JPH1152253A - 顕微鏡装置 - Google Patents

顕微鏡装置

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JPH1152253A
JPH1152253A JP9224323A JP22432397A JPH1152253A JP H1152253 A JPH1152253 A JP H1152253A JP 9224323 A JP9224323 A JP 9224323A JP 22432397 A JP22432397 A JP 22432397A JP H1152253 A JPH1152253 A JP H1152253A
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visible light
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視光観察と紫外光観察とを選択可能な顕微
鏡装置において、紫外光による可視光用の対物レンズへ
の照射を確実に防止することができる顕微鏡装置を提供
する。 【解決手段】 可視光で試料を照明する可視光照明系
と、紫外光で試料を照明する紫外光照明系と、試料に対
して可視光照明系と紫外光照明系とを切り換えるフィル
タブロック10と、試料を観察するための観察系と、可
視光用対物レンズ20Aと紫外光用対物レンズ20Eと
を保持し、各々の対物レンズを観察系光路に選択的に配
置する電動レボルバ20と、電動レボルバ20を駆動す
るレボルバ駆動モータ22とを備える顕微鏡装置におい
て、紫外光照明系による照明であるか否かを検出するフ
ィルタセンサ11と、フィルタセンサ11によって紫外
光照明系を用いていることが検出されたとき、レボルバ
駆動モータ22を駆動して光路に紫外光用対物レンズ2
0Eを挿入するCPU40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は顕微鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】試料の紫外光像と可視光像とを観察する
ことができる顕微鏡装置は、例えば特開平5−1270
96号公報に開示されている。
【0003】この顕微鏡装置は、可視光で試料を照明す
る可視光照明系と、紫外光で前記試料を照明する紫外光
照明系と、前記試料に対して可視光照明系と紫外光照明
系とを切り換えるフィルタブロックと、前記試料を観察
するための観察系と、可視域から近紫外域(約330n
m)までの波長域で試料像の収差を補正可能な対物レン
ズを複数個保持し、各々の対物レンズを観察系光路に選
択的に配置する電動レボルバと、電動レボルバを駆動す
るレボルバ駆動手段とを備える。
【0004】しかし、極紫外域(約300nm以下)の
紫外光像を得ようとした場合、可視光から極紫外光まで
の範囲を1つの対物レンズだけで対応することが困難で
あるので、可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズと
を使用する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記顕微鏡装置を用
い、電動レボルバに可視光用対物レンズと紫外光用対物
レンズとを取り付け、可視光像の観察と紫外光像の観察
とを行う場合、可視光観察から紫外光観察に切り換える
とき、対応する可視光用の通常の対物レンズを紫外光用
対物レンズに切り換える必要がある。
【0006】このとき、観察者は切り換えの間違いがな
いように電動レボルバを回転させる必要があり、誤って
紫外光使用時に可視光用対物レンズを用いていると、可
視光用対物レンズに使用されている接着剤が紫外光の照
射によって濁ってしまい可視光用の対物レンズが使用で
きなくなることがある。
【0007】この問題は、紫外光を励起光として蛍光観
察する際に使用する紫外光用対物レンズ(紫外励起用蛍
光対物レンズ)と紫外光を透過しない可視光用対物レン
ズとを同じレボルバに装着し、1台の顕微鏡装置で蛍光
観察と可視光観察を行なうような場合も同様である。
【0008】ここで、本明細書において、「紫外光用対
物レンズ」とは、紫外線を照明光とした場合に使用する
対物レンズのことを意味し、紫外光像の観察時や紫外光
の照射によって生じる蛍光像の観察時に用いる対物レン
ズを総称する。また、「紫外光観察」とは、紫外光を試
料に照射することによって試料の像を観察することを意
味しており、紫外光の反射光を観察する場合と、紫外光
の照射によって生じる蛍光(可視域)像を観察する場合
との両方を含む。また、「紫外光」や「紫外線」とは、
極紫外域〜近紫外域の波長領域に含まれる光のことを意
味する。
【0009】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は可視光観察と紫外光観察とを選択
