JPH11513511A

JPH11513511A - 車両駐車システム

Info

Publication number: JPH11513511A
Application number: JP9514118A
Authority: JP
Inventors: アルマンドローゼンバーグ; アヴイグドルカネル
Original assignee: バランアドヴアーンスドテクノロジイズ（８６）リミテッド
Priority date: 1995-10-06
Filing date: 1996-07-29
Publication date: 1999-11-16
Also published as: ES2153119T3; ATE197197T1; EP0855067A1; DE69610779D1; RU2172520C2; CN1089467C; AU6530196A; DE69610779T2; CA2233931A1; PT855067E; CZ88998A3; IL116336A; WO1997013222A1; HK1017752A1; EP0855067B1; KR19990064019A; NO316484B1; EP0971320A2; EP0971320A3; PL326068A1

Abstract

(57)【要約】車両駐車システムは、加入者毎の送信・応答装置（ＴＲＤ）とＴＲＤのみに連結可能で、ＴＲＤを中央コンピュータと通信できるようにするコンプリメンタリボックスとを含む。コンプリメンタリボックスには車両の外部から走査できる識別マークを備え、マイクロコントローラ、記憶手段、及び計時手段を含む。車両を駐車した後にＴＲＤを使用してコンピュータから駐車の許可と許可された駐車時間を得る。これにより、合法的な駐車であることを示すサインが表示され、許可された時間が経過するか、又は駐車スペースから車両が去るまで駐車時間が減算計時される。コンピュータとの通信を確立できない場合にはコンプリメンタリボックスは仮の駐車手続きを行い、そのデータをバッファメモリに記憶し、後でそのデータを確認と登録のためにコンピュータに送信する。コンピュータは各駐車のデータを駐車料金の回収を担当している公共の機関に送る。ＴＲＤの例としては移動電話、メッセージレコーダ、ポケットベル、プライベートアラーム、及び車両位置検出ユニット（ＶＬＵ）が挙げられる。ＶＬＵが使用される場合、中央コンピュータは車両位置検出システムのコントロールセンタから車両位置のデータを受け取り、車両位置を監視し、そして駐車手続きを実施する。

Description

【発明の詳細な説明】車両駐車システム技術分野本発明は改善された車両駐車方法及びシステムに関し、更に詳しくは駐車メーター又は駐車カードの使用を必要とせず、また各ユーザーに適切な駐車料金を課金し、その料金を適切な駐車管理者に支払うことを可能にする方法及びシステムに関する。背景技術従来技術として多数の駐車システムが記載され、また知られている。しかしその大部分は、様々な理由により比較的複雑及び／又は不完全である。例えば、駐車料金を確実に適切な者に請求したり適切な駐車管理者の貸方勘定としたりすることができない、あるいはシステムをごまかして使用できる等である。大部分の駐車システムは、構造及び動作がかなり複雑な駐車メータ及び／又は駐車カードを必要とする。これら駐車メータ及び／又は駐車カードの使用は複雑で不便であり、料金の再投入又はカードの交換が必要となることもある。これらの欠点を無くし、簡単で、経済的で、操作がし易く、かつ誰でも使えるシステムを提供することが望まれる。ＷＯ９３／２０５３９に記載されたシステムでは、各駐車スペースに固有の数字及び／又はアルファベットコードが割当てられ、車両にも固有の数字及び／又はアルファベットコードが割当てられる。車両を駐車スペースに駐車した時、運転者は当該駐車スペースのコード、車両コード、又は個人若しくは支払責任者コードを電話でダイヤルする。このコードの組合せは送信機及び中継局を介してデータベースに送られ、駐車スペース、そのスペースを使用する車両、駐車料金の支払責任を負う者に関する情報が登録される。運転者が駐車スペースから車両を出す時、運転者は前述の情報を車両電話にて再度前記データベースに送る。そして、データベースには駐車期間が終了したことが記録される。このようにして、駐車料金が適切な機関又は会社によって請求される。しかし、このシステムはいくつかの面で欠点を有する。まず、このシステムは取締りを行う駐車領域の画像を撮影し、車両コードがデータベースに登録済のものであるか否かをコンピュータの助けを借りてチェックする必要があるので、違法駐車を検知することが極めて困難である。使用者が電話を介して送る情報のコントロールが無いため、このデータの比較に伴う困難性が、ごまかし駐車を容易にしている。また、車両が時間を超過して駐車されていないかを即座に検知する方法がない。かかる検知では、全ての駐車車両のナンバープレートの番号を登録する必要があり、また運転者が車両を駐車スペースから出したと虚偽の通知をしてないことを中央コンピュータにチェックさせる必要がある。これが非実際的且つ非効率的であることは疑いがない。この技術では駐車の申込みと駐車の終了を車外から行うことができるが、これは非常に望ましくないことである。本出願の目的は、簡単で、使用が容易で、経済的で、且つ誰でも使える駐車方法及び装置を提供することである。本発明の別の目的は、駐車メータや駐車カードの使用を必要としない駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車場所の取締りが簡単で、違法駐車車両を即時に認識できる駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、一部の使用者による悪用、詐欺行為を排除する駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、使用者にも駐車管理者にとっても非常に魅力的で便利な駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、取締りが簡単で効率的な駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車料金の割り付けと分配を簡単でかつ極めて正確にできる駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車ゾーンについて権限を有する市の行政機関等の公共の機関が、ゾーンに従って駐車時間や他の駐車条件を決定できる駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、破壊行為やその他の理由によって駐車装置が損傷を受けることを阻止する駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車ゾーンの中やその周辺に使用済の駐車カード等のゴミが散乱するのを防止できる駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車メータへの料金の再投入や、駐車カードの交換を必要としない駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークを提供することである。本発明のその他の目的及び利点は下記の記載を読み進むに従って明らかになるであろう。発明の概要本発明の完全な理解のためには、本明細書及び請求の範囲で使用される下記の用語の明確な定義が必要とされる。ある区域についての権限を有する都市、地方、群、又は地域の行政機関等の公共の機関を考えることにする。そのような機関を「公共の機関」又は「当局」、略して「ＰＡ」と呼ぶ。一般的に、そのような区域には複数の駐車ゾーンがあり、駐車料金及びもし罰金がある場合にはその罰金は最終的にその機関によって回収される。またこの当局は、交通規則の施行及びそれらの違反に対する罰則を適用するために必要な方策を講じるが、そのような方策は本発明による駐車方法の範囲外である。またＰＡは駐車料金、並びにその他の駐車条件及び制限を確立する。公共の機関によって管理されている各区域、その中にある一以上の駐車ゾーンにおいては、一つ又は一般的には複数の機関が本発明による駐車方法を運用することが許可される。そのような機関は「運用機関」、略して「ＯＡ」と呼ぶ。ＯＡが運営している区域又は複数の駐車ゾーンをＯＡの「区域」と呼ぶ。異なるＯＡの区域は重複している、即ち複数のＯＡが同じ駐車ゾーン内で運営されているであろう。或るＯＡの所定の区域において本発明の駐車方法を実施するための装置及びデバイス群を考え、これを「駐車ネットワーク」と呼ぶ。従って、一般には各ＯＡについて一つの駐車ネットワークがあるが、一つのＯＡが幾つかの分離した区域において運営されている場合、このＯＡによって幾つかの駐車ネットワークが運用される。駐車ネットワークが一つしかない場合にはこの一つの駐車ネットワークが、又駐車ネットワークが複数ある場合にはこの複数の駐車ネットワークが本発明の装置又はシステムを構成する。必ずとは言えないが、ＯＡは一般的に、無線信号又はメッセージを送受信できるデバイスのシステム又はネットワークを運用する会社である。なお、そのデバイスは総称して送信・応答装置（以下「ＴＲＤ」と呼ぶ）と称される。ＴＲＤの例としては、移動電話、メッセージレコーダ、ポケットベル、プライベートアラーム、車両位置検出ユニット等が挙げられる。広く知られているように、そのような複数の会社は一般に同じ区域で運営されている。駐車ネットワークを使用すること又は駐車ネットワークに入ることに関心がある各人を以下「加入者」と呼ぶ。加入者は必ずしも本発明の方法に従って駐車する車両の運転者又は所有者である必要はない。車両を実際に駐車する人を以下「運転者」と呼ぶ。本発明の駐車方法の一つの利点は、運転者が同時に加入者であるどうかは無関係であることである。ＯＡは加入者のみを認識し、受け取った如何なる通信も加入者のものであるとする。本発明による各駐車ネットワークは、一般的に、ＯＡによって運用される中央コンピュータ、恐らく多数の中央コンピュータを含み、又加入者毎に、移動電話（これに限定されるものではないが）等のＴＲＤと組合せて使用されるコンプリメンタリボックスを含んでいる。このコンプリメンタリボックスはＴＲＤとのみ連結でき、これによりＴＲＤが中央コンピュータと通信できるようにする。各中央コンピュータには数値によるアドレスが付けられている。この数値によるアドレスを以下「コンピュータのノミナル番号」と呼ぶ。これは公になっており全ての加入者に知られていいるが、ノミナル番号がコンプリメンタリボックスのメモリ内に記憶された数値コード（以下「統合用コード」と呼ぶ）と一緒にダイヤルされない限り、コンピュータはＴＲＤからの如何なる通信も受け付けない。ノミナル番号には、ＯＡとの接続を簡単にするために、駐車ゾーンの指定やその他の関連する情報を含んでいてもよい。ノミナル番号と統合用コードの組合せを以下「コンピュータのアドレス」と呼ぶ。ＴＲＤは、駐車料金を加入者に課金するために、ＴＲＤを通して駐車を要求した時に中央コンピュータによって記録されたＴＲＤ番号、又はＴＲＤ若しくはそれと接続されたものから送信できる任意の種類のコードの何れかによって加入者を識別する。もしＴＲＤがコンピュータのアドレスをダイヤルした時にコンピュータ回線が開いていれば、後述する駐車手続きが直ちに行われる。もし回線がビジーであれば、コンピュータはそれを示す信号を出力し、後述する遅延駐車手続きが行われる。駐車手続きの間、又は少なくともその最初において、コンプリメンタリボックスはＴＲＤと連結されることが意図されている。