JPH1158073A - 吊ピース溶接装置 - Google Patents

吊ピース溶接装置

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JPH1158073A
JPH1158073A JP22896197A JP22896197A JPH1158073A JP H1158073 A JPH1158073 A JP H1158073A JP 22896197 A JP22896197 A JP 22896197A JP 22896197 A JP22896197 A JP 22896197A JP H1158073 A JPH1158073 A JP H1158073A
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JP
Japan
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welding
piece
base plate
doubler
hanging piece
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Application number
JP22896197A
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English (en)
Inventor
Osamu Baba
脩 馬場
Atsuo Fujimoto
敦生 藤本
Tadanori Shigekawa
忠則 重川
Yoshiro Nishihara
義朗 西原
Toshinori Matsudaira
敏則 松平
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船殻ブロック下面への吊ピースの溶接を自動
的に行う。 【解決手段】 四隅を円弧状とした矩形状のダブラー7
に吊ピース本体8の上端を固設してなる吊ピース10を
吊ピース受台11で受けさせる。吊ピース受台11は、
ダブラー7と相似形状としたベースプレート1上に、ダ
ブラー7の下面を上端で支持する4本の支柱6を立設し
た構成とする。吊ピース受台11を、リフター12の昇
降架台13上に、エアシリンダ14を介して搭載する。
吊ピース受台11のベースプレート1の外周縁部に沿っ
て移動できるように溶接台車18を組み付ける。溶接台
車18に隅肉溶接用の溶接トーチ20を具備させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船殻ブロックの如き
構造物に吊ピースを取り付ける際に用いる吊ピース溶接
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶の建造において、ユニット構造物と
して組み立てられる船殻ブロックは、移動させたり搭載
させるときにはクレーンによって吊り上げられるが、こ
の際、吊り上げ用の吊ピースを船殻ブロックに取り付け
ておくことが必要不可欠となる。
【0003】上記吊ピースのうち、たとえば、250型
タンカーで用いるもの(特に、20t 、25t 、3
t 、35t )は、図6(イ)(ロ)に一例を示す如
く、平面形状を設計強度に基づく形状(ひょうたん形)
としたダブラーbに、吊ピース本体cの上端を固設する
と共に、該吊ピース本体cの両側端面に補強ブラケット
dを取り付けてなる構造の吊ピースaとしてあり、上記
ダブラーbを船殻ブロックeの下面に隅肉溶接するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記吊ピー
スaを船殻ブロックeに取り付ける場合に、ダブラーb
が上述したようなひょうたん形状であることから、自動
溶接が困難であり、したがって、従来では、すべてCO
2 半自動によるマニュアル溶接に頼らざるを得ず、その
ため、吊ピースaを取り付けるための溶接時間が船殻ブ
ロック組み立て作業の中で大きな割合を占めているのが
実状である。
【0005】そこで、本発明は、船殻ブロックの如き構
造物の下面に、吊ピースを取り付ける場合に、ダブラー
の隅肉溶接を自動的に行うことができるような吊ピース
