JPH11512973A - 水浄化装置及び水浄化法 - Google Patents
水浄化装置及び水浄化法Info
- Publication number
- JPH11512973A JPH11512973A JP10508793A JP50879398A JPH11512973A JP H11512973 A JPH11512973 A JP H11512973A JP 10508793 A JP10508793 A JP 10508793A JP 50879398 A JP50879398 A JP 50879398A JP H11512973 A JPH11512973 A JP H11512973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- electrode
- compartment
- water
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/46104—Devices therefor; Their operating or servicing
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/467—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction
- C02F1/4672—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/467—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction
- C02F1/4672—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation
- C02F1/4674—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation with halogen or compound of halogens, e.g. chlorine, bromine
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/66—Treatment of water, waste water, or sewage by neutralisation; pH adjustment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2201/00—Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
- C02F2201/46—Apparatus for electrochemical processes
- C02F2201/461—Electrolysis apparatus
- C02F2201/46105—Details relating to the electrolytic devices
- C02F2201/4611—Fluid flow
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2201/00—Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
- C02F2201/46—Apparatus for electrochemical processes
- C02F2201/461—Electrolysis apparatus
- C02F2201/46105—Details relating to the electrolytic devices
- C02F2201/46115—Electrolytic cell with membranes or diaphragms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2201/00—Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
- C02F2201/46—Apparatus for electrochemical processes
- C02F2201/461—Electrolysis apparatus
- C02F2201/46105—Details relating to the electrolytic devices
- C02F2201/4616—Power supply
- C02F2201/46165—Special power supply, e.g. solar energy or batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
携帯用小型電解セル(10)は、区画室(12)内に配置された封入電極(13)と、セル(10)を浸漬する電解質に開放する露出電極(18)とを備えている。セル(10)は、塩化物塩を含む水溶液中に浸漬したとき、露出電極(18)がアノードの場合塩素又は他の酸化剤を発生し、露出電極(18)がカソードの場合水溶液の水素イオン濃度を増加する。
Description
【発明の詳細な説明】
水浄化装置及び水浄化法
発明の背景
発明の分野
この発明は、電解セルの新規で有用な改良及び水、汚水、廃水及び他の水溶液
を浄化するセルの使用方法に関連する。
従来技術の要約
水泳プール、水浴、溜、汚水等の水域を消毒するため、塩素を使用することは
周知である。過去には、加圧されたガスを含むタンクから塩素ガスを直接適用す
ることにより通常塩素を供給してきた。また、電解質の塩素発生装置を商業的に
多く使用してきた。
リンドスタッド(Lindstaedt)名義の米国特許第2887444号明細書には
水泳プール等の水域に低濃度で溶解された共通の塩と共に設け、主部から水流が
除去され、電解して塩素を発生し、塩素及び水流を水の本体部に戻すシステムを
示す。
マーレイ(Murray)名義の米国特許第3223242号明細書は塩素を発生す
る他の形式の電解セルを示し、水泳プール又は他の水域から除去した水流中に発
生した塩素を導入して前記水泳プール又は他の水域に水流を戻している。
リチャーズ(Richards)名義の米国特許第3282823号明細書は、一列に
塩素を発生する電解セルを開示し、水泳プールから除去した水流に塩素を導入し
て水流を水泳プールに戻す。
水域を塩素処理するため、塩素を発生する電解セルを使用する他の塩素処理シ
ステムは、マーレイ(Murray)名義の米国特許第2361663号明細書、オル
ダーシャウ(Oldershaw)名義の米国特許第3351542号明細書、コルビン
(Colvin)名義の米国特許第3378479号明細書、カークハム(Kirkham)
名義の米国特許第3669857号明細書及びイエーテス(Yates)名義の米国
特許第4097356号明細書に開示されている。これらの電解セルは種々の形
態で
開示され、多くのセルはアノード区画室及びカソード区画室を分離するイオン透
過性の薄膜を利用する。
電解セルに使用するイオン透過性の薄膜技術は極めて開発されている。電解セ
ルに使用するイオン透過性の薄膜は、樹脂ポリマーをカルボキシル化してパーフ
ルオロスルホン酸にするため、アスベスト薄膜から変化する。パーフルオロスル
ホン酸薄膜は電解セルに使用するためデュポン社が開発した。
ドップソン(Dopson)名義の米国特許第3793163号明細書は、電解セル
に使用するデュポン社のパーフルオロスルホン酸薄膜を示し、これらの薄膜及び
それらの種々の使用法を開示する米国特許第2636851号、3017338
号、3560568号、3496077号、2967807号、3282875
号及び英国特許第1184321号を引用している。
ワルムスレイ(Walmsley)名義の米国特許第3909378号明細書は、塩溶
液の電気分解に使用する電解セル用の薄膜に使用する他形式のフッ素置換ポリマ
ーを示している。
電解セルに使用する薄膜技術の更なる検討は、バトラー(Butler)名義の米国
特許第3017338号明細書、ダナ(Danna)名義の米国特許第377527
2号明細書、カーチャー(Kircher)名義の米国特許第3960697号明細書
、カーリン(Carlin)名義の米国特許第4010085号明細書及びウェスター
ルンド(Westerlund)名義の米国特許第4069128号明細書に示されている
。
パーフルオロスルホン酸薄膜の検討は、例えば、1972年5月7日〜11日
にヒューストンで開催された電気化学協会の第141回国内会合に提出されたデ
ュポン社の雑誌、1973年5−6月号第22頁〜第25頁、グロト(Grot)、
ムン(Munn)及びワルムスレイ(Walmsley)著「フッ素置換型イオン交換薄膜」
等の技術論文に掲載されている。
電解セルに使用される電極の構造は前記特許明細書に殆ど示されている。更に
、下記の米国特許は、電解セルに使用するアノード又はカソードの特殊な形態を
示す。
ギアコペリ(Giacopelli)名義の米国特許第3375184号明細書は楔形状
の平板により構成された制御可能な多数の電極を有する電解セルを開示している
。
エテル(Ettel)名義の米国特許第3821097号明細書は電解セルに使用
する平板を示す。
ローベルグ(Lohrberg)名義の米国特許第3951767号明細書は底部に沿
って形成された溝を有しかつ電解工程で気泡(ガスバブル)を発生する平板型電
解アノードの使用法を示す。
アンドレオリ(Andreoli)名義の米国特許第565953号明細書は電気回路
に接続されず電気分解によって分離される金属をメッキする機能を有する複数の
金属スプリングを有する電気メッキ装置を示す。
前記のように水の浄化に使用する塩素及び他の酸化剤を電解によって発生する
方法は先行特許により公知である。次の特許は電解セルの小型化に関する代表的
な先行技術を示す。