このボックスは、駐車取締官が車両外から見ることのできる表示手段を備えており、この表示手段は、駐車の許可、許可駐車時間の終了、及びその他の関連する情報がある場合にはそれを表示する。コンプリメンタリボックスがＴＲＤに連結されていない場合、駐車手続きを実施することはできず、駐車は許可されず、ボックスは、起動中であることを示す信号を出さないことでこれを示す。その他の理由で中央コンピュータが駐車を許可しない場合も同様である。許可された駐車期間が終わると、コンプリメンタリボックスの表示手段は、合法駐車の表示を消し、時間超過駐車を表示する。これは、好ましくはボックスに計時手段を設けることによって行われる。この計時手段は許可駐車時間を記憶し、実際の経過した駐車時間を測定する。車両が合法的に駐車されていない何れの場合もこの事実に関する情報を、後述する取締り手続きの一部としてＰＡに送信できる。本明細書では、「連結」という用語は、ＴＲＤとコンプリメンタリボックスとの間の物理的結合を示すことを通常は意図するが、電磁波等の放射線によって実現される結合も含まれることは容易に理解されよう。好ましくは、前記コンプリメンタリボックスは、一般的には風防ガラスを通して車両の外側から走査して登録できる識別マーク又はインデックス、例えばバーコード等の数値による識別手段を含む。この識別マークはＴＲＤ識別番号と対応しており、それらは加入者も識別する。コンプリメンタリボックスが無い場合には駐車が違法なものとなる。図示されていないが、コンプリメンタリボックスは単体である必要はなく、例えば２個の構成要素から成っていてもよい。この場合、２個の構成要素の内の一方が、自動車製造業者が取り付けた標準的又は汎用的なものであり、加入者の要請によって提供され前記の一方のものと結合される他方のものは加入者によって使用される特定のＴＲＤに適合される。本発明の実施例によれば、コンプリメンタリボックスは、ボックスの動作を制御するマイクロコントローラ又はＣＰＵと、駐車システムの一部である中央コンピュータの数値アドレス即ち「ノミナル番号」と統合用コードとを記憶するための記憶手段と、ＴＲＤ識別番号に対応する識別番号又はマークを記憶し前記マイクロコントローラに送る手段と、駐車期間を計時するタイマー手段と、ディスプレイと、前述の定義にかかる取締り手続きを実施するために必要な信号をディスプレイに送るドライバ手段と、並列／直列入出力手段と、ＴＲＤに情報を送信するバッファ手段及びＴＲＤからの情報を受信するバッファ手段と、主電源に接続するための電源バックアップ手段と、上記の全ての構成要素間における必要な接続を確立するための汎用バス手段とを備える。そのようなコンプリメンタリボックスの特定の実施例は後で説明される。好ましくは、本発明による各駐車ネットワークは、駐車取締官によって使用される多くの駐車管理装置を含み、各駐車管理装置は、コンプリメンタリボックスの識別マーク及び表示サインを読み取るための走査手段と、確認（validation）手段、走査によって得た情報及びその他の関連情報を登録するメモリと、管理装置をＰＡが所有するターミナル、コンピュータ、又はその他の情報受入れ装置に結合するための結合手段とを含む。更に本発明は、上記のネットワークを複数含む駐車装置を提供する。本発明による車両の駐車を管理し使用者に駐車料金を課金するための方法は下記のステップを含む。１．少なくとも１台の中央コンピュータを設ける。２．少なくとも１台の送信・応答装置、及びこれのみに結合されるコンプリメンタリボックスを加入者毎に設ける。コンプリメンタリボックスは、その起動状態、許可駐車時間の未終了又は終了、及びその他の関連する情報がある場合にはその情報を可視的に表示する表示手段を有する。３．車両が駐車された後、前記ＴＲＤが前記コンプリメンタリボックスに既に結合されていなければ、それらを結合する。４．特定の駐車場所、そのコード、及びそれに関連するその他の必要なパラメータがある場合にはそのパラメータを制御する（使用者は、前記のコードとパラメータを駐車ゾーンに設けられた標識から得るか他の手段によって知ることができる）。５．コンプリメンタリボックスのメモリに記憶されたコードと組み合わされた中央コンピュータのノミナル番号をダイヤルしてコンピュータのアドレスを構成し、更に駐車ゾーンのコードと必要なパラメータをダイヤルする。６．ＴＲＤが中央コンピュータに接続されると以下のステップを行う。Ｉ．駐車許可、許可駐車時間、及びその他の関連データがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＴＲＤに送って駐車手続きを完了する。ＩＩ．駐車手続きが完了した後、コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であることと駐車ゾーンを示すサインを表示させる。ＩＩＩ．コンプリメンタリボックスに設けられたタイマ手段によって実際の駐車時間を減算計時する。即ち、経過時間を連続的に計時し、それを許可された即ち最長駐車時間から減じる。７．もしＴＲＤが中央コンピュータに接続されない場合、以下のステップを行う。Ａ．ＴＲＤによってダイヤルされたデータを中央コンピュータのメモリに記憶し、そのＴＲＤを待ちリストに加え、ステップＡが行われたことを示す信号をＴＲＤに送る。Ｂ．コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であることと駐車ゾーン、及びコンプリメンタリボックスに内蔵されたタイマによって実際の駐車時間の減算計時が開始されたことを示すサインを表示させる。Ｃ．ＴＲＤが中央コンピュータに接続された時、実際の駐車時間の減算計時を継続する。８．もし許可駐車時間が終了する前に駐車スペースから車両が去った場合、この事実をＴＲＤから中央コンピュータに通知し、駐車時間の減算計時を停止し、コンプリメンタリボックスの表示を消す。９．許可駐車時間が終了時に、ＴＲＤが車両が駐車スペースから去ったことをまだ通知していない場合、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインを消し、オーバータイム駐車であることを示すサインを表示する。１０．加入者の番号、駐車場所、実際の駐車時間、及びＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なその他のデータがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＰＡに送る。同じデータに基づいてＯＡが駐車料金を回収し、ＰＡに送ることもできる。駐車が終わる前に許可駐車時間が経過した場合には、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインが消され、オーバータイム駐車であることを示すサインが表示される。上記の駐車方法の実施中において、中央コンピュータの故障又は何らかの理由による通信の故障のために、許容できる程度に短い時間内にＴＲＤが中央コンピュータに接続されないことがある。この場合、通信の確立が不可能であることを運転者に知らせるための手段をコンプリメンタリボックス内に設けることが好ましい。或いは、その様な手段が設けられていないか作動していないが、中央コンピュータとの通信の確立に非常に長い遅れがあることを運転者が気づく場合もある。このような事態を考慮して、本発明の実施例では、運転者によって起動し得るバッファメモリ手段がコンプリメンタリボックス内に設けられている。このバッファメモリ手段は、通常の駐車動作が行われた場合に起きる動作と同じ動作を記憶するためのものである。即ち、コンプリメンタリボックスは、仮の駐車許可、仮の許可駐車時間、及びその他の必要となるであろう仮の関連データをバッファメモリに記憶するようにプログラムされている。仮の許可駐車時間とその他のデータは、全ての駐車の場合と同様に、駐車場所コードによって、又それに関連するその他のパラメータによって決定される。合法駐車であることを示すサインが表示され、減算計時が行われる。駐車の終了時、この表示は消され、時間がバッファメモリに登録される。その後、運転者は駐車スペースから去ってもよく、もし適切とされている場合にはＴＲＤを携行してもよい。その後、駐車の許可が始めて要求された時又はそれ以前の運転者が選択した任意の時間に、バッファメモリの内容が中央コンピュータに転送される。中央コンピュータは登録された駐車手続きが正しいこと、即ち、もし駐車が実際に行われた時にもし通信が確立していたらバッファメモリに登録された（駐車許可、許可駐車時間、及びその他の関連データ等の）データと同じデータが転送されたであろうことを確認する。登録されたデータが正しいことが確認された場合には、通常の駐車動作の結果として行われると同様にして、中央コンピュータはＰＡに対して加入者の番号、駐車場所、実際の駐車時間、及びＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なその他のデータがある場合にはそのデータを連絡し、通常の動作を再開するための許可をＴＲＤに送る。この許可が受信されるまでは、コンプリメンタリボックスは他の駐車を行うことを許可せず、もしそれが拒否された場合、又は所定の時間内に受入れられなかった場合には、コンプリメンタリボックスは違法駐車を示す信号を表示する。中央コンピュータも全ての関連する目的のために違法駐車を登録する。上記の駐車方法のステップに加え、下記の取締りステップが本発明の好ましい部分である。ａ．管理装置を用い、コンプリメンタリボックスを確認するとともに、車両外部からそれらの識別コードを走査及び登録するための駐車場所の取締りを提供する。ｂ．そのような識別コード毎に、合法又は違法駐車の事実を登録し、又その理由（例えは、コンプリメンタリボックスの不作動又は時間超過駐車）、及びその他の関連データを任意的に登録する。ｃ．好ましくは、例えば、取締官の勤務シフトの終わり等、定期的に、取締官の管理装置のメモリに記憶されているデータをＰＡに送信する。本発明の実施例においてはＶＬＵがＴＲＤとして使用される。車両位置検出ユニット（ＶＬＵ）は、当技術分野で良く知られ、種々の目的のために広く使用されている装置である。その種々の目的には、盗難車両の位置を発見する（この目的のためには車両が盗まれた時にＶＬＵが起動される）、車両故障やその他の緊急事態において車両の位置を知らせる、及び任意の種類の輸送用トラック又は公共の車両等の部隊を構成する種々の車両の位置を監視することが含まれる。ＶＬＵは、コントロールセンタ、送受信アンテナを有する複数の固定局、及びＶＬＵ装置それ自体を含むシステムの一部である。ある形式のＶＬＵシステムにおいては、車両に搭載されたＶＬＵ装置が識別アドレスコードを保持する。コントロールセンターは固定局を介して変調信号、即ち基準信号を位置を発見すべき車両に対して送る。ＶＬＵは信号を受信し、それを自分の識別アドレスと比較する。もし両者が対応していれば、ＶＬＵはアンサー信号を送る。アンサー信号は固定局によって受信され、コントロールセンタに送信される。コントロールセンタは各固定局から車両までの距離などを決定するために固定局から受信した情報を詳しく調べ、それから車両の位置を計算する。この種のＶＬＵは英国特許出願２２３４１４０Ａに記載されている。或いは、ＶＬＵが運転者によって又は自動的に（盗難の場合）起動されるとＶＬＵは固定局に対して自分の識別コードを含む信号を送信し、固定局とコントロールセンタは上記したようにして動作する。さて、本発明の上記実施例によれば、車両駐車システムは、ＴＲＤとして車両位置検出ユニットを含んでいる。しかし、駐車システムの一部である車両は、ＶＬＵを中央コンピュータ、又は駐車システムの中央コンピュータと通信できる状態にする手段を更に含んでいる。