JPH11508757A - ケーブルシール - Google Patents

ケーブルシール

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JPH11508757A
JPH11508757A JP9504899A JP50489997A JPH11508757A JP H11508757 A JPH11508757 A JP H11508757A JP 9504899 A JP9504899 A JP 9504899A JP 50489997 A JP50489997 A JP 50489997A JP H11508757 A JPH11508757 A JP H11508757A
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ダム,イェスペル
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エヌ・ヴェ・レイケム・ソシエテ・アノニム
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ケーブルと該ケーブルの一部分を包囲するケーシングとの間を封止するシール部品であって、該シール部品は:(a)複数の実質的に同心状とした可脱部(5)を有する壁部材(3)であり、上記複数の可脱部(5)を選択的に脱着除去することにより上記壁部材(3)を貫通する所望の直径を有するケーブル開口を形成するようにした、壁部材(3);及び(b)上記壁部材(3)により支持される封止材(9)であって、使用時、上記壁部材(3)におけるケーブル開口(7)を貫通して延びるケーブルの周囲を封止するようにした、封止材(9)を有し、使用時、上記壁部材(3)の可脱部(5)を脱着除去して上記封止材(9)の対応する部分を除去することにより該封止材(9)を貫通する所望の直径を有するケーブル開口を形成するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーブルシール 本発明は、ケーブルと該ケーブルの一部分を包囲するケーシングとの間を封止 する、ケーブルシールに関するものである。上記ケーシングはケーブルスプライ スクロージャケーシングを構成するようにしてもよく、したがって、更に、本発 明は、1つ又は複数のそのようなケーブルシールを含んだケーブルスプライスク ロージャに関するものである。更にまた、上記ケーシングは、それに代えて、ダ クトの一端部に取り付けて封止するようにしてもよく、したがって、本発明は、 1つ又は複数のケーブルシールを含むダクトシール器具に関するものである。ケ ーブルとは、通信ケーブル(導体又は光ファイバケーブル)、電気ケーブルもし くはその他の導体ケーブル、ワイヤ、又は、光ファイバ等をいうものとする。 米国特許第4857672号及び第4822954号は、それぞれ、ケーブル クロージャの一端部の内方に延びる1つ以上のケーブルを収容するようにした、 ケーブルクロージャエンドキャップを開示している。このエンドキャップは、互 いに対向するように配置されるとともに少なくとも1つの縦長ケーブル穴を有す る壁部材を形成した、第1及び第2エンドキャップにより構成される。各ケーブ ル穴は、横断隔壁部により互いに間隔をあけて配置された、複数の実質的に同心 状の円筒リング部材により画定される。この同心状リング部材は、種々のサイズ のケーブルを収容するように選択して切り出すようになっている。 本発明の第1の局面は、ケーブルと該ケーブルの一部分を包囲するケーシング との間を封止するシール部品であって、該シール部品は: (a)複数の実質的に同心状とした可脱部を有する壁部材であり、上記複数の 可脱部を選択的に脱着除去することにより上記壁部材を貫通する所望の直径を有 するケーブル開口を形成するようにした、壁部材;及び (b)上記壁部材により支持される封止材であって、使用時、上記壁部材にお けるケーブル開口を貫通して延びるケーブルの周囲を封止するようにした、封止 材を有し、 使用時、上記壁部材の可脱部を脱着除去して上記封止材の対応する部分を除去 することにより該封止材を貫通する所望の直径を有するケーブル開口を形成する ように構成した、シール部品を提供することにある。 本発明のシール部品は、1つの又は各壁部材に加えて、上記壁部材により保持 される封止材を含み、該壁部材の可脱部を除去した際、対応する封止材の一部分 をも、好ましくは、自動的に除去することにより封止材を貫通して所望の直径を 有するケーブル開口が形成されるという利点がある。これは、封止材を介して各 ケーブルの周囲を実質的に水密封止して種々のサイズ範囲のケーブルを収容可能 なシール部品とすることができるので有利である。