JPH11508226A - 治療剤としてのマグネシウムタウレート - Google Patents

治療剤としてのマグネシウムタウレート

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JPH11508226A JP8531989A JP53198996A JPH11508226A JP H11508226 A JPH11508226 A JP H11508226A JP 8531989 A JP8531989 A JP 8531989A JP 53198996 A JP53198996 A JP 53198996A JP H11508226 A JPH11508226 A JP H11508226A
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Abstract

(57)【要約】 マグネシウム−タウリン化合物とその合成方法。この化合物はタウリンとマグネシウムとを2:1のモル比で反応させることによって合成される。得られた混合物をメタノールで希釈し、残留する透明な濾液をメタノールから結晶化する。この化合物は栄養学的補充剤として経口投与することができる、又は急性心臓状態の治療又は予防的処置のために経口又は静脈内投与することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 治療剤としてのマグネシウムタウレート 発明の分野 本発明は、生物学的に有効な無機(mineral)タウレートを含む錯体の合成及び 使用に関する。さらに詳しくは、本発明はマグネシウムタウレートの合成と、栄 養補充剤及び治療剤としてのその使用とに関する。 発明の背景 マグネシウムは血管統合性の維持のために重要であるが、ファット−リファイ ンド(fat-refined)近代的食物中にはしばしば欠乏する(Seelig等,Am .J.Clin.Nutr.,27:59−79,1974)。マグネシウム欠 乏の有害な血管効果は心臓不整脈及び高血圧を包含する(Anderson等, Can.Med.Assoc.J.,113:199〜203,1975)。マ グネシウム補助はこのような高血圧を軽減することが判明している(Dyckn er等,Brit.Med.J.,286:1847〜1849,1983;M otoyama等,Hypertension,113:227〜232,19 89;Ryan等,Ann.Clin.Res.,16:81〜88,1984 )。急性心筋梗塞の治療におけるマグネシウム塩の静脈内投与はその後の不整脈 出現率を低下させ、生存率を改良することが判明している。静脈内マグネシウム は高血圧発症及び難治性不整脈にも治療効果を及ぼす(Ryan等,1984; Iseri,Drugs,16:81〜88,1984;Shechter等, Arch.Intern.Med.,152:2189〜2196,1992) 。 通常はATPとの錯体としての細胞内マグネシウムは、例えばナトリウム/カ リウムATPアーゼ及びカルシウムATPアーゼのようなエネルギー依存性膜輸 送タンパク質を包含する非常に多くの酵素に対する、通常はATPとの錯体とし ての必須補因子である(Altura等,Drugs,28(Suppl.1) :120〜142,1984)。顕著な細胞内マグネシウム欠乏はこれらの輸送 体 (transporter)の活動を減衰させ、カリウムの細胞内レベルを低下させ、ナトリ ウム及びカルシウムの細胞内レベルを増加させる。 タウリンは刺激に感じやすい分泌組織中に高濃度で存在するアミノ酸である。 心臓機能におけるタウリンの役割は特別な注目を受けている(Huxtable ,Physiol.Rev.,72:101〜163,1992;Schaff er等,Taurine in Health and Disease,17 1〜180頁,1994)。タウリンはアミノ酸のシステインから内因的に合成 されることができるが、哺乳動物ではタウリンは主として食物に由来するので、 “条件的必須(conditionally essential)”栄養素であると考えられる。通常の 食物は1日に40〜400mgのタウリンを供給するが、菜食主義者の食物はこ のアミノ酸が極度に低い(Huxtable,1992)。 