フェア(Fair)その他名義の米国特許第4714534号明細書は、水を消毒
し殺菌するため、希釈量の塩を含む水から希釈量のハロゲン溶液の生成に使用す
る電解セルを示す。このセルは、複数の台形の単極の電極と、複数の電極分離板
とを備え、電極分離板は、操作中に電極を適当な整合位置に保持しかつ電極を均
等に分離する。
オカザキ(Okazaki)名義の米国特許第4481096号明細書は、中空状に
形成された多孔質の隔壁によって複数のチャンバに分割され、これらのチャンバ
はそれぞれ負側電極及び正側電極を有して負側チャンバと正側チャンバとを形成
する電解容器を備えかつ頂部に開口部を有するポット本体と、電解容器に対して
気密に分離されたストレージチャンバと、負側チャンバと正側チャンバとに交互
に空気圧力を供給して水を負側チャンバからストレージチャンバに搬送するか又
は水をストレージチャンバから流出ノズルに搬送する搬送装置と、ポット本体の
頂部の開口部を着脱自在に覆うカバーとを備え、開口部を通じて水を電解容器に
供給する電解処理器を有するポット型浄水器を示す。
フレーム(Frame)名義の米国特許第4419206号明細書は、水加熱器に
付着する鉱物の付着を減少するため、パイプ導管装置を通じて水の流れを処理す
る電子水処理装置並びに住宅用の導管システム及び工業用給水システムに相互連
結される他の装置を示す。黒鉛アノードからステンレス鋼製のキャニスターカソ
ー
ドに流れる直流電流の電子的効果又は電解効果によって、水中に懸濁されたコロ
イドに誘引されるカルシウム粒子及びマグネシウム粒子の凝集を阻止し、最終的
な効果では、システム内でのスケールの形成を減少すると共に、システム内での
堆積付着物の排除又は除去が容易になる。
ゾルタン(Zoltan)名義の米国特許第335664号明細書は、容器と、電解
液と、キャップと、ガススペースと、複数のチャンネル迷路と、分離壁部と、接
点とを備えた携帯装置用のガス発生電解セルを示す。チャンネル迷路は、転倒位
置でセルからの電解液の流出を制限し、可能な限り初期のレベルまで容器に電解
液を戻す作用がある。接点は電解液を充満することができ、このように、電解液
の流れを遮断してセルの転倒位置を信号に変換することによって外部電気回路を
閉成することができる。
パッシャカーニス(Paschakarnis)その他の名義の米国特許第4119520
号明細書は、浄化すべき水域を保持しかつ2つの電気絶縁された電極を備えた電
解セルと、フィルタを通じてセルに浄化すべき水を供給すると共に、浄化された
水を浄化ユニットの外部に排出するポンプと、電極に電解電流を供給する電力供
給源と、ポンプ、電力供給源及びフィルタの操作状態を表示する感知信号を発生
する制御回路と、セル、ポンプ、電力供給源及び制御回路を収容するハウジング
とを備えた浄化ユニットを開示している。
オカザキ(Okazaki)名義の米国特許第4107021号明細書は、頂部に設
けられた開口部とハンドルとを備えたポット本体を有する電解装置を具備する水
ポットを示す。ポット本体は、中空状に形成された多孔質の隔壁によって2つの
チャンバに分割された電解容器を有する。これらのチャンバは負側電極及び正側
電極を有する。電解操作後に正側電極から水が除去される。カバーは、ポット本
体の頂部に設けられた開口部に着脱自在に装着され、開口部は容器内に水を供給
することができ、中空の多孔質隔壁は開口部を通じて容器内に挿入すると共に、
容器から外部に取り出すことができる。カバー又はポット本体の他の部位に設け
られたノズルは、負側電極チャンバに連絡する。
フィッシャー(Fischer)名義の米国特許第4089768号明細書は、印加
電圧がバッテリの出力電圧を越えたときにのみ水を適正に浄化できる電解セルを
有
しかつバッテリから電力が供給される電解浄水システムを開示している。バッテ
リの電力によって付勢される電力供給回路は必要な高電圧を供給する。電気駆動
ポンプはバッテリによって直接付勢(通電)されて、セルを通じて浄化すべき水
を汲み上げる。水の導電性又は利用できる電圧が規定の限界を越えたときに、ポ
ンプは自動的に消勢する。
ライス(Reis)名義の米国特許第406−556号明細書は、受け取りチャン
バ及び電解セルを有する電解浄化装置を示す。受け取りチャンバは、ハウジング
の頂部に設けられかつ装置の操作状態では上方に開放する充填孔に連絡する。第
1の導管はチャンバの底部をセルの入口部に連絡し、第2の導管はセルの出口部
をハウジングの低端部に設けられた排出孔に連絡し、セルの出口部は入口部から
上方に離間するが、充填孔より低い。チャンバ、セル及び導管は充填孔から排出
孔までの連続的な液体流路を形成し、この液体流路はチャンバ内で下方に延び、
セル内で上方に延び、第2の導管内では再び下方に延びる。セル内の液体流路に
対して互いに反対方向で横方向にオフセットされる2つの電極には、液体流路内
を流れる液体を通じてセルに流れる直流電流が供給される。
フシハラ(Hushihara)名義の米国特許第3623969号明細書は、共通の
多孔質壁部によって非導電性材料製のキャニスタを分割することにより形成され
た2つの分離チャンバに水を充填する工程と、水を酸性水とアルカリ水とに分離
する複数のチャンバの1つにそれぞれ配置された電極間に直流電流を流す工程と
を含む水処理法を示す。
発明の概要
本発明の一目的は、新規な構造の携帯用小型電解セル及び関連装置を使用して
、水泳プール、水浴、飲料水、溜、汚水等の水域を処理する新規かつ改良した処
理装置及び処理方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、汚染物質を酸化し又は水のpH(水素イオン濃度)を増
加できる新規かつ改良した携帯用小型電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、処理すべき水の容器の壁面にセルを支持するフックを備
え、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した携帯用小型電
解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、人の携帯に適するサイズ又は個人の衣服のポケットに収
容できるサイズを有し、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改
良した携帯用小型電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、人の携帯に適するサイズ又は個人の衣服のポケットに収
容できるサイズを有しかつバッテリ又は直流出力変換器により電力を供給され、
汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した携帯用小型電解セ
ルを提供することにある。
本発明の他の目的は、一方の電極を有する封入された区画室と、区画室上に支
持されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放される他方の電極とを備
える新規かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、一方の電極を有する封入された区画室と、区画室上に支
持されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放される他方の電極とを備
え、ガスの通気を許容するがセルを横倒しにしたときに液体の漏洩を阻止するだ
けの十分に小さいサイズの通気孔を水位よりも高い位置で区画室に形成した新規
かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、カソードを有する封入された区画室と、区画室上に支持
されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放されるアノードとを備える
新規かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、アノードを有する封入された区画室と、区画室上に支持
されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放されるカソードとを備える
新規かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、一方の電極を有する封入された区画室と、イオン透過性
の薄膜により閉鎖された区画室の壁部の開口部と、区画室上に支持されると共に
薄膜に隣接しかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放される他方の電極
とを備える新規かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、一方の電極を有する封入された区画室と、カチオン透過
性の薄膜により閉鎖された区画室の壁部の開口部と、区画室上に支持されると共
に薄膜に隣接しかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放される他方の電
極とを備える新規かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、カソードを有する封入された区画室と、区画室上に支持
されると共に薄膜に隣接しかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放され
るアノードとを備える新規かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、アノードを有する封入された区画室と、区画室上に支持
されると共に薄膜に隣接しかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放され
るカソードとを備える新規かつ改良した電解セルを提供することにある。
本発明の他の目的は、携帯用小型電解セルを準備する工程と、水中にセルを挿
