JPH1151130A - 可変径プーリ - Google Patents

可変径プーリ

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JPH1151130A
JPH1151130A JP20679097A JP20679097A JPH1151130A JP H1151130 A JPH1151130 A JP H1151130A JP 20679097 A JP20679097 A JP 20679097A JP 20679097 A JP20679097 A JP 20679097A JP H1151130 A JPH1151130 A JP H1151130A
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JP
Japan
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pulley
main body
pulley main
belt
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP20679097A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Yasuda
浩隆 安田
Yasuto Tanaka
康人 田仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1151130A publication Critical patent/JPH1151130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/12Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members
    • F16H9/14Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using only one pulley built-up out of adjustable conical parts

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  • Pulleys (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可変径プーリで、ベルトの幅方向中心位置を維
持するためには、構造が複雑化していた。 【解決手段】本可変径プーリでは、一対のプーリ主体4
2,43間に幅可変に区画されるV溝44に偏心可能な
動力伝達リング45を挟持し、その外周にベルト2を巻
回した。両プーリ主体同士を、第1の連結機構R1で連
結し、一体回転可能且つ軸方向に相対移動可能とした。
また、両プーリ主体と回転軸41をそれぞれ逆ねじのね
じ結合で連結した。移動手段50によって、回転速度に
応じて一方のプーリ主体42を他方のプーリ主体43に
向けて付勢すると、両プーリ主体は、同じストロークで
移動する。 【効果】ベルトの耐久性向上。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プーリに巻き掛け
られたベルトの有効径を変化させることができる可変径
プーリに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】可変
径プーリとしては、例えば、特開平2─169824号
公報に開示されているものがある。この可変径プーリ
は、互いの間にベルトが保持される一対のプーリ主体を
有している。これら一対のプーリ主体の一方は、回転軸
の軸方向に移動可能とされ、他方のプーリ主体は軸方向
に位置決めされて取り付けられている。一方のプーリ主
体を他方のプーリ主体に対して接近または離反させる
と、プーリ主体同士の間隔を狭くまたは広くできて、ベ
ルトの有効径を大きくまたは小さくすることができる。
このために一方のプーリ主体を他方のプーリ主体に向け
て押し動かす慣性部材等の移動手段が設けられている。
【0003】このように移動手段によって一方のプーリ
主体のみが移動すると、ベルト有効径を変化させる際
に、ベルト中心位置がずれてしまう。その結果、このよ
うな可変径プーリをベルト中心位置の移動しない通常の
プーリと組み合わせて使用する場合等には、ベルトが外
れ易くなったり、また、ベルトに変形が生じるので、耐
