されたペットボトル
群を上方から圧縮装置125で圧縮し、その圧縮済みの
ペットボトル塊Dを押出装置137で減容室底部の排出
口122から外部に排出し得るように構成されている。
【0004】押込装置130は、油圧シリンダ131で
前面板と上面板を有する押板132を水平方向に進退操
作する構造のものが採用されている。尚、押込装置13
0の油圧シリンダ131が最伸長したときには、押板1
32の前面板が鎖線図示(符号132′)するように減
容室102の投入口121を閉塞するとともに、上面板
で残りのペットボトルAが落下するのを防止するように
なっている。
【0005】圧縮装置125は、油圧シリンダ126で
押板127を上下方向に進退操作する構造のものが採用
されている。そして、この圧縮装置125は、油圧シリ
ンダ126が縮小状態では、実線図示するように押板1
27が投入口121より上方位置で待機しており、油圧
シリンダ126が伸長すると、押板127が符号12
7′で示すように下動せしめられて、減容室102の底
部に堆積しているペットボトル群を圧縮するようになっ
ている。
【0006】排出口122は減容室102の底部の側面
に形成されているが、この排出口122は、ペットボト
ルの圧縮動作時には蓋板136で閉塞されている。この
蓋板136は、図示しない開閉手段(例えば油圧シリン
ダ)で開閉せしめられ、ペットボトル塊Dの押出し時に
は符号136′で示すように上動開放される。
【0007】押出装置137は、減容室102の底部に
おける排出口122の対向位置に設けられている。この
押出装置137は、油圧シリンダ138で押板139を
水平方向に進退操作する構造のものが採用されている。
【0008】この図9に示す従来のペットボトル減容機
101は、次のように作動する。まず、押込装置130
の押板132が後退した状態では、投入室103内に供
給したペットボトルAが押込装置130の押板132の
前方に落下・貯留される。そして、圧縮装置125の押
板127が上動した状態で、押込装置130の油圧シリ
ンダ131が伸長すると、押板132の前方にあった所
定量のペットボトル群C′が投入口121から減容室1
02内に押込まれて該減容室102の底部に堆積する。
尚、この押込工程は、2〜3回繰り返して行われ、減容
室102内にペットボトル群C′を満杯状態まで充填す
る。次に、圧縮装置125の油圧シリンダ126が伸長
し、押板127が符号127′で示すように下動して減
容室底部のペットボトル群を圧縮する。続いて、圧縮装
置125の油圧シリンダ126を縮小させて押板127
を元の待機位置まで上動させ→押込装置130の油圧シ
リンダ131を縮小させて押板132の前方に次のペッ
トボトル群C′を落下させ→押込装置130の油圧シリ
ンダ131を伸長させて投入口121から次のペットボ
トル群C′を先に圧縮させたペットボトル塊の上に堆積
させ→圧縮装置125の油圧シリンダ126を伸長させ
て第2回目の圧縮を行う。順次同様にして、押込装置1
30によるペットボトル群Bの投入と、圧縮装置125
による圧縮動作とを数回(例えば5回)行うことによ
り、所定量(例えば15Kg程度)のペットボトル塊Dに
成形できる。尚、このペットボトル塊Dは、例えば縦6
00mm、横400mm、高さ300mm程度の直方体形状に
成形される。そして、圧縮装置125の押板127が上
動し→蓋板136が開放され(符号136′)→押出装
置137の油圧シリンダ138が伸長して、押板139
によりペットボトル塊Dを排出口122から外部に排出
し→押出装置137の押板139が元の待機位置まで後
退し→蓋板136が閉位置まで戻されると、1サイクル
が終了する。尚、圧縮成形されたペットボトル塊Dは、
排出口122から排出されたときに、図示しない結束機
によって紐で縛られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のペ
ットボトル減容機101を使用して、多数のペットボト
ルAを直方体状のペットボトル塊Dに圧縮成形する場合
に、従来では、各ペットボトルAは原形のまま(容積が
大きいまま)で投入室103内に供給されるので、ペッ
トボトル塊Dを圧縮成形するのに効率が悪いという問題
があった。即ち、最終成形されるペットボトル塊Dは、
1個当たり縦600mm、横400mm、高さ300mm程度
の大きさで重量が15Kg程度であるが、この種の一般的
なペットボトル減容機では、減容室102内の容積は原
形ペットボトルAのままだと1回当たり重量で3Kg程度
しか収容できない。又、押込装置130による減容室1
02内への1回当たりの押込み量は、重量で1〜1.5Kg
程度である。従って、従来のようにペットボトルAが原
形のままで投入室103に供給されると、減容室102
内を原形ペットボトル群C′で満杯にするのに押込装置
130を複数回(3〜2回)作動させる必要があり、
又、減容室102内において最終形態のペットボトル塊
D(重量が15Kg程度)に圧縮成形するのに減容室10
2内へのペットボトル群押込工程と圧縮装置25による
圧縮工程とを順次5回程度繰返す必要がある。因に、従
来汎用のペットボトル減容機101では、1サイクルで
(1個のペットボトル塊Dを圧縮成形するのに)3分間
