JPH0113905Y2 - - Google Patents

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JPH0113905Y2
JPH0113905Y2 JP1837984U JP1837984U JPH0113905Y2 JP H0113905 Y2 JPH0113905 Y2 JP H0113905Y2 JP 1837984 U JP1837984 U JP 1837984U JP 1837984 U JP1837984 U JP 1837984U JP H0113905 Y2 JPH0113905 Y2 JP H0113905Y2
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JP
Japan
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lever
band
fixed
palm
tip
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JP1837984U
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JPS60129590U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は結合バンドに関し、一層詳細には輪
状に形成した帯状部材の一端にレバーを一体的に
設け、レバーを回動してレバーのてこ作用によつ
て帯状部材を縮径する掌合タイプの結合バンドに
おいて、レバーのてこ作用による帯状部材の部分
的な伸びや破断を防止するための補強板の取付け
を簡易化し、製造工数減少を可能として成る結合
バンドに関する。
従来、掌合タイプの結合バンドにおいて、レバ
ーのてこ作用による帯状部材の部分的な伸びによ
る縮径不足によつて被締結物への締結力が不足し
てしまうことがあり、締結力不足を改良するべく
十分なレバーのてこ作用を発揮させようとすると
帯状部材の破断に至ることがある。このため、十
分な締結力を得るべく、第2図に示すごとく、右
方のレバー10によるてこ作用が最も強く左方の
帯状部材12に引張り力として影響を及ぼす部位
である、左方の帯状部材12上の、レバー10下
端縁を中心として上下に延びる短寸の補強板14
を帯状部材12の上面に、その上下の2個所にお
いてスポツト溶接して固定している。この補強板
14の取り付けは従来の掌合タイプの結合バンド
に新たに短寸に切断した補強板を2個所において
スポツト溶接しなければならず、金属製結合バン
ドを大量生産するための製造装置及び製造方法を
大幅に変更することとなり(特公昭58−25550参
照)、一台の製造装置による結合バンドの製造は
著しく困難となり、かつ装置の大型化、高額化を
招くこととなる。又、一個所のみ突出した補強板
は障害物に当たつて剥がれ易いなどの難点があ
る。
この考案は上記問題点を解消すべくなされたも
のであり、製造工程が簡略化しうると共に、強度
的に優れている結合バンドを提供することを目的
とする。
そして、この考案の特徴とするところは、帯状
部材を輪状に形成して両端部を掌合し、この掌合
部における帯状部材の端部表面に沿わせてレバー
の下端部側を固着し、レバー先端側をレバー下端
を支点として回動してレバーのてこ作用によつて
帯状部材を縮径する掌合タイプの結合バンドにお
いて、前記レバーが固着された側の帯状部材の端
部側が延出され、この延出部が、レバーが固着さ
れていない側の帯状部材の端部の先端を跨いで折
り返され、延出部先端が前記レバーの支点を越え
る位置となるようレバーが固着されていない側の
帯状部材の端部表面に沿つて固着されているとこ
ろにある。
以下本考案の実施例につき、図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る結合バンド16部分正面
図であつて、帯状部材12を輪状に形成してその
両端を掌合するに際し、帯状部材12の左端18
を被覆して挾着する形状に帯状部材12の右端2
0を折り曲げる。帯状部材12に比し高い剛性を
有する金属によつて帯状部材12と同一の幅を成
す短寸のレバー10を形成し、レバー10下部を
帯状部材12の右方から接近して帯状部材12右
端と左端とが挾着された掌合部22下部に位置さ
せ、レバー10上部と掌合部22とをスポツト溶
接あるいはリベツト等によつて固着する。また、
掌合部22の基部となる掌合部の下端部を若干越
えた位置にまで帯状部材12の右端20を挾着時
にあらかじめ延出しておき、この延出端先端とな
る帯状部材12の右端20を帯状部材12の左端
18近傍のレバー10下方においてスポツト溶接
する。
前記レバー10の上部を結合バンドの帯状部材
12方向となる時針回転方向に押し倒した際のレ
バー固定用止金具24を帯状部材12の右中途部
に固定する。この止金具24は例えばコ字状部材
を帯状部材12の内側から押し当ててスポツト溶
接するなど、従来知られている各種の止金具を使
用することができ、あらかじめこの止金具24に
よるレバー10上部の係止個所に接する位置にま
で前記帯状部材12の掌合部22上端を延出して
おくことによつて止金具による防護をなし、締結
後の結合バンドが何かに直接に当たつてレバーか
ら掌合部が剥がれる恐れを除くことができる。
なお、上記構成にかかる結合バンドの製造方法
としては帯状部材の掌合部における帯状部材12
右端20を長寸に形成して帯状部材12左端18
を被覆して折り返し、この状態においてレバー1
0のスポツト溶接および帯状部材12右端20の
スポツト溶接を同時に行う方法と、帯状部材12
右端20を帯状部材12左端18上面にスポツト
溶接後、帯状部材12右端中途部を折り曲げてい
くことにより掌合部を形成し、その後あるいはそ
れと同時にレバーのスポツト溶接を行うなどの、
従来の製造装置を利用した結合バンド製造方法を
採用することができる。
以上のように本考案に係る結合バンドは、レバ
ーが固着された側の帯状部材の端部を延出し、こ
の延出部を帯状部材の他端側に沿つて折り返し、
固着して補強板としたため、従来のように別部材
としての補強板が不要となり、結合バンドの製造
工程を簡略化することができる。
また帯状部材の一端側が他端部先端を跨いで折
り返されているため、掌合部の剥がれ、補強板の
剥がれがほとんどなくなり、強度的に優れてい
る。
以上本考案の好適な実施例を挙げて種々説明し
てきたが、本考案が上述した各実施例に限定され
るものでないことはいうまでもなく、考案の精神
を逸脱しない範囲内で多くの改変をなし得ること
はもちろんである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は結合
バンド部分正面図、第2図は従来例を示す部分正
面図である。 10……レバー、12……帯状部材、14……
補強板、16……結合バンド、18……左端、2
0……右端、22……掌合部、24……止金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 帯状部材を輪状に形成して両端部を掌合し、こ
    の掌合部における帯状部材の端部表面に沿わせて
    レバーの下端部側を固着し、レバー先端側をレバ
    ー下端を支点として回動してレバーのてこ作用に
    よつて帯状部材を縮径する掌合タイプの結合バン
    ドにおいて、 前記レバーが固着された側の帯状部材の端部側
    が延出され、この延出部が、レバーが固着されて
    いない側の帯状部材の端部の先端を跨いで折り返
    され、延出部先端が前記レバーの支点を越える位
    置となるようレバーが固着されていない側の帯状
    部材の端部表面に沿つて固着されていることを特
    徴とする結合バンド。
JP1837984U 1984-02-09 1984-02-09 結合バンド Granted JPS60129590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1837984U JPS60129590U (ja) 1984-02-09 1984-02-09 結合バンド

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JP1837984U JPS60129590U (ja) 1984-02-09 1984-02-09 結合バンド

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Publication Number Publication Date
JPS60129590U JPS60129590U (ja) 1985-08-30
JPH0113905Y2 true JPH0113905Y2 (ja) 1989-04-24

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JPS60129590U (ja) 1985-08-30

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