哺乳動物におけるタウリンの主要な機能はトランスメンブランイオン移動の調 節、特にカルシウム分配の調節であると思われる(Schaffer等,199 4;Huxtable,1992;Schaffer等,Taurine:Fu nctional Neurochemistry,Physiology a nd Cardiology,217〜225頁,1990)。しかし、この調 節機構は充分には理解されていない。タウリンはまた、アテローム硬化症又は動 脈石灰沈着症の動物モデルにおいて抗アテローム発生性をも及ぼす(Petty 等,Eur.J.Pharmacol.,180:119〜127,1990; Yamauchi−Takihara等,Biochem.Biophys.R es.Commun.,140:679〜683,1986)。タウリンはまた 、血圧上昇を緩和することも判明しており、したがって、タウリンは臨床的抗高 血圧効果を有すると考えられる。 タウリンはin vitroと、経口投与後のex vivoとの両方で血小 板安定化効果を及ぼす(Hayes等,Am.J.Clin.Nutr.,49 :1211〜1216,1989;Atahanov,Artzheim−Fo rsch/Drug Res.,42:1311〜1313,1992)。タウ リンの急性静脈内投与は不整脈惹起剤によって処置された動物における不整脈の 出現率を低下させ、マルチ−グラム(multi-gram)用量は虚血性うっ血性心不 全の治療に有効であることが判明している(Azuma等,Curr.Ther .Res.,34:543〜557,1983)。したがって、タウリン摂取量 の増加は血管の健康(vascular health)に有益であると思われる。 最適のマグネシウム状態を確保するために、マグネシウム補充がしばしば望ま しい。糖尿病者は典型的にマグネシウムの細胞内、血漿及び骨レベルの低下を示 すので、マグネシウム補充は糖尿病者にとって特に重要である。酸化マグネシウ ムが食物補充剤(dietary supplement)として一般に用いられるが、この塩として のマグネシウムの生体適合性は最適とはほど遠い。クエン酸塩及びグリシン酸塩 を包含する、良好な栄養学的有効性を有する可溶性マグネシウム塩錯体は典型的 にマグネシム含量が少なく、この錯体の大部分は栄養学的有用性を有さない対ア ニオンから成る。当該技術分野では、それ自体が栄養学的有用性を有し、マグネ シウムの血管保護作用を補足する対アニオンと、マグネシウムが錯体を形成する マグネシウム補充剤が必要とされている。本発明はこの必要性に対処する。 発明の概要 本発明は式:(H2N−CH2−CH2−SO32・X2+[式中、Xは二価金属 カチオンである]を有する化合物を提供する。好ましくは、Xはカルシウム又は 亜鉛であり;最も好ましくは、Xはマグネシウムである。 本発明の他の実施態様は、二価無機タウレートを哺乳動物に経口投与すること を含む、哺乳動物に二価無機栄養素を投与する方法である。好ましくは、この二 価金属カチオンはマグネシウムである。マグネシウムタウレートは塩又は錯体の 形状であることができる。二価金属カチオンはカルシウム又は亜鉛のいずれでも よい。この化合物は約2g〜約7gの一日量で有利に投与されるが、最も好まし い一日量は約4.5gである。この実施態様の他のアスペクト(aspect)によると 、この栄養素を錠剤又はカプセルの形状で投与する。 本発明はまた、患者における急性又は慢性の心臓状態の治療方法であって、治 療有効量のマグネシウムタウレートを患者に非経口的に投与することを含む方法 に関する。この化合物を静脈内に投与することが有利であり、急性の心臓状態は 心筋梗塞である。この実施態様の他のアスペクトによると、治療有効量は約20 0mg/時〜約1500mg/時であり;最も好ましくは、治療有効量は約50 0mg/時〜約1000mg/時である。 発明の詳細な説明 本発明は、両方とも血管の健康の有益であるマグネシウムとタウリンとを栄養 的かつ治療的に投与するためのマグネシウムタウレート塩とマグネシウムタウレ ート錯体とを提供する。適当な条件下でのタウリンと、酸化マグネシウム、水酸 化マグネシウム又はマグネシウム塩との反応は、マグネシウムとタウリンとを含 有する生成物を生じる。アルカリ性条件下では、タウリンは正味の負の電荷を有 し、以下に示すように、2分子のタウリンがマグネシウムの1原子と結合する、 マグネシウムとの塩及び錯体の両方を形成することができる。 これらの化合物は必須栄養素マグネシウムのソース及び条件的必須アミノ酸タ ウリンのソースの両方として用いることができる。