更に、上記シール部品は種々 のサイズ範囲のケーブルを封止するのに十分な量の封止材を備え、該シール部品 を、特定サイズのケーブルにぴったりと適合させるには、作業者は単に適当な量 の封止材を除去するだけでよいという利点がある。 シール部品は、貫通して延びる、1つ又は複数のケーブル開口を有するものと される。そのような2つ又はそれ以上のケーブル開口を有するのであれば、各開 口は自前の実質的に同心状に連続した一連の可脱部を有するようにする。本発明 のシール部品は、貫通する1つ又は複数のケーブル開口を前以て設けるか又は設 けなくともよく、すなわち、作業者は開口を得るために当該シール部品の一部分 を除去するか又は除去しなくともよい。シール部品に、既に貫通する1つ又は複 数のケーブル開口が設けられておれば、これらケーブル開口のうち、ケーブルを 含まない開口には、それぞれ、プラグ部材を装着するようにする。 更に、上記シール部品は、好ましくは、第1壁部材と実質的に平行とされると ともに該第1壁部材の各可脱部と対応した複数の実質的に同心状の可脱部を有す る、第2壁部材を用いて構成し、上記可脱部を選択的に脱着除去して該第2壁部 材を貫通する所望の直径を有するケーブル開口を形成するようにする一方、上記 2つの壁部材間に封止材が保持されるようにする。使用時、各壁部材は互いに加 圧されて該封止材を圧縮するとともに当該壁部材を貫通して延びるケーブルに対 して上記封止材の一部分を横方向に内方に移動するようにすると有利である。ま た、好ましくは、封止材を長手方向に圧縮することにより上記封止材の幾らかを 横方向にケーシングに対して外方に移動するようにする。このようにして、ケー ブルとケーシング間が気密封止されるようにすることが好ましい。 シール部品の可脱部の除去は、好ましくは、該シール部品の残りの部分から可 脱部を、切断、引き裂き又は引っ張りにより行えるようにする。上記壁部材の各 可脱部間に、厚み及び/又は強度を低減した部分を設け、それら可脱部を切断し 易く及び/又は折れ易くすると有利である。上記壁部材の可脱部は、それに代え て、例えば、分離可能とした連結部により構成するようにしてもよい。 上記可脱部は、好ましくは、実質的に環状又は半環状として断面形状が概略円 形とされるケーブルと一致するようにする。一方、上記可脱部は、当該シール部 品の特別の要求に準じて種々の形状のものとすることができる。例えば、単一の ケーブル開口に2つ又はそれ以上のケーブルを収容することが要求されるかもし れず、このような場合、可脱部の断面形状を、例えば、長円形又は半長円形とす ることができる。 本発明の好ましい実施例において、壁部材における各可脱部は少なくとも1つ の止め部を有し、各ケーブル開口の直径が選定され、少なくとも1つの止め部を 設け、使用時、実質的に、壁部材におけるケーブル開口を貫通するケーブルへ封 止材が滲出するのを防止するようにする。これは、封止すべきケーブルの直径を どれ程の大きさとすべきか、したがって、当該シール部品から幾つの可脱部を除 去する必要があるかについては重要なことではなく、封止材は常に均等に良好な 状態とされるという利点がある。 各止め部(ここで提示されるもの)は、好ましくは、使用時、当該シール部品 を貫通して延びる、封止材の一部分とケーブルとの間に延びるようにする。より 好ましくは、各止め部は、そのようなケーブルに概略かつ実質的に平行に延びる ようにする。上記止め部は、例えば、封止材に向かって対面する1つの又は各壁 部材の主面から突出するようにしてもよい。好ましくは、各止め部は、例えば、 隣接する止め部、即ち、隣接する可脱部の一部分を構成する止め部からギャップ を介して分離するようにする。各隣接する止め部間に、封止材及び/又は空気が 設けられる。実施例において、シール部品は、それらの間に封止材を有する一対 の壁部材により構成し、好ましくは、各壁部材が一連の止め部を有し、より好ま しくは、各止め部が互いに間隔をあけて配置され、少なくとも、壁部材が互いに 対向するように加圧されて初めて封止材を圧縮するようにされる。 各止め部(ここで提示されている)は可撓性を有するものとし、例えば、該止 め部がケーブルに適合するようにすると有利である。更に、有利なものとするに は、使用時、封止材が加圧され、1つの又は各止め部を、当該ケーブル部品を貫 通して延びるケーブルに密接するように該ケーブルに対し撓曲する。ケーブルに 対し止め部を撓曲させることにより、さもないと、一般的に、封止材が漏出して しまうかもしれないような、壁部材とケーブル間のギャップが実質的に閉鎖され るから、封止材の圧縮は、もしそうしなければ、ケーブル開口から封止材が滲出 することになるけれども、上記封止材の保持を促進し、すなわち、少なくとも悪 化させることもないという利点がある。 