JPH1156632A - 電気湯沸器用水位表示装置 - Google Patents

電気湯沸器用水位表示装置

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Publication number
JPH1156632A
JPH1156632A JP22511997A JP22511997A JPH1156632A JP H1156632 A JPH1156632 A JP H1156632A JP 22511997 A JP22511997 A JP 22511997A JP 22511997 A JP22511997 A JP 22511997A JP H1156632 A JPH1156632 A JP H1156632A
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JP
Japan
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water
water level
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plate
display device
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Pending
Application number
JP22511997A
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English (en)
Inventor
Akira Yamazaki
章 山崎
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気湯沸器の水位を明確に監視でき、視覚障
害者が容易に水位を監視でき、全力加熱時を容易に報知
できる電気湯沸器用水位表示装置を提供する。 【解決手段】 ケース1と、ケース1内に配置された容
器3内の水位を検知する水位センサ9と、ケース1の開
口に臨んで設けられた水量表示板12aと、制御部21
とを備え、制御部21は前記水位センサ9が検知する水
位に従い、駆動部20を介して水量表示板12aを移動
させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気湯沸器用水位表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水位表示装置は例えば特
開平7−111943号公報に示されている。この公報
によると、容器に連通して透明ガラス管が設けられ、透
明ガラス管に臨むケースに開口が設けられ、水位表示が
なされている。また、加熱時および沸騰時を知らせるた
めの第1ランプと、保温時を知らせるための第2ランプ
が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の表示装置
では、透明ガラス管を介して、その内部の水位を監視す
るので、水位が見にくい第1の欠点がある。特に最大時
水位と最小時水位を見極めるのが困難である。また視覚
障害者にとっては、上述の視覚による水位監視は更に困
難となる第2の欠点がある。
【0004】更に上述の表示装置では、水温を初期から
沸騰温度まで立上げる時(全力加熱時)と、沸騰温度に
達した時(沸騰時)とで、第1ランプが同じく点灯す
る。その結果、使用者は加熱時を沸騰時と間違える第3
の欠点がある。故に本発明はこの様な従来の欠点を考慮
して、電気湯沸器の水位を明確に監視でき、特に視覚障
害者が容易に水位を監視でき、全力加熱時を容易に報知
できる電気湯沸器用水位表示装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、ケースと、ケース内に配置された容器内
の水位を検知する水位センサと、ケースの開口に臨んで
設けられた水量表示板と、制御部とを備え、制御部は水
位センサが検知する水位に従い、駆動部を介して水量表
示板を移動させるものである。
【0006】望ましくは、水量表示板を透明な材質で成
し、水量表示板に隣接させて不透明板を設けるものであ
る。
【0007】望ましくは、水量表示板の表面に凸部を設
けるものである。
【0008】望ましくは、水量表示板の裏面側に面発光
体を設け、全力加熱時に面発光体を第1表示色で表示さ
せ、保温時に面発光体を第2表示色で表示させる構成と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態に係る
電気湯沸器用水位表示装置を図1と図2に従い説明す
る。図1(a)は上記水位表示装置を用いた電気湯沸器
の構造概略図、図1(b)は上記水位表示装置の断面
