JPH1151894A - センサ、液体試料中の酵素基質の濃度決定及び検出方法、ならびにポリ塩化ビニル共重合体の使用 - Google Patents

センサ、液体試料中の酵素基質の濃度決定及び検出方法、ならびにポリ塩化ビニル共重合体の使用

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JPH1151894A
JPH1151894A JP10107543A JP10754398A JPH1151894A JP H1151894 A JPH1151894 A JP H1151894A JP 10107543 A JP10107543 A JP 10107543A JP 10754398 A JP10754398 A JP 10754398A JP H1151894 A JPH1151894 A JP H1151894A
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    • C12Q1/001Enzyme electrodes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体試料中の酵素基質の濃度を決定し、酵素
基質を検出するセンサを提供する。 【解決手段】 このセンサは、直接又は間接的に検出可
能な物質を生成しながら酵素基質と反応することができ
る酵素、検出装置16、酵素基質に透過できるポリマー
からなる被覆膜14を有する。ポリマーはポリ塩化ビニ
ル共重合体、即ち塩化ビニル及び他のモノマーの共重合
体であり、親水基を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体試料中の酵素
基質の濃度を決定し、これを検出するセンサ(バイオセ
ンサ)に関する。このセンサは、直接又は間接的に検出
可能な物質を生成しながら酵素基質と反応することがで
きる酵素、検出装置、及び酵素基質に透過することがで
きるポリマーからなる被覆膜又は被覆層を有する。
【0002】
【従来の技術】電流測定センサ、酵素電極又は光学セン
サ(オプトード(optodes))として提供されるセンサが今
日広く使用されている。これらのセンサは、血液及び他
の体液中のある種の物質、例えばグルコース、酸素、及
びCO2 などの量を決定するか、又はこれらを検出す
る。
【0003】電流測定酵素電極の構造及び機能は、例え
ば、本願と同一の出願人によるEP−A 0 603 154から
既知である。オプトードの構造及び機能は、例えば Bio
sensors & Bioelectronics 5 (1990) の第 137頁〜第 1
48頁から既知である。
【0004】グルコース、ラクテート又はクレアチニン
を決定する電流測定センサは、オキシドレダクターゼ、
及び過酸化水素を決定する検出装置(ベース電極(base
electrode))を有して構成するのが好ましい。これらの
センサは、グルコースオキシダーゼ、ラクテートオキシ
ダーゼ及びサルコシンオキシダーゼなどのオキシダーゼ
が、測定する分析物を酸素で酸化して対応する酸化生成
物及び過酸化水素を生成するように機能する。生成した
過酸化水素の濃度は分析物の濃度に比例し、ステンレス
鋼又は炭素電極(ベース電極)で対Ag/AgCl約6
50mVで陽極酸化することにより測定する。あるい
は、減少した酸化電圧(約300mV)で、白金化炭素
及び二酸化マンガンなどの触媒効果を有する電極で測定
を行うこともできる。
【0005】また、決定手段として、酸素消費量の測定
又は媒介物質を使用することもできる。媒介物質は、過
酸化水素の代わりに電極で酸化することにより測定で
き、また、酸化した形態で酸素の代替物として機能する
ことができる。
【0006】古典的な電流測定センサは、4つの層を含
む。即ち、ベース電極、干渉ブロック層、酵素層及び被
覆膜又は被覆層である。この構造を図1に概略的に示
す。参照番号1は、支持体(図示せず)に付着される、
例えば銀からなる導電層を示す。導電層1上にベース電
極2を付着する。ベース電極2上に、干渉ブロック層
3、酵素層4及び被覆膜5を設ける。被覆膜5は試料と
接触する。
