JPH11513146A - 無端ウェブを使用した、中間イメージ転写部材から受取部材へのマーキング粒子イメージの転写を容易とする方法および装置 - Google Patents

無端ウェブを使用した、中間イメージ転写部材から受取部材へのマーキング粒子イメージの転写を容易とする方法および装置

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JPH11513146A JP10509042A JP50904298A JPH11513146A JP H11513146 A JPH11513146 A JP H11513146A JP 10509042 A JP10509042 A JP 10509042A JP 50904298 A JP50904298 A JP 50904298A JP H11513146 A JPH11513146 A JP H11513146A
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Abstract

(57)【要約】 一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と、この一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、実質的に円筒状の中間イメージ転写部材(20、108、508、608)と、を具備した複写方法および装置であって、一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、一次イメージ形成部材から、中間イメージ転写部材(ITM)へと、静電的に転写することができる。ITMと協働可能に、無端ウェブ機構(34、116、416、516、616)が設けられている。無端ウェブ機構は、無端ウェブと、無端ウェブが巻回された複数の支持ローラと、を備えている。受取部材に対してイメージを転写するための転写ニップが、ITMと無端ウェブとの間に画成されている。ニップ内においてITMに対して緊密接触させられた受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、転写電界が設けられている。ニップ内における受取部材の緊密接触を保証するために、また、ニップ前転写やニップ前イオン化を低減するために、ITMの周縁部に対する無端ウェブの重なり部分は、ニップ長さまたはニップ領域よりも大きいことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】 無端ウェブを使用した、中間イメージ転写部材から受取部材への マーキング粒子イメージの転写を容易とする方法および装置 発明の背景 本発明は、一般的には、中間イメージ転写部材を具備する複写装置に関するも のである。この複写装置においては、マーキング粒子イメージは、一次イメージ 形成部材から、中間イメージ転写部材へと、さらには、受取部材へと、転写され る。より詳細には、本発明は、中間転写部材から、イメージが固定されるべき紙 やプラスチックシートといった受取部材への、マーキング粒子イメージの転写を 容易とするための無端ウェブ機構に関するものである。 近年の高速/高品質の静電グラフィック複写装置(コピー機/複写機、あるい は、プリンタ)においては、一様に帯電した誘電支持部材上に、潜在イメージの 電荷パターンが形成される。着色マーキング粒子が、潜在イメージの電荷パター ンに引き付けられ、支持部材上にイメージを発現させる。その後、誘電支持部材 に対する受取部材の当接がもたらされ、電界が印加されて、誘電支持部材から受 取部材へと、マーキング粒子からなる現像済イメージが転写される。転写後にお いては、転写済イメージを搭載している受取部材は、誘電支持部材から送り出さ れ、熱および/または圧力によって受取部材上にイメージが固定される。これに より、受取部材上に永久的な複写が形成される。 マーキング粒子の転写をもたらすための電界印加は、通常、誘電支持部材に当 接した状態の受取部材上へのコロナ帯電機からのイオン放電によって、あるいは 、誘電支持部材に向けて受取部材を付勢している電気バイアスされたローラによ って、行われる。ローラ式転写装置は、コロナ式転写装置に対して、転写済イメ ージにおける、紙の皺やマーキング粒子の薄片に起因した欠陥を実質的に除去し 得るという点において、ある種の有利さを有している。このことは、誘電支持部 材に向けて受取部材を付勢しているローラの圧力が、誘電支持部材と受取部材と の間に緊密で一様な当接をもたらすのに大いに有効であることに由来している。 また、カラーシステムにおいては、受取シートをローラに取り付けることができ 、ローラを回転させることによって、受取シートを一次イメージ部材に対する転 写位置とすることができる。ドラムとイメージ部材との間の電界が、シート上に おいて一連の単色イメージについて重ねられ、多色イメージが形成される。これ に関しては、この手法を使用した市販装置についての多数の参考文献を代表して 、例えば、1987年12月15日に発行されたBothner氏他の米国特許 第4,712,906号を参照されたい。 1973年12月25日付けでMeagher氏に対して許可された米国特許 第3,781,105号においては、単色イメージを受取シートに対して転写す るための支持ローラが提案されている。この例においては、支持ローラが、小さ な中間的電導度を有した1つまたは複数の外層を備えること、および、電界形成 のために定電流源を使用すること、が提案されている。中間的電導度は、109 〜1011オーム−cmの抵抗率を有する材料を使用することによって得られる。 この材料は、電界形成を行うに際しては十分に導電的である。しかしながら、比 較的大きなインピーダンスを示す。これにより、受取シートの変更に応じた電界 変化を小さくすることができる。このような抵抗性材料を使用することにより、 受取シートを紙から透明ストックにまで変更することができ、また、場合によっ ては不完全な転写を引き起こしかねないようなあるいは他の部材の絶縁破壊を起 こしかねないような許容し得ない電界変化をもたらすことなく、厚さや周囲相対 湿度に関して受取シートを変更することができる。 1010オーム−cm近辺の抵抗率を有する支持ローラは、通常、高抵抗のポリ ウレタン材料に対して、カーボンや鉄や他の静電防止材料といった導電性はあま り良好ではないものの必要な導電性は十分にもたらし得るような粒子を、ドーピ ングすることによって得られる。高抵抗とされたこのような支持ローラは、この ようなシステムにおいては好ましいものと考えられるけれども、このような支持 ローラは、実際、問題を引き起こす。互いに当接しつつ回転している2つの部材 間に電界が印加された場合、電界は、このようなローリング当接を通して常にも たらされる。支持ローラの実質的な抵抗は、電界確立の時定数を増大させる。そ のため、転写のために必要なニップサイズが増大したり、あるいは、システム速 度が低下したりする。 多数の参考文献において、単色イメージの形成と多色イメージの形成との双方 に際して、中間部材を使用することが記載されている。例えば、上記米国特許第 4,712,906号の図8には、一次イメージ部材上に形成された一連の単色 イメージが図示されている。これら単色イメージは、中間ローラに対して重ね書 き式に転写される。これにより、中間ローラの表面上に多色イメージが形成され る。その後、多色イメージは、一次イメージ部材から離れた地点において、1ス テップでもって、受取シートに転写される。このシステムは、多色マーキング粒 子イメージを形成するのに際して特に有利である。というのは、受取シートを再 循環のためのローラに適用する必要がなく、実質的に直線状の経路に沿って受取 シートを供給できるからである。また、両面化が容易であることや、イメージ部 材を紙繊維や類似物で汚染してしまう可能性のある一次イメージ部材と受取シー トとの間の接触を防止できること、といった他の数多くの理由により、単色マー キング粒子イメージの形成に対しても、使用することができる。 