JPH1152883A - デイスプレイ装置用キャビネットの組立構造 - Google Patents

デイスプレイ装置用キャビネットの組立構造

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Publication number
JPH1152883A
JPH1152883A JP22011897A JP22011897A JPH1152883A JP H1152883 A JPH1152883 A JP H1152883A JP 22011897 A JP22011897 A JP 22011897A JP 22011897 A JP22011897 A JP 22011897A JP H1152883 A JPH1152883 A JP H1152883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
tongue piece
claw
cabinet back
rib
Prior art date
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Pending
Application number
JP22011897A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoshi Saito
豊志 斎藤
Atsushi Yamamoto
敦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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Publication of JPH1152883A publication Critical patent/JPH1152883A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットバックを後方に水平移動してキ
ャビネットフロントから取り外すことを可能にする。 【構成】 キャビネットバック12の天面部13の先端
に設けた舌片部14に爪嵌合用穴15、および左右両側
に延出するリブ係合用翼部16を設ける。キャビネット
フロント11の天面部18の裏面に前記舌片部14の爪
嵌合用穴15に嵌入可能な爪19、および、左右のリブ
係合用翼部16を受ける内向きL形の左右の保持リブ2
0を設ける。キャビネットバック12をキャビネットフ
ロント11から取り外す時、キャビネットバック12の
天面部13を下方に押して舌片部14を下方に撓ませる
と、舌片部14が爪19から外れ、かつ、リブ係合用翼
部16が弾性的に撓み変形し左右の保持リブ20をすり
抜けて下方に外れ、舌片部14の撓みに伴う上向き弾性
反力で保持リブ20の裏面に当たった状態に保たれる。
この状態でキャビネットバック12を後方に水平移動さ
せて、キャビネットフロント11側から容易に外すこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャビネットフ
ロントとキャビネットバックとで構成されるデイスプレ
イ装置用キャビネットの組立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTデイスプレイ装置のキャビネット
は、キャビネットフロントとキャビネットバックとを組
み立てる構造が一般的であるが、この種の組立構造とし
て従来、例えば図10に示すように、キャビネットフロ
ント1の天面部2の裏面に爪3を設け、キャビネットバ
ック4の前端部に前方に突出する舌片部5を形成すると
ともに、この舌片部5に前記爪3が嵌入可能な穴6を設
けた構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のキャビネッ
ト組立構造では、キャビネットバック4をキャビネット
フロント1から外す時には、舌片部5の穴6を爪3から
外すために、図10に2点鎖線で示すように、キャビネ
ットバック4をその後部を持ち上げるようにして回転さ
せる必要があった。このため、キャビネットバック4の
舌片部5が回転する空間を確保する必要があり、したが
って、舌片部5の回転軌跡内には部品実装が不可であ
り、また、キャビネットバック4の底面は開口とする必
要がある、等の制約があった。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので、キャビネットバックを後方に水平移動
させて取り外すことを可能にして、キャビネットの構造
に起因する制約をなくすことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のデイスプレイ装置用キャビネット用の組立構造は、
キャビネットバックの天面部の前端に前方に突出する舌
片部を設けるとともに、この舌片部に爪嵌合用穴および
左右両側に延出するリブ係合用翼部を設け、キャビネッ
トフロントの天面部の裏面に、前記舌片部の爪嵌合穴に
嵌合可能な爪、および、前記左右のリブ係合用翼部を受
ける内向きL形の左右の保持リブを設け、前記リブ係合
用翼部は、前記舌片部を押し下げた時に、弾性的に撓み
変形をして前記保持リブから下方に外れることが可能で
あることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9に示した一実施例を参照して説明する。図1はC
RTデイスプレイ装置のキャビネットにおけるキャビネ
ットフロント11の天面部を下方から見た要部斜視図、
図2は図1のキャビネットフロント11に取り付けられ
るキャビネットバック12の天面部前端近傍を内部下方
から見た要部斜視図、図3は図1のキャビネットフロン
ト11と図2のキャビネットバック12とを組み立てた
状態における両者の係合部近傍を上から見た要部斜視
図、図4は図3における要部のA−A断面図、図5は図
4における要部のB−B断面図である。
【0007】これらの図に示すように、このキャビネッ
ト10は、前面側のキャビネットフロント11と後部の
キャビネットバック12とからなっている。キャビネッ
トバック12は、天面部13の先端に一体に設けられ
た、前方の突出する舌片部14を備え、この舌片部14
の中央に爪嵌合用穴15を備え、左右両側に延出するリ
ブ係合用翼部16を備えている。このリブ係合用翼部1
6は、図5に詳細を示すように、根元部分に溝17を設
けて、上下方向に容易に撓むようにしている。一方、キ
ャビネットフロント11の天面部18の裏面にはキャビ
ネットバック12の舌片部14の前記爪嵌合用穴15に
嵌入可能な爪19、および前記左右のリブ係合用翼部1
6を受ける内向きL形の左右の保持リブ20を一体に設
けている。爪19は後方側に傾斜面19aを持つ。