これらの化合物の経口投与は 適当な作用部位にマグネシウムとタウリンとを供給する。マグネシウム−タウリ ン化合物はうっ血性心不全、急性心筋梗塞又は、不整脈若しくはうっ血性不全の 危険性が増大した、他の急性心臓状態並びに、本態性高血圧、糖尿病、インスリ ン耐性症候群(insulin resistance syndrome)及び気管支痙攣を包含する慢性障 害の治療剤としても有用である。したがって、マグネシウムタウレートの投与は 予防用途並びに治療用途を有することができる。 本発明のマグネシウムタウレート塩は水中に非常に可溶性であり、マグネシウ ムとタウリンの両方の良好な栄養学的有効性を与える。錯体形は水中に不溶性で あるが、塩形にこれが転化する結果として水中に徐々に溶解する。したがって、 錯体形と塩形とは相互変換性である。水中への錯体形の溶解は酸の存在下で非常 に促進される。 マグネシウムとタウリンの両方の急性抗不整脈効果と、タウリンがうっ血性心 不全を治療する可能性とは、この錯体が、静脈内投与したときに、急性虚血性心 臓エピソードの治療に特に有用であることを示唆する。マグネシウムの完全米国 推奨一日許容量(full U.S.recommended daily allowance)(RDA)(400m g)を与える一日量が同時に約4.1gのタウリンを与えると考えられ、これは うっ血性心不全に治療的に有効であると実証された範囲内に充分に入る量である 。 マグネシウムタウレートプロトコールは実施例1に述べる。水酸化マグネシウ ムとタウリンとを水中で混合し、加熱する。水の大部分を蒸発によって除去して から、アルコールを加えて、生成物を沈殿させ、この生成物を濾過によって分離 する。 タウリン2分子がマグネシウム1原子と結合するので、タウリン対マグネシウ ムのモル比が約2:1であることが好ましいが、約1.5:1から約2.5:1 までの比も考えられる。NMR分析が生成物中のタウリンの存在を確証する。生 成物は非常に水溶性である。意外にも、生成物は付加的なアルカリの存在下又は 付加的な炭酸塩の存在下での沈殿に対しても安定であり、したがって、このこと はマグネシウム含有化合物の予想外の安定性を説明している。 栄養学的補充剤としての経口投与に関して、この化合物は錠剤、水性若しくは 油性懸濁液、分散性粉末若しくは顆粒、エマルジョン、硬質若しくは軟質カプセ ル、シロップ又はエリキシールとして供給されることができる。経口用に意図さ れた組成物は、薬剤組成物の製造のための技術上公知の方法によって製造される ことができ、このような組成物は下記成分:甘味剤、フレーバー剤、着色剤及び 保存剤の1種以上を含有することができる。甘味剤とフレーバー剤とは製剤の嗜 好性を高める。錠剤製造に適した薬剤学的に受容される無害な賦形剤と混合した マグネシウムタウレートを含有する錠剤が受容される。このような賦形剤は例え ば炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム若しくはリ ン酸ナトリウムのような不活性な希釈剤;例えばコーンスターチ若しくはアルギ ン酸のような、造粒剤若しくは崩壊剤;例えば澱粉、ゼラチン若しくはアラビア ゴムのような結合剤;及び例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸若し くはタルクのような滑沢剤を包含する。錠剤は被覆されないことも可能であるが 、又は胃腸管内での崩壊若しくは吸収を遅延させるために既知方法によって被覆 され、それによって長期間にわたって持続作用を与えることもできる。例えば、 グ リセリルモノステアレート又はグリセリルジステアレートのような遅延剤(time delay material)を単独で又はワックスと組合せて用いることができる。 経口用の製剤は、その中で有効成分が例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウ ム若しくはカオリンのような不活性な個体希釈剤と混合されている硬質ゼラチン カプセル剤として、又はその中で有効成分が水若しくは例えば落花生油、液体パ ラフィン若しくはオリーブ油のような油性媒質と混合されている軟質ゼラチンカ プセル剤として投与されることもできる。 水性懸濁液は、本発明のマグネシウムタウレート錯体を、水性懸濁液の製造に 適した賦形剤との混合物として含有することができる。