1990年6月5日付けでTompkins氏他に対して許可された米国特許 第4,931,839号においては、比較的大きな中間的電導度を有した中間ウ ェブを使用することが記載されている。この場合、中間ウェブは、一次イメージ 部材からの転写によって、複数の単色マーキング粒子イメージを重ね合わせる。 複数のイメージは、導電性ローラに支持されている受取シートに対して転写され る。この転写部位には、実質的なインピーダンスが存在せず、そのため、受取シ ートのインピーダンスに影響を受けてしまう。 1993年2月16日付けでZaretsky氏に対して許可された米国特許 第5,187,526号においては、中間部材の使用による利点を有するととも に、様々な受取シートを使用できるという利点を有し、かつ、かなりの速度で動 作可能であるという利点を有した、転写機構が示されている。この機構において は、一次イメージ部材上に、静電イメージが形成される。マーキング粒子がこの 静電イメージに対して適用され、静電イメージに対応したマーキング粒子イメー ジが生成される。マーキング粒子イメージは、一次イメージ部材に携行されて、 109オーム−cmよりも小さいという抵抗性のものではあるけれども、マーキ ング粒子イメージを中間イメージ部材に対して転写するのに十分な電界をイメー ジ部材どうしの間に印加可能であるような抵抗性の中間イメージ部材に対して、 転写可能な位置関係とされる。その後、マーキング粒子イメージは、受取シート に対して転写可能な関係とされる。このとき、受取シートは、1010オーム−c mやそれ以上の抵抗性を有した転写支持部材によって支持されており、マーキン グ粒子イメージの受取シートに対する転写を付勢するよう、中間イメージ部材と 転写支持部材との間には電界が印加されている。中間イメージ部材の導電性が比 較的良好であると、かなり狭いニップを使用した場合であっても、一次イメージ 部材から中間イメージ部材への、マーキング粒子イメージの十分な転写を容易に もたらすことができる。この転写においては、受取シートが存在していないこと により、高抵抗の中間イメージ部材は、不要である。受取シートが存在している 第2回目の転写においては、中間イメージ部材によってというよりはむしろ、転 写支持部材によって、インピーダンスがもたらされ、電界のより遅い立ち上がり 時間を可能とするために、ニップは、いささか長くなる。 この構成は、一次イメージ部材上に形成された一連の単色イメージの重ね合わ せによって中間イメージ部材上にカラーイメージが生成されるような、カラープ ロセスにおいて好適に利用可能である。中間イメージ部材上に複数の単色マーキ ング粒子イメージを重ね合わせることは、より導電性の高い中間イメージ部材を 使用することにより容易となる。受取シートに対する第2転写は、第2転写に際 して、より導電性の低い転写支持部材を使用することにより容易となる。 中間イメージ部材を使用することの困難さは、中間部材と転写支持部材との間 のニップ領域内において転写電界を制御すること、および、中間イメージ部材か らの受取部材の信頼性の高い取外しを得ることと関連している。これまで、マー キング粒子イメージの転写は、転写電界の制御性と取外し性との間で妥協してき た。というのは、マーキング粒子の転写と取外しとは、同一のローラで行われる からである。マーキング粒子の転写と取外しとを結び付けることは、状況を複雑 化し、中間イメージ部材の構成に制約をもたらし、転写システムの全体コストを 増大させ、イメージ品質を低下させる。さらに、受取部材が幅広い範囲の相対湿 度下におかれたときには、また、タイプや重量が様々に異なる受取部材が使用さ れたときには(とりわけ、軽量紙のように硬度の小さな受取部材が使用されたと きには)、中間イメージ部材に関して、さらなる問題が発生する。 発明の概要 本発明は、一次イメージ形成部材と、この一次イメージ形成部材に対して協働 可能に設けられた中間イメージ転写部材と、を具備した複写方法および装置に対 するものであって、一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメー ジを、一次イメージ形成部材から、中間イメージ転写部材へと、静電的に転写す ることができる。ウェブ、好ましくは無端ウェブ機構が、中間イメージ転写部材 と協働して転写ニップを画成し得るようにして、設けられている。ニップ内にお いて中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた受取部材に対して、マー キング粒子イメージを静電的に転写するために、ニップ内には、転写電界が確立 されている。 図面の簡単な説明 以下における本発明の好ましい実施形態の詳細な説明においては、添付図面が 参照される。これら図面の各々においては、様々な部材間の相対関係が図示され ており、装置の構成方針に修正を加え得ることが理解されるであろう。 図1は、本発明による複写装置の第1実施形態の全体を概略的に示す側面図で あって、中間イメージ転写部材から受取部材への、マーキング粒子イメージの転 写を容易に行うための無端ウェブ機構を備えた中間イメージ転写部材が使用され ている。この図1においては、図示の明瞭化のために、基本的な構成要素のみが 図示されている。 図2は、図1に示す複写装置の側面図であって、無端ウェブ転写実行機構の代 替可能な実施形態を備えている。 図3は、図1に示す複写装置の側面図であって、無端ウェブ転写実行機構の他 の代替可能な実施形態を備えている。 図4は、本発明の第4実施形態の概略形態を示す側面図である。 図5は、本発明の第5実施形態の概略形態を示す側面図である。 図6は、本発明の第6実施形態の概略形態を示す側面図である。 図7は、本発明の第7実施形態の概略形態を示す側面図である。 図8は、本発明の第8実施形態の概略形態を示す側面図である。 図9は、本発明の第9実施形態の概略形態を示す側面図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 さて、添付図面を参照すると、図1には、全体に対して符号10を付して、イ メージ形成用複写装置の一例が示されている。複写装置10は、例えばドラム1 2のような、一次イメージ形成部材を備えている。ドラム12は、光導電性表面 を有しており、この表面上においては、1つの着色マーキング粒子イメージが、 あるいは、異なる色の一連のマーキング粒子イメージが、形成される。イメージ 形成のために、ドラム12の外表面は、コロナ帯電デバイス14またはローラ帯 電機・ブラシ帯電機等の他の適切な帯電機といった初期帯電機によって、一様に 帯電される。一様に帯電した表面は、例えばレーザー15やLEDや他の電気光 学的露光デバイスのような、あるいは、光学的露光デバイスとさえできるような 、適切な露光手段によって露光される。これにより、ドラム12の表面上におい て選択的な電荷切換が行われ、複写されるべきイメージに対応した静電イメージ が生成される。この静電イメージは、現像ステーション16により、イメージを 搭載した光導電性ドラム12に対して、着色マーキング粒子を適用することによ って現像される。現像ステーション16は、1〜4個の(あるいは、それ以上の 個数の)個別の現像デバイスを備えることができる。複数の現像デバイスが設け られているときには、各デバイスは、それぞれ異なる色のマーキング粒子を備え ている。各デバイスは、ドラム12に対して、個別に現像動作関係となるように 順序づけされている。これにより、それぞれ異なる色のマーキング粒子を、露光 デバイスによって形成されドラム12上に搭載された一連のイメージに対して適 用して、異なる色からなる一連のマーキング粒子イメージを生成することができ る。 マーキング粒子イメージは、例えば中間転写ドラム20のような二次イメージ 転写部材または中間イメージ転写部材の外表面に対して、転写される(あるいは 、複数のマーキング粒子イメージが次々と重ね書き式に転写される)。中間転写 ドラム20は、金属製導電コア22と、弾性層24と、を備えている。弾性層2 4は、ポリウレタンや引用した参考文献中に記載されているような他の材料とい った、弾性体から形成されている。