JPH11507271A - 骨削り装置 - Google Patents

骨削り装置

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JPH11507271A
JPH11507271A JP9502002A JP50200297A JPH11507271A JP H11507271 A JPH11507271 A JP H11507271A JP 9502002 A JP9502002 A JP 9502002A JP 50200297 A JP50200297 A JP 50200297A JP H11507271 A JPH11507271 A JP H11507271A
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Abstract

(57)【要約】 骨削り装置(bone shaver)とその使用方法が説明される。骨削り装置は、固定ハンドル(22)が固定して取り付けられた上部プレート(32)及びスライドできるように上部プレートに取り付けられた下部プレート(40)を含む。上部プレートは、さらに、その端にかなとこ状構造(anvil like structure)を含む。下部プレートは、フット・プレート(42)及びフット・プレート上の刃(44)を含む。可動ハンドル(24)が下部プレートに取り付けられる。可動ハンドルが固定ハンドルの方向に動くと、下部プレートが上部プレートの方向に移動する。フット・プレートには刃が付いているので、ハンドルを握り寄せると組織が切断される。

Description

【発明の詳細な説明】 骨削り装置 発明の属する分野 本発明は、特に脊椎手術の際に骨を削るために役立つ外科手術用器具に関する ものである。もっと特定して言うと、本発明は、椎弓板またはその他の部位から 骨を取り除くために役立つ骨鉗子タイプの器具に関するものである。 発明の背景 ケリソン・パンチまたはコルクラフ骨鉗子としても知られるラミネクトミー・ パンチ(椎弓切除用パンチ)は、脊椎手術中特に椎弓切除または層間椎弓切開中 使用される器具である。この脊椎手術法は、脊髄腫瘍、脊柱管狭窄またはその他 の各種の原因により影響を受ける神経組織に対する圧迫を減じる。 椎弓切除は後弓または椎弓板を切除する手術法である。椎弓切除手術において は、ラミネクトミー・パンチは、椎弓板を徐々に取り除いて、椎間関節を保存し ながら脊柱管の外側陥凹を開くために使われる。 層間椎弓切開は、椎弓板の分割である。層間椎弓切開において、ラミネクトミ ー・パンチは、厚くなった黄色靭帯、上関節突起の肥大隆起または椎間板ヘルニ アなどの圧迫要素を除去するための手術領域を準備するために使われる。 どちらの場合も、ラミネクトミー・パンチはまず探針として使われる。ラミネ クトミー・パンチは、隔離し取り除くエリアを探査する。探査後、ラミネクトミ ー・パンチを使って、椎弓板、黄色靭帯 または他の組織を取り除いて、手術部位の作業面を作る。このラミネクトミー・ パンチは脳手術において頭蓋を切り離すため及び顔面手術の際鼻及び顔の骨を取 り除くためなど、他の手術法においても有益である。 従来のラミネクトミー・パンチ10が図1a−1dに示されている。ラミネクトミー ・パンチを使って組織及び骨を切断する際、外科医の手でハンドル12を握り寄せ る。力は上部プレート14及び刃16に加えられて、刃がかなとこ状構造(anvil)19 にしっかりと当たるまで上部プレートをフット・プレート18及びかなとこ状構造 19の方向に動かす。(図1bの矢印は、上部プレートに加えられる力の方向及び固 定した下部プレートに対して相対的な上部プレートの移動の方向を示している) 。上部プレートと下部プレートは、従来のさねはぎ継ぎ(図示されていない)で 相互にスライドできるように取り付けられている。刃がかなとこ状構造の方向に 移動すると、上部プレートとフット・プレートの間に閉じ込められた組織または 骨が刃によって切断される。