久性が劣化することが想定される。
【0004】このような不具合を防止するために、上述
の公報には、他の可変径プーリが開示されている。この
可変径プーリでは、ベルト中心位置を維持するように、
一対のプーリ主体がともに回転軸に対して軸方向に移動
可能に設けられ、各プーリ主体に一対の移動手段がそれ
ぞれ設けられていた。一対の移動手段が各プーリ主体の
それぞれを別々に移動させるので、このような可変径プ
ーリは複雑な構造となり、その結果、大型化していた。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、ベルト中心位置を一定に維持でき、構造が
簡単で小型化できる可変径プーリを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明の可変径プーリは、回転軸の
周囲を取り囲み軸方向に相対移動自在に設けられた一対
のプーリ主体と、これらプーリ主体の互いの対向面にそ
れぞれ形成された一対のテーパ状の動力伝達面と、これ
ら一対の動力伝達面によって両プーリ主体の軸心に対し
て偏心可能に挟持され、且つ外周面にベルトが巻き掛け
られる動力伝達リングと、回転速度に応じて付勢しつ
つ、一方のプーリ主体を他方のプーリ主体に近づける方
向に移動させる移動手段と、両プーリ主体同士を互いの
軸方向相対移動を許容しつつ、一体回転可能に連結する
第1の連結手段と、各プーリ主体を回転軸にそれぞれト
ルク伝達可能に連結する一対の第2の連結手段とを備
え、上記一対の第2の連結手段は、両プーリ主体同士を
互いに等しいストローク量で近接させるように、それぞ
れ対応するプーリ主体の回転軸に対する回転角変位と軸
方向変位とを相互に変換する一対の変換機構を含むこと
を特徴とする。
【0007】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、移動手段が一方のプーリ主体を他方のプーリ
主体側へ移動させると、両プーリ主体が一体に回転して
回転軸に対して互いに等しい回転角変位を生じ、これに
伴って、両プーリ主体同士は、互いに等しいストローク
で近接する。従って、ベルトの幅方向中心位置は回転軸
に対して一定に維持される。
【0008】しかも、移動手段を各プーリ主体ごとにそ
れぞれ設ける必要がないので、可変径プーリを簡単な構
造にできる結果、小型化することができる。また、各プ
ーリ主体に負荷される伝達トルクが、両プーリ主体同士
を互いに近接させようとする力に変換され、伝達トルク
に応じたベルト挟持力を発生させることができるので、
十分な大きさのベルト挟持力が得られる。
【0009】なお、変換機構としては以下の請求項2の
構成を例示できる。請求項2にかかる発明の可変径プー
リは、請求項1に記載の可変径プーリにおいて、上記一
対の変換機構は、各プーリ主体と回転軸との間に形成さ
れた、一対の互いに逆巻きのねじを含むことを特徴とす
る。この構成によれば、請求項1にかかる発明の作用に
加えて、簡単な構造で確実な変換が可能である。また、
変換効率の設定も容易である。
【0010】請求項3にかかる発明の可変径プーリは、
請求項1または2に記載の可変径プーリにおいて、上記
移動手段は、遠心力によって旋回径を増大させて一方の
プーリ主体を他方のプーリ主体側へ押す慣性部材と、こ
の慣性部材を収容する空間を径方向外方へ行くに従って
狭まるように一方のプーリ主体との間に区画する部材と
を含むことを特徴とする。
【0011】この構成によれば、請求項1または2にか
かる発明の作用に加えて、回転速度が増大して、慣性部
材に働く遠心力が増大すると、慣性部材がこれを収容す
る空間内を径方向外方に移動し、これに伴って、一方の
プーリ主体を軸方向に押す推力を得る。簡単な構造にて
変速比を変更できる。特に、自動車の補機駆動用に好適
である。
【0012】請求項4にかかる発明の可変径プーリは、
請求項1または2に記載の可変径プーリにおいて、上記
移動手段は、速度に応じて供給される油を受け入れて油
圧力を生じさせるシリンダを含むことを特徴とする。こ
の構成によれば、請求項1または2にかかる発明の作用
に加えて、シリンダによる油圧力によって一方のプーリ
主体を軸方向に押すことができる。従って、油圧力で確
実に変速操作することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる可変径プー