程度必要であり、連続運転で1時間当たり300Kg程度
の処理能力しかないのが現状である。
【0010】尚、ペットボトル減容機を大型化すれば、
時間当たりの処理能力は増大するが、ペットボトル減容
機が高額化するとともに広い設置スペースが必要とな
る。
【0011】本願発明は、上記した従来のペットボトル
減容機の問題点に鑑み、原形ペットボトルを予備圧縮し
た状態で減容機本体の投入室に供給するようにすること
により、ペットボトル減容機自体を大型化することなく
処理能力を増大させ得るようにするとともに、原形ペッ
トボトルの予備圧縮動作を円滑に行えるようにした予備
圧縮装置付きペットボトル減容機を提供することを目的
としてなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。
【0013】本願請求項1の発明 本願請求項1の発明は、投入室内に供給されたペットボ
トル群を減容室内に投入し、該減容室内においてそのペ
ットボトル群を圧縮装置で圧縮するようにした減容機本
体に、投入室に供給される各ペットボトルを予め予備圧
縮させる予備圧縮装置を備えた予備圧縮装置付きペット
ボトル減容機を対象にしている。
【0014】減容機本体としては、従来から汎用されて
いる構造のものでよく、ペットボトルを貯留する投入室
と、該投入室内のペットボトル群を減容室内に押込む押
込装置と、減容室内のペットボトル群を圧縮する圧縮装
置と、減容室の底部で圧縮成形されたペットボトル塊を
減容室外に押出す押出装置とを有している。
【0015】前記予備圧縮装置は、底部に排出口を有す
る受入ホッパーと、該受入ホッパー内の底面に近接する
位置に設けた押圧ローラと、該押圧ローラを受入ホッパ
ー内のペットボトルを排出口側に移動させる方向に回転
させる回転駆動装置と、押圧ローラを受入ホッパー底面
に対して近接・離間方向に往復動させる往復駆動装置と
を備えている。
【0016】受入ホッパーの底部には、押圧ローラが設
置される直下に底面が形成されるようにする。従って、
受入ホッパー底部の排出口は、押圧ローラ直下よりやや
押圧ローラ回転方向の下手側に偏位させるとよい。
【0017】押圧ローラは、直径が300〜500mm程
度のものが適当であるが、特に限定するものではない。
又、この押圧ローラは、左右に突出する軸をそれぞれ変
位可能な支持アーム(例えば揺動アーム)で支持すると
よい。
【0018】回転駆動装置は、モータ及び動力伝達手段
により、押圧ローラを連続回転せしめるようになってい
る。尚、回転駆動スピードは、調整可能とすることが好
ましい。
【0019】往復駆動装置としては、例えば伸縮式の油
圧シリンダが採用でき、該油圧シリンダで押圧ローラの
軸を上下に往復駆動させるようにするとよい。そして、
押圧ローラの下動時には、該押圧ローラの下面が受入ホ
ッパー底面にかなり(例えば15〜20mmまで)近接
し、押圧ローラの上動時には、該押圧ローラの下面が受
入ホッパー底面からかなり(例えば80〜100mm程
度)離間するようになる。又、この往復駆動装置は、押
圧ローラの回転スピードにもよるが、該押圧ローラを例
えば毎分30〜60回程度のスピードで往復動させるよ
うにするとよい。さらに、この往復駆動装置は、押圧ロ
ーラを受入ホッパー底面に対して離間時間が短く(例え
ば0.5〜1秒間)、近接時間が長く(例えば1〜2秒
間)なるように設定することもできる。
【0020】又、この予備圧縮装置は、該予備圧縮装置
で予備圧縮させた圧縮済ペットボトルを順次減容機本体
側の投入室内に自動供給し得るように設置している。こ
の場合、予備圧縮装置は、減容機本体側の投入室に直接
連続させてもよいが、該投入室は比較的高所に位置して
いるために、予備圧縮装置で予備圧縮させた圧縮済ペッ
トボトルを傾斜コンベアのような搬送装置に乗せて投入
室内に供給するようにしてもよい。尚、予備圧縮装置を
投入室に直接連続させる場合には、該予備圧縮装置が高
所に位置するために、予備圧縮すべき原形ペットボトル
を傾斜コンベアに乗せて予備圧縮装置の受入ホッパーま
で移送させるようにするとよい。
【0021】そして、この請求項1に使用されている予
備圧縮装置では、運転時に押圧ローラが受入ホッパー内
の底部付近で連続回転せしめられるとともに、受入ホッ
パー底面に対して近接・離間方向に往復動せしめられ
る。従って、受入ホッパー内にペットボトルを投入する
と、押圧ローラが回転せしめられていることにより、該
押圧ローラ下面と受入ホッパー底面との間にペットボト
ルが自動的に送り込まれるようになり、そのとき押圧ロ
ーラが受入ホッパー底面に対して近接すると、該押圧ロ
ーラ下面と受入ホッパー底面との間でペットボトルが圧
縮・扁平化されるようになる。又、押圧ローラは、回転
しながら受入ホッパー底面に対して近接・離間方向に往
復動しているので、該押圧ローラの離間時に押圧ローラ
下面と受入ホッパー底面間の間隔が広くなって、両者間
にペットボトル(かなりの大径である)が入り込み易く
なる。尚、押圧ローラ下面と受入ホッパー底面間で圧縮
された圧縮済ペットボトルは、押圧ローラが回転してい
ることにより、順次排出口から減容機本体の投入室側に
排出される。
【0022】本願請求項2の発明 本願請求項2の発明は、上記請求項1の予備圧縮装置付
