JPH1157230A - 揺動飾り付き時計 - Google Patents

揺動飾り付き時計

Info

Publication number
JPH1157230A
JPH1157230A JP22770497A JP22770497A JPH1157230A JP H1157230 A JPH1157230 A JP H1157230A JP 22770497 A JP22770497 A JP 22770497A JP 22770497 A JP22770497 A JP 22770497A JP H1157230 A JPH1157230 A JP H1157230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
swing
decoration
ornament
swinging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22770497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Miyamoto
眞一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Clock Inc filed Critical Seiko Clock Inc
Priority to JP22770497A priority Critical patent/JPH1157230A/ja
Publication of JPH1157230A publication Critical patent/JPH1157230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動動作の大きな揺動飾り付き時計を提供す
る。 【解決手段】 第1の揺動飾り9の一端部が、固定の支
持板8に開閉自在に支持されており、第1の揺動飾り9
の上記一端部と異なる部位には、第1のリンク17の一
端部が揺動自在に連結してある。駆動ブロック15によ
って回転させられる駆動車16には、第1のリンク17
の他端部が揺動自在に連結してあり、駆動車16に連動
する2番車23には、第2のリンク24の一端部が揺動
自在に連結してある。第2のリンク24の他端部には、
第2の揺動飾り10,11と一体になって揺動する第3
のリンク25が揺動自在に連結してあり、第1の揺動飾
り9が所定位置で所定の待機時間を有すべく、第1の揺
動飾り9の上端中央部にはピン9aが設けてあり、第1
のリンク17の一端部にはピン9aに遊嵌する長孔17
aが設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、揺動飾り付き時計に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近の家庭向けの時計にも、正時になる
と人形や動物等が現れて楽器を鳴らしたり、踊ったりす
る仕草をするいわゆるからくり時計が提供されている。
しかし、構成が複雑なために製造コストが上昇し、価格
の上で家庭用に普及させるためには不利となっている。
【0003】これに対し、からくり時計程の複雑な動き
はしないとしても、振り子以外に何等かの動きをする飾
りを設けて時計の装飾性を高めようとする工夫がなされ
ている。例えば、正時になると人形等を動かすようにし
たいわゆる可動飾り付き時計がある。このような可動飾
りの駆動機構は、正時になるとカム機構等を介して人形
等が一定の動きをする構成としてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
ける可動飾りは、主としてカム機構を介して動かされる
ものであるため、可動飾りの動く範囲が小さく飾りの動
きが物足りないという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の揺動飾り付き時計は、可動飾りをリンク
機構を介して揺動させることにより大きな動きとするも
のである。リンク機構の採用により揺動飾りの動きが大
きくなると、それだけ機構のタイミングや位置合わせが
困難になるのに対処して、本発明では第1の揺動飾りを
動かす第1のリンクと第1の揺動飾りとの連結を長孔と
ピンとによって行い、第1の揺動飾りが所定位置で所定
の待機時間を有するようにしてある。
【0006】また、駆動ブロックは、時計機械体から出
力される正時信号を受けて始動し、駆動車に設けられた
カム部によって駆動ブロックの停止用マイクロスイッチ
を開閉制御することによって停止する構成としてあり、
これにより、スイッチレバーの復帰の際の音の発生を抑
制可能としてある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、第1の揺動飾りの一端
部が、固定の支持板に開閉自在に支持されており、第1
の揺動飾りの上記一端部と異なる部位には、第1のリン
クの一端部が揺動自在に連結してあり、駆動ブロックに
よって回転させられる駆動車には、第1のリンクの他端
部が揺動自在に連結してあり、駆動車に連動する従動車
には、第2のリンクの一端部が揺動自在に連結してあ