可能な顕微鏡装置において、紫外光による可視光用の対
物レンズへの照射を確実に防止することができるととも
に操作性の良い顕微鏡装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明の顕微鏡装置は、可視光で試料を
照明する可視光照明系と、紫外光で前記試料を照明する
紫外光照明系と、前記試料に対して前記可視光照明系と
前記紫外光照明系とを切り換える切換手段と、前記試料
を観察するための観察系とを備える顕微鏡装置におい
て、可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズとを保持
し、前記各々の対物レンズを前記観察系光路に選択的に
配置する電動レボルバと、前記電動レボルバを駆動する
レボルバ駆動手段と、前記紫外光照明系による照明であ
るか否かを検出する照明系検出手段と、前記照明系検出
手段によって前記紫外光照明系を用いていることが検出
されたとき、前記レボルバ駆動手段を駆動して光路に前
記紫外光用対物レンズを挿入する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】紫外光照明系を用いているときには、レボ
ルバ駆動手段を駆動して光路に紫外光用対物レンズが挿
入されるので、可視光用対物レンズは光路外にあり、紫
外光によって照射されることがない。
【0012】請求項2に記載の発明の顕微鏡装置は、可
視光で試料を照明する可視光照明系と、紫外光で前記試
料を照明する紫外光照明系と、前記試料に対して前記可
視光照明系と前記紫外光照明系とを切り換える切換手段
と、前記切換手段を駆動する切換駆動手段と、前記試料
を観察するための観察系とを備える顕微鏡装置におい
て、可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズとを保持
し、前記各々の対物レンズを前記観察系光路に選択的に
配置するレボルバと、光路に前記可視光用対物レンズが
配置されていることを検出する対物レンズ検出手段と、
前記対物レンズ検出手段によって光路に前記可視光用対
物レンズが配置されていることが検出されたとき、前記
切換駆動手段を駆動して前記切換手段を前記可視光照明
系に切り換える制御手段とを備えることを特徴とする。
【0013】光路に可視光用対物レンズが配置されてい
るときには、切換駆動手段を駆動して切換手段が可視光
照明系に切り換えるので、可視光用対物レンズが紫外光
によって照射されることがない。
【0014】請求項3に記載の発明の顕微鏡装置は、可
視光で試料を照明する可視光照明系と、紫外光で前記試
料を照明する紫外光照明系と、前記紫外光照明系中に配
置され、前記試料に対して前記紫外光が照射されるのを
阻止する遮光手段と、前記遮光手段を駆動する駆動手段
と、前記試料を観察するための観察系とを備える顕微鏡
装置において、可視光用対物レンズと紫外光用対物レン
ズとを保持し、前記各々の対物レンズを前記観察系光路
に選択的に配置する電動レボルバと、前記電動レボルバ
を駆動するレボルバ駆動手段と、対物レンズの切換えを
指示する指示手段と、前記指示手段によって前記紫外光
用対物レンズから前記可視光用対物レンズへ切り替える
指示を受けたとき、前記遮光手段によって前記紫外光を
遮断した後、前記可視光用対物レンズへ切り換えるよう
に前記駆動手段と前記レボルバ駆動手段とを駆動する制
御手段を備えることを特徴とする。
【0015】指示手段によって紫外光用対物レンズから
可視光用対物レンズへ切り替える指示を受けたときに
は、遮光手段によって紫外光が遮断された後、紫外光用
対物レンズから可視光用対物レンズへ切り換わるので、
可視光用対物レンズが紫外光によって照射されることが
ない。
【0016】請求項4に記載の発明の顕微鏡装置は、請
求項3に記載の顕微鏡装置において、前記顕微鏡装置
は、前記レボルバに対する前記各々の対物レンズの取付
位置情報を記憶する記憶手段を更に有し、前記制御手段
は、前記指示手段からの指示及び前記記憶手段に記憶さ
れた情報とに基づいて、現在光路中に配置されている対
物レンズと次に光路中に配置される対物レンズとが、そ
れぞれ可視光用対物レンズであるか紫外光用対物レンズ
であるかを識別することを特徴とする。
【0017】指示手段によって紫外光用対物レンズから
可視光用対物レンズへ切り替える指示を受けたとき、対
物レンズ検出手段によって現在光路中に配置されている
対物レンズが確認され、記憶手段によって次に光路中に
配置される対物レンズが確認される。
【0018】請求項5に記載の発明の顕微鏡装置は、請
求項3又は4に記載の顕微鏡装置において、前記可視光
照明系と前記紫外光照明系とは、それぞれ独立した光源
と光路とを有し、前記遮光手段は、前記紫外光照明系の
光路中に配置されたシャッタであることを特徴とする。
