JPH1157166A - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
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- JPH1157166A JPH1157166A JP24789997A JP24789997A JPH1157166A JP H1157166 A JPH1157166 A JP H1157166A JP 24789997 A JP24789997 A JP 24789997A JP 24789997 A JP24789997 A JP 24789997A JP H1157166 A JPH1157166 A JP H1157166A
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Abstract
用凹部の遊技球収容量を拡大することができるパチンコ
遊技機を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明はパチンコ遊技機であって、上面
全体にわたって遊技球収容用凹部31が設けられている
下部受け皿3と、その遊技球収容用凹部31内に取外し
可能に設けられている灰皿39と、を備えるものであ
る。そして、遊技球収容用凹部31の底部には可倒片3
8を備えており、遊技球収容用凹部31内に灰皿39を
設置した状態においては、その可倒片38と灰皿39の
右側面とで遊技球収容用凹部31を区画し、その区画内
において遊技球を収容するものである。
Description
する。更に詳しく言えば、下部受け皿の賞球の収容量を
大きく取ることができるパチンコ遊技機に関する。
正面最下段に下部受け皿が設けられており、その下部受
け皿の上面に設けられている遊技球収容用凹部に、パチ
ンコ遊技機から払い出される賞球を収容する。そして、
その遊技球収容用凹部の左方には灰皿が設けられてい
る。ここで、パチンコ遊技機においては、上記下部受け
皿及びその上方に設けられている上部受け皿をもってし
ても、大当たり時には、払い出されるすべての賞球を収
容しきれるものではない。このため、遊技者は、大当た
り時には下部受け皿の下方に玉箱を配置して、下部受け
皿が満杯になる前に適宜この玉箱に下部受け皿内の賞球
を排出する。
出が遅れると、下部受け皿の遊技球収容用凹部が賞球で
満たされ飽和状態となり、その後、賞球を受ける下部受
け皿及び上部受け皿に通じる賞球排出路が賞球で満たさ
れる。そして、これをパチンコ遊技機が検出すると、賞
球の払出が停止されることとなる。又、同時に遊技盤内
への遊技球の発射も強制的に停止される。これにより、
いわゆる「パンク」等の状態が発生する可能性が出てく
る。その後、下部受け皿の飽和状態を解消すれば賞球の
払出は再開され、遊技球の発射も可能となるが、その間
にもパチンコ遊技機側の遊技状態は停止することなく進
行するため、下部受け皿の飽和状態の解消に遊技に支障
をきたすほどの時間がかかると、遊技者は遊技により獲
得できたはずの賞球を獲得できないこととなる。
受け皿の下には常に玉箱が置かれているとは限らず、パ
チンコホールによっては、大当たりとなってから玉箱を
設置するところもある。このため、そのようなパチンコ
ホールにおいては、玉箱の設置及び遊技球の排出が間に
合わないことがある。
ては賞球の損失を招く可能性を低くするためには、玉箱
の配置及び下部受け皿から玉箱への賞球の排出のために
十分な時間を確保することができるように、下部受け皿
に十分な収容量を確保しておくことが望ましい。この問
題を解決するための方法としては、従来灰皿が設けられ
ていた部分にまで遊技球収容用凹部を拡張して設け、遊
技球収容用凹部の遊技球の収容量を増やす方法が考えら
れる。
は依然喫煙を好むものも多く、パチンコ遊技機が灰皿を
備えずパチンコ島設備にも灰皿が設けられていない場合
には、喫煙者はたばこの灰及び吸い殻を始末することが
できない。又、ホール内のパチンコ遊技機について、従
来の灰皿を備えたパチンコ遊技機と、灰皿を備えずその
分広い遊技球収容用凹部を備えるパチンコ遊技機と、を
併存させ、喫煙者用遊技機と非喫煙者用遊技機とするこ
とも考えられる。しかし、遊技者のうちの喫煙者と非喫
煙者の数は流動的であり、喫煙者用遊技機と非喫煙者用
遊技機とを設けた場合にはその変動に機動的に対応する
ことができない。
であり、灰皿を備え、しかも必要に応じて遊技球収容用
