JPH1153286A - メール端末装置 - Google Patents

メール端末装置

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JPH1153286A
JPH1153286A JP9210671A JP21067197A JPH1153286A JP H1153286 A JPH1153286 A JP H1153286A JP 9210671 A JP9210671 A JP 9210671A JP 21067197 A JP21067197 A JP 21067197A JP H1153286 A JPH1153286 A JP H1153286A
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JP
Japan
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mail
button
terminal device
transmission
display
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP9210671A
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English (en)
Inventor
Satoshi Hisanaga
聡 久永
Taizo Miyaji
泰造 宮地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1153286A publication Critical patent/JPH1153286A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー操作やアイコン操作に習熟していないも
のであっても、メールの設定処理から送受信操作を簡単
に行なうことのできるメール受信端末を提供する。 【解決手段】 キーボード11が設けられた蓋部1と、
キーボード21が設けられた本体部2とが開閉可能に連
結されており、蓋部1には、キーボード11の横に、メ
ールの送受信処理の開始を指示する送信処理開始ボタン
12および受信処理開始ボタン13、メールのメッセー
ジを書くことを指示する作成用ボタン14、受信メール
を表示することを指示する読出し用ボタン15等が設け
られている。このため、メールサーバ接続後、例えば受
信処理開始ボタン13および読出し用ボタン15を操作
すればLCD11等のディスプレイ上に受信メールの内
容がすぐに表示され、ボタン操作によりメール操作が簡
単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバを介
しメールの送受信を行なうメール端末装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスプレイが設けられた蓋部
と、キーボード等の入力部を有する本体部とが回動可能
な連結部等で連結され、その蓋部と本体部とが折り畳め
るようにした、いわゆるラップトップ型の携帯型のメー
ル端末装置では、キーボードやマウス等の各種キーを操
作したり、あるいはディスプレイ上に表示されたアイコ
ンをペン操作する等してメールを作成して送受信してい
た。
【0003】ここで、例えば、このようなメール端末装
置における電子メールの設定作業を説明する。図18
に、従来のメール端末装置における電子メールの設定作
業の一例を示す。まず、本端末がTCP/IPプロトコ
ル通信を利用できるようにダイヤルアップ通信ソフトウ
ェアをインストールするアプリケーションの追加作業を
行ない(ステップ900)、次に本端末が標準的な電子
メールであるE−mailの読込みで利用するTCP/
IPプロトコル(通信データの標準型)を利用できるよ
うにソフトウェアをインストールするプロトコルの追加
作業を行ない(ステップ910)、続いて接続先の電話
番号を設定する接続先の設定作業を行なう(ステップ9
20)。そして、最後に、接続先のIPアドレス(ネッ
トワーク接続に必要な項目)を設定してメモリ等に記憶
させ、ユーザメイトパスワードを入力するプロバイダ接
続に必要な各種の値の設定作業を行なう(ステップ93
0)。
【0004】各ステップにおける処理を詳細に説明する
と、上記ステップ900のアプリケーションの追加作業
処理では、通常、操作員がマウス操作等により「スター
トメニュー」を選択すると、端末側では「設定」メニュ
ーを表示し、次に操作員がマウス操作等により「設定」
を選択すると、端末側では「コントロールパネルウイン
ドウ」を表示し、次に操作員が「コントロールパネルウ
インドウ」中の「アプリケーションの追加と削除」を選
択すると、端末側では「アプリケーションの追加と削除
のプロパティウインドウ」を表示し、次に操作員がマウ
ス操作等により「アプリケーションの追加と削除のプロ
パティウインドウ」中の「通信」メニューをダブルクリ
ックすると、端末側では「通信ウインドウ」を表示し、
次に操作員がマウス操作等により「通信ウインドウ」の
「ダイヤルアップネットワーク」を選択し、さらに「通
信ウインドウ」の「OK」を選択すると、端末側では格
納用記憶手段に格納されたダイヤルアップネットワーク
に必要なプログラムをオペレーションシステムが使用可
能な記憶手段に転送して記憶する。
【0005】また、上記ステップ910の処理では、ま
ず、操作員がマウス操作等により「コントロールパネル
ウインドウ」中の「ネットワークアイコン」を選択する
と、端末側では「ネットワークウインドウ」を表示し、
次いで操作員がマウス操作等により「ネットワークウイ
ンドウ」の追加を選択すると、端末側では「ネットワー
ク構成ファイルの追加ウインドウ」を表示し、次に操作
員がマウス操作等により「ネットワーク構成ファイルの
追加ウインドウ」のプロトコルを追加を選択すると、端
末側では「ネットワークプロトコルの選択ウインドウ」
を表示し、次に操作員がマウス操作等により「ネットワ
ークプロトコルの選択ウインドウ」の「TCP/IP」
を選択し、さらに操作員がマウス操作等により「ネット
ワークプロトコルの選択ウインドウ」の「OK」を選択
すると、格納用記憶手段に格納されたTCP/IPプリ
アンブル利用に必要なプログラムをオペレーティングシ
ステムが使用可能な記憶手段に転送して記憶する。
【0006】また、上記ステップ920の電子メールの
設定処理では、操作員がマウス操作等により画面上に表
示された「マイコンピュータアイコン」を選択すると、
端末側ではマイコンピュータアイコン」を表示し、次に
操作員がマウス操作等により「マイコンピュータウイン
ドウ」の「ダイヤルアップネットワーク」を選択する
と、端末側では「ダイヤルアップネットワークウインド
ウ」を表示し、次に操作員がマウス操作等により「ダイ
ヤルアップネットワークウインドウ」中の「新しい接続
アイコン」を選択すると、端末側では「新しい接続アイ
コン」を表示し、次いで操作員がキーボード等により
「新しい接続ウインドウ」に任意の「接続名」を入力す
ると、「通信ウインドウ」を表示する。そして、操作員
がマウス操作等により「新しい接続ウインドウ」の「モ
デム選択メニュー」から装置に接続しているモデム装置
の型名を選択し(ただし、モデム装置のための設定は済
んでいることにする。)、さらに「新しい接続ウインド
ウ」の「設定」を選択すると、端末側では「新しい接続
ウインドウ」の中身が電話番号の入力画面になり、次い
で操作員がキーボード等により「新しい接続ウインド
ウ」で電話番号を入力し、さらに「新しい接続ウインド
ウ」の「次へ」を選択すると、「新しい接続ウインド
ウ」の中身が設定確認画面になり、最後に操作員がマウ
ス操作等により「新しい接続ウインドウ」の「完了」を
選択すると、端末側では記憶主段に転送して記憶する。
【0007】さらに、上記ステップ930のプロバイダ
接続に必要な各種の値設定処理では、操作員がマウス操
作等により画面上に表示された「マイコンピュータアイ
コン」を選択すると、端末側では「設定」メニューを表