入する工程と、セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処
理する工程とにより、汚染物質を酸化し又は水のpH(水素イオン濃度)を増加
できる新規かつ改良した水処理方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、人の携帯に適するサイズ又は個人の衣服のポケットに収
容できるサイズを有する携帯用小型電解セルを準備する工程と、水中にセルを挿
入する工程と、セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処
理する工程とにより、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良
した水処理方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、人の携帯に適するサイズ又は個人の衣服のポケットに収
容できるサイズを有しかつバッテリ又は直流出力変換器により電力を供給される
携帯用小型電解セルを準備する工程と、水中にセルを挿入する工程と、セルを通
電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処理する工程とにより、汚
染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した水処理方法を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、一方の電極を有する封入された区画室と、区画室上に支
持されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放される他方の電極とを備
える水処理用携帯用小型電解セルを準備する工程と、水中にセルを挿入する工程
と、セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処理する工程
とにより、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した水処理
方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、一方の電極を有する封入された区画室と、区画室上に支
持されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放される他方の電極とを備
える水処理用携帯用小型電解セルを準備する工程と、区画室の水溶液中に塩化ナ
トリウム又は水酸化ナトリウムを加える工程と、水中にセルを挿入する工程と、
セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処理する工程とに
より、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した水処理方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、一方の電極を有する封入された区画室と、区画室上に支
持されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放される他方の電極とを備
えると共に、ガスの通気を許容するがセルを横倒しにしたときに液体の漏洩を阻
止するだけの十分に小さいサイズの通気孔を水位よりも高い位置で区画室に形成
した水処理用携帯用小型電解セルを準備する工程と、区画室の水溶液中に塩化ナ
トリウム又は水酸化ナトリウムを加える工程と、水中にセルを挿入する工程と、
セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処理する工程とに
より、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した水処理方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、アノードを有する封入された区画室と、区画室上に支持
されかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放されるカソードとを備える
水処理用携帯用小型電解セルを準備する工程と、水中にセルを挿入する工程と、
セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処理する工程とに
より、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した水処理方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、アノードを有する封入された区画室と、イオン透過性の
薄膜により閉鎖された区画室の壁部の開口部と、区画室上に支持されると共に薄
膜に隣接しかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放されるカソードとを
備える水処理用携帯用小型電解セルを準備する工程と、水中にセルを挿入する工
程と、セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処理する工
程とにより、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した水処
理方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、カソードを有する封入された区画室と、イオン透過性の
薄膜により閉鎖された区画室の壁部の開口部と、区画室上に支持されると共に薄
膜に隣接しかつセルを水中に浸漬するとき周囲の液体に開放されるアノードとを
備える水処理用携帯用小型電解セルを準備する工程と、水中にセルを挿入する工
程と、セルを通電して汚染物質を酸化し又は水のpHを増加して水を処理する工
程とにより、汚染物質を酸化し又は水のpHを増加できる新規かつ改良した水処
理方法を提供することにある。
本発明のその他の目的は、以下の説明及び請求の範囲を通じて随時明らかとな
ろう。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の実施の形態である電解セルを示す概略図である。
図2は、図1に示す電解セルをセルにより処理するべき水の容器中に配置した
状態を示す概略図である。
図3は、図1に示す電解セルの組み立てたハウジングを示す正面図である。
図4は、図3に示すセル及びハウジングの中央縦断面図である。
図5は、図3に示すセル及びハウジングの分解斜視図である。
図6は、図3に示すセルのセルハウジングの一部を示す正面図である。
図7は、図6の線7−7に沿う断面図である。
図8は、図3〜図4に示すセル及びハウジングの他の実施の形態を示す分解図
である。
図9は、図1に示すセルの他の実施の形態について液体容器中に配置した状態
を示す斜視図である。
図10は、図9に示すセル及びハウジングの分解図である。
図11は、セルの他の実施の形態について液体の容器壁部に取り付けた状態を
示す斜視図である。
図12は、本発明の他の実施の形態である電解セルを示す概略図である。
図13は、図12に示す電解セルにより処理すべき水の容器中に電解セルを配
置した状態を示す概略図である。
発明の好適な実施の形態の説明
以下、本発明を図面について説明する。図1は、本発明の好適な実施の形態で
ある人の携帯に適するサイズ又は個人の衣服のポケットに収容できるサイズを有
する携帯用小型電解セル10を示す。セル10はハウジング11を有するが、ハ
ウジング11については後述の実施形態で更に詳細に説明する。ハウジング11
は封入された区画室12を備え、区画室12は導線14により直流電源の負側端
子に接続されカソードとして機能する電極13を有する。区画室壁部15は、薄
膜17に近接する開口部16を有する。
薄膜17は、カチオン、例えばナトリウムイオン(Na+)を導通させるイオ
ン透過性薄膜である。好ましくは、イオン透過性薄膜17は、アノード区画室と
カソード区画室との間の薄膜分離のために設けられる電解セルに従来から用いら
れている適当なカチオン交換型導電性薄膜である。好適な薄膜はフッ素重合体で
あり、好ましくはパーフルオロスルホン酸重合体(perfluorosulfonic acid pol
ymers)、特にデュポン(Dupont)社製のナフィオン(NAFION、商標名)である
。
電極18はハウジング11に支持されると共に、導線19により直流電源の正
側端子に接続されアノードとして機能する。即ち、セル10は封入されたカソー
ド13及び露出されたアノード18を備える。セル10が溶解塩(NaCl)を
含む水中又は他の水溶液中に配置されかつ通電されると、アノード18では塩素
又は他の酸化剤を発生し、カソード13では水素(H2)を発生する。区画室1
2の壁部の通気孔20は小さく、水素(H2)の通気を許容するが、逆さ又は横
倒しのときに区画室15からの液体の通過・漏洩を阻止するサイズ(毛細管サイ
ズ)である。
図2はセル10を水処理に使用する状態を示す。十分な導電性を与え得る少量
の塩を含有し又は加えられた水中にセル10を浸漬しかつ通電すると、アノード
18では塩素又は他の酸化剤を発生し、カソード13では水素及びナトリウムイ
オン(Na+)を発生する。セル10は水のコップ又は飲用グラスに挿入するの
に十分小さく、通電時に相当量の塩素又は他の酸化剤を発生して細菌性(バクテ
リア)汚染物質に対し水を清浄にする。
セル10の製造時、区画室12は初期操作としてアルカリ(NaOH、水酸化
ナトリウム)溶液が充填され、継続操作により追加のNaOHを発生する。図2
において、容器21は連続した水流のための入口22及び出口23を有する。容
器21は家庭用飲料水供給用の貯水容器その他でもよい。容器21は汚水処理施
設からの廃水を保持するタンクでもよく、この処理が細菌性汚染物質除去に有効
