JPH11507431A - ２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ばね鋼板条片により形成されている弾性密封部材（５）を具備し、前記密封部材（５）は、１つの装置部分に固着柄可能な２つの締付け端縁を有し、更に１つの円弧状の密封ゾーン（１０）を有する、例えば２つの蓋板の間又は１つの蓋板と煙道ガス装備のストッパとの間等の２つの互いに相対的に可動な装置部分（１，２）の間の密封装置に関する。前記密封部材（５）が前記密封部材（５）の軸方向長の一部にわたり外側から、密に当接し同様にばね鋼から形成されている保持カバー部材（３）により覆われて包囲されて、前記保持カバー部材（３）はそれぞれ、当接面（１５）の前記密封部材（５）の２つの前記締付け端縁（６，７）から背いて位置する端縁の領域内で前記当接面（１５）に対して垂直方向に支持部材（８）に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置 本発明は請求項１の上位概念に記載の２つの互いに相対的に可動な装置部分の 間の密封装置に関する。このような装置は例えば煙道ガス装備の遮断部材におけ る密封のために用いられる。 ドイツ特許出願公開第ＤＥ３８１５４０２Ａ１号公報から導管の１つの可動な 遮断部材と１つの定置の座部との間の接触ゾーンを密封する密封装置が公知であ り、この場合、密封領域内で、長く延びるばね鋼板条片の形の弾性密封部材が使 用される。ばね鋼板条片は、隆起している密封ゾーンの外部に密封部材の長手方 向に２つのアングルを有する。ばね鋼板状への両長手エッジ領域は同一の側へ向 き、上下に重畳されて配置されて締付け端縁を形成し、クランプ装置（例えばね じ接続部材）により可動遮断部材及び定置密封座部に固定可能である。特に、閉 鎖動作の間にばね鋼板条片と対向座部との間の相対運動が円弧状密封ゾーンに対 してほぼ垂直である場合にはこの密封部材は非常に良好であることが証明された 。閉鎖の際のこの相対運動が円弧状密封ゾーンに対して接線方向に行われなけれ ばならない場合には、ときどきばね鋼密封部材が非常に強く負荷され、これによ りばね鋼板条片が当接面から持上げられ、これによりばね鋼板条片が破断される ことがある。 このような欠陥を防止するためにＷＯ９５／０２１３６号公報から密封部材の 内部に支持材を設け、この支持材は押さえつけ部材として機能して、締付け個所 から最も遠くに離れているアングルの近傍でばね鋼板条片の当接面に当接し、離 れることを阻止することが知られている。押さえつけ部材は例えばほぼＶ形の横 断面の部材として形成されることも可能であり、ばね鋼板条片の締付け端縁と締 付け端縁との間にクランプ装置により一緒に固定される。この押えつけ部材は、 煙道ガス装備の中にしばしば発生する非常に腐食性の強い条件に起因してばね鋼 板条片と同様に高合金材料から形成されなければならないので、このためのコス トは大きい。更に発生する欠点として、公知の密封部材を具備する広い面積の煙 道ガス蓋を開放する際の初期ブレークアウェイトルクが、この押えつけ部材に起 因して望ましくなく大きいことがある。 本発明の課題は冒頭に記載の形式装置を改善して、密封部材の必要な弾性変形 を許容されない程度に損なうことなく、ばね鋼板条片が当接面から離れるのを、 できるだけ僅かな材料及び組立てコストで確実に防止することを可能にすること にある。 この課題は請求項１の特徴部分に記載の特徴を有する装置により解決される。 本発明の有利な実施の形態は請求項２〜１２に記載されている。 次に本発明が図を用いて詳細に説明される。 図１は支持部材としてのＬ字形断面材を有する本発明の装置の斜視図、図２は 図１と同様の本発明の装置の長手軸線に対して横方向に切断して示す断面図、図 ３は本発明の装置を概略的に示し接線方向力Ｈによる変形も一緒に示す横断面図 、図４は本発明の装置を概略的に示し密封領域に垂直に作用する力Ｖによる変形 も示す横断面図、図５は条片状の支持部材を有する本発明の装置の長手軸線に対 して横方向に切断して示す断面図、図６は支持部材としてのＵ字形断面部材を有 する本発明の装置の長手軸線に対して横方向に切断して示す断面図、図７は部分 部品から形成されている密封部材の側面図、図８は公知の密封装置の概略図であ る。 