JP3950989B2 - 下あご等の顔面骨の手術器具 - Google Patents

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Description

【0001】
<発明の属する技術分野>
本発明は、下あご(下顎)などの顔面の骨の手術のための方法、及び関連した手術器具に関するものであり、成形外科の分野で用いられる。
【0002】
<従来の技術>
従来、下あごの角部の骨折手術や整形手術の際、顔面に切開を施して、切開部を通じて手術に必要な道具を挿入して手術を行うという方法が一般に用いられていた。
【0003】
しかし、このような手術方法では、視野が極めて制限された状態にて行われるため、手術に要する時間が長くなるのであり、狭い空間にて骨を削ったり、切断や金属片の固定等を行わねば成らなかったために、手術者のみならずアシスタントにも、たいへん熟達した技能が要求された。また、顔面の切開部に切開の痕が残り、回復に要する期間も長くなるという問題点があった。
【0004】
このような手術器具としては、本発明と関連して、下あご角部の牽引器、ドリル、ドライバー、金属固定用のピンセットが知られている。
【0005】
公知の牽引器(図10参照)は、取っ手から概略45°に曲がった首部の終端部に、半円環が形成された構造を有する。この構造は、下あご角部等を半円環でもって引っ張ることで、手術時の視野の確保が可能となるようにしたものであって、視野確保のための限られた目的でのみ用いられている。骨片の固定や金属板などの固定及び骨の切断などの下あご角部の手術の際に必要な諸般の機能を備えることができず、手術に困難があった。
【0006】
特には、下あご角部の骨折(Mandibular angle fracture)の際、下あごの下縁に金属板を固定するとき、位置的な特性上、手術部位の視野の確保が困難であり、既存の牽引器では、骨折片を固定することなしに制限された空間内にて手術者やアシスタントが手を入れてつかむ必要があるので、使用がたいへん煩雑である。
【0007】
また、下あご角部の切除手術(Mandibular angle resection)の際にも、切断された骨片が、しばしば、下あごの後方に回り込み、これを探し出して除去するのに、多くの時間を浪費することになる。
【0008】
従来の牽引器のまた一つの不便な点は、下あご角部の牽引器を用いた手術の際に、照明のために別途の照明装置を連結して用いなけレバーならず、煩雑であって、視野が制限されることである。また、骨の表面における位置の把握が不可能であるという問題点がある。
【0009】
ドリルやドライバーの関連では、下あご角部の骨折部位に、金属板をあてがって固定するために、それぞれ独立した形態のドリルとドライバーが用いられている。これらドリル及びドライバーでは、大部分が、取っ手と同じ方向に形成された作用軸上に結合されたドリルやドライバーを用いるようになっている。作用軸が取っ手と一定の角度を有するように形成されたものも一部に見られるが、これは、作用軸に動力を伝達するための連結装置を形成すべく、作用軸が形成されたヘッド部分が15mm程度の厚みを有するように構成されたものである。
【0010】
したがって、これらの公知のドリルやドライバーであると、ドリルチップまたはネジの長さを考慮した場合に、25mm前後の厚みとなるため、下あごの側面の切開部から得られる空間(概略20mm)を用いて施行する本発明の手術方法を実現するのには困難を伴う。
【0011】
この場合、下あご角部の側面で切開を行うとともに、外部に別途の切開(1-a)を加えて、ドリルまたはドライバー(1-b)を挿入しなけレバーならず、手術の労力及び時間が増加し、回復に伴う療養期間が長期化するという問題点があり、分離された2つの空間、すなわち下あご側面切開部と外部切開部にて作業を行う必要があるため、手術の効率が低下するのみならず、一つの外皮切開部を通じての固定の方向がそれぞれ異なるネジを挿入する必要がある(図20参照)。
【0012】
したがって、ドリリングの方向またはネジの挿入方向が、骨の表面と直角をなさず、斜めに形成または挿入されるため、ネジの固定が堅固とならず、また正確でもないという問題点があった。
【0013】
また、骨折部に金属片を固定する手術のプロセスに必須のものとして要求されるドリル及びドライバーは、その動作の特性上、低速回転が求められるドライバーと、高速回転するドリルとして、別個の構成体をなし、それぞれ別途に製作される。そのため、ドライバーやドリルをそれぞれ別途に備えなければならないと言う不便と、経済的な負担があった。
