JPH1154686A - リードフレームおよびこれを用いた半導体パッケージ - Google Patents

リードフレームおよびこれを用いた半導体パッケージ

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JPH1154686A
JPH1154686A JP20921197A JP20921197A JPH1154686A JP H1154686 A JPH1154686 A JP H1154686A JP 20921197 A JP20921197 A JP 20921197A JP 20921197 A JP20921197 A JP 20921197A JP H1154686 A JPH1154686 A JP H1154686A
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JP
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lead
lead frame
resin
burr
semiconductor package
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JP20921197A
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Mitsuyasu Matsuo
光恭 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体パッケージの樹脂封止工程において発
生するアウターリード5の中央付近から先端付近へのバ
リ9の付着を防ぐリードフレーム形状を提案する。 【解決手段】 タイバー4を除くアウターリード5表面
のモールド外形6際に、1〜50μmの深さを有する窪
み状のバリ止め10aを形成する。バリ止め10aは、
樹脂封止工程でリードフレーム1と封止金型7のわずか
な隙間から漏れだしてくる封止樹脂を窪みの中に溜める
ことにより、バリ9をモールド外形6の近傍で止め、樹
脂封止型半導体パッケージ製造後、プリント基板に実装
される時に接合に関与するアウターリード5の中央付近
から先端付近へのバリ9の付着を防止する。このため、
バリ取り工程なしに、錫や錫−鉛のはんだめっきを行う
ことが可能であり、製造コストの低下、生産性の向上が
図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂封止型半導体
パッケージに用いられるリードフレームおよびこれを用
いた半導体パッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9(a)は、樹脂封止型半導体パッケ
ージに用いられる従来のリードフレームを示す上面図、
図9(b)はリード部の部分拡大図である。また、図1
0は従来の樹脂封止型半導体パッケージ組立フローを示
す図である。図において、1はリードフレーム、2はこ
のリードフレーム1の内部に設けられたダイパッド、3
はリードフレーム1のリード部を形成し、樹脂封止工程
後半導体パッケージ内部に収納されるインナーリード、
4はリードの中間部を幅方向に連結するタイバー、5は
インナーリード3とタイバー4を隔ててリードを形成す
るアウターリード、6は樹脂封止を行った際に樹脂で覆
われる領域となるモールド外形をそれぞれ示す。
【0003】樹脂封止型半導体パッケージの組立工程で
は、例えば鉄−ニッケルや銅を主成分としたリードフレ
ーム1上に設けられたダイパッド2に、シリコン等から
なる半導体チップ(図示せず)を接着剤やはんだ剤で固
着させるダイボンド工程、リードフレーム1に設けられ
たインナーリード3と半導体チップを金あるいはアルミ
ニウム等の金属細線で結線するワイヤボンド工程、ダイ
パッド2、半導体チップ、インナーリード3を外部から
保護するためにエポキシ樹脂などから構成された封止用
樹脂にて封止する樹脂封止工程(モールド工程)が主に
行われる。樹脂封止工程では、封止金型によりリードフ
レーム1のアウターリード5部をアウターリード5が部
分的に塑性変形する程の高圧力で挟み込み、タイバー4
部分以外には封止樹脂が封止金型の外部に漏れないよう
にしている。樹脂封止工程後には、半導体パッケージを
プリント基板に実装するためのはんだ濡れ性を確保する
ために必要となる錫を主成分とする錫−鉛のはんだめっ
きをアウターリード5に施すはんだめっき工程、アウタ
ーリード5を所定の外形に整えるためのリード加工工程
が行われ、マーク工程を経て樹脂封止型半導体パッケー
