JPH115574A - クローラ走行装置 - Google Patents

クローラ走行装置

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JPH115574A
JPH115574A JP16118697A JP16118697A JPH115574A JP H115574 A JPH115574 A JP H115574A JP 16118697 A JP16118697 A JP 16118697A JP 16118697 A JP16118697 A JP 16118697A JP H115574 A JPH115574 A JP H115574A
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JP
Japan
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grease
crawler
traveling device
cylinder
injected
Prior art date
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Pending
Application number
JP16118697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Goto
秀雄 後藤
Shinji Ishiwada
慎二 石和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP16118697A priority Critical patent/JPH115574A/ja
Publication of JPH115574A publication Critical patent/JPH115574A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従動輪4を支持するアジャスタシリンダ2内
のグリスを簡単に回収することができるクローラ走行装
置を提供する。 【解決手段】 駆動輪と従動輪4間に巻掛けたクローラ
を従動輪4又は支持輪をグリス注入式のアジャスタシリ
ンダ2によって張架するとともに、前記アジャスタシリ
ンダ2に注入されたグリスを回収する回収路27を設
け、該回収路27に回収用の容器28を着脱可能に取付
けるように構成したクローラ走行装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設作業機やコンバ
イン等のクローラ式の走行装置のクローラの張り状態を
調整するアジャスタシリンダ2に注入されるグリスを回
収することができるクローラ走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駆動輪と従動輪に巻掛けたクロー
ラのクローラ張り調節は、走行フレームにアジャスタシ
リンダを介して従動輪を進退可能に支持し、このアジャ
スタシリンダ内にフィルバルブ(一種の逆止弁)を介し
て注入されるグリス量によってアジャスタシリンダを伸
動調節して、適正な量だけクローラ張りをするクローラ
走行装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成によるクローラ走行装置は、クローラの取外しを行う
際に、アジャスタシリンダ内のグリスをフィルバルブを
外して抜き取り、従動輪をアジャスタシリンダのシリン
ダを介して退動させるとき、このフィルバルブから排出
されるグリスはその直下に垂れ流し状となるため、これ
をヘラ等で掻取って除去して廃棄しており、このためグ
リスで走行装置やその近傍を汚損したりグリスが無駄に
なる等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来装置の
問題点を解決するためになされたものであって、駆動輪
と従動輪間に巻掛けクローラを、従動輪又は支持輪をグ
リス注入式のアジャスタシリンダによって張架するよう
にしたクローラ走行装置において、前記アジャスタシリ
ンダに注入されたグリスを回収する回収路を設け、該回
収路回収用の容器を着脱可能に取付けるように構成して
いる。
【0005】また、従動輪あるいは支持輪のアジャスタ
シリンダに回収路を設けてグリスを回収するように構成
している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明による
クローラ走行装置の実施形態を説明する。図1に示す1
は、本発明にかゝるアジャスタシリンダ2を備えたクロ
ーラ走行装置であり、このクローラ走行装置1は走行フ
レーム3の前部においてアジャスタシリンダ2を介して
進退可能に支持される従動輪4と後部の駆動輪5間にク
ローラ6を巻掛けて張架するとともに、このクローラ6
の上張側内面を走行フレーム3の中途部に設けた支持輪
(上部転輪)7によって支持するように構成している。
【0007】また、このクローラ走行装置1は走行フレ
ーム3の下部内に下部転輪8を複数個設けるとともに、
その両側に図5に示す形状の排土板30,30を走行フ
レーム3の下方に向けて設け、その下端をクローラ6の
内面に近接させて、走行フレーム3の下部に泥土の侵入
を防止するとともにクローラ外れ等を防止するようにし
ている。
【0008】そしてこの駆動輪5の直前には、図6に示
すように土塊や小石等が駆動輪5に噛み込まれることを
防止するための補助輪31を設けて円滑な走行を行うこ
とができるようにしている。なお、この補助輪31は表
面に排除用の突起が形成されて駆動輪5と逆向き回転す
るものであり、この回転操作は本機側に設置されて機体
の前後進操作用の走行レバー(図示せず)によって同時
操作することができるようになっている。
【0009】次に図2、図3を参照してアジャスタシリ
ンダ2の構成について説明する。アジャスタシリンダ2
は、シリンダ20を従動輪4を回転可能に軸支する二又
状の支持杆21の基部側に形成し、このシリンダ20に
嵌合したピストン22を走行フレーム3内に緩衝用のス
プリング23を介して付勢支持するとともに、シリンダ
20内にピストン22を嵌合させた状態で、支持杆21
を走行フレーム3の前部に形成したガイド部(ガイド
溝)33に前後移動可能に嵌挿している。
【0010】図2(B)に示すように上記シリンダ20
は支持杆21の基部にグリスが通る通孔25を設けると
ともに、この通孔25の端部に形成したネジ部25aに
逆止弁の機能を持つフィルバルブ26を着脱可能に取付
けている。そして上記ネジ部25aのネジ代内にグリス
の回収路27を穿設し、この回収路27内に開口端にL
形の回収パイプ29を設け、その先端にグリスケース2
8(回収用の容器)を装着可能に設けている。
【0011】そしてこの回収パイプ29の開口端が前記
フィルバルブ26と同方向に向けており、この回収パイ