凹部の遊技球収容量を拡大することができるパチンコ遊
技機を提供することを目的とする。
機は、上面全体にわたって遊技球収容用凹部が設けられ
ている下部受け皿と、該遊技球収容用凹部内に取外し可
能に設けられている灰皿と、を備えることを特徴とす
る。第2発明のパチンコ遊技機は、上面全体にわたって
遊技球収容用凹部が設けられている下部受け皿と、該遊
技球収容用凹部内に設けられている灰皿と、を備える。
そして、該灰皿は下部受け皿に対して該遊技球収容用凹
部の外部に移動可能に設置されている。
実施例により詳細に説明する。図1はパチンコ遊技機の
正面図、図2は灰皿を設置した状態の下部受け皿の平面
図、図3は灰皿を取り除いた状態の下部受け皿の平面
図、図4は灰皿の平面図、図5は灰皿の側面図、図6は
パチンコ遊技機の背面図、図7は灰皿を設置した状態の
下部受け皿の平面図、図8は灰皿を取り除きスライド床
部を引き出した状態の下部受け皿の平面図である。
図、図10は灰皿を回転させた状態の下部受け皿の正面
図、図11は下部受け皿上の灰皿の状態を示す断面図、
図12は灰皿を回転させた状態を示す断面図、図13は
パチンコ遊技機の下部受け皿の平面図、図14は灰皿を
回転させた状態の下部受け皿の平面図である。図15は
パチンコ遊技機の下部受け皿の平面図、図16は灰皿を
引き出した状態の下部受け皿の平面図、図17は、従来
のパチンコ遊技機の下部受け皿の平面図である。
とができ、灰皿設置部位を区画している可倒片を倒すこ
とにより賞球を収容することができるようになるパチン
コ遊技機である。
盤1と、上部受け皿2と、下部受け皿3と、遊技球発射
レバー41と、を備えており、全体の高さが約810m
m、幅が約530mmである。遊技盤1は、パチンコ遊
技機の正面中央の上方よりに設けられており、その遊技
盤1の下方には上部受け皿2が、更にその下方に下部受
け皿3が設けられている。下部受け皿3の右方には遊技
盤1内に遊技球を発射するための遊技球発射レバー41
が設けられている。
遊技機の正面中央の上方よりに設けられており、入賞口
や釘、風車、アウト口等を備えている。この遊技盤1内
に上方より遊技球が落下されて、入賞口に入賞して賞球
が払い出され又はアウト口に入りファールとなる等の遊
技が行われる。その遊技盤1の下方に設けられている上
部受け皿2は、パチンコ遊技機内部に設けられた遊技球
発射装置4(図6参照)に供給する遊技球を貯蔵するた
めの受け皿である。
いる下部受け皿3は、図1に示すように、その左端がパ
チンコ遊技機本体の左端から30〜70mmの場所に位
置するように設けられており、図3に示すように、その
上面側全体にわたって下皿凹部31が設けられている。
この下皿凹部31は外周壁部35に囲われているもので
あり、上部受け皿2に入りきらなくなった遊技球を貯蔵
するためのものである。そして、この下皿凹部31は、
下部受け皿3の上面全体に設けられている結果、その左
端がパチンコ遊技機本体の左端から50〜90mmの場
所に位置するものである。
のパチンコ遊技機の下皿凹部31を、従来のパチンコ遊
技機の下皿凹部31pと比較して説明する。図17に示
すように、従来のパチンコ遊技機は、下皿凹部31pの
左方に灰皿9を備えている。このため、従来の下皿凹部
31pは本実施例の下皿凹部31に比べて横幅が狭くな
っている。
おいては、図1及び3に示すように、下皿凹部31の左
方に灰皿等が併存するように設けられていないため、そ
の空間を有効に使用して下皿凹部31が設けられてい
る。即ち、下部受け皿3の下皿凹部31は、従来の下皿
凹部31pに比べて横幅が広く設けられており、図3に
示すような灰皿を設置しない状態において、より多くの
賞球を収容することができるものである。
下皿凹部31内の右端に灰皿39を備えることができ
る。この灰皿39は、図2、4及び5に示すように、下
皿凹部31の幅内に収まるように設けられる箱部391
と、下部受け皿3の外周壁部35に懸かるガイド部39
2とからなる。この箱部391のガイド部392から下
の高さは、設置部分の下皿凹部31の深さよりも短く設
けられている。
取外し可能に設置され、灰皿39が下皿凹部31内に設
置された状態では、図1及び2に示すように、パチンコ
遊技機は灰皿を備える状態となり、灰皿39が取外され
た状態では、図3に示すように、パチンコ遊技機は下皿
凹部31全体を遊技球の収容に使用できる状態となる。
そして、灰皿39は、図2に示すように、設置状態にお
いて下部受け皿3の外周壁部35に懸かるガイド部39
