JP5258800B2 - ベール形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮可能な被圧縮物、特に廃物、例えば古紙、廃カートン、プラスチックシートまたは空のプラスチックボトル等からベールを形成するためのベール形成装置に関し、少なくとも1つの圧縮室と前記圧縮室内部を駆動手段によってプレス方向に往復動可能なプレス板とを有するプレスハウジングを備え、処理済みの各ベールは辺長A,B,Cを有する実質的に直方体状の形状を有する。
さまざまな使用目的のために、垂直方向にもしくは水平方向に動作するプレス板を備えた圧縮梱包機が、近年、市場に出回っている。形成されたベールは通例、直方体状または立方体状の形状を有しており、その際、ベールの辺長の寸法は、特に、当該ベールがそれらの形成後に輸送されることとなる輸送手段に適合される。輸送がユーロパレットで行われる場合には、ベールの幅および奥行きは好ましくはそのパレットの底面寸法に対応していることであり、約800mm×1,200mmの寸法を有する。ベールが傾倒しないようにするため、ベールの高さは最大約1,200mmである。コンテナ輸送が予定されている場合には、市場通例のベール寸法は約1,100mm×1,100mm×1,100mmであり、立方体形状となっている。この種のベールを形成するための梱包機の圧縮室の寸法は、形成するベールの寸法に一致させて形成されており、その結果、圧縮室の断面は、ベールの幅および奥行きに一致した寸法を有する。
垂直方向に移動するプレス板を備えた圧縮梱包機において、プレス板の駆動は1つ以上の油圧シリンダによって行われる。公知の垂直型単室圧縮梱包機への装填は、装填スペースまたは圧縮室全体を閉鎖可能なと共に、圧縮室への装填時に部分的に開放されるドアを通じて行われる。圧縮する被圧縮物は、最上位に位置するプレス板の下側で、ドア開口を通じて圧縮室内に装填され、場合によりすでに圧縮された被圧縮物があれば、それらの上に積載される。圧縮室の充填領域が満杯となり、もはや新しい材料を装填することができなくなると、ドアは閉鎖され、可動式プレス板は、圧縮室の下部を制限する圧縮室底面に向かって移動する。現在では、実現されるベール重量をできるだけ大きくするため、圧縮によってベールとするために要求される被圧縮物に相当の大きなプレス力を及ぼす大型油圧シリンダが使用される。
垂直方向に移動するプレス板を備えた圧縮梱包機において、圧縮室内におけるプレス板の案内に関して無視できない問題がある。圧縮室内のプレス板についてはさまざまな案内機構が実現されてきたが、これらの案内では、特に圧縮室での充填が不均等となっている場合には、プレス板または油圧駆動手段(油圧シリンダ)の損傷を実際に防止することは不可能であった。垂直方向に移動するプレス板を備えた圧縮梱包機のさらにもう一つの難点は、要求される被圧縮物の高いレベルの圧縮、すなわち高いベール密度の達成は単位面積圧力がそれに相応して大きい場合にしか実現できず、油圧系の最大圧力が大きくなると、大型油圧シリンダの使用によってしか実現し得ないということになる。この種の油圧シリンダは、相応な油圧ポンプによって短時間で油圧供給ないし油圧排出できる大きな容積を有している。これを圧縮梱包機のユーザが求める短いサイクル時間(プレスサイクルの開始から終了までに、つまり、圧縮梱包機が再び新たに処理可能となるまでに要する時間)内で実現するためには、油圧ポンプ用の大型電動設備が必要であり、これはまた相応した電気基盤設備を必要とする。こうした基盤設備は一部、圧縮梱包機の設置場所に設備されていないことがあり、その場合は、多大なコストをかけて設備しなければならない。
水平方向に移動するプレス板を備えた圧縮梱包機において、プレススペースへの装填は同じく閉鎖可能な圧縮室ドアを通じて行われる。この場合、圧縮室の充填はプレス板が後方エンドポジションに位置しているときに行われる。圧縮室に被圧縮物が十分に充填され、さらなる被圧縮物の装填が不可能になると、圧縮室ドアは閉鎖されて、水平方向に移動するプレス板は前進し、プレス板の前方にある被圧縮物を圧縮してベールをつくり出す。水平方向に移動するプレス板を備えた圧縮梱包機の場合にも、プレス板の案内に関して頻繁に障害および損傷が生ずる。
特に、投入充填が不均等であるかまたは圧縮性が相異する種々の被圧縮物の処理が行われる場合には、プレス板案内に関する損傷が生じたり、プレス板を駆動する油圧シリンダのピストンロッドにひずみが生じたりすることもある。水平型アッシュ津梱包機の場合にも、所望の高度圧縮を達成するために、ベール表面に大きな単位面積圧力が及ぼされなければならない。これにはまたも大型油圧シリンダが必要である。その限りで、この種の圧縮梱包機の場合にも、油圧ポンプ用の電動設備の設計には上記と同等な要件が求められる。
そこで本発明の目的は、上述した短所が回避されると共に、低費用で、ただし高効率かつ高信頼度にて、所定のベール寸法による高密度すなわち高いベール重量を有するベールを形成することのできる冒頭に述べたタイプのベール形成装置(圧縮梱包機)を提供することである。さらに、本装置の目的は、高信頼度ならびに使用安全性を達成すると共に、技術コスト、エネルギーコストおよび設置スペースコストの点で低費用での運転を可能にすることであり、その際、特に、単位面積圧力が高くとも、プレス板のひずみ、駆動手段またはプレス板ガイドあるいはその両方の損傷が生じないようにしなければならない。また同時に、短いサイクル時間と極力高いベール密度を達成するための高い単位面積圧力の達成が重要である。
上記課題の解決のため、本発明では、前記圧縮室が、プレス方向に対して垂直方向で見て、辺長A×C/n(ここで、nはn≧2を満足する整数)の水平断面を有すると共に、前記圧縮室内において、n回の第1圧縮工程により、それぞれ辺長A,BおよびC/nを有する薄い直方体状のn個のベール要素を形成することが可能であり、
前記圧縮室には一時格納空間が後置され、前記一時格納空間には、各ベール要素が、それぞれのベール要素の形成後に、前記一時格納空間内においてn個のベール要素がそれぞれのベール要素の平らな側面を介して互いに密接するようになるまで、押し込み可能であり、
前記一時格納空間内において、それぞれn個のベール要素は、少なくとも1つの結束手段を使用して、辺長A,BおよびCを有する前記直方体状のベールに一括結束され、
前記圧縮室は、閉ポジションと開ポジションとの間をスライド変位可能な、前記プレス方向で見て、前記圧縮室の壁面の少なくとも最後部を形成する隔壁によって、前記一時格納空間から分離され、
スライド変位可能な前記隔壁が開ポジションへ変位することによって開放された開口は少なくとも前記寸法A×Bを有するために、前記圧縮室内で形成されたベール要素は前記開口を通って前記一時格納空間内に押し込まれる。
本発明による圧縮梱包機の重要な点は、被圧縮物の本来の圧縮が、従来の圧縮梱包機の場合よりも遥かに小さな、例えば奥行き寸法がC/n(n≧2)でしかない断面をもつ圧縮室内で行われる点にある。本発明による装置の圧縮室内において、圧縮する被圧縮物は、高圧下で、先ず個々のベール要素に圧縮され、こうして形成されたベール要素は個々に、前記圧縮室に連通している一時格納空間内に送られ、次いでこの一時格納空間で、すでに圧縮されたもしくはなお圧縮するその他のベール要素と共に、順次直列積層化されたベール要素からなる単一のベールに一括結束される。前記圧縮室は、n個のベール要素が単一のベールに一括されるようにすべく、例えば、この単一ベール奥行きCの1/nの奥行きを有しているにすぎない。ここで、nは2以上であるが、好ましくは2〜10の範囲内にあり、特に好ましくは3〜5である。これらの、最終的に形成される単一ベールに比較して1つの寸法(縦・横・高さのうちの1つ)において小さいベール要素が前記本来の圧縮室内で形成され、したがって、前記プレス板は相応して小さな面積サイズを有しているにすぎないため、プレス板駆動手段の所定の出力で、比較的高い単位面接圧力が生み出される。ベール要素ならびに最終的に処理された単一ベールの優れた圧縮が達成される。これにより、本発明によって形成される装置の前記本来の圧縮室は相対的に小さく寸法設計することが可能である。かくて、必要とされる駆動力の相対的減少が可能とされるだけでなく、前記プレス板面積寸法の縮小により、レバーアームの短縮と共に駆動手段ならびにガイドの負荷軽減、とりわけ、装置全体の重量軽減およびそれと共にコスト低減を達成することが可能である。