弾性体は、比較的小さな抵抗値を有するよう に(例えば、バルク電気抵抗または体積電気抵抗が、好ましくは、約107〜1 011オーム−cmの範囲であるように)、十分に導電的な材料(静電防止材料、 イオン伝導性材料、あるいは、電気伝導性ドーパント)によって既にドーピング されている。さらに、弾性層は、1mmよりも厚く、好ましくは、2mm〜15 mmの厚さであり、好ましくは、約0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率 を有しており、より好ましくは、約1MPa〜5MPaの範囲のヤング率を有し ている。このような比較的導電的な中間イメージ転写部材ドラム20を使用すれ ば、ドラム20の表面上への単色マーキング粒子イメージの転写を、比較的狭い ニップ26でもって、かつ、電圧源28によって印加する電圧が例えば600ボ ルトといった比較的控えめの電圧でもって、行うことができる。 中間イメージ転写部材ドラム20の表面上に形成された、単一のマーキング粒 子イメージ、あるいは、複数のマーキング粒子イメージを有する多色イメージは 、受取部材Sに対して、1ステップでもって転写される。この場合、受取部材S は、中間イメージ転写部材ドラム20と、全体に対して符号32が付された本発 明による転写支持部材と、の間のニップ30内へと供給される。受取部材Sは、 適切な受取部材供給源(図示せず)から、マーキング粒子イメージの受領場所を なすニップ30へと、供給される。受取部材は、ニップ30から送出され、搬送 機構54によって、熱および/または圧力の印加により受取部材に対してマーキ ング粒子イメージを固着させるための場所をなす融着機56のところにまで、搬 送される。マーキング粒子イメージが固定された受取部材は、その後、使用者に よる回収のための離れた場所へと搬送される。 複写装置10においては、装置のための制御信号をもたらすために、例えば、 機械式、電気式、あるいは、光学式といった任意の周知のタイプの適切なセンサ (図示せず)が、使用される。このようなセンサは、受取部材の供給源からニッ プ30を経て定着機56へと至る受取部材の搬送経路に沿って、配置される。他 のセンサが、一次イメージ形成部材光導電ドラム12、中間イメージ転写部材ド ラム20、転写支持部材32、および、様々なイメージ処理ステーション、に関 連して設けられる。この場合、センサは、搬送経路内における受取部材の位置、 および、イメージ形成処理ステーションに対する一次イメージ形成部材光導電ド ラム12の位置、を検出する。そして、それぞれ、それら検出結果を代理した適 切な信号を生成する。このような信号は、例えばマイクロプロセッサを備えた論 理・制御ユニットLに対して、入力情報として供給される。このような信号およ びマイクロプロセッサのための適切なプログラムに基づいて、ユニットLは、複 写プロセスを実行するために、様々な電気グラフィックプロセスステーションの 動作タイミングを制御するための信号を生成する。本発明において好適に使用で きるような、多数の商業的に入手可能なマイクロプロセッサに対するプログラム 作成は、当業者には自明である。そのようなプログラムの特別の詳細は、もちろ ん、設計されたマイクロプロセッサのアーキテクチャーに依存する。 上述したように、中間イメージ転写部材を使用することの格別の困難さは、中 間部材と転写支持部材との間のニップ領域内において転写電界を制御すること、 および、中間イメージ部材からの受取部材の信頼性の高い取外しを得ることと関 連している。また、複写装置10に対して使用される受取部材として、実質的に 様々なものが使用されることが、さらに困難さを増している。例えば、受取部材 は、薄い紙ストックや厚い紙ストック、あるいは、透明ストックとすることがで きる。受取部材ストックの厚さおよび/または抵抗値が変化すると、その結果と して変化するインピーダンスが、マーキング粒子の転写を付勢するためのニップ 30において使用される電界に影響を及ぼす。また、相対湿度が変化すると、紙 製受取部材の導電性が変化することとなり、これによっても、転写電界のインピ ーダンスが影響を受ける。したがって、これら課題に打ち勝つために、本発明に よる転写支持部材32は、無端ウェブ機構とされている。 転写支持部材32をなす無端ウェブ機構は、複数の支持部材にわたって巻回さ れた無端ウェブ34を備えている。例えば、図1に示すように、複数の支持部材 は、ローラ40、42、44、46である(当然のことながら、スキーやバーと いった他の支持部材であっても、本発明における使用に適している)。無端ウェ ブ34は、好ましくは、バルク電気抵抗が105オーム−cmよりも大きな材料 から形成され、受取部材の静電押付は、行われない。さらに好ましくは、バルク 電気抵抗が108オーム−cm〜1011オーム−cmの範囲である。受取部材の 静電押付が行われる場合には、無端ウェブは、バルク電気抵抗が1012オーム− cmよりも大きいことがさらに好ましい。ウェブ材料は、フッ素化されたコポリ マー、ポリカーボネート、ポリウレタン、あるいは、シリコーンゴムのような、 任意の様々なフレキシブル材料とすることができる。使用される材料によらず、 このようなウェブ材料は、静電防止剤(例えば、金属塩)または小さな導電粒子 (例えば、カーボン)といった添加剤を含有することができる。これにより、ウ ェブに対して所望の抵抗値がもたらされる。抵抗性の大きな材料(つまり、約1 011オーム−cmよりも大きな抵抗性)が使用された場合には、受取部材が取り 外された後に、ウェブ上に残ったすべての残留電荷を放電させるために、1つま たは複数の付加的なコロナ帯電機が必要かもしれない。本発明においては、マー キング粒子イメージの転写を付勢するよう電気的にバイアスされている抵抗層の 直下に付加的な導電層を使用することを想定しているけれども、導電層を設けな い構成として、その代わり、以下に説明するように、1つまたは複数の支持ロー ラを介して、あるいは、コロナ帯電機を利用して、転写バイアスを印加すること が、より好ましい。 図に示すように、無端ウェブ34は、複数の(好ましくは、4個またはそれ以 上の)支持ローラ間に巻回され、走行する。いくつかの支持ローラは(図示例に おいては、ローラ40、42が)、ニップ30を形成するよう、ウェブが中間イ メージ転写部材ドラム20の一部にわたって重なり角度を有するように、配置さ れている。上述のように、ニップ30は、中間イメージ転写部材ドラム20から 、受取部材(例えば、紙、透明シート、等)へと、マーキング粒子イメージを転 写するための領域を画成している。この場合、受取部材は、論理・制御ユニット Lによる制御のもとに、適切なタイミングで、ウェブ34と中間イメージ転写部 材との間に搬送される。ニップ30の出口における支持ローラ42は、比較的硬 く(すなわち、実質的に10MPaよりも大きいといった大きなヤング率を有し ており)、かつ、中間イメージ転写部材ドラム20に比べて小さな径とされてい る。また、支持ローラ42は、中間イメージ転写部材ドラム20に対して、実質 的に圧力をもって係合し得るように配置されている。このため、中間イメージ転 写部材の弾性的な外表面層24を圧縮して、受取部材を弾性層24から剥しとる ことにより、中間イメージ転写部材からの受取部材の取外しを確実なものとして いる。ニップ出口における無端ウェブ34の形状は、支持ローラ42、44間に おける部分において、ウェブ34に対して受取部材を静電的に引きつけ得るよう 構成されていることが好ましい。その結果、受取部材は、ニップ領域を離れて、 ウェブ34によって搬送手段54へと搬送される。その後、受取部材は、他の支 持ローラ(図示例においては、ローラ44)のところにおいて、ウェブ34から 次第に取り外される。 図1に示すような、本発明による複写装置10の実施形態においては、1つま たは複数のマーキング粒子イメージが、ニップ30において、受取部材Sに対し て転写される。この場合、ニップ30は、無端ウェブを支持している支持ローラ 40、42によって、無端ウェブ34と中間イメージ転写部材ドラム20との間 において、形成されている。