JPH11508756A - 新規なブラシホルダーを有するブランクホルダー組立体 - Google Patents
新規なブラシホルダーを有するブランクホルダー組立体Info
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- JPH11508756A JPH11508756A JP9504063A JP50406397A JPH11508756A JP H11508756 A JPH11508756 A JP H11508756A JP 9504063 A JP9504063 A JP 9504063A JP 50406397 A JP50406397 A JP 50406397A JP H11508756 A JPH11508756 A JP H11508756A
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Abstract
(57)【要約】
ブラシホルダーは数多くのブラシカード組立体に使用するのに好適となるような全体的な特徴を含む。ブラシホルダーは組合わされるブラシと、ブラシを整流子へ向かって押圧するように組合わされたばね帯材を位置決めする一体の位置決め具とのガイドを行う。ブラシホルダーは単独に形成されることができ、または複数のブラシホルダーが一体に形成され、一体の母線バーで結合されることができる。
Description
【発明の詳細な説明】
新規なブラシホルダーを有するブランクホルダー組立体
関連出願および参照による組み入れ
本願は1994年 4月29日付けで出願された米国特許出願第 08/234737号の一部継
続出願である1995年 6月28日付けで出願された米国特許出願第 08/495135号の一
部継続出願である。これらの出願の開示技術は参照することで本明細書に組み入
れられる。発明の分野
本発明は一般に、例えば直流(D.C.)モーターのような回転電気機械に係
わり、特にそれらの機械のブラシホルダー組立体(すなわちブラシカード組立体
)に関する。発明の背景および概要
本出願人の上記引用出願の後者で言及したように、米国特許第 4559465号(ガ
グニュークス氏)、第 4354128号(チュー氏他)、第 4782261号(クレヴリング
・ジュニア氏他)、第 4994701号(ブリック氏)、第 4366404号(ジーグラー氏
)および第 4409508号(オオキ氏)は各種形態のブラシホルダー組立体を記載し
ている。
本出願人の上記引用特許出願は、新規な形態のブラシホルダーおよびブラシホ
ルダー組立体を含んでいる。これらの新規な形態のブラシホルダーの一つの重要
な特性は、各種のブラシホルダー組立体に使用できるという全体的な特徴にある
。例えばパワーウィンドウの昇降装置、冷房モジュールなどに使用されるように
、自動車に一般的に使用されている形式のD.C.電気モーターに対する使用に
関しては、これらの新規な形態は、多極の、単速および多速モーターを含めて各
種の応用例に使用できる。このような新規な形態の一つの利点は、ブラシホルダ
ー組立体の部品点数を減少させてブラシホルダー組立体の製造作業を減らし、こ
れにより価格効率の一層優れた製造を行えるようにすることである。他の利点は
、空間利用性を改善したブラシホルダー組立体を与えることである。
本出願人の上記引用出願で開示された一実施例は、多極単速モーター用のブラ
シホルダー組立体を含み、このブラシホルダー組立体はベース部材すなわちブラ
シカードを含んでなり、このベース部材は中央開口と、その周囲に90°の角度
間隔を隔てて配置された細長い溝とを有している。ブラシホルダーを一組の直径
方向両側の溝に位置決めするために、内側母線バー部材がブラシカードに配置さ
れている。内側母線バー部材のブラシホルダーはブラシカードの一方の表面に配
置されており、これらの直径方向両側のブラシホルダーを連結する一体形成され
た母線バーセグメントがブラシカードの反対表面に配置されている。ブラシホル
ダーを他の一組の直径方向両側の溝に位置決めするために、外側母線バー部材が
ブラシカードに配置されている。外側母線バー部材のブラシホルダーはブラシカ
ードの一方の表面に配置される。外側母線バー部材の一体形成された母線バーセ
グメントブラシカードの他方の表面に、内側母線バーセグメントに対して間隔を
隔てて同心的に配置されている。各々のブラシはそれぞれのブラシホルダーによ
って半径方向に移動できるようにガイドされる。作用力一定のばねが各々のブラ
シホルダーに組み付けられてそれぞれのブラシを中央開口の中心へ向けて半径方
向内方へ押圧するように配置され、ブラシホルダー組立体がモーターに組み付け
られたときにブラシカードの中央開口を通される電気機械の整流子と電気的に接
触するようになされる。
本出願人の上記引用出願で開示されたブラシホルダー組立体の他の実施例は、
多極二速モーター用のものである。この実施例は二つのブラシホルダー組立体を
含み、各組立体は背中合わせの関係に配置され、絶縁ディスクを介在させて組立
てられた新規な1速用ブラシホルダー組立体の全体的な特徴を具現している。
本願は多極2速用のブラシホルダー組立体に対するさらなる改良を開示する。
これらのさらなる改良を開示するために本明細書が与える例は上記引用出願の開
示と共通の或る特徴を有するが、これらのさらなる改良はそれ自体の新規且つ独
特な特徴を有しており、その特徴は上述で列挙した様々な応用例に使用できるよ
うな多極二速D.C.電気機械に一般的なものである。
本発明の一つの概念は、高速ブラシホルダー組立体および低速ブラシホルダー
組立体を含み、高速ブラシホルダー組立体は反対両側の軸線方向の面およびそれ
らの面の間を延在する中央開口を有する非導電性ブラシカードと、カードの一方
の面に配置され、開口のまわりに円周方向に間隔を隔てられている複数のブラシ
ホルダーと、開口の半径方向に移動できるようにブラシホルダーでガイドされた
導電性ブラシと、開口の半径方向内方へ向かってブラシを押圧するばねと、カー
ドの他方の面に配置されて第1ブラシホルダーのブラシを第2ブラシホルダーの
ブラシに電気的に連結する導電体とを含んでなり、低速ブラシホルダー組立体は
反対両側の軸線方向の面およびそれらの後者の面の間を延在する中央開口を有す
る非導電性ブラシカードと、後者のカードの一方の面に配置され、後者の開口の
まわりに円周方向に間隔を隔てられている複数のブラシホルダーと、後者の開口
の半径方向に移動できるように後者のブラシホルダーでガイドされた導電性ブラ
シと、後者の開口の半径方向内方へ向かって後者のブラシを押圧するばねと、後
者のカードの他方の面に配置されて後者の第1ブラシホルダーのブラシを後者の
第2ブラシホルダーのブラシに電気的に連結する導電体とを含んでなり、またブ
ラシカードどうしを相互に向かい合うそれらの他方の面で、および相互に当接す
る導電体で連結して導電体間に電気的連続性を確立させる手段を含み、高速ブラ
シホルダー組立体のブラシカードにおける第1および第2ブラシホルダーのブラ
シ以外の高速ブラシホルダー組立体のブラシカードにおけるブラシホルダーのブ
ラシは低速ブラシホルダー組立体のブラシカードにおけるいずれのブラシホルダ
ーのブラシとも電気的連続性を有しておらず、また低速ブラシホルダー組立体の
ブラシカードにおける第1および第2ブラシホルダーのブラシ以外の低速ブラシ
ホルダー組立体のブラシカードにおけるブラシホルダーのブラシは高速ブラシホ
ルダー組立体のブラシカードにおけるいずれのブラシホルダーのブラシとも電気
的連続性を有していないように構成された多極2速ブラシホルダー組立体に関す