【0014】
金属板の固定のための鉗子は、下あご角部の骨折の際、骨折部位を固定するために、骨の表面に金属板をあてがい、ネジを植え込んで固定するときに、金属板を固定するための器具である。金属板をあてがってネジを締めるために、金属板を正確な位置に配置するようにする作用と、ネジを締める前までに金属板がずり落ちないように固定する作用とを行うのである。
【0015】
しかし、公知の、現在用いられているつかみ具は、単純なピンセットの構造を有するものであり、視野の確保が困難な狭い空間における金属板の初期のセッティング及び固定がたいへん困難なものであって、熟練した技術を要する。
【0016】
例えば、ピンセットの場合、金属板の固定は可能であるが、ネジ及び金属板を共に固定するのが困難でありネジがドライバーチップに付着されない場合には、多くの困難を伴うこととなる。また、金属板等を固定する際に、視野が妨げられ、狭い空間内でのドライバーの使用に制約を受けるという問題点もある。
【0017】
また、手で力を加えて金属板をつかんでおく必要があるため、手術に手間がかかり時間を多く要するという問題点も引き起こされる。
【0018】
したがって、本発明は、従来の下あごなどの顔面骨の手術方法が有するこのような問題点を解消すべく、顔面に切開を施さないで行う手術方法を新たに提案するとともに、この手術方法を実施するのに用いる手術器具を提案するものである。すなわち、下あごなどの顔面骨の骨折手術に用いられる一連の手術器具のうち、互いに関連した、下あご角部の牽引器と、ドリル及びドライバーと、骨片の固定に用いられる金属板の固定用のつかみ具とからなる、下あご角部の骨折手術用の手術器具に関するものである。
【0019】
<発明の詳細な内容>
本発明による下あごなどの顔面骨の骨折手術法は、顔面に施す外部切開によらずに、口腔内の下あご角部の側面を切開して、下あご角部の骨折手術を行うものである。
【0020】
このような下あご角部の切開を通じて、口腔内部に下あご角部を露出させる場合には、最大に確保可能な空間が、骨の表面から20mm前後の距離であって狭小ではある。しかし、口腔を通じて視野を確保することができ、口腔を通じた手術器具の挿入及び操作がなされるために手術器具の操作範囲が広くなる。また、手術後の迅速な回復を期待できるという効果が得られる。
【0021】
本発明は、手術法に適用するための手術器具を併せて提案することを目的とする。
【0022】
このような目的を達成するために提案される下あご角部の牽引器は、取っ手(1)と、取っ手(1)から45°前後の角度でもって折り曲げられて端部に半円環部が形成されたフレーム(2)と、フレーム(2)の折り曲げ部の内側に設けられた溝(2b)に挿入され、その終端に設けられたチップ(3a)が外力にしたがって半円環部(2b)を出没させつつ、互いに噛み合うように挿入された活動部材(3)と、フレーム(2)に軸(4a)として結合され上記活動部材(3)に可動力を提供するてこ棒(4)とを、基本構成として備える。
【0023】
図1は、本発明による牽引器の基本構造を図示するための実施例であり、図2は、外径を図示した実施例であって、取っ手とフレームを単一の部材として、本体を設け、てこ棒が上記本体をなすフレームに軸結合された構造を示す。
【0024】
細部において、フレーム(2)は、長方形の断面形状を有し、取っ手(1)との接続部は、水平部(2c)からなり、中間に45°前後の折り曲げ部(2d)を有する。末端部(2e)は、水平をなすようにして、その端部に半円環部(2a)が設けられた構造を有する。
【0025】
フレーム(2)を構成する内部の溝(2b)は、カバー(5)によって開放される構造であり、内部の活動部材(3)を、必要に応じて交換できるようにしている。また、フレーム(2)の水平部(2c)には上下に貫通した溝(2f)を設けており、てこ棒の胴体部分が、この溝に挿入された状態で、軸(4a)によってフレームと結合している。
【0026】
てこ棒(4)は、活動部材(3)の端部をなすチップ(3a)に圧持力を加えることで、半円環とチップとの作用によって固定及び切断作業が行われるようにするものであり、上部をなす頭部(4b)と、下部をなす取っ手部(4c)で構成され、てこ棒の頭部に活動部が連結される。
【0027】
頭部と活動部材は、直接に連結することができるが、てこ棒から加えられる力を安定に活動部材に伝達し、活動部材を容易に交換できるようにするために別途の押し棒(6)によって結合される。