【0007】電流測定センサの干渉ブロック層3は、電
極表面で直接酸化する可能性があり、従って誤った過剰
なシグナルを示しうる、パラセタモール(paracetamo
l)、尿酸及びアスコルビン酸などの、試料中のあらゆる
電気活性物質を電極から遠ざけるように機能する。干渉
ブロック層として、酢酸セルロース及びポリフェニレン
ジアミンからなる層を用いるのが好適である。ポリフェ
ニレンジアミンは、フェニレンジアミンをベース電極上
に直接重合させることによって生成する。未可塑ポリ塩
化ビニル(PVC)及びナフィオン(nafion) を、これ
らの溶液から直接付着させることもできる。
【0008】被覆層5としては、エッチングによって細
孔にしたポリカーボネート膜がしばしば用いられ、その
孔の幅は多孔率5%未満で通常0.03μmである。こ
の被覆膜は生適合性があり、多孔率が低いために拡散を
制限するが、酵素が孔を通って運搬されるのを妨げな
い。拡散特性を向上させるために、この層をしばしばラ
ミネートするか、及び/又は更に被覆する。疎水性可塑
剤で湿らせることにより、いわゆる支持された液体膜を
製造することができる。
【0009】多孔性ポリカーボネート膜である被覆層5
は、下層の酵素層4をプロテアーゼから十分に保護する
ことができないという欠点を有する。更に、酵素は幅
0.03μmの孔を通って拡散することができるため、
酵素層4からの酵素の流出を防ぐことができない。
【0010】被覆層はしばしば、酵素層に機械的に付着
される。被覆層を酵素層と結合させる場合、この層はベ
ース電極に機械的に付着されなければならない。このよ
うな機械的な付着は高価で、技術的に複雑であり、気泡
を生じずに下層の上に膜を付着させることが困難である
ためにしばしば問題を生じる。機械的な張力下で膜を電
極に付着させるには型押しした電極表面が必要であるた
め、このことによって、センサを設計する際に構造の自
由が制限される。必要とされる張力により、亀裂及びし
わがしばしば生じる。更に、シート膜は比較的厚く、従
って、製造されるセンサは電流が比較的低く、応答時間
が長い。
【0011】被覆膜を製造するために、ポリマー溶液を
酵素層に塗布して溶媒を蒸発させることが更に既知であ
る。従って、例えば、機械的に付着させず、即ち接着の
みによって下層に付着する、ナフィオン、PVC、ポリ
ウレタン、シリコーン、ポリアクリレート(p−HEM
A)及び酢酸セルロースの被覆膜を製造することができ
る。
【0012】これまでに使用されていた、溶液から酵素
層又は電極に直接塗布することができるポリマーは、ナ
フィオン及び酢酸セルロースなど少数であり、これらは
電気化学的に活性な妨害物質に対して選択的である。更
に、DMSO及びアセトン中の酢酸セルロース、ならび
にテトラヒドロフラン及びシクロヘキサノン中のPVC
など、多くのポリマーは揮発性で攻撃的又は毒性の溶媒
にのみ可溶である。この状況は、安全性の理由及び製造
方法に関係してくる。また、プラスチック部分は劣化す
る可能性があり、酵素層に存在する酵素はこれらの溶媒
によって破壊されうるため、電極自体にも関係してく
る。可塑PVCから、可塑剤が周囲のプラスチック部分
又は酵素層に拡散する可能性がある。
【0013】別の欠点は、殆どのポリマー、特に可塑P
VCでは、グルコース又はラクテートなどの分析物への
透過性は層の厚みを変えることによってしか調節できな
いことにある。何故なら、透過性は主にこのように製造
された膜及び多孔性の欠陥によるからである。層の厚み
がわずかに異なることで、透過性を全て失ってしまう場
合がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
のセンサに関して述べた欠点を克服し、特に、被覆層を
機械的に付着させる必要のないセンサを提供することに
ある。更に、溶液から被覆層を塗布する際に、従来技術
で使用した攻撃的な毒性の溶媒又は揮発性が非常に高い
溶媒を全く使用しない。
【0015】
【課題を解決するための手段】液体試料中の酵素基質の
濃度を決定し、酵素基質を検出する本発明のセンサは、
直接又は間接的に検出可能な物質を生成しながら酵素基
質と反応することができる酵素、検出装置、及び酵素基