支持ローラ42は、電圧源33bによって、中間イ メージ転写部材ドラム20から受取部材Sへのマーキング粒子イメージの転写を 効果的に付勢するのに十分な程度(例えば、約500ボルト〜約5000ボルト )にまで、電気的にバイアスされている。同時に、支持ローラ40は、例えば、 グラウンド電位にまで電気的にバイアスされているか、あるいは、電圧源28に 電気的に接続されてまたは個別の電圧源33aに電気的に接続されて、ニップ前 領域(つまり、ニップ30の上流側)におけるイオン化や先走った転写を除去す るのに十分な程度にまで電気的にバイアスされている。中間イメージ転写部材ド ラム20からの受取部材の信頼性高い脱離は、支持ローラ42に対して適切な負 荷を与えることによって得られる。つまり、支持ローラ42は、上述のように、 中間イメージ転写部材の外層24よりも実質的に硬い材料から形成されており、 そのため、外層を圧縮して、中間イメージ転写部材(ITM)に対して、実質的 に先鋭な境界面をウェブにもたらす。さらに、ウェブ34には、ウェブによる受 取部材の搬送を補助し得るよう、ウェブ・受取部材間に引力を生成するために、 電圧を印加することができる。よって、受取部材は、受取部材が有する本来的な 硬さのために、中間イメージ転写部材ドラム20から離れ、支持ローラ44近傍 においてウェブが急激に曲がるまでは、ウェブに追従する。そして、ウェブが急 激に曲がった時点では、受取部材が硬いことにより、受取部材は、ウェブから離 れる。そして、搬送手段54の影響のもとに、実質的に直線状の経路に沿って移 動を続け、ウェブからさらに離れて移動する。複数色イメージを受取部材に転写 すべき場合には、ITMの外層24に対して、個別の色イメージを見当合わせし た状態で重ね合わせることにより、複数色イメージを形成することができる。こ の場合には、ウェブ34およびITMをクリーニングするためのあるクリーニン グデバイスは、ITM上に多色イメージを形成する際には、ITMに対する係合 解除位置に移動することができ、転写ニップ内に受取部材が入ってくる直前には 、ITMに対する係合位置に移動することができる。トナー色イメージを交互に 組み合わせる代わりに、非磁性トナーで現像されたイメージや磁性トナーで現像 されたイメージといったように、異なるタイプのトナーイメージを、組み合わせ ることができる。また、3レベル複写や他の公知の多色書込システムを使用して 、光導電体のイメージフレーム上に多色トナーイメージを形成することもできる 。 図2には、本発明による複写装置10の代替可能な実施形態を示している。図 2の代替可能な実施形態が、図1に示す実施形態と相違するのは、無端ウェブ3 4に対する転写電界の印加方法である。この代替可能な実施形態においては、無 端ウェブ34は、中間イメージ転写部材ドラム20から受取部材Sへのマーキン グ粒子の転写を付勢するために、コロナ帯電機50を使用した帯電を受ける。コ ロナ帯電機50は、(転写ニップ30を画成している)支持ローラ40、42間 において、ウェブ34の背面側に近接配置されている。マーキング粒子の転写を 付勢する電界は、支持ローラ40、42間における経路上において、無端ウェブ の背面上に電荷を噴霧することによって、コロナ帯電機50により供給されてい る。帯電機50を制御する電源33cは、好ましくは、定電流で動作する。その ため、制御された量の電荷が、ウェブに対して供給される。このように、マーキ ング粒子の転写は、受取部材の抵抗値変化の影響を受けない。よって、受取部材 は、最近融着されたかどうかによらず、また、周囲の相対湿度によらず、紙のタ イプに応じて、抵抗値が複数オーダー変化しても構わない。この実施形態におい ては、支持ローラ40、42は、また、上記と同様にして、所望電位にまで電気 的にバイアスすることができる。 図3には、本発明による複写装置10の代替可能な実施形態を示している。こ の場合にも、図3の代替可能な実施形態が、図1に示す実施形態と相違するのは 、無端ウェブに対する転写電界の印加方法である。この実施形態においては、支 持ローラ40、42間に、付加的なローラ52が配置されている。転写電界は、 電源33cによって支持ローラ52に印加される電気的バイアスにより主に決定 される。電源33cは、好ましくは、定電流で動作する。そのため、制御された 量の電荷が、支持ローラ52に対して、よって無端ウェブ34に対して供給され る。上述と同様に、マーキング粒子の転写は、受取部材の抵抗値変化の影響を受 けない。この実施形態においても、支持ローラ40、42は、また、上記と同様 にして、所望電位にまで電気的にバイアスすることができる。 図4〜図8に示す実施形態においては、弾性的な中間転写部材(ITM)とい う点に関して絶縁性転写部材と、転写ニップにおいて絶縁性転写部材の背後に電 気バイアスを供給するための付加的な転写バイアス機構と、を特徴としている。 転写バイアス機構の例は、ローラ式帯電機、コロナ帯電機、バイアスされたブレ ードまたはバイアスされたブラシを備えている。転写ニップにおいては、実質的 な圧力が印加されている。これにより、中間転写部材が弾性的であることの利点 を実現することができる。この利点は、受取部材に対するトーン付きイメージ、 および、微視的スケールと巨視的スケールとの双方の内容のイメージに適合して いる。圧力は、転写バイアス機構による圧力だけとすることもできるし、あるい は、ローラ、シュー、ブレード、またはブラシといった他の部材によって付加的 な圧力を印加することもできる。好ましくは、絶縁性転写部材は、2個またはそ れ以上のローラによって支持された絶縁性無端ウェブ(IEW)の形態とされて いる。 好ましい実施形態においては、IEWは、ITMから、ウェブ・ITM間を走 行する受取部材または受取シート(例えば、好ましくはシート状とされた、紙、 透明体、等)へと、トナーを転写するためのニップをもたらし得るよう、ITM と重なる。トナーをITMから受取部材に向けて付勢する電界は、転写ニップ内 に配置された帯電機構(例えば、コロナ帯電機、あるいは、ローラ帯電機)によ って、IEWの背面に供給される。転写ニップにおいては、ローラ、ブラシ、ブ レード、あるいは、プレートを利用して、付加的な圧力を印加することができる 。これにより、弾性ITMは、受取部材の表面凹凸、および、ITM上のトナー イメージ内容に適合することができる。圧力によって、トナー近傍のエアギャッ プを減少させる。したがって、電界が強くなり、トナーの転写効率が改良される 。受取部材は、IEW支持ローラに臨む転写領域から下流側においては、IEW との当接状態から取り外される、あるいは、ウェブから脱離する。以下に詳細に 説明するように、紙の取扱いを行うために、ウェブの調整のために、さらに、紙 の脱離のために、ウェブ上の様々な位置において、様々な帯電機を使用すること ができる。いずれの場合においても、(複数のITMが使用されている場合には )最後の転写ステーションの下流側に、あるいは、(単一のITMが使用されて いる場合には)転写ステーションの下流側に、トナーイメージを受取部材に対し て固着させるための定着機(図示せず)が配置される。 図4〜図9の実施形態のために使用される弾性中間部材は、好ましくは、ロー ラの形態、すなわち、実質的に円筒形状とされている。図4に示すように、IT M108は、電気伝導性のアルミニウムコア141と、比較的厚く(1〜20m m)弾性的なブランケット層143と、比較的薄く(2μm〜30μm)硬いオ ーバーコート層142と、を備えて構成されている。ブランケット層143のヤ ング率は、好ましくは、0.1〜10MPaであり、バルク電気抵抗または体積 電気抵抗は、好ましくは、107〜1011オーム−cmである。オーバーコート 層142のヤング率は、好ましくは、100MPaよりも大きい。絶縁性無端ウ ェブ(IEW)は、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、カプ トン(登録商標)のようなポリイミド、ポリウレタン、あるいは、ポリカーボネ ートといったフレキシブル材料から薄く(20μm〜1000μm、好ましくは 50μm〜200μm)形成されており、1×1012オーム−cmよりも大きな バルク電気抵抗を有している。