【0028】
押し棒(6)の端部には、段差部(6a)を設け、段差部上に活動部材の末端部分を嵌め込んで固定することのできる溝(6b)を設ける。
【0029】
押し棒に連結される活動部材(3)は、チップを出没させるとき、フレームの末端部分(2e)をなす水平部における良好な曲げを可能とするために、チップと活動部材の胴体部との接合部に曲げ部(3b)が形成されるようにする。この曲げ部(3b)は、フレームの内部の溝における折り曲げられた溝を伝って、円滑な活動がなされるようにしたものであり、活動部材を曲げ性の良好な板スプリングで構成したり、また、チェーンその他の素材でもって構成することができる。また、図4a及び図4bに図示するように、チップとの連結部に形成された曲げ部を、一連の棒(3c)の中央部にワイヤ(3d)を差し込んで、一つにまとめている。
【0030】
このように構成されたてこ棒を押してチップを突き出させるときには、棒が接触してチップを押すので突き出すことになり、てこ棒を引っ張るときには、ワイヤが作用してチップを引っ張るので、てこ棒の動作にしたがってチップが反応して、半円環部からの出没がなされる。フレームの終端部の水平部にて自然な具合に曲げられて抵抗なくチップを動作させることができる。
【0031】
また、上記の構成は、てこ棒の活動力をチップに伝達するための曲げ部の進行方向だけでなく、側面上へと自由に曲げられるので、フレームを図3のようにツイスト状に構成することができる。
【0032】
フレームをツイスト状に構成する場合、下あご角部におけるアプローチが困難な部位にも容易にアプローチすることができる利点がある。
【0033】
チップ(3a)は、半円環部へと出没しつつ、半円環部と共に骨片や金属片などに噛みつくことで、固定したり、骨の切断を行う部分である。使用目的により、チップの先端部の形状を異にすることができ、多様な形状をとることができる。
【0034】
図6a及び図6bは、骨片の固定のために用いられるチップの形状であり、チップの一方端を錐(きり)のように尖らしたり、ノコ歯を形成した実施例を示すものである。図6cは、切断のときに用いるためにチップの先端部分に刃を形成した構造を示すものである。
【0035】
チップと活動部材の本体とは一体に付着されており、共に交換することができるように形成されている。また、チップを活動部材の本体から分離・結合する構成とすることで、交換時にはチップだけを交換することができる構造でもって実施することができる。
【0036】
上記の構成により、てこ棒を押せば、てこ棒の力が押し棒に伝わり、押し棒は、活動部材を押してチップに圧持力を加える。また、チップに加えられた圧持力により半円環部とチップとの間に挟まった骨片や金属片などを固定することや、骨片などを切断することができる。
【0037】
本発明は、固定状態を維持するために、本体の取っ手(1)と、てこ棒の取っ手部(4c)とにクランプ(7)を設けた構成を含んでいる。
【0038】
クランプは、多様な形態に構成することができるのであり、本発明の実施例においては、本体の取っに取り付けられた円弧状のノコ歯ギア(7a)と、てこ棒の取っ手部(4c)に設けたラチェット(7b)とから構成される。てこ棒に力を加えて骨片などを固定した状態にて、てこ棒から手を離してもラチェットの歯がギアに噛みついているので、固定が解除されない。固定を解除しようとするときには、ラチェット取っ手(7c)を倒すだけで簡単に解除できる。
【0039】
本発明は、それぞれ独立に動作するてこ棒及び活動部材を二重に設ける場合を包含する。このように構成することにより、骨折線を中心とした両側における下あごの厚さ寸法の差に適応することができるのであり、順次に固定を行うことによりアシスタントの助けなしに骨折面に合わせることができる。また、一方のチップを用いて切断された骨片をつかんだ状態で、他方のチップでもって切断することができるので、切断された骨片が下あごの後方に離脱するなどの問題点を除去することができる。
【0040】
また、2つのてこ棒の胴体部にピン孔(4d)を設け、ピンでもって互いに固定することにより、チップが同時に動くように構成することができる。これによって、骨の切断を効果的に行うことができる。
【0041】
一方、本発明は、口腔内の手術の際に視野の確保が困難であることを解決するために、本体上に照明装置(9)を設けることを、併せて、提案する。
【0042】