形成されたベール要素を単一のベールに結束する前に一体的に挟み付け保持できるように、前記一時格納空間には、前記一時格納空間内に存在するベール要素に圧力を作用させ、ベール要素の再膨張を阻止する制限手段が備えられている。
再膨張は実質的に前記プレス方向とは反対向きに生ずることから、前記制限手段は、前記プレス方向と平行な方向に作用するように構成されているのが好ましい。
被圧縮物の圧縮特性の相異に適合させるため、前記制限手段の少なくとも一方は変位調節可能であるのが好適である。装置の操作を容易にするため、好ましくは、前記制限手段の変位調節用に駆動手段が設けられている。
さらに別の実施態様において、圧縮室と一時格納空間との間の前記隔壁は、その全長にわたって、好ましくは前記プレス方向と平行に変位調節可能である。特に、装置要素の人間工学的配置を顧慮して、圧縮室と一時格納空間との間の前記隔壁は前記圧縮室の後壁であるのが好適である。
さらに本発明では、駆動手段を備えた送り込み機が備えられ、前記隔壁が開ポジションにある場合に、前記送り込み機によって、ベール要素を前記圧縮室から前記開口を通って前記一時格納空間内に押し込み可能とすることが提案される。
n個のベール要素から最終的に形成される単一のベールが高密度となるため、前記一時格納空間は前記一時格納空間内に存在する第1ベール要素用の変位規制部材を有し、送り方向への前記送り込み機の動作によるかまたは前記一時格納空間に対向する面が傾斜して楔形状に形成された前記隔壁の閉方向への下降運動によって、前記一時格納空間内に存在する最後のn番目のベール要素に対し、最終的にn個のベール要素がそれぞれのベール要素の平らな側面を介して互いに密接するようになる力が及ぼされるようにするのが好ましい。
処理済みのベールは、前記一時格納空間から、前記送り込み機の前記送り方向に対して横方向で側方に、取り出しまたは押し出しまたは投げ出しまたは吐き出し可能であるのが好ましい。本実施形態において、装置に対する装置背面からのアクセスは不要であり、そのため、例えば壁の手前への省スペース的な設置が可能である。
別な実施形態として、前記変位規制部材を変位調節可能または脱着可能あるいはその両方を可能とし、処理済みのベールは、前記一時格納空間から、前記送り込み機の前記送り方向と同じ方向に取り出しまたは押し出しまたは投げ出しまたは吐き出し可能とすることもできる。
ベール要素を人力によって結束することを回避するため、さらに、前記一時格納空間に結束機が組み込まれるかもしくは後置され、この結束機により、全自動または半自動式に、それぞれn個のベール要素を互いに一纏めに結束する、好ましくはワイヤ、スチールベルトまたはプラスチックベルトおよび/または好ましくはプラスチックシートによる結紐または結帯および/または包込体を巻き付ける処理を施すとよい。
被圧縮物の特に高いレベルの圧縮を達成するため、好ましくは、前記プレス板と前記プレス板用の駆動手段とは、フルストロークが前記圧縮室の底面の直前までに達するストロークとなるように構成されている。
装置の操作を容易かつ確実なものとすべく、前記プレスハウジングの上部には、前記圧縮室の壁面の一部を形成する装填フラップが配置され、前記装填フラップは水平軸を中心にして揺動可能であると共に、開ポジションにおいて前記圧縮室の装填口を開放し、閉ポジションにおいて前記装填口を閉鎖するようにすることが提案される。
さらに別の実施態様は、前記装填フラップの前記水平軸が前記装填フラップの下端に沿って延び、前記装填フラップは、開ポジションに際して、実質的に水平な面内に位置し、開ポジションにある前記装填フラップの上側平坦面は被圧縮物の載置面を形成し、前記プレス板が上方エンドポジションにある場合に、被圧縮物は、閉ポジションへの前記装填フラップの揺動運動によって、前記圧縮室内に装填可能であることを特徴としている。これによって、操作員の手が前記圧縮室内に引き込まれることを回避するると共に、それと結びついたリスクの可能性が排除される。
操作を容易にするため、前記装填フラップは駆動手段によって揺動可能とするのが好適である。
操作員に前記装填フラップへの接近容易性を保証すべく、前記装填フラップは前記プレスハウジングの前記一時格納空間とは反対側で前壁に配置されているのが好ましい。
開ポジションにある前記装填フラップの上側平坦面に積載された被圧縮物が、前記装填フラップの揺動運動時に、側方に崩落しないようにするため、好適には、、前記装填フラップの側方に、前記装填フラップと共に揺動可能なガイド壁が設けられ、または前記装填フラップの側方に、前記プレスハウジングに固定されたガイド壁が設けられ、前記ガイド壁により前記載置面の左右両側が制限されるようにすることが提案される。
さらに、本発明により、前記装填フラップの上方に、前記プレスハウジングに取り付けられた天井案内壁が配置され、前記天井案内壁と前記装填フラップとの間の垂直方向間隔は、開ポジションにある前記装填フラップの前記載置面上への被圧縮物の積載を可能にする開姿勢と、開閉方向に揺動運動する前記装填フラップの前記載置面を包囲する閉姿勢との間で調節可能である。こうして、前記天井案内壁は、開姿勢において、前記載置面上への被圧縮物の積載を妨げることなく、また、閉姿勢において、前記載置面上に積載された被圧縮物の前記圧縮室内への完全な装填を保証する。
所要の駆動力を達成すべく、好ましくは、駆動手段は、それぞれ、少なくとも1つの油圧シリンダによって構成される。
装置要素のコンパクトな配置を達成するため、前記プレス板を移動させるための前記駆動手段を形成する前記少なくとも1つの油圧シリンダは、前記圧縮室の上方または側方で、前記プレスハウジングに取り付け配置されているのが好ましい。
さらに、好ましくは、前記プレス板を移動させるための前記駆動手段は油圧式マスター・スレーブ−シリンダ対によって形成されている。これにより、双方のシリンダないし当該ピストンおよびピストンロッドの等速運動が達成され、その結果、有害なまたは少なくとも障害を招来する前記プレス板の傾斜または傾倒が防止される。
装置の好ましい実施態様において、前記プレス方向は上方から下方に向かって垂直に延びるかまたは水平に延び、前記プレス方向に対してそれぞれ垂直をなす前記送り方向は水平に、辺長C/nを有するベール要素の辺の方向に延びている。かくて、送り方向への送りのために、ベール要素は前記ベール要素の最大面に送り力の作用を受けることができるため、ベール要素の一体保持に支障がもたらされることはほぼあり得ない。
装置のさらに別の実施態様は、前記圧縮室が垂直を長手方向として延び、前記プレス方向は前記長手方向と平行に上方から下方に向かって垂直に延び、各ベール要素は前記圧縮室の下部領域から、適正な高さで配置された前記一時格納空間内に押し込まれることを特徴としている。本実施態様の装置は、装置が配置されているフロアレベルとほぼ同じ高さに位置するベール要素中継箇所を有している。したがって、中継されたベール要素は互いに同じレベルでより大きなベールに一括結合され、こうして、処理済みのベールをフロアレベルで準備して、搬送することが可能である。