2によって支えられている。
部31を左右に仕切る可倒辺38を備える。この可倒片
38は、下皿凹部31の底面に奥行き方向に設けられた
軸を中心として立設状態から倒された状態まで90度回
動可能に設けられている。そして、立設された状態では
1及び図2に示すように下皿凹部31を左右に仕切るこ
ととなり、倒された状態では図3に示すように下皿凹部
31と同一面となる。上記灰皿39は、この可倒片38
が立設された状態で下皿凹部31内に設置される。そし
て、図1及び2に示すように、灰皿39の箱部391と
下皿凹部31の底面との隙間は可倒片38によって塞が
れ、可倒片38と箱部391の右側面により、下皿凹部
31が区画され、外周壁部35とともに下皿小凹部31
sの外周壁を構成する。
示すように、その中央前面に下部受け皿玉抜きレバー3
2が設けられている。この下部受け皿玉抜きレバー32
を左方向に操作することで、下皿凹部31の底部に設け
られた玉抜き口311のスライド式扉が開き、下皿凹部
31内の遊技球はこの玉抜き口311を通じて下部受け
皿3下方に配置された玉箱(図示せず)に排出される。
遊技者は、下部受け皿3が飽和状態に近づいた場合に
は、適宜、下部受け皿玉抜きレバー32を操作して、遊
技球を玉箱に排出する。
に設けられる遊技球発射レバー41は、パチンコ遊技機
内部に設けられる遊技球発射装置4(図6参照)の一部
であり、遊技者がこの遊技球発射レバー41を操作する
ことで、遊技球発射装置4によって上部受け皿2内の遊
技球が遊技盤1内に発射され、パチンコ遊技が行われ
る。
ンコ遊技機はその裏面に、賞球タンク5と、賞球樋6
と、賞球払出ユニット7と、賞球払出通路8と、を備え
ている。賞球タンク5は、パチンコ遊技機上部に設けら
れており、賞球として払い出す遊技球を貯蔵し、賞球樋
6は、賞球タンク5内の遊技球を賞球払出ユニット7に
送る。賞球払出ユニット7は、遊技盤1の入賞口に遊技
球が入賞し、又は大入賞口に入賞して大当たりになる等
すると、賞球を払い出す。その賞球は賞球払出通路8を
通って、上述の上部受け皿2及び下部受け皿3(下皿凹
部31)に払い出される。
2、下部受け皿3の関係を説明すると、まず、賞球払出
通路8の末端は下部受け皿3の下皿凹部31に接続され
ている。そして、その末端よりも30〜50mm上流に
おいて上部受け皿2に接続されている。従って、賞球払
出通路8内を流れる遊技球は、まず優先的に上流に接続
されている上部受け皿2に払い出され、上部受け皿2が
飽和状態となりそれ以上遊技球を受け入れられなくなっ
たときに、下部受け皿3の下皿凹部31に払い出され
る。
ると、賞球払出ユニット7が賞球払出通路8を通じて賞
球を払い出す。その際、上述したように、賞球はまず上
部受け皿2に払い出される。そして、上部受け皿2が飽
和状態となりそれ以上遊技球を受け入れられなくなった
ときに、賞球は下部受け皿3の下皿凹部31に払い出さ
れる。
ては、下皿凹部31内に灰皿39を設置して使用するこ
とも可能であるし、下皿凹部31内に灰皿39を設置し
ないで使用することも可能である。又、パチンコ遊技開
始時には下皿凹部31内に灰皿39が設置されている状
態であっても、遊技の途中で必要に応じて灰皿39を取
外すことも可能である。同様に、パチンコ遊技開始時に
は下皿凹部31内に灰皿39が設置されていない状態で
あっても、遊技の途中で必要に応じて灰皿39を設置す
ることも可能である。
に、遊技者が下部受け皿3の下皿凹部31から玉抜き穴
311を通じて適宜玉箱へ遊技球を排出する場合には、
下部受け皿3が飽和状態となることはない。しかし、玉
箱への遊技球の排出等が行われない場合には、下部受け
皿3も飽和状態となり、遊技球は、賞球払出通路8内に
おいてその末端から順に上流に向かって貯蔵されてい
く。その後、遊技球が賞球払出通路8内の満タンセンサ
(図示せず)が設置されているところにまで達すると、
満タンセンサを通じて主基板Cがこれを検知し、賞球払
出ユニット7からの賞球払い出しを停止させる。そし
て、遊技盤内への遊技球の発射も強制的に停止させる。
これにより、いわゆる「パンク」等の状態が発生する可
能性が出てくる。
行うことにより下部受け皿3の飽和状態が解消され、下
部受け皿3の下皿凹部31に遊技球が払い出されて賞球
払出通路8内に貯蔵されている遊技球が減少し、満タン
センサが遊技球を検知しなくなった場合には、主基板C
は、遊技状態に応じた賞球払出ユニット7からの賞球払
い出しを再開させ、遊技盤内への遊技球の発射も可能と