通常のＶＬＵには含まれていないこれらの手段及び上記したその他の要素は、本発明によるコンプリメンタリボックスを構成しているものと考えなければならない。もし緊急事態においてのみＶＬＵを使用することが意図されている場合、ＶＬＵは通常は信号を送信せず、前記のコンプリメンタリ手段は、駐車を開始する時に運転者によって起動され、駐車を終了する時に停止される。車両識別コードを含み又駐車場所の識別及びその他の関連するデータを含んでいてもよいＶＬＵの信号が中央コンピュータによって受信されると、中央コンピュータは駐車を監視するために動作し、駐車期間を決定し、取締り手続きを実施するために必要な信号をコンプリメンタリボックスに送信する。しかし、車両が動いている間、長時間又は短時間ＶＬＵを連続的に動作させなければならない場合もある。これは車両を常時追跡するためにＶＬＵシステムが使用される場合に起き、これにより車両の位置は常時コントロールセンタに知らされ、運転者が或る駐車場所を捜そうと思っている時、又は車両がその様な位置に近づいている時に運転者はＶＬＵを作動させる。このような場合、ＶＬＵが作動されている間、中央コンピュータは車両の位置を絶えず知ることができ、駐車が開始された時に如何なる起動信号も必要としない。何故なら車両が移動を停止する度に、中央コンピュータは車両の位置と中央コンピュータが管理している駐車場所とを比較し、もし車両の位置が駐車場所の一つに一致していれば、駐車手続きを開始するからである。この場合、中央コンピュータは車両の位置に関する情報を車両位置検出コントロールセンタから受け取らなければならない。したがって、前記の中央コンピュータとコントロールセンタは、ＶＬＵの動作開始時に、車両位置検出システムを作動させるのと同じ信号によって作動される情報交換手段によって接続される。前に述べたケース、即ち、もし駐車手続きを開始する目的だけのためにまた駐車時だけに運転者によってＶＬＵが作動される場合でも、同じ動作手順が取られる。即ち、ＶＬＵの動作を開始させる信号により中央コンピュータが車両位置検出コントロールセンタと情報交換のために接続される。しかし運転者が前記したように駐車ゾーンの識別を含む駐車コードを中央コンピュータに通信によって知らせるようにしてもよく、この場合、車両位置検出システムコントロールセンタと中央コンピュータとの間での情報交換は不要になる。従って本発明は、車両の駐車を管理し、駐車料金を使用者に課金する方法を含み、この方法は以下のステップを含む。１．少なくとも１台の中央コンピュータを設ける。２．コントロールセンタ、多数の固定局及び加入者毎のＶＬＵを含む車両位置検出システムを設ける。３．駐車管理の目的で車両の位置を監視することを要求する信号を任意の所望の時間に前記中央コンピュータに送る。４．前記の信号が送られた時、車両位置データを要求するリクエストを前記中央コンピュータから前記コントロールセンタに送る。５．車両位置データのリクエストが送られた後、前記コントロールセンタから前記中央コンピュータに要求されたデータを送る。６．前記車両位置データに基づき車両の位置を監視し、それに基づき車両が何時何処に停止したかを判定する。７．車両が停止した位置を前記中央コンピュータが管理している駐車場所のリストと比較し、もし車両が停止した位置が駐車場所の一つである場合には、駐車の開始を登録する。８．合法駐車であることを示す、車両外部から見ることが可能なサインを表示する。９．実際の駐車時間を計時する。１０．車両がその位置を変え始めた時に、駐車の終了を登録する。１１．加入者の番号、駐車場所、実際の駐車時間、及びＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なその他のデータがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＰＡに連絡する。中央コンピュータが駐車場所を特定すると、中央コンピュータはその位置に最長駐車時間及びその他の制限がある否かを知ることができ、もしＶＬＵが自立型の受信手段を有している場合にはＶＬＵ又はディスプレイに、その制限を具体的に示す信号を送り、駐車取締官はディスプレイをチェックすることによってそれに対する違反を認識できる。特に、もし最長駐車時間が経過し、車両が移動したことを中央コンピュータがまだ登録しておらず、従ってＶＬＵ又はディスプレイに駐車が終わったことを示す信号を送っていない場合には、ディスプレイは違法駐車であることを表示する。ＶＬＵがＴＲＤとして使用される本発明の実施例においては、コンプリメンタリボックスが、一般的なＴＲＤを参照して前述したように、もし中央コンピュータとの通信が確立できない場合に、仮の駐車動作を登録するバッファメモリ手段を備えていてもよい。バッファメモリに登録されたデータが中央コンピュータに送られると、中央コンピュータはデータが正しいものであるか否かをチェックし、車両位置検出システムのコントロールセンタから、データが登録された時点での車両の位置を得る。もしコントロールセンタが過去の位置データを定常的に供給できない場合には、関連する時刻における車両の位置を登録すべきことをコントロールセンタに要求する手段をＶＬＵに設けてもよい。これにより中央コンピュータが車両の位置を要求した時に中央コンピュータに車両の位置を連絡することが可能になる。或いは、ＶＬＵに対して前記の位置を連絡することをコントロールセンタに対して要求する手段を運転者のために設けることもでき、ＶＬＵはコンプリメンタリボックスのバッファメモリ内に位置を登録することができる。更に本発明は、統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークを含み、これは、ａ．車両位置検出システムの構成要素、即ち少なくともコントロールセンタと、多数、例えは３台の固定局と、加入者毎のＶＬＵ、並びにｂ．少なくとも１台の中央コンピュータと前記ＶＬＵと組合せられ前記ＶＬＵを前記中央コンピュータと通信できるようにする加入者毎の手段とを含む駐車ネットワークの構成要素を備える。本発明の一様相によれば、前記の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークは、更に、車両位置検出システムのコントロールセンタと駐車ネットワークの中央コンピュータとの間で情報を交換するための手段、例えば前記コントロールセンタからの位置データを要求するための前記コンピュータ内の手段と前記中央コンピュータへ位置データを送るための前記コントロールセンタ内の手段を含む。好ましくは、前記の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークは、更に、許可された駐車、許可駐車時間の終了、及びその他の関連情報を表示するための、車両の外部から見ることができるＶＬＵと接続された表示手段、許可駐車時間を登録し、実際に経過した駐車時間を測定する計時手段、駐車取締官のための制御手段、及び駐車取締り手続きを実施する上で必要なその他の手段等の付加的な手段又は構成要素を含むことができる。上記したように、前記ＶＬＵが前記中央コンピュータと通信できるようにする手段、前記表示手段、及び前記計時手段が用いられている場合にはこれらの手段、並びに通常のＶＬＵには含まれていないその他の要素は本発明によるコンプリメンタリボックスを構成するものと考えなければならない。ただし、実際にはそれらは従来のＶＬＵと組合せられた別体の要素ではなく、ＶＬＵの一体的な要素で駐車システム及びデバイスとして使用できるようにされ又は改良されたものであろう。何れの場合も、これらを設けることは本発明の範囲に含まれる。図面の簡単な説明図面において、図１は、本発明の一実施例による駐車システムの概略図であり、図２は、コンプリメンタリボックスに適用される移動電話の車内から見た概略斜視図であり、図３は、コンプリメンタリボックス前面の車外から見た概略図であり、図４は、コンプリメンタリボックスの一実施例のブロック図であり、図５は、管理装置の略概図であり、図６は、本発明の他の実施例によるコンプリメンタリボックスのブロック図であり、図７は、ＶＬＵがＴＲＤとして使用されている駐車システムを示すブロック図である。好ましい実施例の詳細な説明図１を参照すると、本発明の各駐車ネットワークは、少なくとも１台の中央コンピュータを備える。この中央コンピュータは、通常駐車ゾーンから離れた適切な場所に配置される。各駐車ネットワークは、ネットワークの加入者毎に少なくとも１台のＴＲＤを備える。本実施例においては、例示の目的のため、ＴＲＤが移動電話としてその全体が１１によって示されている。しかし、移動電話１１の代わりにあらゆる送信・応答装置が使用可能であるので、移動電話に限定されるものではない。ＴＲＤは、１８（図２）で示されるような、移動電話等を保持するために自動車内に通常設けられる便利な保持部材によって機械的に保持される。また、本駐車システムは、全体が１２で示されるコンプリメンタリボックスを加入者毎に少なくとも１台備える。図においては電話１１とコンプリメンタリボックス１２が1３において作動的に接続された状態が示されている。これら二つの装置が互いに連結された場合、それらの回路間に所望の接続が確立される。作動的接続部分は適切なものであれば任意の形式でよく、例えば電気ケーブル手段及び接続箱を備えてもよい。この接続は当業者が容易に提供できるものであるので、これ以上の説明は不要であろう。コンプリメンタリボックスに電力を供給する電源手段を設けることが好ましい。これらの手段は、当該ボックスが搭載される自動車のバッテリ、及び当該バッテリと当該ボックスとの間の電気的接続を含む。ただし、独立型の電源手段を当該ボックスに設けることも可能である。ＴＲＤは通常、バッテリ等の自身の電源手段を有するが、本発明に従う使用においては、ＴＲＤを自動車用バッテリに接続してもよい。コンプリメンタリボックス１２は、図面では分離して示されているが実際はボックス１２の前面を形成するディスプレイ１９を備える。このディスプレイは、例えば赤及び緑等の色の異なる２個のライト１４及び１５（図３）、及び外部から走査及び登録ができるバーコード等の数字コードである識別コード（１６（図２）で示される）から成る。またごの装置は、ディスプレイ１７（図２）上に簡略化して示される許可駐車時間の終了等その他の情報を表示することも可能である。コンプリメンタリボックスは、電話１１がアンテナ２２を介して中央コンピュータ１０と通信すること可能にする。この通信は、コンピュータのノミナル番号と結合してコンピュータのアドレスを形成する適切な統合用コードを、中央コンピュータに伝達することによって可能になる。全体が２０で示される電話のキーは、その他のコード化された情報をダイアルし、また中央コンピュータ１０にこれを送信することを可能にする。２１及び２２は、コンプリメンタリボックス及び中央コンピュータのアンテナをそれぞれ示している。コンプリメンタリボックスの一部であるアンテナの代わりに、ＴＲＤのアンテナを使用することもできる。２５は、以下に説明するコントロールボックスを示す。２６は、ＰＡのコンピュータを示す。図２は、車両内部から見た電話１１とコンプリメンタリボックス１２の一例を示す概略斜視図である。一方図３は、車両の風防ガラスを通して見たコンプリメンタリボックス１２のディスプレイ１７の概略を示す。図４は、本発明の一実施例によるコンプリメンタリボックス１２のブロック図である。３０は当該ボックスのＣＰＵを示す。３１はＣＰＵの一部を示し、このＣＰＵは、適切なＴＲＤがコンプリメンタリボックスに接続されたことを認識し、当該ボックスがその機能を実行するにあたっての確認及び承認を与える。