JPH11513860A - 多重モードにおける無線通信システムの移動局の外部制御による操作 - Google Patents

多重モードにおける無線通信システムの移動局の外部制御による操作

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JPH11513860A JP9516031A JP51603197A JPH11513860A JP H11513860 A JPH11513860 A JP H11513860A JP 9516031 A JP9516031 A JP 9516031A JP 51603197 A JP51603197 A JP 51603197A JP H11513860 A JPH11513860 A JP H11513860A
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Abstract

(57)【要約】 ユーザの制御により、無線通信システムにおける複数の移動局動作モードを支援する方法および装置を提供する。現在、単一の動作モードで動作するエンドユーザ装置を支援する通信プロトコルは存在する。しかし、さまざまな技術からのプロトコルを組合わせて、多重動作モードで動作するエンドユーザ装置を形成することが望ましい。それにより、本発明の方法は、移動局が多重モード環境において動作することを可能にし、その環境においてはユーザはあるモードを呼出しうる。

Description

【発明の詳細な説明】 多重モードにおける無線通信システムの移動局の外部制御による操作 背景 本発明は電気通信に関し、特に、さまざまな動作モード(アナログ、ディジタ ル、デュアルモード、など)、および周波数分割多元接続(FDMA)、時分割 多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、およびハイブリッドF DMA/TDMA/CDMAのようなアクセス技術における、セルラ無線システ ムおよび衛星無線システムのような無線通信システムに関する。本発明の特徴は 、情報の受信および送信のプロシージャを改善する技術に関する。 以下の説明は、本発明が適用されうる環境に関する。この一般的説明は、本発 明をより良く理解しうるように、公知のシステムおよび関連用語の概要を与える 意図のものである。 北米においては、ディジタル通信およびTDMAのような多元接続技術は、デ ィジタル高級移動体電話サービス(digital advanced mob ile phone service)(D−AMPS)と呼ばれるディジタル セルラ無線電話システムにより現在与えられていて、その特性のあるものは電気 通信産業協会(Telecommunications Industry A ssociation)および電子産業協会(Electronic Indu stries Association)(TIA/EIA)により公表された 暫定規格TIA/EIA/IS−54−Bの、「デュアルモード移動局−基地局 適合性規格(Dual−Mode Mobile Station−Base Station Compatibility Standard)」に指定さ れており、この公表の内容は、ここで参照して特に本願に取り込むこととする。 アナログ領域における周波数分割多元接続(FDMA)のみにより動作する消費 者装置の既存の大きな基盤にかんがみ、TIA/EIA/IS−54−B規格は デュアルモード(アナログおよびディジタル)規格となっており、アナログ適合 性と共にディジ タル通信能力を与える。例えば、TIA/EIA/IS−54−B規格は、FD MAアナログ音声チャネル(AVC)と、TDMAディジタルトラヒックチャネ ル(DTC)と、の双方を与える。AVCおよびDTCは、800メガヘルツ( MHz)付近の周波数を有する無線搬送波を、それぞれの無線チャネルが30キ ロヘルツ(KHz)のスペクトル幅を有するように周波数変調することにより実 現される。 TDMAセルラ無線電話システムにおいては、それぞれの無線チャネルは、一 連のタイムスロットに分割され、それぞれのタイムスロットは、データ源からの 情報のバースト、例えば、音声変換信号のディジタル式にコード化された部分を 含む。それらのタイムスロットは、所定の持続時間を有する相次ぐTDMAフレ ームにグループ化される。それぞれのTDMAフレーム内のタイムスロットの数 は、その無線チャネルを同時に共用しうる異なるユーザの数に関連する。もしT DMAフレーム内のそれぞれのスロットが、異なるユーザに割当てられれば、T DMAフレームの持続時間は、同じユーザへ割当てられる相次ぐタイムスロット 間の最小量の時間となる。 通常は無線搬送波上の連続するタイムスロットではない、同じユーザへ割当て られる相次ぐタイムスロットは、そのユーザのディジタルトラヒックチャネルを 構成し、それはそのユーザへ割当てられる論理チャネルと考えられうる。以下に 詳述するように、ディジタル制御チャネル(DCC)もまた、制御信号を通信す るために用いられ、そのようなDCCは、通常無線搬送波上の不連続タイムスロ ットの系列により形成される。 上述のようなTDMAシステムの多くの可能な実施例の1つのみにおいて、T IA/EIA/IS−54−B規格は、それぞれのTDMAフレームが6つの連 続するタイムスロットから成り、かつ40ミリ秒(msec)の持続時間を有す るようにした。従って、それぞれの無線チャネルは、通話をディジタル式にコー ド化するために用いられる音声コーダ/デコーダ(コーデック)のソースレート に依存して、3つから6つまでのDTC(例えば、3つから6つまでの電話通話 )を搬送しうる。そのような音声コーデックは、フルレートまたはハーフレート で動作しうる。フルレートDTCは、一定の期間内にハーフレートDTCの2 倍の数のタイムスロットを必要とし、TIA/EIA/IS−54−Bにおいて は、それぞれのフルレートDTCは、それぞれのTDMAフレームの2つのスロ ット、すなわち、TDMAフレームの6つのスロットの、第1および第4、第2 および第5、または第3および第6のものを用いる。それぞれのハーフレートD TCは、それぞれのTDMAフレームの、1つのタイムスロットを用いる。それ ぞれのDTCタイムスロット中においては324ビットが送信され、その大部分 である260ビットは、コーデックの音声出力によるもので、音声出力のエラー 訂正コーディングによる諸ビット含んでおり、残余のビットは、同期などの目的 のための、時刻およびオーバヘッド信号方式の保護のために用いられる。 TDMAセルラシステムは、バッファおよびバースト(buffer−and −burst)モードすなわち不連続送信モードにより動作し:それぞれの移動 局は、その割当てられたタイムスロット中においてのみ送信(および受信)を行 う。例えば、フルレートにおいては移動局は、スロット1中に送信し、スロット 2中に受信し、スロット3中にアイドリングし、スロット4中に送信し、スロッ ト5中に受信し、スロット6中にアイドリングし、その後、後続のTDMAフレ ーム中においてこのサイクルを繰返す。従って、電池電源式のものでありうる移 動局は、それが送信も受信もしていないタイムスロット中においては、電力節約 のために、スイッチオフまたはスリープ状態にされうる。 セルラ無線通信システムはまた、音声チャネルすなわちトラヒックチャネルの 外に、基地局と移動局との間で呼設定メッセージを搬送するための、ページング /アクセスチャネル、すなわち制御チャネルをも有する。例えば、TIA/EI A/IS−54−Bによれば、21の専用アナログ制御チャネル(ACC)が存 在し、これらは、800MHz付近に位置する送受信のための所定の固定周波数 を有する。これらのACCは、常に同じ周波数に見出され、それらは移動局によ り容易に捜し出され、またモニタされうる。 例えば、アイドル状態にある(すなわち、スイッチオンされているが、呼を行 ったり受けたりしていない)時に、TIA/EIA/IS−54−Bシステム内 の移動局は、最強の制御チャネル(一般に、その瞬間に移動局が位置しているセ ルの制御チャネル)に同調し、その後それを定期的にモニタして、対応する基地 局を経て呼を受信し、または開始する。移動局がアイドル状態にある間にセル間 を移動する時は、移動局は最後には「旧」セルの制御チャネル上の無線接続を「 失い」、「新」セルの制御チャネルに同調する。制御チャネルへの最初の同調と 、その後の再同調とは、全ての利用可能な制御チャネルをそれらの既知周波数で 走査し、「最良の」制御チャネルを見出すことにより自動的に行われる。良好な 受信品質を有する制御チャネルが見出された時は、移動局はこのチャネルに、そ の品質が再び劣化するまで同調し続ける。このようにして、移動局はシステムと の「接触状態(in touch)」に留まる。 移動局は、アイドル状態にある間に、該移動局をアドレス指定したページング メッセージを求めて、制御チャネルをモニタしなければならない。例えば、通常 電話(陸線)の加入者が移動局を呼出す時、その呼は、公衆加入電話網(PST N)から移動交換局(MSC)へ送られ、MSCはダイヤルされた番号を解析す る。もしダイヤルされた番号の妥当性が確認されば、MSCは、いくつかの無線 基地局のいくつか、または全てに対し、それらのそれぞれの制御チャネルを経て 、呼出された移動局の移動局識別番号(MIN)を含むページングメッセージを 送信することにより、呼出される移動局をページングすることを要求する。ペー ジングメッセージを受信したそれぞれのアイドル移動局は、受信したMINを、 自身の記憶しているMINと比較する。