なる。ただし、賞球の払出等が停止している間にもパチ
ンコ遊技機側の遊技状態は進行するため、下部受け皿の
飽和状態の解消に遊技に支障をきたすほどの時間がかか
ると、遊技者はパチンコ遊技により獲得できるはずの賞
球を獲得できないこととなる。
遊技機に比べて横幅が広く収容量が多い下皿凹部31を
備えているため、灰皿39を取外した状態では、同程度
のペースで大当たりの賞球が払い出された場合にも、下
部受け皿3が飽和状態になるまでにより長い時間がかか
る。よって、大当たりとなってから、下部受け皿3が飽
和状態となって賞球払出通路8内に賞球が蓄積され、賞
球の払出が停止され遊技球が発射できなくなるまでの時
間が長くなり、遊技者は余裕を持って下部受け皿3の下
に玉箱を用意し、下皿凹部31内の賞球を玉箱へ排出す
ることができる。
されるまでの時間が長くなっているため、玉箱への賞球
の排出が間に合わず賞球払い出しが停止してしまった場
合にも、玉箱に賞球を排出し賞球の払出及び遊技球の発
射を再開させた際の、賞球払出等の停止の時間を短くす
ることができ、失う賞球数を少なくすることができる。
38と灰皿39の左側面により下皿凹部31が区画さ
れ、容量は小さくなるものの下皿小凹部31sを備える
こととなり、同時に灰皿39をも備えるパチンコ遊技機
となる。よって、島設備に灰皿を有しないパチンコホー
ルにおいては、喫煙者のためにパチンコ遊技機に灰皿を
備え付けてそのニーズに対応することもできる。
凹部31内において灰皿39を設置し取外すものであ
る。このため、パチンコ遊技中に灰皿39を設置したり
取外したりする際にも、下皿凹部31自体は変形したり
開口したりするものではなく、その遊技球貯溜機能を保
っており、遊技球が溢れ出したり遊技球が落下したりす
ることがない。そして、本実施例のパチンコ遊技機は、
パチンコホール内に設置した同型の任意のパチンコ遊技
機について、一のパチンコ遊技機から灰皿39を取外し
他のパチンコ遊技機に設置することにより、灰皿を備え
るものと、大量の賞球を収容できるものとの配置を変更
することができる。
受け皿3の下皿凹部31の底部に可倒片38を備えてい
るため、可倒片38を立てることにより箱部391の底
部と下皿凹部31の底部との間の隙間が塞がれ、その隙
間に遊技球が入り込むことがない。このため、灰皿39
の下側の見えない位置に遊技球が入り込むことがなく、
遊技者は残りの遊技球の目測を誤ることがない。
とができ、その灰皿を取外した跡をスライド床部により
ふさぐことができるパチンコ遊技機である。
機とほぼ同様であるが、下部受け皿3は可倒片38を有
さず、灰皿39の箱部391の高さが、下皿凹部31の
遊技球を収容する部分の深さよりも高く作られているも
のである。そして、下部受け皿3にはその左部上面に箱
部391の高さよりも深い灰皿用凹部37(図示せず)
が設けられており、灰皿39はこの灰皿用凹部37に設
置されるものである。
1a,bを備えたスライド床部36を有している。この
スライド床部36は、図7に示すように、灰皿39が設
置されている状態では、延長外周壁部361aを除いて
下皿凹部31の底部内及び外周壁部35内に収納されて
いる。そして、灰皿39が取外された後は、図8に示す
ように、灰皿39が設置されていた部分にスライドして
灰皿用凹部37を塞ぎ、下皿凹部31の底部の一部を構
成して、延長外周壁部361a,bは外周壁部35とと
もに下皿凹部31の外周を区画するものである。
機と略同様の効果を有する。即ち、灰皿39が設置され
ず、スライド床部36によって大容量の下皿凹部31が
構成されている場合には、賞球の払出停止及び遊技球の
発射停止までの時間を長くすることができ、賞球を失う
可能性を低くすることができる。そして、必要に応じて
スライド床部36を収納し灰皿39を備える状態とする
ことができ、喫煙者のニーズに応えることができる。
ような効果を有する。即ち、本実施例のパチンコ遊技機
は、実施例1に比べて深さが深く大容量の灰皿39を有
する。従って、実施例1に比べてより実用性の高い灰皿
を備えるものである。しかも、スライド床部36により
灰皿39が設置されていた灰皿用凹部37を覆って下皿
凹部31の底部を構成するものであるため、灰皿39を
取外した後が下皿凹部31の底面に凹部となって残るこ
とがない。灰皿39が下皿凹部31内に直接設置され、
下皿凹部31内の灰皿設置跡に凹部が残る場合には、そ
の凹部に遊技球が溜まった場合には玉抜き穴311から