装置のさらに別の実施態様は、前記圧縮室が垂直を長手方向として延び、前記プレス方向は前記長手方向と平行に下方から上方に向かって垂直に延び、各ベール要素は前記圧縮室の上部領域から、適正な高さで配置された前記一時格納空間内に押し込まれることを特徴としている。このような実施態様の装置において、前記プレス方向は下方から上方に向かって延びており、これにより、それぞれのベール要素は前記圧縮室の上部領域で形成され、また、前記圧縮室の上部領域から中継される。この場合、前記一時格納空間もフロアレベルに比較して高い位置にあることから、最終ベールへのベール要素の一括結合も同じく高いレベルで行われることができる。好適には、この装置は、例えば荷役ランプの脇に配置することが可能であり、その際、前記一時格納空間の高さ位置は荷役ランプの高さ位置に合わされている。こうして、処理済みのベールを荷役ランプから、例えば同じ高さ位置で、輸送車両に積み込むことが可能である。また、本実施態様の装置において、別法として、装置を窪みまたは溝の内部に配置するという有利な可能性も存在しており、この場合、ベール要素が引渡される前記一時格納空間は窪みまたは溝を包囲するフロアレベルに位置するように合理的な配置が行われる。この装置において、前記プレス方向は下方から上方に向かって延びていることから、前記圧縮室への圧縮する被圧縮物の装填は必然的に圧縮室下部領域に行われることになる。装置が窪みまたは溝の内部に配置されていれば、操作員は被圧縮物を持ち上げる必要なく、被圧縮物を下方に向かって前記圧縮室に供給することができるため、前記圧縮室への被圧縮物の装填は容易になる。
本発明のさらに別の実施態様は、前記圧縮室が鉛直方向に対して斜めに延びる長手方向を有し、前記プレス方向は前記長手方向と平行に下方から上方に向かって延び、各ベール要素は前記圧縮室の上部領域から、斜め下方に向かって、適正な高さで配置された前記貯留チャンバ内に押し込まれることを特徴としている。本実施態様の装置によれば、特に、前記圧縮室から前記一時格納空間内へのベール要素の送入ならびに前記一時格納空間内で処理済みの完全なベールの取り出しの重力による助勢が達成される。こうして、所要の駆動手段を相対的に低出力のものとして形成することが可能である。加えてさらに、前記圧縮室が傾斜姿勢であることにより、前記圧縮室が所定の長さを有していても、装置の設置に要される空間高さは減少する。
実施態様の1つにおいて、前記鉛直方向と前記鉛直方向に対して斜めに延びる前記圧縮室の前記プレス方向との間に、最大45°、好ましくは15〜30°の挟角αが存在するようにすることが提案される。
好ましくは、前記一時格納空間は、前記圧縮室の前記プレス方向に対して垂直をなして延びる長手方向としての送り方向を有するが、それは、これによって、前記一時格納空間内へのベール要素の有利な送りが可能であると同時に、装置要素のコンパクトな配置が達成されるからである。前記圧縮室から前記一時格納空間内へのベール要素中継時の送りの問題、例えば傾倒はこうして回避される。
下方から上方へ向かう前記プレス方向により、前記一時格納空間に最終ベールのための重力搬送手段を後置可能な可能性がもたらされる。重力搬送手段は、好適には、最終ベールに作用する重力のみで送りに十分であるため、専用の駆動手段例えば電動機を必要としない。前記重力搬送手段は、装置の上部領域に一時格納空間が配置されたタイプの装置において、特に有利な使用が実現されるが、それは、この場合、最終ベールの搬出のために十分に傾斜した送り区間を実現することができるからである。これにより、例えば、いずれの最終ベールも極めて僅かな技術コストで平床輸送車両またはパレット上に積載され、続いて、搬送されることが可能である。
この場合、前記重力搬送手段は、傾斜して延びる滑り路またはローラコンベアによって形成されているのが好ましい。
前記プレス板のプレスストロークのために極力多量の被圧縮物を前記圧縮室内にもたら可能なようにすべく、装置のさらなる発展形態において、装置は、送り歯を設けた回転駆動可能な少なくとも1つの回転ローラを含んだ装填機を有し、前記装填機は装置の装填口の前にまたは内部にあるいはその両方に配置され、被圧縮物は、前記装填機の回転によって、前記プレスハウジングの外部から、前記装填口を通って、前記圧縮室内に装填されるように構成されている。
さらに、装置にとって好ましいことに、本装置は、送り歯を設けた回転駆動可能な少なくとも1つの回転ローラを含んだ装填機を有し、前記装填機は装置の装填口の前および/または内部に配置され、被圧縮物は、前記装填機の回転によって、前記プレスハウジングの外部から、前記装填口を通って、前記圧縮室内に装填可能であるように構成されている。この種の装填機により、比較的多量の被圧縮物が強制的に前記圧縮室内に送入されることができると共に、その際、すでに予備圧縮が実施される。これにより、ベール要素の形成に要されるプレスストロークが減少するため、圧縮プロセスは加速される。加えてさらに、装置の操作は操作員にとって容易となるが、それは操作員が大きな力を加えて被圧縮物を前記圧縮室内に詰め込む必要がないからである。
装置操作のさらなる容易化ならびに操作員の労働安全性の向上は、好ましくは、前記送入装備が前記回転ローラに前置された装填スペースを有し、圧縮する被圧縮物は前記装填スペース内に投入または投下可能であると共に、被圧縮物は前記装填スペースから、前記回転ローラによって、前記圧縮室内に装填可能であることによって達成される。
そのため、さらに別の実施態様において、好ましくは、前記装填スペースはボックスによって形成され、前記ボックスは上部が開口していると共に、本装置の装填口に対向する側面に、前記回転ローラに対応する開口を有している。
前記装填スペース内にもたらされた被圧縮物が確実に前記回転ローラに達すると共に、前記回転ローラによって確実に捕捉されて前記圧縮室内に装填されるようにすべく、本発明により、前記装填スペース内に送り込み機が配置され、前記送り込み機によって、前記装填スペース内にもたらされた被圧縮物が前記回転ローラの被圧縮物受け入れ領域に供給可能とされることが提案される。
好適な実施態様の1つにおいて、前記送り込み機は、駆動手段によって調節可能な揺動板またはスライド板から構成される。別の実施態様において、前記送り込み機はベルトコンベアで構成されている。
上述した実施態様の変形例の1つでは、前記送り込み機を形成する前記ベルトコンベアの、前記送入装備に対応する終端部は、前記送入装備に対して相対高さ位置調節が可能であると共に、所望の高さ位置に固定可能である。これにより、前記ベルトコンベアから前記装填機の前記回転ローラへの被圧縮物の供給は、特に、圧縮する被圧縮物の特性に応じて最適化され、滞りのない円滑な送りが行われるようにすることができる。
第1実施形態による装置を、第1処理動作段階において、斜め前方から見た全体図である。 第2処理動作段階における前記装置の垂直断面図である。 第3処理動作段階における前記装置の垂直断面図である。 第4処理動作段階における前記装置の垂直断面図である。 第5処理動作段階において、前記装置を斜め後方から見た全体図である。 第2実施形態による装置の垂直縦断面図である。 図6の装置を斜め前方から見た斜視図である。 図6の装置を斜め後方から見た斜視図である。 第3実施形態による装置の側面図である。 図9の装置の装填機領域の拡大詳細図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図示した第1実施形態による装置1は、図1〜5に示すように、前壁11、後壁12、2枚の側壁13および底面14を有する垂直配置されたプレスハウジング10を含んでいる。壁面11〜13および底面14はそれぞれ、圧縮する被圧縮物50を収容する圧縮室15を制限している。プレスハウジング10の水平測定幅Aは、プレスハウジング10の、したがって、プレスハウジング内部にある圧縮室15の水平測定奥行きcの数倍であることが見て取れる。したがって、圧縮室15の断面は細長い長方形をなしており、それゆえ、通例の梱包機のほぼ正方形の断面とは著しく相違している。