【0019】指示手段によって紫外光用対物レンズから
可視光用対物レンズへ切り替える指示を受けたとき、紫
外光照明系の光路中に配置されたシャッタによって、紫
外光が遮断される。
【0020】請求項6に記載の発明の顕微鏡装置は、請
求項3又は4に記載の顕微鏡装置において、前記可視光
照明系と前記紫外光照明系とは、それぞれ同一の光源と
光路とを有し、前記遮光手段は、前記光路中に配置さ
れ、前記光源から前記試料に照射される照明光を可視光
と紫外光とに切り換える切換手段を備えることを特徴と
する。
【0021】指示手段によって紫外光用対物レンズから
可視光用対物レンズへ切り替える指示を受けたとき、切
換手段によって照明光が紫外光から可視光へ切り換わ
る。
【0022】請求項7に記載の発明の顕微鏡装置は、可
視光で試料を照明する可視光照明系と、紫外光で前記試
料を照明する紫外光照明系と、前記試料に対して前記可
視光照明系と前記紫外光照明系とを切り換える切換手段
と、前記切換手段を駆動する切換駆動手段と、前記試料
を観察するための観察系とを備える顕微鏡装置におい
て、可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズとを保持
し、前記各々の対物レンズを前記観察系光路に選択的に
配置する電動レボルバと、前記電動レボルバを駆動する
レボルバ駆動手段と、照明系の切換えを指示する指示手
段と、いずれの照明系が用いられているかを検出する照
明系検出手段と、前記照明系検出手段によって前記可視
光照明系を用いていることが検出され、かつ前記指示手
段によって前記紫外光照明系へ切り替える指示を受けた
とき、前記紫外光用対物レンズに切換えた後、前記紫外
光照明系に切り換えるように前記レボルバ駆動手段と切
換駆動手段とを駆動する制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0023】可視光照明系を用いていることが検出さ
れ、かつ紫外光照明系へ切り替える指示を受けたとき、
紫外光用対物レンズに切換えた後、紫外光照明系に切り
換えるので、可視光用対物レンズが紫外光によって照射
されることがない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0025】図1はこの発明に係る顕微鏡装置の制御系
を示すブロック構成図である。
【0026】顕微鏡装置は、フィルタブロック(切換手
段)10と、フィルタセンサ(照明系検出手段)11
と、フィルタ駆動モータ(切換駆動手段)12と、電動
レボルバ20と、対物レンズセンサ(対物レンズ検出手
段)21と、レボルバ駆動モータ(レボルバ駆動手段)
22と、操作部(指示手段)30と、CPU(制御手
段)40とを備える。CPU40は、対物レンズ検出手
段、照明系検出手段も兼ねている。
【0027】フィルタブロック10はフィルタセンサ1
1を介してCPU40に接続されるとともに、レボルバ
駆動部12を介してCPU40に接続される。
【0028】フィルタセンサ11は、例えばフォトセン
サを用いてフィルタブロック10の位置を検知すること
で現在使用されている照明系を検出する。
【0029】フィルタ駆動モータ12はCPU40の出
力に基づいてフィルタブロック10を移動させ、試料5
2A(図2参照)に対して可視光照明系と紫外光照明系
とを切り換える。
【0030】電動レボルバ20は対物レンズセンサ21
を介してCPU40に接続されるとともに、フィルタ駆
動モータ22を介してCPU40に接続されている。
【0031】電動レボルバ20は可視光用対物レンズ2
0A〜20D(20B〜20Dは図示せず)と紫外光用
対物レンズ20Eとを備える。
【0032】対物レンズセンサ21は光路に配置されて
いる対物レンズを検出する。具体的には、対物レンズを
保持する電動レボルバ20の回転位置を検出し、対物レ
ンズが取り付けられる複数のマウント部に予め付けられ
た番地を検出するものである。この構成以外にも、対物
レンズ自体に付けられた信号、例えばバーコードを読み
取ったりして光路に配置されている対物レンズを検出す
るような構成のものであってもよい。
【0033】レボルバ駆動モータ22はCPU40の出
力に基づいて電動レボルバ20を駆動し、対物レンズを
切り換える。
【0034】CPU40には操作部30が接続され、操
作部30は照明系の切換えや対物レンズの切換え等を指
示するためのボタンを有する。CPU40はメモリ41
に記憶された対物レンズの取付位置情報や照明系と対物
レンズとの適正な組合わせ等に基づいて、対物レンズと
照明系とを適正な状態に設定する。
【0035】図2はこの発明に係る顕微鏡装置を適用し
た顕微鏡の第1実施形態を示す断面図であり、図2
(a)は可視光照明系であるときを示し、図2(b)は
紫外光照明系であるときを示し、図3はフィルタブロッ