リおよびこれを含む無段変速機を、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。以下の説明では、ベルトで駆動さ
れるエンジン補機システムの中の従動プーリに本可変径
プーリを適用した場合について説明する。なお、本可変
径プーリは、駆動プーリに適用してもよいし、駆動プー
リと従動プーリの両方に適用しても構わない。
【0014】図1は、本発明の実施の形態にかかる可変
径プーリを含む無段変速機を備えたエンジン補機システ
ムの概略構成図である。このシステムでは、エンジンに
設けられた一連の補機類に備えられた各プーリ、例え
ば、エアーポンプのプーリ3、オルタネータの本可変径
プーリ4、エアーコンディショナ用コンプレッサのプー
リ5、パワーステアリング用オイルポンプのプーリ6、
ウォータポンプのプーリ7等が、エンジンのクランクシ
ャフトに連結してあるプーリ8と、ベルト2を介して駆
動連結されている。
【0015】また、プーリ4およびプーリ5の両者の間
には、アイドラプーリ9が介在しており、このアイドラ
プーリ9を用いて、両プーリ4,5へのベルト2の巻き
掛け角度(接触角度)を適当な大きさに調整することが
行われている。10は、可変径プーリ4プーリ3との間
のベルトに追従しつつ、ベルトに張力を与えるオートテ
ンショナであり、付勢手段11を含んで構成されてい
る。
【0016】本可変径プーリ4は、プーリ8と協働し
て、オルタネータの駆動用の増速機を構成しており、増
速機の従動側として使用されている。また、本可変径プ
ーリ4では、後述するように動力伝達リング45が可変
径プーリ4の中心に対して偏心可能に設けられ、この動
力伝達リング45の外周にベルト2が巻き掛けられてい
る。動力伝達リング45を偏心させることで、ベルト2
に対する本可変径プーリ4の有効径を異ならせることが
でき、変速することができる。
【0017】また、本可変径プーリ4では、変速をベル
ト2の走行速度に応じて自動的にできる。例えば、ベル
ト2の走行速度が低い状態では、動力伝達リング45が
可変径プーリ4の中心に対して偏心状態にあり、増速比
が高くなるようにされている。クランクシャフトの回転
速度が上がりベルト2の走行速度が高くなると、動力伝
達リング45が可変径プーリ4と同心状態となり、その
結果、増速比が低くなるようにされている。
【0018】以下、可変径プーリ4を詳細に説明する。
図2は、図1の可変径プーリの概略構成の断面側面図で
あり、動力伝達リングがプーリ主体に対して偏心した状
態を示す。図3は、図2の可変径プーリの正面図であ
る。図4は、図2の可変径プーリの主要部の分解斜視図
である。可変径プーリ4は、 オルタネータの駆動軸(図示せず)の同軸上に一体回
転可能に連結された回転軸41と、 回転軸41の周囲を取り囲み軸方向に相対移動自在に
設けられた一対のプーリ主体42,43と、 これらプーリ主体42,43の互いの対向面にそれぞ
れ形成された一対のテーパ状の動力伝達面42a,43
aによって区画されるV溝44に嵌められ、両プーリ主
体42,43の軸心に対して偏心可能に挟持され、且つ
外周面45bにベルト2が巻き掛けられる動力伝達リン
グ45と、 回転速度に応じて付勢しつつ、一方のプーリ主体42
を他方のプーリ主体43に近づける方向に移動させる移
動手段50と、 両プーリ主体42,43同士を互いの軸方向相対移動
を許容しつつ、一体回転可能に連結する第1の連結手段
R1と、 各プーリ主体42,43を回転軸41にそれぞれトル
ク伝達可能に連結する一対の第2の連結手段R2と、 一対の第2の連結手段R2に含まれており、両プーリ
主体42,43同士を互いに等しいストローク量で近接
させるように、それぞれ対応するプーリ主体42,43
の回転軸41に対する回転角変位と軸方向変位とを相互
に変換する一対の変換機構Hとを備えている。
【0019】ベルト2は、その内周面に接触面積を確保
するために走行方向に延びる例えばV形等の山形のリブ
を設けたいわゆるVリブベルト等の平ベルトからなる。
動力伝達リング45は、断面台形形状の円環状をしてお
り、外周面45bにベルト2への伝動面を形成してい
る。この伝動面には、ベルト2のリブと噛み合う周溝が
形成されている。
【0020】また、動力伝達リング45の両周側面に
は、テーパ面45aがそれぞれ形成されている。動力伝
達リング45がV溝44に嵌められた状態で、テーパ面
45aが両プーリ主体42,43の動力伝達面42a,
43aにそれぞれ接して動力伝達するようになってい