ＣＰＵは３２を介してＴＲＤから情報を受け取り、３３を介してＴＲＤに情報を送る。３４は、ボックス１２が真正なものであるかを判定するための後述する確認手続を行うユニットである。３５は、実際の駐車時間のカウントダウンを行う計時回路を示す。コンプリメンタリボックスには、自動車用バッテリ等の便利な電源から電力が供給される。かかる電力供給は、矢印３６で示される。本発明による各駐車ネットワークは、以下のように使用される。車両を駐車し、電話１１（又は他のＴＲＤ）をコンプリメンタリボックス１２に連結すると、ノミナル番号をダイヤルすることにより電話１１を中央コンピュータ１０に接続することができる。電話をコンプリメンタリボックスに連結しない場合は、当該番号をダイヤルしても何の結果も生じず、電話は中央コンピュータに接続されない。電話がコンプリメンタリボックスに連結されノミナル番号がダイヤルされた場合、コンプリメンタリボックスは前記のようにそのノミナル番号をコンプリメンタリボックスに格納されている統合用コードにより統合してコンピュータのアドレスを形成し、ＴＲＤからの連絡を受けることができるようにする。また運転者は、駐車ゾーンを示す一つ又は複数のコード番号及びそれに関連する全ての関連のパラメータをダイヤルする（他に特別なキーを設けることもできるが通常のキーを使用することが望ましい）。駐車ゾーンは、ノミナル番号に組入れてもよい。中央コンピュータの回線が空いており、中央コンピュータとＴＲＤとの間の接続が確立されると、当該コンピュータはＴＲＤに対し、駐車要求及びその他の有用な情報を受け取った旨の信号を送る。ただし、特定の電話が何らかの理由で（それ以前の電話料金未納等の電話自体に関連する理由、若しくは電話の引落し可能口座が指定されいない、又はその特定の場所はその時間に駐車が許可されていない等のＰＡから連絡された理由により）不適格と見なされた場合、中央コンピュータは当該信号を送らない。また当該コンピュータは最長許可駐車時間及びその他の関連する情報を伝達する。中央コンピュータの応答により、コンプリメンタリボックスは合法な駐車であることを示す信号を起動状態にし、また駐車時間のカウントダウンを開始する。即ち継続的に経過時間を測定し、その時間を許可された駐車時間から減ずる。これにより駐車手続きが完了する。運転者がコンピュータにダイヤルした時に回線がビジー状態となっている場合、コンピュータはそれを運転者に知らせ、当該加入者を待ちリストに載せる一方、合法的駐車時間であることを表示する。たとえその間にコンプリメンタリボックスから電話が外されたとしても、回線が空いた時に駐車手続きは完了する。一旦駐車手続きが完了し、あるいは当該加入者が待ちリストに記録されると、運転者はＴＲＤをコンプリメンタリボックスから外して、通常の方法でＴＲＤを使用できるようになる。しかし、ＴＲＤをコンプリメンタリボックスに再度連結しない限り、中央コンピュータと連絡し、いずれかの場所で駐車することを要求したり、許可された駐車時間の延長を要求したりすることはできない。運転者が駐車スペースを退去する際、運転者は中央コンピュータを再度呼出し、駐車終了を連絡する。中央コンピュータはコンプリメンタリボックスを停止し、駐車中に経過した時間を記録する。これらのデータに基づき、ＯＡは駐車料金を徴収する。より正確には、ＯＡは、ＰＡに支払われるべき料金を当該加入者の（貸掛け勘定）口座に貸し金として記入する。当該データをＰＡに送信してもよいが、この場合ＰＡは対応する料金を当該加入者の（貸掛け勘定）口座に貸し金として直接記入する。駐車取締官は、管理装置を携帯しながら駐車車両の間を定期的に見回る。この管理装置は、走査手段及びメモリ手段、好ましくはランダムアクセクメモリ手段を含む。図５は、全体が４０で示される管理装置の概要を図解している。管理装置はアンンテナ４１、キー４２及びディスプレイ４３を備える。管理装置はまた、コンプリメンタリボックス１２の識別マークを読み取るためのバーコードリーダ又はその他の装置（４４で示される）を備える。４５は、ＰＡのコンピュータ又はそれにつながるターミナルに管理装置を連結するための手段を示す。取締官が車両の近くを通り又はその前に立ち止まると、確認手続がまず実行され、車両のコンプリメンタリボックスが真正品であり、偽造品その他の違法な物でないことを確認する。かかる手続を実行する方法には、いくつかの変型がある。その一つは、取締官が赤外線、超音波その他の放射線によりボックスにメッセージを送り、これに対し、ボックスはそのメモリに格納してあるプログラムに従ってコード化した応答をそのディスプレイ上に表示することで応答する。この手続の迂回を更に困難にするため、各ボックスに多くのプログラムを格納し、取締官が無作為にそのうちの一つを選択できるようにしてもよい。あるいは、取締官が無作為又はその他の方法でボックスに送るメッセージを変更するようにしてもよい。もう一つの確認手続では、ボックスが、赤外線、超音波又はその他の放射線により継続的に又は短い間隔でメッセージを送り、このメッセージが真性であることを管理装置が確認できるようにすることが必要とされる。確認の結果適格であるとされた場合、管理装置の走査手段によりコンプリメンタリボックスの識別マーク（前述のようにバーコード又はその他の便利な識別手段で、数字等を用いる）が走査され、この識別結果が管理装置のメモリに記録される。コンプリメンタリボックスが非作動中であるか、駐車時間オーバーの信号を出している、又はその他の理由から、車両が違法に駐車していると判断した場合、取締官は、特定の駐車違反を表わす適切なコードにより、管理装置内にこの事実を記録する。コンプリメンタリボックスが紛失している場合には、取締官はその車両のナンバープレートの番号を登録するであろう。またコンプリメンタリボックスが合法駐車を表示している場合には、取締官はこの事実を管理装置のメモリに入力するであろう。上記の動作を実行するための管理装置とコンプリメンタリボックスとの間の接続は、図１において４６で概略的に示されている。所定の期間の終了時、通常は取締官の勤務シフト又は作業日の終わり又はその他の都合のよい時に、取締官は自分の管理装置をＰＡが指定した場所に持って行き、そこでＰＡによって運用されているコンピュータ又はターミナルに管理装置を連結し、当該管理装置のメモリの内容をそのコンピュータ又はターミナルに送る。ＰＡは、管理装置によって登録された違法駐車に対し適切な方法で対処する（これは本発明による駐車方法の一部ではない）。本発明による駐車ネットワークは、上記のように、当技術分野で入手可能であるか又は当業者の能力の範囲で容易に調達又は設計できる構成要素に基づいている。各ネットワークの中心的要素は、ＴＲＤとコンプリメンタリボックスとの組み合せよって構成されている。前述のように、中央コンピュータはＴＲＤがそのノミナル番号をダイヤルしても、その番号がコンプリメンタリボックスのみが送ることができる特別なコードによって統合されない限り、ＴＲＤからの通信を受け取らない。本発明の一実施例によるコンプリメンタリボックスのブロック図を図５に示すが、これは単に例示のみを目的とするものである。各コンプリメンタリボックスはＣＰＵを有する。ＣＰＵは記憶手段、好ましくはＲＯＭを備える。加入者がコンプリメンタリボックスを購入する際に、その装置製造業者又は販売者は、加入者が使用する移動電話等のＴＲＤの番号を当該ボックスのメモリに登録する。この作業を行うには、多くの方法がある。例えば、ＴＲＤをコンプリメンタリボックスに連結してそれを起動させたり、又は当業者が容易に理解できるその他の方法によって行われる。その後、コンプリメンタリボックスは異なる番号を有するＴＲＤとの通信を拒否する。即ち、ボックスの回路は、ＣＰＵが承認又は確認を与えるまでは非起動の状態にある。この承認は、ＣＰＵが、ボックスのメモリに登録されたＴＲＤ番号をコンプリメンタリボックスに連結されたＴＲＤから受け取ったか否かによる。承認が与えられた後でも、コンプリメンタリボックスに連結されたＴＲＤが中央コンピュータのノミナル番号をダイヤルしない限り、コンプリメンタリボックスは非起動の状態を維持する。そしてノミナル番号がダイヤルされると、ボックスは当該番号をボックスのメモリに格納されているコードと統合する。各加入者は通常一台のコンピュータのみにダイヤルすることになる。何故なら先に定義したように、各加入者は通常一つの駐車ネットワークのみに加入し、また、各ネットワークには通常一台の中央コンピュータしか設けられていないからである。したがって、一つのコードのみがボックスのメモリに格納される。しかし、加入者が複数のネットワークに加入している場合（加入者が、異なる移動電話ネットワークに属する２台以上の移動電話を使用している場合等）、又は加入者が加入している駐車ネットワークが広い区域をカバーしており、その区域をカバーするため複数のコンピュータが必要とされている場合には、加入者が複数の中央コンピュータにダイヤルする必要がある。このような場合、ボックスのメモリにはかかる中央コンピュータのノミナル番号及び対応する統合用コードのリストが格納される。加入者はそれぞれの場合にどの中央コンピュータに接続すべきかは知っているか、或いはこの情報を駐車場所に設けられた看板から得る。また、コンプリメンタリボックスはタイマを内蔵する。このタイマは許可された駐車時間にセットされ、実際の駐車時間を計測する。前記のように、許可時間の満了により合法駐車の表示はオフにされ、違法駐車の表示がオンにされる。多くの場合、合法駐車の表示は緑のライトで、違法駐車の表示は赤のライトで示されるが、異なるディスプレイ手段を設けることも何らの困難性を伴わずに行える。取締官の管理装置は、上記のように、走査及び記憶手段、確認手続を実行するための手段及びＰＡのコンピュータにアクセスするための手段を備えている。かかる装置は、当業者が容易に設計し製造することができる。図６のブロック図においては、ＴＲＤが移動電話であることを想定しているが、コンプリメンタリボックスに変更を加えることなく他のＴＲＤを使用できることは明らかである。従って、本発明のあらゆる実施例においてこのコンプリメンタリボックスが使用できる。コンプリメンタリボックスは全体が５０で示される内部回路と全体が５１で示されるディスプレイを含む。回路５０とディスプレイ５１は単一の物理的構造物即ち箱の中に収容してもよく、あるいは機能的に接続された別個の構造物即ち複数の箱の部分としてもよい。回路５０は、いくつかの機能部品を接続するための汎用バス６０を備える。図には、市販されており、且つ本発明の具体的実施例を構成するために使用できる特定の種類の幾つかの部品が示されている。しかし、図６に示される部品の代わりに類似の機能を有するその他の部品を使用できることは明白である。そのような部品には、マイクロコントローラ又はＣＰＵ６１、及び不揮発性メモリ６２が含まれる。また、ＴＲＤ（本実施例では移動電話）を識別する外部識別ユニット６３及び当該装置（コンプリメンタリボックス）自身を識別する内部識別ユニット６４が含まれる。更に、タイマ６５が駐車時間を計時するために設けられる。バッファ６６及び６７が、コンプリメンタリボックスとサーバー用電話との間におけるデータの送信及び受信のためのバッファを提供するために設けられる。ドライバ６８は、コンプリメンタリボックスの内部回路５０をディスプレイ５１に接続する。ディスプレイ５１は、取締り手続中に赤外線その他の放射線による信号を７０で受け取る。７１で受け入れた電源からの電力は、電源バックアップ７２を介して回路５０に受け取られる。これにより、当該装置が通常の電源から切り離された場合でも装置に格納されたデータが消去されないことが保証される。最後に数字７３は、７４と７５を介してデータを送信及び受信するための並列／直列入出力ユニットを示す。