IEWが多層物品である場合には、このバルク電 気抵抗は、少なくとも1層の抵抗値である。好ましくは、受取部材に当接するI EWの最上層は、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク電気抵抗を有した 層である。図4に関連して記載したITMおよびIEWの上記特性は、図5〜図 9の実施形態におけるITMおよびIEWの特性でもある。 図4に示すように、円筒状光導電性ドラム103は、まず、クリーニングステ ーション104においてクリーニングされる。次に、コロナ帯電機105または 他の帯電機によって、一様な電位に帯電される。静電潜在イメージは、適切な光 源106を使用して書き込まれる。その後、潜在イメージは、乾燥絶縁性トナー 粒子(着色マーキング粒子)によって、色調ステーション107において色調付 けされる。色調付けされたイメージは、ニップ109において、光導電体からI TM108へと転写される。1つまたは複数のイメージは、このようにして、I TM上に集積することができる。ITMの電気伝導性コア141は、電源150 によってバイアスされる。これにより、ニップ109における光導電性ドラム1 03からITM108への転写が促進され、また、ニップ110におけるITM から紙または透明プラスチック材料112といった受取部材または受取シートへ の転写が促進される。ニップ110は、ITM108の周縁に対するIEW11 6の重なり領域よりも小さい領域である。重なりの全体長さは、1〜20mmと することができる。IEW116は、接地されたローラ113、114によって 支持されている。受取部材112は、コロナ帯電機126を利用して、受取部材 の一面(図示例においては上面)を帯電させることによって、ローラ114のと ころにおいてIEW116に取り付けられる。これにより、受取部材112は、 反対側面をウェブに当接させた状態で、静電的に保持される。接地ローラ114 は、IEW116の背面に電荷を供給する。帯電機126上の付加的ブレード1 27は、受取部材とIEWとの間の良好な接触を保証する。受取シートがニップ 110に到達すると、IEW116の背面が、ニップ110のところにおいてロ ーラ帯電機121によって、帯電を受ける。これにより、ITM108から受取 シート112へのトナー転写を静電的に付勢することができる。電源152は、 ローラ121に対して、好ましくは定電流で、十分な電圧バイアスを供給する。 ローラ121は、また、ニップにおいて、実質的に圧力を印加する。これにより 、紙の粗さ、粒子汚染、および、イメージ構造によって引き起こされたニップに おける微視的エアギャップのサイズを低減することによって、転写を補助するこ とができる。ITM周縁部に対するIEWの重なり部分全体は、好ましくは、ロ ーラ121だけによって(すなわち、IEWなしで)得られるニップよりも大き く、ローラ121において形成されているニップの入口側および出口側を、少な くとも約1mmは超える程度とされている。これにより、ニップ直前領域および ニップ直後領域におけるイオン化の程度を低減させることができる。ニップ11 0の下流側において、受取部材112は、受取部材を放電させるコロナ帯電機1 24を利用して、IEW116から取り外される。受取部材の放電に際しては、 例えば、受取部材112の上面の電荷を中性化させるような電荷が適用される。 その後、ニップ110においてITMから受取部材へと転写されたトナーイメー ジは、定着機(図示せず)によって受取部材に固着される。ブレード160、1 62にような任意の適切なクリーナーを使用することにより、IEW116の両 面を、クリーニングすることができる。移動を示すそれぞれの矢印によって示さ れた方向に各部材を駆動するために、モータMおよび適切な駆動機構が設けられ る。静電写真の分野においては、ベルトが摩擦式にドラムを駆動するようにして ベルトのような部材を駆動のために使用することは公知である。クリーナー11 1は、ITMの表面をクリーニングする。 図5に示す実施形態においては、図4に関して図示し説明したものと同様の部 材については、同一符号にプライム(’)を付して示す。図4の実施形態に対し て、ニップ110’においてIEW116’の背面に対する圧力およびバイアス の印加手段が相違しているのみである。図5の実施形態においては、コロナワイ ヤ式帯電機220が、ウェブ116’の背面に電荷を供給するために使用されて おり、ブレード222が、ニップ110’において圧力を印加するために使用さ れている。プレートまたは他の手段を、ブレード222に代えて使用することも できる。 図6に示す実施形態においては、図4に関して説明したものと同様の部材につ いては、同一符号に二重プライム(’’)を付して示す。図6の実施形態と図5 の実施形態との間の相違点は、ニップ110’’におけるIEW116’’の背 面に対する圧力の印加手段である。図6の実施形態においては、個別のローラ3 19が、ニップ110’’において圧力を印加するために使用されている。プレ ート318が、ニップ110’’を画成するための圧力ローラ319に関連して 使用されている。プレート318とローラ319とは、ニップ110’’におけ るトナー転写をさらに改良するために、電気的にバイアスすることができる。ま た、図6においては、静電的に紙を押し付けたり紙を剥したりするための代替技 術が図示されている。IEWの両面に対して一対の対向配置されたコロナ帯電機 326、328が設けられており、それぞれ、受取部材と、IEW116’’の 下面と、に対して、電荷を適用するために使用されている。これにより、受取部 材112’’をIEW116’’に対して静電的に保持することができる。また 、第2組目の一対の対向配置されたコロナ帯電機324、325が、受取部材1 12’’とIEW116’’とを電気的に放電させて、確実に取り外すために、 設けられている。付加的な対向配置されたコロナ帯電機322、323は、次な るサイクルのために、IEWを調整するために使用される。 図7に示す実施形態においては、図4に関して説明したものと同様の部材につ いては、同一符号に三重プライム(’’’)を付して示す。図7の装置は、それ ぞれ4つの異なる色のトナー、すなわち、シアン、マゼンダ、イエロー、および 、ブラックのトナーを収容した4つのトナーステーション481、482、48 3、484を備えたフルカラーマシンである。露光ステーション106’’’に おいては、一様に帯電した光導電性ドラム103’’’を、各色別のイメージで 露光する。色別に個別化されたイメージは、それぞれの色のトナーで現像される 。各現像ステーションにおいて色調づけられたイメージは、引き続いて、上述の ようにしてITMに対して転写される。ただ上記と相違するのは、4つの色調づ けられたイメージのすべてが、重ね合わされた状態でITM上に見当合わせした 状態で集められていることであり、なおかつ、矢印475で示すように、IEW 416がITM108’’’から係合解除されることである。クリーナー111 ’’’は、また、個々の色トナーイメージがITM上に転写される際に、ITM が4回転する場合の各々の回転時には、ITMとの係合が解除されるようになっ ている。クリーナーは、4つの色イメージのうちの最後の色イメージがITMに 転写され終わった後に、ITMのクリーニングを行い得る係合位置に移動する。 4つの色イメージがITM上に集められた後に、あるいは、4つの色イメージの うちの最後のものがITMに対して転写されたときに、IEW416は、ITM 108’’’に対する係合当接位置へと移動する。受取部材112’’’は、I TM上のイメージの移動と同期してニップ110’’’を通過し、4つの色イメ ージのすべてが、受取部材に対して、同時に転写される。ローラ417、413 は、IEW416のITM108’’’に対する重なりを引き起こすことにより 、転写ニップを画成する。転写電界を生成するための電荷は、コロナ帯電機42 0によってIEWの裏面にもたらされる。IEWは、転写ニップにおいて必要な 圧力をもたらし、この圧力は、ウェブの張力を特定することによって設定される 。