る。
本発明の他の概念は、反対両側の軸線方向の面およびそれらの面の間を延在す
る中央開口を有する非導電性ブラシカードと、カードの一方の面に配置され、開
口のまわりに円周方向に間隔を隔てられている複数のブラシホルダーと、開口の
半径方向に移動できるようにブラシホルダーでガイドされた導電性ブラシと、開
口の半径方向内方へ向かってブラシを押圧するばねと、カードの他方の面に配置
されて第1ブラシホルダーのブラシを第2ブラシホルダーのブラシに電気的に連
結する導電体とを含んでなる第1速ブラシホルダー組立体、反対両側の軸線方向
の面およびそれらの後者の面の間を延在する中央開口を有する非導電性ブラシカ
ードと、後者のカードの一方の面に配置され、後者の開口のまわりに円周方向に
間隔を隔てられている複数のブラシホルダーと、後者の開口の半径方向に移動で
きるように後者のブラシホルダーでガイドされた導電性ブラシと、後者の開口の
半径方向内方へ向かって後者のブラシを押圧するばねと、後者のカードの他方の
面に配置されて後者の第1ブラシホルダーのブラシを後者の第2ブラシホルダー
のブラシに電気的に連結する導電体とを含んでなる第2速ブラシホルダー組立体
、ブラシカードどうしを相互に向かい合うそれらの他方の面で、また相互に当接
する導電体で連結して導電体間に電気的連続性を確立させる手段、および第1お
よび第2速ブラシホルダー組立体の間に挟まれ、導電体が相互に当接して導電体
間に電気的連続性を確立できるようにする開口手段を有すスペーサを含んで構成
される多極多速ブラシホルダー組立体に関する。
本発明のこれらのおよび他の利点および概念は以下の図面および詳細な説明か
ら明白となろう。図面の簡単な説明
図1は4極単速ブラシホルダー組立体の一面の平面図。
図2は図1の線2−2に沿う部分的に断面とされた拡大図。
図3は図1の線3−3に沿う拡大断片図。
図4は図1のブラシホルダー組立体のブラシカードの一方の面の縮小平面図。
図5はブラシカードを組合わされる前の図1のブラシホルダー組立体の内側母
線バー部材の平面図。
図6は図5の線6−6に沿う部分的に断面とされた図。
図7は図5の矢印7の方向に見た拡大端面図。
図8は図5の円8の部分の拡大図。
図9は図5の線9−9に沿う断面図。
図10は図5の線10−10に沿う断片断面図。
図11はブラシカードを組合わされる前の図1のブラシホルダー組立体の外側
母線バー部材の平面図。
図12は図11の線12−12に沿う部分的に断面とされた図。
図13は図12の円13の部分の拡大図。
図14は他の実施例のブラシホルダー組立体の一方の面の平面図。
図15は図14の線15−15に沿う僅かに拡大した横断面図。
図16は図14の線16−16に沿う横断面図。
図17はブラシカードに組立てられる前の状態の拡大されて示された図14の
ブラシホルダーの一方の頂平面図。
図18は図17の右側図。
図19は図17のブラシホルダーの変更形態の断片図。
図20は変更形態を示す図15に類似の図。
図21は2極単速モーターのブラシホルダー組立体における一方の面の平面図
。
図22は絶縁材を介在させて背中合わせに配置された二つの個別のブラシホル
ダー組立体を含んでなる4極2速モーター用の複合ブラシホルダー組立体の側面
図。
図23は絶縁材を介在させて背中合わせに配置された二つの個別のブラシホル
ダー組立体を含んでなる4極2速モーター用の他の複合ブラシホルダー組立体の
側面図。
図24は高速ブラシホルダー組立体の前面を見たさらに他の複合ブラシホルダ
ー組立体の平面図。
図25は図24の線25−25に沿う、図24の複合ブラシホルダー組立体を
通しての部分的に断面とされた図。
図26は図25の線26−26に沿う、図24および図25の複合ブラシホル
ダー組立体の低速ブラシホルダー組立体の前面の平面図。
図27はブラシカードを組合わされる前の図26の低速ブラシホルダー組立体
の内側母線バー部材の平面図。
図28は図27の線28−28に沿う部分的に断面とされた平面図。
図29はブラシカードを組合わされる前の図26の低速ブラシホルダー組立体
の外側母線バー部材の平面図。
図30は図29の線30−30に沿う部分的に断面とされた図。
図31は図24の図と同じ方向に見た図25の複合ブラシホルダー組立体に使
用されるスペーサの縮小された平面図。
図32は図31の右側図。好ましい実施例の説明
図1は非導電性材料で作られたブラシカード22(それ自体は図4に示されて
いる)を有するブラシホルダー組立体20を示している。ブラシカード22は複
数の開口、例えば開口24を有する。大きい中央開口26はその円周まわりに等
間隔で4つの細長い溝28を有しており、ブラシホルダー30の取付け部を形成
している。さらに一対の開口32,34が電気的コネクタプラグ(図示せず)用
の取付け部を形成するために、また図5および図11にそれぞれ示されている内
側母線バー部材38の端部および外側母線バー部材40の端部に形成されている
配線タブ36に対する電気的連結を行うために備えられている。図10は配線タ
ブ36の両側の下方へ折り曲げられた部分42を示しており、この部分は上述の
ような電気的コネクタプラグからそれぞれの母線バー部材へ至るそれぞれの導電
体の取付け部を形成している。
図5および図6に示された内側母線バー部材38は可撓性で弾性の導電材料、
例えば真鍮の帯材ストックで作られており、順次の型打ち抜き(progressive di
e stamping)のような周知の製造技術を用いてブラシホルダー30が図示する位
置に形成されている。これは、母線バーセグメント44を経て一体的に連結され
ている斜めの方向の反対両側のブラシホルダー30を作り出す。
ブラシホルダー30はすべて同じである。各ブラシホルダーは一対の平行な側
壁48を有しており、側壁はブラシ50を受入れるように間隔を隔てられている
。各ブラシホルダー30はまたそれぞれのブラシを半径方向に移動可能に支持す
るための溝52の形成された頂壁58と、ブラシホルダー組立体をモーターに組
立てる前に完全に半径方向へ引込んだ位置へブラシを保持するための少なくとも
一つの固定端部46(図8を参照)と、ブラシに取付けられたワイヤー54を受
入れるためのノッチ付き端壁56と有している。
図11は母線バーセグメント60が母線バーセグメント44よりも大きい半径
位置に沿って延在することだけを除いて図5と同じである。この理由は、ブラシ
ホルダー組立体20を作るための個々の部品の組立て過程の完了によって、母線
バーセグメント44,60は電気的且つ物理的に間隔を隔てられる。
図5、図6、図11および図12は各ブラシホルダーの側壁48の半径方向の
内端部と一体形成された外側へ曲げられたタブ62を示している。タブ62はブ
ラシカードにブラシホルダーの半径方向の内側部分を固定すると共に、ブラシを
半径方向にブラシホルダー組立体の中心へ向けて押圧するばね手段64を位置決
めする両方の機能を果たす。ばね手段は、図1にはブラシホルダーの側壁48お
よびタブ62によって挟まれたコイル端部を有する平ばね帯材として図1に示さ
れている。このばね手段は一方のコイル端部からブラシの一方の側面と側壁48
の内面との間の空間を通り、ブラシの半径方向の外端部を横断し、ブラシの反対
側の側面と反対側の側壁48の内面との間の空間を通って他方のコイル端部へ戻
るように延在する。
ブラシホルダー組立体は、内側母線バー部材38とブラシカード22の一方の
面とを配置し、その後それらの二つを互いに向けて前進させて、ブラシホルダー
30をそれぞれの細長い溝28の中に挿入させるようにして作られる。可撓性且
つ弾性のブラシホルダー材料はサンドイッチ構造を形成し、これにおいてブラシ