前壁11の上部には、揺動式装填フラップ31を備えた装填口30が位置している。この場合、装填フラップ31は、油圧シリンダの形の駆動手段39により、装填フラップ31の下側端縁に沿って水平に延びる軸32を中心にして揺動可能である。この装填フラップ31は、圧縮室15への装填のために、水平姿勢にもたらされる。続いて、圧縮する被圧縮物50が、載置面33を形成する装填フラップ31の上側面に積載される。被圧縮物50が載置面33から崩落しないようにすべく、装填フラップ31の左右両側は、プレスハウジング10に結合固定された2枚の案内側壁34によって制限されている。
装填フラップ31の動作時に、被圧縮物50が互いに押し合って一部が上方にはみ出すことがないようにすべく、装填フラップ31の載置面33上の装填スペースには、この場合、格子の形の揺動式の天井案内壁35が設けられている。この揺動式の天井案内壁35は、載置面33への材料積載時に、上方ポジションにもたらされる。装填フラップ31が油圧作動される前に、装填フラップ31の上側端縁の半径軌跡に合わされた形状を有する天井案内壁35は下方ポジションにもたらされて、装填フラップ31の上向揺動運動時に、載置面33上に積載された被圧縮物50を圧縮室15内に案内する。
プレスハウジング10の内部において、プレス板17は、垂直なプレス方向71に沿って上下動可能に案内される。被圧縮物50が装填口30を経て装填される間、プレス板17は上方エンドポジションに位置している。
プレス板17の動作のために、この場合、マスター・スレーブ−システムを形成する、互いに平行をなして延びる2本の油圧シリンダの形の駆動手段18,18’が使用される。これらの油圧シリンダは、垂直に延びる圧縮室15上方のプレスハウジング10上に取り付けられた横フレーム16内に収容されて、プレスハウジング10を越えて上方に突き出ている。別法として、装置1の設置空間が特に低い場合には、これらの油圧シリンダは、プレスハウジング10の側方に取り付けられて、例えば、アングルレバーを経てプレス板17と連結されると好適である。
駆動手段18,18’のマスター・スレーブ−シリンダ対において、マスターシリンダの還流オイル流は対応するスレーブシリンダの作動オイル流として使用され、またその逆が実現される。マスターシリンダのリング面積とスレーブシリンダのピストン面積とが等しいとの条件下で、マスター・スレーブ−シリンダ対の双方のピストンロッドは等しく引き込み/繰り出しされることが保証されている。この種のマスター・スレーブ−シリンダ対を使用することにより、プレス板17のガイドは安定化される。つまり、プレス板17は両側で等速油圧シリンダによって駆動され、こうして、安定してガイドされる。万一、不均等な充填または圧縮性の相異する被圧縮物50に起因して送りが妨げられる場合には、システムは全体として停止させられる。
プレス板17は圧縮室15の細長い長方形断面A×cに合わされ、相応して僅かな奥行きを有しているにすぎないために、この僅かな奥行き寸法に際して不均等な充填に起因して生じ得る負荷も容易に相殺可能である。従来の梱包機において、水平寸法「奥行き」方向におけるプレス板17の傾倒は非常に高い頻度で生じるが、他方、図示装置1において、この水平寸法は、公知の垂直型梱包機における圧縮室奥行きの数分の一であるにすぎない。これにより、圧縮室15の奥行きに関連したプレス板17の傾倒はむしろほぼ有り得ないと考えられる。
圧縮プロセスには、プレス板17が可能な限り圧縮室15の底面14に向かってフルストロークを実施可能な場合に最良の圧縮結果ならびにベール密度が達成されるとのことが当てはまる。これにより、本発明による装置1において形成されるベール要素5.1〜5.nは、それらの全高Bで見て、等しい緊密な圧縮が達成される。圧縮室15の特別な断面形状により、この圧縮室内に、寸法A×B×cを有するベール要素5.1〜5.nが形成される。この場合、寸法cは、形成する最終ベール5の当該寸法Cの整数分の一であり、したがって、c=C/nが当てはまる。ここで、nは2以上であり、好ましくは2〜10、特に好ましくは3〜5である。
プレスハウジング10の後壁12は、さらに別の駆動手段19(この場合、油圧シリンダ)によって垂直方向にスライド調節可能である。後壁12の後方には、n個のベール要素5.1〜5.nを収容する一時格納空間20が位置しており、これらのベール要素は個々の圧縮プロセスによって圧縮室15内で順次に形成され、次いで、圧縮室15から一時格納空間20に送られる。後壁12は、圧縮室15内で形成されたベール要素5.1〜5.nの各々が水平方向に作用する送り板41付きの送り込み機40によって一時格納空間20に押し込まれる前に、上方に可動し、これによって、圧縮室15から一時格納空間20に通じる少なくとも寸法A×Bを有する適切な大きさの開口12’を開放する。送り込み機40の送り板41は、さらに別の駆動手段49(これもまた、油圧シリンダによって構成されている)によって可動される。
その後、1個の共通のベール5を形成するベール要素5.1〜5.nが集められて一時的に保管される一時格納空間20は、垂直方向に互いに離間して平行をなして水平に延びる、プレス方向に作用する2枚の制限手段21,22によって形成されている。これらの制限手段21,22は比較的細長い滑り路の形を有しており、両者の垂直方向間隔は、ベール要素5.1〜5.nが再膨張することを防止すべく、ベール要素5.1〜5.nの高さBに合わされている。
圧縮されてベール要素5.1〜5.nとされた被圧縮物の垂直側面はそれぞれ互いに反対方向に離反する傾向にはなく、ベール要素5.1〜5.nの復元力は、実際には、プレス方向71とは反対方向にのみ認められるにすぎない。これにより、互いに結束してベール5を形成すべく、一時格納空間内のベール要素5.1〜5.nにアクセスすることは非常に容易であることから、例えば、結束に使用されるベール結束ベルトまたはベール結束ワイヤを容易に適所に配置することが可能である。この場合、結束は人力によるかまたは図中不図示の半自動もしくは全自動結束システムを用いて行うことができる。
最終的なベール5への結束は、一括されて単一のベール5となるn個のベール要素5.1〜5.nのすべてが形成されて、順次、水平方向に作用する送り込み機40によって一時格納空間20内に送り込まれた後に行われる。平らな側面51を介して互いに接している、制限手段21,22の間に挟掴保持されたベール要素5.1〜5.nは、送り板41により、最終的な圧縮のために水平方向に圧縮されて、結束される。
図5では、例えば、それぞれ寸法A×B×C/4を有する4個のベール要素5.1〜5.n(この場合、n=4である)が、寸法A×B×Cを有するベール5に一括結束されている。
制限手段21,22間におけるベール要素5.1〜5.nの挟掴保持が最後の水平方向圧縮にとって十分でない限り、制限手段21,22は、必要に応じ、第1ベール要素5.1のための変位規制部材を備えていてよい。
後壁12は、別法として、一時格納空間20に対向する壁面が圧縮室15に対向する壁面と平行に延びているのではなく、該壁面に対して鋭角をなして延びているように形成されていてよい。これにより、後壁12はその下降運動に際してベール要素5.1〜5.nを圧縮し、個々のベール要素5.1〜5.n間の隙間を最小化することとなる。というのも、この場合にあって、一時格納空間20の制限手段21,22またはこれらの制限手段に設けられたストッパが第1ベール要素5.1のさらなる滑り変位を阻止するためである。
また、別法として、一時格納空間20に対向する後壁12の壁面自体を油圧またはレバー機構ないしばね機構によってベール要素5.1〜5.nの方向に十分な距離だけ変位調節可能とし、こうして、ベール要素を最終的に水平方向に圧縮可能なようにすることも可能である。