り、第2のリンクの他端部には、第2の揺動飾りと一体
になって揺動する第3のリンクが揺動自在に連結してあ
り、第1の揺動飾りが所定位置で所定の待機時間を有す
べく、第1の揺動飾りには長孔とこの長孔に遊嵌するピ
ンとの一方が設けてあり、第1のリンクの他端部には上
記長孔と上記ピンとの他方が設けてある。
【0008】また、駆動ブロックは、時計機械体から出
力される正時信号を受けて始動し、駆動車に設けられた
カム部によって駆動ブロックの停止用マイクロスイッチ
を開閉制御することによって停止する構成としてもよ
い。
【0009】
【実施例】まず本発明の揺動飾り付き時計の正面の構成
について説明する。図2に示すように、縦長の楕円形の
前枠1に、同じく楕円形の前面ガラス2が嵌め込んであ
る。前面ガラス2は外周部の上下2か所でガラス押さえ
3,3によって前枠1に固定してある。前面ガラス2の
後方には見返し18が設けてある。見返し18の前面中
央部には文字板4が設けてある。
【0010】文字板4の前面には指針5が設けてある。
なお,図2には表示してないが文字板4の背面には後述
する時計機械体6が取り付けてあり、この時計機械体に
は振り子7が吊り下げてある。
【0011】見返し18の上方には後述の固定の支持板
8が取り付けてあり、この支持板の一側部には、外周を
冠状に形成した第1の揺動飾り9の一端部が開閉自在に
支持されている。
【0012】図2において、支持板8の右側には、錠前
10aを抱いた人形を表示する第2の揺動飾り10が設
けてある。同じく支持板8の左側には錠前の鍵11aを
背負った人形を表示する第2の揺動飾り11が設けてあ
る。
【0013】図1は、前枠1の背面を覆うように被せて
ある後枠12の上半分を切欠して、揺動機構の内部構成
が見えるように示したものである。図1に示してあるよ
うに、後枠12はねじ13…によって前枠1の背面に固
定してあり、後枠12の中央部のやや下寄りの位置には
電池小蓋14が設けてある。さらに後枠12の下部には
アラーム音やメロディ等を放音するための放音部12a
が設けてある。
【0014】第1の揺動飾り9の揺動機構は、後述の駆
動ブロック15によって回転する駆動車16をクランク
とし、この駆動車と第1の揺動飾り9とを連結する連結
棒である第1のリンク17及び第1の揺動飾り9をてこ
とするいわゆるてこクランク機構を採用してある。この
てこクランク機構は、駆動車16が図1において反時計
方向に回転することにより2点鎖線で示してあるように
第1の揺動飾り9が揺動(開閉)運動を行う。
【0015】図3は、第1の揺動飾り9の揺動機構を拡
大して示したもので、上述の駆動ブロック15は見返し
18の背面(図3右側)に位置しており、文字板4は見
返しの前面に貼付してある。また、支持板8は見返し1
8の上部にねじ19によって固定して取り付けてある。
【0016】第1の揺動飾り9の上記一端部と異なる部
位である上端中央部の背面にピン9aが立設されてお
り、このピン9aには第1のリンク17の一端部(上端
部)近傍に設けられた長孔17aが揺動自在に連結して
ある。すなわち、第1の揺動飾り9のピン9aが第1の
リンク17の長孔17aに遊嵌している。ピン9aの先
端には座付きねじ19を取り付けて第1のリンク17が
第1の揺動飾り9から外れないようにしてある。
【0017】駆動車16と第1のリンク17とは、駆動
車16の外側(図3右側)の回転中心から所定距離だけ
離れた位置にクランクピン部16aが突設してあり、こ
のクランクピン部には、第1のリンク17の他端部(下
端部)近傍に設けてある軸受孔部17bが嵌合すること
により揺動自在に連結してある。クランクピン部16a
の先端には座付きねじ19を取り付けて第1のリンク1
7の他端部が駆動車16から外れないようにしてある。
【0018】図1に示すように前枠1に見返し18がね
じ20によってねじ止め固定してある。見返し18の背
面には取付板21がねじNによってねじ止め固定してあ
る。取付板21の前面には駆動ブロック15が図示しな
いねじによってねじ止め固定してある。
【0019】図3に示すように、駆動車16は、取付板
21の背面(図3右側)に突設された支軸部21aに回
転自在に軸支され、この支軸部の先端に取り付けられた
座付きねじ19によって支軸部21aから外れないよう
にしてある。
【0020】駆動車16の歯車部16bの前面側(図3
左側)にはカナ部16cが設けてあり、このカナ部は駆
動ブロック15の出力軸15aに固着された出力車22
と噛合している。したがって出力車22の回転は、駆動
車16及び第1のリンク17を経て第1の揺動飾り9に
伝達される。これにより第1の揺動飾り9を揺動可能と
してある。
【0021】ここで図1に戻って第2の揺動飾り10,
11の揺動機構について説明する。これら2つの揺動飾
り10,11は、外観は異なっていても揺動機構は基本
的に同じであるので、ここでは図1において右側に位置
する揺動飾り11の揺動機構について図4の拡大図の参
照を加えつつ説明することとする。
【0022】駆動車16の歯車部16bには駆動車16
に連動する従動車の一例としての2個の2番車23,2
3が噛合している。2番車23は取付板21に突設して