従来の技術により形成されている密封装置が図８に示されている。互いに対し て相対的に動かされる２つの互いに対して密封する装置部分が参照番号１及び２ により示されている。装置部分１は例えば遮蔽蓋１であり、遮蔽蓋１は、ばね鋼 板条片５を有する静止している装置部分２に対してほぼ接線方向でその密封位置 に回し込まれ、これは、上部の湾曲状矢印により示されている。勿論、代替的に ばね鋼板条片５は、動かされる装置部分に取付けられることも可能である。これ は、下部の破線の湾曲状矢印により示されている。勿論、これら２つの互いに対 して相対的に動かされる装置部分に、対応するばね鋼板条片５を設けることも可 能である。ルーバ形蓋（Jalousieklappem）の場合のように２つの直接に隣接す る蓋羽根板が閉鎖位置に動かされること、すなわちこれら２つの装置部分１，２ が同時に動かされることもある。この場合に垂線力（密封力）の外に大きい接線 方向の横力が発生する。 ばね鋼板条片５は円弧状の密封ゾーン１０を有する。ばね鋼板条片５の両長手 端縁は同一の側へ向かっており、締付け端縁６，７として互いに平行に積重なっ て位置する。ばね鋼板条片５の締付け端縁７と密封ゾーン１０との間にそれぞれ ９０°の２つのアングル１１，１２が長手端縁に平行に設けられている。これに よりばね鋼板条片５に横断面がＬ輪郭の支持部材８の対応する当接面１５に面的 に当接する当接面が形成される。載置面１５はばね鋼板条片５を密封力に抗して 閉鎖位置の中に支持している。このＬ輪郭の垂直脚部は両締付け端縁６，７を締 付け装置９（例えばねじ接続）により装置部分２に押圧し、このようにしてばね 鋼板条片５を固定する。装置部分１を閉鎖位置に回し込む際にばね鋼板条片５が アングル１２の領域内で当接面１５から離れるのを阻止するために、支え部材と してのＶ輪郭部材４がクランプ接続９を介して締付け端縁６と７との間に固定さ れている。Ｖ輪郭部材４はばね銅板条片５の内部空間の中のアングル１２の領域 でそのばね鋼板条片５を押圧している。ばね鋼板条片５は図８に変形されていな い状態で示されている。 この従来の技術から出発して本発明により、ばね鋼板条片をそれぞれの支持部 材の当接面から離れることを、相互間の軸線方向間隔がばね鋼板条片を外側から それぞれ包囲するように定められている多数の保持カバー部材により阻止するこ とが提案される。１つの可能な実施の形態が図１の斜視図に示されている。図２ 〜７でも図８におけるのと同一機能の部分は図８におけるのと同一の参照番号に より示されている。図８におけるのと同様に湾曲されたばね鋼板条片５が示され 、ばね鋼板条片５は支持部材８のＬ字形断面部材に当接している。ばね鋼板条片 ５の軸方向のせまい部分領域にわたりばね鋼板条片５は外側から密に当接してい る保持カバー部材３により包囲され、保持カバー部材３は有利にはばね鋼板条片 ５と同種の材料から成る。ばね鋼板条片５と異なり保持カバー部材３は支持部材 ８の領域内で、保持カバー部材３の下面は密に支持部材８に当接するように延在 している。有利にはねじ接続部材として形成されているクランプ接続部材９を介 してばね鋼板条片５、保持カバー部材３及び支持部材８は組立てられて保持され 、それぞれの装置部分に固定されている。これは図２に横断面で詳細に示されて いる。本発明の装置が密封のために設けられる装置部分は、参照番号２を付与さ れている。保持カバー部材３は２つの９０°のアングルを有し、これらのアング ルばね鋼板条片５の２つのアングル１１，１２に対応し、従って支持部材８のア ングルに対応する。２つのアングル１１と１２との間の間隔は支持部材８の当接 面に対応するのに対して、保持カバー部材３の２つのアングルの間の間隔は、保 持カバー部材３が取付け状態では密にＬ字形断面部材の下面すなわち当接面１５ の裏面に当接するように選択される。