示し、次に操作員がマウス操作等により画面上に表示さ
れた「マイコンピュータウインドウ」の「ダイヤルアッ
プネットワークアイコン」を選択すると、端末側では
「アプリケーションの追加と削除のプロパティウインド
ウ」を表示し、次に操作員がマウス操作等により「ダイ
ヤルアップネットワークウインドウ」中の「接続名(接
続先の設定において入力したもの)」を選択すると、端
末側では「接続名のウインドウ」を表示し、次に操作員
がマウス操作等により「接続名のウインドウ」の「サー
バの種類」を選択すると、端末側では「サーバの種類ウ
インドウ」を表示し、次に操作員がマウス操作等により
「サーバの種類ウインドウ」の「ネットワークへのログ
イン」、「TCP/IP」、「PPP接続」を選択し、
さらに「サーバの種類ウインドウ」の「TCP/IP設
定」を選択すると、端末側では「TCP/IP設定ウイ
ンドウ」を表示する。そして、操作員がキーボード等に
より「TCP/IP設定ウインドウ」においてDNS
(ドメインネームサーバ)のIPアドレス(数値)を入
力し、さらに「TCP/IP設定ウインドウ」の「O
K」を選択すると、端末側では「接続ウインドウ」を表
示し、次に操作員がキーボード等により「接続ウインド
ウ」においてユーザ名とパスワードとを入力し、さらに
マウス操作等により「接続ウインドウ」の「接続」を選
択すると、電話をかけてPPP接続を行なって実際に接
続し、TCP/IPの設定内容とPPP接続であるとい
う設定内容をオペレーションシステムが使用可能な記憶
手段に転送して記憶する。なお、このような設定が、同
じ端末で複数の利用者がメールを利用するときに必ず一
回は設定必要となり、従来は、パソコン等の端末購入後
必ず必要であったり、また一人で2台端末を所有してい
るときにどちらにも設定が必要であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のメール端末装置では、上述のように、電子メールの
設定作業だけでも、アプリケーション追加作業から、プ
ロトコルの追加作業、接続先の設定作業、プロバイダ接
続に必要な各種の値の設定作業があり、これらの各作業
において、操作員が所定の順序に従って、何回もディス
プレイ上に表示された各種アイコンをマウス等により選
択したり、キーボードによって情報の入力を行なってい
たため、これらの操作に習熟していないものにとって
は、メールの送受信ができなかったり、あるいはその手
間がかかったり、さらにはメール送受信する際に操作ミ
スを起こす、という問題があった。
【0009】そこで、本発明は、このような問題に着目
してなされたもので、キー操作やアイコン操作に習熟し
ていないものであっても、メールの設定操作からメール
送受信操作を簡単に行なうことのできるメール受信端末
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、入力手段と、ディスプレイを有する筐
体でメールの送受信処理を行なうメール送受信処理手段
を有する、メールサーバを介し電子メールの送受信を行
なうものである。
【0011】特に、入力手段を本体部とし、ディスプレ
イを蓋部として、これらの前面が対向して開閉するよう
に連結されているものである。ものである。
【0012】また、送信ボタンと、送信実行手段を有
し、送信ボタンを操作すると、送信ボタンからメール送
信処理の指示を送信実行手段へ送り、送信実行手段はメ
ール送信に必要な処理を順次必要な処理手段へ実行する
ように指示し、各手段の処理によりメールの送信を行う
ものである。
【0013】また、受信ボタンと受信実行手段を有し、
受信ボタンを操作すると、受信ボタンからメール受信処
理の指示を受信実行手段へ送り、受信実行手段はメール
受信に必要な処理を順次必要な処理手段へ実行するよう
に指示し、各手段の処理によりメールの受信を行うもの
である。
【0014】ディスプレイの横に読出し用ボタンを設
け、表示手段に受信済みのメール一覧が表示されていて
かつその中で一つまたはいくつかのメールが選択されて
いる状態において、上記読み出し用ボタンが押されたと
きに、受信済みの電子メールの内容をディスプレイ上に
表示させる指示をメール送受信処理手段へ送り、選択さ
れたメールの内容をディスプレイ上に表示するものであ
【0015】ディスプレイ上に表示された受信済みのメ
ールのリスト上で受信済みのメールに対して一括処理を
するための選択するマークボタンを設け、メール送受信
処理手段は、受信済みのメール一覧が表示手段に表示さ
れている状態でかつ、上記マークボタンが操作された場
合、リスト中で指定された受信済みのメールの表示を他
のメールと異なるようにし、選択されている状態である
ことがわかるように表示するものである。
【0016】ディスプレイの横に、ディスプレイ上に表
示された受信メールのリスト中から消去等の処理対象と
する受信メールの選択を、表示されている順番に対応し
た数値により行なうテンキーを設けるものである。
【0017】蓋部におけるディスプレイの横に作成メッ
セージの作成を指示する作成用ボタンを設け、メール送
受信処理手段は、上記作成用ボタンが操作された場合、
電子メールの作成に必要なメールの宛先、題名本文を入
力するための文書編集用画面を表示するものである。
【0018】蓋部におけるディスプレイの横に返信メッ
セージの作成を指示する返信用ボタンを設け、メール送
受信処理手段は、上記返信用ボタンが操作された場合、
電子メールの作成に必要なメールの宛先、題名本文を入
力するための文書編集用画面を表示するものである。
【0019】メールの受信を報知する発光部を設け、メ
ール送受信処理手段は、メールを既に受信している状態
においてかつメールを受信してから現在まで操作員がメ
ール端末装置を何も操作していない状態において、上記
発光部に指示を出力してメールの受信を報知するもので
ある。
【0020】メールの受信を間隔を置いて行うためのタ
イマー手段と装置の電源の入切を行う電源スイッチ手段
を設け、タイマー手段が所定時間毎に指示を行い電源ス
イッチ手段へ電源オンをさせ、メール送受信処理手段へ
指示をして、メールサーバにアクセスして自己宛てのメ
ールがあればこれを取込み、その後に再び電源スイッチ
手段へ指示を出し電源を切るものである。
【0021】さらに、予めメールサーバとの接続に必要
な情報を予め記憶した着脱可能な記憶手段を設け、メー
ル送受信処理手段は、電源オンにより上記記憶手段に記
憶された情報を読み込み、メールの送受信の操作があっ
たときにこの情報が使えるようにするものである。これ
により、このような記憶手段を持ち運び端末につなげる
だけで、複数の人が同じ端末の設定作業をしないで共有
することができたり、また一人で複数の端末の設定作業
をしないで利用でき、さらにはこのような記憶手段毎に
販売(頒布)すれば、設定を一度もしないでメールを利
用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1に、本発明に
係るメール端末装置の実施の形態1の使用状態を示す。
この実施の形態1のメール端末装置では、蓋部1にディ
スプレイであるLCD11等が設けられていると共に、
本体部2には通常のキーボード21が設けられている。
なお、蓋部1と本体部2とは、連結部3により回動可能
に結合されており、この連結部3によりLCD11等の
ディスプレイ表面とキーボード21上面とが対向するよ
うに閉じられたり、この図1に示す状態のように開かれ
るように構成されている。
【0023】この蓋部1のディスプレイ21が設けられ
ている面(以下、「前面」という。)には、ディスプレ
イ21と並列して、“送る”と表記された送信処理開始
ボタン12と、“受け取る”と表記された受信処理開始
ボタン13と、“読む”と表記された読出し用ボタン1
4a、“書く”と表記された作成用ボタン14b、“返
事”と表記された返事用ボタン14d、“直す”と表記
された修正用ボタン14c、“保存”と表記された保存
用ボタン14e、および“マーク”と表記されたマーク
ボタン14f等からなる各種編集処理ボタンと、テンキ