ベール要素5.1〜5.nは、圧縮された状態で、例えば、適切なストラップ材料例えばワイヤまたはPPベルトによってベール5に結束結合される。続いて、結束結合材料は緊張されて、結紐ないし緊結される。
これに続いて、装置1から、処理済みのベール5の取出しを行うことができる。そのため、一時格納空間20の上側制限手段22は上方に折り返しもしくは可動されるが、そのためにさらに別の駆動手段29が設けられている。この駆動手段29もまた、プレスハウジング10の横支持材16’に後部が支保された油圧シリンダによって構成されている。
ベール5は、この場合、寸法AとBとが実質的に同じであることから、例えば、一時格納空間20の長手方向において、一時格納空間と平行をなして置かれたパレット上に横転吐き出し載置されるかまたはパレット上に押しずらし載置される。ここで、寸法Cは、寸法AおよびBよりも約50%だけ大きい。ベール5の引渡しは、好適には、油圧作動または人力操作される図中不図示のレバー機構によって行なわれる。この場合、横転または押しずらしによってパレット上に載置されるベール5の、辺長BおよびCまたは辺長AおよびCを有する面は、輸送スペースの最適利用を目的として、実質的にパレットの寸法に等しく、ユーロパレットであれば、例えば1,200mm×800mmに等しい。
新たな圧縮サイクルを実施するため、水平方向に作用する送り込み機40の送り板41は引き戻され、油圧によって変位調節される後壁12は再び下方にスライドされる。
図6は、圧縮可能な被圧縮物、特に廃物、例えば古紙、廃カートン、プラスチックシートまたは空のプラスチックボトル等からベール5を形成するための第2装置1を示している。装置1の核心を形成しているのは、プレスハウジング10と該プレスハウジング内部を駆動手段18によって往復動可能なプレス板17とを含んでなる梱包機である。図6において、プレス板17は、引戻されたポジションにある状態、したがって、プレスストローク開始前の状態で示されている。
この場合、プレス板17とプレス板の駆動手段18とは、圧縮室15の下端に配置されており、そのため、プレス板17のプレス方向71は、下方から上方に向かう矢印によって示されている通りである。
さらに、圧縮室15を擁したプレスハウジング10は鉛直方向に対して斜めに配置され、プレス方向71と鉛直方向との間に、この場合、約20°に達する挟角αが存在している。
圧縮室15は、前方に対して、つまり、図6において右方に対して、前壁11によって制限されている。この前壁11は、駆動手段たとえば油圧シリンダにより、該壁面に対して垂直後方に、すなわち、図中において左方に変位調節可能である。圧縮室15は、後方に対して、つまり、図6において左方に対して、後壁/隔壁12によって制限されている。この後壁/隔壁12も変位調節可能、例えば、上方にスライド可能であり、こうして、オプショナルに圧縮室15を閉鎖し、あるいはベール要素5.1〜5.4の引渡し口を開放する。圧縮室15は、上方に対して、横フレーム16によって制限されている。圧縮室15は、側方に対して、2枚の側壁によって閉鎖されている。
プレスハウジング10の右方には、圧縮する被圧縮物が投入される、上部が開口したボックスの形の装填スペース32’が配置されている。装填スペース32’は湾曲した底面35’を有しており、該底面は、該底面に平行に揺動可能な送り込み機33’の送り板によって掃拭可能である。
装填スペース32’と圧縮室15の装填口30との間には、装填機3が配置されている。この場合、装填機3は、周面に送り歯31’が設けられた、回転駆動される回転ローラ30’からなっている。装填スペース32’に投入された被圧縮物は、送り込み機33’によって、回転ローラ30’の被圧縮物受け入れ領域34’に供給され、同所において、被圧縮物は回転中の回転ローラ30’と回転ローラの送り歯31’とによって捕捉され、強制的に圧縮室15内に送り込まれることができる。圧縮室15内に被圧縮物が十分に装填されると、先ず、送り歯31’とこの下側のガイド面37’の間隔は、送り歯31’から最小限の間隔とされる。これにより、まだ回転ローラ30’内にある、残りの被圧縮物は圧縮室15内に送り込まれるが、その際、回転ローラ30’が装填スペース32’からのさらなる被圧縮物を捕捉することはない。、装填スペース32’から圧縮室15への被圧縮物の送りが行われなくなると、装填機3は停止され、プレス板17が駆動手段18によってプレス方向71にスライドさせられる。このプロセスは、圧縮室15の上部領域に所望のサイズおよび密度のベール要素5.1〜5.4が形成されるまで、必要に応じて何度も反復される。
各ベール要素5.1〜5.4は、後壁/隔壁12の開放後に、矢印74によって表された送り方向において、圧縮室15から一時格納空間20に送られる。この送りは、前壁11が駆動手段、例えば油圧式ピストン・シリンダユニットによって矢印方向74に可動されることによって行われる。一時格納空間20は下側制限手段21と上側制限手段22とを有しており、これらの制限手段の協働作用により、ベール要素5.1〜5.4はそれぞれの平らな側面を介して互いに密接して保持されると共に、再膨張が阻止されることになる。
図示の実施形態において、4個のベール要素5.1〜5.4は、ベルト等の結束手段によって、1個のベール5に結束され、このベールは一時格納空間20に続く重力搬送手段8に引渡される。この場合、重力搬送手段8は傾斜した滑り路であり、処理済みのベール5は、この区間を経て、パレット80上に載置されることができる。処理済みのベール5は高さBと、部分長C/n(この場合、n=4である)から合成された長さCとを有している。描図平面に対して垂直に測定された、処理済みのベール5の幅はAであり、図中において不可視である。
図7は、図6の装置を斜め前方から見た斜視図を示している。右手手前には、装填スペース32’が可視であり、被圧縮物は、同所から、回転ローラ30’を有する装填機3に達する。装填スペース32’の後方には、装置1のプレスハウジング10が位置しており、図中において、プレスハウジングの前壁11と左側壁13とが可視である。上部には、プレスハウジング10上に横フレーム16が設けられている。前壁11の中央には、前壁11の変位調節用の駆動手段を内蔵した角形管の形の滑り材11’が可視である。
プレスハウジング10の後方には、下側制限手段21と上側制限手段22とを有した一時格納空間20が位置している。最後に、重力搬送手段8が装置1の後端部分を形成しており、予め個別に形成されたベール要素5.1〜5.4からなる最終ベール5は、この搬送区間を経てパレット80上に載置される。ベール要素5.1〜5.4は、結束手段60、例えばプラスチック結束ベルトによって、一括結束される。
図8には、図6,7に示した装置1が、斜め後方から見た斜視図で表されている。図8において、右手には、内部に送り込み機33’が配置された装填スペース32’が位置している。装填スペースの左手方向には、装填機3が連続しており、さらに、装填機に続いてプレスハウジング10が配置されている。図中には、プレスハウジング10のうち、後壁/隔壁12、側壁13および上部に配置された横フレーム16が可視である。
図8において、さらに左手には、下側制限手段21と上側制限手段22とによって形成される一時格納空間20が可視である。
図8において、左手前に可視の、装置1の終端部は、処理済みのベール5をパレット80上に載置すべく使用される重力搬送手段8によって形成されている。
図9は、圧縮可能な被圧縮物からなるベール5を形成するための装置1の第3実施形態を示している。装填機に前置された装填スペース32’と、装填スペース内部に設けられた送り込み機33’とを別として、図9に示した装置1は、図6〜8に示した第2実施形態と同じである。したがって、プレスハウジング10、装填機3、一時格納空間20および重力コンベア8のそれぞれの構成については、前述の図6〜8の説明を参照されたい。