これらのユニットにより、ユーザーは確認又はその他の目的のため装置にデータを要求し、またそこからデータを引き出すことができる。前述のように、本発明の特定の実施例のための適切な部品が図６に示されてはいるが、当業者により他の部品が使用されることもある。図７は、ＶＬＵがＴＲＤとして使用されている駐車システムを示すブロック図である。本発明の本実施例においては、本駐車システム加入者の車両（ブロック図においては非図示）にはＶＬＵ８０が搭載されている。このＶＬＵ８０は車両が運転されている時に常に作動させておくことも、また車両運転中の選択した時間に運転者が作動させることもできる。これは、かなり長い時間にわたって、あるいは車両が駐車場に近づき運転者が駐車手続きの準備を行いたいと望む場合に車両をモニターするために行われる。ＶＬＵの作動により、駐車場を管理する中央コンピュータ８２に、車両の識別コードを含む信号が送られる。中央コンピュータ８２は、車両位置データを要求する信号を車両位置検出システムのコントロールセンター８４に送る。同時にＶＬＵは通常の車両位置信号を送信し、３台のステーション８５、８６及び８７等の固定局がそれを受け取り、各ステーションはデータをコントロールセンターに送信する。コンピュータ８２からの要求があった場合は、コントロールセンターは車両８０の位置を計算し、コンピュータ８２に位置データを含む信号を送る。コンピュータ８２が受け取った信号が、車両が停止したことを示す場合、コンピュータはコントロールセンター８４から受け取った座標をメモリ内に記憶されている駐車場座標リストと比較する。そして車両がある駐車場に停止したことを確認した時は、コンピュータは先に説明した駐車手続きを開始させる。その結果、当該駐車装置のコンプリメンタリボックスの一部と考えることもできる、ＶＬＵに接続されたディスプレイ８９が、当該車両が適切に駐車されたことを表示する。そして、駐車時間が計測される。この作業は中央コンピュータが行うことが好ましい。中央コンピュータは、前記コントロールセンターから継続して受け取る位置データが車両が動き始めたことを示した時に、当該駐車が終了したものと判断する。ただし、特にディスプレイ上に経過時間を表示するために、タイマをＶＬＵに接続することもできる。かかるタイマが設けられた場合、ＶＬＵが駐車終了を示す信号を中央コンピュータに送ることもできるが、この作業は不必要であり、また望ましくない。いずれにせよ、駐車が継続している間、取締官はディスプレイ８９から当該車両が適切に駐車されていることを確認でき、本明細書に詳述したように有用な情報の全てをディスプレイから引き出し且つ／又はそれらをディスプレイと交換することができる。駐車終了時に、中央コンピュータは当該駐車データを登録する。運転者が駐車場にいる時に限り、運転者がＶＬＵを起動させると、図７で説明したものと同一の動作が行われる。この場合、運転手は駐車場を特定する信号をコンピュータ８２に送ることができ、また固定局８５〜８７及びコントロールセンター８４による介入は必要とされない。ただし、図７に示すシステムを代わりに使用することも可能である。その場合は、図７を参照して説明したように、運転者が駐車場に入ってＶＬＵを起動させると、ＶＬＵは信号をコンピュータに送り、そしてコンピュータは信号をコントロールセンター等に送る。この場合、ＶＬＵからコンピュータに送られる信号は単に起動信号にすぎず、駐車場は車両の位置検出によって識別されるので駐車場を識別する必要はない。本発明の実施例においては、車両位置検出システムの一部としての通常の動作のために必要となるＶＬＵの要素は全て、駐車装置のＴＲＤと見なすことができる。他方、ＶＬＵの一部であるか又はＶＬＵに接続されてはいるが、そのような動作のために必要でない要素は、それらのものが一緒になって駐車装置のコンプリメンタリボックスを構成するものと見なすこともできる。上記のように、ＴＲＤとコンプリメンタリボックスとの間の連結は、駐車手続きを開始するための両者間の物理的接触を必ずしも必要としない。この連結は、ＴＲＤとコンプリメンタリボックスとの間を、図示はしていないが電磁波等の放射線によって接続することによっても達成できる。ＴＲＤとコンプリメンタリボックスは特定のコードを備え、このコードにより特定の周波数のみを介して通信できるようにしてもよい。その結果、中央コンピュータはＴＲＤが実際にコンプリメンタリボックスに連結されていることを認識する。したがって、コンプリメンタリボックスは中央コンピュータから最新データを受け取ることができる。このようにして、加入者は、自動車に引き返すことなく、駐車時間を延長できるという利点を享受できる。駐車手続きを実行するために必要とされる、本システムの様々な構成要素間の通信は上記した様に行われ、ＴＲＤとコンプリメンタリボックスがあたかも物理的に連結されているかの如く作動する。例示のために本装置の実施例を説明したが、本発明の精神から逸脱することなくまた請求の範囲を越えることなく、修正、変更及び改造を加えて本発明が実施されるであろうことは明らかである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年７月１６日【補正内容】のであるか否かをコンピュータの助けを借りてチェックする必要があるので、違法駐車を検知することが極めて困難である。使用者が電話を介して送る情報のコントロールが無いため、このデータの比較に伴う困難性が、ごまかし駐車を容易にしている。また、車両が時間を超過して駐車されていないかを即座に検知する方法がない。かかる検知では、全ての駐車車両のナンバープレートの番号を登録する必要があり、また運転者が車両を駐車スペースから出したと虚偽の通知をしてないことを中央コンピュータにチェックさせる必要がある。これが非実際的且つ非効率的であることは疑いがない。この技術では駐車の申込みと駐車の終了を車外から行うことができるが、これは非常に望ましくないことである。ＦＲ−Ａ−２．６７０．００２は車両位置検出システムを開示しており、この車両位置検出システムは、人工衛星からの基準空間信号を受信する手段と、その信号から車両の位置を計算するための計算器手段と、車両の計算された位置を表す変調された信号を発生する変調手段と、この変調された信号を車両位置検出中央ステーションに送信する無線電気地上通信手段とを含む。しかし、このシステムは車両の位置検出であり、駐車システムではない。ＦＲ−Ａ−２．５６２．２９１は駐車システムを開示しており、この駐車システムは、合計金額を記録する第１のメモリと、このメモリを空にし、その後は、所定の開始時刻からの経過時間の関数としての前記合計金額の変化を表すようにする制御可能な手段と、或る瞬間における前記メモリの状態を表す信号を詳しく調べる手段と、電磁波を放出する手段とを備え、前記電磁波の値が前記信号を表し、前記電磁波が分析／精査手段によって受信されるようになっている。この駐車システムは、駐車時間の関数として支払うべき駐車料金を評価するだけのシステムであって、中央データベースとその他の関連するデータを提供したり、違法駐車を発見したりするのに適していないだけでなく、ごまかしを阻止できるものでもない。本出願の目的は、簡単で、使用が容易で、経済的で、且つ誰でも使える駐車方法及び装置を提供することである。本発明の別の目的は、駐車メータや駐車カードの使用を必要としない駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車場所の取締りが簡単で、違法駐車車両を即時に認識できる駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、一部の使用者による悪用、詐欺行為を排除する駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、使用者にも駐車管理者にとっても非常に魅力的で便利な駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、取締りが簡単で効率的な駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車料金の割り付けと分配を簡単でかつ極めて正確にできる駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車ゾーンについて権限を有する市の行政機関等の公共の機関が、ゾーンに従って駐車時間や他の駐車条件を決定できる駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、破壊行為やその他の理由によって駐車装置が損傷を受けることを阻止する駐車方法及び装置を提供することである。本発明の更なる目的は、駐車ゾーンの中やその周辺に使用済の駐車カード等の【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年９月２１日【補正内容】コンプリメンタリボックスは、ボックスの動作を制御するマイクロコントローラ又はＣＰＵと、駐車システムの一部である中央コンピュータの数値アドレス即ち「ノミナル番号」と統合用コードとを記憶するための記憶手段と、ＴＲＤ識別番号に対応する識別番号又はマークを記憶し前記マイクロコントローラに送る手段と、駐車期間を計時するタイマー手段と、ＴＲＤに情報を送信するバッファ手段及びＴＲＤからの情報を受信するバッファ手段と、上記の全ての構成要素間における必要な接続を確立するための汎用バス手段とを備える。このようなコンプリメンタリボックスの実施例は更に、主電源に接続するための電源バックアップ手段と、ディスプレイと、前述の定義にかかる取締り手続きを実施するために必要な信号をディスプレイに送るドライバ手段と、並列／直列入出力手段とを含む。コンプリメンタリボックスの特定の実施例は後で説明される。好ましくは、本発明による各駐車ネットワークは、駐車取締官によって使用される多くの駐車管理装置を含み、各駐車管理装置は、コンプリメンタリボックスの識別マーク及び表示サインを読み取るための走査手段と、確認（validation）手段、走査によって得た情報及びその他の関連情報を登録するメモリと、管理装置をＰＡが所有するターミナル、コンピュータ、又はその他の情報受入れ装置に結合するための結合手段とを含む。Ｉ．駐車許可、許可駐車時間、及びその他の関連データがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＴＲＤに送って駐車手続きを完了する。ＩＩ．駐車手続きが完了した後、コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であることと駐車ゾーンを示すサインを表示させる。ＩＩＩ．コンプリメンタリボックスに設けられたタイマ手段によって実際の駐車時間を減算計時する。即ち、経過時間を連続的に計時し、それを許可された即ち最長駐車時間から減じる。７．もしＴＲＤが中央コンピュータに接続されない場合、以下のステップを行う。Ａ．ＴＲＤによってダイヤルされたデータをコンプリメンタリボックスのバッファメモリに記憶し、そのＴＲＤを待ちリストに加え、これが完了したことを示す信号をＴＲＤに送る。Ｂ．コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であることと駐車ゾーン、及びコンプリメンタリボックスに内蔵されたタイマによって実際の駐車時間の減算計時が開始されたことを示すサインを表示させる。Ｃ．ＴＲＤが中央コンピュータに接続された時、実際の駐車時間の減算計時を継続し、許可駐車時間が終了時に、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインを消し、オーバータイム駐車であることを示すサインを表示する。