質に透過することができるポリマーの被覆膜を有し、こ
のポリマーが、ポリ塩化ビニル共重合体、即ち塩化ビニ
ル及び他のモノマーからなる共重合体であり、この共重
合体が親水基を含むことを特徴とする。被覆膜を製造す
るために本発明に従って使用する共重合体は、ブロック
共重合体、交互共重合体又はランダム共重合体とするこ
とができる。
【0016】親水基としては、ヒドロキシ基、エステル
基及び/又はカルボキシル基が好ましい。
【0017】本発明に従って使用するPVC共重合体
は、高沸点エステルに容易に可溶である。これにより、
自動的な排出(discharge)を数時間行うことができる。
これに対して、通常は純粋なPVCをテトラヒドロフラ
ンに溶解するが、これは揮発性が高いため、再生可能で
自動的な大量生産を行うことができない。
【0018】更なる利点として、溶解したポリマーをそ
の溶液から酵素層に直接塗布することができる。本発明
の被覆層によって生じる酵素層の不活性化は実質的に不
可能である。何故なら、被覆されていないセンサと比較
すると、約半分のシグナルしか失われないからである。
しかし、センサの直線性が増加することは注目すべきこ
とである。ナフィオンなどから製造する匹敵した被覆膜
は同様のシグナル損失を示すが、センサの直線性を大幅
に増加させない。
【0019】本発明に従って使用する共重合体は、塩化
ビニル、ならびにビニルアルコール、酢酸ビニルなどの
ビニルエステル、ヒドロキシプロピルアクリレートなど
のビニルヒドロキシエステル、及びマレイン酸などのビ
ニルカルボン酸のうち1つ又はそれより多くからなるこ
とが好ましい。例示的なPVC共重合体として、ポリ−
(塩化ビニル−コ−酢酸ビニル)、ポリ−(塩化ビニル
−コ−酢酸ビニル コ2ヒドロキシプロピルアクリレー
ト)、ポリ−(塩化ビニル−コ−酢酸ビニル−コ−マレ
イン酸)及びポリ−(塩化ビニル−コ−酢酸ビニル−コ
−ビニルアルコール)がある。
【0020】本発明のセンサのある態様として、ポリ塩
化ビニル共重合体を生成する他のモノマーは酢酸ビニル
及び/又はマレイン酸である。
【0021】他のモノマーを、塩化ビニルの質量をベー
スとして5〜35質量%、特に10〜20質量%の量で
共重合体に含むのが好ましい。
【0022】本発明のセンサの更に好適な態様として、
被覆膜が親水性可塑剤を含有することからなる。可塑剤
としては、デキストラン、グリセリン、ポリエチレング
リコール又はグリコール類が優れた結果を示した。
【0023】可塑剤の添加によって、透過性を正確に調
節することができる。電流測定センサでは、例えばグリ
セリン3質量%を添加することによって、例えばラクテ
ートに対するセンサシグナルを100%増加させると同
時に、同一の層の厚みで直線性を約10%増加させる。
光学センサに適用した場合でさえも、本発明の被覆膜の
付着後に、測定範囲は大幅に増加するであろう。
【0024】純粋なPVCからなる被覆膜と比較する
と、PVC共重合体からなる本発明の被覆膜によって、
グルコースへの透過性を著しく良好に調整することがで
きる。何故なら、親水性共重合体成分のために、グルコ
ースへの透過性が先験的に優れているからである。層の
厚みを2倍にしても、シグナル強度が半分しか低下しな
いのに対して、純粋なPVCからなる被覆膜の層の厚み
を2倍にすると全ての透過性の損失を被る可能性があ
る。
【0025】本発明の被覆膜は、酵素層の酵素又は他の
成分の流出を防ぎ、従ってセンサの寿命を長くする。ラ
クテートセンサの寿命を、1.5日(被覆膜なし)から
14日(被覆膜あり)に延ばすことができる。
【0026】ポリ塩化ビニル共重合体をベースとして
0.5〜5質量%の量で可塑剤を含有するのがよい。
【0027】本発明のセンサを、検出装置がベース電極
である酵素電極として提供することができる。
【0028】この場合、ベース電極又は酵素含有層に、
被覆膜を直接、即ち中間の干渉ブロック膜なしで、塗布
することができる。本発明の被覆膜は、拡散妨害が改良
されたためにセンサの直線性を高めると共に電気的に活
性な妨害物質を締め出すため、このことが可能である。
本発明の被覆膜を用いて、パラセタモール1mmol/
リットルの影響を、被覆膜のないラクテート1.4mm