先に説明した実施形態とは異なり、図9に示した装置1の実施形態にあっては、送り込み機33’として、装填機3に前置された装填スペース32’の内部に、ベルトコンベアが設けられている。このベルトコンベアは、装填機3に向かって上り坂を形成して延び、かつ、装填機の回転ローラ30’の直前で終わっている。装填スペース32’は側面が閉じられており、この場合、上部に、図9において開放ポジションに位置する状態で表された揺動蓋32’’を有している。揺動蓋32’’が開放ポジションにあれば、操作員9は圧縮する被圧縮物を装填スペース32’内に投入することができる。
送り込み機33’を形成するベルトコンベアの図中不図示の駆動手段をスイッチオンすることにより、投入された被圧縮物は装填機3および回転ローラ30’の作業領域に送られる。同所において、被圧縮物は回転ローラ30’によって捕捉され、すでに先に詳細に説明したように、該ローラによってプレスハウジング10内に送り込まれる。
図10は、送り込み機33’から装填機3への引渡し領域の拡大詳細図である。図10において、左上には、回転ローラ30’を有する装填機3が可視である。回転ローラ30’は円筒状の中心管30’’を有しており、該中心管の周面には送り歯31’が取り付けられている。
回転ローラ30’の下側には、スロット付きガイド面37’が配置されており、該ガイド面は、回転ローラ30’の外周輪郭にほぼ適合されて湾曲して形成されていると共に、双方向矢印37’’によって示唆されているように、回転ローラ30’との間隔が調節可能となされている。図10において、ガイド面37’は、回転ローラ30’にできるだけ接近したポジションにある状態で示されており、したがって、この場合、送り歯31’はガイド面37’に設けられているスロット内に嵌入する。このポジションが実現されるのは、図中不可視の圧縮室内への被圧縮物の送りが終了させられる場合である。
図10において、右手には、装填スペース32’内の送り込み機33’を形成するベルトコンベアの、装填機3に対応する終端領域が認められる。送り込み機33’の投下高さ36’は水平な鎖線で表されている。この投下高さ36’から、送り込み機33’は、圧縮する被圧縮物を回転ローラ30’の被圧縮物受け入れ領域34’に引渡す。回転中の回転ローラ30’の送り歯31’は、該領域において、被圧縮物を捕捉して、該材料を、ガイド面37’に沿って、後置された圧縮室内に送り込む。送り高さ36’は、装填機3への被圧縮物の引渡しを最適化すべく、ベルトコンベアの投下端の高さ調節によって変化させることが可能である。
圧縮室への装入中、被圧縮物をさらに圧縮室内に送り込むと同時に、その際、すでに予備圧縮を実施することとなる回転ローラ30’に対する被圧縮物の連続した流れが送り込み機33’によって実現される。圧縮室が被圧縮物で満たされると、送り込み機33’は停止され、もはや回転ローラ30’に新たな被圧縮物が供給されることはない。回転ローラ30’は、最後の被圧縮物がガイド面37’に沿って圧縮室内に送り込まれるまで、なお一定時間にわたって回転を続行する。
圧縮室を満たすための、前述の連続した送りが行われる場合、ガイド面37’は、できるだけ多くの被圧縮物を送り込むようにすべく、回転ローラ30’から比較的大きな間隔を保っている。圧縮室装填プロセスの最後に、ガイド面37’と回転ローラ30’との間隔は縮小されて、回転ローラ30’の被圧縮物受け入れ領域34’に残存している一切の被圧縮物が、同所から圧縮室内に送り込まれる。ガイド面37’と回転ローラ30’との間隔調節は双方向矢印37’’の方向に行なわれる。残存材料の送りが完了し、装填機3と圧縮室との間の中継領域にもはや被圧縮物が存在しなくなると、回転ローラ30’も停止され、前述したように、圧縮プロセスが実施される。
装填機3に対向するベルトコンベア側には、同所において湾曲したベルトコンベア輪郭に適合されたデフレクタ38’が配置されており、該デフレクタは、ベルトコンベアによって搬送される一切の被圧縮物が余すところなく確実にベルトコンベアから装填機3に引渡されることを保証する。送り込み機33’に向かって滑り面37’を制限して、滑り面37’から下方にほぼ直角に屈曲している板は、滑り面37’の位置調節に際して、該屈曲板と平行に延びるデフレクタ38’の面に密接してスライドするため、送り込み機33’から装填機3への密な連結移行が常に保証されている。
図6〜9に具体的に示すように、プレス方向71は鉛直方向に対して角度αをなして斜めに延びており、これによって、装置1の全高は低下させられる。一時格納空間20の長手方向としての送り方向74はプレス方向71に対して直角をなして延びており、これにより、この場合方向変化が生じないために傾倒が回避されることからして、圧縮室15から一時格納空間20へのベール要素5.1〜5.4の移転ないし押し出しが容易化される。
加えてさらに、送り方向74は上方から下方に向かって斜めに傾斜して延びており、これにより、ベール要素5.1〜5.4の送りは重力に助勢されて容易化されることが明らかである。最後に、重力搬送手段8がさらにやや急勾配の角度で斜め下方に延びているため、この場合、処理済みのベール5は、駆動手段なしで、重力によって送られて、パレット80が重力搬送手段8の下方前方に引き出されることにより、つまり、図6〜9に示すように、左方に向かって運動させられることにより、パレット80上に載置されることが可能である。
符号 名称
1 装置全体
10 プレスハウジング
11 前壁
12 後壁/隔壁
12’ 開口
13 側壁
14 底面
15 圧縮室
16 横フレーム
16’ 横支持材
17 プレス板
18,18’ 17用の駆動手段
19 12用の駆動手段
20 一時格納空間
21 下側制限手段
22 上側制限手段
29 22用の駆動手段
3 装填機
30 装填口
30’ 回転ローラ
30’’ 30’の中心管
31 装填フラップ
31’ 送り歯
32 揺動軸
32’ 装填スペース
32’’ 32’の蓋
33 載置面
33’ 32’内に設けられた送り込み機
34 案内側壁
34’ 30’の被圧縮物受け入れ領域
35 天井案内壁
35’ 32’の底面
36’ 投下高さ
37’ スロット付きガイド面
37’’ 37’の変位調節方向
38’ デフレクタ
39 31用の駆動手段
40 送り込み機
41 送り板
49 41用の駆動手段
5 ベール
5.1〜5.n ベール要素
50 被圧縮物
51 5.1〜5.nの平らな側面
60 結束手段
71 17のプレス方向
74 40および20の送り方向
8 重力搬送手段
80 パレット
9 操作員
A,B,C 5の辺長
A,B,C/n 5.1〜5.nの辺長
α 鉛直方向と71との間の挟角

Claims (39)

  1. 圧縮可能な被圧縮物(50)から、幅A、高さBおよび奥行きCの辺長を有する直方体形状のベール(5)を形成するための装置(1)であって、少なくとも1つの圧縮室(15)と前記圧縮室内部を駆動手段(18,18’)によってプレス方向(71)に往復動可能なプレス板(17)とを有するプレスハウジング(10)を備え、前記圧縮室(15)に一時格納空間(20)が後置され、前記圧縮室(15)は閉ポジションと開ポジションとの間をスライド変位可能な隔壁(12)によって前記一時格納空間(20)から分離され、前記隔壁は、プレス方向(71)で見て、前記圧縮室(15)の壁面の少なくとも最後部を形成すると共に、開ポジションにおいて開口(12’)を開放するように構成した装置(1)において、
    前記圧縮室(15)が、前記プレス方向(71)に対して垂直方向で見て、辺長A×C/n(n≧2)の水平断面を有し、
    前記スライド変位可能な隔壁(12)の開ポジションへの変位によって開放可能な前記開口(12’)が少なくとも前記寸法A×Bを有し、