1つの又は各止め部は、一部分を構成する可脱部の残りのものと実質的に同じ 断面形状を有するようにすると有利である。例えば、上記止め部は円形、半円形 、長円形又は半長円形とされ、例えば、概略、円筒状又は半円筒状とされる。更 には、それに代えて、各止め部は1つ又は複数のフラップ又は片により構成する ようにしてもよい。 使用時、壁部材の可脱部が除去される際に除去される封止材の各部分は、好ま しくは、ギャップを介して壁部材における隣接する可脱部と分離するようにする 。このギャップは壁部材及び封止材部分の除去を容易なものとし、例えば、ナイ フとかその他の切断工具用に封止材が存在しない領域を設けると有利である。幾 つかの封止材と壁部材部分間のギャップが存在する領域は、破損し易い部分、即 ち、壁部材の厚み及び/又は強度を低減した部分により連結するようにしてもよ い。使用時、シール部品の封止材が加圧されて該封止材の一部分が上記したよう なギャップに押し込まれるようにすると有利である。 本発明のシール部品は、好ましくは、分割してその各ケーブル開口内にケーブ ルを横入れ可能となるようにする。シール部品は、例えば、2つ又は3つ又はそ れ以上に分割可能に、例えば、半割片部材により構成され、各分割片部分が互い に組み合わされて1つ又は複数のケーブル開口が形成されるようになっている。 それに代えて、シール部品は完全に分割せず、即ち、分割部を、当該シール部品 の外周部から各ケーブル開口まで延びるスリットにより構成し、これにより各ケ ーブル開口が開放されて横入れ式でケーブルを受け入れるようにすることができ る。 各壁部材は、好ましくは、封止材よりも硬い(例えば、スチーブンズ−フォー ランド(Stevens-Volland)組織分析器により測定)ものとされる。壁部材は、 例えば、ポリプロピレン等のプラスチック材料とか、例えば、エラストマー、特 に、天然もしくは合成ゴム等の弾性材料により形成されるのが好ましい。上記封 止材は、例えば、ゲル(詳細に下記する)、発泡高分子材料、エラストマー材料 及び/又はマスチック又はそれと同類のものにより構成することができる。更に は、上記封止材は、それに代えて、接着材料、特に、感圧接着材料により構成し てもよい。 シール材料は、好ましくは、スチーブンズ−フォーランド硬度(すなわち、ス チーブンズ・フォーランド組織分析器により測定された硬度)80g以下、より 好ましくは、70g以下、特に、60g以下とされる。特に好ましい硬度範囲は 45g〜60gである。更に、それに代えて、シール材料は、ASTMD217 により測定して、少なくとも、50(10-1mm)、より好ましくは、少なくと も100(10-1mm)、更に好ましくは少なくとも200(10-1mm)より 大きく、かつ、好ましくは400(10-1mm)より小さく、更に好ましくは、 350(10-1mm)を超えないものとされる。 前述したように、特に好ましいシール材料はゲルである。このようなゲルには 、例えば、シリコンゲル、ユリアゲル、ウレタンゲル、熱可塑性ゲル、又は、そ の他の適当なゲルもしくはゲロイドシール材料がある。好ましいゲルは、液(例 えば油)−増量ポリマーコンパウンドである。ゲルのポリマーコンパウンドは、 例えば、エラストマー又は比較的硬いブロックとか、比較的弾性に富んだブロッ クを有する、ブロック共重合体がある。そのような共重合体には、例えば、国際 特許出願公報WO88/00603に開示される、スチレン−ブタジェン又はス チレン−イソプレン2もしくは3ブロック共重合体等のスチレンジエンブロック 共 重合体がある。一方、上記ポリマーコンパウンドには、好ましくは、例えば、日 本国のクラレ(Kuraray)により商標‘Septon’をもって販売されている 、1つ又はそれ以上のスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重 合体がある。上記ゲルに採用できるエキステンダー液は、好ましくは、油である 。この種の油には、炭化水素油、例えば、パラフィン系油もしくはナフテン系油 とか、合成油、例えば、ポリブテン油もしくはポリプロペン油とか、又は、これ らの混合物がある。好ましい油には、非芳香族パラフィン及びナフテン系炭化水 素油の混合物がある。上記ゲルは添加剤、例えば、湿掃去剤(例えば、塩化ベン ゾイル)、酸化防止剤、顔料、殺カビ剤を含むものであってもよい。 上述したように、本発明の第1局面に係るシール部品の好ましい用途は、ケー ブルスプライスクロージャの一部分として使用することである。したがって、本 発明の第2の局面は、ケーブルスプライスを封入するケーシング、及び、上記ケ ーシングの一端部を封止するように上記本発明の第1局面の1つ又は複数のシー ルにより構成したケーブルスプライスクロージャを提供することである。 