これにより保持カバー部材３は、当接面１ ５のばね鋼板条片５の２つの締付け端縁６，７に背いて位置する端縁の領域内で 当接面１５に対して垂直方向で支持部材８に固定され、従ってばね鋼板条片５の 湾曲密封ゾーン１０の方向に離れることは不可能である。従ってばね鋼板条片５ 自身もアングル１２の領域内で、当接面１５から離れることが阻止される。特別 の場合には、保持カバー部材３を当接面１５の下方の領域内で支持する。下敷き 部材１４をクランプ接続部材の領域内に設けることが推奨される。図２にはこの 目的のために下敷き部材１４の横断面がＬ形に形成されているのが示されている 。 ２つの図３及び４は概略的に、図２の本発明の密封装置が、密封領域内で接線 方向で作用する力Ｈ（図３）及び密封領域に垂直に作用する力Ｖ（図４）の作用 の下にいかに変形されるかを示す。保持カバー部材３の概略的に示されている変 形は１点鎖線として示され、これに対してばね鋼板条片５の変形は破線により示 されている。図３は、「臨界的」方向で締付け個所に向う接線方向の変形力Ｈの 作用の下でもばね当接面１５への鋼板条片５の面的載置は変化しないことを明瞭 に示す。ばね鋼板条片５は離れられない。しかし他方、保持カバー部材３は、隆 起されたばね鋼板条片５の接線方向力Ｈでの湾曲を許容する。当接面１５へ向か う垂直の力成分の作用は図４に示されている。保持カバー部材３が当接面１５の 左側端縁の領域内で下方へ向かって支持部材８の裏面から僅かに離れることが可 能であることが分かる。図２の下敷き部材１４により必要な場合にはこのような 離れに抗することが可能である。なおこのような力Ｖによりばね鋼板条片５及び 保持カバー部材３の頂上領域内がある程度の凹み、側面領域内にふくらみが形成 される。 図５は本発明の装置の実施の形態の変形例を示す。図２の実施の形態と異なり ばね鋼板条片５は密封ゾーン１０の両側にアングル１１，１３が設けられ、これ により支持部材８の当接面１５の面的当接が保証され、支持部材８はこの実施の 形態ではＬ字形断面部材として形成されておらず、平たい保持金属板条片として 形成されている。保持カバー部材３は類似のアングルが設けられ、これにより保 持カバー部材３の締付け端縁１６，１７はばね鋼板条片５の締付け端縁６，７に 平行に配向されることが可能である。有利には載置部分２への固定もねじ接続部 材９により行われる。保持カバー部材３が支持部材８の裏面から下方へ向かって 離れるのを阻止する剛性を高めるために、個々の場合に望ましい場合には図３と 同様に付加的な下敷き部材１４が設けられる。下敷き部材１４が支持部材１８の 裏面に沿って右方へ長ければ長い程、保持カバー部材３は剛性が強まる。本発明 のこの実施の形態の基本的な機能は完全に図２のそれに相当する。 本発明の別の１つの変形が図６に示されている。図６の実施の形態では支持部 材８としてほぼＵ字形の横断面の部材が使用される。このＵ字形断面の部材の底 部の外面は当接面１５を形成し、これに対してＵ字の横断面の部材の左側脚部は ばね鋼板条片５の両締付け端縁６，７と保持カバー部材３の締付け端縁１６とを ねじ接続部材９を用いて当接面２により締付けている。保持カバー部材３の他方 の締付け端縁１７はＵ字形断面部材８の第２の脚部の右側外面に密に当接してい る。締付け端縁１７はねじ接続部材１８によりこの第２の脚部に固定されて接合 されている。この実施の形態の１つの利点は保持カバー部材３にアングルを設け ることが不要であり、簡単な平たいばね鋼板条片として形成できることにある。 この解決法においてもばね鋼板条片５がアングル１２の領域内で支持部材８の当 接面１５から離れることが不可能であることが保証される。図２及び５と異なり 保持カバー部材３は支持部材８の裏面に当接せず、当接面１５のアングル状延長 部（Ｕ横断面異形材の右側脚部）に当接している。 