JPH11511441A - キナゾリン誘導体の製造方法 - Google Patents

キナゾリン誘導体の製造方法

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JPH11511441A
JPH11511441A JP9509791A JP50979196A JPH11511441A JP H11511441 A JPH11511441 A JP H11511441A JP 9509791 A JP9509791 A JP 9509791A JP 50979196 A JP50979196 A JP 50979196A JP H11511441 A JPH11511441 A JP H11511441A
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パーペンフース・テオドール
プフィルマン・ラルフ
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クラリアント・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 下記一般式(I) (式中、R1、R2、R3、R4は、互いに無関係に、水素、ハロゲン、NO2、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C6)アルキルまたはハロゲン置換(C1-C6)アルキルであり、そしてR5は、水素、(C1-C6)アルキルまたはフェニルであり、その際アルキルまたはフェニル基はハロゲン原子によって置換されていてもよい)で表される1,2,3,4-テトラヒドロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸誘導体の製造方法において、下記一般式(II) (式中、R1〜R5は、上記と同じ意味であり、そしてR6は、水素、(C1-C6)アルキルまたはフェニルであり、その際アルキルまたはフェニル基はハロゲン原子によって置換されていてもよい)で表されるアントラニル酸誘導体を、不活性溶媒の存在下にシアン酸金属および塩化水素と反応させることからなる上記方法。

Description

【発明の詳細な説明】 キナゾリン誘導体の製造方法 本発明は、1,2,3,4-テトラヒドロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸誘導体 の新規の製造方法に関する。 1,2,3,4-テトラヒドロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸およびその誘導体 は、アルドースレダクターゼインヒビターを製造するための重要な中間生成物で ある(ヨーロッパ特許第218 999号明細書)。 J.Am.Chem.Soc.(1933)第2113〜2116頁には、N-エチルアントラニル酸とシ アン酸ナトリウムおよび酢酸との反応および引き続いての水酸化ナトリウムの添 加により1,2,3,4-テトラヒドロ-1-エチル-2,4-ジオキソキナゾリンを形成させる ことが記載されている。しかしながら、この方法の欠点は、希釈された反応溶液 に起因する低い空間収量および非常に高過剰な水酸化ナトリウムにある。 Monatsh.Chem.(1987)118;第71〜79頁には、N-(メトキシカルボニルメチル )アントラニル酸メチルとシアン酸カリウムとを氷酢酸中で反応させ1,2,3,4-テ トラヒドロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸メチルを形成させることが記載 されている。10当量のシアン酸カリウムが使用されるが、収率はわずかに19%で ある。 従って、アントラニル酸を1,2,3,4-テトラヒドロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1- イル酢酸誘導体に転化するための効率的な方法に対して要望があった。 この課題は、下記一般式(I) (式中、 R1、R2、R3、R4は、互いに無関係に、水素、ハロゲン、NO2、(C1-C6)アルコキシ 、(C1-C6)アルキルまたはハロゲン置換(C1-C6)アルキルであり、そして R5は、水素、(C1-C6)アルキルまたはフェニルであり、その際アルキルまたはフ ェニル基はハロゲン原子によって置換されていてもよい) で表される1,2,3,4-テトラヒドロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸誘導体の 製造方法において、 下記一般式(II) (式中、 R1〜R5は、上記と同じ意味であり、そしてR6は、水素、(C1-C6)アルキルまたは フェニルであり、その際アルキルまたはフェニル基はハロゲン原子によって置換 されていてもよい) で表されるアントラニル酸誘導体を、不活性溶媒の存在下にシアン酸金属および 塩化水素と反応させることからなる上記方法によって達成される。 この方法は、R1、R2、R3、R4が、水素、フッ素、塩素、(C1-C4)アルコキシ、( C1-C4)アルキル、または塩素置換またはフッ素置換(C1-C4)アルキルであり、そ してR5およびR6が、水素、(C1-C4)アルキルまたはフェニルである式(II)の化合 物の反応に対して重要である。 R1、R2、R3およびR4が、水素、フッ素、塩素、メチルまたはエチルであり、そ してR5およびR6が、水素、メチルまたはエチルである式(II)の化合物の反応がこ こでは重要である。 この方法は、R1、R2、R3およびR4のうちの2つ、好ましくは3つが水素である 式(I)の化合物の製造に対して特に重要である。 