る。同心状態では、動力伝達面42a,43aとテーパ
面45aとが全周で接し合い、回転軸41の軸心に対す
る有効径は大きくなる。一方、偏心状態では、動力伝達
面42a,43aとテーパ面45aとは、動力伝達面4
2a,43aの最も内径寄りの部分で接触し、回転軸4
1の軸心に対する有効径は小さくなる。
【0021】回転軸41は、一端側(図2で右側)にオ
ルタネータの駆動軸に接続するための雌ねじ部41a
と、他端側に取付用工具が嵌合される6角穴41bとを
有している。オルタネータの駆動軸には雄ねじが形成さ
れており、この雄ねじに回転軸41の雌ねじ部41aが
ねじ込まれて、回転軸41と駆動軸とは、接続されて一
体回転できる。
【0022】また、回転軸41は、段付き軸形状であ
り、大径部と、大径部の一端側にある小径部とを有して
いる。小径部には、移動手段50の区画部材52が嵌め
込まれ、ワッシャ53を介して、小径部の端部外周に形
成された雄ねじにねじ込まれたナット54によって固定
されている。回転軸41の大径部の外周面には、互いに
逆ねじとなる雄ねじが形成されている。すなわち、第1
の雄ねじ部41cが、第2の雄ねじ部41dよりもオル
タネータの駆動軸側に配置されている。回転軸線41e
に平行なY方向に沿って見た場合に、回転軸41がその
軸線41eの回りに、図2において矢符X方向(Y方向
矢視で時計回り)に回転しているとすると、第1の雄ね
じ部41cは、右ねじ(X方向に回転させることによ
り、回転軸41がY方向に進むもの)であり、第2の雄
ねじ部41dは、左ねじ(X方向に回転させることによ
り、回転軸41が反Y方向に進むもの)である。
【0023】第1の雄ねじ部41cおよび第2の雄ねじ
部41dのねじ形成方向を、上述のように設定したの
で、移動手段50が、第1のプーリ主体42をY方向に
沿って押すと、両プーリ主体42,43を回転軸41に
対してX方向に回転させて、両プーリ主体42,43を
互いに等しい距離だけ近接させるように働く。一方、回
転軸41に対して両プーリ主体42,43を、回転軸4
1に対して反X方向に回転させた場合には、両プーリ主
体42,43が互いに等しい距離だけ遠ざかることにな
る。
【0024】第1のプーリ主体42は、トルク伝達面と
しての上述の動力伝達面42aを有する円形環状の主体
部42bを有している。この主体部42bの内周部分か
ら軸方向一方(第2のプーリ主体43側)に延びる複数
の円弧状の嵌合突起42cが円周等配に形成されてい
る。隣接する嵌合突起42c同士間に対応した主体部4
2b内周面には、環状の内方へ開放する円弧状の嵌合溝
42dが円周等配に形成されている。また、主体部42
bの内周側であって嵌合突起42cの基端側の部分に
は、第1の雄ねじ部41cに噛み合う第1の雌ねじ部4
2eが形成されている。また、主体部42bの動力伝達
面42aの反対側部分には、移動手段50のための環状
溝42hが形成されている。
【0025】第2のプーリ主体43は、第1のプーリ主
体42と略同一の形状に形成されているが、移動手段5
0のための環状溝を有していない。第2のプーリ主体4
3は、トルク伝達面としての動力伝達面43aを有する
主体部43bと、複数の嵌合突起43cと、嵌合溝43
dと、第2の雄ねじ部41dと噛み合う第2の雌ねじ部
43eとを有している。
【0026】第1の連結手段R1は、これら嵌合突起4
2c,43cと嵌合溝42d,43dとにより構成され
ている。すなわち、第1のプーリ主体42の嵌合突起4
2cが、第2のプーリ主体43の嵌合溝43dに嵌め合
わされる一方、第2のプーリ主体43の嵌合突起43c
が、第1のプーリ主体42の嵌合溝42dに嵌め合わさ
れている。また、各プーリ主体42、43の嵌合突起4
2c,43cの外周面は、互いに他のプーリ主体43,
42の嵌合溝43d,42dの内面に対してルーズフィ
ットに嵌め合わされており、これにより、両プーリ主体
42,43は互いに他を、一体回転可能で且つ軸方向に
相対移動自在に支持している。
【0027】第2の連結手段R2は、上述の第1の雄ね
じ部41cおよび第1の雌ねじ部42eからなるねじ結
合機構により、また、第2の雄ねじ部41dおよび第1
の雌ねじ部43eからなるねじ結合機構により構成され
ている。また、各ねじ結合機構は、変換機構H(トルク
カム機構H)を構成するものである。両ねじ結合機構
は、互いに逆ねじであるので、一体回転する両プーリ主