カードの或る領域は母線バーセグメント44とその二つのブラシホルダー30と
の間とされる。図1は、ブラシカード22との内側母線バー部材38および外側
母線バー部材40がこのように組立てられた後、タブ62がさらに側壁48に対
して直角に曲げられ、各側壁の外端部へ向かう付加的なタブ63が側壁48に対
して或る角度に曲げられて、ブラシカード22に対する内側母線バー部材38お
よび外側母線バー部材40の取付けを固定することを示している。配線タブ36
はこれにより開口32,34の近くに位置決めされる。
次に外側母線バー部材40が同じ方法でブラシカードに組立てられるが、その
ブラシホルダーは内側母線バー部材38のブラシカードから90°の角度に位置
決めされる。したがって、ブラシ50およびばね手段64を除いて3個の別個の
部品だけが使用され、内側母線バー部材38をブラシカード22に組立てるため
に既に説明したのと同様なタブ62,63の曲げ以外に、付加的な固定またはリ
ベット止めを全く必要としない。
各ブラシホルダー組立体20において、モーター内でブラシホルダーを適正に
位置決めするためにブラシカードの外周面にはキー溝が形成されている。
前述の説明では、中央開口を有し、その中央開口から等しい角度を隔てて4つ
の細長い溝が外方へ延在して十字状のパターンを形成するようになされたブラシ
カードを非導電性材料から作る段階と、母線バーセグメントによって一体的に連
結された一対のブラシホルダーを有する内側母線バー部材を導電性の弾性材料か
ら作る段階と、母線バーセグメントによって一体的に連結された一対のブラシホ
ルダーを有する外側母線バー部材を導電性の弾性材料から作る段階と、一方の側
に母線バーセグメントが平坦状に配置され、他方の側にブラシホルダーが配置さ
れているブラシカードにおける直径方向の反対両側に位置する細長い溝に内側母
線バー部材のブラシホルダーを挿入する段階と、一方の側に母線バーセグメント
が平坦状に配置され、他方の側にブラシホルダーが配置されているブラシカード
における残る細長い溝に外側母線バー部材のブラシホルダーを挿入する段階とを
含み、これにより内側母線バー部材の各ブラシホルダーが外側母線バー部材のブ
ラシホルダーから90°の角度で配置されるようになされた4極単速D.C.モ
ーター用の多極ブラシホルダーすなわちブラシカード組立体を組立てる方法が開
示された。母線バー部材は一体のタブを曲げ、ブラシホルダーを有するブラシカ
ードの溝の縁と相互作用させることでブラシカードに固定される。ばね手段が各
ブラシホルダーと、次ぎにブラシと組立てられる。
他の実施例のブラシホルダー組立体76が図14〜図18に示されている。こ
のブラシホルダー組立体は、電気モーターの静止部分内に適正に位置決めされる
ようにキー溝を形成された縁を有する全体的に円形の非導電性のカード78と、
カード78の中央開口82のまわりに90°の角度間隔でカード78に配置され
ている、この実施例では全て同じである4つのブラシホルダー80a,80b,
80c,80dと、二つの絶縁された電気ワイヤー84a,84cと、中央開口
82の中心に対して半径方向へ移動できるようにそれぞれのブラシホルダー80
a,80b,80c,80dでガイドされるこの実施例では全て同じである4つ
のブラシ86a,86b,86c,86dと、それぞれのブラシを半径方向内方
へ押圧するこの実施例では全て同じである4つのばね88a,88b,88c,
88dとを含んでなる。電気ワイヤー84aの両端は絶縁体を剥がされてストラ
ンドワイヤーを露出させ、その部分がブラシホルダー80a,80bに取付けら
れる一方、電気ワイヤー84cの両端は絶縁体を剥がされてストランドワイヤー
を露出させ、その部分がブラシホルダー80c,80dに取付けられる。
各ブラシホルダーは平坦状の本体90を含み、この本体はカード78と平行に
配置されるようになされ、また図17の平面図に見られるようにそれぞれの平行
側壁92,94を形成するように全体的にU字形とされて、外端壁96がこれら
二つの側壁92,94の間を延在する。側壁92,94の向かい合う縁部は半径
方向内端部で開口するが半径方向外端部では外端壁96により塞がれた溝98を
画成している。本体90はまたブラシ固定タブ100,102を溝98の半径方
向外端部の近くに備えている。
図17および図18はブラシホルダーの状態を示しており、溝98の縁部と反
対側の側壁92,94の縁部に沿って複数のかしめレッグ104が本体90に対
して直角に備えられている。この実施例では、一つの側壁あたり二つのかしめレ
ッグが溝の長さと同じ方向へ間隔を隔てて配置されている。それぞれの配線タブ
106はそれぞれのかしめレッグの間で本体90から横方向に突出しているが、
このようなタブの一つだけが図17に見ることができ、図14はそのような二つ
のタブを示している。各ブラシホルダーの半径方向内端部にはばね位置決め具1
08が配置されており、これらのばね位置決め具は本体90に対して直角である
がかしめレッグ104とは反対方向へ突出している。ばね位置決め具の各々は半
径方向内縁を有する長方形のタブの形状をしており、内縁は本体90から間隔を
隔てられているばね位置決め具108の隅部の小さな舌部112まで延在してい
るノッチ110を有している。ばね位置決め具はそれぞれの側壁92,94の横
方向外縁の半径方向内端部より僅かに半径方向外方の位置にて本体90と結合さ
れており、ばね位置決め具の半径方向内縁は半径方向内方へ向かって開口したU
字形をしている。(図14を参照すれば説明のために各ブラシおよびそのホルダ
ーの中心線114だけが半径方向に引かれており、側壁の側縁はほぼ半径方向の
半径方向手段として参照される)。
カード78における各ブラシおよびホルダーの位置にて、カードは中央開口8
2から半径方向外方へ延在する長方形の溝116を備えている。ブラシは長方形
の形状をしており、各溝116の幅はブラシの幅よりも僅かに広い。溝はまたブ
ラシに適当な半径方向の長さを有している。図15は溝118を有するブラシの
側面を示しており、これらの溝内に側壁92,94の内縁が受入れられる。溝1
18は半径方向に延在して溝98の長さ方向へ、すなわち中央開口82の中心へ
向かって半径方向にブラシが移動できるようにしている。図15に示されたブラ
シの部分は溝116の側面に対して間隙を有しており、ブラシの反対部分は溝1
18の上方延在する。
カード78はかしめレッグ104のパターンと同じパターンで各溝116の縁
の内側に配置された4つの開口122のパターンを含んでなる。図18に示され
た各ホルダーの状態は、かしめレッグの突出端部を開口122に整合し、本体9
0がカードに対して平坦状且つ平行に配置されるまでホルダーおよびカードを互
いに押圧してかしめレッグを開口122に通すことによって、カードにホルダー
を組立てることができるようにする。レッグの離れた端部はその後に或る角度に
かしめられて(図15を参照)、開口122の縁と相互作用してホルダーをカー
ド上の所定位置に固定するようにされる。
各ばね88a,88b,88c,88dはばね材料で作られた平坦状の帯材で
あり、ノッチ110の長さ寸法よりも僅かに狭い一定幅を有している。各ばねは
反対両端にコイル130,132を含み、またこれらのコイルから延在した連結
セグメント134を含んでいる。ばねは一方のコイル130を対応する側壁92
の半径方向内端部の外側に位置し、他方のコイル132を反対側の側壁94の外
側に位置させることで、連結セグメント134がそれぞれのノッチ110を通っ
てホルダーの開口した内端部を差し渡されるようになされる。ブラシはその溝1