一致した記憶MINを有する移動局は、 特定の制御チャネルを経てページ応答を基地局へ送信し、基地局はそのページ応 答をMSCへ送る。 MSCはページ応答を受信すると、ページ応答を受信した基地局への利用可能 なAVCまたはDTCを選択し、その基地局内の対応する無線トランシーバをス イッチオンして、その基地局をして、制御チャネルを経て呼出された移動局へ、 該呼出された移動局が選択された音声チャネル、すなわちトラヒックチャネルに 同調するように命令するメッセージを送らしめる。呼に対するスルー接続は、前 記移動局が選択されたAVCまたはDTCに同調し終わった時に確立される。 TIA/EIA/IS−54−Bにより指定されたACCを有するシステムの 性能は、TIA/EIA/IS−136により指定されたディジタル制御チャネ ル(DCCH)を有するシステムにおいて改善され、TIA/EIA/IS−1 36の開示内容は、ここで参照して特に本願に取り込むこととする。そのような DCCHを用いて、それぞれのTIA/EIA/IS−54−B無線チャネルは 、DTCのみ、DCCHのみ、またはDTCとDCCHとの両者の混合を搬送し うる。TIA/EIA/IS−136−Bの枠組内では、それぞれの無線搬送周 波数は、3つのフルレートDTC/DCCH、または6つのハーフレートDTC /DCCH、または、その間の任意の組合せまで、例えば、1つのフルレートお よび4つのハーフレートのDTC/DCCHを有しうる。 しかし、一般に、DCCHの送信レートは、TIA/EIA/IS−54−B により指定されたハーフレートおよびフルレートと一致する必要はなく、また、 DCCスロットの長さは、一様でなくてもよく、またDTCスロットの長さと一 致しなくてもよい。DCCHは、TIA/EIA/IS−54−B無線チャネル 上に定められことができ、例えば、連続するTDMAスロットのストリーム内の n番目毎のスロットから成りうる。この場合、それぞれのDCCHスロットの長 さは、TIA/EIA/IS−54−BによるDTCスロットの長さである6. 67msecに等しくてもよく、等しくなくてもよい。あるいは(他の可能な代 替方式を制約することなく)、これらのDCCHスロットは、当業者に公知の他 の方法により定められうる。 セルラ電話システムにおいて、移動局が基地局およびMSCと通信しうるため には、エアリンク(air link)プロトコルが必要である。通信リンクプ ロトコルは、セルラ電話の呼を開始するため、および受信するために用いられる 。通信リンクプロトコルは、通信産業内においてはレイヤ2プロトコルと通常呼 ばれ、その機能性はレイヤ3メッセージの境界指定(delimiting)す なわちフレーミングを含む。これらのレイヤ3メッセージは、諸移動局および諸 セルラ交換機内に存在するレイヤ3同位エンティティ間で送られうる。物理レイ ヤ(レイヤ1)は、物理通信チャネルのパラメータ、例えば、無線周波数の間隔 、変調特性など、を定めている。レイヤ2は、物理チャネルの制約内における情 報の正確な送信に必要な技術、例えば、エラーの訂正および検出など、を定めて いる。レイヤ3は、物理チャネルを経て送信された情報の、受信および処理のた めのプロシージャを定めている。 移動局と、セルラ交換機(基地局およびMSC)と、の間の通信は、図1、図 2(a)、および図2(b)を参照することにより、一般的に説明しうる。図1 は、複数のレイヤ3メッセージ11、レイヤ2フレーム13、およびレイヤ1チ ャネルバースト、すなわちタイムスロット、15を概略的に示す。図1において 、それぞれのレイヤ3メッセージに対応する、チャネルバーストのそれぞれのグ ループは、論理チャネルを構成し、上述のように、与えられたレイヤ3メッセー ジのためのチャネルバーストは、通常、TIA/EIA/136搬送波上の連続 スロットではない。一方、チャネルバーストは連続でありえ、1つのタイムスロ ットが終わると直ちに次のタイムスロットが始まりうる。 それぞれのレイヤ1チャネルバースト15は、完全なレイヤ2フレームと、例 えばレイヤ1動作のために用いられるエラー訂正情報および他のオーバヘッド情 報のような他の情報と、を含む。それぞれのレイヤ2フレームは、レイヤ3メッ セージの少なくとも一部と、レイヤ2動作のために用いられるオーバヘッド情報 と、を含む。図1には示されていないが、それぞれのレイヤ3メッセージは、該 メッセージのペイロードと考えられうるさまざまな情報要素と、それぞれのメッ セージのタイプを識別するためのヘッダ部分と、多分パディング(paddin g)と、を含む。 それぞれのレイヤ1バーストおよびそれぞれのレイヤ2フレームは、複数の異 なるフィールドに分割される。特に、それぞれのレイヤ2フレーム内の限定長デ ータフィールドは、レイヤ3メッセージ11を含む。レイヤ3メッセージは、レ イヤ3メッセージ内に含まれる情報量に依存して可変長を有するので、単一のレ イヤ3メッセージの送信には、複数のレイヤ2フレームが必要とされうる。その 結果、レイヤ3メッセージの全体を送信するためには、チャネルバーストとレイ ヤ2フレームとの間に1対1の対応が存在するので、複数のレイヤ1チャネルバ ーストもまた必要とされうる。 上述のように、レイヤ3メッセージを送るために1つより多いチャネルバース トが必要とされる時は、そのいくつかのバーストは、通常無線チャネル上の連続 バーストではない。さらに、そのいくつかのバーストは、通常、そのレイヤ3メ ッセージを搬送するために用いられる特定の論理チャネルに当てられた順次バー ストでさえない。それぞれの受信バーストを受信し、処理し、かつそれに反応す るためには、時間が必要なので、レイヤ3メッセージの送信に必要なバーストは 、通常、図2(a)に概略的に示され、かつTIA/EIA/IS−136規格 に関連して上述された、スタガフォーマットをなして送られる。 図2(a)は、搬送周波数により送られる連続タイムスロット1、2、... 内に含まれるタイムスロットの系列1、2、...、N、...として構成され た、順方向(すなわちダウンリンク)DCCHの一般的な例を示す。これらのD CCHスロットは、TIA/EIA/IS−136により指定された無線チャネ ルのような無線チャネル上に定められることができ、例えば図2(a)に見られ るように、一連の連続スロット内のn番目毎のスロットから成りうる。それぞれ のDCCHスロットは、TIA/EIA/IS−136によるDTCスロットの 長さである6.67msecに等しくてもよく、等しくなくてもよい持続時間を 有する。 図2(a)に示されているように、DCCHスロットはスーパフレーム(SF )に編成することができ、それぞれのスーパフレームは、異なる種類の情報を搬 送するいくつかの論理チャネルを含む。スーパフレーム内のそれぞれの論理チャ ネルに対しては、1つまたはそれ以上のDCCHスロットが割り当てられうる。 図2(a)の代表的なダウンリンクスーパフレームは、3つの論理チャネル、す なわち、オーバヘッドメッセージのための6つの相次ぐスロットを含む一斉送信 制御チャネル(BCCH)と、ページングメッセージのための1つのスロットを 含むページングチャネル(PCH)と、チャネル割当てその他のメッセージのた めの1つのスロットを含むアクセス応答チャネル(ARCH)と、を含む。図2 (a)の代表的なスーパフレーム内の残余のタイムスロットは、追加のページン グチャネルPCHのような他の論理チャネル、またはその他のチャネル用に当て られる。移動局の数は、通常スーパフレーム内のスロット数よりも遥かに多いの で、それぞれのページングスロットは、ある独特の特性、例えば、MINの最後 のディジット、を共通とするいくつかの移動局をページングするために用いられ る。 図2(b)は、順方向DCCHのスロットのための好ましい情報フォーマット を示す。送信されたそれぞれのスロット内の本発明は複数のフィールドを含み、 図2(b)は、それぞれのフィールド内のビット数を、そのフィールド上に示す 。同期フィールドにより送られるビットは、従来のように、コード化スーパフレ ーム相(CSFP)フィールドおよびデータフィールドの正確な受信を保証する ために用いられる。同期フィールドは、スロットの開始を見出すために基地局に より用いられる所定のビットパターンを含む。共用チャネル帰還(SCF)フィ ールドは、システムに対するアクセスを要求するために移動局により用いられる ランダムアクセスチャネル(RACH)を制御するために用いられる。CSFP フィールドは、移動局がそれぞれのスーパフレームの開始を見出すことを可能な らしめる、コード化スーパフレーム相値を伝える。これは、順方向DCCHのス ロット内の情報フォーマットの単なる一例に過ぎない。 効率的なスリープモード動作および高速セル選択の目的のために、BCCHは 、いくつかのサブチャネルに分割されうる。BCCHの構造は公知であり、それ は、移動局がスイッチオンされた時(移動局がDCCHにロックされた時)シス テムにアクセスし(呼を行い、または受け)うる前に、移動局が最小量の情報を 読取ることを可能にする。スイッチオンされた後、アイドル移動局は、その割当 てられたPCHスロット(それぞれのスーパフレーム内に通常1つある)のみを 定期的にモニタする必要があり、他のスロット中においては移動局はスリープ状 態にありうる。ページングメッセージの読取りに費やされる移動局の時間と、ス リープ状態に費やされる移動局の時間と、の比は制御可能であり、呼設定遅延と 電力消費との間のトレードオフを表す。 TDMAタイムスロットは、ある固定された情報搬送容量を有するので、それ ぞれのバーストは、上述のレイヤ3メッセージの一部のみを典型的に搬送する。 