    前記装置(1)が、駆動手段(49)を備えたベール要素送り込み機(40)を含み、前記ベール要素送り込み機(40)は、前記圧縮室(15)の前記寸法C/nの部分と平行で、前記圧縮室(15)から前記開口(12’)を通って前記一時格納空間(20)内に向かって延びる送り込み方向(74)を有し、
    前記一時格納空間(20)に結束機が組込みもしくは後置され、前記結束機により、全自動または半自動式に、幅A、高さBおよび奥行きC/nの辺長を有するそれぞれn個のベール要素(5.1〜5.n)に、これらのベール要素を互いに結合して、幅A、高さBおよび奥行きCの辺長を有する前記ベール(5)に結束する、前記ベール(5)の高さBならびに奥行きCと平行に延びる結紐または結帯(60)または包込体を巻き付ける処理を施すことを特徴とする装置。
  2. 前記一時格納空間(20)には、制限手段(21,22)が備えられていることを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記制限手段(21,22)が、前記プレス方向(71)と平行な方向に作用するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記制限手段(21;22)の少なくとも一方は変位調節可能であることを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
  5. 前記制限手段(21;22)の変位調節用に駆動手段(29)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 圧縮室(15)と一時格納空間(20)との間の前記隔壁(12)が、全長にわたって、変位調節可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記隔壁(12)が前記プレス方向(71)と平行に変位調節可能であることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 圧縮室(15)と一時格納空間(20)との間の前記隔壁(12)が前記圧縮室(15)の後壁(12)であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記一時格納空間(20)が変位規制部材を有し、当該変位規制部材は、前記一時格納空間(20)内に存在する第1ベール要素(5.1)と当接し、前記第1ベール要素(5.1)の送り込み方向へのさらなる変位を規制するとともに、n個のベール要素(5.1〜5.n)をそれぞれの平らな側面を介して互いに押し付ける力を前記一時格納空間(20)内の最後のベール要素に対して作用させ、当該変位規制部材が変位調節可能または脱着可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記プレス板(17)と前記プレス板用の駆動手段(18,18’)とは、フルストローク、つまり前記圧縮室(15)の底面(14)の直前までに達するストロークが可能なように構成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記プレスハウジング(10)の上部には、前記圧縮室(15)の壁面(11〜13)の壁面の一部を形成する装填フラップ(31)が配置され、前記装填フラップは水平軸(32)を中心にして揺動可能であると共に、開ポジションにおいて前記圧縮室(15)の装填口(30)を開放し、閉ポジションにおいて前記装填口(30)を閉鎖することを特徴とする請求項1〜1のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記装填フラップ(31)の前記水平軸(32)が前記装填フラップの下端に沿って延び、前記装填フラップ(31)は、開ポジションに際して、実質的に水平な面内に位置し、開ポジションにある前記装填フラップ(31)の上側平坦面は被圧縮物の載置面(50)を形成することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 前記装填フラップ(31)が駆動手段(39)によって揺動可能であることを特徴とする請求項1または1に記載の装置。
  14. 前記装填フラップ(31)が前記プレスハウジング(10)の前記一時格納空間(20)とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項1〜1のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記装填フラップ(31)の側方に、前記装填フラップと共に揺動可能なガイド壁(3
    4)が設けられ、または前記装填フラップ(31)の側方に、前記プレスハウジング(10)に固定されたガイド壁(34)が設けられ、前記ガイド壁(34)は前記載置面(33)の左右両側を制限することを特徴とする請求項1〜1のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記装填フラップ(31)の上方に、前記プレスハウジング(10)に取り付けられた天井案内壁(35)が配置され、前記天井案内壁と前記装填フラップ(31)との間の垂直方向間隔は、開ポジションにある前記装填フラップ(31)の前記載置面(33)上への被圧縮物(50)の積載を可能にする開姿勢と、開閉方向に揺動運動する前記装填フラップ(31)の前記載置面(33)を包囲する閉姿勢との間で調節可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  17. 前記駆動手段(18,18’,19,29,39,49)が、それぞれ、少なくとも1つの油圧シリンダによって構成されていることを特徴とする請求項1〜1のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記プレス板(17)を移動させるための前記駆動手段(18,18’)を形成する前記少なくとも1つの油圧シリンダが、前記圧縮室(15)の上方または側方で、前記プレスハウジング(10)に取り付け配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  19. 前記プレス板(17)を移動させるための前記駆動手段(18,18’)が油圧式マスター・スレーブ−シリンダ対によって形成されていることを特徴とする請求項1または1に記載の装置。
  20. 前記プレス方向(71)が上方から下方に向かって垂直に延びるかまたは水平に延び、前記プレス方向に対してそれぞれ垂直をなす前記送り方向(74)は水平に、辺長C/nを有するベール要素(5.1〜5.n)の辺の方向に延びていることを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記圧縮室(15)が垂直を長手方向として延び、前記プレス方向(71)は前記長手方向と平行に上方から下方に向かって垂直に延び、前記一時格納空間(20)は前記圧縮室(15)の下部領域に対応して適正な高さで配置されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記圧縮室(15)が垂直を長手方向として延び、前記プレス方向(71)は前記長手方向と平行に下方から上方に向かって垂直に延び、前記一時格納空間(20)は前記圧縮室(15)の上部領域に対応して適正な高さで配置されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記圧縮室(15)が鉛直方向に対して斜めに延びる長手方向を有し、前記プレス方向(71)は前記長手方向と平行に斜め下方から上方に向かって延び、前記一時格納空間(20)は前記圧縮室(15)の上部領域に対応して適正な高さで斜め下方に向かって配置されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記鉛直方向と前記鉛直方向に対して斜めに延びる前記圧縮室(15)の前記プレス方向(71)との間に、最大45°の挟角が存在することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  25. 前記一時格納空間(20)が、前記送り方向(74)に、前記圧縮室(15)の前記プ