溶接装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、四隅にアール部を形成した矩形状のベー
スプレート上に複数本の支柱を立設して、該ベースプレ
ートと相似形状のダブラー下面に吊ピース本体の上端を
固設してなる吊ピースを受けて支持するようにした吊ピ
ース受台を、リフターの昇降架台上に搭載し、且つ上記
吊ピース受台のベースプレートの外周縁部に、吊ピース
のダブラーと構造物下面との隅肉溶接部に臨むように溶
接トーチを備えた溶接台車を、ベースプレートの外周縁
部に沿って移動できるよう組み付けた構成とする。
【0007】吊ピース受台上にセットされた吊ピースの
ダブラーを、リフターの昇降架台を上昇させることによ
って構造物下面に押し当てた後、溶接台車をベースプレ
ートの外周縁部に沿わせて移動させつつ溶接トーチにて
溶接すると、ベースプレートとダブラーとが相似形状で
あることから、吊ピースが構造物に自動的に溶接され
る。
【0008】又、溶接トーチから張り出させた倣動用部
材の先端部をダブラーの外周端面に押し当てるよう付勢
する現物倣い機構を溶接台車に装備させた構成とするこ
とにより、溶接トーチの位置が適正に保たれる。
【0009】更に、吊ピース受台のベースプレート上
に、溶接台車の移動速度をアール部で増速制御するため
のリミットスイッチを設けた構成とすることにより、溶
接速度を一定にすることができる。
【0010】一方、リフターの昇降架台と吊ピース受台
との間に、該吊ピース受台を押し上げて吊ピースのダブ
ラーを構造物下面に圧着させるための圧着装置を介在設
置した構成とすると、ダブラーを仮り付けすることなく
溶接することができる。
【0011】又、吊ピース受台のベースプレートの中央
部に、吊ピースの吊ピース本体の下端側を挿通させるよ
うにする開口部を設けた構成とすることによって、吊ピ
ースの支持姿勢が安定化される。
【0012】更に、吊ピース受台のベースプレートを、
中央部と左右端部の3分割構造とした構成とすることに
より、メンテナンスの際に有利となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1乃至図5は本発明の実施の一形態を示
すもので、四隅部を円弧形状とした矩形状のダブラー7
の下面に中央部分に孔を有する吊ピース本体8の上端を
固設し且つ該吊ピース本体8の左右端面に補強ブラケッ
ト9を取り付けてなる吊ピース10を、下向き姿勢とし
てセットできるように吊ピース受台11で支持させるよ
うにする。該吊ピース受台11は、四隅にアール部(面
取り部)2を形成した矩形状のベースプレート1の中央
部に、上記吊ピース本体8の下端部を挿通させるための
矩形状の開口部3を長手方向に平行に設けると共に、該
開口部3を幅方向(前後方向)より挟む位置の上面に細
長いソールプレート4を対称的に設置して、該各ソール
プレート4の長手方向両端部(左右方向両端部)上面
に、上端を上記ダブラー7の下面に当接させて支持させ
るようにする4本の支柱6をほぼ等間隔で立設し、更
に、該各支柱6の上端部の前後方向外側面に左右方向外
方へ向けて規制板5を張り出させ、該規制板5と支柱6
により補強ブラケット9の位置を規制するようにした構
成とする。
【0015】又、走行可能としたフォークリフト構造の
リフター12の昇降架台13上に、上記吊ピース受台1
1のベースプレート1上に敷設された各ソールプレート
4の位置に対応させて、4基のエアシリンダ14を上向
きに設置し、該各エアシリンダ14上に、上記吊ピース
受台11を搭載して、吊ピース受台11に保持させた吊
ピース10のダブラー7を、昇降架台13の上昇により
船殻ブロック15の下面に押し当てられるようにすると
共に、各エアシリンダ14の圧縮反力で上記ダブラー7
を船殻ブロック15の下面に圧着させられるようにす
る。
【0016】更に、上記吊ピース受台11のベースプレ
ート1の外周縁部には、外周面の上下部にラック16を
刻設したレールフランジ17を固設して、該レールフラ
ンジ17に沿って移動するようにした溶接台車18を装
備させる。
【0017】一方、上記ベースプレート1上のアール部
2の始終端位置に、図4に示す如く、リミットスイッチ
19a,19bを設置し、溶接台車18がアール部2に
差し掛かるとリミットスイッチ19a(又は19b)の