クの斜視図、図4は電動レボルバの対物レンズの配置を
示す図である。
【0036】顕微鏡は、顕微鏡本体50と、鏡筒51
と、電動レボルバ20と、ステージ52と、操作部30
とを備える。
【0037】顕微鏡本体50はベース50Aと、支柱5
0Bと、アーム50Cとからなる。
【0038】鏡筒51はアーム50Cの上部に取り付け
られ、接眼レンズ51Aを有する。
【0039】電動レボルバ20はアーム50Cの下面に
取り付けられ、電動レボルバ20に5本の対物レンズ2
0A〜20Eが保持されている。対物レンズ20A〜2
0Dは可視光用であり、対物レンズ20Eは紫外光に対
応した蛍光用である。
【0040】ステージ52はベース50Aに設けられ、
対物レンズの光軸に沿って上下動する。
【0041】また、アーム50Cにはフィルタブロック
10と照明用の光源55が設けられている。フィルタブ
ロック10は光源55の光路に対して直交する方向(紙
面を貫通する方向)へ移動でき、照明光路に紫外線カッ
トフィルタ15及び励起フィルタ16のいずれか一方を
配置する。この光源55には水銀ランプが用いられ、こ
の水銀ランプは可視域から極紫外域までの波長域の光を
射出する。
【0042】アーム50C内には固定ガイド部56、可
動ガイド部57、フィルタ駆動モータ12及びフィルタ
ブロック10が収容される。
【0043】可動ガイド部57と固定ガイド部56とは
複数のボール59を転動可能に支持するボールレース機
構を介して接続され、可動ガイド部57は固定ガイド部
56に対して移動可能となっている。
【0044】可動ガイド部57の固定ガイド部56と反
対側の側面にはあり溝57Aが形成され、フィルタブロ
ックの側面に形成されたあり10Aと係合している。
【0045】可動ガイド部57の上部にはラック57B
が形成され、このラック57Bはモータ12の回転軸に
固着されたピニオン12Aと噛み合っている。モータ1
2は、例えばDCモータを用い、固定ガイド部56に固
着される。
【0046】遮光手段(切換手段)としてのフィルタブ
ロック10は明視野ブロック10Bと蛍光ブロック10
Cとを備える。明視野ブロック10Bは紫外線カットフ
ィルタ15とハーフミラー17とを保持する。蛍光ブロ
ック10Cは励起フィルタ16とダイクロイックミラー
18とバリアフィルタ19とを保持する。
【0047】電動レボルバ20を駆動するモータ22
(図1参照)とモータ12とはCPU40に接続され、
通電を制御されている。
【0048】上記顕微鏡によれば、対物レンズセンサ2
1からの検出信号によって明視野用の対物レンズ20A
が光路中に配置されているとCPU40が判断した場合
には、CPU40は明視野ブロック10Bを光路中に配
置する信号を出力し、モータ12を駆動して光路中に明
視野ブロック10Bを配置し(図2(a)参照)、紫外
光用の対物レンズ20Eが光路中に配置されていると判
断した場合には、CPU40は紫外光ブロック10Cを
光路中に配置する信号を出力し、モータ12を駆動して
光路中に紫外光ブロック10Cを配置する(図2(b)
参照)。
【0049】また、フィルタセンサ11からの検出信号
によって明視野ブロック10Bが光路中に配置されてい
るとCPU40が判断した場合には、CPU40は可視
光用の対物レンズ(例えば20A)を光路中に配置する
信号を出力し、モータ22を駆動して光路中に対物レン
ズ20Aを配置し(図2(a)参照)、紫外光ブロック
10Cが光路中に配置されていると判断した場合には、
CPU40は紫外光用の対物レンズ20Eを光路中に配
置する信号を出力し、モータ22を駆動して光路中に紫
外光用の対物レンズ20Eを配置する(図2(b)参
照)。
【0050】このように、対物レンズと照明系との一方
が電動又は手動により切換えられたとき、他方を自動的
に切換え、常に可視光照明と可視光用対物レンズ、又は
紫外光照明と紫外光用対物レンズの組み合わせに設定さ
れる。
【0051】図2(a)の場合、光源55から出射され
た照明光は図示しないコレクタレンズ等の照明光学系を
通り、明視野ブロック10Bに入射する。
【0052】照明光は紫外線カットフィルタ15によっ
て紫外光を除いた可視光となり、ハーフミラー17によ
って対物レンズ20Aに偏向され、対物レンズ20Aを
通してステージ52上の試料52Aを照明する(可視光
照明系)。
【0053】可視光照明系の照明によって得られた像は
観察系を構成する対物レンズ20A、ハーフミラー17
を通り、鏡筒51を介して接眼レンズ51Aで明視野観
察される。
【0054】図2(b)の場合、照明光は励起フィルタ
16によって紫外光だけの照明光となり、ダイクロイッ
クミラー18によって対物レンズ20Eに偏向され、対
物レンズ20Eを通してステージ52上の試料52Aを
照明する(紫外光照明系)。
【0055】紫外光照明系の照明によって得られた蛍光
像は観察系を構成する対物レンズ20E、ダイクロイッ