ある第2の支軸部21bに回転自在に軸支してあり、座
付きねじ19によって第2の支軸部21bから外れない
ように保持されている。
【0023】2番車23に突設してある支軸部23aに
は、第2のリンク24の一端部が揺動自在に連結してあ
り、座付きねじ19によって2番車23から外れないよ
うに保持されている。第2のリンク24の他端部の背面
側(図4下側)には、連結ピン部24aが突設してあ
り、これには第2の揺動飾り11と一体になって揺動す
る第3のリンク(飾り取付板)25の一端部が揺動自在
に連結してある。第3のリンク25の他端部近傍は見返
し18の上部に設けてある取付部18aに立設された支
軸部18bに揺動自在に連結してあり、2番車23の回
転により第2のリンク24を介して揺動運動をするもの
で、この機構もてこクランク機構に該当するものであ
る。
【0024】図1に示してあるように、第3のリンク2
5の他端部は支軸部18bよりもさらに先まで延伸して
あり、この延伸された部分の先端と、支軸部18bの手
前の2か所でねじ19,19を介して第2の揺動飾り1
1を第3のリンク25に一体になるように取り付けてあ
る。したがって第2の揺動飾り11の揺動機構は、2番
車23をクランクとし、第2のリンク24か連結棒、そ
して第3のリンク25をてことするてこクランク機構を
構成しており、このてこクランク機構が駆動することに
よって、第2の揺動飾り11も第3のリンク25と一体
になって揺動する。
【0025】第2のリンク24及び第3のリンク25
は、図1における駆動車16の左側にも設けてある。左
側の第2のリンク24は駆動車16の左側に噛合する2
個目の2番車23の回転によって揺動運動するもので、
揺動飾り10を揺動させることについては右側の揺動機
構と同様である。各リンクの部材は左右同一のものを用
いてあるが、2番車23への取り付け位置を変えること
によって左右の第2の揺動飾り10,11をそれぞれ異
なる運動を行わせるようにすることが可能である。
【0026】また、駆動車16の外周部の歯車部16b
を有しない外周の部分には、図5に示すようなカム部1
6dが設けてある。このカム部16dは、取付板21に
ねじ止め固定してある駆動ブロック15の停止用マイク
ロスイッチ26のスイッチレバー26aを開閉制御(オ
ン・オフ)させるもので、駆動車16が図1において、
反時計方向に回る場合に、カム部の立ち上げ部16eが
スイッチレバー26aに触れてこれを時計方向に変位さ
せた場合に、マイクロスイッチ26の信号が閉じ(オン
となっ)てこの閉信号を後述の駆動回路に送ることによ
り駆動ブロック15の電源を切るようにしてある。
【0027】カム部16dは2点鎖線で示してあるよう
に、なだらかなスロープを描いて1番車の回転に従って
低くなるように形成してある。このため駆動車16がさ
らに反時計方向に回ると、スイッチレバー26aは徐々
に立ち上がり開(オフ)状態となるべき原位置に復帰す
る。こうしてスイッチレバー26aは急激に復帰しない
ためマイクロスイッチは復帰音を発しない。
【0028】図6は、本発明に係る揺動飾りの駆動シス
テムを示すもので、時計機械体6から正時信号を駆動回
路27に入力すると、一定の時間だけ作動するシステム
になっている。このシステムで中枢をなすものはもちろ
ん駆動回路27であるが、これは時計機械体6からの正
時信号を受け取ることにより駆動ブロック15を駆動し
て揺動飾りを揺動可能とするとともに、各揺動飾りが揺
動している間、メロディを流す発音装置28に発音信号
を出力可能とする機構を有している。なお、駆動回路2
7には上述したマイクロスイッチ26が接続してあり、
これから閉信号が出力されると駆動ブロック15が停止
するようにしてある。
【0029】図7は、時計機械体6から駆動回路27に
正時信号が出力されたときの動作を流れ図で示したもの
である。図示してあるように、正時信号がオンになる
(S1)と、駆動ブロック15及び発音装置28が同時
に作動し(S2,S3)、揺動飾り装置が動き始めると
ともに放音口12aからメロディを奏でる音を放つ。
【0030】駆動ブロック15の作動により駆動車16
が回転し始め、第1のリンク17を介して第1の揺動飾
り9が図1左端の支点を中心として右側が持ち上げられ
て開き始める。図1に2点鎖線で示してあるように、揺
動飾り9の開き量は第1のリンク17の上端部と下端部
及び駆動車16の中心とが一直線上に並んだときに最大
となる。
【0031】所定時間が経過するとメロディが停止する
(S4)。メロディ停止後も駆動車16がなおも回転し
続けて各揺動飾りの揺動を続けさせる。図2に示してあ
るように、この状態を正面から見ると冠状の揺動飾りの
左側が大きく開いて、その裏側に設けてある固定飾り板
8が現れているのが見える。駆動車16がさらに回転を
続けると第1の揺動飾り9は閉じ始め、第1のリンク1
7の他端部が下死点近傍に至ると完全に閉じた状態とな
る。このときピン9aは第1のリンク17の一端部近傍
に設けられた長孔17aに遊嵌しているため、第1のリ
ンク17の下死点と第1の揺動飾り9が完全に閉じられ
る角度とが一致しない場合にも、第1の揺動飾り9の自
重によって下方へ変位することにより完全に閉じられた