アップリンク方向においては、多数の移動局がコンテンションに基づいてシステ ムとの通信を試み、一方、ダウンリンク方向においては、多数の移動局がシステ ムから送られるレイヤ3メッセージを聞く。公知のシステムにおいては、いずれ の与えられたレイヤ3メッセージも、レイヤ3メッセージの全体を送るのに必要 な数のTDMAチャネルバーストを用いて搬送されなければならない。 ディジタル制御チャネルおよびトラヒックチャネルは、移動ユニットにおける スリープ期間をより長く保持して電池の寿命を長くするなどの理由のために望ま しい。 ディジタル制御チャネルおよびトラヒックチャネルは、システム容量を最適化 し、階層形セル構造、すなわち、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、などの 構造を支援するための、拡張された機能性を有する。「マクロセル」という用語 は、一般に従来のセルラ電話システムにおけるセルの大きさ(例えば、少なくと も約1キロメートルの半径)に匹敵する大きさを有するセルに関してのものであ り、「マイクロセル」および「ピコセル」という用語は、累進的により小さいセ ルに関してのものである。例えば、マイクロセルは、公共の屋内または屋外区域 、例えば集会センターまたは繁華な街路をカバーし、ピコセルは、オフィスの廊 下または高い建物のフロアをカバーする。無線カバレージの大小からいうと、マ クロセル、マイクロセル、およびピコセルは、異なるトラヒックパターンまたは 無線環境を処理するために、互いに異なっていてもよく、あるいは互いにオーバ ラップしていてもよい。 図3は、代表的な階層形、すなわち多重レイヤ形、セルラシステムを示す。6 角形により表されたかさ形マクロセル10は、上位のセルラ構造を作っている。 それぞれのかさ形セルは、下位のマイクロセル構造を含みうる。かさ形マクロセ ル10は、街路に沿った区域に対応する、点線内に囲まれた区域により表された マイクロセル20と、破線内に囲まれた区域により表されたマイクロセル30と 、建物の個々のフロアをカバーするピコセル40、50、および60と、を含む 。マイクロセル20および30によりカバーされた2つの街路の交差部分は、密 度の高いトラヒック集中区域でありえ、従って過熱点(hot spot)を表 している。 図4は、典型的な基地局110および移動局120を含む、代表的なセルラ移 動無線電話システムのブロック図である。この基地局は、制御および処理ユニッ ト130を含み、このユニットはMSC140に接続され、MSC140はさら にPSTN(図示せず)に接続されている。このようなセルラ無線電話システム の一般的特徴は、ウエジケ(Wejke)等に対する「セルラ通信システムにお ける隣接者補助形ハンドオフ(Neighbor−Assisted Handoff in a Cellular Communication System)」と題する米国特許第5,175,867号に説明されているよ うに、本技術分野において公知であり、該特許の内容は、参照することにより本 願に取り込むこととする。 基地局110は、音声チャネルトランシーバ150により複数の音声チャネル を操作し、音声チャネルトランシーバ150は、制御および処理ユニット130 により制御される。また、それぞれの基地局は制御チャネルトランシーバ160 をも含み、制御チャネルトランシーバ160は、1つより多くの制御チャネルを 操作しうる。制御チャネルトランシーバ160は、制御および処理ユニット13 0により制御される。制御チャネルトランシーバ160は制御情報を、基地局ま たはセルの制御チャネルを経て、その制御チャネルにロックされた移動局へ一斉 送信する。トランシーバ150および160は、音声および制御トランシーバ1 70と同様に、単一装置として実現され、同じ無線搬送周波数を共用するDCC HおよびDTCに用いられる。 移動局120は、その音声および制御チャネルトランシーバ170において、 制御チャネル上の一斉送信された情報を受信する。次に、処理ユニット180は 、移動局がロックすべき候補セルの特性を含む受信された制御チャネル情報を評 価し、移動局がいずれのセルにロックすべきかを決定する。有利なことに、レイ ス(Raith)等に対する「無線電話システムにおける通信制御の方法および 装置(Method and Apparatus for Communic ation Control in a Radiotelephone Sy stem)」と題する米国特許第5,353,332号に説明されているように 、受信された制御チャネル情報は、それが関連するセルに関する絶対情報を含む のみでなく、その制御チャネルが関連するセルに隣接する他のセルに関する相対 情報をも含む。上記特許の内容は、参照することにより本願に取り込まれる。 ユーザの「通話時間」、すなわち、移動局の電池の寿命、を増加させるために は、現在のアナログ順方向制御チャネル(FOCC)のために指定されているタ イプのメッセージを、アイドル移動局が、FOCCにロックした時、および、そ の後情報が変化した時のみに、オーバヘッドメッセージを読取ることを可能にす るフォーマットで搬送しうる、ディジタル順方向制御チャネル(基地局から移動 局へ)を用いうる。移動局は全ての他の時間にはスリープ状態にある。そのよう なシステムにおいては、あるタイプのメッセージが、他のタイプのものよりも頻 繁に基地局により一斉送信され、また移動局は一斉送信されたことごとくのメッ セージを読取る必要はない。 TIA/EIA/IS−54−B規格およびTIA/EIA/IS−136規 格により指定されいるシステムは回線交換技術であり、これは、物理呼接続を確 立し、通信エンドシステムが交換すべきデータを有する間はその接続を維持する 、「コネクションオリエンテッド」通信のタイプのものである。回線交換機の直 接接続はオープンパイプラインとして働き、エンドシステムが、適切と見たもの のために回線を使用しうるようにする。回線交換データ通信は、定帯域幅アプリ ケーションに適するが、それは低帯域幅かつ「バースト性」アプリケーションの ためには比較的に非効率的である。 コネクションオリエンテッド(例えばX.25)または「コネクションレス」 (例えばインターネットプロトコル「IP」)のものでありうるパケット交換技 術は、物理接続の設定または切断を必要とせず、これは回線交換技術と著しい対 照をなす。これは、データの待ち時間を短縮し、また、比較的短い、バースト性 の、または対話形の、トランザクションの処理においてチャネルの効率を増大さ せる。コネクションレスパケット交換ネットワークは、複数経路指定サイトへ経 路指定機能を分配し、それにより中央交換ハブを用いる時に起こりうるトラヒッ クボトルネックを回避する。データは、適切なエンドシステムのアドレス指定に より「パケット化」された後、データ経路に沿って独立ユニットへ送信される。 通信エンドシステム間に配置された、時には「ルータ」と呼ばれる中間システム が、パケット毎にとられるべき最適経路について決定を行う。経路指定の決定は 、最低コスト経路またはコスト距離、リンクの容量、送信を待っているパケット 数、リンクのためのセキュリティ要求、および中間システム(ノード)の動作状 態、を含むいくつかの特性に基づいて行われる。 単一回線のセットアップと対照される、経路マトリックスを考慮した経路に沿 ってのパケット送信は、アプリケーションおよび通信の柔軟性を提供する。それ はまた、最も標準的なローカルエリアネットワーク(LAN)およびワイドエリ アネットワーク(WAN)が結合した環境において発展させた方法でもある。パ ケット交換は、データ通信に適している。そのわけは、多くのアプリケーション および使用されるキーボード端末のような装置が対話形のもので、データをバー ストとして送信するからである。ユーザが、端末へもっとデータを入力している 間、または問題を考えるために休んでいる間、チャネルはアイドル状態にあるの ではなく、パケット交換は、いくつかの端末からの複数の送信をそのチャネルへ インタリーブする。 パケットデータは、経路独立性と、ネットワークノードの故障の際に代替経路 を選択するルータの能力と、のために、より高度のネットワークの堅牢性を与え る。従って、パケット交換は、ネットワーク線のより効率的な使用を可能にする 。パケット技術は、接続時間の代わりに、送信されるデータの量に基づいて、エ ンドユーザに料金を請求することの選択権を提供する。もしエンドユーザのアプ リケーションが、エアリンクの効率的な使用を行うように設計されていたとすれ ば、送信されるパケットの数は最小となる。もしそれぞれの個々のユーザのトラ ヒックが最小に保持されれば、サービス提供業者のネットワーク容量は効果的に 増大せしめられる。 パケットネットワークは、通常、オープンシステムインタフェース(OSI) モデルまたはTCP/IPプロトコルスタックのような、産業上広範なデータ規 格に基づいて設計される。これらの規格は、形式上または事実上、多年にわたっ て発展せしめられ、これらのプロトコルを用いるアプリケーションは、容易に利 用されうる。規格に基づくネットワークの主要目的は、他のネットワークとの相 互接続性を実現することである。インターネットは、そのような規格に基づくネ ットワークによるこの目標の追求の、今日における最も明らかな例である。 パケットネットワークは、インターネットまたは会社内のLANと同様に、今 日のビジネスおよび通信環境の一体的部分である。移動体計算がこれらの環境に おいて普及するのに伴い、TIA/EIA/IS−136を用いる無線サービス 提供業者のような業者は、これらのネットワークへのアクセスを提供するための 最良の位置に配置される。