図1bに示されるように、フット・プレート及び上部 プレートの遠位端は、切断された組織または骨を入れられるようにくり抜かれて いる。さらに、刃(図1d)及びフット・プレート(図1c)は両方ともD形である 。 図2 は、椎弓根のすぐ尾側の胸椎の断面図である。脊髄102 は、椎骨内に形成 される管である脊柱管の中央に位置している。椎体104 、椎弓板116 及び椎弓根 (図示されていない)が脊柱管の境界を形成する。脊髄は、軟膜110 、硬膜106 、及び硬膜外脂肪112 に囲まれている。図2 には、棘突起114 及び神経根108 の 傷つきやすい神経組織(及びそのふたつの構成要素である後根118 及び前根122 )及び脊髄神経節120 も示されている。 従来のラミネクトミー・パンチを手術に使用すると多くの問題が 生じ、脊髄及び神経根を傷つけないようにするために相当の注意を要する。外科 医が椎弓切除法を行ってラミネクトミー・パンチで椎弓板の骨を切断する際、外 科医は椎弓板に近接する脊柱管の内部にラミネクトミー・パンチのフット・プレ ートを固定する。外科医はフット・プレートの遠位端を使って脂肪及び神経組織 を切断する骨から押し離す。次に、指と手のひらを使ってラミネクトミー・パン チのハンドルを握り寄せる。ハンドルを握る間、外科医は手のひらで上部プレー トの刃にフット・プレート向きの力を与える(上部プレートに加えられる力の方 向を示す図1bの矢印を参照のこと)。加えられる力は椎弓板の硬い骨を切り離す ために必要とされる力である。不幸なことに、加えられる力は、脊髄及び神経根 の傷つきやすい神経組織の方向でもある。そのため、骨が完全に切断されるとラ ミネクトミー・パンチは外科医の逆方向に、そして患者の傷つきやすい神経組織 の方向に動く傾向があるという問題を生じる。このように、脊髄方向にラミネク トミー・パンチが突然小さく動くと、患者の脊髄及び神経に重大な損傷を生じる 可能性がある。 現在のラミネクトミー・パンチにはその他にも多くの問題がある。ひとつの問 題はラミネクトミー・パンチの刃の動きが神経及び脊髄の方向であり、手術部位 の神経を挟んだりその他の方法で傷つける可能性が増えることである。これは、 椎骨が比較的小さく神経がより傷つきやすい頚部手術の場合には特に重要である 。また、上部プレートの下部プレート方向への移動は、外科医の手のひらにより コントロールされる。残念ながら、手の微細な運動制御機能は手のひらではなく 指にある。 現在のラミネクトミー・パンチに伴うもう1 つの問題は、これが、椎弓板を完 全に切り離すために使われるよう設計されていることである。多くの場合、骨の 肥大成長は椎弓板の脊柱管側に生じ、脊 髄またはその他の神経組織を圧迫する。現在のラミネクトミー・パンチを使って 、骨の肥大成長を削り取り、椎弓板を無傷のまま脊柱管を広げることはできない 。 従来のラミネクトミー・パンチのさらなる問題は、刃に加えられる力がフット ・プレートに伝えられることである。この力のために、フット・プレートは折れ る傾向がある。折れを防ぐために、フット・プレートに加えられる力に耐えるの に充分な厚みにフット・プレートを作らなければならない。残念なことに、フッ ト・プレートが厚いとラミネクトミー・パンチの探査機能を妨害または抑制する 。 刃及びかなとこ状構造がD形のために(図1c及び1dを参照のこと)別の問題が 生じる。D形は、外科医が刃及びかなとこ状構造の幅の組織または骨を取り除く ことを余儀なくさせる。頚部では、椎骨が比較的小さく密着しており、外科医は 非常に小さいサイズのラミネクトミー・パンチから手術を始めなければならない 。手術が進むに従い、外科医は手術が完了するまでラミネクトミー・パンチを徐 々に大きいサイズに取り替えていく。従って、1件の手術のために異なるサイズ の多くのラミネクトミー・パンチを滅菌して用意しなければならない。 従って、使用中神経を傷つける可能性を減少する骨削り装置(bone shaver)が 必要である。