ジの全加工工程が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体パッケー
ジのリードフレーム1では、インナーリード3とアウタ
ーリード5がリードフレーム1内の同一平面内に構成さ
れているため、樹脂封止工程において、図11に示すよ
うに、封止金型7とリードフレーム1の取り付け位置の
わずかなずれにより、封止金型7とリードフレーム1間
に隙間が生じ、その隙間から封止樹脂8が漏れだし、タ
イバー4のみならずアウターリード5に、バリ9を発生
させていた。樹脂封止工程で発生したバリ9は、はんだ
めっき工程におけるアウターリード5への錫や鉛等のめ
っき金属の電析を妨げ、めっき不良、ひいては樹脂封止
型半導体パッケージ製品のプリント基板への実装時の実
装不良を引き起こす原因となっていた。
【0005】かゝる問題に対し、例えば特開平1−22
0466号公報では、モールド外形の境界部分に相当す
るアウターリード表面に溝を刻み、かつ樹脂封止工程に
用いる封止金型に対し、アウターリード表面の溝内に入
り込む突起を設ける方法を提案している。しかしなが
ら、この方法では、封止金型とリードフレームとの平面
的な位置合わせに対して、非常に高い精度が必要であ
り、特に、通常封止金型は150度程度に加熱されてい
るため、リードフレームには熱膨張を考慮した溝位置の
設計が必要であった。また、同方法においては、溝は各
アウターリードに対してリード幅全体を横切って形成さ
れるため、リードフレーム全体の剛性を損ない、半導体
パッケージの組立工程中の搬送工程などでフレーム変形
を生じさせ、歩留まり低下やトラブルシューティングの
ために製造装置の稼動率低下を招くなどの問題がある。
さらに、樹脂封止工程で生じる非常に高い型締め圧力に
よって、金型突起の消耗が極端に早く、また、突起部が
損傷し高価な成形コストがかかり、工期に数ヶ月以上も
かかる封止金型を新たに作成する必要がでるなどの問題
があり、実用的ではなく、実際に工業的には使用されて
いない。
【0006】そこで、通常は、樹脂封止工程後、めっき
工程前に、バリ9取り工程を設け、アウターリード5に
漏れだして付着した封止樹脂8を取り除くことが必要不
可欠であった。このため、バリ9取り工程に必要な動
力、薬液、さらに人件費などのコストがかかり、また、
工程が増えるために発生する歩留まりの低下や、スルー
プットを損ない、生産性の低下を招くなどの問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、樹脂封止工程において発生する
アウターリード5の中央付近から先端付近への封止樹脂
すなわちバリ9の付着を防ぐことが可能なリードフレー
ム形状を提案し、このリードフレームを用いた生産性の
高い半導体パッケージを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるリード
フレームは、半導体チップを搭載するダイパッドと、こ
のダイパッドに間隔を置いて配され、半導体チップの入
出力端子と金属細線で接続される複数のリードと、これ
らのリードの中間部を幅方向に連結するタイバーを備え
た樹脂封止型半導体パッケージ用のリードフレームであ
って、リードのうち、樹脂封止後に樹脂で被覆されない
アウターリードの封止樹脂際で、かつタイバーを除く位
置に、窪みを設けたものである。また、窪みは、リード
の幅全体に広く設けられているものである。また、窪み
は、リードに平行な方向に溝状に設けられているもので
ある。さらに、溝状の窪みは、1本のリードに複数個設
けられているものである。また、窪みは、1〜50μm
の深さを有するものである。また、窪みは、リードの表
裏のいずれか片面または両面に設けられているものであ
る。
【0009】また、半導体チップを搭載するダイパッド
と、このダイパッドに間隔を置いて配され、半導体チッ
プの入出力端子と金属細線で接続される複数のリード
と、これらのリードの中間部を幅方向に連結するタイバ
ーを備えた樹脂封止型半導体パッケージ用のリードフレ
ームであって、リードのうち、樹脂封止後に樹脂で被覆
されないアウターリードの封止樹脂際で、かつタイバー
を除く位置に、抜き穴を設けたものである。また、抜き
穴は、リードを貫通しない窪み部を併せ持つものであ
る。さらに、この発明に係わる半導体パッケージは、上
記のいずれかのリードフレームと、リードフレームのダ
イパッドに搭載された半導体チップと、アウターリード
を除くリードフレームおよび半導体チップを覆う封止樹
脂を備え、アウターリードに漏れ出した封止樹脂を、ア
ウターリードに設けられた窪みもしくは抜き穴に溜める
ようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1を図につい
て説明する。図1は、本発明によるリードフレームを用
いた樹脂封止型半導体パッケージの外観を示す斜視図で
ある。図において、21は、本発明によるリードフレー
ムを用いた樹脂封止型半導体パッケージ、5はアウター
リード、8はエポキシ樹脂等よりなる封止樹脂、10は
本発明により、アウターリード5の封止樹脂8際すなわ
ちモールド外形際に形成されたバリ止めである。バリ止
め10の詳細な形状および作用については、以下の実施
の形態1〜5にて説明する。
【0011】図2(a)は、本発明の実施の形態1であ
るリードフレームを示す上面図、図2(b)は、本実施
の形態による窪み状のバリ止め形成部分の拡大図、図2
(c)は図2(b)中に示すA−B断面図である。図に
おいて、1はリードフレーム、2はこのリードフレーム
1の内部に設けられ、半導体チップ(図示せず)を搭載
するダイパッド、3はリードフレーム1のリード部を形
成し、樹脂封止工程後半導体パッケージ内部に収納され
るインナーリード、4はリードの中間部を幅方向に連結
するタイバー、5はインナーリード3とタイバー4を隔
ててリードを形成するアウターリードを示す。インナー
リード3およびアウターリード5よりなるリードは、ダ
イパッド2に間隔を置いて配され、ダイパッド2上に搭
載される半導体チップの入出力端子と金属細線で接続さ
れる。6は樹脂封止を行った際に封止樹脂で覆われる領
域となるモールド外形、10aは、本実施の形態による
窪み状のバリ止めであり、樹脂封止後に樹脂で被覆され
ないアウターリード5の封止樹脂際すなわちモールド外
形6際で、かつタイバー4を除く位置に設けられてお
り、1〜50μmの深さを有する。バリ止め10aの深
さについては、漏れ出てくる封止樹脂の粘性、流動特性
などとフレーム強度が極端に低下しないようなリードフ
レーム1の厚さを考慮し、最適値を設計しておく必要が
ある。
【0012】図3は、本発明によるリードフレームを用
いた樹脂封止型半導体パッケージの組立フロー、および
図4は本実施の形態による半導体パッケージの樹脂封止
工程後の断面図である。図において、7は封止金型、8
は封止樹脂、9は漏れだした封止樹脂であるバリを示し
ている。バリ止め10aは、樹脂封止工程でリードフレ
ーム1と封止金型7のわずかな隙間から漏れだしてくる
封止樹脂を、窪みの中に溜めることによりバリ9をモー
ルド外形6の近傍で止め、樹脂封止型半導体パッケージ
製造後、プリント基板に実装される時に接合に関与する
アウターリード5の中央付近から先端付近へのバリ9の
付着を防止する。このため、樹脂封止工程後に従来行わ
れていたバリ取り工程を省いて、錫や錫−鉛のはんだめ
っき工程を行うことが可能であり、製造コストの低下、
生産性の向上が図られる。本発明による樹脂封止型半導
体パッケージ21は、外観上バリ止め10にバリ9が残
っているが、窪み内にあるバリ9は、その後のリード加
工工程や、アウターリード5の擦れなどの外的因子によ
り剥がれ落ちにくいため、アウターリード5に対するバ
リ9の付着などが発生することはない。また、パラジウ
ム等のめっきを予めリードフレーム1に施している場合
には、バリ取り工程以外にはんだめっき工程等も省略で
き、バリ9取り工程やめっき工程で用いられる薬液の回
収、処理設備も不要となり、大幅なコスト削減を図るこ
とが可能である。
【0013】実施の形態2.図5(a)は、本発明の実
施の形態2であるリードフレームを示す上面図、図5
(b)は、本実施の形態によるバリ止め形成部分の拡大
図である。図において、10bは、アウターリード5の
幅全体に広く形成された窪み状のバリ止めである。な
お、図中、同一、相当部分には同一符号を付し、説明を
省略する。本実施の形態によるバリ止め10bは、タイ
バー4を除くアウターリード5表面のモールド外形6際
に形成され、1〜50μmの深さを有し、封止金型7か
らアウターリード5の幅全体に漏れだしてきたバリ9を
モールド外形6の近傍で止めることができ、実施の形態
1と同様の効果が得られる。
【0014】実施の形態3.図6(a)は、本発明の実
施の形態3であるリードフレームを示す上面図、図6
(b)は、本実施の形態によるバリ止め形成部分の拡大
図である。図において、10cは、リードに対して平行
な方向に形成された溝状のバリ止めである。なお、図
中、同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。本実施の形態によるバリ止め10cは、タイバー4
を除くアウターリード5表面のモールド外形6際に、1
本のリードに対して複数個設けられ、1〜50μmの深