それにもかかわらず、セルラシステムにより提供され る、またはセルラシステムのために提案される、データサービスは、一般に、そ れぞれの活動中の移動局ユーザのために専用無線チャネルを用いる回線交換モー ドの動作に基づいている。 回線交換モードの動作に基づくセルラシステムのためのデータサービスにおけ る多少の例外は、パケットデータの概念を含む以下の文献に記載されている。 米国特許第4,887,265号および「ディジタルセルラシステムにおける パケット交換(Packet Switching in Digital C ellular System)」第38回IEEE車両技術協議会会報(Pr oc.38th IEEE Vehicular Technology Co nf.)第414ないし418頁(1988年6月)には、共用されるパケット データ無線チャネルを与えるセルラシステムが記載されており、それぞれの該チ ャネルは複数のデータ呼を収容しうる。パケットデータサービスを要求する移動 局は、本質的に正規のセルラ信号方式を用いる特定のパケットデータチャネルに 割当てられる。このシステムは、パケットデータネットワークとインタフェース するためのパケットアクセスポイント(PAPS)を含みうる。それぞれのパケ ットデータ無線チャネルは、1つの特定のPAPに接続され、従って、そのPA Pに関連するデータ呼を多重化しうる。ハンドオーバ(handovers)は 、同じシステムにおいて音声呼のために用いられるハンドオーバと極めて類似し た様式で、システムにより起動される。パケットチャネルの容量が不十分な状況 においては、新しいタイプのハンドオーバが追加される。 これらの文献はデータ呼指向のものであり、正規の音声呼におけると同様に、 システム起動ハンドオーバの使用に基づいている。これらの原理を、TDMAセ ルラシステムにおいて汎用パケットデータサービスを行うために適用すると、ス ペクトル効率および性能に欠点を生じる。 米国特許第4,916,691号には、新しいパケットモードセルラ無線シス テムのアーキテクチャと、(音声および/またはデータ)パケットを移動局へ経 路指定するための新しいプロシージャと、が記載されている。基地局、幹線イン タフェースユニットを経由した公衆交換機、およびセルラ制御ユニットは、WA Nを経て互いにリンクしている。経路指定プロシージャは、移動局起動ハンドオ ーバに基づき、また、(呼出し中において)移動局から送信されるパケットのヘ ッダに対する、そのパケットが通過する基地局の識別子の追加に基づいている。 移動局からの後続のユーザ情報パケットの間の期間が延長している場合は、移動 局は、セル位置情報を伝える目的の特別制御パケットを送信しうる。 セルラ制御ユニットは、それが呼に呼制御番号を割当てる時に、呼の確立にま ず関係する。それは次に、移動局に呼制御番号を知らせ、幹線インタフェースユ ニット(trunk interface unit)に呼制御番号および最初 の基地局の識別子を知らせる。次に、呼出し中にパケットが、幹線インタフェー スユニットと、現在サービスしている基地局と、の間で直接経路指定される。 米国特許第4,916,691号に説明されているシステムは、TDMAセル ラシステムにおいてパケットデータサービスを行う特定の問題に直接関連しては いない。 「GSMにおけるパケット無線(Packet Radio in GSM) 」欧州電気通信標準化機構(ETSI)T Doc SMG 4 58/93( 1993年2月12日)およびフィンランドのヘルシンキ(1993年10月1 3日)における「将来の競争環境におけるGSM(GSM in a Futu re Competitive Environment)」と題するセミナー において提出された「GSMのために提案される一般的パケット無線サービス( A General Packet Radio Service Propo sed for GSM)」は、GSMにおける音声およびデータのための可能 なパケットアクセスプロトコルを略述している。これらの文献は、TDMAセル ラシステム、すなわち、GSMに直接関連しており、それらは最適化された共用 パケットデータチャネルの可能な編成を略述しているが、それらは、全システム 的解決において統合パケットデータチャネルの特徴を扱ってはいない。 「GSMネットワークにおけるパケットデータ(Packet Data o ver GSM)」、T Doc SMG 1 238/93、ETSI(19 93年9月28日)には、パケット移動局と、パケットデータサービスへのア クセスを処理する「代理人」と、の間に仮想チャネルを確立するために、最初に おける正規のGSM信号方式および認証の使用に基づき、GSMにおけるパケッ トデータサービスを提供する概念が説明されている。正規の信号方式が高速なチ ャネルのセットアップおよび解放のために変更されると、正規のトラヒックチャ ネルはパケット転送のために用いられる。この文献はTDMAセルラシステムに 直接関連しているが、その構想は、現存のGSMトラヒックチャネルの「高速交 換」バージョンの使用に基づいているので、最適化された共用パケットデータチ ャネルに基づく構想と比較すると、スペクトル効率およびパケット転送遅延(殊 に短いメッセージに対しての)に関して欠点を有する。 その開示内容をここで参照して特に本願に取り込むこととする、セルラディジ タルパケットデータ(CDPD)システムの仕様、レリース1.0(1993年 7月)は、現在の進歩した移動体電話サービス(AMPS)システム、すなわち 、北米アナログセルラシステム、において利用可能な無線チャネルを利用するパ ケットデータサービスを提供する構想を説明している。CDPDは、米国セルラ オペレータのグループにより是認された、包括的な公開仕様である。言及されて いる項目には、外部インタフェース、エアリンクインタフェース、サービス、ネ ットワークアーキテクチャ、ネットワーク管理、および管督庁が含まれている。 指定されたCDPDシステムは、大部分は、現存のAMPSのインフラストラ クチャとは無関係なインフラストラクチャに基づいている。AMPSシステムと の共通点は、同じタイプの無線周波チャネルおよび同じ基地局サイトの利用(C DPDにより用いられる基地局は、新しいCDPD特有のものでありうる)と、 2つのシステム間のチャネル割当てを調整する信号インタフェースの使用と、に 限られる。 移動局へのパケットの経路指定は、まず、そのパケットを、移動局アドレスに 基づき、ホーム位置レジスタ(HLR)を備えたホームネットワークノード(ホ ーム移動体データ中間システム(home Mobile Data Inte rmediate System)、MD−IS)へ経路指定し;次に、必要な 時は、そのパケットをHLR情報に基づき、滞在先のサービス提供MD−ISへ 経路指定し;最後にそのパケットを、そのサービス提供MD−ISから、 移動局のセル位置をそのサービス提供MD−ISへ報告しつつある該移動局に基 づき、現在の基地局を経て転送すること、に基づく。 CDPDシステムの仕様は、本願が扱っている、TDMAセルラシステムにお けるパケットデータサービスの提供の特定問題に直接関連してはいないが、CD PDシステムの仕様に記載されているネットワークの特徴および構想は、本発明 によるエアリンクプロトコルのために必要とされるネットワークの特徴に対する 基礎として用いられうる。 CDPDネットワークは、既存のデータ通信ネットワークおよびAMPSセル ラネットワークの拡張をなすように設計される。既存のコネクションレスネット ワークのプロトコルは、CDPDネットワークにアクセスするために用いられう る。そのネットワークは常に発展しつつあると考えられるので、それは、適切で ある時に新しいネットワークレイヤのプロトコルの追加を許容する、オープンネ ットワークの設計を用いる。CDPDネットワークのサービスおよびプロトコル は、OSIモデルのネットワークレイヤおよびそれ以下に制限される。そのよう にすることは、下位のCDPDネットワークを変更せずに、上位レイヤのプロト コルおよびアプリケーションを展開することを可能にする。 移動体加入者の観点からは、CDPDネットワークは、伝統的ネットワークの 、データおよび音声双方に関する無線移動体への拡張になっている。CDPDサ ービス提供業者のネットワークサービスを用いることにより、加入者は、多くが 伝統的データネットワーク上に存在するデータアプリケーションに、支障なくア クセスしうる。CDPDシステムは、2つの相互に関連したサービスセット、す なわちCDPDネットワーク支援サービスおよびCDPDネットワークサービス 、と見ることができる。 CDPDネットワーク支援サービスは、CDPDネットワークを維持し管督す るために必要な任務を行う。これらのサービスは、課金サーバ、ネットワーク管 理システム、メッセージ転送サーバ、および認証サーバが行う。これらのサービ スは、サービス提供業者間の相互操作性を許容するように定められる。CDPD ネットワークが、その原AMPSインフラストラクチャを越えて技術的に発展す る時、ネットワーク支援サービスは不変のままであることが期待される。ネット ワーク支援サービスの機能は、どのような移動体ネットワークにも必要であり、 無線周波(RF)技術とは無関係である。 CDPDネットワークサービスは、加入者がデータアプリケーションと通信す ることを可能にするデータ転送サービスである。さらに、データ通信の一方、ま たは双方の端は、移動体でありうる。 