このような賦形剤は懸濁 化剤、分散剤若しくは湿潤剤、1種以上の保存剤、1種以上の着色剤、1種以上 のフレーバー剤及び1種以上の甘味剤(例えば、スクロース若しくはサッカリン )を包含する。 油性懸濁液は、有効成分を例えば落花生油、オリーブ油、ゴマ油若しくはやし 油のような植物油中に、又は例えば液体パラフィンのような鉱油中に懸濁させる ことによって調合されることができる。油性懸濁液は例えばみつろう、硬質パラ フィン又はセチルアルコールを含有することができる。例えば上述したような甘 味剤と、フレーバー剤とを加えて、味のよい(palatable)経口製剤を形成するこ ともできる。これらの組成物を例えばアスコルビン酸のような酸化防止剤の添加 によって保存加工されることもできる。水の添加による水性懸濁液の製造に適し た本発明の分散性粉末又は顆粒は、有効成分を分散剤若しくは湿潤剤、懸濁化剤 及び1種以上の保存剤との混合物として提供する。付加的な賦形剤、例えば甘味 剤、フレーバー剤及び着色剤も存在しうる。 シロップ又はエリキシールは例えばグリセロール、ソルビトール又はスクロー スのような甘味剤を用いて調合することができる。このような製剤は粘滑剤(dem ulcent)、保存剤、フレーバー剤又は着色剤をも含有することができる。 非経口投与用のマグネシウムタウレート製剤は例えば無菌の注射可能な水性又 は油性懸濁液のような無菌の注射可能な製剤の形状であることができる。この懸 濁液は技術上周知の方法に従って、適当な分散剤若しくは湿潤剤及び懸濁化剤を 用いて調合することができる。無菌の注射可能な製剤は無害な非経口的に受容さ れる希釈剤又は溶媒中の無菌の注射可能な溶液又は懸濁液(例えば、1,3−ブ タンジオール中の溶液)であることができる。適当な希釈剤は例えば水、リンゲ ル溶液及び等張性塩化ナトリウム溶液を包含する。さらに、無菌の不揮発性油を 慣用的に溶媒又は懸濁化媒質(suspending medium)として用いることができる。 このために、合成モノグリセリド又はジグリセリドを含めて、任意のブランドの 不揮発性油を用いることができる。さらに、例えばオレイン酸のような脂肪酸も 同様に注射可能な製剤の製造に用いることができる。 薬剤組成物は水中油滴エマルジョンであることもできる。油相は例えばオリー ブ油若しくは落花生油のような植物油、例えば液体パラフィンのような無機油、 又はこれらの混合物であることができる。適当な乳化剤は、例えばアラビアゴム 及びトラガカントゴムのような天然生成ガム、例えば大豆レシチンのような天然 生成ホスファチド、例えばソルビタンモノオレエートのような、脂肪酸とヘキシ トール無水物とから誘導されるエステル若しくは部分エステル、並びにこれらの 部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物(例えばポリオキシエチレンソ ルビタンモノオレエート)を包含する。エマルジョンは甘味剤及びフレーバー剤 を含有することもできる。 好ましい実施態様では、この錯体の経口投与量は1日に約2g〜約7gであり 、これは約200mg〜600mgのマグネシウムに相当し、残部はタウリンで ある。特に好ましい実施態様では、この錯体の経口投与量は1日に約4gであり 、これは約400mgのマグネシウムに相当する。400mgのマグネシウムを 投与するための好ましい投与スケジュールは2錠、1日2回であり;純粋な(str aight)タウリンに加えて別の高有効性のマグネシウムソースを摂取して、同様な 利益を得ようとするならば、1日に8錠が必要であると考えられ、これはコンプ ライアンス(compliance)の見地から決して最適ではない。 心筋梗塞又は他の急性心臓状態に治療的又は予防的に用いるためには、マグネ シウムタウレート錯体を生理的食塩水溶液中に可溶化して、非経口的に投与する 。例えば筋肉内、皮下、腹腔内及び動脈内を包含する種々な投与ルートが考えら れるが、好ましいルートは静脈内ルートである。投与量は患者の体重及び状態の 重症度に依存するが、このような投与のために考えられる用量は典型的に、状態 の 改善を生じるために充分な時間にわたって約200mg/時〜約1500mg/ 時である。特に好ましい実施態様では、この量は約500mg/時〜約1000 mg/時である。或いは、マグネシウムタウレートはより短時間にわたってボラ ス投与量(bolus dose)として投与することができる。