信号により溶接台車18の移動速度を速め、溶接台車1
8がアール部2を通過するとリミットスイッチ19b
(又は19a)の信号により溶接台車18の移動速度を
遅くすることにより、溶接台車18に装備させた溶接ト
ーチ20による溶接速度が一定にコントロールされるよ
うにする。
【0018】上記溶接台車18は、図2に詳細を示す如
く、台車本体21から張り出させた上部フレーム22と
下部フレーム23との間に、上下方向に配した軸24を
回転自在に支持させると共に、該軸24上に、レールフ
ランジ17外周面の上下部のラック16に噛合させるよ
うにした鍔付のギヤ25を取り付け、且つ上記台車本体
21に設置したモータ26の軸にプーリ27を取り付け
て、該プーリ27と上記軸24の端部に取り付けたプー
リ28との間にベルト29を掛け回し、更に、上記上部
フレーム22と下部フレーム23の端部に、レールフラ
ンジ17の内周面の上下部に圧接するように係合させる
ためのガイドローラ30を、圧接機構31を介して支持
させ、モータ26の駆動力をプーリ27、ベルト29、
プーリ28、軸24を介しギヤ25に伝えることによっ
て、レールフランジ17に沿ってベースプレート1の外
周縁を移動できるようにしてある。
【0019】上記圧接機構31は、一端部にガイドロー
ラ30を取り付けて中間部のピン32を支点に回動でき
るようにしたレバー33の他端部と、固定ブロック34
に挿通螺着させたボルト35の頭部との間にスプリング
36を介在設置し、ボルト35の位置をナット37で調
整することにより、スプリング36の弾発力をレバー3
3を介してガイドローラ30に付与するようにしてあ
る。
【0020】又、上記溶接台車18に装備してある溶接
トーチ20は、吊ピース10のダブラー7と船殻ブロッ
ク15の下面とを、倣い溶接により隅肉溶接できるよう
に、溶接トーチ20から張り出させた倣動用部材38の
先端部をダブラー7の外周端面に押し付けるように作用
させる現物倣い機構39に保持させてある。
【0021】上記現物倣い機構39は、台車本体21上
に固定したガイド部材40に沿ってスライドできるよう
にしたスライドプレート41に、溶接トーチ20を取り
付け、上記スライドプレート41を、図示しないエアシ
リンダやスプリング等により常時内方へ付勢するように
してある。
【0022】なお、上記吊ピース受台11を構成するベ
ースプレート1は、図5に示す如く、アール部2を含ま
ない中央部の分割プレート体1aと、アール部2を含む
左右端部の分割プレート体1bとからなる3分割構造と
してあり、中央部の分割プレート体1aの左右端部上に
左右の分割プレート体1bを重ね合わせて連結ピン42
(図4参照)を差し込むことにより一体化させるように
してある。
【0023】船殻ブロック15の下面に吊ピース10を
取り付ける場合には、予め、吊ピース10を吊ピース受
台11に下向きに保持させておいた状態として、図1に
おいて実線で示す如く、リフター12の移動により、吊
ピース10を船殻ブロック15の下方に位置させる。な
お、この際、吊ピース10は、ダブラー7の下面が4本
の支柱6の上端により受け止められ、且つ補強ブラケッ
ト9が支柱6の側面と規制板5により位置規制され、吊
ピース本体8の下端側が開口部3内に受け入れられた状
態としてあるため、リフター12による移動時にがた付
いて位置がずれてしまうような心配はない。
【0024】次に、図1において二点鎖線で示す如く、
リフター12の昇降架台13を上昇させて吊ピース10
のダブラー7を船殻ブロック15の下面に押し当て、更
に昇降架台13をその位置よりも若干上昇させ、昇降架
台13上のエアシリンダ14の圧縮反力を作用させてダ
ブラー7を船殻ブロック15の下面に圧着させるように
する。
【0025】かかる状態とした後、溶接台車18を移動
させながら、溶接トーチ20によってダブラー7を船殻
ブロック15の下面に仮り付け溶接なしに隅肉溶接させ
るようにする。この場合、台車本体21に設置してある
モータ21を駆動すると、該モータ21の駆動力がプー
リ27、ベルト29、プーリ28、軸24へと伝えられ
るため、レールフランジ17の外周面上下のラック16
に噛合させてある軸24上のギヤ25が回転させられ
て、上記ラック16に沿い転動させられるため、溶接台