図、図2は上記水位表示装置のブロック図である。
【0010】最初に図1に於て、ケース1は鉄板等から
成り、後述の部品を収納するものである。ケース1の適
所に開口2が形成されている。容器3は上方が開口した
有底筒状に形成され、その底部にヒータ4が固定されて
いる。ヒータ4は主ヒータと保温ヒータ(いずれも図示
せず)から構成されている。
【0011】電動ポンプ5の吸入側は連絡管6を介して
容器3の底部と連通し、吐出側は給水管7に連通してい
る。温度センサ8は容器3の側部に固定されている。水
位センサ9は例えば発光素子と受光素子から成り、透明
な給水管7の周囲に配置されている。水位センサ9は容
器3内の水10の水位を検知するものである。
【0012】支持板11は例えば鉄板等から成り、中央
部が凹状になる様に形成され、ケース1に固定されてい
る。支持板11の凹部上に面発光体12が配置され、面
発光体12は例えば、印刷回路基板上に異なる発光色を
持つ発光ダイオードがマトリクス状に配置され、配線さ
れたものである。
【0013】水量表示板12aは例えば透明なプラスチ
ック等から成り、長方形の板状のものであり、その長辺
にラック部13が形成されている。水量表示板12aは
ケース1と、支持板11の下部14との間を移動可能に
設けられている。望しくは、水量表示板12aの表面に
凸部15が形成されている。この様に、水量表示板12
aはケース1の開口2に臨む様に、配置されている。ま
た、水量表示板12aの裏面側に面発光体12が設けら
れている。
【0014】不透明板16は例えば不透明なプラスチッ
ク等から成り、その下端が水量表示板12aの上端に接
触する様に、水量表示板12aに隣接して配置されてい
る。不透明板16はケース1と支持体11の上部17と
の間を移動可能に設けられている。
【0015】歯車18は水量表示板12aに形成された
ラック部13と噛合う様に配置され歯車18の軸孔(図
示せず)にモータ19の軸(図示せず)が挿入、固定さ
れている。歯車18とモータ19等により駆動部20が
構成されている。
【0016】次に図2に於て、制御部21は例えばマイ
クロコンピュータ等から成り、その入力端子が各々、水
位センサ9と温度センサ8に接続されている。制御部2
1の一出力端子は駆動部20に電気的接続され、水量表
示板12は駆動部20に機構的に接続されている。また
制御部21の他の出力端子は異常水位駆動部22に電気
的接続され、ブザー23は異常水位駆動部22に電気的
接続されている。以上の部品により、本電気湯沸器用水
位表示装置24を備えた本電気湯沸器25が構成されて
いる。
【0017】次に、本電気湯沸器25の動作を図1ない
し図3に従い説明する。図3(a)は水10の量が最小
水量の時、水位表示装置24の正面図、図3(b)はそ
の断面図である。
【0018】まず図1に示す様に使用者が容器3内に、
最大水量の位置まで水10を注ぐ。制御部21は水位セ
ンサ9が検知する水位に従い、駆動部20を駆動し、駆
動部20は水量表示板12を移動させる。具体的には、
水位センサ9が給水管7の水位を検知し、水位信号を制
御部21に出力する。制御部21は水位信号が最大水量
である事を判定すると、駆動部20へ出力する。駆動部
20のモータ19が正回転し、歯車18が時計方向へ回
転し、水量表示板12aが上限位置まで移動し駆動部2
0が停止する。
【0019】この様に、水量表示板12aは電気湯沸器
25の露出した部分で表示されるので、使用者は上限
(最大水量)になった事を明確に判断できる。更に、透
明な水量表示板12aと不透明板16との境界線26が
露出しているので、使用者は上限になった事を直ぐに判
かる。また望しくは、水量表示板12aの表面に形成し
た凸部15を設けるので、視覚障害者は凸部15に触れ
る事により、水量が上限にある事を明確に認識できる。
【0020】また使用者が図1に示した最大水量を超え
る水10を注いだ場合、制御部21は水位センサ9が検
知した水位が最大水位を超えたと判定し、異常水位駆動
部22へ出力し、ブザー23を鳴らし、使用者に警報す
る。
【0021】水量が適量である時は、主ヒータと保温ヒ
ータが通電され、水10が加熱される。(これを全力加
熱時と呼ぶ)。全力加熱時に於て、制御部21は面発光
体12を第1表示色で表示させる。例えば制御部21
は、面発光体12に設けられた緑色発光ダイオードのみ
を点灯させる。この様に、面発光体12が緑色を表示す
る事により、使用者に水10の温度が低い事を教え、未
だ沸騰状態にない事を教える。
【0022】更に水温が上昇し沸騰に達すると、制御部
21は主ヒータおよび保温ヒータの通電を停止し、面発
光体12への通電も停止し、使用者に沸騰した事を教え
る。
【0023】更に時間経過し、水温が下がると、制御部