ー15とが設けられている。なお、テンキー15は、本
体部2側のキーボード21と共に設けられていても勿論
良い。
【0024】ここで、送信処理開始ボタン12は、メー
ルの送信処理の開始を指示する信号を入力するためのも
のであり、受信処理開始ボタン13は、メールの受信処
理の開始を指示する信号を入力するためのものである。
また、読出し用ボタン14aは、受信メールを読むこと
を指示するものであり、作成用ボタン14bは、作成メ
ッセージを新規に作成することを指示するもの、返事用
ボタン14dは、受信メールを発信基に返信することを
指示もの、修正用ボタン14cは、いったん作成した作
成メッセージを訂正することを指示するもの、返事用ボ
タン14dは、受信したメールを発信元に返信するため
のもの、保存ボタン14eは作成等したメッセージを後
述する発信用メールボックスや受信用メールボックスに
格納するための指示をするもの、マークボタン14f
は、LCD11上に表示された受信済みのメールのリス
ト上で受信済みのメールに対して一括処理をするための
選択するもの、テンキー15は、0〜9までの数値や
*、#等のボタンからなる電話番号を入力するためのも
ので、これらの各種編集処理ボタンが操作された後の本
端末における各種編集処理について後述する。
【0025】図2に、実施の形態1のメール端末装置の
不使用状態を示す。この図に示すように、このメール端
末装置の不使用状態では、携帯に便利なように、LCD
11等のディスプレイ前面とキーボード21上面とが対
向するように蓋部1と本体部2とが閉じられる。このメ
ール端末装置の蓋部11のLCD11等のディスプレイ
の設けられていない側の面(以下「後面」という。)に
は、メールの受信を当該受信メールが未読である間発光
して示すLED発光部16と、後述するメール着信自動
報知処理の開始を指示するメール着信自動報知ボタン1
7が設けられている。尚、このメール着信自動報知ボタ
ン17は、なくても良い。ただし、このメール着信自動
報知ボタン17を設けない場合には、主電源のオフ中
は、サブ電源により動作しているタイマにより常に決ま
った時間または時間間隔で主電源を起動して、メール着
信自動報知処理を行なうことになる。また、LED発光
部1は、メール着信自動報知ボタン17上に設けられる
ようにしても良い。また、本体部2側面には、主電源の
オン・オフを制御する電源スイッチ26が設けられてい
る。
【0026】図3に、この実施の形態1のメール端末装
置の構成を示す。この実施の形態1のメール端末装置
は、図に示すように、上述のLCD11、送信処理開始
ボタン12、受信処理開始ボタン13、各種編集処理ボ
タン14a〜14f、テンキー15、LED発光部1
6、メール着信自動報知ボタン17、キーボード(KE
YBOARD)21の他に、本発明のメール送受信処理
手段や、送信実行手段、受信実行手段、またはワードプ
ロセッサ処理部等として機能するCPU22、メール利
用ソフトウェアプログラムやワードプロセッサプログラ
ム等の各種アプリケーションプログラムが格納されたR
OM23、DRAM24、主電源25a、サブ電源25
b、主電源25aのオン・オフを制御する電源スイッチ
26、後述するプロバイダ接続に必要な各種の値情報や
プログラムが格納された挿脱自在のROMカートリッジ
等のメモリカード27、メモリカード用インターフェー
スLSI28、FDDドライブ29、キーボードコント
ローラ30、モデムジャック31、およびモデムLSI
32が16ビットのバスを介し接続されて構成されてい
る。
【0027】次に、以上のように構成された実施の形態
1のメール端末装置の動作を図面を参照して説明する。
尚、この実施の形態1のメール端末装置には、以下の処
理、すなわち、 (1)メールの設定処理。 (2)メールの送信処理。 (3)メールの受信処理。 (4)メールの読出し、作成等のメールの編集処理。 (5)メールの着信自動報知処理。 があるので、これらの処理毎にこの実施の形態1の動作
を説明するものとする。
【0028】(1)メールの設定処理。 図4は、メール設定処理により起動およびインストール
されるこのメール端末装置のCPU22の機能等を手段
として示したものである。このメール端末装置のCPU
22は、このメール設定処理によって、ROM23に予
め格納されたメール利用ソフトウェアプログラムにより
メール管理手段22a、メール取り出し手段22b、メ
ール発信手段22c、メール編集手段22d、メール環
境情報読込み手段22gのメール送受信処理手段として
起動し、メール環境情報読込み手段22gによってメモ
リカード27に格納されたPPP接続プログラムおよび
TCP/IP通信プログラム等のメール設定プログラム
や後述する情報をこの端末内に読み込んで、PPP接続
手段22hおよびTCP/IP通信手段22iとして機
能するように構成されている。なお、図中、22e,2
2fは、それぞれ、DRAM24等に作成される受信
用,発信用メールボックスであり、また、6は、プロバ
イダとの契約により接続されるメールサーバ、7は、メ
ールサーバ6とこのメール端末装置とを接続するネット
ワークである。
【0029】図5に、このメール設定処理を行なう際の
処理手順の一例をフローチャートにより示す。このメー
ル設定処理では、まず、操作員が電源スイッチ26を押
して、電源を入れると、それと同時にメール設定開始指
示が出力される(ステップ100)。すると、電源スイ
ッチ26からメール環境情報読み込み手段22gとして
機能するCPU22(以下、単に「メール環境情報読み
込み手段22g」といい、この手段として機能するCP
U22の語は略す。CPU22が機能する他の手段につ
いても以下、同様とする。)にメール設定の指示が送ら
れ(ステップ110)、メール環境情報読み込み手段2
2gは、プロバイダの接続に必要な情報や、PPP接続
プログラム、TCP/IP通信プログラム、接続先のロ
グイン名、パスワード、メール取得のためのメールサー
バIPアドレス、メール送信のためのメールサーバIP
アドレス等の接続先の設定情報を読込み、本端末装置中
のDRAM24等に書き込むようにする(ステップ12
0)。
【0030】このため、電源スイッチ26のオンにより
開始するこのメール設定処理により、CPU22は、自
動的にメモリカード27からPPP接続プログラム、T
CP/IP通信プログラム、プロバイダの接続に必要な
情報および接続先の設定情報等を読込み、これを利用し
てPPP接続手段22hおよびTCP/IP通信手段2
2iとして機能することになる。
【0031】従って、この実施の形態1のメール端末装
置のメール設定処理によれば、メモリカード27を本端
末装置に装着して、電源スイッチ26を入れるだけで、
メモリカード27からプロバイダ接続に必要な各種情報
やプログラム等が読み込まれて、上記メールの設定処理
が自動的に行なわれるようにしたため、キー操作やアイ
コン操作に習熟していないものであっても、わずらわし
いメール環境情報の読込みおよび設定処理を操作員が意
識せず、メール設定操作を簡単に行なうことが可能にな
ると共に、メールを使用する場合には、このメモリカー
ド27を端末に差し込むだけで、その端末から設定不要
で、その人が利用したい設定のメールが利用できること
になる。
【0032】なお、この実施の形態1では、電源スイッ
チ26のオンにより自動的にメール設定処理を開始する
ように説明したが、電源スイッチ26とは別にメール設
定開始ボタン等を設けて、このボタンの操作によりメー
ル設定の指示を入力できるようにしても勿論良い。
【0033】また、この実施の形態1のメール端末装置
では、送信処理開始ボタン12や、受信処理開始ボタン
13、各種編集処理ボタン14a〜14fおよびテンキ
ー15を、蓋部1におけるLCD11等のディスプレイ
の横であるLCD11等のディスプレイの設けられてい
ない箇所に並列して設け、本体部2のキーボード21上
に設けないようにしたため、それらのボタンの操作によ
りメール設定操作を簡単に行なうことができるだけでな
く、キーボード21として市販の汎用のキーボードを利
用でき、コストが下がると共に、キーボード21にそれ