８．もし許可駐車時間が終了する前に駐車スペースから車両が去った場合、この事実をＴＲＤから中央コンピュータに通知し、駐車時間の減算計時を停止し、コンプリメンタリボックスの表示を消す。この方法は、許可駐車時間が終了時に、車両が駐車スペースから去ったことをＴＲＤがまだ通知していない場合、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインを消し、オーバータイム駐車であることを示すサインを表示し、加入者の番号、駐車場所、実際の駐車時間、及びＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なその他のデータがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＰＡに送ることを更に含んでいてもよい。同じデータに基づいてＯＡが駐車料金を回収し、ＰＡに送ることもできる。駐車が終わる前に許可駐車時間が経過した場合には、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインが消され、オーバータイム駐車であることを示すサインが表示される。上記の駐車方法の実施中において、中央コンピュータの故障又は何らかの理由による通信の故障のために、許容できる程度に短い時間内にＴＲＤが中央コンピュータに接続されないことがある。この場合、通信の確立が不可能であることを運転者に知らせるための手段をコンプリメンタリボックス内に設けることが好ましい。或いは、その様な手段が設けられていないか作動していないが、中央コンピュータとの通信の確立に非常に長い遅れがあることを運転者が気づく場合もある。このような事態を考慮して、本発明の実施例では、運転者によって起動し得るバッファメモリ手段がコンプリメンタリボックス内に設けられている。このバッファメモリ手段は、通常の駐車動作が行われた場合に起きる動作と同じ動作を記憶するためのものである。即ち、コンプリメンタリボックスは、仮の駐車許可、仮の許可駐車時間、及びその他の必要となるであろう仮の関連データをバッファメモリに記憶するようにプログラムされている。仮の許可駐車時間とその他のデータは、全ての駐車の場合と同様に、駐車場所コードによって、又それに関連するその他のパラメータによって決定される。合法駐車であることを示すサインが表示され、減算計時が行われる。駐車の終了時、この表示は消され、時間がバッファメモリに登録される。その後、運転者は駐車スペースから去ってもよく、も請求の範囲１．少なくとも１台の中央コンピュータ（１０）と、加入者毎のＴＲＤ（１１）とを含み、車両の駐車を管理して多数の加入者に駐車料金を課金するための駐車ネットワークであって、前記ネットワークは、前記ＴＲＤのみに連結できる加入者毎のコンプリメンタリボックス（１２）を含み、前記ＴＲＤは、前記コンプリメンタリボックスが前記ＴＲＤに連結された場合のみ前記中央コンピュータと通信でき、前記コンプリメンタリボックスは、ボックスの動作を制御するマイクロコントローラ又はＣＰＵ（６１）と、中央コンピュータの数値アドレス即ち「ノミナル番号」と統合用コードとを記憶するための記憶手段（６２）と、ＴＲＤ識別番号に対応する識別番号又はマークを記憶し前記マイクロコントローラに送る手段（６４）と、ＴＲＤに情報を送信するバッファ手段（６６）及びＴＲＤからの情報を受信するバッファ手段（６７）と、上記の全ての構成要素間における必要な接続を確立するための汎用バス手段（６０）とを備えることを特徴とする駐車ネットワーク。２．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、許可された駐車であることと、許可駐車時間の終了を表示するための、車両の外部から見ることのできる表示手段（１９）が設けられている駐車ネットワーク。３．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、許可駐車時間を登録し、実際に経過した駐車時間を測定する計時手段が設けられている駐車ネットワーク。４．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、外部から走査して登録できる識別マーク又はインデックスが設けられている駐車ネットワーク。５．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、確認メッセージを受信して詳しく示す手段が設けられている駐車ネットワーク。６．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、確認メッセージを送信するための手段が設けられている駐車ネットワーク。７．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、駐車取締官が使用する多数の駐車管理装置を更に含む駐車ネットワーク。８．請求項７に記載の駐車ネットワークであって、各駐車管理装置がコンプリメンタリボックスの識別マークと表示サインを読み取る走査手段と、走査から得た情報を登録するたのメモリ手段とを含む駐車ネットワーク。９．請求項８に記載の駐車ネットワークであって、管理装置のメモリの内容をＰＡに送信するためにターミナル又はコンピュータに管理装置を結合するための結合手段が各管理装置に設けられている駐車ネットワーク。１０．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、ＴＲＤを受け入れて支持する受け部と、前記ＴＲＤと前記ボックスの回路を接続するための電気的接触手段とが設けられている駐車ネットワーク。１１．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボッタスが、駐車期間を計時するタイマー手段（６５）と、ディスプレイ（５１）と、前述の定義にかかる取締り手続きを実施するために必要な信号をディスプレイに送るドライバ手段（６８）と、並列／直列入出力手段（７３）と、主電源に接続するための電源バックアップ手段（７２）とを更に含む駐車ネットワーク。１２．請求項１１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスの部品が、マイクロコントローラ８ＯＣ５１、メモリ２８１７Ａ、識別番号又はマークを記憶し前記マイクロコントローラに送る手段２８１７Ａ、タイマー手段ＤＰ８５７１Ａ：ディスプレイＮＳＢ３８８２、ドライバ手段ＭＭ７４Ｃ９１１、並列／直列入出力手段ＭＭ７４ＨＣ５９５、及びバッファ手段ＭＭ７４ＨＣ５８９、又は機能的に等価のものから選択された部品を含む駐車ネットワーク。１３．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、ＴＲＤが移動電話又はポケットベルである駐車ネットワーク。１４．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、ＴＲＤがＶＬＵである駐車ネットワーク。１５．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、ＶＬＵを少なくとも駐車ネットワークの中央コンピュータと通信できる状態にする手段を更に含む駐車ネットワーク。１６．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、任意の所望の時間にＶＬＵを作動させるための手段を含む駐車ネットワーク。１７．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、ＶＬＵが起動中であることを駐車システムの中央コンピュータに知らせる手段を含む駐車ネットワーク。１８．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、車両識別データをＶＬＵから中央コンピュータに送るための手段を含む駐車ネットワーク。１９．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、駐車場所データを含む駐車データを送るための手段を含む駐車ネットワーク。２０．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、車両位置検出システムの一部としての通常の動作に必要とされるＶＬＵの要素がＴＲＤを構成し、ＶＬＵの一部であるか又はＶＬＵに接続されてはいるがそんなに必要でない要素がまとまってコンプリメンタリボックスを構成する駐車ネットワーク。２１．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに電力を供給する手段を含む駐車ネットワーク。２２．請求項２１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスＴＲＤに電力を供給する手段が駐車された車のバッテリを含む駐車ネットワーク。２３．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスが、仮の駐車データを登録するためのバッファメモリ手段と、前記データを登録するため、又は登録されたデータを中央コンピュータに送信するために前記バッファメモリ手段を作動させるための手段とを含む駐車ネットワーク。２４．請求項２３に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスが、仮の駐車データが前記バッファメモリに登録された時は、更なる駐車動作を阻止し、且つ／又は前記仮の駐車データが中央コンピュータによって確認され、承認されるまでは違法駐車の表示を行う手段を含む車ネットワーク。２５．請求項２３に記載の駐車ネットワークであって、ＴＲＤがＶＬＵであり、前記バッファメモリが作動された時の車両位置を登録するかＶＬＵに送信することをＶＬＵシステムのコントロールセンタにリクエストする手段が設けられた駐車ネットワーク。２６．請求項１〜２５の何れかに記載の駐車ネットワークを複数含む駐車装置。２７．車両の駐車を管理し加入者に駐車料金を課金するための方法であって、ａ）少なくとも１台の中央コンピュータを設けるステップと、ｂ）少なくとも１台の送信・応答装置、及びこれのみに結合されるコンプリメンタリボックスを加入者毎に設けるステップであって、コンプリメンタリボックスは、その起動状態と許可駐車時間の未終了又は終了とを可視的に表示する表示手段を有するものであるステップと、ｃ）車両が駐車された後、前記ＴＲＤが前記コンプリメンタリボックスに既に結合されていなければ、それらを結合するステップと、ｄ）特定の駐車場所、そのコード、及びそれに関連するその他の必要なパラメータがある場合にはそのパラメータを制御するステップと、ｅ）コンプリメンタリボックスのメモリに記憶されたコードと組み合わされる中央コンピュータのノミナル番号をダイヤルしてコンピュータのアドレスを構成し、更に駐車ゾーンのコードと必要なパラメータをダイヤルするステップと、ｆ）ＴＲＤが中央コンピュータに接続された場合、Ｉ．駐車許可、許可駐車時間、及びその他の関連データがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＴＲＤに送って駐車手続きを完了し、ＩＩ．駐車手続きが完了した後、コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であることと駐車ゾーンを示すサインを表示させ、ＩＩＩ．