であることが判明した。構造を逆転しアノードを封入してカソードを露出させた
場合、通電時、セルは封入された室で塩素又は他の酸化剤を発生し、露出された
カソードでNaOHを発生して処理する水のpH(水素イオン濃度)を増大する
。
図3〜図7は、図1及び図2に略示するセル10の種々の商用的適用例の詳細
図である。セル10は、上部ハウジング24、下部ハウジング25、上部カバー
26及び下部カバー27を含むハウジング11を備える。
ハウジングの構成要素24〜27は、注型(cast)、成形(shaped)、成型(
molded)又は形成(formed)された樹脂材料、例えばポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂その他である。
上部カバー26は、操作用の押ボタンスイッチ28(図3〜図4)と、パイロ
ットランプ29(図3〜図4)と、外部電源パック(低電圧直流出力変換器)に
接続されるソケット30(図3〜図4)と、携帯又は容器の壁部にセルを保持す
るクリップ31(図5)とを有する。
上部ハウジング24は中空の管状部材32であり、管状部材32は開口部34
及び35を有する上部壁封止部33並びに開口部37及び38を有する底部壁封
止部36を備え、各開口部はセル内のアノード及びカソードから導線19及び1
4の通路を形成する。管状部材32の縮径された上端部39は、上部カバー部材
26に圧入して固定される。管状部材32の縮径された下端部40は、下部ハウ
ジング部材25の上端に圧入して固定される。
下部ハウジング部材25は、図1及び図2に示すセル10にほぼ対応する。ハ
ウジング11は封入された区画室12を含み、区画室12は導線14によりソケ
ット30の直流電源の負側端子に接続されカソードとして機能する電極13を有
する。区画室壁部15は、薄膜17に近接する開口部16を有する。
薄膜17は、カチオン、例えばナトリウムイオン(Na+)を導通させるイオ
ン透過性薄膜である。イオン透過性薄膜17は、アノード区画室とカソード区画
室とを分離する薄膜を備える電解セルに従来から用いられている適当なカチオン
交換型導電性薄膜、例えばナフィオン(NAFION、商標名)である。電極18はハ
ウジング11に支持されると共に、導線19により直流電源の正側端子に接続さ
れ
アノードとして機能する。即ち、セル10は封入されたカソード13及び露出さ
れたアノード18を備える。
複数の孔(holes)又は貫通孔(perforations)42を有する管状スリーブ4
1(図5)は、ハウジングの縮径部43に(圧入により)固定される。スリーブ
41は、アノード13及び薄膜17を取扱い中の破損から守る。下部カバー部材
27はスリーブ41の上に被せてハウジング25に圧入して固定され、使用する
水の中からセルを除去したときに薄膜17の乾燥を防止する。
図3〜図7に示すセルアセンブリは、使用前に組立て状態で携帯できる。クリ
ップ31によりアセンブリを人の衣服に引掛けて携帯することができ、また、水
その他の処理すべき液体の容器壁部にセルを固定するためにクリップ31を使用
できる。下部カバー27は使用する時点で取り外され、セルは使用位置に配置さ
れる。セルが小さい(例えばポケットサイズ)場合、セルはコップ又は水用のグ
ラス中の水処理に使用できる。セルが大きい場合、セルは静止又は流動状態の水
容器内に配置される。
前記のように、区画室(封入されたカソード室)12は最初にNaOH水溶液
で充填され、作動により付随してNaOHを発生する。少量の塩(NaCl)が
、導電性を与えるのに十分な量で処理すべき水に加えられる。下水処理システム
からの廃水の処理にセルを使用する大規模の場合、廃水中に溶解した物質により
塩の添加が不要なこともある。その後、セルのソケット30に外部電源パック(
直流出力変換器)を接続し、スイッチ28を操作してセルに通電する。これによ
り、セル10は、処理すべき水又は液体中に配置されたアノード13を有する電
解セルとして動作する。アノード13では塩素又は他の酸化剤が発生して液体中
に溶解し、存在するおそれのある有害な細菌(バクテリア)を死滅させる。
他の実施の形態の説明
図8は、バッテリで動作する本発明の他の実施の形態の分解図である。
セル10は、上部ハウジング44と、下部ハウジング45及び46と、上部カ
バー47と、下部カバー48とを備える。図4〜図7と同様に、ハウジングの構
成要素44〜48は、注型(cast)、成形(shaped)、成型(molded)又は形成
(formed)された樹脂材料、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ア
クリル樹脂、ポリウレタン樹脂その他である。
上部カバー47は上部ハウジング44の頂部開口部49を閉鎖し、バッテリ5
0を収容するバッテリ区画室を閉鎖する。上部カバー47は、図4〜図7に示す
実施の形態でのクリップ31と同様に機能するクリップ51を有する。上部ハウ
ジング部材44は、スイッチ53を収容するハウジング部45の上部端に係合す
る縮径された下部端部52を有し、スイッチ53はセル10のパイロットランプ
54及び電極を作動させる。下部ハウジング部材46は、図4〜図7に示す部材
25とほぼ同一である。複数の孔又は貫通孔を有する管状スリーブ(図示せず)
は、ハウジング46の縮径部に(圧入により)固定される。スリーブは、アノー
ド及び薄膜を取扱い中の破損から守る。下部カバー部材48はスリーブの上に被
せてハウジング46に圧入して固定され、使用する水の中からセルを除去したと
きに薄膜17の乾燥を防止する。
図8に示すセルアセンブリは、使用前に組立て状態で携帯できる。クリップ5
1によりアセンブリを人の衣服に引掛けて携帯することができ、また、水その他
の処理すべき液体の容器壁部にセルを固定するために使用できる。下部カバー4
8は使用の時点で取り外され、セルは使用位置に配置される。セルは小さく(例
えばポケットサイズ)、セルはコップ又は水用のグラス中の水処理に使用できる
。
他の実施の形態と同様に、封入されたカソード室は最初にNaOH水溶液で充
填され、作動により追加のNaOHを発生する。少量の塩(NaCl)が、電流
を流すために十分な量で処理すべき水に添加される。スイッチ53を操作してバ
ッテリ50によりセルに通電する。これにより、セル10は、処理すべき水又は
液体中に配置されたアノードを有する電解セルとして動作する。アノードでは塩
素又は他の酸化剤が発生して液体中に溶解し、存在するおそれのある有害な細菌
(バクテリア)を死滅させる。
他の実施の形態
図9及び図10は、本発明のさらに他の実施の形態の構造及び操作の詳細を示
す。この実施の形態は大規模のセルであり、大量水処理施設に使用され、下水処
理施設からの廃水の処理に使用される。図9は、流動する液体の処理システムで
動作するこの実施の形態によるセル10を示す。図10は、セル10の詳細を示
す。
セル10は封入された区画室56を含むハウジング55を有し、区画室56は
導線58により直流電源の負側端子に接続されカソードとして機能する電極57
を有する。区画室56は、薄膜59に近接する開口部58を有する。薄膜59は
、カチオン、例えばナトリウムイオン(Na+)を導通させるイオン透過性薄膜
である。好ましくは、イオン透過性薄膜59は、アノード区画室とカソード区画
室とを分離する薄膜を備える電解セルに従来から用いられている適当なカチオン
交換型導電性薄膜(好ましくはナフィオン(NAFION、商標名))である。
電極60はハウジング56に支持されると共に、導線61により直流電源の正
側端子に接続されアノードとして機能する。即ち、セル10は封入されたカソー
ド57及び露出されたアノード60を備える。セル10が溶解塩(NaCl)を
含む水中又は他の水溶液中に配置されかつ通電されると、アノード60では塩素
又は他の酸化剤を発生し、カソード57では水素(H2)を発生する。区画室5
6の壁部の開口部62及び管63は、カソード区画室を通って水を循環させ、高
アンペア電流での動作中にセルを冷却する。
図9は、大量の水を処理するセル10の使用状態を示す。導電性を付与するの
に十分な量で、少量の塩を含有し又は加えられた水中にセル10を浸漬しかつ通
電すると、アノード60では塩素又は他の酸化剤を発生し、カソード57では水
素及びナトリウムイオン(Na+)を発生する。セル10の製造時、区画室56
は初期操作としてアルカリ(NaOH、水酸化ナトリウム)溶液が充填され、継
続操作により付随するNaOHを発生する。図9において、容器64は連続した
水流が流れる入口65及び出口66を有する。
他の実施の形態
図11は本発明のさらに他の実施の形態を示し、この実施の形態では、アノー
ドは処理すべき水の中に浸漬され、カソードは露出されかつ溶液に全く接しない
。
容器67は、容器壁部の水密開口部に支持されたセル10(改良型)を有する
。薄膜68及びカソード69は容器67の外側に配置される。導線70は直流電
源の負側に接続される。アノード71はカソード69に固定され、直流電源の正
側に接続される導線72を有する。
容器67は水で満たされ、少量の塩が加えられる。アノード71とカソード6
9との間で電流を流すと、薄膜を湿潤させかつカソードと接触する程度の少ない
量しかカソード69に液体が存在しなくても、アノード71で塩素の気泡が発生
する。このセルは比較的効率が悪いものの塩素ガスを発生できる。
他の実施の形態
図12及び図13は、アノード及びカソードの相対的位置を逆にした本発明の
別の実施の形態を示す。
図12では、セル10は封入された区画室75を備えるハウジング74を有し
、区画室75は導線77により直流電源の正側端子に接続されアノードとして機
能する電極76を有する。区画室壁部77は、薄膜79に近接する開口部78を
有する。
薄膜79は、カチオン、例えばナトリウムイオン(Na+)を導通させるイオ
ン透過性薄膜である。好ましくは、イオン透過性薄膜79は、アノード区画室と
カソード区画室とを分離する薄膜を備える電解セルに従来から用いられている適