らのボタン等を設けないのでキーボード21の投射面積
が小さくなり、本端末装置全体の小型化を図ることがで
き、携帯に便利になる。
【0034】(2)メールの送信処理。 図6は、メール送信処理を行なう際に必要となるこのメ
ール端末装置のCPU22の機能等を手段として示した
ものである。具体的には、このメール端末装置のCPU
22は、送信処理開始ボタン12を押すことにより、メ
ール管理手段22a、メール取り出し手段22b、メー
ル発信手段22c、メール編集手段22d等のメール送
受信処理手段、送信実行手段22j、PPP接続手段2
hおよびTCP/IP通信手段22iとして機能するこ
とを示している。尚、このCPU22が、PPP接続手
段2hおよびTCP/IP通信手段22iとして機能す
るためには、上述の図5に示すメール設定処理が行なわ
れていることが必要である。また、このメール端末装置
がネットワーク7を介し接続されるメールサーバ6は、
モデム61、PPP接続受け側手段2h、TCP/IP
通信手段63、メール発信受け側手段64、発信用メー
ルボックス65、メール配送手段66、受信用メールボ
ックス67、メル取り出し受け側手段68とを有してお
り、他のメールシステムと接続されている。
【0035】図7に、メール送信処理を行なう際の処理
手順の一例をフローチャートにより示す。この処理で
は、まず、操作員が送信処理開始ボタン12を押すと、
送信実行手段22jへ送信処理開始命令が送られ(ステ
ップ200)、送信実行手段22jは、DRAM24等
の記憶手段に記憶されているプロバイダ接続に必要な各
種情報からログイン名、送信用メールサーバ6のIPア
ドレスを読み出す(ステップ210)。
【0036】すると、送信実行手段22jは、DRAM
24等の記憶手段に記憶されているプロバイダ接続に必
要な各種情報からパスワードと電話番号を読み出して入
力するようにする(ステップ216)。なお、このステ
ップ216の代わりに、送信実行手段22jが、LCD
11等のディスプレイにパスワードと電話番号を入力の
指示を表示し(ステップ212)、操作員がそのLCD
11等のディスプレイに表示されたパスワードと電話番
号の入力指示を見てキーボード21やテンキー15によ
りパスワードとプロバイダの電話番号を入力して、それ
らが送信実行手段22jへ送られるようにしてもよい
(ステップ214)。図7では、この両方の処理を示し
ている。
【0037】次に、送信実行手段22jは、PPP接続
手段22hを起動して、同時にログイン名と、パスワー
ドと、送信用メールサーバ6のIPアドレスとを渡すと
共に、また電話番号も渡す(ステップ220)。する
と、PPP接続手段22hは、モデム32を介してメー
ルサーバ6へ電話をかけ、TCP/IP通信を可能にす
るPPP接続を行ない、メールサーバ6側のTCP/I
P通信手段63が通信可能になり、そのPPP接続が完
了した場合には送信実行手段22kに接続完了を伝達す
る(ステップ230)。
【0038】次に、送信実行手段22jは、メール利用
ソフトウェアプログラムを起動して、次にログイン名
と、パスワードと、発信用のメールサーバ6のIPアド
レスとを添えてメール管理手段22aに発信を指示し
(ステップ240)、メール管理手段22aは、その指
示を受けて、メール取り出し手段22bへ、ログイン名
と、パスワードと、発信用メールサーバIPアドレスを
添えて発信を指示する(ステップ250)。メール発信
手段22cは、発信用メールボックス22fからメール
を読出し、TCP/IP通信手段22iを介してメール
サーバ6に接続し、SMTP規約にのっとった方式でメ
ールを送信し(ステップ260)、その送信が終了した
場合には、メール管理手段22aに送信終了を伝えるよ
うにする(ステップ270)。なお、メールサーバ6側
では、受信したメールを発信用メールボックス65に格
納し、メール配送手段66がメールを宛先に配送する。
【0039】そして最後に、送信終了を受けたメール管
理手段22aは電話を切り(ステップ280)、これで
メールの送信処理が終了する。従って、この実施の形態
1のメール端末装置のメール送信処理によれば、送信処
理開始ボタン12を押すだけで、上記メールの送信処理
が自動的に行なえるようにしたため、キー操作やアイコ
ン操作に習熟していないものであっても、メール送信操
作を簡単に行なうことが可能になる。
【0040】(3)メールの受信処理。 図8は、メール受信処理を行なう際に必要となるこのメ
ール端末装置のCPU22の機能等を手段として示した
ものである。具体的には、このメール端末装置のCPU
22は、受信処理開始ボタン13を押すことにより、メ
ール管理手段22a、メール取り出し手段22b、メー
ル発信手段22c、メール編集手段22d等のメール送
受信処理手段、受信実行手段22k、PPP接続手段2
hおよびTCP/IP通信手段22iとして機能するこ
とを示している。
【0041】図9に、メール受信処理を行なう際の処理
手順の一例をフローチャートにより示す。この処理で
は、まず、操作員が受信処理開始ボタン13を押すと、
受信実行手段22kへ受信処理開始命令が送られ(ステ
ップ300)、受信実行手段22kは、DRAM24等
の記憶手段に記憶されているプロバイダ接続に必要な各
種情報からログイン名、読出し用メールサーバIPアド
レスを読み出す(ステップ310)。
【0042】すると、受信実行手段22kは、DRAM
24等の記憶手段に記憶されているプロバイダ接続に必
要な各種情報からパスワードと電話番号を読み出して入
力するようにする(ステップ316)。なお、このステ
ップ316の代わりに、受信実行手段22kが、LCD
11等のディスプレイにパスワードと電話番号を入力の
指示を表示し(ステップ312)、操作員がそのLCD
11等のディスプレイに表示されたパスワードと電話番
号の入力指示を見てキーボード21やテンキー15によ
りパスワードとプロバイダの電話番号を入力して、それ
らが受信実行手段22kへ送られるようにしてもよい
(ステップ314)。図では、この両方の処理を示して
いる。
【0043】次に、受信実行手段22kは、PPP接続
手段22hを起動して、ログイン名と、パスワードと、
読出し用メールサーバIPアドレスとを同時に渡すと共
に、また電話番号も渡す(ステップ320)。PPP接
続手段22hは、モデム32を介してメールサーバ6へ
電話をかけ、TCP/IP通信を可能にするPPP接続
を行ない、メールサーバ6側のTCP/IP通信手段6
3が通信可能になり、そのPPP接続が完了した場合に
は受信実行手段22kに接続完了を伝達する(ステップ
330)。
【0044】すると、受信実行手段22kは、メール利
用ソフトウェアプログラムを起動して、次にログイン名
と、パスワードと、読出し用メールサーバIPアドレス
とを添えてメール管理手段22aに受信を指示し(ステ
ップ340)、メール管理手段22aは、その指示を受
けて、メール取り出し手段22bへ、ログイン名と、パ
スワードと、読出し用メールサーバIPアドレスを添え
て受信を指示する(ステップ350)。メール取り出し
手段22bは、TCP/IP通信手段22iを介してメ
ールサーバ6に接続して、POP3規約にのっとった方
式でメールを取り出し(ステップ360)、取り出した
メールをLCD11等のディスプレイに表示すると共
に、DRAM24等のメモリに記憶して、メール管理手
段22aに受信処理の終了を伝えるようにする(ステッ
プ370)。なお、取り出した受信メールの表示方法
は、後述する。
【0045】そして最後に、受信終了を受けたメール管
理手段22aは電話を切り(ステップ380)、これで
メールの受信処理が終了する。従って、この実施の形態
1のメール端末装置のメール受信処理によれば、受信処
理開始ボタン13を押すだけで、上記メールの受信処理
が自動的に行なえるため、キー操作やアイコン操作に習
熟していないものであっても、簡単にメール受信操作を
行なうことが可能になる。
【0046】(4)メールの読出し、作成等のメールの
編集処理。 図10は、メール編集処理を行なう際に必要となるこの