コンプリメンタリボックスに設けられたタイマ手段によって実際の駐車時間を減算計時するステップと、ｇ）もしＴＲＤが中央コンピュータに接続されない場合には、Ｉ．ＴＲＤによってダイヤルされたデータをコンプリメンタリボックスのバッファメモリに記憶し、そのＴＲＤを待ちリストに加え、これが完了したことを示す信号をＴＲＤに送り、ＩＩ．コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であること、駐車ゾーン、及びコンプリメンタリボックスに内蔵されたタイマによって実際の駐車時間の減算計時が開始されたことを示すサインを表示させ、ＩＩＩ．ＴＲＤが中央コンピュータに接続された時、実際の駐車時間の減算計時を継続し、許可駐車時間が終了時に、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインを消し、オーバータイム駐車であることを示すサインを表示するステップと、ｈ）もし許可駐車時間が終了する前に駐車スペースから車両が去った場合、この事実をＴＲＤから中央コンピュータに通知し、駐車時間の減算計時を停止し、コンプリメンタリボックスの表示を停止させるステップとを含む方法。２８．請求項２７に記載の方法であって、許可駐車時間が終了時に、車両が駐車スペースから去ったことをＴＲＤがまだ通知していない場合、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインを消し、オーバータイム駐車であることを示すサインを表示することを更に含む方法。２９．請求項２７に記載の方法であって、加入者の番号、駐車場所、実際の駐車時間、及びＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なその他のデータがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＰＡに送ることを更に含む方法。３０．請求項２７に記載の方法であって、ＯＡに駐車料金を回収させＰＡに送らせることを更に含む方法。３１．請求項２７に記載の方法であって、ａ）管理装置を用い、車両外部からそれらの識別コードを走査及び登録するための駐車場所の取締りを提供し、ｂ）そのような識別コード毎に、合法又は違法駐車の事実を登録し、又その理由、及びその他の関連データを任意的に登録し、ｃ）取締官の管理装置のメモリに記憶されているデータを定期的にＰＡに送信する取締りステップを更に含む方法。３２．請求項３１に記載の方法であって、管理装置からコンプリメンタリボックスにメッセージを送り、このメセッセージに対するボックスの応答をチェックすることによりコンプリメンタリボックスを確認することを更に含む方法。３３．請求項３１に記載の方法であって、コンプリメンタリボックスから管理装置に確認メッセージを送ることによりコンプリメンタリボックスを確認することを更に含む方法。３４．車両の駐車を管理し、駐車料金を加入者に課金する方法であって、ａ）少なくとも１台の中央コンピュータを設けるステップと、ｂ）コントロールセンタ、多数の固定局及び加入者毎のＶＬＵを含む車両位置検出システムを設けるステップと、ｃ）駐車管理の目的で車両の位置を監視することを要求する信号を任意の所望の時間に前記中央コンピュータに送るステップと、ｄ）前記の信号が送られた時、車両位置データを要求するリクエストを前記中央コンピュータから前記コントロールセンタに送るステップと、ｅ）車両位置データのリクエストが送られた後、前記コントロールセンタから前記中央コンピュータに要求されたデータを送るステップと、ｆ）前記車両位置データに基づき車両の位置を監視し、それに基づき車両が何時何処に停止したかを判定するステップと、ｇ）車両が停止した位置を前記中央コンピュータが管理している駐車場所のリストと比較し、もし車両が停止した位置が駐車場所の一つである場合には、駐車の開始を登録するステップと、ｈ）合法駐車であることを示す、車両外部から見ることが可能なサインを表示させるステップと、ｉ）実際の駐車時間を計時するステップと、ｊ）車両がその位置を変え始めた時に、駐車の終了を登録するステップと、ｋ）加入者の番号、駐車場所、及び実際の駐車時間を含む、ＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なデータを中央コンピュータからＰＡに連絡するステップとを含む方法。３５．統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、ａ．少なくともコントロールセンタ、多数の固定局、及び加入者毎のＶＬＵとを含む車両位置検出システムの構成要素と、ｂ．少なくとも１台の中央コンピュータ、及び前記ＶＬＵと組合せられ前記ＶＬＵを前記中央コンピュータと通信できるようにする加入者毎の手段を含む駐車ネットワークの構成要素とを含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３６．請求項３５に記載の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、車両位置検出システムのコントロールセンタと駐車ネットワークの中央コンピュータとの間で情報を交換するための手段を更に含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３７．請求項３６に記載の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、車両位置検出システムのコントロールセンタと駐車ネットワークの中央コンピュータとの間で情報を交換するための手段は、前記コントロールセンタからの位置データを要求するための前記コンピュータ内の手段と前記中央コンピュータへ位置データを送るための前記コントロールセンタ内の手段を含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３８．請求項３５に記載の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、許可された駐車であること、許可駐車時間の終了、及びその他の関連情報を表示するための、車両の外部から見ることができるＶＬＵと接続された表示手段、実際に経過した駐車時間を測定する計時手段、駐車取締り手続きを実施するための制御手段とを更に含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３９．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスとＴＲＤはそれらの電気回路を接続することで連結される駐車ネットワーク。４０．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスとＴＲＤは放射線によって連結される駐車ネットワーク。【手続補正書】【提出日】１９９８年７月１６日【補正内容】明細書７ページ１行目〜２行目「態、許可駐車時間の......表示手段を有する。」を『態と許可駐車時間の未終了とを可視的に表示する表示手段を有する。』に訂正する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ【要約の続き】タは車両位置検出システムのコントロールセンタから車両位置のデータを受け取り、車両位置を監視し、そして駐車手続きを実施する。

Claims

【特許請求の範囲】１．車両の駐車を管理し、多数の加入者に駐車料金を課金するための駐車ネットワークであって、少なくとも１台の中央コンピュータと、ＴＲＤと組合せて使用される加入者毎のコンプリメンタリボックスとを含み、このコンプリメンタリボックスは前記ＴＲＤのみに結合でき、且つ前記ＴＲＤが前記中央コンピュータと通信できるようにするものである駐車ネットワーク。２．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、許可された駐車であること、許可駐車時間の終了、及びその他の関連する情報を表示するための、車両の外部から見ることのできる表示手段が設けられている駐車ネットワーク。３．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、許可駐車時間を登録し、実際に経過した駐車時間を測定する計時手段が設けられている駐車ネットワーク。４．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、外部から走査して登録できる識別マーク又はインデックスが設けられている駐車ネットワーク。５．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、確認メッセージを受信して詳しく示す手段が設けられている駐車ネットワーク。６．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、確認メッセージを送信するための手段が設けられている駐車ネットワーク。７．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、駐車取締官が使用する多数の駐車管理装置を更に含む駐車ネットワーク。８．請求項７に記載の駐車ネットワークであって、各駐車管理装置がコンプリメンタリボックスの識別マークと表示サインを読み取る走査手段と、走査手段から得た情報及びその他の関連する情報を登録するたのメモリ手段とを含む駐車ネットワーク。９．請求項８に記載の駐車ネットワークであって、管理装置のメモリの内容をＰＡに送信するためにターミナル又はコンピュータに管理装置を結合するための結合手段が各管理装置に設けられている駐車ネットワーク。１０．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに、ＴＲＤを受け入れて支持する受け部と、前記ＴＲＤと前記ボックスの回路を接続するための電気的接触手段とが設けられている駐車ネットワーク。１１．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスが、ボックスの動作を制御するマイクロコントローラ又はＣＰＵと、中央コンピュータの数値アドレス即ち「ノミナル番号」と統合用コードとを記憶するための記憶手段と、ＴＲＤ識別番号に対応する識別番号又はマークを記憶し前記マイクロコントローラに送る手段と、駐車期間を計時するタイマー手段と、ディスプレイと、前述の定義にかかる取締り手続きを実施するために必要な信号をディスプレイに送るドライバ手段と、並列／直列入出力手段と、ＴＲＤに情報を送信するバッファ手段及びＴＲＤからの情報を受信するバッファ手段と、主電源に接続された電源バックアップ手段と、上記の全ての構成要素間における必要な接続を確立するための汎用バス手段とを備えたことを特徴とする駐車ネットワーク。１２．請求項１１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスの部品が、マイクロコントローラ８ＯＣ５１、メモリ２８１７Ａ、識別番号又はマークを記憶し前記マイクロコントローラに送る手段２８１７Ａ、タイマー手段ＤＰ８５７１Ａ：ディスプレイＮＳＢ３８８２、ドライバ手段ＭＭ７４Ｃ９１１並列／直列入出力手段ＭＭ７４ＨＣ５９５、及びバッファ手段ＭＭ７４ＨＣ５８９、又は機能的に等価のものから選択された部品を含む駐車ネットワーク。１３．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、ＴＲＤが移動電話又はポケットベルである駐車ネットワーク。１４．