当なカチオン交換型導電性薄膜である。好適な薄膜はフッ素重合体であり、好ま
しくはパーフルオロスルホン酸重合体(perfluorosulfonic acid polymers)、
特にデュポン(Dupont)社製のナフィオン(NAFION、商標名)である。
電極80はハウジング74に支持されると共に、導線81により直流電源の負
側端子に接続されカソードとして機能する。即ち、セル10は封入されたアノー
ド76及び露出されたカソード80を備える。セル10を導電性用の溶質を含む
水中又は他の水溶液中に配置しかつ区画室75にNaCl(塩化ナトリウム)を
加え、さらにセルに通電すると、アノード76(区画室75内)では塩素又は他
の酸化剤を発生し、カソード80では水素(H2)及びNa+イオンを発生する。
図13は、図12に示すセル10を水処理に使用する状態を示す。十分な導電
性を与え得る少量の塩を含有又は加えられた水中にセル10を浸漬し、さらにセ
ルに通電すると、アノード76では塩素又は他の酸化剤を発生し、カソード80
では水素及びナトリウムイオン(Na+)を発生する。これは、pH10又はそ
れ以上に水のpHを実質的に上昇させる効果を有する。図13に示すように、容
器82は連続した水流が流れる入口83及び出口84を有する。
いくつかの実施の形態に重点を置いてこの発明を十分かつ完全に説明したが、
明細書中で特に説明した外に、本発明は請求の範囲に記載された範囲内で変更し
て実施できる点を理解されたい。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C02F 1/50 540 C02F 1/50 540A
550 550D
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG
,KZ,MD,RU,TJ,TM),AM,AU,BB
,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,FI,
GE,HU,IL,IS,JP,KP,KR,LK,L
R,LT,MD,MG,MN,MX,NO,NZ,PL
,PT,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA,
US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 電解質を収容する容器と、 電解質内に配置されたアノードと、 電解質の外部に配置されたカソードと、 カソードに接触してアノードとカソードとの間に配置されたイオン透過性の薄 膜と、 アノード及びカソードに接続された直流電源とを備え、 アノードの表面で電解質から誘導されるガスを発生することを特徴とする携帯 用小型電解セル。 2. 封入電極及び露出電極と、 封入電極に接触する電解質とを備え、 水溶液中に浸漬したとき、露出電極がアノードの場合塩素又は他の酸化剤を発 生し、露出電極がカソードの場合水溶液の水素イオン濃度を増加する請求項1に 記載の携帯用小型電解セル。 3. 複数の電極の間に配置されたイオン透過性の薄膜を有する請求項2に記載 の携帯用小型電解セル。 4. 処理すべき水の容器の壁面にセルを支持するフックを備えた請求項2に記 載の携帯用小型電解セル。 5. セルは、水を処理して汚染物質を酸化し又は水の水素イオン濃度を増加し かつ人の携帯に適するサイズ又は個人の衣服のポケットに収容できるサイズを有 する請求項2に記載の携帯用小型電解セル。 6. セルは、電力を供給するバッテリ又は直流出力変換器を備えた請求項2に 記載の携帯用小型電解セル。 7. セルは1個の封入された区画室を有し、 一方の電極は区画室内に封入され、 他方の電極は区画室上に支持されかつセルを浸漬するとき水溶液に開放される 請求項2に記載の携帯用小型電解セル。 8. 一方の電極はカソードであり、他方の電極はアノードである請求項7に記 載の携帯用小型電解セル。 9. 一方の電極はアノードであり、他方の電極はカソードであり、これらの電 極の間にイオン透過性の薄膜を固定した請求項7に記載の携帯用小型電解セル。 10. 区画室はその壁部に開口部を有し、 開口部にイオン透過性の薄膜を固定し、 他方の電極を薄膜に隣接する区画室上に支持し、セルを浸漬するとき包囲する 水溶液に対して開放される請求項6に記載の携帯用小型電解セル。 11. 一方の電極はカソードであり、他方の電極はアノードである請求項10 に記載の携帯用小型電解セル。 12. 封入区画室を通じて冷却水を循環する複数の通路を備えた請求項11に 記載の携帯用小型電解セル。 13. 封入区画室は、1つの壁部に形成されかつガスの通気を許容するが、液 体の通過・漏洩を阻止するだけの十分に小さいサイズの通気孔を有する請求項7 に記載の携帯用小型電解セル。 14. セルは1個の封入された区画室を有し、 一方の電極は区画室内に封入され、 他方の電極は区画室上に支持されかつセルを浸漬するとき水溶液に開放され、 封入された区画室及び他の電極上に支持されかつ封入された区画室及び他の電 極を包囲する有孔管状シールドを備えた請求項2に記載の携帯用小型電解セル。 15. 封入された区画室の少なくとも一部は円形断面を有し、 他方の電極及び封入された区画室は有孔管状シールド内に適合するサイズを有 し、 有孔管状シールド上に除去可能に適合する円筒状カバー部材を備えた請求項1 4に記載の携帯用小型電解セル。 16. セルは、セルに電力を供給する装置を含む上部ハウジングセクションと 、 封入された区画室を有する中央ハウジングセクションと、 中央ハウジングセクションの上方でこれを閉鎖して適合する閉鎖端部管状カバ ーを有する下部ハウジングセクションとからなる少なくとも3個のセクションに 形成された管状ハウジングと、 封入された区画室内に封入された一方の電極と、 封入された区画室上に支持されかつセルを浸漬するとき水溶液に開放される他 方の電極と、 封入された区画室及び他方の電極上に支持されかつこれらを包囲する有孔管状 シールドとを備えた請求項2に記載の携帯用小型電解セル。 17. (a) 封入電極、露出電極及び封入電極に接触する電解質を備えた携帯 用小型電解セルを準備する工程と、 (b) 処理すべき水溶液中に塩を溶解する工程と、 (c) セルを水溶液中に浸漬しかつ通電し、露出電極がアノードの場合塩素又 は他の酸化剤を発生し、露出電極がカソードの場合水溶液の水素イオン濃度を増 加することを特徴とする浄化又は水素イオン濃度を増加する水溶液の処理方法。 18. 封入された電極はカソードであり、露出された電極はアノードであり、 カソードとアノードとの間にイオン透過性の薄膜を配置し、 電解質は塩化物塩の水溶液であり、 セルに通電したときにアノードから得られる生成物は塩素及び他の酸化剤であ る請求項17に記載の水溶液の処理方法。 19. 封入電極はアノードであり、 露出電極はカソードであり、 イオン透過性の薄膜はアノードとカソードとの間に配置され、 電解質は塩の水溶液であり、 セルに通電したとき、カソードは水酸化ナトリウムを放出して電解質中の水の 水素イオン濃度を増加する請求項17に記載の水溶液の処理方法。 20. セルはフックを備えたハウジングを有し、 セルは、操作のためにセルを支持するフックと共に、容器内に配置される請求 項17に記載の水溶液の処理方法。 21. セルは壁部に開口部を有する区画室と、区画室の開口部に固定されたイ オン透過性の薄膜とを備え、 他方の電極を薄膜に隣接する区画室上に支持し、セルを浸漬するとき包囲する 水溶液に対して開放される請求項17に記載の水溶液の処理方法。 22. 一方の電極はカソードであり、他方の電極はアノードであり、 セルは壁部に開口部を備えた区画室を有し、 区画室の壁部の開口部にイオン透過性の薄膜が固定され、 アノードは薄膜に隣接して区画室上に支持されかつセルが浸漬されるとき周囲 の液体に開放される請求項17に記載の水溶液の処理方法。 23. 封入区画室を通じて冷却水を循環する工程を含む請求項17に記載の水 溶液の処理方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/688,268 US5795459A (en) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | Apparatus and method for water purification |
US08/688,268 | 1996-07-29 | ||
PCT/US1997/010679 WO1998004502A1 (en) | 1996-07-29 | 1997-06-19 | Apparatus and method for water purification |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11512973A true JPH11512973A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=24763780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10508793A Pending JPH11512973A (ja) | 1996-07-29 | 1997-06-19 | 水浄化装置及び水浄化法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5795459A (ja) |
EP (1) | EP0880470A4 (ja) |
JP (1) | JPH11512973A (ja) |
AU (1) | AU3494897A (ja) |
CA (1) | CA2233615A1 (ja) |
WO (1) | WO1998004502A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011096503A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-11 | Ishii Yoshihisa | 次亜塩素酸水等の生成装置の電極構造体 |