クミラー18及びバリアフィルタ19を通り、鏡筒51
を介して接眼レンズ51Aで蛍光観察される。
【0056】この第1実施形態によれば、明視野観察と
紫外光を使用する蛍光観察とを選択可能な顕微鏡装置に
おいて、選択した対物レンズに対応したフィルタブロッ
ク10を選択することができるとともに、選択したフィ
ルタブロック10に対応した対物レンズを選択すること
ができるので、可視光用対物レンズ20A〜20Dに紫
外光を入射させて、接着剤を濁らせてしまい、対物レン
ズ20〜20Dを使用できなくしてしまう事故を防ぐこ
とができるとともに、誤った対物レンズの選択によって
対物レンズ20A〜20Dが自己蛍光してしまい見え難
くなることを防ぐことができる。
【0057】また、対物レンズ20A〜20Eの切換と
照明系の切換とを一度の操作で行うことができるので、
慣れない観察者でも誤操作が少なくなり、操作性が向上
する。その結果、検査時間の短縮とともに正確な検査が
可能になる。
【0058】更に、紫外光観察をする場合でも、誤って
明視野用対物レンズ20A〜20Dを光路に入れること
がないので、同焦点がとれないため像が見えず、ピント
を合わせるためにステージ52をZ軸方向に動かして試
料52Aや対物レンズ20A〜20Dを破損してしまう
という事故を防止できる。
【0059】図5(a)はこの発明に係る顕微鏡装置を
適用した顕微鏡の第2実施形態を示す断面図、図5
(b)は電動レボルバの対物レンズの配置を示す図であ
り、同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0060】この第2実施形態は可視光による明視野観
察と300nm以下の極紫外光(DUV光)を使用する
紫外光像の観察を行うことができる顕微鏡を示してい
る。
【0061】顕微鏡は顕微鏡本体150と、鏡筒51
と、電動レボルバ20と、ステージ52と、紫外線用デ
ィテクタ53と、操作部30とを備える。
【0062】顕微鏡本体150はベース150Aと、支
柱150Bと、アーム150C,150Dとからなる。
【0063】鏡筒51はアーム150Cの上部に取り付
けられ、接眼レンズ51Aを有する。
【0064】電動レボルバ20はアーム150Dの下面
に取り付けられ、5本の対物レンズ120A〜120E
が保持されている。対物レンズ120A〜120Dは明
視野用であり、対物レンズ120Eは紫外線用である。
【0065】アーム150Cには水銀ランプ55、UV
フィルタ151、シャッタ(遮光手段)152、ハーフ
ミラー153、ダイクロイックミラー154及びバリア
フィルタ155が配置され、アーム150Dにはハロゲ
ンランプ156、ハーフミラー157を保持するフィル
タブロック110が配置されている。シャッタ152は
ソレノイド152Aによって駆動される。
【0066】アーム150Cの下面に形成されたありは
アーム150Dの上面に形成されたあり溝に係合してい
る。また、アーム150Cとアーム150Dとは開口S
を介して連通しており、この開口Sによってダイクロイ
ックミラー154とハーフミラー157との間の光路を
形成する。
【0067】電動レボルバ20を駆動するモータ22
(図1参照)、モータ12、ソレノイド152A及びハ
ロゲンランプ156はCPU40に接続され、CPU4
0によって通電が制御される。
【0068】上記顕微鏡によれば、例えば明視野用の対
物レンズ120Aが光路中に配置されるとCPU40が
判断した場合には、CPU40はシャッタ152を閉じ
る信号を出力し、ソレノイド152Aを駆動して紫外線
の光路を閉じるとともに、ハーフミラー157を光路中
に配置する信号を出力し、モータ12を駆動して光路中
にハーフミラー157を配置する(図5参照)。
【0069】紫外光用の対物レンズ120Eが光路中に
配置されると判断した場合には、CPU40はハーフミ
ラー157を光路から外す信号を出力し、モータ12を
駆動して光路中からハーフミラー157を外すととも
に、シャッタ152を開く信号を出力し、ソレノイド1
52Aを駆動して紫外線の光路を開く。このとき、ハロ
ゲンランプ156への通電は止められ、ハロゲンランプ
156は消灯する。
【0070】図5の場合(明視野観察)、光源156か
ら出射された照明光は図示しないコレクタレンズ等の照
明光学系を通り、ハーフミラー157に入射する。
【0071】照明光はハーフミラー157によって対物
レンズ120Aに偏向され、対物レンズ120Aを通し
てステージ52上の試料52Aを照明する(可視光照明
系)。
【0072】可視光照明系の照明によって得られた像は
観察系を構成する対物レンズ120A、ハーフミラー1
57、ダイクロイックミラー154及びバリアフィルタ
155を通り、鏡筒51を介して接眼レンズ51Aで明
視野観察される。
【0073】一方、DUV光による紫外線観察の場合、