上記シール部品のもう1つの好ましい用途は、1つ又は複数のケーブルを貫通 させるダクトの封止に使用することである。したがって、本発明の第3の局面は 、ダクトの一端部に取り付けて封止するケーシングと、本発明の第1局面に係る シール部品であって、上記ケーシングと該ケーシング及び上記ダクトを貫通して 延びる1つ又は複数のケーブル間を封止するようにした、1つ又は複数のシール 部品とにより構成したダクトシール器具を提供することである。 さて、本発明 の一実施例を、以下の添付図面を参照しながら説明する: 図1は、本発明のシール部品を示し; 図2は、図1に示すシール部品の詳細図を示し; 図3は、本発明に係る2つのシール部品を含んだケーブルスプライスクロージ ャを示す。 図1は本発明のシール部品1を示し、該シール部品1は、複数の実質的に同心 状の可脱部5を有する1対の壁部材3により構成され、これら可脱部5は選択的 に剥ぎ取って上記壁部材3を貫通して延びる所望の直径を有する、ケーブル開口 7を形成するものである。これら壁部材3間に、封止材料(好ましくはゲル)9 が設けられる。使用時、壁部材3は加圧されて互いに近接させられ、該壁部材3 間の封止材が横方向にケーブル開口7の内方に向かって移動させられ、該ケーブ ル開口内にケーブルを封止するとともに当該シール部品の周囲を横方向に外方に 向かって移動させられ、よって、当該シール部品が配置されているケーシングを 封止する。図1bに示すように、シール部品1はケーブル開口7を通して2つに 分割され、各分割片は、それぞれ、ケーブル開口部分を有し、ケーブル開口にケ ーブルを横入れするようになっている。これら2つの分割片部材を接合すると、 各分割片部材における封止材が分割溝を封止するという利点がある。 図2は、上記シール部品の一方の片部材におけるケーブル開口領域を更に詳細 に示す。上記片部材は半円筒状の凹部を形成した半割ケーブル開口を有する。当 該シール部品により、除去された可脱部5を除いたケーブル開口が最小限の適正 サイズの直径をもって封止されるという利点がある。上記シール部品は、それに 代えて、最初からケーブル開口を有さず、中心部の可脱部を除去したときに初め て開口が形成されるようにすると有利である。各壁部材の同心状可脱部5は、切 断工具(例えばナイフ)により切除可能とされる、厚みを減らした同心状部分1 1により互いに分離されている。 壁部材における各可脱部5を一体連結する部分は、ケーブル開口におけるケー ブルと隣接する封止材を保持する止め部13とされる。これらの一体連結部分は 、封止材と対面する壁部材の主面部からケーブル開口7と実質的に同心状に突出 した壁部材の半円筒状部により構成される。各止め部13は可撓性を有するもの とすると有利であり、(例えば各壁部材3を互いに近づけるようにして)封止材 9を圧縮したとき、ケーブル開口におけるケーブルに各止め部を、例えば、図2 中に破線で示すように密接させ、これら止め部を上記ケーブルに折り曲げるよう にするのが好ましい。この止め部の折り曲げ操作を容易化するために、該止め部 にスリットを設けて2つ又はそれ以上のフラップ又はそれと類似のものを形成す るようにする。各可脱部5は、選択されるケーブル開口直径に対し、それ自体の 止め部13を有しているから、少なくとも1つの止め部が、ケーブル開口におい て ケーブルに隣接する封止材の滲出を防止することとなる。 図2から解るように、壁部材3における各可脱部5は、使用時、可脱部5が取 り除かれた際に除去される、対応する封止材部分9を有する。そのように除去さ れる各封止材9の部分は、壁部材における隣接する各可脱部5とギャップ15を 介して分離される。壁部材における厚みが減じられた切断可能な各部分11がそ れぞれギャップ15をまたがって設けられており、したがって、封止材9の対応 する部分は、上記部分11が設けられていない場合よりも、より簡単に除去する ことができる。封止材は、好ましくは、ギャップ15が形成し易いように高度の 凝集性を有するものとし、そのためには、ゲルが理想的な封止材である。特に、 ギャップ15は、一方の壁部材3から他方の壁部材3まで延び、よって、封止材 の各対応部分が隣接部分と完全に分離されるようにするのが好ましい。一方、こ のように必ずしもしなくともよく、封止材9と隣接する各止め部13間で各ギャ ップ15が各壁部材3の内方に向かう主面と直接隣接するようにすれば十分であ る。使用時、封止材が圧縮された際、該封止材がギャップ15を実質的に充満す るようにすると有利である。したがって、好ましくは、封止材の量は各ギャップ 15を充満してケーブル開口においてケーブルを封止するのに十分なものとする 。 