メール端末装置のCPU22の機能等を手段として示し
たものである。具体的には、このメール端末装置のCP
U22は、各種編集処理ボタンである読出し用ボタン1
4a、作成用ボタン14b、返事用ボタン14d、修正
用ボタン14c、消去用ボタン14e、マークボタン1
4fを押すことにより、後述するメール管理手段22a
および選択命令蓄積手段22m等のメール送受信処理手
段として機能することを示している。
【0047】図11は、メールの編集処理の一つである
読出し用ボタン14aが押された際に行なわれるメール
の読出し処理の処理手順の一例をフローチャートにより
示す。
【0048】まず、この処理を行なう前提として、メー
ル管理手段22aが起動して、メール編集手段22dに
メールリストを作成するように指令が送られており、メ
ール編集手段22dが、その指令を受けて、受信用メー
ルボックス22eからメールを取り出して、メールのリ
スト(一覧表)を作成してメール管理手段22eに送
り、メール管理手段22aがそのリストをLCD11上
に表示され、かつ、その中で一つまたはいくつかのメー
ルが選択されている状態にあるとする。
【0049】なお、リスト上のメールの指定方法として
は、操作員がLCD11上のリストを見て、キーボード
21上のカーソル移動キー(図示せず。)や、テンキー
15により、押されたテンキー15に対応したメールを
選択できるようにしておけば良い。具体的には、例えば
テンキー15中の“1”のキーが押された場合には、リ
スト上の1番目のメールが選択される一方、“4”のキ
ーが押された場合には、リスト上の最初から4番目のメ
ールが選択されて表示されるようにする。
【0050】そして、読み出し用ボタン14aが押され
ると、受信済みの電子メールの内容をディスプレイ上に
表示させる指示をメール管理手段22aに送られ(ステ
ップ400)、メール管理手段22aは、メール編集手
段22dを起動して(ステップ410)、メール編集手
段22dは選択されているメールの内容をLCD11上
に表示する(ステップ420)。
【0051】このため、読出し用ボタン14aのボタン
操作により、簡単に、受信したメールのリスト上から特
定のメールを読出すことができる。
【0052】図12は、メールの編集処理の一つである
作成用ボタン14bが押された際に行なわれるメールの
作成処理の処理手順の一例をフローチャートにより示
す。この作成処理では、まず、操作員が作成用ボタン1
4bを押すと(ステップ500)、メール管理手段22
aはメール編集手段22dを起動して(ステップ51
0)、メール編集手段22dは、操作員がキーボード2
1等により入力する作成メッセージを編集して、続いて
操作員が保存ボタン14eを押した時点でのメールを発
信用メールボックス22fに蓄積する(ステップ52
0)。
【0053】このため、その後、操作員が送信開始指示
ボタン12を押すと、上述の図7に示す処理が自動的に
行なわれ、発信用メールボックス22fに蓄積されたメ
ールを送信することができ、ボタン操作により簡単にメ
ールを作成して送信できることになる。
【0054】図13は、メールの編集処理の一つである
修正用ボタン14cが押された際に行なわれるメールの
修正処理の処理手順の一例をフローチャートにより示
す。この修正処理では、まず、操作員が修正用ボタン1
4cを押すと(ステップ600)、メール管理手段22
aは、選択されているメールを読込み、LCD11等の
ディスプレイ上に表示し、メール編集手段22dを起動
する(ステップ610)。
【0055】メール編集手段22dは、LCD11等の
ディスプレイ上に表示されているメッセージを、操作員
がキーボード21等により入力するメッセージに修正
し、続いて操作員が保存ボタン14eを押した時点でそ
の修正されたメールを発信用メールボックスに蓄積する
(ステップ620)。
【0056】このため、修正用ボタン14cの操作によ
り、簡単にメールの修正を行なうことができることにな
る。
【0057】図14は、メールの編集処理の一つである
返事用ボタン14dが押された際に行なわれるメールの
返事処理の処理手順の一例をフローチャートにより示
す。この返事処理では、まず、操作員が返事用ボタン1
4dを押すと(ステップ700)、その指令がメール管
理手段22aに送られ、メール管理手段22aは、選択
されているメールを読込み、「差出人のメールアドレ
ス」、「同報通信のメールアドレス」、「差出し日
時」、「題名」、「本文」、「リターンパス(返事用メ
ールアドレス)」を読込み、一時的にDRAM24等の
記憶手段に蓄積する(ステップ710)。
【0058】次にメール管理手段22aは、メールの宛
先を「差出人のメールアドレス」、「同報通信のメール
アドレス」、「自分自身」として、題名を「(送られて
きたときの)題名」として、本文に「差出し日時」、
「(相手から送られてきたときの)本文」としたメール
文書を構成してディスプレイに表示する。このとき、メ
ール編集手段22dを起動するようにする(ステップ7
20)。
【0059】すると、メール編集手段22dは、操作員
がキーボード21等により返事用の作成メッセージを編
集し、続いて操作員が保存ボタン14eを押した時点で
のメールを発信用メールボックスに蓄積する(ステップ
730)。このため、その後、操作員が送信開始指示ボ
タン12を押すと、上述の図7に示すメールの送信処理
が行なわれ、メールの返信を簡単なボタン操作により行
なうことができる。
【0060】図15は、メールの編集処理の一つである
マークボタン14fが押された際に行なわれるメールの
マーク処理の処理手順の一例をフローチャートにより示
す。このマーク処理では、まず、操作員がマークボタン
14fを押すと(ステップ750)、その指令がメール
管理手段22aに送られ、メール管理手段22aは、キ
ー操作と対応して格納されている「メール全部」とか
「表示されているメール」、「最新の一つ」、「同じ題
名」、「同い宛先」、「同じ送り人」等の選択命令を読
み出して表示する(ステップ760)。次に、操作員
が、テンキー15や、キーボード21、マウス(図示せ
ず。)等の入力手段によりその選択命令のキーを入力す
ると(ステップ770)、メール管理手段22aは、操
作員のキー操作に対応した、メールをLCD11を通し
て選択する(ステップ780)。ここで、選択すると
は、メールリスト表示中の複数のメールの中で処理対象
とするメールだけを選択することであり、そのリストの
表示中で選択したメールだけ色を変えて表示する等、他
のメールと違うことを明確に教示すること等をいう。
【0061】従って、この実施の形態1のメール端末装
置によれば、メールの読出しや、作成、修正、返事等の
編集処理を蓋部1のLCD11と並列して設けられた各
種編集ボタン14a〜14fを押すことにより、これら
の編集処理が自動的に行なえるようにしたため、キー操
作やアイコン操作に習熟していないものであっても、簡
単なボタン操作により、メールの読出しや、作成、修
正、返事等の各種メール編集処理を簡単に行なうことが
できる。
【0062】(5)メールの着信自動報知処理。 図16に、メールの着信自動報知処理を行なう際に必要
となるこのメール端末装置のCPU22の機能等を手段
として示したものである。具体的には、このメール端末
装置のCPU22は、主電源25aの電源スイッチ26
がOFF状態で、蓋部1においてLED発光部16の隣
のメール着信自動報知ボタン17を押すことにより、メ
ール管理手段22a、メール取り出し手段22b、メー
ル発信手段22c、メール編集手段22d等のメール送
受信処理手段、受信実行手段22k、タイマ22、PP
P接続手段2hおよびTCP/IP通信手段22iとし
て機能することを示している。尚、上述したように、こ
のメール着信自動報知ボタン17は必ずしも必要なもの
ではないが、このメール着信自動報知ボタン17を設け
ない場合には、主電源のオフ中は、サブ電源により動作
しているタイマにより常に決まった時間または時間間隔
で主電源を起動して、メール着信自動報知処理を行なう
ことになる。