その遊技球を排出することができないが、本実施例にお
いてはそのようなことがない。
ることができるパチンコ遊技機である。
機とほぼ同様であるが、灰皿39は取外し可能に設けら
れるものではなく、下皿凹部31外部へ回動可能に設置
されるものである。即ち、この灰皿39は、図9乃至1
2に示すように、下部受け皿3の左部分において下部手
前側に左右方向に設けられた軸を中心として、回動可能
に設置されている。そうして、灰皿39が使用可能な状
態においては、図9及び11に示すように灰皿39は下
部受け皿3の下皿凹部31内に位置しており、灰皿39
が手前側に90度回動されると、図10及び12に示す
ように灰皿39が位置していた下皿凹部31の部分は遊
技球を収容可能になる。即ち、下皿凹部31の遊技球収
容量が拡大されるものである。
39が手前側に90度回動された状態において、外周壁
部35とともに下皿凹部31を囲う壁となるものであ
る。この箱部391の底部を、図13及び14に示すよ
うに、灰皿39が手前側に90度回動された状態におい
て外周壁部35と連続的に一体となるような形状に設け
ておくこともできる。
機と略同様の効果を有する。即ち、灰皿39が手前側に
90度回動された状態においては、下部受け皿3の上面
全体に設けられた下皿凹部31内に大量の遊技球を収容
することができ、賞球の払出停止及び遊技球の発射停止
までの時間を長くすることができるため、賞球を失う可
能性を低くすることができる。そして、必要に応じて灰
皿39を後方に倒して利用可能な状態とし、喫煙者のニ
ーズに応えることができる。
は、灰皿39は取外すものではなく、回動可能ではある
がパチンコ遊技機に固定的に設けられている。このた
め、パチンコ遊技機を大量の賞球を収容できるようにし
たり、灰皿39が利用できるようにする場合にも、他の
パーツが必要ない。従って、遊技者はホール従業員等を
呼ぶことなく、必要に応じて即時に灰皿39を準備する
ことができ、又、大量の賞球を収容できるようにするこ
とができる。
側に回動可能に設けられているが、図15及び16に示
すように、これを手前側の下皿凹部31外部に平行移動
可能に設けることもできる。そうすることで、必要に応
じて即時に下皿凹部31の実質的な容量を拡大すること
ができ、その状態においても灰皿39を利用することが
可能である。又、灰皿39は平行に移動するものである
ため、すでに灰皿39に灰や吸い殻を捨ててしまった後
にも、灰をこぼすことなく、灰皿39を手前側に移動さ
せて下皿凹部31の実質的な容量を拡大することができ
る。
ものに限らず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種
々変更した別の実施の形態をとることができる。即ち、
下皿凹部は下部受け皿のほぼ全面に設けられており、そ
の下皿凹部の左端がパチンコ遊技機本体の左端から、パ
チンコ遊技機本体の全幅の20%以内の位置であれば、
どのようなものであってもよい。又、回動可能に設けら
れる実施例1の可倒辺38や実施例3の灰皿39は、軸
支される態様に限られるものではなく、回動可能に設け
られていれば他の態様によるものであってもよい。
受け皿の上面全体にわたって遊技球収容用凹部が設けら
れているため、灰皿を遊技球収容用凹部の隣に併存させ
ていた従来のパチンコ遊技機に比べて、遊技球収容用凹
部を大きく設けることができる。このため、必要に応じ
て遊技球収容用凹部内に設けられた灰皿を取外し、大量
の賞球を収容することができる。
パチンコ遊技機が大当たり状態になってから、払い出さ
れる賞球によって下部受け皿が飽和状態になるまでの時
間が長く、受け皿の飽和による賞球の払出停止及び遊技
球の発射停止までの時間が長い。このため、遊技者はそ
の間に余裕を持って玉箱を準備し、その玉箱に遊技球収
容用凹部内の遊技球を排出することができ、遊技者が賞
球の獲得を逃す可能性が低く、又、獲得できるはずの賞
球を失ったとしてもその数を少なくすることができる。
技球収容用凹部内に取外し可能に設けられている灰皿を
備えるため、必要に応じて灰皿を設置し、喫煙者の要求
に応えることができる。更に、灰皿は遊技球収容用凹部
内において設置されるものであるため、灰皿の取外しに
は灰皿に代る他のパーツが必要ない。よって、遊技者自
身も、ホール従業員等を呼ぶ必要がなくその場で灰皿の
取外しが可能であり、大当たり等の場合にも迅速に遊技
球の収容量拡張を行うことができる。
られているため、灰皿の取り付け取外しの際にも、遊技