ローラ413は、IEWからの受取部材の取外しを保証するために、小さい。 搬送機構470が設けられており、プリント媒体は、IEWから離れて搬送され る。 図8に示す装置も、また、フルカラーマシンである。ただし、静電写真モジュ ールは、パラレルに動作する。各静電写真モジュール591B、C、M、Yは、 異なる色を生成するとともに、すべてのものが同時に動作して4色イメージを構 築する。この実施形態においては、IEW516は、受取部材512a、512 b、512c、512dを、ニップ510B、C、M、Yを通って、連続的に搬 送する。ニップ510B、C、M、Yは、各モジュールのITMによって形成さ れており、これらニップ510B、C、M、Yにおいて、それぞれの受取部材に 、順に、各色が転写される。その結果、各受取部材は、一方の面に形成されるべ き、4つの重畳され見当合わせされた色イメージを受け取る。様々なステーショ ンにおいて受取部材に対して各色を重ね書き式に適用することは、様々な周知手 段を利用して行うことができる。例えば、受取部材または搬送ベルト上に表示を 印刷しておき、センサがこの表示を検出するとともに様々な部材の制御のために 使用される信号をもたらすことに応じて、ニップ内への受取部材の到達タイミン グを制御すること、により行うことができる。これに代えて、表示を使用するの ではなく、部材の速度および/または位置を制御するための優れたシステムを使 用して、制御を行うこともできる。図示していないものの、プログラムされたコ ンピュータ、および、この技術に関して周知のようにして動作するエンコーダを 含むセンサを利用した、適切な制御を行うことができる。 図8の実施形態においては、各モジュールは、図4に示したものと同様の構成 である。ただし、相違しているのは、図示のように、1つのIEW516がすべ てのモジュールと協働していることと、受取部材がモジュールからモジュールへ とIEWに載って搬送されること、である。図8に示す部材においては、図4に 示したものと同様の部材については、参照符号に400を加えて示すとともに、 関連しているモジュールの色を表す添字B、C、M、Yを付して示す。4つの受 取部材または受取シート512a、b、c、dは、異なるモジュールからイメー ジを受け取る様子が示されている。この場合、上述のことから、各受取部材が各 モジュールごとに1つの色イメージを受け取ること、また、各受取部材が4つの 色イメージを受け取ることは、理解されるであろう。IEWに載って受取部材が 移動することから、IEWと共に画成される各モジュールにおける転写ニップの ところにおいて受取部材に対して転写される各色イメージは、既に転写された色 の上に記録される。その結果、受取部材に形成された4色イメージは、受取部材 上において重ね合わせて記録されることにより、カラーイメージとなる。その後 、受取部材は、固着ステーション(図示せず)へと搬送される。固着ステーショ ンにおいては、上記すべての実施形態と同様に、ドライトナーイメージを受取部 材に定着させる。IEWは、対向配置されたコロナ帯電機522、523により 、IEWの両面に対して、IEW表面上の電荷を中性化するよう電荷供給するこ とによって、再調整される。 図8の実施形態においては、受取部材は、時には、複数のイメージ転写ニップ と係合することができる。ただし、固着ニップとイメージニップとに関しては、 同時に係合しないことが好ましい。様々な異なる色イメージの転写を連続的に受 け取るための受取部材の経路は、異なる厚さの受取部材の使用を容易とするため に、通常、直線状とされている。各転写ニップの入口前および出口後には、支持 構造575a、b、c、dが設けられている。これら支持構造575a、b、c 、dは、IEWの背面に係合して、IEWの直線状経路を持ち上げ、各ITMに 対するIEWの重なりを形成するためのものである。これにより、IEWは、ニ ップの両サイドにおいて1mmよりも大きな重なりを有している。この重なりに よって、ニップ直前およびニップ直後におけるイオン化を低減することができる 。ニップとは、圧力ローラがウェブの背面に当接している場所のことである。あ るいは、圧力ローラが使用されていない場合には、電界が実質的に印加されてい る場所のことである。ただし、この場合においても、ニップは、重なり全体より は短い領域となっている。ITMに対するIEWの重なりは、また、受取部材の 前エッジのための経路をなしている。これにより、ITMの湾曲に追従すること ができ、たたし、ITMとは係合することなく、円筒状ITMの表面に対して実 質的に接線方向に移動することができる。支持ローラ521B、C、M、YのI EWの背面上への圧力は、弾性的なITMの表面に対して適用されており、転写 時には、受取部材の外形に追従させることができる。好ましくは、IEWに対す る支持ローラの圧力は、1平方インチあたり7ポンドであるかまたはそれ以上で ある。また、支持ローラが、ITMの上記弾性層と同じ範囲の硬さを有した層を 備えていることが好ましい。 図8の実施形態のさらなる利点は、現像ステーション581B、C、M、Yが それぞれ対応する光導電性ドラムの現像を行う相対位置に基づいて、現像ステー ション581B、C、M、Yが、Misklnis氏によって提唱された、いわ ゆる「SPD現像」(1990年に出版された IS&T's Sixth International Co ngress on Advance in Non-Impact Printing Technologies,pp.101-110)を使 用した好ましい公知の現像ステーションとの協働に好適であることである。この プロセスにおいては、それぞれの現像ステーションにおける現像剤は、比較的小 さな(従来の2成分現像システムにおける100μm以上の直径に対して、この 場合には、直径が約30μm)「硬い」磁気キャリア粒子を備えている。これら 粒子は、現像ステーションにおける現像ローラ回りにチェインを形成する。「硬 い」という用語は、磁気的に飽和したときの保磁力が少なくとも300エルス テッドであるとともに、1000エルステッドの印加磁界中においてキャリアに 少なくとも20EMU/gmの誘起磁気モーメントを示すような粒子を意味して いる。キャリアは、2000エルステッド近傍よりもずっと大きな保磁力を有し ていることが好ましい。この方法においては、上記のような硬い磁気キャリア粒 子でありかつ反対極性に帯電した絶縁性ドライトナー粒子から構成される現像剤 は、シェルまたはスリーブ内における磁気コアの高速移動によって、シェルまた はスリーブ上を、イメージの方向に所定速度で移動する。磁気コアは、300〜 1500rpmで回転する8〜20個の永久磁石から形成されることが好ましい 。シェル速度は、現像剤の流速が光導電体の速度に適合するように、設定されて いる。スリーブ上で極性が高速反転することにより、高保磁力キャリアにトルク をもたらすことができる。キャリアの「ストリング」または「チェイン」は、ス リーブ上に急速に移動し、これにより、現像剤は、磁気コアの方向とは逆方向に シェル上に移動する。これに対して、低保磁力の「軟らかい」磁性キャリアであ ると、極性反転に応じて内部で磁気的に再配向するので、トルクを受けず、キャ リアチェインが移動することがない。トナー粒子が取り付けられているキャリア 粒子は、磁気コアのターンにつれて移動する傾向があるので、トナー粒子に、運 動エネルギーがもたらされる。 コンパクトな装置とするために、図8の実施形態におけるモジュールどうしの 間の間隔を最小化することが望ましい。しかしながら、この構成であると、装置 を十分にコンパクト化した状態で、SPD現像ステーションを配置することがで きる。SPD現像ステーションは、図8に示すように、光導電性ドラムに対して 、光導電性ドラムのそれぞれの4時位置〜8時位置に相当する領域に配置するこ とができる。図8においては、現像ステーションをそれぞれの光導電性ドラムの ほぼ4時位置に配置した例が示されている。 図9には、さらに他の代替可能な実施形態が示されている。この実施形態にお いては、4色フルカラーの静電写真装置またはマシンが図示されている。