本発明の実施例においては、上記構成の取っ手部にバッテリーケース(9a)を形成し、これから電源を供給する。フレーム状の折り曲げ部(2d)に照明用電球(9b)を設けており、フレームの折り曲げ部及び終端部の表面を精密に研磨して鏡面(10)を形成している。
【0043】
上記の照明装置は、手術の際、部位に直接照明がなされ扱い易く視野の確保が良好であり、外部照明装置使用の際の煩わしさを解消することができるものである。鏡面は、奥まった部分までを反射してくれるので、施術部位の距離の測定や位置の測定にとってたいへん有用な効果を発揮する。
【0044】
以上のような牽引器は、牽引器としての機能をそのまま維持しつつ、一つの器具でもって骨折片の固定及び切断作業と、金属板などの固定とが同時になされるので、制限された空間内での手術を円滑にする。また、切断された骨片を容易に除去することができるのであり、それ自体に設けた照明装置によって正確な測定及び視野の確保が可能であることから、下あごなどの顔面骨の手術の際に非常に結うようである。
【0045】
本発明によるドリル・ドライバーの一構成は、内部に動力装置(110)が設けられた取っ手(120)と、上記の取っ手に接して突き出す首部(130)と、この首部に対して一定の角度に折り曲げられたヘッド(140)と、ネジまたはドリルチップが差し込まれるチップ挿入口(151)を備えてヘッドの内部に設けられる作用軸(150)と、取っ手の内部の動力装置(110)を該作用軸(150)に伝えるための動力連結装置(160)とを備える。さらには、該作用軸を手動にて回転させるための手動回転装置(180)とを備え、取っ手の内部の動力装置を、脱着式に設けた高速回転動力(a)、及び低速電動力(b)の間で自由に切り替え可能とした。
【0046】
動力装置は、電動によりドリルチップ(2-a)やネジ(2-b)を回転させるための装置であって、モータ及び減速ギアでもって構成するか、減速機とモータとが一体に結合した減速モータ(111)で構成し、減速比によって高速回転動力と低速回転動力に区分され、正逆回転切り替えスイッチ(112)により回転方向を切り替えることができるように構成する。
【0047】
一方、本発明には、取っ手(120)を前方取っ手(121)と後方取っ手(122)とに分割した上で互いに結合されるようにし、後方取っ手(122)部での高速回転動力と低速回転動力とを切り替えることができるようにした構成が含まれる。
【0048】
すなわち、図13には、取っ手(120)を前後方部に分割した上でネジ(123)などの手段によって相互に結合できるように構成し、後方取っ手の内部に動力裝置を設けたものを図示する。後方部に設けられる動力裝置は、高速回転動力(a)と低速回転動力(b)とでもって構成し、必要に応じて交換可能にしたものである。
【0049】
高速回転動力(a)は、図14に示すように、ドリルを使用する際、ドリリングに必要な速度を得るためのものであって、減速モータ軸(111a)を後方取っ手(122)から少し突き出させており、後方取っ手を前方取っ手に結合したときに動力連結裝置軸(161)に連結される。
【0050】
動力連結裝置軸と減速モータ軸の連結部は、凹凸による角形の嵌め合わせ部でもって構成され、後方取っ手と前方取っ手を結合させたときに凹凸の部分が結合されることで動力の連結がなされる。
【0051】
低速回転動力(b)は、ドライバーとして用いるときに結合して使用するものであって、締め付け圧力を一定に維持することができるように、トルク制限裝置(170)を併せて結合するように構成される。
【0052】
トルク制限裝置は、ヘッド(140)部の作用軸(150)から伝達されるネジ締め圧力がある程度以上になると自動的に動力連結が切れるようにする裝置であって、多樣な形態により実施可能である。トルク制限裝置は、ネジを締める圧力が過大になることで引き起こされる骨組織の損傷を防止する作用を行う。
【0053】
図15a,図15bは、トルク制限裝置の実施例を図示したものである。後方取っ手から突き出され動力連結裝置軸(161)に結合されるトルク制限裝置軸(171)と、減速モータに連結される減速モータ軸との間に、別のスライディング軸(172)を設けており、該スライディング軸(172)が、スプリング(173)の弾性反発力を受けるように減速モータ軸(111a)の内部に挿入される。トルク制限裝置軸(171)とスライディング軸との接続部は、円盤形のディスク(171a)(172a)を形成しており、ネジを締める圧力がスプリングの圧力以上に大きくなると、ディスク部にて空回りすることで動力装置の動力が切れるように構成されている。
【0054】