球収容用凹部は一定形状であり開口ができたりすること
がない。このため、遊技中に灰皿の取り付け取外しを行
っても、遊技球は溢れ出したり、落下したりすることが
ない。
後にも、同型機間で灰皿を移設することにより、パチン
コ遊技機を交換することなく、そのパチンコ遊技機を灰
皿を有するものとしたり、大量の賞球を収容できるもの
としたりすることができる。そして、パチンコホール内
で禁煙台の位置を変更したり、数を増減させたりする場
合にも容易に対応することができる。
け皿の上面全体にわたって遊技球収容用凹部が設けられ
ているため、遊技球収容用凹部を大きく設けることがで
き、必要に応じて灰皿を移動させて、大量の賞球を収容
できるようにすることができる。よって、灰皿を移動さ
せた状態においては、パチンコ遊技機が大当たり状態に
なってから、払い出される賞球によって下部受け皿が飽
和状態になるまでの時間が長く、受け皿の飽和による賞
球の払出停止までの時間が長い。このため、遊技者が賞
球の獲得を逃す可能性が低く、又、獲得できるはずの賞
球を失ったとしてもその数を少なくすることができる。
を備えるものであるため、必要に応じて喫煙者の吸い殻
や灰の廃棄の要求に応えることができる。そして、灰皿
は移動可能ではあるがパチンコ遊技機に固定的に設けら
れているため、灰皿紛失の心配がない。又、灰皿を遊技
球収容用凹部の外部へ移動させる時だけでなく、遊技球
収容用凹部の内部へ移動させる時にも、他のパーツが必
要ないため、遊技者自身で必要に応じて迅速にパチンコ
遊技機の状態を変えて、大量の賞球を収容できるように
したり、灰皿を利用可能にすることができる。
る。
ある。
る。
の下部受け皿の平面図である。
である。
る。
る。
である。
る。
である。
である。
下皿凹部(遊技球収容用凹部)、31s;下皿小凹部、
311;玉抜き口、32;下部受け皿玉抜きレバー、3
5;外周壁部、36;スライド床部、361a,b;延
長外周壁部、37;灰皿用凹部、38;可倒辺、39;
灰皿、391;箱部、392;ガイド部、4;遊技球発
射装置、41;遊技球発射レバー、9;灰皿、C;主基
板。
Claims (2)
- 【請求項1】 上面全体にわたって遊技球収容用凹部が
設けられている下部受け皿と、該遊技球収容用凹部内に
取外し可能に設けられている灰皿と、を備えることを特
徴とするパチンコ遊技機。 - 【請求項2】 上面全体にわたって遊技球収容用凹部が
設けられている下部受け皿と、該遊技球収容用凹部内に
設けられている灰皿と、を備えるパチンコ遊技機であっ
て、 該灰皿は下部受け皿に対して該遊技球収容用凹部の外部
に移動可能に設置されていることを特徴とするパチンコ
遊技機。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312785A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Aruze Corp | 遊技機の灰皿装置 |
JP2006346307A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP4705731B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2011-06-22 | 株式会社Mrd | 遊技機 |
-
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- 1997-08-27 JP JP24789997A patent/JP4019289B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4705731B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2011-06-22 | 株式会社Mrd | 遊技機 |
JP2005312785A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Aruze Corp | 遊技機の灰皿装置 |
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JP2006346307A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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