この方法は、1,2,3,4-テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イ ル酢酸およびそのメチルおよびエチルエステルの製造に対して特に重要である。 多くの場合において、式(II)のアントラニル酸誘導体を溶媒中に最初に導入す ることが反応に対して適当であることが証明されている。このアントラニル酸は 、ここで溶解された形態または懸濁液として存在することができる。使用するこ とのできる溶媒は、非プロトン性溶媒またはプロトン性有機溶媒またはこれらの 溶媒の混合物である。反応条件下に反応を示さない極性非プロトン性溶媒、例え ばスルホラン、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルホン、ジフェニルスルホン 、テトラメチル尿素またはその混合物が有用である。溶媒中のアントラニル酸の 濃度は、1〜50重量%、有利には1.5〜20重量%、好ましくは3〜10重量%である 。 使用することのできるシアン酸金属は、シアン酸アルカリ金属およびアルカリ 土類金属塩およびその混合物であり、シアン酸ナトリウムまたはシアン酸カリウ ムまたはその混合物を使用することが有利である。 アントラニル酸誘導体を基準として、0.8〜20当量、特に2〜5当量の量でシア ン酸金属を添加することが有利であることが証明されている。シアン酸金属は、 アントラニル酸とともに最初に導入するか、または連続的にまたは分別して添加 することができる。塩化水素は、気体状または非水性溶液の形態で一分割、数分 割または連続して添加することができ、そして反応が終了するまでの連続的な塩 化水素の添加が好ましい。 反応相手であるシアン酸金属、塩化水素およびアントラニル酸は、所望の順序 で反応に添加することができるが、最初にアントラニル酸およびシアン酸金属を 導入し、そして引き続いて塩化水素を計量添加するか、または最初に塩化水素お よびアントラニル酸を導入し、そして引き続いてシアン酸金属を計量添加するか 、またはシアン酸カリウムおよび塩化水素を最初に導入し、そしてアントラニル 酸を計量添加するか、またはこれらの組み合わせで行うことが有利である。 反応温度は、溶媒の凝固点から150℃、好ましくは0〜100℃、特に好ましくは2 0〜75℃である。 反応時間は、15分から24時間、好ましくは1〜15時間、特に好ましくは2〜10時 間である。 この反応は、減圧下、昇圧下または常圧下に行われるが、常圧下に行うことが 好ましい。 反応の円滑な進行が特に驚くべきであるということは比較例により示される。 これらはこの反応が一般に酸によって触媒されないことを示しているが、塩酸の 選択が非常に重要であることを示している。式(II)のアントラニル酸の合成は、 ドイツ特許出願第195 32 054.9号およびDRP 11911に記載されている。 以下の実施例は、本発明を説明するものであり、限定するものではない。 実施例1: 4-クロロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4-テト ラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸エチルの製造 HPLCによる分析が完全な転化を示すまで、20mLのスルホラン中の1gの4-クロロ -N-(エトキシカルボニルメチル)アントラニル酸および1.6gのシアン酸カリウ ムに50℃で塩化水素を導入する。生成物を、水の添加により沈殿させ、濾過し、 水で洗浄しそして乾燥する。0.95g(87%)の1,2,3,4-テトラヒドロ-7-クロロ-2 ,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸エチルが得られる。 融点:242〜243℃1 H-NMR(DMF):1.25(t,J=7.0Hz,-CH3),4.21(q,J=7.0Hz,O-CH2-),5.00(s,N-CH2),7 .38(dd,J=1.8Hz,J=8.2Hz,6-H),7.70(d,J=1.8Hz,8-H),8.09(d,J=8.2Hz,5-H),11.8 6(s,N-H) 実施例2: 4-クロロ-N-(メトキシカルボニルメチル)アントラニル酸メチルからの1,2,3,4 -テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸メチルの製造 HPLCによる分析が完全な転化を示すまで、20mLのスルホラン中の1gの4-クロロ -N-(メトキシカルボニルメチル)アントラニル酸メチルおよび1.6gのシアン酸 カリウムに50℃で塩化水素を導入する。生成物を、水の添加により沈殿させ、濾 過し、水で洗浄しそして乾燥する。0.59g(57%)の1,2,3,4-テトラヒドロ-7-ク ロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸メチルが得られる。 融点:255〜258℃1 H-NMR(DMSO-d6):3.71(s,-CH3),4.92(s,N-CH2),7.33(dd,J=1.5Hz,J=8.5Hz,6-H ),7.60(d,J=1.5Hz,8-H),8.01(d,J=8.5Hz,5-H) 実施例3: N-カルボキシメチレン-4-クロロアントラニル酸からの1,2,3,4-テトラヒドロ-7- クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸の製造 20mLのスルホンおよび1.6gのシアン酸カリウムの混合物に25℃で飽和するまで 塩化水素を導入する。次いで、1gのN-カルボキシメチレン-4-クロロアントラニ ル酸を添加し、混合物を50℃に加熱する。3時間後にHPLCによる分析は1,2,3,4- テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸への完全な転化を 示す。 