【0063】図17に、メール着信自動報知処理を行な
う際の処理手順の一例をフローチャートにより示す。こ
の処理では、まず、操作員がメール着信自動報知ボタン
17を押すと、サブ電源25bによりタイマ22nが動
作し、予め決まっている時間、または予め決まっている
時間間隔で受信実行手段22kに指示して主電源25a
を起動する(ステップ800)。
【0064】すると、受信実行手段22kは、DRAM
24等の記憶手段に記憶されているプロバイダ接続に必
要な各種情報からログイン名、読出し用メールサーバI
Pアドレスを読み出す(ステップ810)。
【0065】すると、受信実行手段22kは、DRAM
24等の記憶手段に記憶されているプロバイダ接続に必
要な各種情報からパスワードと電話番号を読み出して入
力するようにする(ステップ820)。
【0066】次に、受信実行手段22kは、PPP接続
手段22hを起動して、ログイン名と、パスワードと、
読出し用メールサーバIPアドレスとを同時に渡すと共
に、また電話番号も渡し(ステップ830)、続いてP
PP接続手段22hが、モデム32を介してメールサー
バ6へ電話をかけ、TCP/IP通信を可能にするPP
P接続を行なうと共に、そのPPP接続が完了した場合
には受信実行手段22kに接続完了を伝達する(ステッ
プ840)。
【0067】すると、受信実行手段22kは、メール利
用ソフトウェアプログラムを起動して、次にログイン名
と、パスワードと、読出し用メールサーバIPアドレス
とを添えてメール管理手段22aに受信を指示し(ステ
ップ850)、次いで、メール管理手段22aは、その
指示を受けて、メール取り出し手段22bへ、ログイン
名と、パスワードと、読出し用メールサーバIPアドレ
スを添えて受信を指示する(ステップ860)。
【0068】そして、メール取り出し手段22bは、T
CP/IP通信手段22iを介してメールサーバ6に接
続して、POP3規約にのっとった方式でメールを取り
出し(ステップ870)、取り出したメールをLCD1
1等のディスプレイに表示すると共に、DRAM24等
のメモリに記憶して、メール管理手段22aにメールの
受信の有無および受信処理の終了を伝えるようにする
(ステップ880)。
【0069】そして、メール管理手段22aは、メール
の受信有りの指令を受けた場合には、LED発光部16
へ発光指令を出して、発光により着信を知らせるように
する(ステップ885)。尚、このとき、受信メール数
に応じた発光指令をLED発光部16へ送り、LED発
光部16に受信メール数に応じて発光間隔を変えさせる
ようにして、メールの着信だけでなく、受信メール数も
報知できるようにしてもよい。また、このLED発光部
16の発光によるメールの着信報知は、例えば、蓋部1
が開けられて、受信処理開始ボタン13が押されたり、
あるいは読出し用ボタン14aが押されて受信メールが
読まれた場合に、消灯するように設定をしておくと良
い。また、さらにLED発光部16の代わり、もしくは
それと共に音声出力部を設けて音声によりメールの着信
の有無を報知するようにしても勿論よい。
【0070】また、それと同時に、メール管理手段22
aは、受信終了を受けた場合には、電話を切り(ステッ
プ890)、続いてタイマ22nが主電源25aを切っ
て(ステップ895)、以上のメール着信自動報知処理
が終了する。
【0071】従って、この実施の形態1のメール端末装
置のメール着信自動報知処理によれば、蓋部1が閉めら
れ、且つ、主電源25aの電源スイッチ26がOFFの
メール端末装置の不使用状態でも、蓋部1後面のメール
着信自動報知ボタン17を操作したり、あるいはメール
着信自動報知ボタン17を設けずに決まった時間または
決まった時間間隔に自動的に上述のメール着信自動報知
処理を実行することにより、メールの受信処理が行なう
ことができると共に、受信メールがある場合には、LE
D発光部16により発光してメールの着信を報知するよ
うにしたため、蓋部1が閉めたメール端末装置の不使用
状態でも、ボタン操作のみで、メールの着信の有無が分
かり、使い勝手が非常に向上する。
【0072】なお、この実施の形態1では、本体部2と
蓋部1とが、キーボード21上面とLCD11前面とが
対向して開閉するように連結部3により連結して構成し
たが、本発明では、これに限らず、例えば、本体部2と
蓋部1とが固定されていても、あるいは本体部2と蓋部
1とが分離していて通信ケーブルにより接続して使用す
るように構成しても良い。また、上記のように構成され
た蓋部1と、キーボード21ではなくペン入力手段等の
他の入力手段が設けられた本体部2とを接続してメール
端末装置を構成するようにしても勿論良い。
【0073】また、この実施の形態1では、挿脱自在の
メモリカード27には予めメール設定プログラムが格納
され、ROM23にっは予めメール利用ソフトウェアプ
ログラムに格納されているものとして説明したが、挿脱
自在のメモリカード27に、メールの送受信処理に必要
なメール設定プログラムやメール利用ソフトウェアプロ
グラム等のすべてが格納されているものとしても勿論良
い。
【0074】また、この実施の形態1では、編集処理ボ
タンとして、操作員が押すことにより選択されているメ
ールを受信用メールボックス22eまたは発信用メール
ボックス22fから消去し、LCD11等のディスプレ
イの教示から消すことをメール管理手段22aに実行さ
せる消去ボタンを、蓋部1上においてディスプレイ11
と並べてさらに設けるようしても良い。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、メー
ルサーバを介し電子メールの送受信を行なうメール端末
装置に、入力手段と、ディスプレイを有する筐体でメー
ルの送受信処理を行なうメール送受信処理手段を設けた
ため、従来はコンピュータ装置にメールへ接続するソフ
トウェアをインストールする必要があったがこれが不要
になり、コンピュータに不慣れな人でも簡単に電子メー
ルを利用できる。
【0076】また、次の発明では、入力手段を本体部と
し、ディスプレイを蓋部として、これらの前面が対向し
て開閉するように連結されるようにしたため、本端末装
置が携帯に便利になる。
【0077】また、次の発明では、送信ボタンと、送信
実行手段を有することを特徴とし、送信ボタンを操作す
ると、送信ボタンからメール送信処理の指示を送信実行
手段へ送り、送信実行手段はメール送信に必要な処理を
順次必要な処理手段へ実行するように指示し、各手段の
処理によりメールの送信を行う動作をするようにしたた
め、従来はコンピュータの表示画面を見ながらマウス等
の入力装置を操作して、送信を指示をするのでコンピュ
ータ操作への慣れも必要であり、送信のための操作を複
数回行なわなければならないという煩わしさがあった
が、これらの前面が対向して開閉本発明では、これを送
信ボタンを一回押すだけという簡易な操作で実現するこ
とにより、コンピュータ操作が不慣れな利用者でも煩わ
しくなく簡単にメールの送信ができるようになる。
【0078】また、次の発明では、受信ボタンと受信実
行手段を有することを特徴とし、受信ボタンを操作する
と、受信ボタンからメール受信処理の指示を受信実行手
段へ送り、受信実行手段はメール受信に必要な処理を順
次必要な処理手段へ実行するように指示し、各手段の処
理によりメールの受信を行う動作をするようにしたた
め、従来はコンピュータの表示画面を見ながらマウス等
の入力装置を操作して、受信を指示をするのでコンピュ
ータ操作への慣れも必要であり、受信のための操作を複
数回行なわなければならないという煩わしさがあった
が、これらの前面が対向して開閉本発明では、これを受
信ボタンを一回押すだけという簡易な操作で実現するこ
とにより、コンピュータ操作が不慣れな利用者でも煩わ
しくなく簡単にメールの受信ができるようになる。
【0079】また、次の発明では、ディスプレイの横に
読出し用ボタンを設けることを特徴とし、表示手段に受
信済みのメール一覧が表示されていてかつその中で一つ
またはいくつかのメールが選択されている状態におい
て、上記読み出し用ボタンが押されたときに、受信済み