体42,43を回転軸41に対して、相対回転させる
と、両プーリ主体42,43を互いに等しい距離だけ近
接させるようにまたは離反させるように働く。従って、
動力伝達リング45のV溝44での接触位置が変化して
も、ベルト2の幅方向の中央位置は変化しない。
【0028】このトルクカム機構の意義は下記である。
すなわち、本発明の実施の形態のように、従動プーリに
可変径プーリを採用した場合、負荷トルクは、回転軸4
1に対してプーリ主体42,43を回転方向に位相ずれ
させようとする力となる。例えば、可変径プーリが図2
でX方向に回転する場合には、負荷トルクは、回転軸4
1に対してプーリ主体42,43をX回転方向に位相ず
れさせようとする力となる。この位相ずれさせようとす
る力は、上述のねじ結合機構からなるトルクカム機構H
によって変換されて、両プーリ主体42,43を互いに
近接させようとする力となり、この力は、さらに動力伝
達面42a,43aを介して、例えば、プーリ主体の軸
心に対して偏心状態にある動力伝達リング45の被挟持
部分を、可変径プーリの径方向外方へ変位させようとす
る力に変換される。
【0029】移動手段50は、一方のプーリ主体42に
だけ設けられている。移動手段50は、遠心力によって
旋回径を増大させて一方のプーリ主体42を他方のプー
リ主体43側へ押すための慣性部材51と、この慣性部
材51を収容する収容空間55を径方向外方へ行くに従
って軸方向に狭まるように一方のプーリ主体42との間
に区画する区画部材52とを備えている。
【0030】区画部材52は、円板状部材である。区画
部材52は回転軸41に上述のように固定されている。
区画部材52は、回転軸41の中心軸線に対して直交し
た、プーリ主体42の環状溝42hに対向する板面52
aを有している。環状溝42hは、プーリ主体42の主
体部42bの、動力伝達面42aの反対側に設けられて
いる。環状溝42hは、外径寄り周面42iと、内径寄
り周面42jと、両周面を接続する錐面42kとを有し
ている。錐面42kは、回転軸41の中心軸線41eに
対して直線状に傾斜しており、板面52aと錐面42k
との間隔は外周部で狭くなっている。また、外径寄り周
面42iは、区画部材52の外周面に近接しつつ軸方向
に延びており、収容空間55内に塵等が侵入することを
防止している。
【0031】収容空間55は、プーリ主体42と一体に
移動可能な部材としての環状溝42hと、固定部材とし
ての区画部材52の板面52aとによって区画されてい
る。なお、収容空間55は、プーリ主体42の環状溝4
2hと区画部材52の板面52aとで区画されていた
が、これには限定されない。例えば、プーリ主体42の
区画部材52寄りに、プーリ主体42に接続された別部
材を設けて、この別部材に形成した環状溝と区画部材5
2とで収容空間55を区画してもよく、要はプーリ主体
42と区画部材52との間に区画されていればよい。
【0032】慣性部材51は、例えば、球からなり、複
数が収容空間55内に配置されている。慣性部材51の
直径は、上述の錐面42kと板面52aとの両面に同時
に接することのできる寸法とされている。本可変径プー
リが回転すると、それに伴って、慣性部材51は、遠心
力を受けて、径方向外方へ押し動かされ、収容空間55
内の対向する2面、すなわち、錐面42kと板面52a
との両面に接しつつ付勢する。
【0033】なお、プーリ主体42の環状溝42hの錐
面42kまたは区画部材52の板面52aに放射状に複
数の凸部を形成して、収容空間55内に慣性部材51が
周方向等間隔に配置されるようにしてもよい。このよう
にすれば、慣性部材51が周方向に均等に配置されるの
で、回転軸41や回転軸41を支える軸受等にかかる力
が周方向で等しくなり、回転軸や軸受に対する負荷が減
り、これらの耐久性を向上することができる。
【0034】次に、この可変径プーリの動作を説明す
る。図5は、図2の可変径プーリの概略構成の断面側面
図であり、動作状態で、動力伝達リングがプーリ主体に
対して同心の状態を示す。エンジンの回転速度が増大す
ると、移動手段50が動作する。すなわち、慣性部材5
1に働く遠心力が増大し、慣性部材51が収容空間55
内を径方向外方に移動し(矢印M1)、これに伴って、
一方のプーリ主体42を軸方向に押す推力を得ることが
できる。この推力によって、プーリ主体42がプーリ主
体43へ近づく(矢印M2)。
【0035】移動手段50が一方のプーリ主体42を他
方のプーリ主体43側へ移動させると、両プーリ主体4