車18は全体的にレールフランジ17に沿って移動させ
られる。又、この際、溶接トーチ20は、現物倣い機構
39により倣動用部材38の先端部がダブラー7の外周
端面に押し付けられることによって、位置制御されてい
る。
【0026】上記溶接台車18はレールフランジ17に
沿って移動させるが、この際、原点から出発させて一方
向へ移動させ、1回転して原点に戻ると、次に、逆方向
へ移動させるようにさせて多層に溶接させるようにす
る。又、このとき、溶接台車18は、ベースプレート1
のアール部2に差し掛かると、リミットスイッチ19a
又は19bに検出されて移動速度が速められ、アール部
2を通過すると、リミットスイッチ19b又は19aに
検出されて移動速度が元に戻される。したがって、溶接
トーチ20による溶接速度が全周に亘って一定に制御さ
れる。
【0027】因に、上記吊ピース10のダブラー7の形
状は、ベースプレート1の形状と相似形としてあるが、
すなわち、コーナー部にアール部を形成した矩形として
あるが、従来の如きひょうたん形としなくても設計強度
的に支障のないことが確認されている。
【0028】上記において、吊ピース10のダブラー7
を、エアシリンダ14の圧縮反力で船殻ブロック15に
圧着した状態で溶接するので、仮り付けを不要とするこ
とができ、吊ピース受台11のベースプレート1と吊ピ
ース10のダブラー7を相似形状として現物倣い機構3
9により倣い溶接を可能としたことから、全自動溶接を
行うことができ、吊ピースのために工数のみならず品質
の向上を図ることができ、更に、1人が複数台を取り扱
うこともできることから工数削減に大幅に寄与すること
ができる。又、吊ピース受台11のベースプレート1は
中央部と左右の分割プレート体1a,1bに分解できる
ことから、ベースプレート1自体や溶接台車18のメン
テナンスを容易に行うことができる。
【0029】なお、上記実施の形態では、吊ピース受台
11にて吊ピース10を受けたときの全高を低くして安
定化させるために、ベースプレート1の中央部に設けた
開口部3内に吊ピース本体8の下端側を挿通させるよう
にした場合を示したが、上記開口部3は必要不可欠なも
のではないこと、又、吊ピース10のダブラー7を船殻
ブロック15の下面に圧着させるための装置としてエア
シリンダ14を示したが、スプリングシリンダ等の他の
装置を用いるようにしてもよいこと、更に、吊ピース1
0を取り付ける構造物としては船殻ブロック15以外の
構造物であってもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0030】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の吊ピース溶接
装置によれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 四隅にアール部を形成した矩形状のベースプレート
上に複数本の支柱を立設して、該ベースプレートと相似
形状のダブラー下面に吊ピース本体の上端を固設してな
る吊ピースを受けて支持するようにした吊ピース受台
を、リフターの昇降架台上に搭載し、且つ上記吊ピース
受台のベースプレートの外周縁部に、吊ピースのダブラ
ーと構造物下面との隅肉溶接部に臨むように溶接トーチ
を備えた溶接台車を、ベースプレートの外周縁部に沿っ
て移動できるよう組み付けた構成としてあるので、吊ピ
ース受台にセットした吊ピースのダブラーを、リフター
の昇降架台を上昇させることにより構造物下面に押し当
てて、溶接台車を移動させつつ溶接トーチで隅肉溶接す
ることにより、吊ピースを構造物に自動的に溶接するこ
とができ、従来のマニュアル溶接に比して工数を大幅に
削減することができる。 (2) 溶接トーチから張り出させた倣動用部材の先端部を
ダブラーの外周端面に押し当てるよう付勢する現物倣い
機構を溶接台車に装備させた構成とすることにより、溶
接トーチの位置を常時適正に維持することができるの
で、溶接品質精度を高くすることができる。 (3) 吊ピース受台のベースプレート上に、溶接台車の移
動速度をアール部で増速制御するためのリミットスイッ
チを設けた構成とすることにより、溶接速度を周方向で
一定にすることができるので、溶接品質を更に向上する
ことができる。(4) リフターの昇降架台と吊ピース受台