18をホルダーの半径方向内端部の位置で側壁92,94の内縁に嵌装させ、ブ
ラシの半径方向外端部をホルダー溝開口を差し渡された連結セグメント134の
部分に対して当接させることによって、組立てられる。ブラシはその後にコイル
130,132に面したホルダー上を半径方向外方へ滑動され、これにより図1
4に示されたのと同じ位置になるまで連結セグメント134の長さを増大させる
。
ブラシ固定タブ100,102はブラシの外端部に係合してブラシを図14に示
されたような引っ込んだ位置に保持するのに使用される。
図14を参照すれば、ブラシホルダー80cの配線タブ106は図17および
図18に示される状態からブラシ86cのブラシワイヤー138の自由端部とワ
イヤー84cの一方の剥かれた端部との両方の上にかしめられて、ワイヤー84
をブラシ86cに電気的に連結するようになされる。各ホルダーはまた図14お
よび図16に示されるように(図17および図18には示されていない)半径方
向外端部に保持タブ140を備えている。ブラシホルダー80bの場合は、その
保持タブ140はブラシホルダー80cからブラシホルダー80dへ延在するワ
イヤー84cの絶縁部分を保持するように作用する。ブラシホルダー80dにお
いては、その配線タブ106の一つがかしめられて、ワイヤー84cの反対側の
剥かれた端部をブラシ86dのブラシワイヤー138の自由端部に電気的に連結
する。同様にして、ブラシホルダー80dの保持タブ140は電気ワイヤー84
aの絶縁された部分を保持し、そのワイヤーの剥かれた両端部はそれぞれのブラ
シ86a,86bのブラシワイヤー138に対してブラシホルダー80a,80
bのそれぞれの配線タブ106をそれぞれの連結部の上にかしめることによって
、それぞれ連結される。したがって直径方向の反対両側のブラシは電気的に互い
に連結される。
特に図示していないが第1実施例に関連して先に説明したようなコネクタプラ
グはブラシホルダー組立体76の一部品であるが、図14の第2実施例にも特に
示しておらず、このようなコネクタプラグは直径方向の反対両側の対をなすブラ
シの各々と電気的に連結される。例えば、第1ワイヤー(図示せず)はブラシホ
ルダー80a,80bのいずれかの他方の配線タブ106の一つを第1ワイヤー
の剥かれた端部上にかしめることによって一方のプラグターミナルを組ブラシ8
6a,86bに連結し、また第2ワイヤー(図示せず)はブラシホルダー80c
,80dのいずれかの他方の配線タブ106の一つを第2ワイヤーの剥かれた端
部上にかしめることによって他方のプラグターミナルを組ブラシ86c,86d
に連結する。
完成したブラシホルダー組立体76はモーターの静止部分に組付けられ、これ
によりモーターの整流子(すなわちモーターのアーマチュア)を含む回転部分は
中央開口82を通過できるようになされる。ブラシはブラシ固定タブ100,1
02から解放され、それぞれのばねはそれぞれのブラシの半径方向外端部に作用
して、それらのブラシを整流子と電気的に接触させる。
図19はブラシホルダーの変更形を示しており、これにおいてばね位置決め具
108は側壁92,94の半径方向内端部を除いて側壁に対して直角に曲げられ
る。各々のばね位置決め具108は、それぞれのコイル130,132をそのま
まにして連結セグメント134を保持するために、横方向外縁に沿ってノッチ1
10に似たノッチを有する。
図20はカード78に溝116を必要としないホルダーの変更形を示している
。本体90’は本体90に似た平坦状の部分を含むが、直角なフランジ142,
143が横方向の外縁に沿って延在してブラシが全体的にブラシカードの一方の
側に配置されるようになされている。ホルダーが正確な範囲につき挿入されてブ
ラシをカード上方に隔てるようになされ、かしめレッグ104が開口122内に
十分に挿入されてそれらの突出端部が内方へ曲げられてホルダーをカード上に保
持できるようになされたとき、タブ144はこれらのフランジからカードに当接
するように外方へ曲げられる。ノッチ110(図18を参照)は各フランジの半
径方向内縁に備えられており、フランジ142,143の内面とブラシのそれぞ
れの側面との間の空間に沿ってそれぞれのばねコイルをそのままにして本体90
’の平坦状の部分とカードとの間を連結セグメント134が通過する際に、連結
セグメント134を受入れるようになされている。ノッチ110を備えることが
好ましいが、それらのノッチを省略することもできる。何故なら、ばね帯材はブ
ラシと組合わされるように通される際には、ブラシカードと本体90’の重なり
部分との間に閉じ込められるからである。
図21は2極単速モーター用のブラシホルダー組立体150の一例を開示して
いる。これは直径方向の反対両側に溝を有して直径方向の反対両側のブラシ86
e,86fのための間隙を形成するようになされた中央開口154を有するブラ
シカード152を含んでなり、図14のブラシがそれぞれのブラシホルダーおよ
びばねと組合わされるのと同様にしてブラシ86e,86fはそれぞれのブラシ
ホルダー80e,80fおよびそれぞれのばね88e,88fと機能的に組合わ
される。配線タブ106が反対側に配置されていることを除いて、ブラシホルダ
ー80fは図17および図18のブラシホルダー80aと似ており、ブラシホル
ダー80eも同様である。ブラシホルダー80e,80fはブラシホルダー80
a,80b,80c,80dに関連して先に説明したのと同様にしてブラシホル
ダー152に固定される。ブラシホルダー80eの配線タブ106はそれぞれの
ブラシからの短いワイヤー156および絶縁ワイヤー160の剥かれた端部の両
方をかしめる。ブラシホルダー80fの配線タブ106はそれぞれのブラシから
の短いワイヤー158および絶縁ワイヤー162の剥かれた端部の両方をかしめ
る。保護環164は二つのワイヤー160,162がコネクタプラグ(図示せず
)へ導かれるときにそれらを束ねる。
図22は4極2速用のブラシホルダー組立体170の一実施例を示しており、
これは二つの全体的に同じブラシホルダー組立体172,174を含んでなり、
これらのブラシホルダー組立体は例えば図14に示されたブラシホルダー組立体
と同じとされる。第1ブラシホルダー組立体172は高速用で、第2ブラシホル
ダー組立体174は低速用である。ブラシホルダー組立体172,174は、図
20に開示したようにブラシがブラシカード、ブラシホルダーおよびばねと機能
的に組合わされている点で、図14のブラシホルダー組立体とは異なる。さらに
、低速用ブラシホルダー組立体は高速用ブラシホルダー組立体よりも僅かに小さ
い径の整流子用に設計されている。電気絶縁体176が二つのブラシホルダー組
立体の間に配置され、一方の組立体におけるいずれの導電体も他方の組立体にお
けるいずれの導電体とも電流の流れを生じないようになされている。二つの組立
体172,174を互いに固定するいずれか適当な手段が絶縁体176と共にそ
れらの組立体の間に挟持されて使用されることができる。
図23に示されるような4極2速用のブラシホルダー組立体の他の実施例を製
造するために、例えば図1に示したブラシホルダー組立体のような二つの実質的
に同じブラシホルダー組立体を作ることが必要である。第1ブラシホルダー組立
体66は高速用であり、実質的に図1のブラシホルダー組立体20と同じである
。しかしながら図2に示したようにブラシホルダーと反対方向の配線タブの下方
曲
げ部材42が形成される代わりに、これらの部材はブラシホルダー30の方向に
形成される。中央開口はモーターの高速用整流子がそれを通って延在できるよう