首部(130)は、動力連結裝置の外部ケースであって、動力連結裝置を保護し、ヘッド部の作用軸を取っ手から長く延長できるようにするものである。首部(130)は、円筒形や四角形の断面形をなすように構成され、内部に形成される空間に動力連結裝置が設置される。
【0055】
ヘッド(140)は、首部(130)の端部をなし、内部に動力連結裝置と結合される作用軸(150)が設けられ、首部に対して15〜25°の角度をなすように折り曲げられている。
【0056】
ヘッドに付与される折り曲げの角度は、取っ手の進行方向に対してドリルチップまたはドライバーが、約90°前後の角度をなすようにするためのものである。このように構成することで骨表面の曲面形状に拘わらず、取っ手の接近方向と、ヘッド部の作用方向とを適切に調節して、骨の表面に対して直角に、穿孔したりネジ締めすることができる。
【0057】
ヘッド部は、口腔内の切開部に直接挿入されて活動を行う部分であり、下あご角の側面部位にある切開空間にて自由に活動できるように6〜7mm前後の厚さを有するように制限される。
【0058】
すなわち、下あご角部側面を口腔内の切開により露出させる場合、通常、最大で確保可能な空間は、骨表面から20mm前後の距離であり、穿孔する骨の厚さが8〜9mm程度になることから、通常使用されるドリルチップの長さが10mm前後となっている。また、ヘッド部の厚さが約6〜7mmあってこそ下あご角部側面の切開部にて自由に活動を行うことができるので、ヘッド部の厚さを6〜7mm前後に制限する必要がある。このような要件は、後述するような動力裝置の実施例により充足させることができる。
【0059】
作用軸(150)は、動力裝置からの動力が連結裝置によって伝達されて、ドリルチップやネジを結合した状態で回転することにより、穿孔やネジ締めを行う作用部である。作用軸(150)は、下部に、ドリルチップやネジを挿入することのできるチップ挿入口(151)が形成され、ヘッドの内部にて動力連結裝置に結合される。
【0060】
動力連結裝置(160)は、動力裝置の動力を最終作用部の作用軸(150)に伝達する要素であって、ヘッド及び首部の厚さ寸法を最小化して狹い空間での活動を自由にするためのベルトまたは軸要素を結合したものである。
【0061】
図16aは、ベルト(163)による動力連結裝置の構成例を示すものである。動力連結裝置軸(161)に結合されるギヤ要素(162)の最終回転軸上(162a)にベルトプーリ(162b)を設け、ヘッド部に形成された作用軸(150)にベルトプーリ(162a)設けて、両ベルトプーリをベルトで連結したものである。
【0062】
ギヤ要素(162)は、動力連結裝置軸(161)と、最終回転軸(162a)上に設けられたべベルギヤとからなる。これらが互いに噛み合わされて結合されることにより、動力裝置からの回転力が動力連結裝置軸(161)を回転させ、これに噛み合わされた最終回転軸(162a)を回転させることで、ベルトに連結された作用部の作用軸を回転させることができる。
【0063】
この動力連結裝置は、ヘッドの折り曲げ部に別のベアリング(164)を設けてベルトが該ベアリングに接するようにし、これにより、折り曲げ部でのベルトの折れによる接持力の低下を防止するという構成を含む。
【0064】
図16bは、連結軸(165)による動力連結裝置の構成例を図示したものである。動力連結裝置軸(161)に結合されるギヤ要素(162)の最終回転軸(162a)上にギヤを設け、連結軸(165)の端部に設けたギヤと噛み合うようにし、ヘッド部に形成された作用軸に平ギヤ(162d)を設けて、連結軸の端部に結合されたギヤ要素に噛み合うようにしている。
【0065】
動力連結裝置軸に結合されるギヤ要素は、動力連結裝置軸(161)の端部と、最終回転軸(162a)とがべベルギヤによって噛み合うものである。また、最終回転軸上に形成されるべベルギヤは、連結軸(165)に設けたべベルギヤと噛み合う。このようにして、動力裝置の回転力が連結軸に伝達される。
【0066】
ヘッド部に形成するギヤ要素(162e)は、連結軸(165)の回転力を最終作用部の作用軸に伝達するためのギヤ要素であり、図17に図示するように、連結軸(165)の端部に設けたべベルギヤに噛み合わされて結合するべベルギヤと、一連の平ギヤとからなる。
【0067】
上記連結裝置の構成例は、最終作用部であるヘッドにおける体積を最小化し、取っ手と首部、及び首部とヘッド部の間の傾斜角を補正するためのものである。他の形の動力連結裝置、例えば減速モータ軸に連結軸を直結し、作用部にてべベルギヤと平ギヤ要素とを結合して首部とヘッド部との間の傾斜角を補正する構成でもって実施することもできる。また、チェーン形の連結軸を使用して傾斜角を補正する構成など多樣な形で実施が可能である。