さを有する。これらのバリ止め10cを設けることによ
り、封止金型7からアウターリード5の幅全体に漏れだ
してきたバリ9をモールド外形6の近傍で止めることが
でき、実施の形態1と同様の効果が得られる。さらに、
バリ止め10cは、リードに対して平行な方向に形成さ
れているので、リード加工工程等でアウターリード5を
リードフォーミングする際にリードに対して上下方向の
外力が加わっても、バリ止め10c近傍で容易に座屈変
形しない。このように、複数個のバリ止め10cは、1
個の比較的大きな形状を持つ窪みや溝と同等のバリ止め
効果を持ちながら、モールド外形6の近傍のアウターリ
ード5の強度を損なわずに形成することができるという
メリットを持つ。
【0015】なお、上記実施の形態1〜3において、バ
リ止め10a、10b、10cとなる窪みまたは溝は、
リードの表裏のいずれか片面に設けてもよく、両面に設
けてもよい。バリ止め10a、10b、10cをリード
の両面に設けた場合、バリ止め効果は大きいが、アウタ
ーリード5の強度を考慮して、最適な設計を行う必要が
ある。
【0016】実施の形態4.図7(a)は、本発明の実
施の形態4であるリードフレームを示す上面図、図7
(b)は、本実施の形態によるバリ止め形成部分の拡大
図、図7(c)は図7(b)中に示すA−B断面図であ
る。図において、10dは、タイバー4を除くアウター
リード5表面のモールド外形6際に形成された抜き穴状
のバリ止めである。なお、図中、同一、相当部分には同
一符号を付し、説明を省略する。本実施の形態によるバ
リ止め10dは、モールド外形6近傍で、かつ概して各
アウターリード5の幅方向に対して中心に位置するよう
に形成されているため、リードフレーム1の厚さ方向に
発生したバリ9をとどめることが可能で、比較的バリ9
の量が多い場合に有効であり、実施の形態1と同様の効
果が得られる。また、バリ止め10dは、リードフレー
ム1の製造コストを下げるのに有効である。例えば、エ
ッチング法によるリードフレーム1の製造において、上
記実施の形態1〜3のような窪み状および溝状のバリ止
め10a、10bまたは10c等を形成する場合には、
ハーフエッチを施さなければならないが、抜き穴の場合
には通常のパターン形成と同時にバリ止め10dを容易
に形成することができる。また、製造コストが安い金型
成型法においては、窪みをつけることは技術的に困難で
あるが、抜き穴であれば容易に形成できるため、バリ止
め10dは金型成型法でも形成することができる。
【0017】実施の形態5.図8(a)は、本発明の実
施の形態5であるリードフレームを示す上面図、図8
(b)は、本実施の形態によるバリ止め形成部分の拡大
図、図8(c)は図8(b)中に示すA−B断面図であ
る。図において、10eは、タイバー4を除くアウター
リード5表面のモールド外形6際に形成された抜き穴状
のバリ止めであり、リードを貫通しない窪み部を併せ持
つものである。なお、図中、同一、相当部分には同一符
号を付し、説明を省略する。本実施の形態によるバリ止
め10eは、モールド外形6近傍で、かつ概して各アウ
ターリード5の幅方向に対して中心に位置するように形
成されている。バリ止め10eの窪みを、アウターリー
ド5の幅方向全体に広く形成することにより、封止金型
7からアウターリード5の幅全体に漏れだしてくるバリ
9をモールド外形6の近傍で止めることができ、かつ、
抜き穴を設けることにより、リードフレーム1の厚さ方
向に発生したバリ9をとどめることが可能で、比較的バ
リ9の量が多い場合に有効であり、実施の形態1と同様
の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、樹脂
封止型半導体パッケージ用のリードフレームにおいて、
アウターリードの封止樹脂際に窪みまたは抜き穴を設
け、樹脂封止工程にてアウターリードに漏れ出した封止
樹脂を、これらの窪みまたは抜き穴に溜めるようにした
ので、アウターリード中央付近から先端付近への封止樹
脂(バリ)の付着を防止できるため、従来行われていた
バリ取り工程を省略することができ、コストを大幅に削
減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるリードフレームを用いた樹脂封
止型半導体パッケージを示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1であるリードフレーム
を示す上面図および断面図である。
【図3】 本発明によるリードフレームを用いた樹脂封
止型半導体パッケージの組立フローを示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1である樹脂封止型半導