きペットボトル減容機において、予備圧縮装置の押圧ロ
ーラの外周面に、ペットボトルに穴空けするための多数
の突針を付設したことを特徴としている。
【0023】この請求項2に使用されている予備圧縮装
置では、押圧ローラの外周面に多数の突針を設けている
ので、ペットボトルが押圧ローラ下面と受入ホッパー底
面との間を通過する際に、該ペットボトルに穴が空けら
れる。従って、もし密栓した状態でペットボトルが投入
されたときでも、圧縮時にペットボトル内の空気を(残
液がある場合にはその液体も)排除できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本願
発明の実施形態を説明すると、図1〜図7には本願第1
実施形態、図8には第1実施形態の変形例(第2実施形
態)が示されている。
【0025】図1〜図7に示す第1実施形態の予備圧縮
装置付きペットボトル減容機は、投入室3内に順次供給
されるペットボトルBを所定量づつひとまとめにして圧
縮成形するための減容機本体1と、原形ペットボトルA
を順次予備圧縮するための予備圧縮装置4と、該予備圧
縮装置4で予備圧縮させた圧縮済ペットボトルBを減容
機本体1の投入室3内に搬送するための搬送装置13
と、減容機本体1で圧縮成形されたペットボトル塊Dを
結束するための結束機7と、該ペットボトル塊Dの重量
を計測するための計量装置8と、各種装置を制御するた
めの制御盤9とを備えて構成されている。そして、この
実施形態の予備圧縮装置付きペットボトル減容機では、
予備圧縮装置4が搬送装置13の始端部上に設置されて
おり、該予備圧縮装置4で予備圧縮させた圧縮済ペット
ボトルBを順次搬送装置13で減容機本体1の投入室3
内に搬送して、該減容機本体1でペットボトル塊Dに圧
縮成形し、さらに該ペットボトル塊Dを結束機7で結束
するという、一連の処理を連続して行えるようになって
いる。
【0026】減容機本体1は、従来から汎用されている
構造のものが使用可能であり、この実施形態では図1、
図2、図6、図7に示すように、機台10上に、ペット
ボトル群Cの減容室2と、該減容室2の上部寄り外側面
に取付けたペットボトルBの投入室3と、該投入室3内
のペットボトル群Cを減容室2内に押込む押込装置30
と、減容室2の底部側面に設けた排出口22を開閉する
シャッター装置34と、減容室2内の底部に堆積される
ペットボトル群Cを上方から圧縮するための圧縮装置2
5と、減容室2内の底部で圧縮せしめられたペットボト
ル塊Dを排出口22から押出すための押出装置37とを
備えて構成されている。尚、この実施形態では、上記押
込装置30、シャッター装置34、圧縮装置25、押出
装置37等の作動装置の動力源として油圧シリンダ3
1,35,26,38が採用され、該各油圧シリンダ
は、それぞれ油圧モータ11によって駆動される油圧ポ
ンプ12からの作動油で作動せしめられるようになって
いる。
【0027】減容室2は、平面視において四角形状に形
成されている。又、この実施形態の減容室2は、平面視
における大きさ(内径)が例えば600mm×400mm程
度で、且つ上下方向に適宜の高さを有している。減容室
2の上部寄り側面には、図6に示すように投入室3に連
続する投入口21が形成されている。又、減容室2の底
部には、図7に示すように排出口22と該排出口22に
対向する開口23がそれぞれ形成されている。排出口2
2の出口には、四角筒状のガイド24が設けられてい
る。
【0028】押込装置30は、図6に示すように、油圧
シリンダ31で押板32を進退操作する構造のものが採
用されている。押板32は、投入口21とほぼ同形同大
きさの矩形の前面板32aと、前進時に投入室3内に残
ったペットボトルBを受けるための上面板32bとを有
している。尚、この押板32は、投入室3の底部におい
て、投入口21に向けて水平方向に進退されるようにな
っている。
【0029】そして、この押込装置30は、油圧シリン
ダ31の縮小状態では、図6に示すように押板32が後
退して前面板32aの前方に投入室3内のペットボトル
群Cを落下・貯留し得るようになっており、油圧シリン
ダ31が伸長すると、押板32が前進せしめられて前面
板32aの前方位置にあるペットボトルB(ペットボト
ル群C)を投入口21から減容室2内に押込み得るよう
になっている。
【0030】圧縮装置25は、図6及び図7に示すよう
に、押板27を油圧シリンダ26で上下方向に進退操作
する構造のものが採用されている。そして、この圧縮装
置25は、油圧シリンダ26が縮小状態では、押板27
が投入口21より上方位置で待機しており、油圧シリン
ダ26が伸長すると、押板27が減容室2の底部付近ま
で下動せしめられるようになっている。
【0031】減容室2の排出口22は、シャッター装置
34で開閉される。このシャッター装置34は、排出口
22を開閉する蓋板36と、該蓋板36を上下に作動さ
せる油圧シリンダ35とを有している。そして、このシ
ャッター装置34は、ペットボトルの圧縮動作時には蓋
板36を下動閉状態に維持させておき、制御盤9からの
1サイクル終了信号に基いて、蓋板36を上動開放(油
圧シリンダ35を縮小)させるようになっている。
【0032】押出装置37は、減容室2の底部における