照明光はUVフィルタ151によって紫外光だけの照明
光となり、ハーフミラー153を透過した後、ダイクロ
イックミラー154によって対物レンズ120E方向に
偏向され、対物レンズ120Eを通してステージ52上
の試料52Aを照明する(紫外光照明系)。
【0074】紫外光照明系の照明によって得られた紫外
光像は観察系を構成する対物レンズ120E、ダイクロ
イックミラー154でハーフミラー153方向へ偏向さ
れ、ハーフミラー153で紫外線用ディテクタ53方向
へ偏向される。紫外線用ディテクタ53は検出した紫外
光を電気信号に変換し、モニタ(図示せず)で画像化さ
れ、観察される。
【0075】この第2実施形態によれば、第1実施形態
と同様の効果を発揮できる。
【0076】図6はこの発明に係る顕微鏡装置の他の制
御方法を説明するフローチャートである。なお、S1〜
S16はCPUの行う各処理のステップを示す。
【0077】CPU40は操作部30から対物レンズを
切り換える指示が入力されたか否かを判断する(S
1)。
【0078】対物レンズを切り換える指示が入力された
ときには、対物レンズセンサ21、操作部30及びメモ
リ41に記憶された情報に基づいて、現在光路中にある
対物レンズと切換後の(次に光路に挿入される)対物レ
ンズとをそれぞれ確認する(S2)。
【0079】次に、指示が明視野(可視光)用の対物レ
ンズから紫外光(UV光)用の対物レンズへの切換であ
るか否かを判断する(S3)。
【0080】指示が明視野(可視光)用の対物レンズか
ら紫外光(UV光)用の対物レンズへの切換であるとき
には、モータ22を駆動して対物レンズを紫外光(UV
光)用の対物レンズに切り換える(S4)。
【0081】次に、モータ12を駆動してフィルタブロ
ック10を紫外光照明系に切り換える(S5)。その後
S1に戻る。
【0082】S3で指示が明視野(可視光)用の対物レ
ンズから紫外光(UV光)用の対物レンズへの切換でな
いときには、紫外光(UV光)用の対物レンズから明視
野(可視光)用の対物レンズへの切換であるか否かを判
断する(S6)。
【0083】紫外光(UV光)用の対物レンズから明視
野(可視光)用の対物レンズへの切換であるときには、
モータ12を駆動してフィルタブロック10を可視光照
明系に切り換える(S7)。
【0084】次に、モータ12を駆動して対物レンズを
明視野(可視光)用の対物レンズへ切り換える(S
8)。その後S1に戻る。S6で紫外光用対物レンズか
ら可視光用の対物レンズへの切換でないと判断すると、
操作部30からの指示通り対物レンズを切換える(S1
7)。その後S1に戻る。
【0085】S1で対物レンズを切り換える指示でない
ときには、照明系(フィルタブロック)を切り換える指
示が入力されたか否かを判断する(S9)。指示がない
場合は再びS1に戻り、対物レンズ又は照明系の切換指
示があるまでS1,S9をくりかえす。
【0086】照明系を切り換える指示が入力されたとき
には、現在の照明系と切換後の照明系とを確認する(S
10)。
【0087】次に、指示が可視光照明系から紫外光照明
系への切換であるか否かを判断する(S11)。
【0088】指示が可視光照明系から紫外光照明系への
切換であるときには、モータ22を駆動して光路に挿入
する対物レンズを紫外光(UV光)用の対物レンズに切
り換える(S12)。
【0089】次に、モータ12を駆動して照明系を紫外
光照明系に切り換える(S13)。その後S1に戻る。
【0090】S11で指示が可視光照明系から紫外光照
明系への切換でないときには、紫外光照明系から可視光
照明系への切換であるか否かを判断する(S14)。
【0091】紫外光照明系から可視光照明系への切換で
あるときには、モータ12を駆動して照明系を可視光照
明系に切り換える(S15)。
【0092】次に、モータ22を駆動して対物レンズを
明視野(可視光)用の対物レンズへ切り換える(S1
6)。その後S1に戻る。S14で紫外光照明系から可
視光照明系への切換でないと判断すると、操作部30か
らの指示通り照明系を切換える(S18)。その後S1
に戻る。
【0093】上記制御方法によれば、上記実施形態の制
御方法の場合と同様の効果を発揮できる。上記制御方法
によれば、可視光用対物レンズと紫外光照明系とが同時
に光路上に配置されることがないので、紫外光の可視光
用対物レンズへの入射を確実に防止できる。
【0094】更に、紫外光用対物レンズ120Eを光路
に入れたままで明視野観察を行うことがないので、ピン
トを合わせるためにステージ52をZ軸方向に動かして
試料52Aや対物レンズ20Eを破損してしまうという
事故を防止できる。
【0095】これは、紫外光像を観察するために収差補
正された対物レンズ120Eでは、可視光と紫外光の同
焦点が出ていないためである。
【0096】なお、操作部30によって紫外光用対物レ