融点:278〜282℃1 H-NMR(DMSO-d6):4.71(s,N-CH2),7.30(dd,J=1.5Hz,J=8.5Hz,6H),7.41(d,J=1.5 Hz,8-H),7.99(d,J=8.5Hz,5-H),11.75(s,N-H) 実施例4: 4-クロロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4-テト ラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸エチルの製造 全体で128gのシアン酸カリウムおよび144gの塩化水素を、700gのスルホラン中 に15〜20℃で5時間かけて計量添加する。このために、14.4gの塩化水素を最初に 導入し、そして12.8gのシアン酸カリウムを次いで添加する:全体量の塩化水素 およびシアン酸カリウムが添加されるまで、この操作を10回繰り返す。次いで、 117gの4-クロロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アントラニル酸を45〜50℃で2 時間かけて添加する。次いで、この混合物を15分間撹拌する。この懸濁液を濾過 し、残留物を水で洗浄してスルホランおよび塩を取り除く。乾燥した後に、121g (95%)の1,2,3,4-テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢 酸エチルが得られる。 実施例5: 7-クロロ-N-(イソプロポキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4 -テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸イソプロピルの製 造 10gのスルホランおよび1.3gのシアン酸カリウムの混合物に20℃で飽和するま で塩化水素を導入する。次いで、1gの7-クロロ-N-(イソプロポキシカルボニル メチル)アントラニル酸を50℃で添加し、次いでこの混合物を30分間撹拌する。 この反応混合物を水中に注ぎ、そして濾過し、残留物を水で洗浄して乾燥する。 0.85g(78%)の1,2,3,4-テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イ ル酢酸イソプロピルが得られる。1 H-NMR(DMSO-d6):1.21(d,J=6.3Hz,H3C-C-CH3),4.88(s,N-CH2),4.97(sept,J=6.3 Hz,O-CH),7.33(dd,J=1.7Hz,J=8.4Hz,6-H),7.53(d,J=1.7Hz,8-H),8.00(d,J=8.4H z,5-H),11.83(s,N-H) 実施例6: 7-クロロ-N-(n-ヘキソキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4- テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸n-ヘキシルの製造 実施例5と同様の手順 収量:0.95g(88%)1 H-NMR(DMSO-d6):0.84(m,n-ヘキシル),1.22(m,n-ヘキシル),1.55(m,n-ヘキシル ),4.07(m,n-ヘキシル),4.92(s,N-CH2),7.33(dd,J=1.5Hz,J=8.4Hz,6-H),7.55(d,J =1.5Hz,8-H),8.01(d,J=8.4Hz,5-H),11.84(s,N-H) 実施例7: 7-クロロ-N-(ベンゾキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4-テ トラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸ベンジルの製造 実施例5と同様の手順 収量:0.80g(74%)1 H-NMR(DMSO-d6):5.01(s,-CH2-),5.22(s,-CH2-),7.36(m,6-H,芳香族-H),7.59(d ,J=1.7Hz,8-H),8.01(d,J=8.4Hz,5-H),11.86(s,N-H) 実施例8: 6-フルオロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4-テ トラヒドロ-5-フルオロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸エチルの製造 実施例5と同様の手順 収量:0.60g(54%)1 H-NMR(DMSO-d6):1.21(t,J=7.1Hz,-CH3),4.16(q,J=7.1Hz,-O-CH2),4.89(s,N-CH2 ),7.06(dd,J=8.5Hz,J=11.0Hz,芳香族-H),7.14(d,J=18.6Hz,芳香族-H),7.70(dd, J=5.8Hz,J=8.5Hz,芳香族-H),11.71(s,N-H) 実施例9: 3-クロロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4-テト ラヒドロ-8-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸エチルの製造 実施例5と同様の手順 収量:0.70g(64%)1 H-NMR(DMSO-d6):1.21(t,J=7.1Hz,-CH3),4.19(q,J=7.1Hz,-O-CH2),5.04(s,N-CH2 ),7.30(dd,J1=J2=7.8Hz,芳香族-H),7.81(dd,J=1.7Hz,J=7.8Hz,芳香族-H),8.04( dd,J=1.7Hz,J=7.8Hz,芳香族-H),11.97(s,N-H) 実施例10: 5-ニトロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アントラニル酸からの1,2,3,4-テト ラヒドロ-6-ニトロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸エチルの製造 実施例5と同様の手順1 H-NMR(DMSO-d6):1.22(t,J=1.22Hz,-CH3),4.18(q,J=7.1Hz,O-CH2),4.98(s,N-CH2 ),12.19(s,N-H) 比較例1: 20mLのスルホラン中の1gの4-クロロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アント ラニル酸および1.6gのシアン酸カリウムに50℃で、1mLの濃硫酸を滴下して加え る。