排出口22の対向位置に設けられている。この押出装置
37は、油圧シリンダ38で押板39を水平方向に進退
操作する構造のものが採用されている。尚、押出装置3
7の押板39は、排出口22の対向位置にある開口23
から減容室2内に出没するようになっている。押出装置
37の油圧シリンダ38は、この実施形態では3段階に
伸長するものが使用されている。そして、この押出装置
37は、図7に示すように、油圧シリンダ38の全縮小
状態では押板39(前面板)が減容室2の側板と同位置
で待機し、油圧シリンダ38が第1段〜第3段まで伸長
するごとにペットボトル塊Dを順次所定位置(結束機7
による各結束位置)まで押出すようになっている。
【0033】結束機7は、排出口22から押出されてく
るペットボトル塊Dの外周に紐71を掛け回すもので、
汎用されている形式のものが採用されている。尚、この
実施形態では、図7に示すように1個のペットボトル塊
Dにつき、3箇所を結束するようになっている。
【0034】結束機7で結束されたペットボトル塊D
は、図7に示すように計量装置8上に移送される。この
計量装置8は、コンベア装置81と計量器83とを有
し、該計量器83で計測したペットボトル塊Dの重量デ
ータを制御盤9に伝達するようになっている。尚、コン
ベア装置81は、モータ82(図2)で駆動されるが、
このモータ82は制御盤9からの信号で発停制御され
る。
【0035】制御盤9は、各作動部分を制御するととも
に、上記計量器83からの重量データを表示部91(図
7)に表示し得るようになっている。この表示部91に
は、計量器83からの重量データに基いて減容機本体1
で処理したペットボトル塊Dの個数とその積算重量とを
それぞれ表示するようにするとよい。
【0036】予備圧縮装置4は、原形(大容積のまま)
のペットボトルAを順次圧縮して、予め個別に減容させ
るものである。そして、この予備圧縮装置4は、図3〜
図5に示すように、原形ペットボトルAが投入される受
入ホッパー40と、該受入ホッパー40内に設置された
押圧ローラ47と、該押圧ローラ47を回転させる回転
駆動装置5と、押圧ローラ47を受入ホッパー40内の
底面43に対して近接・離間方向に往復動させる往復駆
動装置6とを備えている。尚、以下の説明では、この予
備圧縮装置4において、図3における右側を奥側とい
い、左側を手前側といい、押圧ローラ47の軸線方向
(図4の左右方向)を左右方向という。
【0037】受入ホッパー40は、開口面積が例えば1
000mm×1290mmで深さが1200mm程度の大きさ
を有している。受入ホッパー40の左右両側面41,4
1は、図4に示すように上半部がそれぞれ内方側に向け
て下降傾斜し、下半部がそれぞれ鉛直面になる形状に成
形されている。又、受入ホッパー40の底部42は、手
前側から奥側に向けて下降傾斜させている。従って、受
入ホッパー40内に投入したペットボトルAは、順次底
部奥側に移動するようになっている。又、受入ホッパー
40の奥側底部には、圧縮処理したペットボトルBを排
出するための排出口44が形成されている。
【0038】押圧ローラ47は、胴体48の直径が30
0〜500mmで該胴体長さが500〜700mm程度の大
きさを有している。又、押圧ローラ47の胴体48の外
周面には、ペットボトルに穴空けするための多数の突針
50,50・・が形成されている。この突針50の長さ
は10mm程度の比較的短小のものでよい。
【0039】そして、この押圧ローラ47は、図4〜図
5に示すように受入ホッパー40内の奥側底部付近にお
いて、左右の軸49,49を受入ホッパー40の左右両
側壁41,41に形成した各長穴45,45からそれぞ
れ外方に突出させた状態で設置されている。尚、該各長
穴45,45は、後述するように、押圧ローラ47が往
復動するときに各軸49,49の移動を許容するための
ものである。
【0040】押圧ローラ47の各軸49,49は、それ
ぞれ左右の支持アーム46,46で支持されている。即
ち、各支持アーム46,46は、図3又は図5に示すよ
うに適宜の長さを有し、その各基端部を受入ホッパーの
各側壁41,41の外面において軸46aで枢着すると
ともに、該各支持アーム46,46の先端部で押圧ロー
ラ47の各軸49,49を支持している。そして、各支
持アーム46,46は、各基端部の軸46a,46aを
中心にして押圧ローラ47とともに上下に揺動可能とな
っている。
【0041】押圧ローラ47は、回転駆動装置5で回転
せしめられる。この回転駆動装置5は、図3に示すよう
に、一方の支持アーム46に取付けたモータ51によ
り、プーリ(又はスプロケット)52,53及びベルト
(又はチエン)54を介して押圧ローラ47の軸49を
回転させるようになっている。尚、この回転駆動装置5
による回転駆動スピードは、調整可能にすることが好ま
しい。
【0042】又、押圧ローラ47は、往復駆動装置6で
上下方向に往復動せしめられる。この往復駆動装置6
は、図3〜図5に示すように、左右一対の油圧シリンダ
61,61を有している。この各油圧シリンダ61,6
1は、その各シリンダチューブの基端部を受入ホッパー
40の各側壁41,41外面に枢着し、各シリンダロッ
ドの先端を押圧ローラ47の各軸49,49に連結させ