体パッケージを示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2であるリードフレーム
を示す上面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3であるリードフレーム
を示す上面図である。
【図7】 本発明の実施の形態4であるリードフレーム
を示す上面図および断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態5であるリードフレーム
を示す上面図および断面図である。
【図9】 従来のリードフレームを示す上面図である。
【図10】 従来の樹脂封止型半導体パッケージの組立
フローを示す図である。
【図11】 従来の樹脂封止型半導体パッケージを示す
断面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム、2 ダイパッド、3 インナーリ
ード、4 タイバー、5 アウターリード、6 モール
ド外形、7 封止金型、8 封止樹脂、9 バリ、1
0、10a、10b、10c、10d、10e バリ止
め、21 樹脂封止型半導体パッケージ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップを搭載するダイパッド、こ
    のダイパッドに間隔を置いて配され、上記半導体チップ
    の入出力端子と金属細線で接続される複数のリード、上
    記リードの中間部を幅方向に連結するタイバーを備えた
    樹脂封止型半導体パッケージ用のリードフレームであっ
    て、上記リードのうち、樹脂封止後に樹脂で被覆されな
    いアウターリードの封止樹脂際で、かつ上記タイバーを
    除く位置に、窪みを設けたことを特徴とするリードフレ
    ーム。
  2. 【請求項2】 窪みは、リードの幅全体に広く設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のリードフレー
    ム。
  3. 【請求項3】 窪みは、リードに平行な方向に溝状に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のリードフ
    レーム。
  4. 【請求項4】 溝状の窪みは、1本のリードに複数個設
    けられていることを特徴とする請求項3記載のリードフ
    レーム。
  5. 【請求項5】 窪みは、1〜50μmの深さを有するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記
    載のリードフレーム。
  6. 【請求項6】 窪みは、リードの表裏のいずれか片面ま
    たは両面に設けられていることを特徴とする請求項1〜
    請求項5のいずれか一項に記載のリードフレーム。
  7. 【請求項7】 半導体チップを搭載するダイパッド、こ
    のダイパッドに間隔を置いて配され、上記半導体チップ
    の入出力端子と金属細線で接続される複数のリード、上
    記リードの中間部を幅方向に連結するタイバーを備えた
    樹脂封止型半導体パッケージ用のリードフレームであっ
    て、上記リードのうち、樹脂封止後に樹脂で被覆されな
    いアウターリードの封止樹脂際で、かつ上記タイバーを
    除く位置に、抜き穴を設けたことを特徴とするリードフ
    レーム。
  8. 【請求項8】 抜き穴は、リードを貫通しない窪み部を
    併せ持つことを特徴とする請求項7記載のリードフレー
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記
    載のリードフレーム、上記リードフレームのダイパッド
    に搭載された半導体チップ、アウターリードを除く上記
    リードフレームおよび上記半導体チップを覆う封止樹脂
    を備え、上記アウターリードに漏れ出した上記封止樹脂
    を、上記アウターリードに設けられた窪みもしくは抜き
    穴に溜めることを特徴とする半導体パッケージ。
JP20921197A 1997-08-04 1997-08-04 リードフレームおよびこれを用いた半導体パッケージ Pending JPH1154686A (ja)

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Cited By (4)

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