5時間後、HPLCによる分析は転化を示さない。 比較例2: 20mLのスルホラン中の1gの4-クロロ-N-(エトキシカルボニルメチル)アント ラニル酸および1.6gのシアン酸カリウムに2.4gの酢酸を添加し、そしてこの混合 物を50℃で撹拌する。6時間の反応時間後、HPLCによる分析は約5%の転化を示す 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウゼ・シュテファン ドイツ連邦共和国、D−65843 ズルツバ ッハ、ノイエンハイナー・ヴーク、6 (72)発明者 ノイマン−グリム・ドリス ドイツ連邦共和国、D−60388 フランク フルト・アム・マイン、シュパイエルリン グヴェーク、21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記一般式(I) (式中、 R1、R2、R3、R4は、互いに無関係に、水素、ハロゲン、NO2、(C1-C6)アルコキシ 、(C1-C6)アルキルまたはハロゲン置換(C1-C6)アルキルであり、そして R5は、水素、(C1-C6)アルキルまたはフェニルであり、その際アルキルまたはフ ェニル基はハロゲン原子によって置換されていてもよい) で表される1,2,3,4-テトラヒドロ-2,4-ジオキソキナゾリン-1-イル酢酸誘導体の 製造方法において、 下記一般式(II) (式中、 R1〜R5は、上記と同じ意味であり、そしてR6は、水素、(C1-C6)アルキルまたは フェニルであり、その際アルキルまたはフェニル基はハロゲン原子によって置換 されていてもよい) で表されるアントラニル酸誘導体を、不活性溶媒の存在下にシアン酸金属および 塩化水素と反応させることからなる上記方法。 2.R1、R2、R3およびR4が、互いに無関係に、水素、フッ素、塩素、(C1-C4)ア ルコキシ、(C1-C4)アルキル、または塩素置換またはフッ素置換(C1-C4)アルキル であり、そして R5およびR6が、水素、(C1-C4)アルキルまたはフェニルである請求項1に記載の 方法。 3.R1、R2、R3およびR4が、互いに無関係に、水素、フッ素、塩素、メチルまた はエチルであり、そして R5およびR6が、水素、メチルまたはエチルである請求項1に記載の方法。 4.R1、R2、R3およびR4のうちの2つ、好ましくは3つが水素である請求項1〜 3のいずれかに記載の方法。 5.式(I)の化合物が、1,2,3,4-テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリ ン-1-イル酢酸エチル、1,2,3,4-テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナゾリ ン-1-イル酢酸メチルまたは1,2,3,4-テトラヒドロ-7-クロロ-2,4-ジオキソキナ ゾリン-1-イル酢酸である請求項1に記載の方法。 6.極性非プロトン性溶媒、好ましくはスルホラン、ジメチルスルホキシド、ジ メチルスルホン、ジフェニルスルホンまたはテトラメチル尿素、特に好ましくは スルホランが、不活性溶媒として使用される請求項1〜5のいずれかに記載の方 法。 7.シアン酸アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩、好ましくはシアン酸ナト リウムまたはシアン酸カリウムが、シアン酸金属として使用される請求項1〜6 のいずれかに記載の方法。 8.溶媒中のアントラニル酸の濃度が1〜50重量%、好ましくは1.5〜20重量%、 特に好ましくは3〜10重量%である請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9.シアン酸金属が、アントラニル酸誘導体を基準として、0.8〜20モル当量、 好ましくは2〜5モル当量の量で添加される請求項1〜8のいずれかに記載の方法 。 10.塩化水素が、気体状でまたは非水性溶液として添加される請求項1〜9の いずれかに記載の方法。 11.アントラニル酸誘導体およびシアン酸金属が最初に溶媒に導入され、そし て塩化水素が計量添加される請求項1〜10のいずれかに記載の方法。 12.アントラニル酸誘導体および塩化水素が最初に導入され、そしてシアン酸 金属が計量添加される請求項1〜10のいずれかに記載の方法。 13.塩化水素およびシアン酸金属が最初に導入され、そしてアントラニル酸誘 導体が計量添加される請求項1〜10のいずれかに記載の方法。 14.反応温度が0〜100℃、好ましくは20〜75℃である請求項1〜13のいずれ かに記載の方法。 15.反応時間が15分から24時間、好ましくは1〜15時間、特に好ましくは2〜10 時間である請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
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