WO2012060078A1 (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-10 | 有限会社ターナープロセス | 水性液体の酸化還元電位を変化させる方法および装置 |
WO2016114372A1 (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 株式会社 東芝 | 電解水生成装置、電極ユニット、および電解水生成方法 |
WO2024014743A1 (ko) * | 2022-07-13 | 2024-01-18 | 장한호 | 용수 유체이송수단의 전극 가설장치 |
Families Citing this family (66)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5795459A (en) * | 1996-07-29 | 1998-08-18 | Sweeney; Charles T. | Apparatus and method for water purification |
US7758742B2 (en) * | 1998-02-27 | 2010-07-20 | Scott Wade Powell | Method and apparatus for separation of water from petroleum products in an electrocoagulation process |
US8048279B2 (en) * | 1998-02-27 | 2011-11-01 | Scott Wade Powell | Method and apparatus for electrocoagulation of liquids |
WO1999043617A1 (en) * | 1998-02-27 | 1999-09-02 | Scott Wade Powell | Method and apparatus for electrocoagulation of liquids |
US7211185B2 (en) | 1998-02-27 | 2007-05-01 | Scott Wade Powell | Method and apparatus for electrocoagulation of liquids |
WO2000051944A1 (en) * | 1999-03-03 | 2000-09-08 | University Of Northumbria At Newcastle | Apparatus and method for the production of disinfectant |
US6736966B2 (en) | 1999-05-25 | 2004-05-18 | Miox Corporation | Portable water disinfection system |
US6261464B1 (en) | 1999-05-25 | 2001-07-17 | Miox Corporation | Portable water disinfection system |
US6524475B1 (en) * | 1999-05-25 | 2003-02-25 | Miox Corporation | Portable water disinfection system |
US6558537B1 (en) | 1999-05-25 | 2003-05-06 | Miox Corporation | Portable hydration system |
US7297268B2 (en) | 1999-05-25 | 2007-11-20 | Miox Corporation | Dual head pump driven filtration system |
US7244357B2 (en) * | 1999-05-25 | 2007-07-17 | Miox Corporation | Pumps for filtration systems |
US6296756B1 (en) * | 1999-09-09 | 2001-10-02 | H20 Technologies, Ltd. | Hand portable water purification system |
DE10002733A1 (de) * | 2000-01-22 | 2001-07-26 | Bwt Privatstiftung Hintersee | Elektrolysezelle und Elektrolyseverfahren |
US6358395B1 (en) | 2000-08-11 | 2002-03-19 | H20 Technologies Ltd. | Under the counter water treatment system |
US20030042134A1 (en) * | 2001-06-22 | 2003-03-06 | The Procter & Gamble Company | High efficiency electrolysis cell for generating oxidants in solutions |
JP2002336856A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Mikuni Corp | 電解水製造装置、及び電解水の製造方法 |
US7008523B2 (en) * | 2001-07-16 | 2006-03-07 | Miox Corporation | Electrolytic cell for surface and point of use disinfection |
US7005075B2 (en) * | 2001-07-16 | 2006-02-28 | Miox Corporation | Gas drive electrolytic cell |
US6508929B1 (en) * | 2001-08-21 | 2003-01-21 | Richard M. Mercer | Water treatment apparatus and method |
US6841058B2 (en) * | 2002-04-04 | 2005-01-11 | Brian G. Culvey | Redox bipolar cell fabric washer system |
MXPA05005386A (es) * | 2002-11-19 | 2005-11-23 | Xogen Technologies Inc | Tratamiento de una corriente de desechos a traves de la produccion y utilizacion de gas oxhidrico. |
US9296629B2 (en) | 2002-11-19 | 2016-03-29 | Xogen Technologies Inc. | Treatment of a waste stream through production and utilization of oxyhydrogen gas |
US9187347B2 (en) * | 2002-11-19 | 2015-11-17 | Xogen Technologies Inc. | Treatment of a waste stream through production and utilization of oxyhydrogen gas |
KR100531367B1 (ko) * | 2002-12-02 | 2005-11-28 | 엘지전자 주식회사 | 드럼 세탁기 |
CA2513342C (en) * | 2003-01-21 | 2009-09-22 | Severn Trent De Nora, Llc | Electrolytic cell for wastewater disinfection |
US7141124B2 (en) * | 2003-05-08 | 2006-11-28 | J. Michael Rusciolelli | Processes and compositions for use in garment restoration |
US20050051199A1 (en) * | 2003-09-09 | 2005-03-10 | Drago Joann Kay | Multi-use kitchen appliance |
US20070221259A1 (en) * | 2003-09-09 | 2007-09-27 | Drago Joann K | Multi-use kitchen appliance |
US20070045107A1 (en) * | 2003-11-05 | 2007-03-01 | Antenna Technology | Electrolytic cell and method of assembling and operation of an electrolytic cell |
EP1605089A1 (en) * | 2004-05-17 | 2005-12-14 | The Procter & Gamble Company | Method and system for washing with wash liquor cleanup and recycle |
EP1598469A1 (en) * | 2004-05-17 | 2005-11-23 | The Procter & Gamble Company | Method and system for washing with wash liquor cleanup and recycle |