このような投与量は好まし くは5gより多くを1日1回である。 マグネシウムタウレートの合成と使用とを本明細書では説明するが、栄養補充 剤として経口投与用に又は治療剤若しくは予防剤として静脈内若しくは経口投与 用に、他の二価無機栄養素もタウリンと錯体を形成することができることは明ら かである。このような必須栄養素は例えばカルシウム又は亜鉛を包含するが、他 の栄養素も本発明の範囲内である。カルシウムは一部の人には骨密度の維持と血 圧低下とに重要であるが、亜鉛は効果的な細胞増殖、創傷治癒、効果的な免疫機 能及び膜安定化を促進する。 カルシウムのRDAは約800mg/日であるが、亜鉛のRDAは約15mg /日である。カルシウムタウレート錯体がカルシウムの全一日量を与える必要は ない、これは約10gのタウリンを要するからであり、カルシウムタウレート錯 体はRDAの一部を与えるために用いることができる。亜鉛のRDAは約15m gの亜鉛と約200mgのタウリンとを含有する亜鉛タウレート錯体によって与 えられることができる。 以下に述べる合成スキームの多くの変形を用いて、本発明の化合物を形成する ことができることも明らかである。二価カチオン−タウリン錯体の製造をもたら すこのようなスキームは本発明の範囲内である。 実施例1 マグネシウムタウレートの合成 20mlの水中の水酸化マグネシウム(9.50g,8.62ミリモル)とタ ウリン(2.16g,17.2ミリモル)との混合物を7時間還流させてから、 真空下で蒸発させて、水の大部分を除去した。このペーストを10mlのエタノ ールによって希釈し、2時間後に、固体を濾過によって回収し、乾燥させた。マ グネシウムタウレートが白色粉末(約99%収率)として得られた。マグネシウ ムタウレートは反応混合物の蒸発後に残留するペーストの凍結乾燥又は他の乾燥 によっても白色粉末として得られた。この反応スキームによって得られたマグネ シウムタウレートは錯体形と塩形との可変な混合物である。塩形は迅速に水中に 溶解して、主として錯体形である固体を残す。錯体形は水中で塩形に転化しなが らより緩慢に溶解する。 次の実施例では、マグネシウムタウレート塩の製造を説明する。 実施例2 マグネシウムタウレート塩の合成 マグネシウム削り屑(96.0mg,4ミリモル;Aldrich,St.L ouis,MO)を10mlのメタノール中で、完全に反応し溶解するまで、撹 拌した。過剰なメタノールを蒸発させ、固体のマグネシウムメトキシドを残した 。この固体マグネシウムメトキシドに、水(10ml)中のタウリン(1g,8 ミリモル;Aldrich)の溶液を加えた。この反応混合物を激しく撹拌して 、透明な溶液を形成し、次に沸騰するまで加熱し、10〜15分間還流させた。 この溶液を室温に冷却させ、ミルク状コロイド溶液を生じさせ、次に真空中で乾 燥するまで蒸発させて、白色固体を得た。生じた残渣に水(10ml)と次にメ タノール(20ml)とを加えた。時々振とうしながら2〜3時間後に、残留す る溶解しない白色固体を濾過によって除去した。この物質(約50%収率)は少 量のタウリン及びマグネシウム塩と、非晶質形のマグネシウムタウレート錯体と から成るものであった。透明な濾液を蒸発させて、湿ったペーストを得て、これ をメタノール(約10ml)によって、結晶化が完成したように見えるまで、徐 徐に希釈した。結晶質マグネシウムタウレートの収率は約50%(約0.45− 0.60g)であった。融点(分解)は約300°であった。 得られたマグネシウムタウレート塩の提案された構造を立証するために、元素 分析を次のようにおこなった。 実施例3 元素分析 実施例1からの生成物のサンプルを燃焼によって%C、H、N及びSに関して 分析し、原子吸光分析によって%Mgに関して分析した。下記結果が得られた。 これらの結果はC412MgN262・2H2Oの化学式及び308.61の 分子量と一致する。この式と分子量とは上記で図示したように2:1のタウリン :マグネシウム比と一致する。生成物は水を固執的に維持するので、120℃に おける2時間後に水の僅か11〜12%が失われるにすぎない。 結晶質化合物中のタウリンの存在をさらに確証するために、実施例2の生成物 を以下で説明するようなプロトン、炭素及びマグネシウム磁気共鳴分光法によっ て分析した。 実施例4 分光法試験 塩のサンプルをジュウテリウムオキシド中に溶解し、500MHz Bruc ker Proton Multinuclear Resonance Sp ectrometer Model AM−500中で分析した。