要約すると、パケットデータのために最適化された共用パケットデータチャネ ルの提供に基づき、D−AMPSセルラシステムにおいて汎用パケットデータサ ービスを行うシステムが必要とされている。本願は、TIA/EIA/IS−1 36規格により指定されたコネクションオリエンテッドネットワークのようなコ ネクションオリエンテッドネットワークと、コネクションレスパケットデータネ ットワークと、の組合わされた利点を有するシステムおよび方法に関する。さら に、本発明は、例えば、複雑度が低く高スループットを有する現存のコネクショ ンレスネットワークプロトコルによる、CDPDネットワークへのアクセスにも 関する。 要約 本発明の1つの特徴は、ユーザまたは他の外部制御により選択可能な、無線通 信システムにおける複数の移動局動作モードを支援する方法を提供していること である。現在、単一の動作モードでのみ動作するエンドユーザ装置を支援する通 信プロトコルは存在する。しかし、さまざまな技術からのプロトコルを組合わせ て、多重動作モードで動作するエンドユーザ装置を形成することが望ましい。そ れにより、本発明の方法は、移動局が多重モード環境において動作することを可 能にし、その環境においては、ユーザまたは外部装置は1つまたはそれ以上の動 作モードを呼出しうる。 図面の簡単な説明 本発明の特徴および利点は、本説明を図面と併せて読むことにより理解されよ う。図面において、 図1は、複数のレイヤ3メッセージ、レイヤ2フレーム、およびレイヤ1チャ ネルバースト、すなわちタイムスロットを概略的に示し、 図2(a)は、搬送周波数により送られた連続タイムスロット内に含まれるタ イムスロットの系列として構成された順方向DCCHを示し、 図2(b)は、IS−136 DCCHのフィールドスロットフォーマットの 例を示し、 図3は、代表的な階層形、すなわち多重レイヤ形、セルラシステムを示し、 図4は、典型的な基地局および移動局を含む、代表的なセルラ移動無線電話シ ステムのブロック図であり、 図5(a)から図5(e)までは、パケットデータの機能性を備えたエンドユ ーザ装置をを示し、 図6は、無線通信システムにおけるさまざまなレイヤ間での、可能なマッピン グシーケンスの1つの例を示し、 図7(a)から図7(e)までは、移動局の機能モードの例を示す。 詳細な説明 上述のように、パケットデータを含む無線データ通信を支援する技術は、多数 存在する。特に関心がもたれるのは、D−AMPS(TIA/EIA/IS−1 36)およびCDPDである。これら2つの現存の技術からのプロトコルを、本 願において説明される機能性と組合わせることにより、新しい形式のエンドユー ザ装置が実現されうる。図5(a)から図5(e)までは、本願の機能性(「D −AMPSパケットデータ」)がどのように他の技術と組合わされて、新しいエ ンドユーザ装置を与えるかを示す。 本発明は、移動局と基地局との間のコネクションレス通信のためのプロトコル およびプロシージャの実現に関する。特に、本発明は、IS−136に基づくパ ケットデータのために必要な、エアインタフェースプロトコルおよび関連する移 動局プロシージャに関する。本発明の1つの特徴であるプロトコルおよびプロシ ージャは、IS−136のディジタル制御チャネル(DCCH)の動作に似てい る。そのわけは、IS−136は、DCCH上の2地点間ショートメッセージサ ービスのコネクションレス送信を行うために設計されたものだからである。IS −136プロトコルおよびプロシージャは、本発明の実施例におけるパケットオ リエンテッドサービスを支援するように拡張された。さらに一般的には、本発明 は、任意の標準化された、または所有権を主張できる、パケットネットワークを 用いた、または、コネクションオリエンテッドプロトコルを用いた、基地局とネ ットワークエンティティとの間の通信に関する。そのわけは、ネットワークに関 してなんら仮定が行われていないからである。CDPD仕様のネットワークの特 徴は、本発明の実施において用いられうる1つの例である。 本発明の特定の実施例における特定のアプリケーションのために、性能特性の 柔軟性を最大化するため、また端末インプリメントを特製しうるために、いくつ かの帯域幅割当てが行われる。1つのそのような帯域幅割当ては、ホストPDC H(hosted PDCH)であり、それは、IS−136ディジタル制御チ ャネル上の追加論理サブチャネルである。ホストPDCHは、インプリメントの 労力を最小化しうるが、限定されたスループットレートを与える。専用PDCH 上に与えられる他の3つの帯域幅割当ては、フルレートPDCH、ダブルレート PDCH、およびトリプルレートPDCHである。PDCHは、同じ搬送波上に おいてIS−136DCCHおよびDTCと、3つのフルレートチャネルに対応 するレートリミットまで混合されうる。 図5(a)および図5(b)に示されているように、現存の端末は、CDPD モード(図5(a))のみ、またはD−AMPSモード(図5(b))のみ、に おいて動作しうる。しかし、本発明のプロトコルおよびプロシージャを実行する ことにより、端末は、図5(c)、図5(d)、および図5(e)に示されてい るように、多重モードの1つまたはそれ以上において選択的に動作しうる。例え ば、端末は、図5(c)に示されているようなD−AMPSパケットデータのみ と、図5(d)に示されているようなD−AMPS(すなわち、IS−136の 音声およびデータ)およびD−AMPSパケットデータおよびCDPDと、図5 (e)に示されているようなD−AMPSおよびD−AMPSパケットデータと 、を支援しうる。さらに、仕様のセットはまた、図5(a)から図5(e)まで に示されていない同期データ、グループ3ファクシミリ(IS−130およびI S−135)およびショートメッセージサービスをも含む。その結果、他の技術 と組合わされた本発明は、新しいエンドユーザ装置を与える。 本発明に従う装置の有用性は、さまざまな観点から見ることができる。D−A MPsセルラ/PCSオペレータの観点から見ると、その装置は、D−AMPs の800MHzおよびPCSの1900MHzの双方において効率的に展開され る。この動作モードは、保護周波数帯を必要としないチャネル毎の改善と、共通 パケットデータ/D−AMPS無線資源管理と、要求に応じてのPDCH帯域幅 割当てと、周波数間およびタイムスロット間におけるPDCH割当ての十分な柔 軟性と、を有する。この動作モードにおいては、保護地帯の必要はなく、現存の 周波数計画が維持されうる。それにより、セルラネットワークおよびパケットデ ータネットワークは、より大きい可用性を有し、またシステム間ページングによ り、一層継ぎ目のない状態になる。また、CDPDエアインタフェースにおける よりも高い帯域幅効率(スループット/帯域幅)が得られ、現存のCDPDイン フラストラクチャが保持されうる。 AMPSセルラオペレータの観点から見ると、もしDCCHの機能性が具備さ れれば、本発明の実施により、D−AMPSオペレータに対してと同じ利益が実 現されうる。 D−AMPS移動局の製造業者の観点から見ると、本発明はRF回線への影響 はもたず、ホストPDCHの動作は新しい物理レイヤ、またはレイヤ2の展開を 必要としない。さらに、専用のPDCHは、CDPDエアインタフェースより高 いスループットを与え、ハードウェアに関して必要な開発努力は最小である。ま た、CDPDよりも電池の消耗が少ない改善されたスリープモードが得られ、改 善された効率の一斉送信および同時放送送信が行われ、かつ継ぎ目のない状態の セルラ/パケットデータサービスが実現される。 D−AMPS基地局の製造業者の観点から見ると、本発明の実施による、RF 回線、回線の組合せ、およびアンテナ構成への影響はない。また、ホストPDC Hの動作は新しい物理レイヤ、またはレイヤ2の展開を必要とせず、さらに、専 用のPDCHが、IS−136を基礎として用いるとき必要とする開発努力は最 小である。 パケットデータネットワーク設備の製造業者の観点から見ると、CDPD高位 レイヤプロトコルおよびCDPDアプリケーションは、本発明の実施により影響 されない。 CDPD移動局の製造業者の観点から見ると、本発明を実施する時、全ての高 位レイヤプロトコルは再使用可能である。 本発明による、移動局と基地局との間のコネクションレス通信のためのプロト コルおよびプロシージャは、性能特性の最高化を目的とする。本発明による他の 望ましい機能性の拡張には、例えばIS−136によるもののような、PDCH ページング区域および登録の導入、コネクションオリエンテッドDTC上のコネ クションレス通信のために定められたレイヤ3メッセージを送るためのオプショ ンの提供、PDCH上にありながらのIS−136ページングインディケータの 提供、およびDTC上にありながらのパケットデータ通知の提供、が含まれる。 移動局と基地局との間のさまざまなコネクションレス通信の特徴を改善するため の、特定のプロトコルおよびプロシージャの1つの可能なセットは、以下におい て議論される。 理解を助けるために、1つの代表的なマッピングシーケンスが図6に示されて いる。最初に、CDPD移動体データリンクプロトコル(MDLP)フレームが 、プロトコルディスクリミネータ(PD)およびメッセージタイプ(MT)イン ディケータを含めることにより、レイヤ3メッセージ内へマップされる。次に、 レイヤ3メッセージが、いくつかのレイヤ2フレーム内へマップされる。最後に 、スーパフレーム上へのFDPCHタイムスロットのマッピングが図示されてい る。順方向PDCH(FPDCH)タイムスロットおよび逆方向PDCH(RP DCH)バーストの長さは固定されているが、異なる固定長を有する3つの形式 のRPDCHバーストが存在しうる。