【0068】
手動回転裝置(180)は、ドライバーとして使用する際、ある程度以上の締め圧を動力連結裝置の電動により提供されて、最終仕上げの締め付けや、手動による締め付けの際に用いる装置である。手動回転裝置(180)は、動力連結裝置と接続されるホイール(wheel)形のレバー(181)で構成され、該レバーが必要なときにだけ動力連結裝置と接続されるという構成を有する。
【0069】
図18aは、本発明に適用可能な手動回転裝置の実施例を図示したものである。動力連結裝置を構成する最終回転軸上(162a)に角形の溝(182)を設け、この溝にちょうど合うようにレバーの中心部に角形軸(183)を設けた。レバーを回すと最終回転軸(162a)と共に回転して、作動部の作用軸を回転させる。これにより、作用軸のチップ挿入口に挿入されたネジを手動回転させる。
【0070】
このホイール形レバーは、最終回転軸から容易に分離・結合されるものであり、電動によって回転させようとするときには最終回転軸から分離し、手動操作時にだけ結合状態とする。
【0071】
一方、ホイール形レバーについて、常時取っ手に結合された状態とし、手動操作のときだけ動力連結裝置に接続されるように構成することができる。そのためには、図18bに図示するように、ホイール形レバーを、取っ手の部分でスプリングの弾性反発力を受けるようにして固定する。そして、最終回転軸上の角形の溝(182)に結合されるようにレバー軸(183a)端部に合わせ部(183a)を設け、レバーを押した状態でだけ、合わせ部と、最終回転軸上の角形溝とが噛みあわさるように構成する。
【0072】
このような構成であると、普段は、スプリングの弾力が作用して、レバーと動力連結裝置との接続が切れ、動力裝置によって最終回転軸が回転してもホイール形レバーが回転しない。動力を停止してホイール形レバーを押した状態にて回すと、作動部の作用軸が回転するので、手動でネジを締めたり緩めて外したりすることができる。
【0073】
この手動回転裝置は、トルク制限裝置とともに、ネジが強く締め付けられることによって引き起こされるネジの毀損や骨組織の損傷を防止する作用を行う。
【0074】
図19は、上記の構造によるネジの固定状態を図示するものである。下あご角部(2-c)の側面(2-d)を切開し切開部(2-e)を形成して得られる空間(2-f)にヘッドが位置するように、口腔を通じて挿入する。骨折部の(2-g)の周辺に、ドリルチップを用いて穿孔し金属板(2b)をあてがってネジを固定した状態を示している。
【0075】
上記において、下あご角部の側面切開により得られる空間は、概略20mm前後であり、本発明におけるヘッド部の厚さが7mm以内に制限される。そのため、ネジまたはドリルチップの長さを考慮しても17mm前後であって、空間上での自由な活動が保証される。
【0076】
一方、ヘッド部は、首部または取っ手に対して15〜25°の範囲で折り曲げられた形態であり、穿孔またはネジ締めの際、取っ手の接近方向を少しずつ変えることにより、制限された空間上にて、骨表面とドリルチップやネジの接近方向とをほぼ直角に保つことができる。
【0077】
以上の構成によるドリル及びドライバーは、下あご角部の側面切開を通じて骨折部のネジによる固定を実施するという新しい方式の手術を可能にする手術器具であり、手術の労力と時間を節減することができ、手術後の回復時間を短縮することができるものである。また、動力部だけを交換することにより、ドリルやドライバーとして、混合使用できるるという利点を有する。
【0078】
本発明による金属板固定用のつかみ具については、図21、図22によって説明することができる。弾力を有する薄い金属板をつかみ具の形に加工してなる胴体部(201)と、該胴体部に対して90°前後の角度にねじって広い面が平面になるようにした両方の脚部(202)と、両方の脚部の先端の、つかみ歯(203)部に設けたネジ頭挿入溝(202)と、両方の脚部の端面部に、両側へと貫通するように設けた金属板嵌め込み溝(205)とからなる。
【0079】
胴体部(201)は、つかみ具の先端に弾力を付与するためのものであり、金属板自体の弾力により、胴体部を押したときに両脚部の先端がすぼめられてネジなどを挾んで固定させることができるようにする部分である。脚部と連続した高弾力性の単一の金属板から構成され、脚部に対して90°前後の角度でねじられて広い面が立てられたような形状を有する。