21は保温ヒータのみを通電し、保温状態に入り、制御
部21は面発光体12に設けられた赤色発光ダイオード
のみを点灯させる。この様に面発光体12が第2表示色
(例えば赤色)を表示する事により、使用者に水10の
温度が高い事を教え、給湯可能である事を教える。
【0024】次に使用者が電動ポンプ5を通電させ、給
湯すると、水10の量が減る。そして水位センサ9が給
水管7内の水位が下がった事を検知し制御部21へ出力
し、制御部21は駆動部20へ出力する。その結果、モ
ータ19が逆回転し、歯車18が反時計方向へ回転し、
水量表示板12aが下方へ移動する(図3を参照)。
【0025】そして図3に示す様に、水10の量が最小
水量になると、水量表示板12aが下限位置まで移動し
(水量表示板12の下端がケース1の下端に当接す
る)、駆動部20が停止する。
【0026】水量表示板12aは電気湯沸器25の露出
した部分で表示されるので、使用者は下限(最小水量)
になった事を明確に判断できる。更に、透明な水量表示
板12aと不透明板16との境界線が露出しているの
で、使用者は下限になった事を直ぐに判かる。また、視
覚障害者は凸部15に触れる事により、水量が下限にあ
る事を明確に認識できる。
【0027】また使用者が最小水量を超えて給湯した場
合、制御部21は水位センサ9が検知した水位が最小水
位より低くなったと判定し、異常水位駆動部22へ出力
し、ブザー23を鳴らし、使用者に警報する。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の様に、ケースの開口に臨
んで水量表示板を設け、制御部は水位センサが検知する
水位に従い、駆動部を介して水量表示板を移動させる。
この様に、水量表示板は電気湯沸器の露出した部分で表
示されるので、使用者は水位を明確に認識できる。
【0029】更に望しくは、水量表示板を透明な材質で
成し、水量表示板に隣接させて不透明板を設ける。その
結果、水量表示板と不透明板との境界線が、電気湯沸器
の露出部分で表示され、水位が一層、明確になる。
【0030】また望しくは、水量表示板の表面に凸部を
設け、視覚障害者が凸部に触れる事により、水位を明確
に認識できる。
【0031】本発明は望しくは、水量表示板の裏面側に
面発光体を設け、全力加熱時に面発光体を第1表示色で
表示させ、保温時に面発光体を第2表示色で表示させ
る。この様に全力加熱時のみに面発光体を第1表示色で
表示させるので、全力加熱時(水温立上り時)と沸騰状
態とで表示を区別でき、使用者に対する使い勝手が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は最大水量時に於ける、本電気湯沸
器の構造概略図、図1(b)は本水位表示装置の断面図
である。
【図2】本水位表示装置のブロック図である。
【図3】図3(a)は最小水量時に於ける、本水位表示
装置の正面図、図3(b)はその断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 開口 3 容器 9 水位センサ 10 水 12a 水量表示板 20 駆動部 21 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、該ケース内に配置された容器
    内の水位を検知する水位センサと、前記ケースの開口に
    臨んで設けられた水量表示板と、制御部とを備え、該制
    御部は前記水位センサが検知する水位に従い、駆動部を
    介して前記水量表示板を移動させる事を特徴とする電気
    湯沸器用水位表示装置。
  2. 【請求項2】 前記水量表示板を透明な材質で成し、前
    記水量表示板に隣接させて不透明板を設けた事を特徴と
    する請求項1の電気湯沸器用水位表示装置。
  3. 【請求項3】 前記水量表示板の表面に凸部を設けた事
    を特徴とする請求項1の電気湯沸器用水位表示装置。
  4. 【請求項4】 前記水量表示板の裏面側に面発光体を設
    け、全力加熱時に前記面発光体を第1表示色で表示さ
    せ、保温時に前記面発光体を第2表示色で表示させる構
    成とした事を特徴とする請求項1の電気湯沸器用水位表
    示装置。
JP22511997A 1997-08-21 1997-08-21 電気湯沸器用水位表示装置 Pending JPH1156632A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102521526B1 (ko) * 2022-04-13 2023-04-14 박가온 시각장애인을 위한 주전자

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