2,43が一体に回転して回転軸41に対して互いに等
しい回転角変位を生じ、これに伴って、両プーリ主体同
士は、互いに等しいストロークで近接する(矢印M2,
M3)。従って、ベルト2の幅方向中心位置は回転軸4
1に対して一定に維持されつつ、動力伝達リング45の
接触径が変化して大きくなる(矢印M4)。
【0036】回転速度が増すと、遠心力が増大し、それ
とともに、慣性部材51の旋回径も増大する。やがて、
動力伝達リング45と回転軸41の中心軸線41eとが
同心状態となる。また、減速時には、移動手段50で
は、慣性部材51の遠心力は減少する。これに伴って、
両プーリ主体同士は離間し易くなる。さらに、両プーリ
主体は、回転軸41に対して回転位相ずれを生じるよう
に負荷トルクを受ける。この負荷トルクによる回転角変
位が変換機構によって、軸方向変位に変換される結果、
両プーリ主体同士が離間するように移動し、動力伝達リ
ング45は、回転軸41の中心軸線41eに対して偏心
状態に戻る。
【0037】このように本実施の形態によれば、両プー
リ主体同士が互いに等しいストロークで近接することに
よって、ベルト2の中心位置を一定に維持できるので、
ベルト外れを防止することができ、また、ベルト変形を
防止できてベルト2の耐久性を向上することができる。
しかも、移動手段50を各プーリ主体ごとにそれぞれ設
ける必要がないので、可変径プーリを簡単な構造にでき
る結果、小型化することができる。
【0038】また、トルクカム機構によって、各プーリ
主体に負荷される伝達トルクが、両プーリ主体同士を互
いに近接させようとする力に変換され、伝達トルクに応
じたベルト挟持力を発生させることができるので、十分
な大きさのベルト挟持力が得られる。また、例えば、各
補機の駆動状況の変化により、ベルト2の張力が変動し
た場合、動力伝達リング45は、移動手段50の付勢力
と釣り合う所まで、プーリ主体42,43の間隔を拡げ
て可変径プーリの径方向内方へ移動し、ベルト2の張力
変動を吸収することができる。
【0039】また、変換機構Hにねじ結合を採用してい
るので、簡単な構造で確実な変換が可能である。また、
変換効率の設定も容易である。例えば、変換機構の伝達
効率の設定は、ねじの傾斜角、ねじれ角によって容易に
設定することができる。また、回転速度の増大に伴いプ
ーリ主体42を押す慣性部材51によって、簡単な構造
にて変速比を変更できる。特に、自動車の補機駆動用に
好適である。
【0040】本可変径プーリ4は、小型であるので、増
速機の従動側の小径プーリに適用する際に、駆動側のプ
ーリの大型化を回避することができる。また、従動側に
適用されているので、オルタネータ以外の補機に対する
影響を防止できる。また、小径プーリであるので、変速
に際してのプーリの張力を保つためのテンションプーリ
10の移動量も少なくて済み、付勢手段11を小型化で
きる。
【0041】また、回転速度が低下する際には、上述の
ようにベルト張力およびトルクカム機構Hによって、プ
ーリ主体同士を離間させることができる。従って、プー
リ主体同士を離間させるための構成、例えば、ばね等を
省くことができ、その結果、構造を簡素化できる結果、
小型の可変径プーリを実現できる。また、ベルト中心を
常に一定に維持できるので、Vリブベルトを動力伝達リ
ング45に巻き掛けて使用できる。この場合には、Vリ
ブベルトと動力伝達リングとによる高強度および高耐久
性によって、より一層小型化することができる。また、
動力伝達リング45を介して、トルクカム機構によるベ
ルト挟持力をベルトに伝えるので、ベルトの変形を防止
できる。
【0042】また、第1の連結手段によって両プーリ主
体同士を一体回転できるので、両プーリ主体間に回転方
向のすべりを防止でき、各プーリ主体の移動ストローク
が異なることを防止でき、ベルト中心位置を確実に維持
できる。次に、第2の実施の形態を説明する。図6は、
本発明の第2の実施の形態にかかる可変径プーリの概略
構成の断面側面図であり、動力伝達リングがプーリ主体
に対して偏心した状態を示す。図7は、図6の可変径プ
ーリの概略構成の断面側面図であり、動作状態で、動力
伝達リングがプーリ主体に対して同心の状態を示す。
【0043】第2の実施の形態では、移動手段50の構
成が、第1の実施の形態と異なっている。なお、第1の
実施の形態と同様の部分については、同じ符号を付して
説明を省略する。移動手段50は、速度に応じて供給さ