探針としての装置の用途を強化し、フット・プレートの厚みのため に既に圧迫されている構造を傷つけないようにするために、骨削り装置のフット ・プレートの厚みを減らすことが望ましい。さらに、ひとつの装置を使用するだ けで一定の範囲の幅の組織または骨を取り除ける先細の刃を持つ骨削り装置を持 つことが望ましい。骨削り装置の動きを外科医の指の微細な運動制御によりコン トロールさせることも利点があるだろう。 発明の概要 本発明は、上記の問題を克服するものであり、固定ハンドルが固定して取り付 けられた上部プレート及びスライドできるように上部プレートに取り付けられた 下部プレートを含む骨削り装置(bone shaver)に関するものである。下部プレー トはフット・プレートを含み、フット・プレートには刃が付いている。可動ハン ドルが下部プレートに取り付けられているので、刃を上部プレートの方向に動か すことが出来る。 本発明に基づく骨削り装置は、従来のラミネクトミー・パンチの全ての機能を 果たすよう設計され、さらに椎弓板の完全性を維持しながら骨の肥大成長を削り 取るのに役立つよう設計されている。骨を削るために、外科医は椎弓板内側の肥 大成長の後ろにフット・プレートの刃を入れる。次に、外科医はハンドルを握り 寄せ、刃を椎弓板の内面で横切らせて、肥大骨を削り取る。椎弓板自体は保存さ れ、完全には切り離されない。 望ましい実施態様においては、比較的小さいエリアに入り込み少量の組織また は骨から削り取り始められるように、刃は先細形である。骨削り装置を使用する とき、骨削り装置が徐々に深く手術部位に差し込まれるにつれて、より広い面積 の骨が削り取られる。 本発明に基づく骨削り装置には利点がたくさんある。刃の動きは骨髄及び神経 根の逆方向である。脊椎手術にこの骨削り装置が使われるとき、刃に加えられる 力は、傷つきやすい脊髄及び神経根の神経組織と逆向きなので、これらの構造を 傷つけるのを防ぐ。この骨削り装置は、また、椎弓板の完全性を損なうことなく 望ましくない骨を削り取ることが出来る。刃はフット・プレートに付いているの で、フット・プレートの厚みは従来のラミネクトミー・パンチの厚みほど重大で はない。従って、破損を防ぐためにフット・プレート の基部の厚みをそのままにし、フット・プレートの先端の厚みを小さくして、骨 削り装置の探査機能を強化し、既に圧迫を受けている構造により簡単に入り込む ことが出来る。さらに、刃が先細形の場合、骨削り装置は、従来の多くの様々な サイズのラミネクトミー・パンチの機能を果たすことが出来る。もう1つの利点 は、刃及び下部プレートの動きが外科医の指先によってコントロールされること であり、これにより手術の安全性及び骨削り装置の使いやすさが増す。 以下の説明から分かるように、本発明には、本発明の精神及び範囲から逸脱す ることなく、他の様々な実施態様が可能であり、その細部は様々な点で変更が可 能である。従って、図面及び詳細な説明は、限定的なものではなく本来例示的な ものとみなされるものとする。 図面の簡単な説明 本発明の特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明、添付される請求の範囲及 び下記の通りの添付図面に関連して見るとよりよく理解できる。 図1aは、従来のラミネクトミー・パンチの側面斜視図である。 図1bは、従来のラミネクトミー・パンチの遠位端の拡大側面斜視図である。 図1cは、図1bの線1c−1cに沿って見た従来のラミネクトミー・パンチのフット ・プレートのかなとこ状構造部分の一部を断面図とした斜視図である。 図1dは、従来のラミネクトミー・パンチの上部プレートの刃の端面斜視図であ る。 図2 は、胸椎を通る患者の脊椎の断面図である。 図3 は、本発明の骨削り装置の側面斜視図である。 図4 は、本発明の骨削り装置の遠位端の拡大側面斜視図である。 図5 は、図4 の線5−5に沿って見た本発明のフット・プレート上の刃の一部 を断面図とした斜視図である。 