【0080】
脚部(202)は、各胴体部に連続する部分であり、広い面が立てられた状態の胴体部に対して90°の範囲でねじられて設けられ、広い部分が水平に置かれるようになっている。胴体部に作用する力に伴い、脚部の先端部に設けられたつかみ歯(203)がすぼめられたり、または拡げられたりする。
【0081】
両脚部の先端のつかみ歯(203)に設けられたネジ頭挿入溝(204)は、図23a及び図23bに図示するように、両脚部をすぼめた際にネジを挾んで固定する部分であり、通常用いられるネジの頭の半径にほぼ一致する半径を有する。
【0082】
脚部の先端部にあるつかみ歯(203)の端面部に設けられる金属板嵌め込み溝(205)は、骨折の固定のための金属板が挿入される部分であり、ネジが嵌め込まれた金属板である場合、ネジ頭挿入孔にネジの頭部が掛けられ、金属板が内側を貫通する金属板嵌め込み溝に嵌められた状態で、つかみ歯に挟み込まれる。
【0083】
上記したネジ頭挿入溝、及び金属板嵌め込み溝は、つかみ具の歯を構成する部分であって、口腔内部の下あご角部の側面切開により形成される狹い空間において金属板などの固定が容易となり円滑な視野の確保がなされるように構成したものである。そのため、図24に図示するように、各脚部の幅を3mm前後に、厚さを2mm前後とし、金属板が挿入される溝の高さを1mm前後とする。
【0084】
上記構成のつかみ歯の構造であると、ドライバーチップにネジが挿入されない状態のネジ締め付け時に、金属板にネジを嵌め込んだ状態でネジと金属板とを共に固定するのにはたいへん有用である。しかし、ドライバーチップに挿入される形のネジの場合には、金属板を固定するだけで良いので使用が困難である。
【0085】
本発明は、このような問題点を解消するため金属板嵌め込み溝(205)の外側にストッパ(206)を設け、ネジを結合していない状態の金属板も固定できるようにした構成についても提案するものである。すなわち、図25に図示するように金属板の挿入のために、脚部先端のつかみ歯(203)の端面部に設ける金属板嵌め込み溝(205)には、両方の外側の一部を塞ぐ構造のストッパ(206)を設ける。金属板(3-a)だけを固定する際には、金属板の両端がストッパに引っ掛かるように深く挿入されて固定され、金属板にネジ(3-b)を嵌め込んだ場合には、金属板(3-a)がストッパより外側にて嵌め込まれるような具合に金属板の溝に挿入されてネジと共に固定される。
【0086】
一方、本発明は、指先で加える力によらなくても金属板などを一定の力でつまんで固定させるように両方の胴体部に外部締め付け裝置(207)を付加した構成、及び、口腔内への挿入の際、胴体部の操作を容易にするように、脚部の先端の部分を一定の角度で曲折させる構成についても併せて提案するものである。
【0087】
外部締め付け裝置(207)は、つまみ具を押し付ける力を代替するためのものであり、固定したネジ棒(207a)が他方の胴体部を貫通して突き出すようにし、突き出したネジ棒に締め付けナット(207b)を嵌め付けた構成をなす。締め付けナットを締め付けることによってつかみ歯の固定状態を保つのであり、締め付けナットを解除することによって胴体部の復元力が作用してつかみ具の固定が解除する作用を行う。
【0088】
上記の外部締め付け裝置は、施術者が指先で胴体部を押さえ付けて金属板などを固定するときに起こる疲労感を緩和することができ、金属板やネジのセッティング及びネジの固定に専念できるようにすることで、手術時間と労力を短縮させる効果を有するものであって、多樣な形態により実施が可能である。
【0089】
脚部の両方の先端にあるつかみ歯(203)を一定の角度で折り曲げた構成であると、骨折部の金属板に接する骨表面と、つまむ具の取っ手をなす胴体部とが、互いに少し傾斜を有することにより、骨折表面の形態により胴体部を操作し金属板などの位置選定とセッティングを、より容易に達成できるようにする。
【0090】
図26に図示するように、口腔(3-c)を通して挿入されるつまみ具の胴体部と脚部とを一直線の形でする場合(b)、骨表面(3-d)の角度に合うように、つかみ歯部分を骨表面に接触させるとき、つまむ具の胴体部が下唇に接して(図面上p点)、活動に制約を加える部分が発生するが、脚部の先端部を少し折り曲げた形態でもってつかみ具を構成する場合(a)、同一の条件下において、胴体部が口腔に接しないので、より自由に活動することができる。
【0091】