て取付けている。この各油圧シリンダ61,61には、
図2及び図4に示すように、油圧ポンプ12で汲み上げ
られた作動油が電磁切換弁63を介して供給され、該電
磁切換弁63を切換え操作することによって、各油圧シ
リンダ61,61が同時に伸縮動作するようになってい
る。又、各油圧シリンダ61,61の伸長側油圧回路中
には、リリーフ弁64が介在されており、該伸長側油圧
回路中が所定圧に達すると作動油をタンク側に逃がすよ
うになっている。そして、この往復駆動装置6は、電磁
切換弁63の切換え操作により、押圧ローラ47の回転
スピードにもよるが、該押圧ローラ47を例えば毎分3
0〜60回程度のスピードで往復動させるようにしてい
る。尚、この往復駆動装置6は、押圧ローラ47と受入
ホッパー底面43間をペットボトルAが原形のままで通
過しないように、押圧ローラ47を受入ホッパー底面4
3に対して、離間時間が短く(例えば0.5〜1秒間)、
近接時間が長く(例えば1〜2秒間)なるように設定し
てもよい。
【0043】又、往復駆動装置6の各油圧シリンダ6
1,61の伸長状態では、押圧ローラ47の下面が受入
ホッパー底面43に対して小間隔(例えば15〜20mm
間隔)をもって近接し、逆に各油圧シリンダ61,61
が縮小すると、該押圧ローラ47が鎖線図示(符号4
7′)するように上動して押圧ローラ下面と受入ホッパ
ー底面43との間にかなりの間隔(例えば80〜100
mm程度の間隔)が形成されるようになっている。
【0044】搬送装置13は、モータ15によって走行
せしめられるコンベアベルト14と、該コンベアベルト
14の左右両側部をガードするガード部材16,16を
有している。そして、この搬送装置13は、傾斜状態で
設置されていて、その始端側(下端側)上部に予備圧縮
装置4を設置するとともに、その終端部(上端部)を減
容機本体1の投入室3の上部に位置させている。
【0045】この第1実施形態の予備圧縮装置付きペッ
トボトル減容機は、次のような機能を有する。即ち、予
備圧縮装置4及び搬送装置13を作動させると、回転駆
動装置5によって押圧ローラ47が図5の矢印方向に回
転せしめられるとともに往復駆動装置6によって該押圧
ローラ47が上下に往復動せしめられ、他方、搬送装置
13のコンベアベルト14も矢印方向に駆動される。こ
の状態で、予備圧縮装置4の受入ホッパー40内に原形
ペットボトルAを投入すると、受入ホッパー40内の底
部42に位置する原形ペットボトルAが押圧ローラ47
下面と受入ホッパー底面43との間に入り込んでいく。
尚、以下の説明では、押圧ローラ47下面と受入ホッパ
ー底面43との間のことを便宜上、両者間ということが
ある。
【0046】ところで、押圧ローラ47が受入ホッパー
底面43に対して近接した位置(圧縮位置)のままであ
ると、押圧ローラ47が回転しているものの、原形ペッ
トボトルAが押圧ローラ47外周面に対して滑ってしま
い、該原形ペットボトルAが上記両者間にうまく入り込
まない場合がある。ところが、この予備圧縮装置4で
は、押圧ローラ47が連続して上下動しているので、該
押圧ローラ47が鎖線図示(図5の符号47′)するよ
うに上動したときに押圧ローラ下面と受入ホッパー底面
43との間隔が大きくなって、原形ペットボトルAが符
号A′で示すようにスムーズに両者間に入り込むように
なる。そして、押圧ローラ47が実線図示するように下
動したときに、該両者間に入り込んでいるペットボトル
Aが押圧ローラ47の下面で受入ホッパー底面43側に
圧縮されて符号B1で示すように扁平化せしめられる。
このとき、押圧ローラ外周面の突針50がペットボトル
に突き刺さって穴が空けられるとともに、押圧ローラ4
7が回転していることにより、両者間で圧縮された圧縮
済ペットボトルB1が強制的に排出口44側に移動せし
められ、続いて該圧縮済ペットボトルが符号B2で示す
ように排出口44からコンベアベルト14の始端部上に
排出されるようになる。尚、原形ペットボトルAの中に
は施蓋(密閉)された状態のものもあるが、該施蓋状態
の原形ペットボトルAであっても、それが上記両者間を
通過する前に突針50で該原形ペットボトルAに穴空け
されるので、圧縮時にペットボトルが破裂したり、ある
いは内部の空気が抜けずに復元してしまうという不都合
は生じない。又、ペットボトル内に液体が残っている場
合もあるが、突針によってペットボトルに穴空けするこ
とで、圧縮時に該穴から残液を排出できる。さらに、こ
のように押圧ローラ外周面に突針50を形成している
と、ペットボトルを上記両者間に食い込み易くすること
ができる。
【0047】尚、ときには、受入ホッパー40内にペッ
トボトルに混じって空き缶等の硬質異物が投入されるこ
とが考えられるが、その場合、この実施形態では次のよ
うに機能する。即ち、上記硬質異物が押圧ローラ47と
受入ホッパー底面43間に入り込んだ状態で、往復駆動
装置6の油圧シリンダ61が伸長(押圧ローラ47が下
動)すると、該硬質異物の抵抗力によって図2及び図4
における油圧シリンダ61の伸長側油圧回路中の作動油
が高圧となり、その作動油圧力が所定値に達するとリリ
ーフ弁64が作動して、該伸長側油圧回路中の高圧作動
油がタンク側に逃がすようになる。従って、過度の圧縮
が行われなくなって、圧縮機構を保護できる。