ンズ20Eから可視光用対物レンズ20A〜20Dへ切
り替える指示を受けた場合で、フィルタセンサ11によ
って紫外光照明系を用いていることが検出されたとき及
び操作部30によって可視光照明系から紫外光照明系へ
切り替える指示を受けた場合で、対物レンズセンサ21
によって光路に可視光用対物レンズ20Eが配置されて
いることが検出されたときには、操作部30による指示
を無効とし、ブザー(図示せず)によって警報音を発
し、観察者に注意を促すようにしてもよい。
【0097】上記実施形態はフィルタブロック及び電動
レボルバをモータ駆動するようにしたが、一方を手動で
操作するようにしてもよい。
【0098】第2実施形態において、ダイクロイックミ
ラー154を光路に挿脱可能とする駆動部を設け、明視
野観察時にダイクロイックミラー154を光路から外す
ようにしてもよい。
【0099】また、ハロゲンランプ156は消灯するの
ではなく、光路にシャッタを配置して光路を遮断するよ
うにしてもよい。
【0100】更に、フィルタブロック110の切換はフ
ィルタブロック110の位置を検知することで行ってい
るが、シャッタ152の開閉に基づいて切り換えるよう
にしてもよい。また、紫外光の光源として水銀ランプの
かわりに紫外レーザを用いても良い。
【0101】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の顕微鏡装置によれば、可視光用対物レンズに紫外
光が入射することを防止して、接着剤を濁らせてしま
い、対物レンズを使用できなくしてしまう事故を確実に
防ぐことができるとともに、誤った対物レンズの選択に
よって対物レンズが自己蛍光してしまい見えが悪くなる
ことを防ぐことができる。
【0102】また、紫外光観察をする場合でも、誤って
明視野用対物レンズを光路に入れることがないので、同
焦点がとれないため像が見えず、ピントを合わせるため
にステージをZ軸方向に動かして試料や対物レンズを破
損してしまうという事故を防止できる。
【0103】請求項2又は7に記載の発明の顕微鏡装置
によれば、紫外像を観察するための紫外線用対物レンズ
を光路に入れたままで明視野観察を行うことがないの
で、ピントを合わせるためにステージをZ軸方向に動か
して試料や対物レンズを破損してしまうという事故を防
止できる。
【0104】請求項3、5、6又は7に記載の発明の顕
微鏡装置によれば、対物レンズの切換と照明系の切換と
を一度の操作で行うことができるので、慣れない観察者
でも誤操作が少なくなり、操作性が向上する。その結
果、検査時間の短縮とともに正確な検査が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る顕微鏡装置の制御系を示
すブロック構成図である。
【図2】図2はこの発明に係る顕微鏡装置を適用した顕
微鏡の第1実施形態を示す断面図であり、図2(a)は
可視光照明系であるときを示す図、図2(b)は紫外光
照明系であるときを示す図である。
【図3】図3はフィルタブロックの斜視図である。
【図4】図4は電動レボルバの対物レンズの配置を示す
図である。
【図5】図5(a)はこの発明に係る顕微鏡装置を適用
した顕微鏡の第2実施形態を示す断面図、図5(b)は
電動レボルバの対物レンズの配置を示す図である。
【図6】図6はこの発明に係る顕微鏡装置の他の制御方
法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 フィルタブロック(切換手段) 11 フィルタセンサ(照明系検出手段) 12 フィルタ駆動モータ(切換駆動手段) 20 電動レボルバ 20A〜20D 可視光用対物レンズ 20E 紫外光用対物レンズ 21 対物レンズセンサ(対物レンズ検出手段) 22 レボルバ駆動モータ(レボルバ駆動手段) 30 操作部(指示手段) 40 CPU(制御手段) 41 メモリ(記憶手段) 152 シャッタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視光で試料を照明する可視光照明系
    と、紫外光で前記試料を照明する紫外光照明系と、前記
    試料に対して前記可視光照明系と前記紫外光照明系とを
    切り換える切換手段と、前記試料を観察するための観察
    系とを備える顕微鏡装置において、 可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズとを保持し、
    前記各々の対物レンズを前記観察系光路に選択的に配置
    する電動レボルバと、 前記電動レボルバを駆動するレボルバ駆動手段と、 前記紫外光照明系による照明であるか否かを検出する照
    明系検出手段と、 前記照明系検出手段によって前記紫外光照明系を用いて
    いることが検出されたとき、前記レボルバ駆動手段を駆
    動して光路に前記紫外光用対物レンズを挿入する制御手