プ29にグリスケース28を取付けた状態でフィルバル
ブ26を緩めて通孔25と回収パイプ29を連通するこ
とによって、シリンダ室20a内に充填されていたグリ
スを排出し、この排出されたグリスをグリスケース28
内に回収するようにしている。
【0012】本発明は以上のように構成したことによ
り、クローラ6の装着及び取外し作業は以下のように行
われる。先ず、クローラ6の装着作業について説明する
と、シリンダ室20a内にグリスを注入しない空の状態
において、従動輪4を支持輪7のストローク一杯に退動
させ、そして最小距離にされた従動輪4と駆動輪5間に
クローラ6を嵌め込む。そしてフィルバルブ26を経由
してグリスガン等適宜な注入器を用いてグリスケース2
8内のグリスをシリンダ室20aに注入して従動輪4を
進動させる。これによってクローラ6は従動輪4と駆動
輪5間に適正な張力で張られて作業が完了する。
【0013】そして走行作業時にはグリスはシリンダ室
20a内に所定量が注入された状態でフィルバルブ26
に内装構成されている逆止弁によって逆流を防止されて
いるので、支持輪7とピストン22とは剛体構造となっ
て、地面の凹凸によるクローラ6の撓み変位をスプリン
グ23で緩衝調節させることができ、円滑な走行ができ
るようになっている。
【0014】そして、クローラ6の交換又はクローラ6
を外してクローラ走行装置1の修理等を行う取外し作業
を行う時には、例えば前記したグリス注入後の空になっ
たグリスケース28を回収パイプ29の開口端に取付け
る。そしてフィルバルブ26を図2(B)の点線で示す
ように緩めて回収路27と通孔25とを連通状態に切換
えると、クローラ6の張力による退動力並びにスプリン
グ23の張力によってシリンダ室20a内のグリスは通
孔25及び回収路27を経て、グリスケース28内に的
確に回収させることができる。
【0015】従って、クローラ6の取外し作業や従動輪
4の退動調節時に排出されたグリスが機体を汚したりす
ることを防止することができるとともに、グリスケース
28内に回収されたグリスは再びこのまま注入利用する
ことができる。なお、クローラ6を再組付する場合には
フィルバルブ26を元の位置にねじ込んで固定した状態
において行うことになる。
【0016】次に、図4を参照して支持輪7をシリンダ
20Aを介して支持した場合について説明する。この支
持輪7について説明すると、上記従動輪4と同様な構成
からなる支持輪7を走行フレーム3の中央部に上下方向
に設けてシリンダ20Aを延長して形成した支持杆21
Aに遊転可能に支持している。そしてこのシリンダ20
Aの側方には回収パイプ29Aが連結してある。
【0017】従って、実線で示す走行案内姿勢からクロ
ーラ6の取外し姿勢に変姿させたいときは、上記回収パ
イプ29Aにグリスケース28を取付けた状態でフィル
バルブ26を緩めることにより上記のものと同様にグリ
スを回収しながら速やかに行うことができるものであ
る。尚、この場合支持輪7の両側に、図1に示すように
走行フレーム3の上部にクローラ6の下方への垂れ下り
を防止する支持片9を設けておき、前記シリンダ20A
内のグリスを抜く時にこの支持片9によってクローラ6
の下側を支持しておくことによってこのクローラ6を外
側に向けて取外し易くすることができる。また、この支
持片9は走行作業時に取外しておくか又は装着したまま
邪魔にならない位置に傾倒させておくとよい。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よるクローラ走行装置によれば、アジャスタシリンダを
介して従動輪を退動させるときシリンダ室内のグリスを
回収路から容器内に排出させて回収することができるの
で、グリスによって周囲を汚損したりグリスを拭き取る
等の煩雑な作業を省力することができて、クローラの調
節或いは取外し作業等を能率よく行うことができる。
【0019】また、クローラを支持する支持輪にも同様
な構成にすることにより、クローラの交換を容易に行う
とともに、グリスの回収を的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行装置の側面図である。
【図2】(A)はアジャスタシリンダの構成を示す側面
図、(B)は要部の断面図である。
【図3】図2(A)の平面図である。
【図4】支持輪の支持構成を示す側面図である。
【図5】走行フレームの縦断面図である。
【図6】駆動輪部分の側面図である。
【符号の説明】
1 クローラ走行装置 2 アジャスタシリ
ンダ 3 走行フレーム 4 従動輪 5 駆動輪 6 クローラ 7 支持輪 20,20A シリ
ンダ 20a シリンダ室 22,22A ピス
トン 25 通孔 26 フィルバルブ 27 回収路 28 グリスケース
(容器) 29,29A 回収パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪5と従動輪4間に巻掛けたクロー
    ラ6を、従動輪4又は支持輪7をグリス注入式のアジャ
    スタシリンダ2によって張架するようにしたクローラ走
    行装置において、 前記アジャスタシリンダ2に注入されたグリスを回収す
    る回収路27を設け、該回収路27に回収用の容器28
    を着脱可能に取付けるように構成したクローラ走行装
    置。
  2. 【請求項2】 従動輪4のアジャスタシリンダ2に回収
    路27を設けてグリスを回収する請求項1のクローラ走
    行装置。
  3. 【請求項3】 支持輪7のアジャスタシリンダ2に回収
    路27を設けてグリスを回収する請求項1のクローラ走
    行装置。
JP16118697A 1997-06-18 1997-06-18 クローラ走行装置 Pending JPH115574A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16118697A JPH115574A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 クローラ走行装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030090014A (ko) * 2002-05-20 2003-11-28 심석주 이동수단용 무한궤도장치
KR100858886B1 (ko) 2007-08-20 2008-09-17 충남대학교산학협력단 무한궤도 장력 조절장치
US9992756B2 (en) 2001-08-14 2018-06-05 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for wireless network connectivity

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