【0048】この予備圧縮装置4においては、押圧ロー
ラ47が連続回転し且つ該押圧ローラ47が連続して上
下往復動しているので、受入ホッパー40内に投入して
いる原形ペットボトルA,A・・は順次圧縮されて排出
口44からコンベアベルト14の始端部上に排出される
ようになる。
【0049】尚、予備圧縮装置4による原形ペットボト
ルAの圧縮処理能力は、減容機本体1側でのペットボト
ル塊成形能力と同等以上のものが望ましいが、該予備圧
縮装置4の処理能力が低い場合には、複数台の予備圧縮
装置4を使用して、それらの予備圧縮装置4からそれぞ
れ圧縮済ペットボトルBを1台の減容機本体1に供給す
るようにしてもよい。
【0050】コンベアベルト14の始端部上に排出され
た圧縮済ペットボトルBは、順次コンベアベルト14で
搬送されてその終端部から順次減容機本体1の投入室3
内に投入される。そして、図6に示すように、投入室3
内に貯留されたペットボトル群Cは、押込装置30によ
って減容室2に押込まれるが、各ペットボトルBは、予
め圧縮されて減容されているので、押込装置30による
1回当たりの押込み量は、体積は同じであっても密度を
大きく(総重量を多く)することができる。例えば、原
形ペットボトルAのままでは、押込装置30による1回
当たりの押込み重量が約1.5Kgであったものが、本願の
ように圧縮済ペットボトルBでは、押込装置30による
1回当たりの押込み重量を例えば2〜3Kg程度まで高め
ることができる。
【0051】従って、減容室2内にペットボトルを満杯
させた状態(例えば押込装置30の作動を2回繰返す)
では、従来のように原形ペットボトルのままで充填する
場合に比して充填密度が大幅に向上し、圧縮装置25に
よる1回当たりの処理重量を多くできる(例えば圧縮装
置25の1回当たりの動作で4〜6Kg程度処理でき
る)。このことは、減容室2内で所定重量(例えば15
Kg程度)のペットボトル塊Dを圧縮成形するのに、圧縮
装置25による処理回数が3〜4回でよくなり、大幅に
時間短縮できる。例えば、投入室3内に供給される圧縮
済ペットボトルBが原形ペットボトルAに対して1/2
程度まで減容されている場合には、圧縮装置25による
1個当たりのペットボトル塊Dを圧縮成形するのに、従
来の1/2〜2/3程度の時間で処理することが可能と
なる。
【0052】減容室2内で圧縮成形されたペットボトル
塊Dは、図7に示すように、シャッター装置34の蓋板
36が開放された後、押出装置37によって筒状のガイ
ド24を通して押出され、結束機7により紐71(例え
ば3箇所)で結束される。そして、その結束済のペット
ボトル塊Dは、計量装置8のコンベア装置81上に載せ
られて、そこで計量器83で計量し、その計量データを
制御盤9で演算処理して、表示部91に表示するように
なっている。この表示部91には、例えば1日当たりの
処理個数や積算重量等を表示することができる。尚、計
量装置8で計量後は、コンベア装置81が駆動して該ペ
ットボトル塊Dを排出側に送り出すようになっている。
【0053】図8に示す第2実施形態は、予備圧縮装置
4の変形例を示している。この図8は、第1実施形態の
図5相当図であるが、この図8の予備圧縮装置4では、
受入ホッパー40の底部42における押圧ローラ47の
直下付近に複数本の小径ローラ60,60・・を該押圧
ローラ47と平行に向けて順次近接状態で設置してい
る。
【0054】そして、この図8に示す第2実施形態の予
備圧縮装置4では、ペットボトル(A′又はB1)が押
圧ローラ47と受入ホッパー底面43との間に入り込ん
で排出口44側に移動せしめられる際に、該ペットボト
ルの接触圧力によって各小径ローラ60,60・・が回
転せしめられるようになる。従って、ペットボトルが押
圧ローラ47と受入ホッパー底面43(小径ローラの上
面)との間を通過する際に、該ペットボトルと受入ホッ
パー底面43間にさほどの摩擦力が発生せず、ペットボ
トル送り動作が円滑に行われるとともに、押圧ローラ4
7に対する回転駆動装置5の駆動力を軽減させることが
できる。
【0055】因に、図5に示す第1実施形態の予備圧縮
装置4では、押圧ローラ47直下の受入ホッパー底面4
3は、単なる底板で構成されているので、ペットボトル
を押圧ローラ47で圧縮しながらその回転力で排出口4
4側に移動させる際に、該ペットボトルと受入ホッパー
底面43との間に大きな摩擦力(移動抵抗)が働き、該
ペットボトルの移動が円滑に行われにくくなるととも
に、該ペットボトル移動のために大きな駆動力が必要と
なるが、この第2実施形態のように受入ホッパー底面4
3部分に小径ローラ60,60・・を設けると、上記の
ようにペットボトル送り動作の円滑性と押圧ローラ47
の駆動力軽減とを達成できる。
【0056】尚、この第2実施形態(図8)におけるそ
の他の構成及び機能は、第1実施形態(図5)のものと
同様であり、その説明を省略する。
【0057】
【発明の効果】本願請求項1の発明の効果 本願請求項1の予備圧縮装置付きペットボトル減容機に
よれば、減容機本体1でペットボトル塊Dに圧縮成形す
るのに先立って、原形ペットボトルAを予備圧縮装置4
で予備圧縮するようにしているので、減容機本体1側で
の1個当たりのペットボトル塊の圧縮成形時間を短縮で