この装 置は、上記ITMと同じ特性を有するITM608を備えている。すなわち、I TM608は、円筒状回転ローラまたはドラムの形態とされ、電気伝導性アルミ ニウムコアと、このコア上に形成された比較的厚く(1〜20mm)弾性的なブ ランケット層と、この弾性層上に設けられた比較的薄く(2μm〜30μm)硬 いオーバーコート層と、を備えて構成されている。ITMの各層の特性(厚さ、 硬さ、および、抵抗値)は、上述の図4の実施形態における特性と同じである。 IEW616が、また、図示のように設けられており、図4の実施形態における IEWと同じ特性を有している。IEWの張力は、ベルトが巻回された支持ロー ラ613、614によって、もたらされている。IEWの張力は、他の実施形態 と同様に、IEWに張力をもたらし得るように支持ローラ613、614に対し て作用するような、スプリングや他の配置部材によって、もたらすことができる 。これにより、IEW616がITM608と係合しているところにおいては、 他の実施形態と同様に、ニップ領域610においてITMに対してIEWが部分 的に重なりを形成している。付加的な圧力を、電気的にバイアスされたローラ6 21によってもたらすことができる。ローラ621は、ニップ領域610のとこ ろにおいてIEWの背面に係合しており、IEWのITMに対する係合を強める ようにIEWを付勢している。これにより、ITM外面に対するIEWの重なり が、実際の転写用ニップ領域よりも大きいものとされていることが好ましい。好 ましくは、電源652が、定電流をもたらし、電圧が、IEW上に支持されてニ ップ610へと流入する受取部材612に対しての、多色トナーイメージの転写 をバイアスすることが好ましい。ITM608は、また、電源650によって電 気的にバイアスされている。電源650は、ニップ610のところにおいて、ロ ーラ621上への電圧バイアスと協働して、ニップ610のところにおける受取 部材612に対しての多色トナーイメージの転写に好適な電界をもたらす。様々 な部材の駆動、特に、IEW616、ITM608、光導電性ドラム603B、 C、M、Y、および、様々なクリーニングおよび現像ステーションの駆動は、周 知であるように、モータ(M)および適切な駆動部材によってもたらすことがで きる。受取部材612は、適切なシート供給源から、転写ステーションへと、供 給される。受取部材612は、IEW616に係合するよう移動し、図示のよう に受取部材の一方の面に対して電荷を供給する帯電機626によって静電的に帯 電する。これにより、受取部材の反対側の面がIEWに対して静電的に当接保持 されるようになる。その後、受取部材は、受取部材上への多色イメージの転写の ために、IEWによってニップ610内へと搬送される。受取部材612に対す るトナーイメージの転写後においては、受取部材は、IEW616によって、支 持ローラ613・脱離ローラ625間のニップへと搬送される。脱離ローラ62 5に対しては、受取部材上の電荷を中性化させるために、適切な電源により、電 気バイアスがもたらされている。その結果、受取部材は、定着ステーション(図 示せず)へと、供給または搬送することができる。定着ステーションは、一対の 定着ローラを備えることができる。これら一対の定着ローラの一方は、受取部材 に対して多色トナーイメージを固定または定着させるために、加熱される。その 後、受取部材は、他の実施形態と同様に、例えばトレーのような、複写済シート を貯蔵しておくためのマシンの外部位置へと搬送される。また、受取部材を戻す ための手段を設けておくこともできる。この場合には、周知なように、受取部材 の裏面にイメージを記録して、両面複写を行うことができる。 ITM上に多色トナーイメージを形成するために、それぞれ、ブラック、シア ン、マゼンダ、および、イエローに対応した色別のイメージを形成するための、 4個の一次イメージ形成モジュール600B、C、M、Yが設けられている。4 個のモジュールは、本質的には同一のものであって、あるモジュールをなしてい る構成要素は、他のモジュールに対しても適用可能である。しかしながら、異な る色のトナー間では特性が異なるため、異なった、現像ステーションバイアスや 、他の帯電パラメータ、および/または、転写バイアスを使用することが知られ ている。また、黒色トナーは、典型的には、他の色のトナーよりも多くの量が使 用されることから、黒色現像ステーションを、他よりも大きく構成することが知 られている。 第1の一次イメージ形成モジュール600Yは、表面上にまたは表面近傍に光 導電層を有した回転ドラムタイプの光導電体603Yを備えている。ベルトタイ プまたはウェブタイプの光導電体も、また、使用可能である。初期帯電機605 Yは、光導電体603Yの表面上に、一様な静電帯電を形成する。矢印606Y により指示されたイメージソースが、表面を露光して、色別の情報に基づいて静 電帯電を緩和する。このようにして、イエロートナーに対して現像すべき潜在イ メージが形成される。上述のように、イメージソースは、レーザー、LED、あ るいは他の電気光学的デバイス、磁気光学的デバイス、液晶デバイス、デジタル マイクロメータデバイス、あるいは他の空間的光変調デバイスとすることができ 、露光は、光学的露光とすることができる。潜在イメージは、色調付けステーシ ョン681Yにおいて、イエロートナーで現像される。そして、この現像済トナ ーイメージは、転写ニップ609Yにおいて、回転ITM608の外表面に対し て、静電的に転写される。ITMに対してのトナー転写は、光導電ドラム・IT M間の電界によってもたらされる。転写されなかったトナーは、クリーニングス テーション604Yにおいて、光導電体603Yの表面から除去される。 ITMに対してイエロートナーイメージが転写された後においては、ITMは 、回転を続け、光導電ドラム603M上に形成されている現像済のマゼンダ色の 色別のトナーイメージが、ITMに転写される。このマゼンダトナーイメージは 、色別のイエロートナーイメージと見当合わせされた状態で、記録される。同様 にして、シアンおよびブラックの色別現像済イメージが、既に搭載されているイ エローおよびマゼンダのトナーイメージと共に、ITMに対して転写される。こ のようにして、4色イメージまたは多色イメージが形成される。 ITM上に形成された多色イメージが受取部材612に対して転写された後に 、ITMは、クリーニングステーション611においてクリーニングされ、次な るトナーイメージに対してのITMの準備がなされる。 上述の様々なカラーの実施形態においては、装置は、また、単色イメージの形 成に使用することもできる、あるいは、上述の4色イメージに加えて様々な色を 組み合わせたカラーイメージの形成に使用することもできる。 上記実施形態のいくつかにおいては、受取部材を支持するベルトがITMに対 して当接している部分の重なり具合は、搬送ベルトに張力を印加することにより 形成されている。実際の転写ニップは、この重なり部分よりも、小さい。ここで 、実際の転写ニップとは、受取部材に対するトナーイメージの転写のために、I TMと、ローラまたは他の対向電極と、の間に存在している電界の主要部分のこ とである。よって、実際の転写ニップの長さよりも、重なり長さをの程度を大き くすることにより、とりわけ転写ベルトまたはIEWが実質的に絶縁性である場 合に、ニップ前転写およびニップ前イオン化といったようなものを低減すること ができる。上述のように、少なくともニップ前領域において、ローラニップを1 mm以上は超えるように、重なり部分を設けることが好ましい。ニップのところ においてITMに対して緊密接触させるよう受取部材を付勢するために、ベルト の下面に圧力を印加するためのローラが使用されている場合には、ローラ(12 1、521B、C、M、Y、621)は、中程度の電導度、すなわち、107〜 1011オーム−cmの抵抗値とすることが好ましい。しかしながら、高電導度の ローラ、すなわち、金属の電導度を有するローラも、また、使用可能である。上 述のように、電気的にバイアスされた導電ファイバであってウェブに対する圧力 印加のためにブラシの両サイドに硬い構造として設けられた導電ファイバを備え た部材といった、ローラに代えた他の構成を、ニップのところにおいてウェブに 対して圧力を印加するために使用することができる。