図3(a)〜(c)は、本発明のケーブルシール部品を利用した、ケーブルス プライスクロージャの好ましい実施例を示す。このクロージャは、ベース17と カバー19を有するケーシングと、上記ベースとカバー間を封止するOリングシ ール21とにより構成される。各シール部品1が上記ベース17の両端部に挿入 され、上記カバー19がそれらのシール部品の上部を閉鎖する。図3に示される 各シール部品1は、それぞれ、4つのケーブル開口7を有する。プラグ23は使 用されないケーブル開口に取り付けて該開口を封鎖する。また、上記ケーシング に各ケーブル27を固定するための固定部材25が図示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,BB,BG,B R,BY,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,IS ,JP,KP,KR,KZ,LK,LT,LU,LV, MG,MK,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,S G,SI,SK,TJ,TM,TR,UA,US,UZ ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ケーブルと該ケーブルの一部分を包囲するケーシングとの間を封止するシー ル部品であって、該シール部品は: (a)複数の実質的に同心状とした可脱部を有する壁部材であり、上記複数の 可脱部を選択的に脱着除去することにより上記壁部材を貫通する所望の直径を有 するケーブル開口を形成するようにした、壁部材;及び (b)上記壁部材により支持される封止材であって、使用時、上記壁部材にお けるケーブル開口を貫通して延びるケーブルの周囲を封止するようにした、封止 材を有し、 使用時、上記壁部材の可脱部を脱着除去して上記封止材の対応する部分を除去 することにより該封止材を貫通する所望の直径を有するケーブル開口を形成する ように構成した、シール部品。 2.第1壁部材と実質的に平行に設けられるとともに上記第1壁部材における実 質的に同心状の各可脱部と対応した複数の実質的に同心状の可脱部を有する、第 2壁部材を備え、上記可脱部を選択的に脱着除去することにより上記第2壁部材 を貫通して所望の直径を有する対応ケーブル開口を形成し、上記2つの第1及び 第2壁部材間に封止材を保持するようにした、第1項記載のシール部品。 3.第1及び第2壁部材を互いに圧縮して封止材に加圧するとともに上記第1及 び第2壁部材を貫通して延びるケーブルに対し上記封止材の部分を横方向に移動 させるようにした、第2項記載のシール部品。 4.更に、壁部材における各可脱部に、選択され得る各ケーブル開口の直径に対 して少なくとも1つの止め部を形成し、該止め部により、使用時、上記壁部材に おけるケーブル開口を貫通するケーブルに隣接する封止材の滲出を実質的に防止 するようにした、第1項〜第3項のいずれかに記載のシール部品。 5.各止め部が、使用時、封止材の部分と当該シール部品を貫通するケーブルと の間に延びている、第4項記載のシール部品。 6.各可脱部が可撓性を有する、第4項又は第5項に記載のシール部品。 7.第5項に記載の封止材を加圧することにより該封止材の部分を当該シール部 品を貫通して延びるケーブルに密接するように、該ケーブルに対し止め部を撓曲 した、第6項記載のシール部品。 8.使用時、1つの又は両壁部材の可脱部が脱着除去される際、除去される封止 材の部分が上記1つの又は両壁部材における隣接する各可脱部からギャップを介 して離隔されている、第1項〜第7項のいずれかに記載のシール部品。 9.使用時、封止材を加圧することにより1つの又は各ギャップに封止材の一部 分を押し込めるようにした、第8項記載のシール部品。 10.分割され、そのケーブル開口にケーブルを横入れ可能に構成した、前記請 求項のいずれかに記載のシール部品。 11.少なくとも使用時、壁部材及び封止材がそれらを貫通して延びる複数のケ ーブル開口を有する、第1項〜第10項のいずれかに記載のシール部品。 12.ケーブルスプライスを封入するケーシングと、上記ケーシングの一端部を 封止する、前記請求項のいずれかに記載の1つ又は複数のシール部品とにより構 成した、ケーブルスプライスクロージャ。 13.ダクトの一端部に取り付けて封止するケーシングと、上記ケーシングと該 ケーシング及び上記ダクトを貫通して延びる1もしくは複数のケーブル間を封止 する、前記請求項のいずれかに記載の1つ又は複数のシール部品とにより構成し た、ダクト封止器具。
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