き、全体としての処理能力を大幅に向上させることがで
きるという効果がある。又、予備圧縮装置4の押圧ロー
ラ47は、回転させながら往復駆動装置6で往復動させ
るようにしているので、原形ペットボトルAが押圧ロー
ラ47と受入ホッパー底面43間にスムーズに入り込む
ようになり、ペットボトル圧縮用に押圧ローラ47を使
用したものであってもペットボトルの送り込み機能が向
上する(結果的に予備圧縮装置4での処理能力が向上す
る)という効果もある。
【0058】本願請求項2の発明の効果 本願請求項2の予備圧縮装置付きペットボトル減容機で
は、予備圧縮装置4の押圧ローラ47外周面に多数の突
針50を付設しているので、該予備圧縮装置4で原形ペ
ットボトルAを予備圧縮する際に、該ペットボトルAに
穴空けすることができ、施蓋(密封)されているペット
ボトルAであっても確実に圧縮させることができるとと
もに、ペットボトル内に液体が残っていても予備圧縮時
にその残液を排出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施形態の予備圧縮装置付きペットボ
トル減容機の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のペットボトル減容機の予備圧縮装置部分
の拡大側面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】図4のV−V拡大断面図である。
【図6】図2のVI−VI拡大断面図である。
【図7】図2のVII−VII拡大断面図である。
【図8】本願第2実施形態の予備圧縮装置部分の断面図
(図5相当図)である。
【図9】従来のペットボトル減容機の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1は減容機本体、2は減容室、3は投入室、4は予備圧
縮装置、5は回転駆動装置、6は往復駆動装置、11は
油圧モータ、12は油圧ポンプ、13は搬送装置、25
は圧縮装置、30は押込装置、34はシャッター装置、
37は押出装置、40は受入ホッパー、42は受入ホッ
パー底部、43は受入ホッパー底面、44は排出口、4
7は押圧ローラ、50は突針、63は電磁切換弁、64
はリリーフ弁、Aは原形ペットボトル、Bは圧縮済ペッ
トボトル、Cはペットボトル群、Dはペットボトル塊で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入室(3)内に供給されたペットボト
    ル群(C)を減容室(2)内に投入し、該減容室(2)
    内においてそのペットボトル群(C)を圧縮装置(2
    5)で圧縮するようにした減容機本体(1)に、前記投
    入室(3)に供給される各ペットボトルを予め予備圧縮
    させる予備圧縮装置(4)を備えた予備圧縮装置付きペ
    ットボトル減容機であって、 前記予備圧縮装置(4)は、底部(42)に排出口(4
    4)を有する受入ホッパー(40)と、該受入ホッパー
    (40)内の底面(43)に近接する位置に設けた押圧
    ローラ(47)と、該押圧ローラ(47)を受入ホッパ
    ー(40)内のペットボトルを排出口(44)側に移動
    させる方向に回転させる回転駆動装置(5)と、前記押
    圧ローラ(47)を受入ホッパー底面(43)に対して
    近接・離間方向に往復動させる往復駆動装置(6)とを
    備え、 前記予備圧縮装置(4)で予備圧縮させた圧縮済ペット
    ボトル(B)を順次前記投入室(3)内に自動供給する
    ようにした、 ことを特徴とする予備圧縮装置付きペットボトル減容
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、押圧ローラ(47)
    の外周面に、ペットボトル(A)に穴空けするための多
    数の突針(50)を付設したことを特徴とする予備圧縮
    装置付きペットボトル減容機。
JP9216094A 1997-08-11 1997-08-11 予備圧縮装置付きペットボトル減容機 Pending JPH1158085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9216094A JPH1158085A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 予備圧縮装置付きペットボトル減容機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9216094A JPH1158085A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 予備圧縮装置付きペットボトル減容機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1158085A true JPH1158085A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16683163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9216094A Pending JPH1158085A (ja) 1997-08-11 1997-08-11 予備圧縮装置付きペットボトル減容機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1158085A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009016115A1 (de) * 2009-04-03 2010-10-14 Wincor Nixdorf International Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Kompaktieren von Hohlkörpern