図6 は、本発明の骨削り装置の上部プレートのかなとこ状構造の端面斜視図で ある。 図7 は、線7−7に沿って見た図3 に図解される骨削り装置の断面図である。 発明の詳細な説明 本発明は、脊椎手術に使用するための骨削り装置に関するものである。本発明 の骨削り装置は、骨削り装置の使用中、外科医の指先が手術部位の神経と逆方向 に骨削り装置の刃の動きをコントロールできるようにするという利点を持ってい る。また、設計は、フット・プレートの先端の質量を大幅に減少することにより 、骨削り装置の探査機能を強化する。 本発明の骨削り装置は、図3−7に示される通りである。骨削り装置20は、軸 旋回できるように可動ハンドル24に取り付けられた固定ハンドル22を含む。ハン ドルは、外科医の手の形に合わせた曲線部材である。固定ハンドルには、パンチ 使用者の親指と人差し指の間を支えるための突起26を含めることが出来る。可動 ハンドルは平らでも、あるいは図に示されるように骨削り装置使用者の人差し指 と中指の間を支えるための角を成すセクションを含んでもよい。 技術上周知の他のばねを使用することも出来るが、固定ハンドルと可動ハンド ルの間には板ばね28が配置される。板ばねは、ネジ30を使って各ハンドルに、ま た片方の板ばねのボール29が他方の板ばねのソケット31にぴったりはまることに より相互に、軸旋回できる よう接合される。ハンドルを圧すると板ばねは変形し、ハンドルを解放すると板 ばねはハンドルをその休止ポジションに戻す。 固定ハンドル20は、上部プレート32の近位端に固定して取り付けられる。望ま しい実施態様においては、固定ハンドル及び上部プレートは、同じ材料片から一 体として構成される。上部プレートは一般に断面が三角形で近位端と遠位端を持 つ細長い部材から成る。上部プレートはその遠位端にかなとこ状構造36を持つ遠 位先端を持つ。 可動ハンドルは、ハンドルが圧せられるとすなわち可動ハンドルが固定ハンド ル方向に動かされると、下部プレートが引っ込むようにすなわち固定上部プレー トに対して相対的に動くように、下部プレート40に取り付けられる(下部プレー トの移動の方向は図4 において矢印で示されている)。 下部プレートは、一般的に長方形の断面の、近位端と遠位端を持つ細長い部材 によって構成される。下部プレートの遠位端の遠位先端には、その近位面に刃44 を持つフット・プレート42が配置される。 下部プレートは、可動ハンドルが圧せられるとき下部プレート、フット・プレ ート及び刃が固定ハンドル方向に動くようにその近位端でコネクタ46により可動 ハンドルに接続される。本発明のひとつの実施態様においては、コネクタ46は、 可動ハンドルを上部プレートに固定するために、ピン48により軸旋回できるよう に上部プレートに取り付けられる。下部プレートは、下部プレートの側面から突 き出し可動ハンドルの長円開口部52内に差し込まれるピボット・ピン50により、 軸旋回できるように可動ハンドルに取り付けられる。 上部プレート32の遠位端に向かって、下部プレートに近接する表面から外側に 突き出す舌片(tongue)38がある。上部プレートの舌片 38をスライドできるように収める、上部プレートに近接する面の溝39が下部プレ ートの遠位端に向かう。従って、上部プレート及び下部プレートの遠位端は、上 部プレートの舌片38が下部プレートの溝39内でスライドできるように取り付けら れることにより(図7を参照のこと)、相互にスライドできるように取り付けら れる。可動ハンドルが固定ハンドル方向に動かされると、下部プレートは固定し た上部プレートに対して相対的に引っ込み、刃44は、かなとこ状構造36方向に移 動する。舌片と溝による取り付けにより、上部プレート及び下部プレートの遠位 端が整列したままとなる。 上に述べたように、下部プレートの遠位先端にはフット・プレート42が付けら れる。フット・プレートの表面は、刃44である。