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、ＴＲＤがＶＬＵである駐車ネットワーク。１５．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、ＶＬＵを少なくとも駐車ネットワークの中央コンピュータと通信できる状態にする手段を更に含む駐車ネットワーク。１６．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、任意の所望の時間にＶＬＵを作動させるための手段を含む駐車ネットワーク。１７．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、ＶＬＵが起動中であることを駐車システムの中央コンピュータに知らせる手段を含む駐車ネットワーク。１８．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、車両識別データをＶＬＵから中央コンピュータに送るための手段を含む駐車ネットワーク。１９．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、駐車場所データを含む駐車データを送るための手段を含む駐車ネットワーク。２０．請求項１４に記載の駐車ネットワークであって、車両位置検出システムの一部としての通常の動作に必要とされるＶＬＵの要素がＴＲＤを構成し、ＶＬＵの一部であるか又はＶＬＵに接続されてはいるがそんなに必要でない要素がまとまってコンプリメンタリボックスを構成する駐車ネットワーク。２１．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスに電力を供給する手段を含む駐車ネットワーク。２２．請求項２１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスＴＲＤに電力を供給する手段が駐車された車のバッテリを含む駐車ネットワーク。２３．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスが、仮の駐車データを登録するためのバッファメモリ手段と、前記データを登録するため、又は登録されたデータを中央コンピュータに送信するために前記バッファメモリ手段を作動させるための手段とを含む駐車ネットワーク。２４．請求項２３に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスが、仮の駐車データが前記バッファメモリに登録された時は、更なる駐車動作を阻止し、且つ／又は前記仮の駐車データが中央コンピュータによって確認され、承認されるまでは違法駐車の表示を行う手段を含む車ネットワーク。２５．請求項２３に記載の駐車ネットワークであって、ＴＲＤがＶＬＵであり、前記バッファメモリが作動された時の車両位置を登録するかＶＬＵに送信することをＶＬＵシステムのコントロールセンタにリクエストする手段が設けられた駐車ネットワーク。２６．請求項１〜２５の何れかに記載の駐車ネットワークを複数含む駐車装置。２７．車両の駐車を管理し加入者に駐車料金を課金するための方法であって、ａ）少なくとも１台の中央コンピュータを設けるステップと、ｂ）少なくとも１台の送信・応答装置、及びこれのみに結合されるコンプリメンタリボックスを加入者毎に設けるステップであって、コンプリメンタリボックスは、その起動状態、許可駐車時間の未終了又は終了、及びその他の関連する情報がある場合にはその情報を可視的に表示する表示手段を有するものであるステップと、ｃ）車両が駐車された後、前記ＴＲＤが前記コンプリメンタリボックスに既に結合されていなければ、それらを結合するステップと、ｄ）特定の駐車場所、そのコード、及びそれに関連するその他の必要なパラメータがある場合にはそのパラメータを制御するステップと、ｅ）コンプリメンタリボックスのメモリに記憶されたコードと組み合わされる中央コンピュータのノミナル番号をダイヤルしてコンピュータのアドレスを構成し、更に駐車ゾーンのコードと必要なパラメータをダイヤルするステップと、ｆ）ＴＲＤが中央コンピュータに接続された場合、Ｉ．駐車許可、許可駐車時間、及びその他の関連データがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＴＲＤに送って駐車手続きを完了し、ＩＩ．駐車手続きが完了した後、コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であることと駐車ゾーンを示すサインを表示させ、ＩＩＩ．コンプリメンタリボックスに設けられたタイマ手段によって実際の駐車時間を減算計時するステップと、ｇ）もしＴＲＤが中央コンピュータに接続されない場合には、Ｉ．ＴＲＤによってダイヤルされたデータを中央コンピュータのメモリに記憶し、そのＴＲＤを待ちリストに加え、ステップＡが行われたことを示す信号をＴＲＤに送り、ＩＩ．コンプリメンタリボックスの表示中に合法駐車であること、駐車ゾーン、及びコンプリメンタリボックスに内蔵されたタイマによって実際の駐車時間の減算計時が開始されたことを示すサインを表示させ、ＩＩＩ．ＴＲＤが中央コンピュータに接続された時、実際の駐車時間の減算計時を継続し、許可駐車時間が終了時に、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインを消し、オーバータイム駐車であることを示すサインを表示するステップと、ｈ）もし許可駐車時間が終了する前に駐車スペースから車両が去った場合、この事実をＴＲＤから中央コンピュータに通知し、駐車時間の減算計時を停止し、コンプリメンタリボックスの表示を停止させるステップとを含む方法。２８．請求項２７に記載の方法であって、許可駐車時間が終了時に、車両が駐車スペースから去ったことをＴＲＤがまだ通知していない場合、コンプリメンタリボックスの表示中の合法駐車を示すサインを消し、オーバータイム駐車であることを示すサインを表示することを更に含む方法。２９．請求項２７に記載の方法であって、加入者の番号、駐車場所、実際の駐車時間、及びＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なその他のデータがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＰＡに送ることを更に含む方法。３０．請求項２７に記載の方法であって、ＯＡに駐車料金を回収させＰＡに送らせることを更に含む方法。３１．請求項２７に記載の方法であって、ａ）管理装置を用い、車両外部からそれらの識別コードを走査及び登録するための駐車場所の取締りを提供し、ｂ）そのような識別コード毎に、合法又は違法駐車の事実を登録し、又その理由、及びその他の関連データを任意的に登録し、ｃ）取締官の管理装置のメモリに記憶されているデータを定期的にＰＡに送信する取締りステップを更に含む方法。３２．請求項３１に記載の方法であって、管理装置からコンプリメンタリボックスにメッセージを送り、このメセッセージに対するボックスの応答をチェックすることによりコンプリメンタリボックスを確認することを更に含む方法。３３．請求項３１に記載の方法であって、コンプリメンタリボックスから管理装置に確認メッセージを送ることによりコンプリメンタリボックスを確認することを更に含む方法。３４．車両の駐車を管理し、駐車料金を加入者に課金する方法であって、ａ）少なくとも１台の中央コンピュータを設けるステップと、ｂ）コントロールセンタ、多数の固定局及び加入者毎のＶＬＵを含む車両位置検出システムを設けるステップと、ｃ）駐車管理の目的で車両の位置を監視することを要求する信号を任意の所望の時間に前記中央コンピュータに送るステップと、ｄ）前記の信号が送られた時、車両位置データを要求するリクエストを前記中央コンピュータから前記コントロールセンタに送るステップと、ｅ）車両位置データのリクエストが送られた後、前記コントロールセンタから前記中央コンピュータに要求されたデータを送るステップと、ｆ）前記車両位置データに基づき車両の位置を監視し、それに基づき車両が何時何処に停止したかを判定するステップと、ｇ）車両が停止した位置を前記中央コンピュータが管理している駐車場所のリストと比較し、もし車両が停止した位置が駐車場所の一つである場合には、駐車の開始を登録するステップと、ｈ）合法駐車であることを示す、車両外部から見ることが可能なサインを表示させるステップと、ｉ）実際の駐車時間を計時するステップと、ｊ）車両がその位置を変え始めた時に、駐車の終了を登録するステップと、ｋ）加入者の番号、駐車場所、実際の駐車時間、及びＰＡが加入者から駐車料金を回収するために必要なその他のデータがある場合にはそのデータを中央コンピュータからＰＡに連絡するステップとを含む方法。３５．統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、ａ．少なくともコントロールセンタ、多数の固定局、及び加入者毎のＶＬＵとを含む車両位置検出システムの構成要素と、ｂ．少なくとも１台の中央コンピュータ、及び前記ＶＬＵと組合せられ前記ＶＬＵを前記中央コンピュータと通信できるようにする加入者毎の手段を含む駐車ネットワークの構成要素とを含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３６．請求項３５に記載の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、車両位置検出システムのコントロールセンタと駐車ネットワークの中央コンピュータとの間で情報を交換するための手段を更に含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３７．請求項３６に記載の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、車両位置検出システムのコントロールセンタと駐車ネットワークの中央コンピュータとの間で情報を交換するための手段は、前記コントロールセンタからの位置データを要求するための前記コンピュータ内の手段と前記中央コンピュータへ位置データを送るための前記コントロールセンタ内の手段を含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３８．請求項３５に記載の統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワークであって、許可された駐車であること、許可駐車時間の終了、及びその他の関連情報を表示するための、車両の外部から見ることができるＶＬＵと接続された表示手段、実際に経過した駐車時間を測定する計時手段、駐車取締り手続きを実施するための制御手段とを更に含む統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。３９．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスとＴＲＤはそれらの電気回路を接続することで連結される駐車ネットワーク。４０．請求項１に記載の駐車ネットワークであって、コンプリメンタリボックスとＴＲＤは放射線によって連結される駐車ネットワーク。４１．実質的に実施例に記載され図示されたとおりの車両の駐車を管理し、多数の加入者に駐車料金を課金するための駐車ネットワーク。４２．実質的に実施例に記載され図示されたとおりの駐車装置。４３．実質的に実施例に記載され図示されたとおりの車両の駐車を管理し、加入者に駐車料金を課金するための方法。４４．実質的に実施例に記載され図示されたとおりの統合された車両位置検出システム及び駐車ネットワーク。