状態とすることが可能となる。
【0032】ここで駆動車16の回転は、これと噛合す
る2個の2番車23,23を回転させ、それぞれ第2の
リンク24及び第3のリンク25を介して第2の揺動飾
り10,11を揺動させる。第2の揺動飾り10,11
は、駆動車16と2番車23の歯数比を2とし、第1の
揺動飾り9が1往復する間にそれぞれ2往復するように
してある。
【0033】なお、第2の揺動飾り10,11の傾き状
態は、第2のリンク24の一端部を2番車23のどの位
置に連結するかによって決まってくる。逆にいうと、こ
の連結位置をどこに決めるかによってそれぞれの第2の
揺動飾り10,11の動き方が変わることになる。
【0034】駆動車16が回転し続け、カム部16dが
マイクロスイッチ26のスイッチレバー26aに接近
し、立ち上げ部16eによってスイッチレバー26aを
倒すと、オン信号が駆動回路27に出力される(S5)
ことにより、駆動ブロック15が停止し(S6)、各揺
動飾りを静止させる。スイッチレバー26aがマイクロ
スイッチ26をオンにする位置に立ち上げ部16eを設
置し、この設置位置と第1の揺動飾り9が完全に閉じら
れる位置とを一致させておけば、第1のリンク17の長
孔17aを丸孔に変えても問題を生じないのであるが、
スイッチレバ−26aがマイクロスイッチ26を閉じる
位置に立ち上げ部16eを設置し、この設置位置と第1
の揺動飾り9が完全に閉じられる位置とを一致させるに
はタイムラグが生じるので調整が困難である。このた
め、第1の揺動飾り9が下死点位置で所定の待機時間を
有するようにしてある。第1の揺動飾り9の揺動のタイ
ミング調整すなわち、第1のリンク17が正規の位置で
止まらずにこの正規の位置の前後に停止しても第1の揺
動飾り9が閉じている状態を維持できるように第1のリ
ンク17には丸孔でなく長孔17aを形成し、この長孔
に第1の揺動飾り9に形成したピン9aを遊嵌してあ
る。
【0035】なお、本実施例では、第1のリンク17の
一端部には長孔17aを設け、第1の揺動飾り9の上端
中央部の背面にピン9aを立設し両者を遊嵌して連結し
てあるが、これに限るものではなく第1のリンク17に
ピンを設け、第1の揺動飾り9に長孔を設け、両者を遊
嵌して連結してもよいことは言うまでもない。このよう
にすれば、正時信号の入力に合わせて駆動ブロック15
が作動し、第1の揺動飾り9の1往復により停止可能と
することができる。
【0036】スイッチレバー26aがカム部16dに乗
り上げたところで駆動車16が停止するが、次の正時信
号の入力により再び駆動車16が回転すると、カム曲線
に沿って徐々に原位置に復帰し、カム部16dから離脱
することにより原位置への復帰を完了する(図5参
照)。
【0037】なお、本実施例では、第2の揺動飾りの数
を2個としてあるが、これを1個または3個とすること
も可能である。また、第2のリンク24及び第3のリン
ク25の長さは図示の長さ以外にこの長さを調整するこ
とにより、第2の揺動飾りの揺動角を変化させるように
することが可能である。
【0038】また、本実施例では、正時信号の入力に合
わせて駆動ブロック15が作動し、第1の揺動飾り9の
1往復により停止するものとしたが、これに限らず正時
信号が入力した後、駆動ブロック15が作動し、第1の
揺動飾り9を複数回往復させた後停止するようにし、各
飾りの動きを十分楽しめるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の揺動飾り
付き時計によれば、揺動飾りの揺動角を大きくすること
ができる。加えて、リンクの長さや連結位置を変化させ
ることにより揺動飾りの動きをバラエティに富んだもの
とすることが可能となる。
【0040】また、第1の揺動飾りには長孔とこの長孔
に遊嵌するピンとの一方が設けてあり、第1のリンクに
は上記長孔と上記ピンとの他方が設けてあるので、マイ
クロスイッチを閉じて駆動ブロックを停止させた場合
に、タイムラグが生じても第1の揺動飾りを完全に閉じ
たままの位置にすることができるため、第1の揺動飾り
がいわゆる口開き状態で停止するのを回避することがで
きる。
【0041】さらにまた、駆動ブロックは時計機械体か
ら出力される正時信号を受けて始動し、駆動車に設けら
れたカム部が駆動ブロックの停止用マイクロスイッチを
開閉制御することによって停止する構成としてあるの
で、スイッチレバーが復帰する際の音の発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成の要部を示す一部切欠背面図で
ある。
【図2】一実施例の正面図である。
【図3】図1のA−A線の拡大断面図である。
【図4】図1のB−B線の拡大断面図である。
【図5】カム部とマイクロスイッチのスイッチレバーと
の関係を示す説明図である。
【図6】ブロック図である。
【図7】流れ図である。
【符号の説明】
6 時計機械体 8 支持板 9 第1の揺動飾り 9a ピン 10,11 第2の揺動飾り 15 駆動ブロック 16 駆動車 16d カム部 17 第1のリンク 17a 長孔 23 従動車(2番車) 24 第2のリンク 25 第3のリンク 26 停止用マイクロスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の揺動飾りの一端部が、固定の支持