れる油を受け入れて油圧力を生じさせるシリンダ61
と、このシリンダ61に油を供給するための油路62と
を備えている。また、油路62に油を供給するための油
圧源70が設けられている。
【0044】シリンダ61は、プーリ主体42の動力伝
達面42aの反対側に形成された環状突起42mと、こ
の環状突起42mに嵌合する環状凹部56aとで構成さ
れている。環状凹部56aは、プーリ主体42に向けて
開口しており、環状凹部56aと環状突起42mとは、
回転軸41の軸方向に移動可能に嵌め合わされ、嵌合部
はOリング57によってシールされている。環状凹部5
6aは、固定部材56に形成されており、固定部材56
は、プーリ主体42に隣接してワッシャ53を介してナ
ット54によって回転軸41に固定されている。回転軸
41や固定部材56に、環状凹部56aの内奥部に至る
上述の油路62が設けられている。
【0045】油路62は、固定部材56を径方向に延び
る部分62aと、この部分62aに連通して回転軸41
内を径方向に延びる部分62bと、この部分62bに連
通して回転軸41内を軸方向に延びる部分62cと、こ
の部分62cの端部に接続されて回転軸41内を軸方向
に傾斜して延びる部分62dと、この部分62dに連通
して後述するオイルポンプ等の油圧源70からの管71
を接続できる接続部材63とを有している。接続部材6
3は、その中央部で回転軸41に嵌合されており、回転
軸41に対して回転自在、且つシール部材64によって
封止状態とされている。
【0046】ここで、油圧源70としては、例えば、エ
ンジンのオイルポンプを例示できる。この場合には、オ
イルポンプと本可変径プーリ4とが同じエンジンで駆動
されるので、エンジンの回転速度に応じてオイルポンプ
は油を供給することができる結果、回転速度が早くなる
ほど高い油圧力によってシリング61はプーリ主体42
を付勢することができる。また、オイルポンプを、移動
手段50の駆動用に兼用できるので、エンジン補機シス
テム全体の構造を簡素化することができる。なお、オイ
ルポンプの構造は、特に限定されない。
【0047】油圧源70からの油は、図7に示すよう
に、接続部材63から、油路62を通じて、環状凹部5
6aの内奥部に供給される(矢印F)。環状凹部56a
内で、油圧は、環状突起42mを軸方向に付勢して押し
動かし(矢印F10)、プーリ主体42がプーリ主体4
3に近づく(矢印M2)。このとき、両プーリ主体同士
は、同じストロークで接近するので(矢印M2,M
3)、ベルト2の中心位置を維持することができる。
【0048】このように本実施の形態によれば、シリン
ダ61による油圧力で確実に変速操作することができ
る。なお、上述の実施の形態では、移動手段としては、
シリンダ61によるものと、慣性部材51を備えたもの
とを例示したが、これには限定されない。要は、回転速
度に応じて付勢しつつ、一方のプーリ主体42を他方の
プーリ主体43に近づける方向に移動させるものであれ
ばよい。例えば、移動手段としては、回転速度に応じて
回転角を制御できるモータと、このモータによる回転角
をプーリ主体42の軸方向移動量に変換する変換機構と
を設けてもよい。
【0049】また、本可変径プーリ4を、パワーステア
リング用オイルポンプの駆動用、エアーコンディショナ
用コンプレッサの駆動用等に適用してもよい。その他、
本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施す
ことが可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、以下の効
果を奏する。すなわち、ベルトの中心位置を一定に維持
できるので、ベルト外れを防止することができ、また、
ベルト変形を防止できてベルトの耐久性を向上すること
ができる。しかも、移動手段を各プーリ主体ごとにそれ
ぞれ設ける必要がないので、可変径プーリを簡単な構造
にできる結果、小型化することができる。
【0051】また、変換機構によって、伝達トルクに応
じたベルト挟持力を発生させることができるので、十分
な大きさのベルト挟持力が得られる。請求項2に係る発
明によれば、請求項1にかかる発明の効果に加えて、ね
じ結合を用いた簡単な構造で確実な変位の変換が可能で
ある。また、変換効率の設定も容易である。
【0052】請求項3に係る発明によれば、請求項1ま
たは2にかかる発明の効果に加えて、遠心力によりプー
リ主体を押す移動手段によって、簡単な構造にて変速比