    レス方向(71)に対して垂直をなして延びる長手方向を有することを特徴とする請求項2または2に記載の装置。
  26. 前記一時格納空間(20)には、前記ベール(5)のための重力搬送手段(8)が後置されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  27. 前記重力搬送手段(8)が、傾斜して延びる滑り路またはローラコンベアによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  28. 装置が、送り歯(31’)を設けた回転駆動可能な少なくとも1つの回転ローラ(30’)を含んだ装填機(3)を有し、前記装填機は装置(1)の装填口(30)の前または内部に配置されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載の装置。
  29. 前記装填機(3)が前記回転ローラ(30’)に前置された装填スペース(32’)を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  30. 前記装填スペース(32’)がボックスによって形成され、前記ボックスは上部が開口していると共に、装置(1)の装填口(30)に対向する側面に、前記回転ローラ(30’)に対応する開口を有していることを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 前記装填スペース(32’)内には被圧縮物送り込み機(33’)が配置されていることを特徴とする請求項29または3に記載の装置。
  32. 前記送り込み機(33’)が揺動板またはスライド板からなることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  33. 前記送り込み機(33’)がベルトコンベアからなることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  34. 前記送り込み機(33’)を形成する前記ベルトコンベアの、前記装填機(3)に対応する終端部が、前記装填機(3)に対して相対高さ位置調節が可能であると共に、所望の高さ位置に固定可能であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  35. 圧縮可能な被圧縮物(50)から、幅A、高さBおよび奥行きCの辺長を有する直方体形状のベール(5)を形成するためのベール形成装置(1)を運転するための方法であって、少なくとも1つの圧縮室(15)と前記圧縮室内部を駆動手段(18,18’)によってプレス方向(71)に往復動可能なプレス板(17)とを有するプレスハウジング(10)を備え、前記圧縮室(15)に一時格納空間(20)が後置され、前記圧縮室(15)は閉ポジションと開ポジションとの間をスライド変位可能な隔壁(12)によって前記一時格納空間(20)から分離され、前記隔壁は、プレス方向(71)で見て、前記圧縮室(15)の壁面の少なくとも最後部を形成すると共に、開ポジションにおいて開口(12’)を開放するように構成した前記装置(1)を運転するための方法であって、
    前記プレス方向(71)に対して垂直方向で見て、辺長A×C/n(ここで、n≧2)の水平断面を有する前記圧縮室(15)内において、n回の第1圧縮工程により、それぞれ辺長A,BおよびC/nを有する薄い直方体状のn個のベール要素(5.1〜5.n)が形成され、
    前記圧縮室(15)内で形成された各ベール要素(5.1〜5.n)は、それぞれのベール要素の形成後に、少なくとも前記寸法A×Bを有する前記開口(12’)を通って、前記圧縮室(15)の前記寸法C/nと平行をなして延びる送り方向(74)に向けて前記一時格納空間(20)内に送入されて、前記一時格納空間(20)内においてn個のベール要素(5.1〜5.n)がそれぞれのベール要素の辺長A,Bを有する平らな側面(51)を介して互いに密接させられ、
    前記一時格納空間(20)内において、それぞれn個のベール要素(5.1〜5.n)は、少なくとも1つの結束手段(60)を使用して、辺長A,BおよびCを有する前記直方体状のベール(5)に一括結束され、その際、前記結束手段(60)は長さB,Cを有する辺と平行に巻回されることを特徴とする方法。
  36. 前記装置が前記一時格納空間(20)に制限手段を備え、前記制限手段(21,22)により、前記一時格納空間(20)内において、前記一時格納空間内に存在するベール要素(5.1〜5.n)に対して、ベール要素(5.1〜5.n)の再膨張を阻止する予圧が及ぼされることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  37. 前記装置が前記一時格納空間(20)に変位調節可能または脱着可能な変位規制部材を有し、当該変位規制部材は、前記一時格納空間(20)内に存在する第1ベール要素(5.1)と当接し、前記第1ベール要素(5.1)の送り込み方向へのさらなる変位を規制するとともに、送り方向(74)への前記送り込み機(40)の可動によるか、または前記一時格納空間(20)に対向する面が傾斜して楔形状に形成された前記隔壁(12)の閉方向への下降運動によって、前記一時格納空間(20)内に存在する最後のn番目のベール要素(5.n)に対し、最終的にn個のベール要素(5.1〜5.n)がそれぞれのベール要素の平らな側面(51)を介して互いに密接するようになる力が及ぼされることを特徴とする請求項3または3に記載の方法。
  38. 前記装置が前記一時格納空間(20)に変位規制部材を有し、当該変位規制部材は、前記一時格納空間(20)内に存在する第1ベール要素(5.1)と当接し、前記第1ベール要素(5.1)の送り込み方向へのさらなる変位を規制するとともに、n個のベール要素(5.1〜5.n)をそれぞれの平らな側面を介して互いに押し付ける力を前記一時格納空間(20)内の最後のベール要素に対して作用させ、当該変位規制部材が変位調節可能または脱着可能であり、処理済みのベール(5)は、前記一時格納空間(20)から、前記送り込み機(40)の前記送り方向(74)に対して横方向に取り出しまたは押し出しまたは投げ出しまたは吐き出しされることを特徴とする請求項3〜3のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記装置が前記一時格納空間(20)に変位規制部材を有し、当該変位規制部材は、前記一時格納空間(20)内に存在する第1ベール要素(5.1)と当接し、前記第1ベール要素(5.1)の送り込み方向へのさらなる変位を規制するとともに、n個のベール要素(5.1〜5.n)をそれぞれの平らな側面を介して互いに押し付ける力を前記一時格納空間(20)内の最後のベール要素に対して作用させ、当該変位規制部材が変位調節可能または脱着可能であり、処理済みのベール(5)は、前記一時格納空間(20)から、前記送り込み機(40)の前記送り方向(74)と同じ方向に取り出しまたは押し出しまたは投げ出しまたは吐き出しされることを特徴とする請求項3〜3のいずれか一項に記載の方法。
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