【0008】上記のキャビネットフロント11とキャビ
ネットバック12とを嵌合させる場合、図7に示すよう
に、キャビネットバック12の高さ位置をキャビネット
フロント11の高さ位置に合わせ、矢印に示すように前
方に移動させると、舌片部14の先端が爪19の傾斜面
19aにあたって若干下方に撓み、さらに前方に移動さ
せると、図4のように爪嵌合用穴15に爪19が嵌入
し、舌片部14は元の水平状態に復帰して、キャビネッ
トバック12がキャビネットフロント11に取り付けら
れる。なお、上記のように舌片部14が下方に撓んで爪
19を乗り越える際、左右のリブ係合用翼部16が保持
リブ20から下方に外れないように、爪19の高さや舌
片部14の厚みや保持リブ20の高さ等を適切に設定す
る。
【0009】キャビネットバック12をキャビネットフ
ロント11から取り外す時は、キャビネットバック12
の天面部13の舌片部14の付け根近傍(例えば図3に
黒丸で示した位置等)を下方に押して、天面部13およ
び舌片部14を図8のように下方に撓ませる。この場
合、図8に2点鎖線で示すように、キャビネットフロン
ト11とキャビネットバック12との境界部分の隙間か
らマイナスドライバ25等を挿入して、舌片部14を直
接押し下げて下方に撓ませてもよい。舌片部14は、下
方に撓むことにより図8のように爪19から外れるとと
もに、先端両側のリブ係合用翼部16が弾性的に撓み変
形し左右の保持リブ20をすり抜けて下方に外れる。こ
の外れた状態を図9に示す。その後、舌片部14を押し
下げる力を解除しても、保持リブ20から外れた左右の
リブ係合用翼部16は、舌片部14の撓みに伴う上向き
弾性反力で図9のように保持リブ20の裏面に当たった
状態に保たれるので、舌片部14は爪19から確実に外
れた状態に保持される。したがって、図9の状態でキャ
ビネットバック12を後方に水平移動させると、舌片部
14はキャビネットフロント11側から容易に外され、
キャビネットバック12がキャビネットフロント11か
ら取り外された図7の状態となる。
【0010】上述のように、キャビネットバック12
は、舌片部14を押し下げ爪19との係合を解除した状
態で、後方へ水平移動させてキャビネットフロント11
から取り外すことができるので、従来のように回転させ
る必要がなく、したがって、舌片部14の回転軌跡の空
間を確保する必要がなく、部品実装に対するスペース上
の制約がなくなり、また、キャビネットバック12の底
面を開口とする必要もなくなる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、キャビネットバックを
後方に水平移動させてキャビネットフロントから取り外
すことができ、従来のように回転させる必要がないた
め、舌片部の回転軌跡の空間を確保する必要がなくな
り、部品実装に対するスペース上の制約がなくなるとい
う効果が得られる。また、キャビネットバックの底面を
開口とする必要もなくなる。このように、キャビネット
の構造に起因する種々の制約がなくなり、キャビネット
の構造設計上の自由度が高くなるという効果が得られ
る。また、舌片部と爪との係合を解除する操作は、キャ
ビネットバックの舌片部の付け根近傍を押し下げて行う
ことができ、舌片部と爪との係合を解除するために天面
部に穴を設けるようなことは必要なく、キャビネットの
外観を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデイスプレイ装置用キャビネットの組
立構造の一実施例のを示すもので、キャビネットフロン
トの天面部を下方から見た要部斜視図である。
【図2】図1のキャビネットフロントに組み立てられる
キャビネットバックの天面部前端近傍を内部下方から見
た要部斜視図である。
【図3】図1のキャビネットフロントと図2のキャビネ
ットバックとを組み立てた状態における両者の係合部近
傍を上から見た要部斜視図である。
【図4】図3における要部のA−A断面図である。
【図5】図4における要部のB−B断面図である。
【図6】図4における要部のC−C断面図である。
【図7】キャビネットバックをキャビネットフロントに
嵌合させる前の状態で示した、図4に対応する要部断面
図である。
【図8】図4の状態のキャビネットバックをキャビネッ
トフロントから取り外す際の動作を示す断面図である。
【図9】図8における要部のD−D断面図である。
【図10】従来のデイスプレイ装置用キャビネット用の
組立構造を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
10 デイスプレイ装置用のキャビネット 11 キャビネットフロント 12 キャビネットバック 13 天面部 14 舌片部 15 爪嵌合用穴 16 リブ係合用翼部 17 溝 18 天面部 19 爪 19a 傾斜面 20 保持リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットバックの天面部の前端に前
    方に突出する舌片部を設けるとともに、この舌片部に爪
    嵌合用穴および左右両側に延出するリブ係合用翼部を設
    け、キャビネットフロントの天面部の裏面に、前記舌片
    部の爪嵌合穴に嵌合可能な爪、および、前記左右のリブ
    係合用翼部を受ける内向きL形の左右の保持リブを設
    け、前記リブ係合用翼部は、前記舌片部を押し下げた時
    に、弾性的に撓み変形をして前記保持リブから下方に外
    れることが可能であることを特徴とするデイスプレイ装
    置用キャビネットの組立構造。
JP22011897A 1997-07-31 1997-07-31 デイスプレイ装置用キャビネットの組立構造 Pending JPH1152883A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007232812A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Optrex Corp 電気光学表示装置の筐体
JP2010054935A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Saxa Inc パネル取付構造
US8366213B2 (en) 2007-05-30 2013-02-05 Funai Electric Co., Ltd. Assembly structure of a cabinet and thin display device
JP2013033259A (ja) * 2012-08-27 2013-02-14 Fujitsu Ltd 表示装置および情報処理装置

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