FPDCHスロットは、図6の物理レイヤ 上にあるものと仮定されている。この説明は、TDMAフレーム構造が、IS− 136のDCCHおよびDTCのそれであることを仮定している。マルチレート チャネル(ダブルレートPDCHおよびトリプルレートPDCH)が用いられる 時、最大スループットのために追加のFPDCHスロットフォーマットが指定さ れる。 D−AMPSおよびCDPDのような現存の技術は、図5(c)、図5(d) 、および図5(e)に示されているように、多重モード端末の機能性を与えるた めに組合わされうる。端末およびエンドユーザの観点からの、D−AMPSおよ びCDPDの技術を組合わせるための機能性を、図7(a)、図7(b)、図7 (c)、図7(d)、および図7(e)を参照しつつ説明する。これらの図のそ れぞれにおいて、動作モードの選択は、ユーザにより端末内に記憶せしめられた デフォルトモードにより、あるいはコンピュータまたは遠隔モニタされる装置な どの外部装置により、電源投入時毎にユーザにより制御されうる。図7(a)は 、複数の動作モードの1つのみの選択を示す。例えば、ユーザは、D−AMPS モードのみの起動を望むことができ、その場合、移動局は自身をRDCHシステ ムに登録しない。基地局、MSC、および網間接続機能(BMI)は、その時移 動局のパケットデータ能力について知らされない。あるいは、パケット単独モー ドが、ユーザにより起動される。その時は、同様にして、移動局はIS−136 システムに登録する必要はない。図7(a)は、記憶されているデフォルトモー ドにより、または無線端末にリンクしている別の外部装置により、ユーザによっ て行われうる機能グループの選択を示している。 図7(b)は、D−AMPSおよびPDCH双方の動作モードの起動の選択を 示す。図7(b)のステップ1により示されているように、移動局はDCCHを 見出し、BCCHを読取って、対応するビーコンPDCHに対するポインタを見 出す。ビーコンPDCH(1つのPDCHの搬送周波数)は、もしそのDCCH が1つまたはそれ以上の専用PDCHの支援を表示していれば与えられる。次に 、パケットデータサービスに関与する移動局は、そのビーコンPDCHに対して 同調し、追加のBCCH情報を読取って、複数のPDCHが存在するかどうかを 決定する。もし1つより多くのPDCHが現サービスエリア内に存在すれば、移 動局はハッシング法により、その割当てられたPDCHとして1つを選択する。 もしビーコンPDCHが、現サービスエリア内の唯一のPDCHであれば、それ が移動局の割当てられたPDCHとなる。その割当てられたPDCHの決定後、 移動局は、その割当てられたPDCH上の高速パケットBCCH(F−BCCH )および拡張パケットBCCH(E−BCCH)情報を読取る。次に、移動局は もし必要ならば、PDCH移動性管理規則に従い、その割当てられたPDCH上 に登録する。PDCH登録の結果その移動局は、別の割当てPDCHへ向けられ るか、その現割当てPDCHを維持する。 PDCH登録が成功裏に完了した時、または回復不能エラー条件が検出された 時は、ステップ3に示されているように、移動局は最初のDCCH上におけるキ ャンピングに復帰する。従って、図7(b)は、この例においてはD−AMPS およびPDCH双方の動作モードを起動することにより、移動局を音声およびパ ケット端末として動作させる可能性を示している。 図7(c)は、パケット専用端末として起動される移動局を示す。図7(c) は、図7(c)のステップ1により示されているように、移動局が最初にDCC Hを見出し、BCCHを読取って、ビーコンPDCHに対するポインタを見出す ことにより、PDCH動作モードのみを起動する1つの例を示す。この移動局は この時点では、それが前の例において行ったように、それ自身のDCCH上への 登録を行わない。移動局がビーコンPDCHにロックされると、ステップ2によ り示されているように移動局はCDPD能動モードに入り、自身を登録する。移 動局は、その登録に対するそのBMI応答の結果として、異なるPDCHへ向け 直されうる。移動局は、ステップ3により示されているように能動タイマが期限 切れになるまで、指示されたPDCH上における能動モードに留まる。次に移動 局は、ステップ4により示されているように受動モード入る。このようにして、 移動局は、登録においてパケット専用端末として起動される。 図7(d)においては、移動局は、図7(a)に関連して上述したように、D −AMPSおよびPDCH双方の動作モードで起動され(すなわち登録されてお り)、この場合デフォルト動作モードはD−AMPSである。図7(d)は、P DCHおよびD−AMPS双方のページを含むイベントのシーケンスに向けての ものである。移動局がIS−136スリープモードにあり、終了しつつあるPD CHトランザクションを示す(すなわち、パケットデータが移動局へ送られよう としている)ページメッセージが受信された時、移動局は、その前に割当てられ ていたPDCHへ移動し、図7(d)のステップ1により示されているように能 動モードに入る。終了しつつあるPDCHトランザクションが完了し、能動タイ マが切れた後、移動局は、ステップ2に示されているようにCDPD受動モード に入る。受動モードにある間に第2タイマが切れた後、移動局は、ステップ3に より示されているように最初のDCCHへ復帰する。移動局がIS−136スリ ープモードにあり、音声またはD−AMPSページが受信された時は、移動局は 、ステップ4により示されているように、音声呼のためのトラヒックチャネルを 割 当てられる。その音声呼の完了後、移動局は、ステップ5により示されているよ うにIS−136スリープモードに復帰する。従って、これらの機能は、移動局 が、音声またはパケットデータの端末としてページングされることを可能にする 。 図7(e)には、パケット専用端末としてページングされる移動局の例が示さ れている。図7(e)のステップ1に示されているように、終了しつつあるPD CHトランザクションを示すページメッセージが受信される。この終了しつつあ るPDCHトランザクションが完了し、能動タイマが追加のパケットデータ情報 を受信することなく切れた後、移動局は、ステップ2により示されているように 受動モードに入る。IS−136能動モードは、パケットデータ専用端末により 必要とされず、図7(e)に示されているようにこのモードは使用されない。I S−136上のBCCHを読取る能力は、なおパケットデータ専用端末のために 必要とされ、図7(e)にはそのようなものとして、そのIS−136状態を横 切る破線の「X」により表示されている。従って、この移動局はパケットデータ 専用端末として機能する。 本発明において、移動局による多重動作モードのユーザ制御を容易ならしめる ために、ユーザインタラクション技術を用いて多重動作モードを制御することが できる。ユーザインタラクション技術の1つの例においては、ユーザは移動局の 公知のディスプレイにより、サービスの可用性および移動局の属性を得ることが できる。サービスおよび属性、殊に送信レートは、アイコン、記号、またはテキ ストなどの通常のディスプレイ形式により、ユーザに対してディスプレイ上に表 示されうる。その後、ユーザは、任意の量の時間の間動作モードを変更すること ができ、またデフォルト動作モードを永久的に変更することもできる。従って、 移動局を多重モードにおいて操作するための大量の制御がユーザに対して与えら れうる。 本発明における、移動局の多重動作モードに対する制御は、代替的に遠隔操作 (telemetry)により制御されても良い。遠隔操作技術の1つの例にお いては、データが移動局によりコンピュータから遠隔的に収集されうる。この場 合、移動局は、そのサービスおよび属性に基づき、そのコンピュータへ情報を送 りうる。次に、コンピュータは、収集されて移動局へ送られるべきデータに基づ いて、所望の動作モードを選択しうる。 本発明を以上に説明したが、それがさまざまに変化せしめられうることは明ら かである。そのような変化は、本発明の精神および範囲からの逸脱とみなされる べきではなく、全てのそのような改変は、当業者にとって明らかなように、以下 の請求の範囲内に含まれるように意図されている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月13日 【補正内容】 明細書 多重モードにおける無線通信システムの移動局の外部制御による操作 背景 本発明は電気通信に関し、特に、さまざまな動作モード(アナログ、ディジタ ル、デュアルモード、など)、および周波数分割多元接続(FDMA)、時分割 多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、およびハイブリッドF DMA/TDMA/CDMAのようなアクセス技術における、セルラ無線システ ムおよび衛星無線システムのような無線通信システムに関する。本発明の特徴は 、情報の受信および送信のプロシージャを改善する技術に関する。 以下の説明は、本発明が適用されうる環境に関する。この一般的説明は、本発 明をより良く理解しうるように、公知のシステムおよび関連用語の概要を与える 意図のものである。 