    段とを備えることを特徴とする顕微鏡装置。
  2. 【請求項2】 可視光で試料を照明する可視光照明系
    と、紫外光で前記試料を照明する紫外光照明系と、前記
    試料に対して前記可視光照明系と前記紫外光照明系とを
    切り換える切換手段と、前記切換手段を駆動する切換駆
    動手段と、前記試料を観察するための観察系とを備える
    顕微鏡装置において、 可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズとを保持し、
    前記各々の対物レンズを前記観察系光路に選択的に配置
    するレボルバと、 光路に前記可視光用対物レンズが配置されていることを
    検出する対物レンズ検出手段と、 前記対物レンズ検出手段によって光路に前記可視光用対
    物レンズが配置されていることが検出されたとき、前記
    切換駆動手段を駆動して前記切換手段を前記可視光照明
    系に切り換える制御手段とを備えることを特徴とする顕
    微鏡装置。
  3. 【請求項3】 可視光で試料を照明する可視光照明系
    と、紫外光で前記試料を照明する紫外光照明系と、前記
    紫外光照明系中に配置され、前記試料に対して前記紫外
    光が照射されるのを阻止する遮光手段と、前記遮光手段
    を駆動する駆動手段と、前記試料を観察するための観察
    系とを備える顕微鏡装置において、 可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズとを保持し、
    前記各々の対物レンズを前記観察系光路に選択的に配置
    する電動レボルバと、 前記電動レボルバを駆動するレボルバ駆動手段と、 対物レンズの切換えを指示する指示手段と、 前記指示手段によって前記紫外光用対物レンズから前記
    可視光用対物レンズへ切り替える指示を受けたとき、前
    記遮光手段によって前記紫外光を遮断した後、前記可視
    光用対物レンズへ切り換えるように前記駆動手段と前記
    レボルバ駆動手段とを駆動する制御手段を備えることを
    特徴とする顕微鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記顕微鏡装置は、前記レボルバに対す
    る前記各々の対物レンズの取付位置情報を記憶する記憶
    手段を更に有し、 前記制御手段は、前記指示手段からの指示及び前記記憶
    手段に記憶された情報とに基づいて、現在光路中に配置
    されている対物レンズと次に光路中に配置される対物レ
    ンズとが、それぞれ可視光用対物レンズであるか紫外光
    用対物レンズであるかを識別することを特徴とする請求
    項3に記載の顕微鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記可視光照明系と前記紫外光照明系と
    は、それぞれ独立した光源と光路とを有し、前記遮光手
    段は、前記紫外光照明系の光路中に配置されたシャッタ
    であることを特徴とする請求項3又は4に記載の顕微鏡
    装置。
  6. 【請求項6】 前記可視光照明系と前記紫外光照明系と
    は、それぞれ同一の光源と光路とを有し、前記遮光手段
    は、前記光路中に配置され、前記光源から前記試料に照
    射される照明光を可視光と紫外光とに切り換える切換手
    段を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の顕
    微鏡装置。
  7. 【請求項7】 可視光で試料を照明する可視光照明系
    と、紫外光で前記試料を照明する紫外光照明系と、前記
    試料に対して前記可視光照明系と前記紫外光照明系とを
    切り換える切換手段と、前記切換手段を駆動する切換駆
    動手段と、前記試料を観察するための観察系とを備える
    顕微鏡装置において、 可視光用対物レンズと紫外光用対物レンズとを保持し、
    前記各々の対物レンズを前記観察系光路に選択的に配置
    する電動レボルバと、 前記電動レボルバを駆動するレボルバ駆動手段と、照明
    系の切換えを指示する指示手段と、 いずれの照明系が用いられているかを検出する照明系検
    出手段と、 前記照明系検出手段によって前記可視光照明系を用いて
    いることが検出され、かつ前記指示手段によって前記紫
    外光照明系へ切り替える指示を受けたとき、前記紫外光
    用対物レンズに切換えた後、前記紫外光照明系に切り換
    えるように前記レボルバ駆動手段と切換駆動手段とを駆
    動する制御手段とを備えることを特徴とする顕微鏡装
    置。
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