JP2011235304A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Yuken Kogyo Co Ltd 廃棄物減容機
CN108621332A (zh) * 2018-04-09 2018-10-09 王欢欢 一种废弃饮料瓶回收处理装置
CN109177286A (zh) * 2018-09-27 2019-01-11 杨双军 一种高效易拉罐压缩机
CN110103499A (zh) * 2019-04-24 2019-08-09 佛山市科达液压机械有限公司 一种钢渣压机及其压制工艺
CN113696533A (zh) * 2021-09-16 2021-11-26 靳立鹏 一种易拉罐回收设备

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009016115A1 (de) * 2009-04-03 2010-10-14 Wincor Nixdorf International Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Kompaktieren von Hohlkörpern
JP2011235304A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Yuken Kogyo Co Ltd 廃棄物減容機
CN108621332A (zh) * 2018-04-09 2018-10-09 王欢欢 一种废弃饮料瓶回收处理装置
CN109177286A (zh) * 2018-09-27 2019-01-11 杨双军 一种高效易拉罐压缩机
CN110103499A (zh) * 2019-04-24 2019-08-09 佛山市科达液压机械有限公司 一种钢渣压机及其压制工艺
CN113696533A (zh) * 2021-09-16 2021-11-26 靳立鹏 一种易拉罐回收设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106185284A (zh) 间歇式进给装置
JP5258800B2 (ja) ベール形成装置
CA2760955C (en) Waste paper rebaler
CN201923331U (zh) 一种民爆药卷高速自动装箱生产线
CN103338921B (zh) 打包机和由纤维材料制造压实的挤压包的方法
US3864891A (en) Meat packaging and pressing apparatus and method
JP3585497B2 (ja) 圧密成形プレス装置
KR100804427B1 (ko) 가축사료 압축장치
US9573706B2 (en) Machine for filling bags
JPH1158085A (ja) 予備圧縮装置付きペットボトル減容機
WO2008040090A1 (en) An apparatus and attachment for handling compressible materials
JP3593797B2 (ja) 物品減容機
JP3162041B2 (ja) 廃プラスチック容器梱包設備
US5307607A (en) Apparatus for compacting trash or the like
US4055203A (en) Loose fill cellulose insulation material packing machine
JP3593796B2 (ja) 物品減容機の供給装置
JPH10235498A (ja) ペットボトル減容機
CN113192256B (zh) 一种自动披萨售货机及自动披萨售货系统
US3827347A (en) Machine for conditioning waste material for recycling
JP3046172U (ja) データ処理装置付きペットボトル減容機
GB2184979A (en) Method and apparatus for baling
KR200432536Y1 (ko) 가축사료 압축장치
US2355646A (en) Hay baler
CN219727314U (zh) 一种立式液压打包机用送料机构
CN110712817A (zh) 破包机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627