スペクトルは 約3.11ppmに集中した対称的な密接した間隔の多重線と、4.8ppmの HDOシグナルを示した。多重線はタウリンの2個のメチレン基の間での二次分 裂と一致する、これらのメチレン基の両方は水中での遊離(両性イオン)タウリ ン(+3N・CH2CH2SO3 -)のシグナルに比べてダウンフィールドにシフト される。 両性イオンタウリンによるシグナルは検出不能である。ジュウテリウムオキシ ド中の遊離タウリンのプロテイン(protein)磁気共鳴スペクトルは、2組のメチ レンプロトンの間の一次分裂に一致する、3.49ppmと3.32ppmとに 集中した(カップリング定数J=6.6)2個の対称的三重線を示す。同じ機器 (Brucker AM−500)で測定した、ジュウテリウムオキシド中の塩 の13Cスペクトルは、39.71ppm(H2N・CH2−)と54.59 ppm(−O3S・CH2)とにおけるシグナルを示す。同じ機器で測定した、ジ ュウテリウムオキシド中の塩の26Mgスペクトルは、MgCl2と正確に同じシ フトにおける一重線シグナルを示す。水溶液中の例えば共有結合錯体(covalent complex)のような、他のマグネシウム種の存在を示す証拠は存在しない。 実施例5 マグネシウムタウレート塩の他の合成法 20mlの水中の水酸化マグネシウム(433mg,7.46ミリモル;Al drich)とタウリン(1.87g,14.9ミリモル)との混合物を7時間 還流加熱した。得られたミルク状混合物を冷却させ、40mlのメタノールによ って希釈し、室温において一晩静置させた。マグネシウムタウレート錯体から大 部分が成る白色粉末を濾過によって取り出した。透明な濾液を真空下でペースト 状スラリーになるまで濃縮してから、10mlのメタノールによって徐々に希釈 した。2時間後に、結晶質マグネシウムタウレート塩を濾過によって得た。収量 は940mg(41%)であった。融点(分解)は約300℃であった。この塩 は実施例2において得られた塩と同じであった。 水中に溶解したときにマグネシウムタウレート塩は透明で無色な溶液を生じた 。濃縮した水溶液を沸騰するまで加熱したときに、混合物はミルク状になり、次 に錯体の微細な白色沈殿を形成した。冷却すると、沈殿は再溶解し、塩の透明な 溶液を形成した。 水中での錯体の希薄な懸濁液は約9〜10のpHを有し、徐々に溶解して、塩 の透明な溶液を生じる。酸を加えるならば、錯体はより容易に溶解する、この溶 解は5未満のpH値では非常に迅速である。 カルシウム及び亜鉛のタウレートの合成スキームは実施例5と本質的に同じで あるが、この場合には、カルシウム又は亜鉛の水酸化物を反応スキームの第1工 程でタウリンと反応させ、最終的にそれぞれカルシウム及び亜鉛のタウレートを 形成する。実施例1、2及び5に述べた合成スキームの変更による他の二価無機 タウレートの形成も、このような変更が当業者に公知であり、本発明の範囲に含 まれる。 本発明の上記詳細な説明は本発明の理解を助けるためにのみ記載するものであ る。現在知られている又は後に開発される全ての同等物を含めて、本発明の変更 が、請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲内に入ると見なされること を理解すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.治療を必要とする患者の急性又は慢性の心臓状態の治療方法であって、前 記患者にマグネシウムタウレートの有効治療量を非経口的に投与することを含む 方法。 2.前記マグネシウムタウレートが塩である、請求項1記載の方法。 3.前記マグネシウムタウレートが錯体である、請求項1記載の方法。 4.前記化合物を静脈内投与する、請求項1記載の方法。 5.前記急性心臓状態が心筋梗塞である、請求項1記載の方法。 6.前記有効治療量が約200mg/時〜約1500mg/時である、請求項 1記載の方法。 7.前記有効治療量が約500mg/時〜約1000mg/時である、請求項 6記載の方法。 8.急性又は慢性の心臓状態の治療に用いるためのマグネシウムタウレート。 9.急性又は慢性の心臓状態の治療のための薬物の製造へのマグネシウムタウ レートの使用。
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