北米においては、ディジタル通信およびTDMAのような多元接続技術は、デ ィジタル高級移動体電話サービス(digital advanced mob ile phone service)(D−AMPS)と呼ばれるディジタル セルラ無線電話システムにより現在与えられていて、その特性のあるものは電気 通信産業協会(Telecommunications Industry A ssociation)および電子産業協会(Electronic Indu stries Association)(TIA/EIA)により公表された 暫定規格TIA/EIA/IS−54−Bの、「デュアルモード移動局−基地局 適合性規格(Dual−Mode Mobile Station−Base Station Compatibility Standard)」に指定さ れている。アナログ領域における周波数分割多元接続(FDMA)のみにより動 作する消費者装置の既存の大きな基盤にかんがみ、TIA/EIA/IS−54 −B規格はデュアルモード(アナログおよびディジタル)規格となっており、ア ナログ適合性と共にディジタル通信能力を与える。例えば、TIA/EIA/I S−54−B規格 は、FDMAアナログ音声チャネル(AVC)と、TDMAディジタルトラヒッ クチャネル(DTC)と、の双方を与える。 もしダイヤルされた番号の妥当性が確認されば、MSCは、いくつかの無線基 地局のいくつか、または全てに対し、それらのそれぞれの制御チャネルを経て、 呼出された移動局の移動局識別番号(MIN)を含むページングメッセージを送 信することにより、呼出される移動局をページングすることを要求する。ページ ングメッセージを受信したそれぞれのアイドル移動局は、受信したMINを、自 身の記憶しているMINと比較する。一致した記憶MINを有する移動局は、特 定の制御チャネルを経てページ応答を基地局へ送信し、基地局はそのページ応答 をMSCへ送る。 MSCはページ応答を受信すると、ページ応答を受信した基地局への利用可能 なAVCまたはDTCを選択し、その基地局内の対応する無線トランシーバをス イッチオンして、その基地局をして、制御チャネルを経て呼出された移動局へ、 該呼出された移動局が選択された音声チャネル、すなわちトラヒックチャネルに 同調するように命令するメッセージを送らしめる。呼に対するスルー接続は、前 記移動局が選択されたAVCまたはDTCに同調し終わった時に確立される。 TIA/EIA/IS−54−Bにより指定されたACCを有するシステムの 性能は、TIA/EIA/IS−136により指定されたディジタル制御チャネ ル(DCCH)を有するシステムにおいて改善されている。そのようなDCCH を用いて、それぞれのTIA/EIA/IS−54−B無線チャネルは、DTC のみ、DCCHのみ、またはDTCとDCCHとの両者の混合を搬送しうる。T IA/EIA/IS−136−Bの枠組内では、それぞれの無線搬送周波数は、 3つのフルレートDTC/DCCH、または6つのハーフレートDTC/DCC H、または、その間の任意の組合せまで、例えば、1つのフルレートおよび4つ のハーフレートのDTC/DCCHを有しうる。 しかし、一般に、DCCHの送信レートは、TIA/EIA/IS−54−B により指定されたハーフレートおよびフルレートと一致する必要はなく、また、 DCCスロットの長さは、一様でなくてもよく、またDTCスロットの長さと一 致しなくてもよい。DCCHは、TIA/EIA/IS−54−B無線チャネル 上に定められことができ、例えば、連続するTDMAスロットのストリーム内の n番目毎のスロットから成りうる。この場合、それぞれのDCCHスロットの長 さは、TIA/EIA/IS−54−BによるDTCスロットの長さである6. 67msecに等しくてもよく、等しくなくてもよい。 図2(a)の代表的なスーパフレーム内の残余のタイムスロットは、追加のペ ージングチャネルPCHのような他の論理チャネル、またはその他のチャネル用 に当てられる。移動局の数は、通常スーパフレーム内のスロット数よりも遥かに 多いので、それぞれのページングスロットは、ある独特の特性、例えば、MIN の最後のディジット、を共通とするいくつかの移動局をページングするために用 いられる。 図2(b)は、順方向DCCHのスロットのための好ましい情報フォーマット を示す。それぞれのスロット内の送信情報は複数のフィールドを含み、図2(b )は、それぞれのフィールド内のビット数を、そのフィールド上に示す。同期フ ィールドにより送られるビットは、従来のように、コード化スーパフレーム相( CSFP)フィールドおよびデータフィールドの正確な受信を保証するために用 いられる。同期フィールドは、スロットの開始を見出すために基地局により用い られる所定のビットパターンを含む。共用チャネル帰還(SCF)フィールドは 、システムに対するアクセスを要求するために移動局により用いられるランダム アクセスチャネル(RACH)を制御するために用いられる。CSFPフィール ドは、移動局がそれぞれのスーパフレームの開始を見出すことを可能ならしめる 、コード化スーパフレーム相値を伝える。これは、順方向DCCHのスロット内 の情報フォーマットの単なる一例に過ぎない。 効率的なスリープモード動作および高速セル選択の目的のために、BCCHは 、いくつかのサブチャネルに分割されうる。BCCHの構造は公知であり、それ は、移動局がスイッチオンされた時(移動局がDCCHにロックされた時)シス テムにアクセスし(呼を行い、または受け)うる前に、移動局が最小量の情報を 読取ることを可能にする。スイッチオンされた後、アイドル移動局は、その割当 てられたPCHスロット(それぞれのスーパフレーム内に通常1つある)のみを 定期的にモニタする必要があり、他のスロット中においては移動局はスリープ状 態にありうる。ページングメッセージの読取りに費やされる移動局の時間と、ス リープ状態に費やされる移動局の時間と、の比は制御可能であり、呼設定遅延と 電力消費との間のトレードオフを表す。 TDMAタイムスロットは、ある固定された情報搬送容量を有するので、それ ぞれのバーストは、上述のレイヤ3メッセージの一部のみを典型的に搬送する。 この基地局は、制御および処理ユニット130を含み、このユニットはMSC 140に接続され、MSC140はさらにPSTN(図示せず)に接続されてい る。このようなセルラ無線電話システムの一般的特徴は、ウエジケ(Wejke )等に対する「セルラ通信システムにおける隣接者補助形ハンドオフ(Neig hbor−Assisted Handoff in a Cellular Communication System)」と題する米国特許第5,175 ,867号に説明されているように、本技術分野において公知である。 基地局110は、音声チャネルトランシーバ150により複数の音声チャネル を操作し、音声チャネルトランシーバ150は、制御および処理ユニット130 により制御される。また、それぞれの基地局は制御チャネルトランシーバ160 をも含み、制御チャネルトランシーバ160は、1つより多くの制御チャネルを 操作しうる。制御チャネルトランシーバ160は、制御および処理ユニット13 0により制御される。制御チャネルトランシーバ160は制御情報を、基地局ま たはセルの制御チャネルを経て、その制御チャネルにロックされた移動局へ一斉 送信する。トランシーバ150および160は、音声および制御トランシーバ1 70と同様に、単一装置として実現され、同じ無線搬送周波数を共用するDCC HおよびDTCに用いられる。 移動局120は、その音声および制御チャネルトランシーバ170において、 制御チャネル上の一斉送信された情報を受信する。次に、処理ユニット180は 、移動局がロックすべき候補セルの特性を含む受信された制御チャネル情報を評 価し、移動局がいずれのセルにロックすべきかを決定する。有利なことに、レイ ス(Raith)等に対する「無線電話システムにおける通信制御の方法および 装置(Method and Apparatus for Communic ation Control in a Radiotelephone Sy stem)」と題する米国特許第5,353,332号に説明されているように 、受信された制御チャネル情報は、それが関連するセルに関する絶対情報を含む のみでなく、その制御チャネルが関連するセルに隣接する他のセルに関する相対 情報をも含む。上記特許の内容は、参照す ることにより本願に取り込まれる。 次に、呼出し中にパケットが、幹線インタフェースユニットと、現在サービス している基地局と、の間で直接経路指定される。 米国特許第4,916,691号に説明されているシステムは、TDMAセル ラシステムにおいてパケットデータサービスを行う特定の問題に直接関連しては いない。 「GSMにおけるパケット無線(Packet Radio in GSM) 」欧州電気通信標準化機構(ETSI)T Doc SMG 4 58/93( 1993年2月12日)およびフィンランドのヘルシンキ(1993年10月1 3日)における「将来の競争環境におけるGSM(GSM in a Futu re Competitive Environment)」と題するセミナー において提出された「GSMのために提案される一般的パケット無線サービス( A General Packet Radio Service Propo sed for GSM)」は、GSMにおける音声およびデータのための可能 なパケットアクセスプロトコルを略述している。これらの文献は、TDMAセル ラシステム、すなわち、GSMに直接関連しており、それらは最適化された共用 パケットデータチャネルの可能な編成を略述しているが、それらは、全システム 的解決において統合パケットデータチャネルの特徴を扱ってはいない。 「GSMネットワークにおけるパケットデータ(Packet Data o ver GSM)」、T Doc SMG 1 238/93、ETSI(19 93年9月28日)には、パケット移動局と、パケットデータサービスへのアク セスを処理する「代理人」と、の間に仮想チャネルを確立するために、最初にお ける正規のGSM信号方式および認証の使用に基づき、GSMにおけるパケット データサービスを提供する概念が説明されている。