の電子メールの内容をディスプレイ上に表示させる指示
をメール送受信処理手段へ送り、選択されたメールの内
容をディスプレイ上に表示する様にしたため、従来はコ
ンピュータの表示画面を見ながらマウス等の入力装置を
操作して、メールの表示の指示をするのでコンピュータ
操作への慣れも必要であり、メールの表示のための操作
の回数は複数回行なわなければならないという煩わしさ
があったが、本発明では、読出し用ボタンを一回押すだ
けという簡易な操作で実現することにより、コンピュー
タ操作が不慣れな利用者でも煩わしくなく簡単にメール
の表示ができるようになる。
【0080】また、次の発明では、ディスプレイ上に表
示された受信済みのメールのリスト上で受信済みのメー
ルに対して一括処理をするための選択するマークボタン
を設けることを特徴とし、メール送受信処理手段は、受
信済みのメール一覧が表示手段に表示されている状態で
かつ、上記マークボタンが操作された場合、リスト中で
指定された受信済みのメールの表示を他のメールと異な
るようにし、選択されている状態であることがわかるよ
うに表示するようにしたため、従来はコンピュータの表
示画面を見ながらマウス等の入力装置を操作して、メー
ルの選択の指示をするのでコンピュータ操作への慣れも
必要であり、メールの選択のための操作を複数回行なわ
なければならないという煩わしさがあったが、本発明で
は、これをマークボタンを一回押すだけという簡易な操
作で実現することにより、コンピュータ操作が不慣れな
利用者でも煩わしくなく簡単にメールの選択ができるよ
うになる。
【0081】また、次の発明では、ディスプレイの横
に、ディスプレイ上に表示された受信メールのリスト中
から消去等の処理対象とする受信メールの選択を、表示
されている順番に対応した数値により行なうテンキーを
設けるようにしたため、従来はコンピュータの表示画面
を見ながらマウス等の入力装置を操作して、メールの選
択の指示をするのでコンピュータ操作への慣れも必要で
あり、メールの選択のための操作を複数回行なわなけれ
ばならないという煩わしさがあった。これをメールの表
示順に対応したテンキーを押すという簡易な操作で実現
することにより、コンピュータ操作が不慣れな利用者で
も煩わしくなく簡単にメールの選択ができるようにな
る。
【0082】また、次の発明では、蓋部におけるディス
プレイの横に作成メッセージの作成を指示する作成用ボ
タンを設け、メール送受信処理手段は、上記作成用ボタ
ンが操作された場合、電子メールの作成に必要なメール
の宛先、題名本文を入力するための文書編集用画面を表
示するようにしたため、従来はコンピュータの表示画面
を見ながらマウス等の入力装置を操作して、メールの作
成用文書編集機能を起動するので、コンピュータ操作へ
の慣れも必要であったが、本発明では、これを作成ボタ
ンを押すという簡易な操作で実現することにより、コン
ピュータ操作が不慣れな利用者でも容易な操作でメール
作成用文書編集機能を起動することができるようにな
る。
【0083】また、次の発明では、メールの受信を報知
する発光部を設け、メール送受信処理手段は、メールを
既に受信している状態においてかつメールを受信してか
ら現在まで操作員がメール端末装置を何も操作していな
い状態において、上記発光部に指示を出力してメールの
受信を報知するようにしたため、従来、パソコンの場合
であれば、ディスプレイの表示を見ないと着信の有無が
わからなくディスプレイの電源を入れておかなくてはな
らないし、またノート型パソコンの場合には、パソコン
を開いた形式にしておかなくてはならなかったが、本発
明によれば、メールが着信しているかどうかを音でな
く、発光部の発光により認識できるので、静かで、遠距
離からわかり、さらに暗くてもわかる。また、通信部分
を無線にすれば、ノート型のメール端末を携帯していて
も筐体を開くことなく持ち運びしている状態で着信がわ
かる。
【0084】また、次の発明では、メールの受信を間隔
を置いて行うためのタイマー手段と装置の電源の入切を
行う電源スイッチ手段を設け、タイマー手段が所定時間
毎に指示を行い電源スイッチ手段へ電源オンをさせ、メ
ール送受信処理手段へ指示をして、メールサーバにアク
セスして自己宛てのメールがあればこれを取込み、その
後再び電源スイッチ手段へ指示を出し電源を切るように
したため、従来、電源を入れてからメールソフトウェア
を立ち上げれば、定期的にメールが届いているかどうか
を確認して、届いていればメールをとってきてくれると
いうように従来は電源を入れていなければメールを受信
できなかったが、本発明では、電源も連動することによ
り、所定の間隔毎にメールの確認のために本体の電源を
入れることにより、消費電力を削減できる。
【0085】また、次の発明では、予めメールサーバと
の接続に必要な情報を予め記憶した着脱可能な記憶手段
を設け、メール送受信処理手段は、電源オンにより上記
記憶手段に記憶された情報を読み込み、メールの送受信
の操作があったときにこの情報が使えるようにしたた
め、従来コンピュータからメールを利用する場合、メー
ルサーバとの接続に必要な情報であるメールサーバの種
類や、利用者毎に異なる個別情報は、メールを利用する
ソフトウェアの設定として、予めコンピュータに記録し
ておく必要があったが、同じ端末から利用する利用者や
接続先が異なる場合や、普段利用している端末以外の端
末からメールを利用する場合は、メールサーバとの接続
に必要な情報であるメールサーバの種類や、利用者毎に
異なる個別情報の設定を変更したり、新たに設定し直す
必要があったが、本発明により、着脱可能な記憶手段を
利用者ごとにもち、これを利用するときに端末に差し込
むだけで、その端末から設定不要で、その人が利用した
い設定のメールが利用できる。つまり、この発明によ
り、このような記憶手段を持ち運び端末につなげるだけ
で、複数の人が同じ端末の設定作業をしないで共有する
ことができたり、また一人で複数の端末の設定作業をし
ないで利用でき、さらにはこのような記憶手段毎に販売
や頒布をすれば、設定を一度もしないでメールを利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るメール端末装置の実施の形態1
の使用状態を示す図である。
【図2】 実施の形態1のメール端末装置の不使用状態
を示す図である。
【図3】 実施の形態1のメール端末装置の構成を示す
図である。
【図4】 メール設定処理により起動およびインストー
ルされるこのメール端末装置のCPU22の機能等を手
段として示す機能ブロック図である。
【図5】 メール設定処理を行なう際の処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図6】 メール送信処理を行なう際に必要となるこの
メール端末装置のCPU22の機能等を手段として示す
機能ブロック図である。
【図7】 メール送信処理を行なう際の処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図8】 メール受信処理を行なう際に必要となるこの
メール端末装置のCPU22の機能等を手段として示す
機能ブロック図である。
【図9】 メール受信処理を行なう際の処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図10】 メール編集処理を行なう際に必要となるこ
のメール端末装置のCPU22の機能等を手段として示
す機能ブロック図である。
【図11】 メールの編集処理の一つである読出し用ボ
タン14aが押された際に行なわれるメールの読出し処
理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】 メールの編集処理の一つである作成用ボタ
ン14bが押された際に行なわれるメールの作成処理の
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】 メールの編集処理の一つである修正用ボタ
ン14cが押された際に行なわれるメールの修正処理の