あるいは、導電ファイバ付 きのローラを使用することもできる。 上記実施形態においては、ITMに対するイメージ転写、および、ITMから 受取部材へのイメージ転写は、静電的になされており、好ましくは、トナーの軟 化を引き起こしかねない熱印加は行っていない。よって、IEWまたは転写支持 ベルトと、ITMと、の間のニップにおいて受取部材に対してトナーイメージを 転写する時に、定着は、一切起こらない。受取シート上に複数の色イメージを重 ね書きするに際して、本発明においては、周知技術を使用して、複数の色トナー イメージを、光導電性イメージ部材の同一イメージフレーム上に形成するように している。これに関しては、例えば、Gundlach氏の米国特許第4,07 8,929号を参照されたい。一次イメージ部材は、上述のように光導電部材を 使用することにより、イメージを形成することができる。あるいは、電気グラフ ィック記録を利用した誘電部材を使用することにより、イメージを形成すること ができる。現像に使用されているトナーは、好ましくは、非磁性であることが好 ましいドライトナーであり、現像ステーションは、2成分現像ステーションとし て知られているものである。単一成分現像を使用することもできるが、既述のよ うに好ましくない。好ましくはないけれども、液体トナーを使用することもでき る。 ウェブに対して受取部材またはプリント媒質を静電的に保持するために、また 、受取部材を電気的に放電するために、コロナワイヤ式帯電機を使用することに 代えて、ローラのような他の帯電手段を使用することができる。 ここに記載したカラーの実施形態においては、約2μm〜約9μmの体積重み 付け平均直径を有するドライ絶縁性トナー粒子を使用することが好ましい。体積 重み付け平均直径は、Coulter,Inc.により市販されているCoul ter Multisizerのような、従来の直径測定デバイスによって測定 された。体積重み付け平均直径は、まず、各粒子の質量と、同じ質量および密度 の球形粒子の直径と、の積の総和を求め、次に、この総和を粒子の総質量で割算 をすることで得られる。 中間イメージ転写部材から受取部材へのマーキング粒子イメージの転写を容易 に行うための本発明による機構を備えた複写装置は、図面に示したような転写支 持部材における無端ウェブ機構の特別な形状に限定されるものではない。当業者 であれば、他の多くの構成でもって本発明の利点を実現し得るであろう。 現存する好ましい実施形態を特に参照して本発明を詳細に説明してきたが、本 発明の精神および範囲内において変更や修正を行い得ることは、理解されるであ ろう。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 は、ニップ長さまたはニップ領域よりも大きいことが好 ましい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一次イメージ形成部材(12、103、503、603)と; 該一次イメージ形成部材に対して協働可能に設けられた、移動中間イメージ転 写部材(20、108、508、608)と; 前記一次イメージ形成部材上に形成されたマーキング粒子イメージを、前記一 次イメージ形成部材から、前記中間イメージ転写部材へと、静電的に転写するた めの手段と; 前記中間イメージ転写部材に対してニップを形成し得る位置関係に支持されて いるとともに、前記中間イメージ転写部材との間のニップ内に受取部材を支持す るための移動ウェブ(34、116、416、516、616)と; 前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた 前記受取部材に対して、マーキング粒子イメージを静電的に転写するために、前 記ニップ内において転写電界を確立するための手段と; を具備することを特徴とする複写装置。 2.前記中間イメージ転写部材は、実質的に円筒状であり、 前記ウェブは、無端ウェブであるとともに、前記ウェブを前記中間イメージ転 写部材に対してニップ形成可能な位置関係に付勢するために前記ウェブに対して 圧力を印加している支持ローラによって支持され、 前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段は、前記支持ローラ に接続された電圧源を備えていることを特徴とする請求項1記載の複写装置。 3.前記ウェブは、無端ウェブであるとともに、第1および第2支持部材によっ て支持され、 前記ニップ内において転写電界を確立するための前記手段は、前記第1および 第2支持部材の間において、前記中間イメージ転写部材に対して動作可能に設け られたコロナ帯電機を備えていることを特徴とする請求項1記載の複写装置。 4.前記中間イメージ転写部材は、0.1MPa〜10MPaの範囲のヤング率 を有する弾性層を備え、 前記ウェブは、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有している ことを特徴とする請求項1、2、または3記載の複写装置。 5.前記ウェブは、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有してい ることを特徴とする請求項1、2、または3記載の複写装置。 6.前記ウェブは、前記中間イメージ転写部材に対する重なりを有しており、 この重なりは、前記ウェブが前記中間イメージ転写部材に対して前記ニップの 前方における少なくとも1mmの位置において係合するようにして、ニップ前位 置に設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4、または5記載の複 写装置。 7.一次イメージ形成部材上にマーキング粒子イメージを形成し; 前記一次イメージ形成部材上に形成された前記マーキング粒子イメージを、前 記一次イメージ形成部材から、中間イメージ転写部材の円筒状表面へと、転写し ; 無端ウェブと前記中間イメージ転写部材との間に画成されたニップ内へと受取 部材を前進させ; 前記ニップ内において前記中間イメージ転写部材に対して緊密接触させられた 前記受取部材に対して、前記マーキング粒子イメージを静電的に転写するために 、前記ニップ内において転写電界を確立することを特徴とする複写方法。 8.前記無端ウェブは、1×1012オーム−cmよりも大きなバルク抵抗を有し ていることを特徴とする請求項7記載の複写方法。 9.複数の一次イメージ形成部材の各々において、異なったそれぞれの色に対応 したマーキング粒子イメージを形成し; 前記一次イメージ形成部材の各々に形成された前記マーキング粒子イメージを 、各一次イメージ形成部材に対応して設けられている異なったそれぞれの中間イ メージ転写部材の表面へと、転写し; 1つの無端ウェブと前記複数の中間イメージ転写部材との間に画成された各ニ ップ内へと、受取部材を連続的に前進させ; 各ニップ内における各中間イメージ転写部材に対する緊密接触を連続的にもた らされる前記受取部材に対して、複数の前記マーキング粒子イメージを連続的に 重ね書き式に静電転写するために、前記ニップ内において転写電界を確立するこ とを特徴とする複写方法。 10.それぞれのマーキング粒子イメージを形成するための、複数の一次イメー ジ形成部材(503B、C、M、Y)と; 関連する一次イメージ形成部材からそれぞれのマーキング粒子イメージを転写 によって受領するために、前記複数の一次イメージ形成部材の各々に対応して、 前記複数の一次イメージ形成部材と同数だけ設けられた複数の中間イメージ転写 部材(508B、C、M、Y)と; 受取部材に対して前記複数のマーキング粒子イメージを重ね書き式に連続的に 静電転写するために、前記複数の中間イメージ転写部材の各々に対して転写ニッ プを形成しているとともに、前記受取部材を支持して移動させる、無端移動ウェ ブ(516)と; を具備することを特徴とする複写装置。
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