EP1751342A1 (en) * | 2004-05-17 | 2007-02-14 | The Procter and Gamble Company | Method and system for washing with wash liquor cleanup and recycle |
EP1598468A1 (en) * | 2004-05-17 | 2005-11-23 | The Procter & Gamble Company | Method and system for washing with wash liqour cleanup and recycle |
US8323462B2 (en) * | 2004-06-25 | 2012-12-04 | Case Western Reserve University | Device for the adjustment of the PH of aqueous solutions |
US20060027512A1 (en) * | 2004-08-05 | 2006-02-09 | Sharkey James P | Methods and apparatus for removing fine particulate contaminants from commercial laundry waste water |
US20060054567A1 (en) * | 2004-09-16 | 2006-03-16 | Charles Mousseau | System for sanitizing a spa |
US7482591B2 (en) * | 2004-09-22 | 2009-01-27 | Miox Corporation | Carbonate scale detector |
JP2006239674A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Hokuetsu:Kk | 電解水生成装置 |
BRPI0610374A2 (pt) * | 2005-04-26 | 2012-10-23 | Dolki Korea Ltd | aparelho para produzir água esterilizada, e, aparelho portátil para produzir solução salina esterilizada |
KR100660941B1 (ko) * | 2005-04-26 | 2006-12-26 | 김칠영 | 전기 분해를 이용한 살균수 제조 장치 |
KR100738084B1 (ko) * | 2005-12-21 | 2007-07-12 | 삼성전자주식회사 | 유체의 pH를 전기화학적으로 조절하기 위한 미세유동장치및 그를 이용하여 pH를 조절하는 방법 |
US7998225B2 (en) * | 2007-02-22 | 2011-08-16 | Powell Scott W | Methods of purifying biodiesel fuels |
IL184046A (en) * | 2007-06-19 | 2012-07-31 | Lev Gurevich | Method and systems with cycle |
US7626062B2 (en) * | 2007-07-31 | 2009-12-01 | Carner William E | System and method for recycling plastics |
US20100224495A1 (en) * | 2007-08-02 | 2010-09-09 | Mcguire Dennis | Real-time processing of water for hydraulic fracture treatments using a transportable frac tank |
US8367120B1 (en) | 2007-10-31 | 2013-02-05 | Reoxcyn Discoveries Group, Inc. | Method and apparatus for producing a stablized antimicrobial non-toxic electrolyzed saline solution exhibiting potential as a therapeutic |
US8455010B1 (en) | 2007-10-31 | 2013-06-04 | Reoxcyn Discoveries Group, Inc | Product and method for producing an immune system supplement and performance enhancer |
US20130115307A1 (en) | 2007-10-30 | 2013-05-09 | Verdis Norton | Method and Apparatus for Producing a Stabilized Antimicrobial Non-toxic Electrolyzed Saline Solution Exhibiting Potential as a Therapeutic |
JP2009154030A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Mikuni Corp | 電解水生成噴霧装置 |
US20090283417A1 (en) * | 2008-05-19 | 2009-11-19 | Miox Corporation | Electrolytic Cell with Gas Driven Pumping |
US7981293B2 (en) * | 2008-11-21 | 2011-07-19 | Scott W. Powell | Method and apparatus for treatment of contaminated liquid |
US7981301B2 (en) * | 2008-11-21 | 2011-07-19 | Scott W. Powell | Method and apparatus for treatment of contaminated liquid |
WO2010090361A1 (ko) * | 2009-02-05 | 2010-08-12 | Kim Chil-Young | 전기 분해에 의하여 생성된 잔류 염소를 함유한 살균수를 이용한 음식물 포장 방법 |
DE102009011108B4 (de) | 2009-03-03 | 2013-04-25 | Heinz Günther Römer | Elektrolysezelle in kompakter Form |
DE102010044315B4 (de) | 2010-09-03 | 2013-11-14 | Heinz Günther Römer | Elektrolysezelle in kompakter Form |
KR20210147116A (ko) * | 2012-10-05 | 2021-12-06 | 드 노라 홀딩스 유에스, 인크. | 변압기 없는 온-사이트 생성 |
US10745299B2 (en) | 2013-02-22 | 2020-08-18 | NiBru Traka, Inc. | Struvite formation by precipitation of ammonia in electrocoagulation process |
US10358361B2 (en) | 2013-02-22 | 2019-07-23 | Loren L. Losh | System and method for remediation of wastewater including aerobic and electrocoagulation treatment |
DE102013224520B4 (de) | 2013-11-29 | 2020-06-25 | BSH Hausgeräte GmbH | Wasserführendes Haushaltsgerät mit einem Speicherbehälter zur Speicherung von Grauwasser |
JP6536951B2 (ja) * | 2014-11-14 | 2019-07-03 | 有限会社ターナープロセス | 水性液体の液質を調整するための装置 |
US10930486B2 (en) * | 2014-11-14 | 2021-02-23 | Danmarks Tekniske Universitet | Device for extracting volatile species from a liquid |
CA2968405C (en) | 2014-12-09 | 2022-08-09 | Johnson Matthey Public Limited Company | Methods for the direct electrolytic production of stable, high concentration aqueous halosulfamate or halosulfonamide solutions |
US11039728B2 (en) * | 2017-02-28 | 2021-06-22 | Whirlpool Corporation | Washing appliance having a recirculation circuit |
DE102018009448A1 (de) | 2018-12-04 | 2020-06-04 | Heinz Günther Römer | Eintauch-Elektrolysezelle |
US10781549B2 (en) * | 2019-01-31 | 2020-09-22 | Whirlpool Corporation | Dual drain system with Y-hose |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1200165A (en) * | 1913-10-30 | 1916-10-03 | Charles F Burgess | Method and apparatus for sterilizing. |