図７が示す本発明の１つの有利な実施の形態は密封部材５が、それぞれ密封ゾ ーンの全長にわたり延在しているただ１つのばね鋼板条片から成るのではなく、 密封部材５が複数の長さＬの部分から形成され、個々の部分は互いにゆるく接触 して突き合わされている。この場合、保持カバー部材３をこの部分のそれぞれ突 き合せ個所領域内で、これらの保持カバー部材３が当接個所領域を覆うように配 置することが推奨される。ばね鋼板条片５のこれらの部分部品の長さが長い場合 、当接個所領域内にのみ保持カバー部材３を設けるのではなく、付加的な保持カ バー部材３を互いに間隔を置いて前述の保持カバー部材３の間に配置すると好適 である。保持カバー部材３の軸線方向長は有利にはばね鋼板条片５のそれぞれの 部分部品の軸線方向長Ｌの１０％より短くとりわけ５％より短くする。 組立てを容易にするために保持カバー部材３を点溶接（スポット溶接）でばね 鋼板条片５に付けるのが好ましい。また保持カバー部材３をそれぞれ点溶接によ り支持部材８に接続すると好適である、何故ならばこれにより組立ての際にあま りぐらつかせずに個別部品を互いに接続することが可能となるからである。一般 的に、図２〜７に示されている保持カバー部材３の固定をクランプ接続部材９を 介して行うことが推奨され、このクランプ接続部材９はばね固定条片５の固定に も使用される。しかし基本的に、保持カバー部材３の固定のために別個の固定装 置を設けることも可能である。 密封部材がその当接面から離れのを阻止するためには、比較的狭幅で充分であ る保持カバー部材しか必要でなく、この保持カバー部材はある間隔を置いて配置 すればよく、従って比較的僅かな数しか設ける必要がなく、この目的のために比 較的薄肉の金属板条片で充分であるので、本発明の方法を実施するための材料コ ストは小さい。保持カバー部材は外側からばね鋼板条片の周りに配置されること が可能であるので組立ては簡単である。接線方向の変形力が非常に大きい場合に も本発明の装置により、密封部材がその当接面から離れるのが確実に阻止される 。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，Ｓ Ｄ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． ばね鋼板条片により形成されている弾性密封部材（５）を具備し、前記 密封部材（５）が、互いに平行に隣接して配置され同一の側へ向きクランプ装置 （９）により一方の装置部分（２）に固定可能である平な２つの締付け端縁（６ ，７）と円弧状に湾曲されている密封ゾーン（１０）を有し、前記密封ゾーン（ １０）の外側に前記密封部材（５）の長手方向に２つのアングル（１１，１２又 は１３）が設けられ、更に前記密封部材（５）の下面が１つのアングル（１２又 は１３）と割当てられている締付け端縁（７）との間の領域内で支持部材（８） の上面すなわち当接面（１５）に面的に当接し、他方の装置部分（１）が、円弧 状に湾曲されている前記密封ゾーン（１０）の頂点領域内で前記密封部材（５） に接触し、２つの装置部分（１，２）の間の相対運動が前記頂点領域にほぼ接線 方向で行われる、２つの互いに相対的に可動な装置部分（１，２）の間の密封装 置において、 前記密封部材（５）が前記密封部材（５）の軸方向長の一部にわたり外側から 、密に当接し同様にばね鋼から形成されている保持カバー部材（３）により覆わ れて包囲されて、前記保持カバー部材（３）はそれぞれ、当接面（１５）の前記 密封部材（５）の２つの前記締付け端縁（６，７）から背いて位置する端縁の領 域内で前記当接面（１５）に対して垂直方向に支持部材（８）に固定されている ことを特徴とする２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置。 ２． 両アングル（１１，１２）が、密封ゾーン（１０）とこれの対応する締 付け端縁（７）との間に、密封部材（５）の同一の側に支持部材（８）の当接面 （１５）の幅に相応する間隔で配置されていることを特徴とする請求項１に記載 の２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置。 ３． 支持部材（８）がＬ字形断面部材として形成され、前記Ｌ字形断面部材 の第１の脚部は当接面（１５）を形成し、前記Ｌ字形断面部材の第２の脚部は両 締付け端縁（６，７）をクランプ装置（９）により装置部分（２）に締付け、保 持カバー部材（３）は前記支持部材（８）の前記当接面（１５）の裏面に当接し ていることを特徴とする請求項２に記載の２つの互いに相対的に可動な装置部分 の間の密封装置。 ４． 支持部材（８）がほぼＵ字形断面部材として形成され、前記Ｕ字形断面 部材の底部の外面は当接面（１５）を形成し、前記Ｕ字形断面部材の第１の脚部 は両締付け端縁（６，７）をクランプ装置（９）により装置部分（２）に締付け 、保持カバー部材（３）がねじ接続部材（１８）により前記Ｕ字形断面部材の第 ２の脚部に固定されて接続されていることを特徴とする請求項２に記載の２つの 互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置。 ５． 支持部材（８）が平たい保持金属板条片として形成され、両アングル（ １１，１３）が密封部材（５）の密封ゾーン（１０）を挟んで互いに対向して位 置する側面に配置され、保持金属板条片が両締付け端縁（６，７）をクランプ装 置（９）により装置部分（２）に締付け、保持カバー部材（３）は支持部材（８ ）の当接面（１５）の裏面に当接していることを特徴とする請求項１に記載の２ つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置。 ６． 保持カバー部材（３）が支持部材（８）の当接面（１５）の幅の一部に わたり下敷き部材（１４）により前記支持部材（８）の前記当接面（１５）の裏 面に固定されて保持されることを特徴とする請求項３又は請求項５に記載の２つ の互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置。 ７． 密封部材（５）が、面的に互いに突き合わされる長さＬの部分部品から 形成され、それらの突き合せ個所領域がそれぞれ保持カバー部材（３）により被 覆されることを特徴とする請求項１から請求項６のうちのいずれか１つの請求項 に記載の２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置。 ８． 保持カバー部材（３）がクランプ装置（９）により支持部材（８）に固 定されていることを特徴とする請求項１から請求項６のうちのいずれか１つの請 求項に記載の２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置。 ９． 保持カバー部材（３）が点溶接により密封部材（５）のそれぞれ１つの 部分部品に付着されていることを特徴とする請求項１から請求項８のうちのいず れか１つの請求項に記載の２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封装置 。 １０． 保持カバー部材（３）の１つの端縁がそれぞれ点溶接により支持部材 （８）の下面に付着されていることを特徴とする請求項１から請求項８のうちの いずれか１つの請求項に記載の２つの互いに相対的に可動な装置部分の間の密封 装置。 １１． 密封部材（５）が長い部分部品から形成されている場合にはそれらの 突き合せ個所領域の保持カバー部材（３）の間にさらにそれぞれ少なくとも１つ の別の保持カバー部材（３）が設けられていることを特徴とする請求項７から請 求項１０のうちのいずれか１つの請求項に記載の２つの互いに相対的に可動な装 置部分の間の密封装置。 １２． 保持カバー部材（３）の軸方向長（Ｂ）が密封部材（５）の１つの部 分部品の長さの１０％より短く有利には５％より短いことを特徴とする請求項７ から請求項１１のうちのいずれか１つの請求項に記載の２つの互いに相対的に可 動な装置部分の間の密封装置。