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】 メールの編集処理の一つである返事用ボタ
ン14dが押された際に行なわれるメールの返事処理の
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】 メールの編集処理の一つであるマークボタ
ン14fが押された際に行なわれるメールのマーク処理
の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】 メールの着信自動報知処理を行なう際に必
要となるこのメール端末装置のCPU22の機能等を手
段として示す機能ブロック図である。
【図17】 メール着信自動報知処理を行なう際の処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】 従来のメール端末装置における電子メール
の設定作業の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 蓋部、2 本体部、11 ディスプレイ(LC
D)、12 送信処理開始ボタン、13 受信処理開始
ボタン、14a 読出し用ボタン、14b作成用ボタ
ン、14c 修正用ボタン、14d 返事用ボタン、1
4e 保存ボタン、14f マークボタン、15 テン
キー、21 キーボード、22 CPU、22a メー
ル管理手段(メール送受信処理手段)、22b メール
取り出し手段メール送受信処理手段)、22c メール
発信手段(メール送受信処理手段)、22d メール編
集手段(メール送受信処理手段)、22g メール環境
情報読込み手段(メール送受信処理手段)、22h P
PP接続手段、 22i TCP/IP通信手段,22
j 送信実行手段、22k 受信実行手段、27 メモ
リカード(記憶手段) 6 メールサーバ、7 ネット
ワーク。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段と、ディスプレイを有する筐体
    でメールの送受信処理を行なうメール送受信処理手段を
    有する、メールサーバを介し電子メールの送受信を行な
    うことを特徴とするメール端末装置。
  2. 【請求項2】 入力手段を本体部とし、ディスプレイを
    蓋部として、これらの前面が対向して開閉するように連
    結されていることを特徴とする請求項1記載のメール端
    末装置。
  3. 【請求項3】 送信ボタンと、送信実行手段を有し、送
    信ボタンを操作すると、送信ボタンからメール送信処理
    の指示を送信実行手段へ送り、送信実行手段はメール送
    信に必要な処理を順次必要な処理手段へ実行するように
    指示し、各手段の処理によりメールの送信を行うことを
    特徴とする請求項1記載のメール端末装置。
  4. 【請求項4】 受信ボタンと受信実行手段を有し、受信
    ボタンを操作すると、受信ボタンからメール受信処理の
    指示を受信実行手段へ送り、受信実行手段はメール受信
    に必要な処理を順次必要な処理手段へ実行するように指
    示し、各手段の処理によりメールの受信を行うことを特
    徴とする請求項1記載のメール端末装置。
  5. 【請求項5】 ディスプレイの横に読出し用ボタンを設
    け、表示手段に受信済みのメール一覧が表示されていて
    かつその中で一つまたはいくつかのメールが選択されて
    いる状態において、上記読み出し用ボタンが押されたと
    きに、受信済みの電子メールの内容をディスプレイ上に
    表示させる指示をメール送受信処理手段へ送り、選択さ
    れたメールの内容をディスプレイ上に表示することを特
    徴とする請求項1記載のメール端末装置
  6. 【請求項6】 ディスプレイ上に表示された受信済みの
    メールのリスト上で受信済みのメールに対して一括処理
    をするための選択するマークボタンを設け、メール送受
    信処理手段は、受信済みのメール一覧が表示手段に表示
    されている状態でかつ、上記マークボタンが操作された
    場合、リスト中で指定された受信済みのメールの表示を
    他のメールと異なるようにし、選択されている状態であ
    ることがわかるように表示することを特徴とする請求項
    1記載のメール端末装置。
  7. 【請求項7】 ディスプレイの横に、ディスプレイ上に
    表示された受信メールのリスト中から消去等の処理対象
    とする受信メールの選択を、表示されている順番に対応
    した数値により行なうテンキーを設けることを特徴とす
    る請求項1記載のメール端末装置。
  8. 【請求項8】 蓋部におけるディスプレイの横に作成メ
    ッセージの作成を指示する作成用ボタンを設け、メール
    送受信処理手段は、上記作成用ボタンが操作された場
    合、電子メールの作成に必要なメールの宛先、題名本文
    を入力するための文書編集用画面を表示することを特徴
    とする請求項1記載のメール端末装置。
  9. 【請求項9】 蓋部におけるディスプレイの横に返信メ
    ッセージの作成を指示する返信用ボタンを設け、メール
    送受信処理手段は、上記返信用ボタンが操作された場
    合、電子メールの作成に必要なメールの宛先、題名本文
    を入力するための文書編集用画面を表示することを特徴
    とする請求項1記載のメール端末装置。
  10. 【請求項10】 メールの受信を報知する発光部を設
    け、 メール送受信処理手段は、メールを既に受信している状
    態においてかつメールを受信してから現在まで操作員が
    メール端末装置を何も操作していない状態において、上
    記発光部に指示を出力してメールの受信を報知すること
    を特徴とする請求項1記載のメール端末装置。
  11. 【請求項11】 メールの受信を間隔を置いて行うため
    のタイマー手段と装置の電源の入切を行う電源スイッチ
    手段を設け、タイマー手段が所定時間毎に指示を行い電
    源スイッチ手段へ電源オンをさせ、メール送受信処理手
    段へ指示をして、メールサーバにアクセスして自己宛て
    のメールがあればこれを取込み、その後に再び電源スイ
    ッチ手段へ指示を出し電源を切ることを特徴とする請求
    項1記載のメール端末装置。
  12. 【請求項12】 さらに、予めメールサーバとの接続に
    必要な情報を予め記憶した着脱可能な記憶手段を設け、
    メール送受信処理手段は、電源オンにより上記記憶手段
    に記憶された情報を読み込み、メールの送受信の操作が
    あったときにこの情報が使えるようにすることを特徴と
    する請求項1記載のメール端末装置。
JP9210671A 1997-08-05 1997-08-05 メール端末装置 Abandoned JPH1153286A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000259515A (ja) * 1999-03-11 2000-09-22 Sharp Corp 音声メール装置および音声メール処理方法、並びに、プログラム記録媒体
WO2001077977A1 (en) * 2000-04-07 2001-10-18 D & E Consulting Pty Ltd Communication system
JP2007116495A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Kyocera Mita Corp インターネットファクシミリ装置
JP2007328263A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Nec System Technologies Ltd 電子機器、ノートpc、これらで用いる表示端末、及び表示情報確認方法

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