な寸法とされる。付加的な開口がブラシホルダー組立体66のブラシカードに形
成されて、配線タブがブラシカードの頂面上方を延在できるようにしている。
第2ブラシホルダー組立体68は、組立体66の第1ブラシカードの中央開口
よりも小さな異なる寸法の中央開口を有する第2ブラシカードに形成される。こ
れはモーターの第2整流子を受入れるためである。第1および第2ブラシホルダ
ー組立体66,68はそれらの比較的平坦状の面を互いに向き合わせて、また絶
縁体70がそれらの間に配置されて位置決めされる。絶縁体は二つのブラシホル
ダー組立体の間のいずれの電気的短絡も防止する。
図24および図25はさらに他の4極2速ブラシホルダー組立体200を開示
しており、この組立体は二つの多極単速ブラシホルダー組立体202,204を
含み、これらの組立体は背中合わせに配置され、両者間にスペーサ206を挟ん
で互いに組合わされる。ブラシホルダー組立体202は高速用のブラシホルダー
組立体であり、ブラシホルダー組立体20と本質的に同じである。ブラシホルダ
ー組立体20の同様部品と対応するブラシホルダー組立体202の部品を示すた
めに、同じ符号が図24および図25で使用されている。したがって、ブラシホ
ルダー組立体202はブラシカード22と、ブラシホルダー組立体20の場合と
同様にしてブラシカード22に取付けられた一体の内側母線バー部材38と、ブ
ラシホルダー組立体20の場合と同様にしてブラシカード22に取付けられた一
体の外側母線バー部材40とを含んでなる。内側母線バー部材38は母線バーセ
グメント44で一体的に結合された直径方向の反対両側のブラシホルダー30を
含む。外側母線バー部材40は母線バーセグメント60で一体的に結合された直
径方向の反対両側のブラシホルダー30を含む。ブラシホルダー組立体202は
さらに、ブラシホルダー組立体20の場合と同様にして各ブラシホルダー30と
協働するように組合わされたブラシ50およびばね手段64を含む。
ブラシホルダー組立体204(図26)は低速用ブラシホルダー組立体である
。これはブラシカード22に似たブラシカード208と、一体の内側母線バー部
材210と、一体の外側母線バー部材212とを含み、母線バー部材は両方とも
、
内側母線バー部材38および外側母線バー部材40がブラシホルダー組立体20
のブラシカード22に取付けられるのと同様にブラシカード208に取付けられ
る。内側母線バー部材210は、一体の母線バーセグメント214で一体的に連
結された直径方向の反対両側のブラシホルダー30を含む。外側母線バー部材2
12は、一体の母線バーセグメント216で一体的に連結された直径方向の反対
両側のブラシホルダー30を含む。ブラシホルダー組立体204はさらにブラシ
50およびばね手段64を含み、これらはブラシホルダー組立体20の場合と同
様に各ブラシホルダー30と協働するように組合わされる。
内側母線バー部材210の母線バーセグメント214(図27および図28を
参照)は平坦状であり、ブラシカードの中央開口218と同芯の一定半径位置で
円周方向に延在する部分を有している。このセグメント214の半径方向の寸法
はその円周方向の範囲にわたって一定しており、軸線方向の寸法(すなわち厚さ
)も一様である。ブラシカード208に組合わされると、セグメント214は母
線バーセグメント44,60が配置されているブラシカード22の面と向かい合
うブラシカードの面領域に平坦状に配置される。便宜的に、母線バー部材210
は二つの平坦状の短いタブ220,222を備えており、これらのタブもまたセ
グメント214と同じブラシカードの面に平坦状に配置されており、各タブ22
0,222はセグメント214がブラシホルダーと一体的に結合される側と反対
側のそれぞれのブラシホルダー30の横方向の側面から延在している。
外側母線バー部材212の母線バーセグメント216(それ自体は図29およ
び図30に示されている)は平坦状であり、ブラシカードの中央開口218と同
芯の一定半径位置で円周方向に延在する部分を有している。このセグメント21
6の半径方向の寸法はその円周方向の範囲にわたって一定しており、軸線方向の
寸法(すなわち厚さ)も一様である。ブラシカード208に組合わされると、セ
グメント216は母線バーセグメント44,60が配置されているブラシカード
22の面と向かい合うブラシカードの面領域に平坦状に配置される。便宜的に、
母線バー部材212は二つの平坦状の短いタブ224,226を備えており、こ
れらのタブもまたセグメント212と同じブラシカードの面に平坦状に配置され
ており、各タブ224,226はセグメント212がブラシホルダーと一体的に
結合される側と反対側のそれぞれのブラシホルダー30の横方向の側面から延在
している。母線バー部材210,212は、セグメント216がセグメント21
4よりも大きな半径位置に配置されて母線バー部材がブラシカードに組合わされ
るときに半径方向へ間隔を隔てられるようになされている点で相違し、また母線
バー部材はまた、内側母線バー部材210が母線バーセグメント214から半径
方向外方へ延在した一体の配線タブ36を含むのに対して、外側母線バー部材2
12は含まない点で相違している。
ブラシホルダー組立体200で説明された特定例において、ブラシホルダー組
立体202のブラシホルダー30はブラシホルダー組立体204のブラシホルダ
ーと円周方向に整合されるが、ブラシホルダー組立体204のブラシカード20
8のそれらに比べるとブラシカード22では多少ながら半径方向外方へ配置され
る。低速用ブラシホルダー組立体204の母線バーセグメント214,216の
半径方向の位置は高速用ブラシホルダー組立体202の母線バーセグメント44
,60の半径方向位置に対して選定されて、少なくとも部分的な円周方向の範囲
において少なくとも部分的な半径方向の重なりを形成し、これによりブラシホル
ダー組立体200において母線バーセグメント216の少なくとも一部分が母線
バーセグメント44の少なくとも一部分に当接し、これによりそれらを電気的接
触状態にして母線バー部材内側母線バー部材38,212と一体形成されたブラ
シホルダーに配置されたブラシであるブラシホルダーに配置されているブラシ間
に電気的連続性を確立するようになされる。重なりを生じ、当接されるセグメン
トは等しい半径方向寸法を有すると共に共通した半径位置に配置されて、これに
よりそれらが少なくとも部分的に円周方向範囲に沿って調和して相互に半径方向
に重なるようにされるのが好ましい。図24の実施例では、母線バー部材216
の本質的に全円周方向範囲が母線バーセグメント44と調和して接触される。
内側母線バー部材38および外側母線バー部材40の配線タブ36はブラシカ
ード22の開口32,34の反対両端部と整合するように配置される。ブラシカ
ード208は、ブラシホルダー組立体200の開口32,34と整合された開口
232,234を有し、内側母線バー部材210の配線タブ36はブラシカード
の開口232,234の中間部分と正誤されるように配置され、これによりブラ
シホルダー組立体200には3つの配線タブ36が整合された開口位置に並べて
配置される。
図31および図32は上述で説明したように母線バーセグメント44,216
が相互に当接するのを可能にし、またプラグ(図示せず)に通じるワイヤーを取
付けるための配線タブ36を受入れる開口である一様な厚さの環状形をスペーサ
206が含むことを示している。スペーサ206の軸線方向の寸法(すなわち厚
さ)は母線バーセグメント44,216の厚さの合計値以下とされて、ブラシホ
ルダー組立体202,204が図26に示されるように両者間にスペーサ206