ol/リットルからラクテート0.2mmol/リット
ルに低下させることができる。また、センサの直線性
(ラクテート5mmol/リットル及び12mmol/
リットルでの測定値の比は絶対的な直線性である)は、
1.1から2.2に増加した。
【0029】被覆膜は、接着によってベース電極又は酵
素含有層に付着させることができる。機械的な方法でフ
ィルムとしてベース電極又は酵素含有層に付着させる必
要はない。
【0030】更に、本発明のセンサを光学センサとして
提供することができる。
【0031】また、本発明は、センサを液体試料に接触
させることにより、液体試料中の酵素基質の濃度を決定
し、酵素基質を検出する方法に関し、この方法は、本発
明のセンサを用いることを特徴とする。
【0032】本発明は更に、センサの被覆膜の製造に、
親水基を含有するポリ塩化ビニル共重合体を使用するこ
とに関する。
【0033】
【発明の実施の形態】添付の図面によって、本発明の好
適な態様をさらに詳しく説明する。図2及び図3はそれ
ぞれ、本発明の酵素電極の断面図、及び本発明の光学セ
ンサ(オプトード)を概略的に示す。
【0034】図2は、本発明の酵素電極の好適な態様の
構造を示しており、参照番号6は、プラスチック支持体
(図示せず)に付着した、例えば銀からなる導電層を示
している。層6の上に、ベース電極7を付着している。
ベース電極7の上には、酵素層8、及び試料と接触した
本発明の被覆膜9を設けている。このような酵素電極の
層構造を、下記のように構築することができる。
【0035】まず、参照電極用の銀の小片の導体、本発
明の対極及び酵素電極(それぞれベース電極又は作用電
極)をプラスチック支持体上にプリントする。
【0036】更に、感知領域に参照電極をAg/AgC
lペーストから製造する。感知領域の対極を炭素ペース
トで更に被覆する。酵素電極のベースとして、MnO2
5%と炭素ペーストの混合物を感知領域にプリントす
る。この上に、10%グルコースオキシダーゼ水溶液又
は10%バソトニック(bathotonic)ポリアクリルマト
リックス溶液を1滴塗布する。
【0037】この後、PVC−コ−酢酸ビニル−マレイ
ン酸などのポリ塩化ビニル共重合体の1〜3%酢酸ブト
キシエチル溶液1〜3滴を次々に塗布し、溶媒を蒸発さ
せることによって、被覆膜を製造する。
【0038】透過性を高め、ポリ塩化ビニル共重合体膜
に生じうる結晶化を防ぐために、親水性可塑剤(グリセ
リン、PEG又はデキストランなど)を、ポリ塩化ビニ
ル共重合体の3%の濃度で添加するのがよい。
【0039】グルコースオキシダーゼの代わりに、他の
基質を決定する他の酵素を用いることもできる。例え
ば、ラクテートの決定にラクテートオキシダーゼを用い
ることができる。
【0040】図3は光学センサの構造を概略的に示す。
ここで、参照番号10は、例えばポリエステルから製造
される支持体を指し、参照番号11は酸素の検出用にデ
カシクレンなどの指示薬を含むシリコーン層を指し、参
照番号12は光学分離用の微細炭素の層を指し、参照番
号13は酵素層(ゲル層)を示している。このようなセ
ンサの製造は、例えば、前掲のBiosensors & Bioelectr
onics 5 (1990)の第 137頁〜第 148頁で知られている。
【0041】ポリ塩化ビニル共重合体の被覆膜14の塗
布を、上記のように進める。この被覆層14は、試料と
接触する。
【0042】グルコースなどの決定すべき物質は被覆膜
14を貫通し、グルコースオキシダーゼを含む酵素層1
3に入る。グルコースの酵素酸化によって生じる酸素は
指示薬層11に貫通し、シリコーン層11に励起光を放
出する励起装置15によって生成されるデカシクレンの
蛍光を消す。蛍光の減少から、前部にフィルタ17を設
けた測定装置16によって、酸素の濃度、続いてグルコ
ース濃度をほぼ既知の方法で推断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】古典的な電流測定センサの構造を示す略図であ
る。
【図2】本発明の酵素電極の略断面図である。
【図3】本発明の光学センサ(オプトード)の略図であ
る。
【符号の説明】