を変更できる。特に、自動車の補機駆動用に好適であ
る。請求項4に係る発明によれば、請求項1または2に
かかる発明の効果に加えて、シリンダによる油圧力で確
実に変速操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる可変径プー
リを含む無段変速機を備えたエンジン補機システムの概
略構成図である。
【図2】図1の可変径プーリの概略構成の断面側面図で
あり、動力伝達リングがプーリ主体に対して偏心した状
態を示す。
【図3】図2の可変径プーリの正面図である。
【図4】図2の可変径プーリの主要部の分解斜視図であ
る。
【図5】図2の可変径プーリの概略構成の断面側面図で
あり、動作状態で、動力伝達リングがプーリ主体に対し
て同心の状態を示す。
【図6】本発明の第2の実施の形態にかかる可変径プー
リの概略構成の断面側面図であり、動力伝達リングがプ
ーリ主体に対して偏心した状態を示す。
【図7】図6の可変径プーリの概略構成の断面側面図で
あり、動作状態で、動力伝達リングがプーリ主体に対し
て同心の状態を示す。
【符号の説明】
4 可変径プーリ 2 ベルト 41 回転軸 42 一方のプーリ主体 43 他方のプーリ主体 42a,43a 動力伝達面 45 動力伝達リング 45b 外周面 50 移動手段 51 慣性部材 52 区画部材(区画する部材) 55 収容空間 61 シリンダ R1 第1の連結手段 R2 第2の連結手段 H 変換機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の周囲を取り囲み軸方向に相対移動
    自在に設けられた一対のプーリ主体と、 これらプーリ主体の互いの対向面にそれぞれ形成された
    一対のテーパ状の動力伝達面と、 これら一対の動力伝達面によって両プーリ主体の軸心に
    対して偏心可能に挟持され、且つ外周面にベルトが巻き
    掛けられる動力伝達リングと、 回転速度に応じて付勢しつつ、一方のプーリ主体を他方
    のプーリ主体に近づける方向に移動させる移動手段と、 両プーリ主体同士を互いの軸方向相対移動を許容しつ
    つ、一体回転可能に連結する第1の連結手段と、 各プーリ主体を回転軸にそれぞれトルク伝達可能に連結
    する一対の第2の連結手段とを備え、 上記一対の第2の連結手段は、両プーリ主体同士を互い
    に等しいストローク量で近接させるように、それぞれ対
    応するプーリ主体の回転軸に対する回転角変位と軸方向
    変位とを相互に変換する一対の変換機構を含むことを特
    徴とする可変径プーリ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の可変径プーリにおいて、 上記一対の変換機構は、各プーリ主体と回転軸との間に
    形成された、一対の互いに逆巻きのねじを含むことを特
    徴とする可変径プーリ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の可変径プーリに
    おいて、 上記移動手段は、遠心力によって旋回径を増大させて一
    方のプーリ主体を他方のプーリ主体側へ押す慣性部材
    と、この慣性部材を収容する空間を径方向外方へ行くに
    従って狭まるように一方のプーリ主体との間に区画する
    部材とを含むことを特徴とする可変径プーリ。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の可変径プーリに
    おいて、 上記移動手段は、速度に応じて供給される油を受け入れ
    て油圧力を生じさせるシリンダを含むことを特徴とする
    可変径プーリ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017133647A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 ダイハツ工業株式会社 回転軸構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017133647A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 ダイハツ工業株式会社 回転軸構造

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