US3671412A (en) * | 1970-04-28 | 1972-06-20 | Du Pont | Process for the removal of ionic contaminants from an electrocoating bath |
US3682190A (en) * | 1970-06-17 | 1972-08-08 | Grace W R & Co | System for producing and discharging oxidizers for washing operations |
JPS5362637A (en) * | 1976-11-12 | 1978-06-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic controlling method and device for ph of culture solution |
US4290873A (en) * | 1979-06-25 | 1981-09-22 | Weaver Ron L | Chlorine gas generator apparatus |
JPS59123587A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-17 | Tatsuo Okazaki | ポツト型の飲料水製造装置 |
US4900418A (en) * | 1988-12-27 | 1990-02-13 | Maddock Robert E | Electrolytic chlorine generator with cover element |
US5047128A (en) * | 1990-01-02 | 1991-09-10 | Shipley Company Inc. | Electrodialysis cell for removal of excess electrolytes formed during electrodeposition of photoresists coatings |
US5447630A (en) * | 1993-04-28 | 1995-09-05 | Rummler; John M. | Materials treatment process and apparatus |
US5776351A (en) * | 1994-04-20 | 1998-07-07 | Mcginness; Michael P. | Method for regeneration and closed loop recycling of contaminated cleaning solution |
US5456812A (en) * | 1994-06-14 | 1995-10-10 | Chak; Maryan | Device for silverizing water |
US5795459A (en) * | 1996-07-29 | 1998-08-18 | Sweeney; Charles T. | Apparatus and method for water purification |
-
1996
- 1996-07-29 US US08/688,268 patent/US5795459A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-19 WO PCT/US1997/010679 patent/WO1998004502A1/en not_active Application Discontinuation
- 1997-06-19 JP JP10508793A patent/JPH11512973A/ja active Pending
- 1997-06-19 AU AU34948/97A patent/AU3494897A/en not_active Abandoned
- 1997-06-19 EP EP97931274A patent/EP0880470A4/en not_active Withdrawn
- 1997-06-19 CA CA002233615A patent/CA2233615A1/en not_active Abandoned
- 1997-11-10 US US08/966,739 patent/US5928490A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011096503A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-11 | Ishii Yoshihisa | 次亜塩素酸水等の生成装置の電極構造体 |
JPWO2011096503A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2013-06-13 | 義久 石井 | 次亜塩素酸水等の生成装置の電極構造体 |
WO2012060078A1 (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-10 | 有限会社ターナープロセス | 水性液体の酸化還元電位を変化させる方法および装置 |
JP5311246B2 (ja) * | 2010-11-01 | 2013-10-09 | 有限会社ターナープロセス | 水性液体の酸化還元電位を変化させる方法および装置 |
WO2016114372A1 (ja) * | 2015-01-14 | 2016-07-21 | 株式会社 東芝 | 電解水生成装置、電極ユニット、および電解水生成方法 |
WO2024014743A1 (ko) * | 2022-07-13 | 2024-01-18 | 장한호 | 용수 유체이송수단의 전극 가설장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2233615A1 (en) | 1998-02-05 |
US5928490A (en) | 1999-07-27 |
US5795459A (en) | 1998-08-18 |
EP0880470A1 (en) | 1998-12-02 |
EP0880470A4 (en) | 2000-01-26 |
AU3494897A (en) | 1998-02-20 |
WO1998004502A1 (en) | 1998-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11512973A (ja) | 水浄化装置及び水浄化法 | |
MXPA03007923A (es) | Metodo y aparato para producir agua potencial oxidativa reductiva positiva y negativa. | |
EP1090880A1 (en) | Electrolytic ozone generating method, system and ozone water producing system | |
MXPA06003298A (es) | Dispositivo de electrolisis para tratar un receptaculo de agua. | |
GB2046308A (en) | Electrolytic chlorine purification of water | |
US20060226060A1 (en) | Water treatment turbine apparatus and method | |
KR100319022B1 (ko) | 전해부상법을이용한폐수처리장치 | |
US20200024759A1 (en) | High efficiency electrolytic ozone production system | |
JP3468834B2 (ja) | 電解水生成装置 | |
FR2851560B1 (fr) | Procede et dispositif de desinfection electrochimique des eaux | |
JP2008279408A (ja) | 水処理装置及び水処理システム | |
JP2001276830A (ja) | 浴水循環浄化装置 | |
TW442444B (en) | Sewage treatment apparatus | |
KR100439998B1 (ko) | 다단식 유격막 전해수 생성장치 | |
JP2772021B2 (ja) | 土砂中の脱塩処理装置及びその方法 | |
TW401379B (en) | The treatment for the phosphoric ion acid-containing waste water | |
JP5036746B2 (ja) | 塩化物イオン除去装置及び塩化物イオン除去方法 | |
JPH07246039A (ja) | 水槽用酸素富化装置 | |
CN112805246A (zh) | 用于水净化的电极支架和包括该电极支架的浮动装置 | |
KR200240002Y1 (ko) | 다단식 유격막 전해수 생성장치 | |
JP6675112B2 (ja) | 電解原水貯留式電解装置 | |
JP3431982B2 (ja) | 電解イオン水生成装置 | |
JP2003205289A (ja) | 水の脱窒素処理方法およびそれに用いる水処理装置 | |
CN108557961A (zh) | 一种用于电解水的电极装置 | |
RU194041U1 (ru) | Портативный электролизер для получения раствора гипохлорита натрия |