を挟んで互いに結合されるとき、達成しようとする相互の電気的接触をこのスペ
ーサが阻害しないようにされることが重要である。この結合はいずれかの適当な
取付け手段によって達成される。二つの組立体202,204を結合する一つの
例は、二つのブラシカードを互いに緊締して母線バーセグメント44,216を
互いに当接させるようにする機械的緊締手段を含むことができる。取付けは二つ
の母線バーセグメント44,216自体によって行うこともでき、また別の方法
で行うこともできる。一つの方法は、母線バーセグメント44,216が相互に
当接される一カ所以上の位置で、ブラシカードを含めて組立体を通して機械的緊
締具を挿通させることである。他の方法は、母線バーセグメント44,216が
相互に当接される一カ所以上の位置にてブラシカードに整合された間隙穴を形成
し、その後にセグメントを当接させるためのアクセス開口としてこれらの間隙穴
を使用してセグメントどうしを溶着させることである。
ブラシカード208の背面上に存在する内側母線バー部材210のいずれの部
品も反対側のブラシカード22背面上のいずれの導電部品とも直接に対面しない
ので、スペーサ206の材料が母線バー部材210のこれらのいずれの部品に対
しても備えられる必要はない。同様に、ブラシカード22の背面に与えられる外
側母線バー部材40のいずれの部品もブラシカード208の背面のいずれの部品
とも直接に対面しないので、スペーサ206の材料が外側母線バー部材40のこ
れらのいずれの部品に対しても備えられる必要はない。他の形状において、望ま
しくない接触が生じる可能性のあるような場合、図面に示されたものとの相違は
スペーサ206の材料が与えられねばならないことである。
ブラシカード22,208およびスペーサ206の半径方向外側の縁には整合
キー溝が形成され、モーター組立て時にブラシホルダー組立体200をモーター
内の適正位置に固定的に位置できるようになされる。
ブラシホルダーは適当な帯材ストック材料で形成され、また打抜き法、トリミ
ング法を含む通常の製造技術で作られて各ホルダーは一体構造となるようにされ
る。
二つのブラシカードの内側母線バー部材38,212の間に電気的連続性を確
立するために新規な手段を備えるために、三つの配線タブ36だけしか必要とさ
れない。ブラシホルダー組立体200を含むモーターが高速度で作動されるとき
、適当電圧がそれぞれ内側母線バー部材38および外側母線バー部材40の部品
である二つの配線タブ36を横断して印加される一方、内側母線バー部材210
の配線タブは遊離されたままにされて、電圧はモーターの高速用整流子およびア
ーマチュアと組合わされた高速用ブラシカード組立体202に印加されるように
なされる。このようなモーターが低速度で作動されるとき、適当な電圧がそれぞ
れ内側母線バー部材38,210の部品である二つの配線タブ36を横断して印
加される一方、外側母線バー部材40の配線タブは遊離されたままとされて、電
圧はモーターの低速用整流子およびアーマチュアと組合わされた低速用ブラシカ
ード組立体204に印加されるようになされる。
本発明の現在好ましいとされる実施例を図示し説明してきたが、本発明の基本
は以下の請求の範囲の欄に記載された範囲に含まれる全ての実施例に対して適用
されるということを認識しなければならない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年6月4日
【補正内容】
本出願人の上記引用出願で開示された一実施例は、多極単速モーター用のブラ
シホルダー組立体を含み、このブラシホルダー組立体はベース部材すなわちブラ
シカードを含んでなり、このベース部材は中央開口と、その周囲に90°の角度
間隔を隔てて配置された細長い溝とを有している。ブラシホルダーを一組の直径
方向両側の溝に位置決めするために、内側母線バー部材がブラシカードに配置さ
れている。内側母線バー部材のブラシホルダーはブラシカードの一方の表面に配
置されており、これらの直径方向両側のブラシホルダーを連結する一体形成され
た母線バーセグメントがブラシカードの反対表面に配置されている。ブラシホル
ダーを他の一組の直径方向両側の溝に位置決めするために、外側母線バー部材が
ブラシカードに配置されている。外側母線バー部材のブラシホルダーはブラシカ
ードの一方の表面に配置される。外側母線バー部材の一体形成された母線バーセ
グメントブラシカードの他方の表面に、内側母線バーセグメントに対して間隔を
隔てて同心的に配置されている。各々のブラシはそれぞれのブラシホルダーによ
って半径方向に移動できるようにガイドされる。作用力一定のばねが各々のブラ
シホルダーに組み付けられてそれぞれのブラシを中央開口の中心へ向けて半径方
向内方へ押圧するように配置され、ブラシホルダー組立体がモーターに組み付け
られたときにブラシカードの中央開口を通される電気機械の整流子と電気的に接
触するようになされる。
本出願人の上記引用出願で開示されたブラシホルダー組立体の他の実施例は、
多極二速モーター用のものである。この実施例は二つのブラシホルダー組立体を
含み、各組立体は背中合わせの関係に配置され、絶縁ディスクを介在させて組立
てられた新規な1速用ブラシホルダー組立体の全体的な特徴を具現している。
本願は多極2速用のブラシホルダー組立体に対するさらなる改良を開示する。
これらのさらなる改良を開示するために本明細書が与える例は上記引用出願の開
示と共通の或る特徴を有するが、これらのさらなる改良はそれ自体の新規且つ独
特な特徴を有しており、その特徴は上述で列挙した様々な応用例に使用できるよ
うな多極二速D.C.電気機械に一般的なものである。
欧州特許出願EP−A0615316においては、ブラシカードに取付けられ
たブラシホルダーを含んでなるブラシホルダー組立体が示されている。このブラ
シホルダーはそれぞれのブラシをホルダーに沿う方向にガイドして位置決めする
壁を有している。中間セグメントおよびコイルを有するタブセグメントを有する
ばね帯材が備えられている。中間セグメントはガイドの前記方向においてブラシ
カを作用させる。中間セグメントの長さは一つ以上のコイルを繰り出しまたは巻
き上げることで増減される。
PCT特許出願WO−A9429935においては、ウィングを有するブラシ
ボックスに取付けられたD.C.モーターブラシの安定性の改良を開示している
。ウィングは整流子へ向かって角度を付されており、ブラシばねがブラシの端部
間の1点以上でブラシと接触している。
本発明によれば、ブラシカードと、前記ブラシカードに取付けられた少なくと
も一つのブラシホルダーと、各々のこのようなブラシホルダー用のブラシとを含
み、各々のこのようなブラシホルダーはそれぞれのブラシホルダーの方向に沿っ
てそれぞれのブラシをガイドして位置決めするための壁手段を含んでおり、また
それぞれのブラシおよびブラシホルダーと組合わされるばね帯材を含み、各々の
このようなばね帯材は長さ方向の中間セグメントおよび長さ方向の反対両側の端
部セグメントを含み、端部セグメントの少なくとも一つは前記長さ方向の中間セ
グメントに対する長さを増減させるために巻き上げおよび繰り出しを行うコイル
を含んでなり、またそれぞれのばね帯材の端部セグメントをそれぞれのブラシホ
ルダーに対して位置決めして、それぞれのばね帯材の中間セグメントがそれぞれ
の端部セグメントの一方からそれぞれのブラシの一方の側に沿って延在し、そこ
からそれぞれのブラシを横方向に横断し、そしてそれぞれのブラシの他方の側に
沿ってばね帯材の他方の端部セグメントへと延在し、これにより中間セグメント