との間に、該吊ピース受台を押し上げて吊ピースのダブ
ラーを構造物下面に圧着させるための圧着装置を介在設
置した構成とすることにより、仮り付けを行うことなく
吊ピースを溶接することができる。 (5) 吊ピース受台のベースプレートの中央部に、吊ピー
スの吊ピース本体の下端側を挿通させるようにする開口
部を設けた構成とすることにより、吊ピース受台の高さ
を低くすることができ、吊ピースの支持姿勢を安定化さ
せることができる。 (6) 吊ピース受台のベースプレートを、中央部と左右端
部の3分割構造とした構成とすることにより、メンテナ
ンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊ピース溶接装置の実施の一形態を示
す全体の概略図である。
【図2】吊ピース受台及び溶接台車の部分を拡大して示
す一部切断正面図である。
【図3】吊ピース受台の拡大側面図である。
【図4】吊ピース受台の拡大平面図である。
【図5】ベースプレートの分解平面図である。
【図6】吊ピースの一例を示すもので、(イ)は正面
図、(ロ)は下面図である。
【符号の説明】 1 ベースプレート 2 アール部 3 開口部 6 支柱 7 ダブラー 8 吊ピース本体 10吊ピース 11 吊ピース受台 12 リフター 13 昇降架台 14 エアシリンダ(圧着装置) 15 船殻ブロック(構造物) 18 溶接台車 19a,19b リミットスイッチ 20 溶接トーチ 38 倣動用部材 39 現物倣い機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西原 義朗 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨重 工業株式会社呉第一工場内 (72)発明者 松平 敏則 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨重 工業株式会社呉第一工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅にアール部を形成した矩形状のベー
    スプレート上に複数本の支柱を立設して、該ベースプレ
    ートと相似形状のダブラー下面に吊ピース本体の上端を
    固設してなる吊ピースを受けて支持するようにした吊ピ
    ース受台を、リフターの昇降架台上に搭載し、且つ上記
    吊ピース受台のベースプレートの外周縁部に、吊ピース
    のダブラーと構造物下面との隅肉溶接部に臨むように溶
    接トーチを備えた溶接台車を、ベースプレートの外周縁
    部に沿って移動できるよう組み付けた構成を有すること
    を特徴とする吊ピース溶接装置。
  2. 【請求項2】 溶接トーチから張り出させた倣動用部材
    の先端部をダブラーの外周端面に押し当てるよう付勢す
    る現物倣い機構を溶接台車に装備させた請求項1記載の
    吊ピース溶接装置。
  3. 【請求項3】 吊ピース受台のベースプレート上に、溶
    接台車の移動速度をアール部で増速制御するためのリミ
    ットスイッチを設けた請求項1又は2記載の吊ピース溶
    接装置。
  4. 【請求項4】 リフターの昇降架台と吊ピース受台との
    間に、該吊ピース受台を押し上げて吊ピースのダブラー
    を構造物下面に圧着させるための圧着装置を介在設置し
    た請求項1、2又は3記載の吊ピース溶接装置。
  5. 【請求項5】 吊ピース受台のベースプレートの中央部
    に、吊ピースの吊ピース本体の下端側を挿通させるよう
    にする開口部を設けた請求項1、2、3又は4記載の吊
    ピース溶接装置。
  6. 【請求項6】 吊ピース受台のベースプレートを、中央
    部と左右端部の3分割構造とした請求項1、2、3、4
    又は5記載の吊ピース溶接装置。
JP22896197A 1997-08-12 1997-08-12 吊ピース溶接装置 Pending JPH1158073A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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