1、6 導電層 2、7 ベース電極 3 干渉ブロック層 4、8、13 酵素層 5、9、14 被覆膜 10 支持体 11 シリコーン層 12 炭素層 15 励起装置 16 測定装置 17 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598051749 Stettemerstrasse 28 CH−8207 Schaffhausen Switzerland (72)発明者 ベルンハルト ペーター ハラルト シャ ッファー オーストリア国 アー−8045 グラツ ネ ポムクガッセ 27 (72)発明者 ニコレ ビードナー オーストリア国 アー−8020 グラツ ゲ オルジガッセ 26 (72)発明者 ガブリエラ ペシュティチェク オーストリア国 アー−8073 フェルトキ ルヒェン カール モルレシュトラーセ 7 (72)発明者 アンドレアス マルティン ドレツァル オーストリア国 アー−8020 グラツ ア ム アンドリッツバッハ 26デー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体試料中の酵素基質の濃度を決定し、
    酵素基質を検出するセンサであって、 直接又は間接的に検出可能な物質を生成しながら酵素基
    質と反応することができる酵素、検出装置、及び酵素基
    質に透過できるポリマーからなる被覆膜を有し、 ポリマーがポリ塩化ビニル共重合体、即ち塩化ビニル及
    び他のモノマーの共重合体であり、この共重合体が親水
    基を含む、上記センサ。
  2. 【請求項2】 共重合体が、親水基としてヒドロキシ
    基、エステル基及び/又はカルボキシル基を有する請求
    項1記載のセンサ。
  3. 【請求項3】 共重合体が、塩化ビニル、ならびにビニ
    ルアルコール、ビニルエステル、ビニルヒドロキシエス
    テル及びビニルカルボキシル酸のうち1つ又はそれより
    多くからなる請求項2記載のセンサ。
  4. 【請求項4】 他のモノマーが酢酸ビニル及び/又はマ
    レイン酸である請求項3記載のセンサ。
  5. 【請求項5】 他のモノマーを、塩化ビニルの質量をベ
    ースとして5〜35質量%、特に10〜20質量%の量
    で含む請求項1〜4のいずれか1項記載のセンサ。
  6. 【請求項6】 被覆膜が親水性可塑剤を含む請求項1〜
    5のいずれか1項記載のセンサ。
  7. 【請求項7】 デキストラン、グリセリン、ポリエチレ
    ングリコール又はグリコール類を可塑剤として含む請求
    項6記載のセンサ。
  8. 【請求項8】 ポリ塩化ビニル共重合体をベースとして
    0.5〜5質量%の量で可塑剤を含む請求項6又は7記
    載のセンサ。
  9. 【請求項9】 検出装置がベース電極である酵素電極と
    して提供する請求項1〜8のいずれか1項記載のセン
    サ。
  10. 【請求項10】 ベース電極又は酵素含有層に被覆膜を
    直接、即ち中間の干渉ブロック膜なしで付着する請求項
    9記載のセンサ。
  11. 【請求項11】 被覆膜を接着によってベース電極又は
    酵素含有層に付着させる請求項10記載のセンサ。
  12. 【請求項12】 光学センサとして提供する請求項1〜
    8のいずれか1項記載のセンサ。
  13. 【請求項13】 センサを液体試料に接触させることに
    より、液体試料中の酵素基質の濃度を決定し、酵素基質
    を検出する方法であって、請求項1〜12のいずれか1
    項記載のセンサを用いる、液体試料中の酵素基質の濃度
    決定及び検出方法。
  14. 【請求項14】 センサの被覆膜を製造するための、親
    水基を含むポリ塩化ビニル共重合体の使用。
JP10754398A 1997-04-17 1998-04-17 センサ、液体試料中の酵素基質の濃度決定及び検出方法、ならびにポリ塩化ビニル共重合体の使用 Expired - Fee Related JP4087496B2 (ja)

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