がそれぞれのブラシホルダーの壁手段によってそれぞれのブラシのガイド方向に
沿ってそれぞれのブラシに力を作用させるようするための位置決め手段を含み、
前記位置決め手段は前記コイルを位置決めし、また前記中間セグメントが前記コ
イルからブラシのそれぞれの側へ送られるときに前記ばね帯材の前記中間セグメ
ントをガイドするという両方の機能を果たす前記壁手段の一体形成部によって与
えられて構成されたブラシホルダー組立体であって、第2ブラシカードと、前記
第2ブラシカードに取付けられた少なくとも一つのブラシホルダーと、前記第2
ブラシカードの各々のそのようなブラシホルダー用のブラシとを含み、前記第2
ブラシカードの各々のこのようなブラシホルダーはそれぞれのブラシホルダーの
方向に沿ってそれぞれのブラシをガイドして位置決めするための壁手段を含み、
また前記第2ブラシカードのそれぞれのブラシおよびブラシホルダーと組合わさ
れてそれぞれのブラシホルダーの壁手段によってそれぞれのブラシのガイド方向
に沿ってそれぞれのブラシに力を与えるばね帯材を含み、各々のこのようなばね
帯材は前面および背面を含み、各々のブラシカードの前面は複数のブラシホルダ
ーを含み、また各々のブラシカードの背面は前面の複数のブラシホルダーを一体
に結合する母線バーセグメントを含み、前記ブラシカードは組立体において背中
合わせに配置されており、また前記ブラシカードを物理的に離隔するための手段
が両者間に含まれて構成された第2ブラシホルダー組立体を特徴とするブラシホ
ルダー組立体が提供される。
本発明の一つの概念によれば、前記手段がブラシカードの背面間に配置されて
それらの背面を互いに電気的に絶縁する電気的絶縁体であるブラシホルダー組立
体が提供される。
本発明の他の概念によれば、各々のブラシカードの前面が2組のブラシホルダ
ーを含み、各ブラシカードの背面は前面の一対のブラシホルダーを一体に結合す
る内側母線バーセグメントと、前面の他の対をなすブラシホルダーを一体に結合
する外側母線バーセグメントとを含み、前記ブラシカードは背中合わせに配置さ
れており、また一方のブラシカードの内側母線バーセグメントおよび他方のブラ
シカードの外側母線バーセグメントを電気的に連結する手段を含み、一方のブラ
シカードの外側母線バーセグメントおよび他方のブラシカードの内側母線バーセ
グメントは電気的に離隔されているブラシホルダー組立体が提供される。
本発明の他の概念によれば、ブラシカードの背面間に配置されて一方のブラシ
カードの選択された部分を他方のブラシカードから離隔するスペーサを特徴とす
るブラシホルダー組立体が提供される。
本発明のこれらのおよび他の利点および概念は以下の図面および詳細な説明か
ら明白となろう。図面の簡単な説明
図1は4極単速ブラシホルダー組立体の一面の平面図。
図2は図1の線2−2に沿う部分的に断面とされた拡大図。
図3は図1の線3−3に沿う拡大断片図。
図4は図1のブラシホルダー組立体のブラシカードの一方の面の縮小平面図。
図5はブラシカードを組合わされる前の図1のブラシホルダー組立体の内側母
線バー部材の平面図。
図6は図5の線6−6に沿う部分的に断面とされた図。
図7は図5の矢印7の方向に見た拡大端面図。
図8は図5の円8の部分の拡大図。
図9は図5の線9−9に沿う断面図。
図10は図5の線10−10に沿う断片断面図。
図11はブラシカードを組合わされる前の図1のブラシホルダー組立体の外側
請求の範囲
1. ブラシカード(22;78;152;22)と、前記ブラシカードに取
付けられた少なくとも一つのブラシホルダー(30;80a〜d;80e〜f;
30)と、各々のこのようなブラシホルダー用のブラシ(50;86a〜d;8
6e〜f;50)とを含み、各々のこのようなブラシホルダーはそれぞれのブラ
シホルダーの方向に沿ってそれぞれのブラシをガイドし位置決めするための壁手
段(48;92,94;92,94;48)を含んでおり、また各々のそれぞれ
のブラシおよびブラシホルダーと組合わされるばね帯材(64;88a〜d;8
8e〜f;64)であって、各々が長手方向の中間セグメントおよび長手方向の
反対両側の端部セグメントを含み、少なくとも一つの端部セグメントが前記中間
セグメントの長さを減少および増大させるために巻き上げまたは繰り出しを行う
コイル(64;130,132;13,132;64)を含んでいるばね帯材(
64;88a〜d;88e〜f;64)と、それぞれのばね帯材の端部セグメン
トをそれぞれのブラシホルダーに対して位置決めする位置決め手段であって、こ
れによりそれぞれのばね帯材の中間セグメントがそれぞれの端部セグメントの一
方からそれぞれのブラシの一方の側に沿って延在し、そこからそれぞれのブラシ
を横方向に横断し、そしてそれぞれのブラシの他方の側に沿ってばね帯材の他方
の端部セグメントへと延在し、これにより中間セグメントがそれぞれのブラシホ
ルダーの壁手段によってそれぞれのブラシのガイド方向に沿ってそれぞれのブラ
シに力を作用させるようするための位置決め手段とを含み、前記位置決め手段が
、前記コイルを位置決めすると共に前記中間セグメントが前記コイルからブラシ
のそれぞれの側へ送られるときに前記ばね帯材の前記中間セグメントをガイドす
るという両方の機能を果たす前記壁手段の一体形成部(62;108;108;
62)によって与えられるように構成されたブラシホルダー組立体であって、第
2ブラシカード(208)と、前記第2ブラシカードに取付けられた少なくとも
一つのブラシホルダー(30)と、前記第2ブラシカード(208)の各々のこ
のようなブラシホルダー用のブラシ(50)とを含み、前記第2ブラシカード上
の各々のこのようなブラシホルダーがそれぞれのブラシホルダー(30)の方
向に沿ってそれぞれのブラシ(50)をガイドして位置決めする壁手段(48,
92,94)と、それぞれのブラシホルダー(30)の壁手段(48,92,9
4)によるそれぞれのブラシ(50)のガイド方向に沿ってそれぞれのブラシに
力を作用させる前記第2ブラシカード(208)の各々のそれぞれのブラシおよ
びブラシホルダーと組合わされたばね手段(64)とを含み、各ブラシカードは
前面および背面を有し、各ブラシカードの前面は複数のブラシホルダー(30)
を含み、各ブラシカードの背面は前面の複数のブラシホルダー(30)を一体に
結合する母線バーセグメント(44,60;214,216)を含み、前記ブラ
シカードは組立体において背中合わせに配置され、またそれらの間に配置されて
前記ブラシカードを物理的に離隔する手段(176;206)を含んで構成され
た第2ブラシホルダー組立体(204)を特徴とするブラシホルダー組立体。
2. 請求の範囲第1項に記載されたにブラシホルダー組立体であって、前記
手段がブラシカードの背面間に配置されてブラシカードを互いに電気的に絶縁す
る電気絶縁体(176,図22、図23)を特徴とするブラシホルダー組立体。
3. 請求の範囲第1項に記載されたブラシホルダー組立体であって、各ブラ
シカードの前面は2組のブラシホルダー(30)を含み、各ブラシカードの背面
は前面の一対のブラシホルダー(30)を一体に結合する内側母線バーセグメン
ト(44,214)と、前面の他の対をなすブラシホルダーを一体に結合する外
側母線バーセグメント(60,216)とを含み、前記ブラシカードは背中合わ
せに配置されており、また一方のブラシカードの内側母線バーセグメント(44
)および他方のブラシカードの外側母線バーセグメント(216)を電気的に連
結する手段を含み、一方のブラシカードの外側母線バーセグメント(60)およ
び他方のブラシカードの内側母線バーセグメント(214)は電気的に離隔され