    板に開閉自在に支持されており、 上記第1の揺動飾りの上記一端部と異なる部位には、第
    1のリンクの一端部が揺動自在に連結してあり、 駆動ブロックによって回転させられる駆動車には、上記
    第1のリンクの他端部が揺動自在に連結してあり、 上記駆動車に連動する従動車には、第2のリンクの一端
    部が揺動自在に連結してあり、 上記第2のリンクの他端部には、第2の揺動飾りと一体
    になって揺動する第3のリンクが揺動自在に連結してあ
    り、 上記第1の揺動飾りが所定位置で所定の待機時間を有す
    べく、上記第1の揺動飾りには長孔とこの長孔に遊嵌す
    るピンとの一方が設けてあり、 上記第1のリンクの他端部には上記長孔と上記ピンとの
    他方が設けてあることを特徴とする揺動飾り付き時計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記駆動ブロック
    は、時計機械体から出力される正時信号を受けて始動
    し、上記駆動車に設けられたカム部によって上記駆動ブ
    ロックの停止用マイクロスイッチを開閉制御することに
    よって停止する構成としてあることを特徴とする揺動飾
    り付き時計。
JP22770497A 1997-08-25 1997-08-25 揺動飾り付き時計 Pending JPH1157230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22770497A JPH1157230A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 揺動飾り付き時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22770497A JPH1157230A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 揺動飾り付き時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1157230A true JPH1157230A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16865050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22770497A Pending JPH1157230A (ja) 1997-08-25 1997-08-25 揺動飾り付き時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1157230A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072826A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Rhythm Watch Co Ltd 装飾体駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072826A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Rhythm Watch Co Ltd 装飾体駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02157683A (ja) 可動飾り付き時計
JPH1157230A (ja) 揺動飾り付き時計
JP2000126471A (ja) からくり時計
JP2529144Y2 (ja) 回転式文字板
JP5858535B2 (ja) 時計装置
KR0134786Y1 (ko) 장식체 시계의 장식체 구동 기계
JPH085754Y2 (ja) 時計などのキャラクター駆動装置
JP2000171574A (ja) からくり時計及びその駆動モジュ―ル
JP2940807B2 (ja) 回転飾り機構
JP5858539B2 (ja) 駆動装置
JP5858537B2 (ja) 駆動装置
JP3519077B2 (ja) アナログ時計
JPH0643754Y2 (ja) からくり時計
JP5843363B2 (ja) 遊星歯車機構
JPS5921434Y2 (ja) 打鈴装置
JP2988855B2 (ja) 回転飾り機構及びその製造に用いる規制レバー用金型
JPH03194490A (ja) からくり時計
JPH11156059A (ja) 回転装飾板付きからくり時計
JP5858538B2 (ja) 発音駆動装置
JP5743964B2 (ja) 時計ユニット
JPS629633Y2 (ja)
JP2000088975A (ja) からくり時計の扉開閉装置
JP3499237B2 (ja) からくり時計の扉開閉装置
JPH0712953Y2 (ja) からくり時計の人形駆動装置
JP2002243013A (ja) からくり装置およびそれを用いた時計