下あご(3-e)の骨表面の形態を考慮するならば、脚部の先端部分の折り曲げ角は約20°前後が最も望ましく、そのような角度のときに最も良好な結果が得られる。
【0092】
図27は、本発明の使用状態を図示したものである。金属板(3-a)とネジ(3-b)を共に挟み込んだ状態で、骨折部(3-f)にドリルで予め開けておいたネジ孔に位置するようにネジと金属板とをセッティングする。この後、この状態を保ちつつ、ドライバー(3g)を用いて一つのネジを少しだけ締め付ければ金属板が骨表面から離脱しないようになる。この状態でつかみ具を解除して、つかみ具の先端部を用いて金属板の一を矯正し、ネジを締め付けることで、金属板のネジ固定が完了する。
【0093】
上記の構成は、金属板などを固定した状態でつまみ具の胴体部と脚部とが90°でねじれていて、脚部は骨表面と平行に接触するので、口腔内部を通しての字やの確保が容易になされる。また、脚部の先端部が、平らな安定した状態で骨表面に接触するので、つかみ具の先端具が占める空間が少なく、ドライバーなどの活動の空間が充分である。そのため、手術に要する時間と労力を顕著に短縮することができる。
【0094】
また、胴体部を締め付ける外部締め付け装置により、金属板等が固定された状態を保つので、手術者の疲労を節減することができ、金属板の正確な固定のために労力を集中することができる。また。下あご角部の骨折の際に、従来施されていた外部切開部を通じての金属板の固定方式から脱皮して、下あご角部の外側への切開により得られる空間を活用して、ドリルやドライバーの口腔挿入による金属板の固定施術に極めて有効に用いることができる。さらには、ネジと金属板とを共に固定することができるだけでなく、金属板だけを固定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による下あご角部牽引器の基本実施例の図。
【図2】本発明による下あご角部牽引器の結合構成図。
【図3】牽引器のフレームをツイスト構造とした本発明の実施形態の図。
【図4】本発明による下あご角部牽引器の内部構造図。
【図5】図5a及び図5bは、活動部材の構成図。
【図6】図6a〜図6cは、チップの実施例の図。
【図7】本発明の動作状態図。
【図8】本発明の動作状態図。
【図9】本発明の動作状態図。
【図10】従来の牽引器の構造図。
【図11】本発明によるドリル及びドライバーの基本構成斜視図。
【図12】本発明によるドリル及びドライバーの側面状態図。
【図13】動力装置部の構成図。
【図14】ドリルとしての使用時の動力装置部の結合状態図。
【図15】図15a及び図15bは、ドライバーとしての使用時の動力装置部の結合状態図。
【図16】図16a及び図16bは、動力連結装置の実施例の図。
【図17】図16bのヘッド部の詳細構造図。
【図18】図18a及び図18bは、手動操作装置の実施例の図。
【図19】本発明の使用状態図。
【図20】従来のドリルまたはドライバーの使用状態図。
【図21】本発明によるつかみ具の構成図。
【図22】本発明によるつかみ具の動作状態を示す平面図。
【図23】図23a及び図23bは、つかみ部のネジ固定状態図。
【図24】つかみ歯部の実施例の図。
【図25】金属板嵌め込み溝にストッパーを設けた構成の使用状態図。
【図26】つかみ歯部分を折り曲げた構造の実施例図。
【図27】本発明のつかみ具の使用状態図。
【図28】本発明による牽引器、ドリル及びドライバー、及び、つかみ具の外形図。

Claims (1)

  1. 取っ手(1)と、
    取っ手(1)から45°前後の角度で折り曲げられた端部に断面が半円形の半環状部(2a)が形成されたフレーム(2)と、
    フレーム折り曲げ部の内部に設けられた溝(2b)に挿入され、外力を受けたときにはチップ(3a)を半環状部(2a)へと出没させて先端のチップ(3a)と半環状部(2a)とが互いに噛み合うようにす活動部材(3)と、
    フレーム(2)に、軸(4a)でもって結合され、前記活動部材(3)に、前記外力を伝えることで稼動力を提供するてこ棒(4)とを含み、
    下あご角部の牽引、固定及び切断を同時に遂行できるようにした手術器具であって、
    チップを結合した活動部材(3)と、活動部材に稼動力を付与するためのてこ棒(4)とを二重に設け、各チップがそれぞれのてこ棒によって動作できるようにしたことを特徴とする、下あご等の顔面骨の骨折手術器具。
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