図4 及び5 に示される通り、鋭 い刃44はフット・プレートの近位面にあり、フット・プレートの外面の周縁から 多少引っ込んでいる。この構造は、鋭い刃が偶発的に組織を切ったり傷つけたり する危険なしに手術部位を探るために裏の遠位面を使える点で望ましい。 フット・プレートの先端54は、フット・プレートがほぼ三角形になるように先 細にする。図5 に示される通り、フット・プレート42は、下部プレート40との接 合部で厚く、先端54はずっと薄くなる。先端54の薄さは、骨削り装置の探査機能 を強化し、より容易に骨削り装置を手術部位に配することが出来る。フット・プ レート底部が厚いことにより、骨削り装置が骨を削るために必要な力に耐えるこ とが出来る。また、何かまたは削った骨をくぼみの中に捕捉することが出来るよ うに、下部プレートの近位面が図4 に示されるように多少くり抜かれる。 上部プレートの遠位端にはかなとこ状構造(anvil like structure)36が配置 される。かなとこ状構造は、平らで、フット・プレートの刃44に対応し、相対的 に広い面積を持つ(図6 を参照のこと) 。かなとこ状構造の中心を図に示されるように選択によりくり抜くか、完全に平 らにすることが出来る(図示されていない)。かなとこ状構造は、切断される組 織または骨の周りに骨削り装置を固定するために使われる。下部プレートの刃と 上部プレートのかなとこ状構造の間に閉じ込められた組織または骨は、刃がかな とこ状構造方向に移動すると削り取られる。かなとこ状部材も、フット・プレー トの先細形に対応するように先細になっている。 使用中、外科医は、まず、フット・プレートの遠位面を使って手術部位を探る 。次に、外科医は、骨削り装置を使って削り取られる骨または組織を隔離する。 その後、削り取られる組織または骨を刃とかなとこ状構造の間に配置するように この組織または骨の周りに骨削り装置を慎重に置く。その後、外科医は、指先を 使って両方のハンドルを握り寄せて、フット・プレートと刃の動きをコントロー ルする。刃がかなとこ状構造方向に後退すると、組織または骨が刃により削り取 られる。 本発明の骨削り装置を椎弓切除に使用すると、その利点の一部が明らかになる 。外科医は患者の脊椎を特定し検査した後、骨削り装置のフット・プレートを椎 弓板の下の脊柱管に入れる。フット・プレートの遠位面を使って、手術部位を探 り、切断する組織から神経及び他の余分な組織を静かに押し離す。次に、外科医 は、椎弓板のある部分がフット・プレートの刃と上部プレートのかなとこ状構造 の間になるように椎弓板の周りに骨削り装置を置く。その後外科医は自分の指で ハンドルを握り寄せて、フット・プレートの刃を静かに上部プレートのかなとこ 状構造方向に動かす。このように、刃は、傷つきやすい脊髄及び神経組織と逆方 向に動く。必要であれば、外科医は、ハンドルを握り寄せながら患者と逆方向に 骨削り装置を引くことにより切断面に追加の力を加えることが出来る。刃は、脊 髄及び傷つきやすい神経組織と逆方向に動くので、安全率が増す。骨削り装置が 使用中突然動いた場合、骨削り装置は患者の傷つきやすい構造全てと逆方向に動 く。 手術部位で外科医が最初に骨削り装置を使用するとき少量の骨だけを取り除け るように、骨削り装置の先端は、先細になっている。先端のサイズは、約0.1mm から約3mm まで変えられる。目下の望ましい実施態様においては、先端の幅は0. 5mm である。次に、外科医は、再び骨削り装置を挿入して、さらに骨を徐々に取 り除く。先端が先細になっているので、外科医が骨切断のプロセスを繰り返すに つれて、取り除かれる骨の幅は大きくなる。骨削り装置の基部は約2mm から約10 mmまで変えられる。目下の望ましい実施態様においては、刃の基部の幅は3.0mm である。従って、骨削り装置の望ましい実施態様を使用するとき、外科医は、骨 削り装置の先端をまず使って0.5mm の骨を取り除くことから始め、刃の基部を使 って3.0mm の骨を取り除くことで手術を終わらせることが出来る。 