正規の信号方式が高速なチャ ネルのセットアップおよび解放のために変更されると、正規のトラヒックチャネ ルはパケット転送のために用いられる。この文献はTDMAセルラシステムに直 接関連しているが、その構想は、現存のGSMトラヒックチャネルの「高速交換 」バージョンの使用に基づいているので、最適化された共用パケットデータチャ ネルに基づく構想と比較すると、スペクトル効率およびパケット転送遅延(殊 に短いメッセージに対しての)に関して欠点を有する。 セルラディジタルパケットデータ(CDPD)システムの仕様、レリース1. 0(1993年7月)は、現在の進歩した移動体電話サービス(AMPS)シス テム、すなわち、北米アナログセルラシステム、において利用可能な無線チャネ ルを利用するパケットデータサービスを提供する構想を説明している。CDPD は、米国セルラオペレータのグループにより是認された、包括的な公開仕様であ る。言及されている項目には、外部インタフェース、エアリンクインタフェース 、サービス、ネットワークアーキテクチャ、ネットワーク管理、および管督が含 まれている。 指定されたCDPDシステムは、大部分は、現存のAMPSのインフラストラ クチャとは無関係なインフラストラクチャに基づいている。AMPSシステムと の共通点は、同じタイプの無線周波チャネルおよび同じ基地局サイトの利用(C DPDにより用いられる基地局は、新しいCDPD特有のものでありうる)と、 2つのシステム間のチャネル割当てを調整する信号インタフェースの使用と、に 限られる。 移動局へのパケットの経路指定は、まず、そのパケットを、移動局アドレスに 基づき、ホーム位置レジスタ(HLR)を備えたホームネットワークノード(ホ ーム移動体データ中間システム(home Mobile Data Inte rmediate System)、MD−IS)へ経路指定し;次に、必要な 時は、そのパケットをHLR情報に基づき、滞在先のサービス提供MD−ISへ 経路指定し;最後にそのパケットを、そのサービス提供MD−ISから、移動局 のセル位置をそのサービス提供MD−ISへ報告しつつある該移動局に基づき、 現在の基地局を経て転送すること、に基づく。 CDPDシステムの仕様は、本願が扱っている、TDMAセルラシステムにお けるパケットデータサービスの提供の特定問題に直接関連してはいないが、CD PDシステムの仕様に記載されているネットワークの特徴および構想は、本発明 によるエアリンクプロトコルのために必要とされるネットワークの特徴に対する 基礎として用いられうる。 CDPDネットワークは、既存のデータ通信ネットワークおよびAMPSセル ラネットワークの拡張をなすように設計される。既存のコネクションレスネット ワークのプロトコルは、CDPDネットワークにアクセスするために用いられう る。そのネットワークは常に発展しつつあると考えられるので、それは、適切で ある時に新しいネットワークレイヤのプロトコルの追加を許容する、オープンネ ットワークの設計を用いる。CDPDネットワークのサービスおよびプロトコル は、OSIモデルのネットワークレイヤおよびそれ以下に制限される。そのよう にすることは、下位のCDPDネットワークを変更せずに、上位レイヤのプロト コルおよびアプリケーションを展開することを可能にする。組合わされたAMP SおよびCDPDの移動局の例は、ルビン(Lubin)等に対するWO−A− 95 07595に見出されうる。 移動体加入者の観点からは、CDPDネットワークは、伝統的ネットワークの 、データおよび音声双方に関する無線移動体への拡張になっている。CDPDサ ービス提供業者のネットワークサービスを用いることにより、加入者は、多くが 伝統的データネットワーク上に存在するデータアプリケーションに、支障なくア クセスしうる。 本発明を以上に説明したが、それがさまざまに変化せしめられうることは明ら かである。そのような変化は、本発明の範囲からの逸脱とみなされるべきではな く、全てのそのような改変は、当業者にとって明らかなように、以下の請求の範 囲内に含まれるように意図されている。 請求の範囲 1.無線通信システムにおける複数の移動局動作モードの制御方法であって、 (a)パケットデータモードおよび音声モードを含む多重モードにおける移動 局の動作を支援する複数のプロトコルを組合わせるステップと、 (b)前記音声モードに関連したディジタル制御チャネル(DCCH)をモニ タするステップと、 (c)前記移動局が前記多重モードの1つにおいて動作するように選択するス テップと、 (d)もしステップ(c)において前記パケットデータモードが選択されれば 、前記移動局を該パケットデータモードにおいて動作するようにスイッチし、次 にステップ(b)へ復帰するステップと、 を含む、前記方法。 2.前記ステップ(c)における前記選択が、前記移動局のユーザによりディ スプレイ装置から行われる、請求項1に記載の方法。 3.前記ステップ(c)における前記選択が、遠隔操作装置により行われる、 請求項1に記載の方法。 4.前記パケットデータモードがD−AMPSパケットデータモードまたはC DPDモードであり、前記音声モードがIS−136音声モードである、請求項 1に記載の方法。 5.前記ステップ(b)が、前記移動局がスリープモードにおいて動作しつつ ある間に行われる、請求項1に記載の方法。 6.無線通信システムにおける複数の移動局動作モードの制御システムであっ て、 パケットデータモードおよび音声モードを含む多重モードにおける移動局によ り操作可能である複数のプロトコルであって、前記移動局が前記音声モードに関 連したディジタル制御チャネル(DCCH)をモニタする、前記複数のプロトコ ルと、 前記移動局が前記多重モードの1つにおいて動作するように選択する手段と、 を含み、 もし前記パケットデータモードが前記選択手段により選択されれば、前記移動 局が、該パケットデータモードにおいて動作するようにスイッチされ、次に前記 DCCHのモニタリングへ復帰する、 前記システム。 7.前記移動局により行われるべき前記多重動作モードを選択するためのデー タを与える遠隔操作装置をさらに含む、請求項6に記載のシステム。 8.ユーザにより選択され前記移動局により行われる前記多重動作モードをデ ィスプレイする手段をさらに含む、請求項6に記載のシステム。 9.前記パケットデータモードがD−AMPSパケットデータモードまたはC DPDモードであり、前記音声モードがIS−136音声モードである、請求項 6に記載のシステム。 10.前記モニタリングが、前記移動局がスリープモードにおいて動作しつつ ある間に行われる、請求項6に記載のシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 アンデルソン,カール−エリック スウェーデン国 エス−117 27 ストッ クホルム,ルンダッグ 36 (72)発明者 ダイアチャイナ,ジョン アメリカ合衆国27529 ノースカロライナ 州ガーナー,クリスチン ドライブ 505 (72)発明者 ビルストロム,ラルス スウェーデン国 エス−117 60 ソルナ, ウィボムス ベーグ 25 (72)発明者 プロカップ,スチーブン アメリカ合衆国27513 ノースカロライナ 州キャリー,プレストン パインズ ドラ イブ 203

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.無線通信システムにおける複数の移動局動作モードの制御方法であって、 (a)多重モードにおける移動局の動作を支援する複数のプロトコルを組合わ せるステップと、 (b)前記移動局が前記多重モードの1つにおいて動作するように選択するス テップと、 を含む、前記方法。 2.前記移動局の多重動作モードが、パケットモード、音声モード、およびパ ケット/音声デュアルモードを含む、請求項1に記載の方法。 3.前記ステップ(b)における前記選択が、前記移動局のユーザによりディ スプレイ装置から行われる、請求項1に記載の方法。 4.前記ステップ(b)における前記選択が、遠隔操作装置により行われる、 請求項1に記載の方法。 5.前記ステップ(b)において選択される前記移動局の動作モードが、単一 動作モードである、請求項1に記載の方法。 6.前記単一動作モードがパケットデータモードまたは音声データモードであ る、請求項4に記載の方法。 7.前記パケットデータモードがD−AMPSパケットデータモードまたはC DPDモードであり、前記音声データモードがIS−136音声データモードで ある、請求項5に記載の方法。 8.前記ステップ(b)において選択される前記移動局動作モードが、D−A MPSおよびCDPDモードにおける前記パケット/音声デュアルモードである 、請求項1に記載の方法。 9.無線通信システムにおける複数の移動局動作モードの制御装置であって、 多重モードにおける移動局の動作を支援する複数のプロトコルを組合わせる手段 と、 前記移動局が前記多重モードの1つにおいて動作するように選択する手段と、 を含む、前記装置。 10.ユーザにより選択され、前記移動局により行われる前記多重動作モード を表示するディスプレイ装置をさらに含む、請求項9に記載の装置。 11.前記移動局により行われるべき前記多重動作モードを選択するためのデ ータを与える遠隔操作をさらに含む、請求項9に記載の装置。
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