ていることを特徴とするブラシホルダー組立体。
4. 請求の範囲第3項に記載されたブラシホルダー組立体であって、ブラシ
カードの背面間に配置されて一方のブラシカードの選択された部分を他方のブラ
シカードから離隔するスペーサ(206,図31、図32)をさらに特徴とする
ブラシホルダー組立体。
─────────────────────────────────────────────────────
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(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ブラシカード(22;78;152;22)と、前記ブラシカードに取 付けられた少なくとも一つのブラシホルダー(30;80a〜d;80e〜f; 30)と、各々のこのようなブラシホルダー用のブラシ(50;86a〜d;8 6e〜f;50)を含み、各々のこのようなブラシホルダーはそれぞれのブラシ ホルダーの方向に沿ってそれぞれのブラシをガイドし位置決めするための壁手段 (48;92,94;92,94;48)を含み、また各々のそれぞれのブラシ およびブラシホルダーと組合わされるばね帯材(64;88a〜d;88e〜f ;64)であって、各々が長手方向の中間セグメントおよび長手方向の反対両側 の端部セグメントを含み、少なくとも一つの端部セグメントが前記中間セグメン トの長さを減少および増大させるために巻き上げまたは繰り出しを行うコイル( 64;130,132;130,132;64)を含んでいるばね帯材(64; 88a〜d;88e〜f;64)と、それぞれのばね帯材の端部セグメントをそ れぞれのブラシホルダーに対して位置決めする位置決め手段であって、これによ りそれぞれのばね帯材の中間セグメントがそれぞれの端部セグメントの一方から それぞれのブラシの一方の側に沿って延在し、そこからそれぞれのブラシを横方 向に横断し、そしてそれぞれのブラシの他方の側に沿ってばね帯材の他方の端部 セグメントへと延在し、これにより中間セグメントがそれぞれのブラシホルダー の壁手段によってそれぞれのブラシのガイド方向に沿ってそれぞれのブラシに力 を作用させるようするための位置決め手段とを含んでなるブラシホルダー組立体 (20;76;150;204)であって、 コイルを含む前記少なくとも一つの端部セグメントにおいて、前記位置決め手 段が前記壁手段の一体形成部(62;108;108;62)で与えられ、前記 壁手段は、前記コイルを位置決めすると共に、前記中間セグメントが前記コイル からブラシのそれぞれの側へ送られるときに前記ばね帯材の前記中間セグメント をガイドするという両方の機能を果たすことを特徴とするブラシホルダー組立体 。 2. 請求の範囲第1項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さらに 、 前記壁手段がガイド壁を含み、前記壁手段の前記一体形成部がタブ(62;1 08;108;62)を含み、該タブは前記ガイド壁に対して或る角度で配置さ れ、前記タブに対してコイルの外面が接触されることを特徴とするブラシホルダ ー組立体。 3. 請求の範囲第2項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さらに 、 前記端部がノッチ(110)を含み、該ノッチをばね帯材の中間セグメントが 通ることを特徴とするブラシホルダー組立体。 4. 請求の範囲第2項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さらに 、 前記タブおよび前記ガイド壁の両方が前記ブラシカードに対して直角であるこ とを特徴とするブラシホルダー組立体。 5. 請求の範囲第2項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さらに 、 前記タブが前記ガイド壁に対して鋭角よりも大きい角度で配置されることを特 徴とするブラシホルダー組立体。 6. 請求の範囲第5項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さらに 、 前記タブがノッチ(110)を含み、該ノッチをばね帯材の中間セグメントが 通ることを特徴とするブラシホルダー組立体。 7. 請求の範囲第1項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さらに 、 第2ブラシホルダー組立体(図22、図23、図26)が第2ブラシカードと 、前記第2ブラシカードに取付けられた少なくとも一つのブラシホルダーと、前 記第2ブラシカードのブラシホルダー用のブラシとを含み、前記第2ブラシカー ド上の各々のブラシホルダーはそれぞれのブラシホルダーの方向に沿ってそれぞ れのブラシをガイドして位置決めする壁手段と、それぞれのブラシホルダーの壁 手段によるそれぞれのブラシのガイド方向においてそれぞれのブラシに力を作用 させる前記第2ブラシカードのそれぞれのブラシおよびブラシホルダーと組合わ されたばね手段とを含み、各ブラシカードは前面および背面を有し、各ブラシカ ードの前面は複数のブラシホルダーを含み、各ブラシカードの背面は前面の複数 のブラシホルダーを一体に結合する母線バーセグメントを含み、前記ブラシカー ドは組立体において背中合わせに配置されていることを特徴とするブラシホルダ ー組立体。 8. 請求の範囲第7項に記載されたにブラシホルダー組立体であって、さら に、 ブラシカードの背面間に配置されてブラシカードを互いに電気的に絶縁する電 気絶縁体(176,図22、図23)を特徴とするブラシホルダー組立体。 9. 請求の範囲第1項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さらに 、 第2ブラシホルダー組立体(図26)が第2ブラシカードと、前記第2ブラシ カードに取付けられた少なくとも一つのブラシホルダーと、前記第2ブラシカー ドのブラシホルダー用のブラシとを含み、前記第2ブラシカード上の各々のブラ シホルダーはそれぞれのブラシホルダーの方向に沿ってそれぞれのブラシをガイ ドして位置決めする壁手段と、それぞれのブラシホルダーの壁手段によるそれぞ れのブラシのガイド方向においてそれぞれのブラシに力を作用させる前記第2ブ ラシカードのそれぞれのブラシおよびブラシホルダーと組合わされたばね手段と を含み、各ブラシカードは前面および背面を有し、各ブラシカードの前面は2組 のブラシホルダーを含み、各ブラシカードの背面は前面の一対のブラシホルダー を一体に結合する内側母線バーセグメントと、前面の他の対をなすブラシホルダ ーを一体に結合する外側母線バーセグメントとを含み、前記ブラシカードは背中 合わせに配置されており、また一方のブラシカードの内側母線バーセグメント( 44)および他方のブラシカードの外側母線バーセグメント(216)を電気的 に連結する手段を含み、一方のブラシカードの外側母線バーセグメント(60) および他方のブラシカードの内側母線バーセグメント(214)は電気的に離隔 されていることを特徴とするブラシホルダー組立体。 10. 請求の範囲第9項に記載されたブラシホルダー組立体であって、さら に、 ブラシカードの背面間に配置されて一方のブラシカードの選択された部分を他 方のブラシカードから離隔するスペーサ(206,図31、図32)を特徴とす るブラシホルダー組立体。
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