本発明の骨削り装置は、使用中に骨削り装置に加えられる力に耐えるのに充分 な強さを持ち、滅菌(出来ればオートクレーブで)可能な材料で作られることが 望ましい。他の材料も技術上周知であり、この用途に適しているであろうが、適 切な材料のひとつは、ステンレス鋼である。 本発明は、単に例示として図示されている特定のデザインに限定されないもの とする。当業者は、本発明の精神及びその範囲から逸脱することなく他の多様な 配列を考案できるかも知れない。本発明の範囲は、次の特許請求の範囲において 定義されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.近位端及び遠位端を持つ上部プレート、 上部プレートの近位端に固定して取り付けられた固定ハンドル、 近位端及び遠位端を持ち、遠位端のフット・プレート及びフット・プレート上 の刃を含み、スライドできるように上部プレートに取り付けられた下部プレート 、及び 下部プレートの近位端に取り付けられた可動ハンドル、 から成る骨削り装置(bone shaver)。 2.固定ハンドル方向の可動ハンドルの動きにより下部プレートの刃が上部プ レート方向に動く、請求項1 に記載の骨削り装置。 3.下部プレートへの上部プレートのスライド可能な取り付けが、 下部プレ ートの溝、及び 下部プレートの溝の中にぴったりはまる上部プレートの舌片(tongue)、 から成る、請求項1 に記載の骨削り装置。 4.上部プレートの遠位端がかなとこ状構造(anvil like structure)を含む 、請求項1 に記載の骨削り装置。 5.フット・プレートがさらに先端及び基部を含む、請求項1 に記載の骨削り 装置。 6.フット・プレートがさらに先細形を含み、先細形の上部の幅が約0.1mm か ら3mm まで変動し、下部の幅が約2mm から約10mmまで変動する、請求項1 に記載 の骨削り装置。 7.先細形が上部の約0.5mm から下部の約3.0mm までの幅を持つ、請求項6 に 記載の骨削り装置。 8.上部プレートの遠位端がフット・プレートの先細形と一致するように先細 形にされたかなとこ状構造から成る、請求項6 または 7 のいずれか1項に記載の骨削り装置。 9.フット・プレートがくり抜かれている、請求項6 に記載の骨削り装置。 10.フット・プレートが周縁を持ち、刃が周縁から引っ込んでいる、請求項1 に記載の骨削り装置。 11.(a) 第1のハンドル、 (b) 第1のハンドルに対して相対的な固定位置で第1のハンドルに固定して取 り付けられた上部プレート、 (c) 第1のハンドルに可動的に取り付けられた第2のハンドル、 (d) 第2のハンドルに取り付けられ、スライドできるように上部プレートに取 り付けられた下部プレート、及び (e) 下部プレートに取り付けられたフット・プレート、 から成る骨削り装置。
JP9502002A 1995-06-07 1996-06-07 骨削り装置 Pending JPH11507271A (ja)

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US08/485,098 1995-06-07
US08/485,098 US5681337A (en) 1995-06-07 1995-06-07 Bone shaver
PCT/US1996/009780 WO1996039959A1 (en) 1995-06-07 1996-06-07 Bone shaver

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EP (1) EP0879020A4 (ja)
JP (1) JPH11507271A (ja)
KR (1) KR19990022693A (ja)
AU (1) AU6266696A (ja)
BR (1) BR9609005A (ja)
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